JP5111424B2 - グリストラップの排液処理方法及び排液処理装置 - Google Patents
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Description
(1)特許文献1、2記載の排液処理装置は、排液処理装置が車両に搭載されているため、建物内に装置を搬入できず、作業可能場所が制約される。その場合は車両に搭載されている排液処理装置からホースを建物内に引き込んで排液処理作業を行わなければならない。然し、ホースを建物内に引き込むのはビルによっては嫌われて引き込みできないことがある。また、引き込んでも、排液処理後はホースが汚れることがあるため、そのホースの回収時に建物内が汚れるとか建物内に異臭が残るといったことがあった。
(2)特許文献1、2記載の排液処理装置は、排液を加熱して油分と水分との分離を促進させる方式であるため、作業可能温度になるまでの準備(ウォームアップ)に時間がかかり、作業性が悪かった。
(3)いずれの場合も、処理後の排液は色が汚いため、排液を下水道に流すと下水が排液の色で変色して汚くなる。
(1)処理液を下水道や浄化槽に排出しても、油脂分を含んだ排液をそのまま排出する場合の様に、油脂分よる環境汚染の問題がない。
(2)処理液によりグリストラップ内の排液が自動的に清浄化され、処理液が下水道内や浄化槽内を流れることにより下水道や浄化槽内の排液中の油脂分も自動的に処理液になり、下水道や浄化槽の汚れも洗浄される。
(3)排液処理中に排液を加熱しないので異臭が発生せず、異臭が建物内に漂うこともない。
(4)グリストラップ内の排液を手軽に、迅速に処理できるので、排液処理費が安く、頻繁に排液処理しても費用負担が大幅増にならず、処理回数を増やしてグリストラップや厨房を衛生的に維持することができる。
(5)排液を処理液にして下水に排出するので環境汚染が低減する。
(6)排液又は処理液をフィルタで濾過、脱色、脱臭などしてから排出する場合は、下水道に流しても下水が汚染、変色することも、異臭が発生すること等の問題もない。
(1)構成簡潔、小型であるため、移動、搬送、操作が容易になり、作業場所が制約されにくく、建物内への搬入も容易であり、建物内が汚れたりもしにくくなる。
(2)汲み上げポンプの駆動だけで自動的に排液の汲み上げ、処理液化が行われるため、排液処理作業が容易になり、迅速処理が可能になる。
(3)吸引した排液を加熱しないため排液処理作業前のウォームアップの必要がなく、作業効率が向上する。また、排液を加熱しないので異臭が発生しにくい。
(4)汲み上げポンプの他に排出ポンプをも装備すれば排液処理能力が向上する。また、排液と処理剤の混合・撹拌が両ポンプで行われるため迅速容易に処理液化することができる。
(5)排液処理装置を移動体に搭載しておけば機動性が良くなり、建物内外での移動が容易であり、高層ビル内、大型建物内等にあるグリストラップの排液処理が可能となる。
(6)汲み上げポンプを昇降自在としたので、汲み上げポンプでの排液の汲み上げによりグリストラップ内の排液の液面が下がっても、グリストラップ内の残りの排液を容易に汲み上げでき、グリストラップの底近くまで排液処理が可能となる。
(7)支持台の昇降操作、昇降機による昇降操作により、グリストラップ内の汲み上げポンプをグリストラップ内の排液量に合せて昇降させることができるので、汲み上げポンプによる排液の汲み上げを容易且つ確実に行うことができる。
本願発明のグリストラップの排液処理方法の第1の実施形態を以下に説明する。この実施形態は処理剤に鹸化剤を使用する場合である。図1に示すように、通常、グリストラップA内には厨房などから排液(通常、塵芥が含まれている)Bが排出され、排液Bに含まれる塵芥はバスケットCで回収され、油脂分を含む排液BがグリストラップA内に滞留する。グリストラップA内は数枚の仕切りDで水速が減速され、油脂分Eが比重で水分(通常、汚泥を含む)Fの上に滞留し、水分FがトラップGを経て徐々に下水道や浄化槽に排出される。グリストラップA内の水分Fの上部に溜まった油脂分Eはグリセリンと脂肪酸が結合したものである。
