JP5111829B2 - ガス分離膜を用いたガス製造方法およびガス製造装置 - Google Patents
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Description
前記原料ガスの一部をバイパスガスとして前記透過ガスに添加するとともに、
原料ガスあるいは製品ガスの最大流量の稼動条件を基準にした減量運転時の制御を行い、原料ガスの流量あるいは製品ガスの流量の減量に伴い、該バイパスガスの流量Fbを、下記(a)または(b)のいずれかの方法によって制御して、易透過性ガスの所望の純度の製品ガスを作製するとともに、易透過性ガスについて所望の回収率を確保することを特徴とする。
(a)前記バイパスガスの流量Fbを、前記原料ガスの流量Foに対し、下式1によって演算された値で制御する。
Fb=a1×Fo+b1・・(式1)
(b)前記バイパスガスの流量Fbを、前記製品ガスの流量F4に対し、下式2によって演算された値で制御する。
Fb=a2×F4+b2・・(式2)
前記計測手段の計測値によって、前記流量調整手段または/および前記圧力調整手段を制御し、原料ガスあるいは製品ガスの最大流量の稼動条件を基準にした減量運転時の制御を行い、原料ガスの流量あるいは製品ガスの流量の減量に伴い、該バイパスガスの流量Fbを、下記(a)または(b)のいずれかの方法によって制御して、製品ガス中の易透過性ガスの純度および易透過性ガスについての回収率を所望の範囲内に制御操作を行う機能を有することを特徴とする。
(a)前記バイパスガスの流量Fbを、前記原料ガスの流量Foに対し、下式1によって演算された値で制御するとともに、a1,b1を、前記製品ガス中の所望の易透過性ガスの濃度計測値を指標として、微調整する。
Fb=a1×Fo+b1・・(式1)
(b)前記バイパスガスの流量Fbを、前記製品ガスの流量F4に対し、下式2によって演算された値で制御するとともに、a2,b2を、前記製品ガス中の所望の易透過性ガスの濃度計測値を指標として、微調整する。
Fb=a2×F4+b2・・(式2)
具体的には、
(1)まず後述する図7に示すような基本構成において、原料ガスの最大流量に対して易透過性ガスの所望の回収率を得るべく膜の面積(モジュール数)を選択し、透過ガスの純度が所望の値より高くなる稼動条件を設定した場合であって、かつ、この条件において、基本構成にバイパス流路等本発明に係る諸機能を付加し、原料ガスの一部をバイパス流路に割振った場合には、ガス分離膜へ供給される原料ガスの流量が少なくなり、この流量に比例してモジュール数を減少させることが可能である。このとき、ガス分離膜を透過する透過ガスの純度およびガス分離膜自体の回収率は、不変に保つことができる。従って、バイパスガスの流量を適切に調整すれば、製品ガスの純度を所望の値以上に保つことができる。
(2)一方、バイパスガスは全て易透過性ガスを主成分とする製品ガスに回収されるので、バイパス流路を含めた系全体での総合回収率は所望値以上になる。結局、モジュール数をさらに減少させた状態で、製品ガスの純度と回収率を所望の値以上に保つことが可能である。つまり、バイパスを使用しない場合に比較し、少ないモジュール数で製品ガスの純度と回収率を所望の値以上に保つことが可能である。
(3)また、別途原料ガス流路に昇圧手段を配設しバイパス流路をこの手前から分岐する場合、バイパスガスの流量分の圧縮動力の低減を図るというメリットを得ることができる。
(4)さらに、ガス分離膜の稼動条件とバイパスガスの流量との関係について実証し、製品ガスの純度と回収率に対する制御方法を検討したところ、後述するようないくつかのパターンの制御方法を適用し両者の相関関係を維持しながら制御操作を行うことによって、上記のような課題を解決することができた。
Fb=a1×Fo+b1・・(式1)
Fb=a2×F4+b2・・(式2)
P1=a3×Fo+b3・・(式3)
P1=a4×F4+b4・・(式4)
F3=a5×Fo+b5・・(式5)
F3=a6×F4+b6・・(式6)
本発明においては、ガス製造プロセスにおける計測制御の実現方法が重要となるので、まず、その具体的な計測制御方法について図1〜6を参照しつつ説明する。むろん実際の計測制御方法は、図示されたものに限定されるものでなく多くの他の変形が可能であること、また、上流あるいは下流のプロセスの状況に応じて追加の計測制御手段が必要となることはいうまでもない。
図1は、本発明に係るガス製造プロセスの基本的な構成例(第1構成例)を示す。構成要素として、ガス分離膜S、原料ガス流路1、透過ガス流路2、残留ガス流路3、バイパス流路B、製品ガス流路4、および各流路に設けられた計測制御手段がある。本構成においては、これらの計測制御手段によって、以下のような計測制御機能を有している。
(1)残留ガス流路3に取り付けられた、