本願発明のグリストラップの排液処理方法の第2の実施形態を以下に説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この実施形態では図1のグリストラップA内の排液Bに鹸化剤を入れ、その鹸化剤と排液Bの混合液を汲み上げポンプ(図示しない)で汲み上げてその汲み上げポンプ内で攪拌混合して石鹸化液にし、その石鹸化液をそれに含まれる塵芥を回収除去してから又は回収除去せずにフィルタHに通し、そのフィルタHで濾過、脱色、脱臭などしてからグリストラップAの内部又は外部に排出する。塵芥の除去にはバスケットCとかその他の通気性のある穴あき容器等を使用することが出来る。
本願発明のグリストラップの排液処理方法の第3の実施形態を以下に説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この排液処理方法は図2に示す排液処理装置1を使用してグリストラップA内を浄化する方法である。図2に示す排液処理装置1は汲み上げポンプ5、排出ポンプ6、鹸化剤を収容可能な鹸化剤容器7、塵芥除去器9、モータMが一つのケース13内に収容されている。ケース13は底面に車輪15を備えて移動可能である。汲み上げポンプ5はグリストラップA内の排液Bを汲み上げ可能な汲み上げ機能、汲み上げ時に容器内の鹸化剤を吸引可能な吸引機能、汲み上げた排液Bと鹸化剤を攪拌し混合(攪拌混合)可能な攪拌混合機能を備えている。排出ポンプ6は汲み上げポンプ5で攪拌混合された石鹸化液をグリストラップA内に戻すか、グリストラップAの外部の下水道や浄化槽に排出することができる。前記鹸化剤容器7はケース13の外に出してもよく、モータMは汲み上げポンプ5、排出ポンプ6に内蔵しておくこともできる。図2に示す排液処理装置1を使用した排液処理方法を以下に説明する。
(2)モータMの駆動により汲み上げポンプ5及び排出ポンプ6を作動させ、汲み上げポンプ5の作動でグリストラップA内の排液Bを汲み上げホース3を通して吸引する。このとき、前記汲み上げポンプ5の作動で鹸化剤容器7内の鹸化剤が鹸化剤供給路14を通して連結パイプ5a内に供給され、汲み上げホース3で汲み上げた排液Bに合流し、その排液Bと鹸化剤が汲み上げポンプ5の作動(回転)で攪拌混合されて石鹸化液にされ、移送パイプ又はホース(以下、これらを「移送ホース」という)8を通して塵芥除去器9内に排出される。
(3)排出された排液Bは塵芥除去器9の通孔10を通過してトレイ11に流下し、トレイ11の回収孔に連通されているホース12に流下し、塵芥が塵芥除去器9内に残って除去回収される。
(4)石鹸化液はホース12を通って排出ポンプ6及び排出ホース4を経てグリストラップA内に排出されるか、場合によっては他の場所、例えば、下水道に排出される。この場合、排出ポンプ6を通過する際に石鹸化液がさらに攪拌混合されて確実に石鹸化液となる。上記作業を連続して行うことによりグリストラップA内の排液Bが石鹸化液になりグリストラップA内の排液Bが浄化される。前記石鹸化液はフィルタHを通して濾過、脱色、脱臭などしてからグリストラップA内又は外部に排出する。
本願発明の排液処理方法の第4の実施形態について説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この排液処理方法は図3に示す排液処理装置1を使用してグリストラップA内を浄化する方法であり、その詳細を以下に説明する。
(1)図3のようにグリストラップA内に三脚などの支持台24を配置し、その上に汲み上げポンプ20を収容したケース21を設置する。このとき、汲み上げホース3の端部(吸引口)22をグリストラップA内の排液Bに差込み、排出ホース4の端部(排出口)23を籠状の塵芥除去器9内に差込み、鹸化剤を収容した鹸化剤容器7はグリストラップAの外に設置する。支持台24は高さが固定であっても良いが高さ調節可能として汲み上げポンプ20の高さを排液Bの高さに応じて調節できるようにすることも出来る。
(2)モータMにより汲み上げポンプ20を作動させて汲み上げホース3からグリストラップA内の排液Bを吸引する。モータMは汲み上げポンプ20に内蔵しておくこともできる。
(3)汲み上げポンプ20の作動により鹸化剤容器7から鹸化剤を吸引して汲み上げホース3内の排液Bと混合させ、両者を汲み上げポンプ20内で攪拌混合して石鹸化液にする。
(4)石鹸化液は汲み上げポンプ20を通過して排出ホース4へ送り出される。
(5)排出ホース4を通った石鹸化液は塵芥除去器9内に排出される。塵芥除去器9内の石鹸化液は塵芥除去器9の通孔10を通過してグリストラップA内に流下し、石鹸化液中の塵芥や汚泥は塵芥除去器9内に残って除去回収される。
(6)上記(2)〜(5)の作業を連続して行なうことにより、グリストラップA内の排液Bが石鹸化液となり、グリストラップA内の排液Bが浄化される。前記石鹸化液はフィルタHを通して濾過、脱色、脱臭などしてからグリストラップA内又は外部に排出する。
本願発明のグリストラップの排液処理方法の実施形態について、図4に示す排液処理装置を使用する場合を例として以下に説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。図4の排液処理装置1はハンドル16と車輪15の付いたケース13内に汲み上げポンプ5、排出ポンプ6、処理タンク30、モータM、鹸化剤を収容可能な鹸化剤容器7が収容されている。モータMは汲み上げポンプ5及び排出ポンプ6に内蔵しておくこともできる。鹸化剤容器7はケース13の外側に配置しておくこともできる。
(1)前記排液処理装置1の夫々から突出している汲み上げポンプ5及び排出ポンプ6に連結させた汲み上げホース3及び排出ホース4をグリストラップA内の排液Bに差込む。
(2)モータMの回転により汲み上げポンプ5を作動させて汲み上げホース3からグリストラップA内の排液Bを汲み上げる。
(3)汲み上げられた排液Bは汲み上げポンプ5を通過して移送ホース8内を移送されて処理タンク30内に送り込まれて貯められる。同時に、鹸化剤容器7内の鹸化剤が鹸化剤供給路14を通って処理タンク30内の籠状の塵芥除去器9内に送り込まれる。
(4)塵芥除去器9内の攪拌装置31によって排液Bと鹸化剤が混合・攪拌され、排液Bが石鹸化液にされ、塵芥や汚泥が塵芥除去器9内に残り、石鹸化液が塵芥除去器9の外(処理タンク30内)に流出する。
(5)処理タンク30内の石鹸化液はホース12内を通って排出ポンプ6に送られ、排出ポンプ6によってグリストラップA内に戻される。石鹸化液はグリストラップA内に戻すのではなく、下水道に排出することもできる。この場合も石鹸化液はフィルタHで濾過、脱色、脱臭等されてからグリストラップA内又は外部に排出される。
上記排液処理を連続して行なうことによりグリストラップA内の排液Bが石鹸化液になる。グリストラップA内の排液BはグリストラップA内に戻された石鹸化液によっても浄化される。
本願発明のグリストラップの排液処理方法の実施形態6を以下に説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この排液処理方法は図5に示す排液処理装置1を使用して排液を浄化する方法である。この排液処理装置1はケース50内に汲み上げポンプが内蔵され、鹸化液を収容可能な鹸化剤容器7と塵芥除去器56はケース50の外に設けられている。これら排液処理装置1を使用した排液処理は次のようにして行なわれる。
(1)グリストラップAの周縁に1本又は2本以上の棒状、パイプ状の係止材60を渡し、それにケース50と塵芥除去器56を吊り下げてケース50の側面の開口部51をグリストラップA内の排液Bの油脂層(排液Bの油脂分Eの層)内に浸しておく。この場合、ケース50を昇降機61で吊り下げて、昇降機61を操作することによりケース50をグリストラップA内の排液Bの液面高に対応させて昇降させることができるようにしておくのがよい。
(2)汲み上げポンプの作動でケース50の側面の開口部51からグリストラップA内の排液Bを汲み上げ、同時に鹸化剤容器7から鹸化剤を吸引し、汲み上げポンプで排液Bと鹸化剤を攪拌混合させて石鹸化液にする。
(3)石鹸化液は汲み上げポンプの出口側の排出ホース55から塵芥除去器56内に排出され、塵芥除去器56の通孔10を通過してグリストラップA内に戻され、石鹸化液中の塵芥や汚泥は塵芥除去器56内に回収される。この石鹸化液によりグリストラップA内が洗浄される。塵芥除去器56内を通過した石鹸化液は下水道に直接排出することも出来る。前記石鹸化液はフィルタHで濾過、脱色、脱臭等してから排出する。
本願発明で使用する鹸化剤はグリストラップA内の排液B、特に排液B中の油脂分Eを石鹸液状にする(石鹸化液にする)ことができるものであり、液状、ゲル状、粉状、その他の形状のものが使用される。具体的には、例えば、出願人の商品(商品名「クリンエコフロー」)等を用いることができる。クリンエコフローの含有成分の一例は、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、ヤシ脂肪酸ジェタノールアミド、無機質類数種・精製水・他である。本願発明では排液Bを改質可能であって環境に優しいものであれば、鹸化剤の他に界面活性剤、消臭剤、中和剤、それら二以上の混合剤等を使用することもできる。
本願発明のグリストラップの排液処理装置の一例を図2に基づいて説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。図2に示す排液処理装置1は、一つのケース13内に汲み上げポンプ5と、汲み上げポンプ5で吸引される排液Bに供給する鹸化剤を収容する鹸化剤容器7と、鹸化剤を汲み上げポンプ5の入口側に供給する鹸化剤供給路14と、汲み上げポンプ5の回転で攪拌混合されて得られた石鹸化液内の塵芥や汚泥を分離除去する塵芥除去器9と、塵芥及び汚泥が分離除去(回収)された石鹸化液をグリストラップAに戻す排出ポンプ6を備える。
本願発明の排液処理装置の実施形態の他の一例を図3に基づいて説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この排液処理装置1は、図3に示すように、グリストラップAの排液B内に汲み上げポンプ20を沈めて使用するタイプの装置であって、ケース21内に汲み上げポンプ20を備え、そのポンプ20に備えられた汲み上げホース3を通してグリストラップA内の排液Bを吸引し、汲み上げポンプ20を通過させて石鹸液化してから出口側の排出ホース4から排出できるようにしてある。前記汲み上げホース3の途中には鹸化剤容器7及び鹸化剤供給路14が連結されており、排出ホース4の排出口は塵芥除去器9内にセットされており、排出ホース4から排出される排液Bと石鹸化液とが混合された石鹸化液を塵芥除去器9に排出することにより塵芥及び汚泥が分離除去されるようにしてある。
本願発明の排液処理装置の実施形態の他の一例を図4に基づいて説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この排液処理装置1は、図4に示すように、ケース13内に図2と同様の汲み上げポンプ5、排出ポンプ6、鹸化剤容器7を備える点で前記実施形態1記載のものと共通するが、ケース13内に、汲み上げポンプ5で吸引した排液Bを貯め、更に鹸化剤を加えて攪拌して排液Bを石鹸液化させる処理タンク30を備える点で実施形態1記載の排液処理装置とは異なる。
本願発明の排液処理装置の実施形態の他の一例を図5に基づいて説明する。この実施形態も処理剤に鹸化剤を使用する場合である。この排液処理装置1は、図5に示すように、ケース50内に汲み上げポンプ(図示しない)が収容され、その汲み上げポンプを作動させてグリストラップA内の排液Bを汲み上げ、汲み上げた排液Bをポンプ内に通過させて石鹸液化し、出口側の排出ホース55から排出できるようにしてある。排出ホース55の排出口は塵芥除去器56内にセットされており、排出ホース55から排出される排液Bと石鹸化液とが混合された石鹸化液を塵芥除去器56に排出することにより塵芥及び汚泥が分離除去されるようにしてあることにおいて前記排液処理装置1の実施形態2と共通するが、ケース50が吊り具58で吊り下げられていること、鹸化剤容器7及び鹸化剤供給路14が汲み上げポンプに連結されていること、及びケース50側面にグリストラップAの排液Bを取り込むための開口部51が設けられ、その開口部51から取り込まれた排液Bを汲み上げポンプで吸い上げ可能としている点で実施形態2の排液処理装置1とは異なる。
前記支持材60の本数は任意に選択することができる。例えば、二本以上の支持材60を設置した場合、排液処理装置1を安定して吊り下げておくことができる。
前述した吊り具58は排液処理装置1の実施形態1及び2に記載した排液処理装置1に取付けて使用することもできる。
3 汲み上げホース
4 排出ホース
5 汲み上げポンプ
5a (汲み上げポンプの)連結パイプ
6 排出ポンプ
6a (排出ポンプの)連結パイプ
7 処理剤容器
8 移送ホース
9 塵芥除去器
10 通孔
11 トレイ
12 ホース
13 ケース
14 処理剤供給路
15 車輪
16 ハンドル
17 開閉弁
20 汲み上げポンプ
21 ケース
22 吸引口
23 排出口
24 支持台
30 処理タンク
31 攪拌装置
32 回転軸
33 羽根
50 ケース
51 開口部
53 貯蓄スペース
55 排出ホース
56 塵芥除去器
58 吊り具
60 支持材
61 昇降機
A グリストラップ
B 排液
C バスケット
D 仕切り
E 油脂分
F 水分
G トラップ
H フィルタ
M モータ
Claims (7)
- 厨房から排出されて、厨房内又は厨房の外に設置されている汎用のグリストラップ内に溜められている、水分及び油脂分を含む排液を石鹸化液にする排液処理方法において、
汲み上げポンプの入口側の汲み上げホースをグリストラップ内の排液内に入れる工程と、
前記グリストラップ内の排液を、油脂分を分離することなく水分と油脂分を共に、前記汲み上げポンプの回転により前記汲み上げホースを通して汲み上げポンプの入口側から当該ポンプ内に汲み上げる工程と、
前記水分と油脂分を共に汲み上げながら、当該汲み上げポンプの入口側に接続された鹸化剤容器内の液状鹸化剤を当該汲み上げポンプの入口側に吸引して前記汲み上げられた排液と前記入口側で合流させ、合流した排液と液状鹸化剤を、前記汲み上げ及び吸引をしながら、前記ポンプの回転により当該汲み上げポンプ内で強制的に攪拌混合して、その攪拌混合により前記排液を石鹸化液にする工程と、
前記石鹸化液を前記汲み上げポンプの回転により、当該汲み上げポンプの出口側の排出ホースを通してグリストラップ内に戻すか又は下水道や浄化槽といったグリストラップの外に排出させる工程と、
を備えたことを特徴とするグリストラップの排液処理方法。 - 請求項1記載のグリストラップの排液処理方法において、
鹸化剤容器から処理剤供給路を通して吸引した液状鹸化剤を、汲み上げポンプの入口側に連結された汲み上げホース内に吸引して、当該液状鹸化剤と汲み上げホースで汲み上げた排液を当該汲み上げホース内で合流させることを特徴とするグリストラップの排液処理方法。 - 厨房から排出されて、厨房内又は厨房の外に設置されている汎用のグリストラップ内に溜められている、水分及び油脂分を含む排液を、液状鹸化剤で石鹸化液にする排液処理装置において、
汲み上げポンプと、処理剤容器と、汲み上げポンプの入口側に連結される汲み上げホースと、汲み上げポンプの出口側に連結される排出ホースを備え、
汲み上げポンプの入口側に前記汲み上げホースが、出口側に前記排出ホースが連結され、
処理剤容器は、排液を石鹸化液にすることのできる液状鹸化剤を収容でき、前汲み上げポンプの入口側に処理剤供給路で連結され、
汲み上げポンプは、その回転により、油脂分が分離されることなく水分と油脂分が含まれているグリストラップ内の排液(水分及び油脂分)を、前記汲み上げホースを通して汲み上げポンプの入口側から当該汲み上げポンプ内に汲み上げることができ、その汲み上げ中に、前記汲み上げポンプの回転により、処理剤容器内の液状鹸化剤を汲み上げポンプの入口側に吸引して、前記排液と液状鹸化剤を前記入口側で合流させ、合流させた排液と液状鹸化剤を、前記排液の汲み上げと液状鹸化剤の吸引をしながら当該汲み上げポンプ内で攪拌混合させて石鹸化液にすることができ、その石鹸化液を前記吸引、攪拌混合時の回転により、汲み上げポンプの出口側に連結された排出ホースを通して、前記グリストラップ内に戻すか又は下水道や浄化槽といったグリストラップの外に排出できる、
ことを特徴とするグリストラップの排液処理装置。 - 請求項3記載のグリストラップの排液処理装置において、
少なくとも汲み上げポンプがケース内に収容された、
ことを特徴とするグリストラップの排液処理装置。 - 請求項3又は請求項4記載のグリストラップの排液処理装置において、
汲み上げホース、排出ホース、処理剤供給路のいずれか一以上に電磁バルブを設け、それら電磁バルブが必要に応じて開閉可能である、
ことを特徴とするグリストラップの排液処理装置。 - 請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載のグリストラップの排液処理装置において、
汲み上げポンプがタイマにより自動的に作動、停止される、
ことを特徴とするグリストラップの排液処理装置。 - 請求項3乃至請求項6のいずれか1項に記載のグリストラップの排液処理装置において、
排液をグリストラップから汲み上げてから石鹸化液にしてグリストラップの内部又はグリストラップの外部に排出するまでの排液処理経路のいずれか一又は二以上の箇所に、排液又は石鹸化液を濾過、脱色、脱臭するフィルタを備えた、
ことを特徴とするグリストラップの排液処理装置。
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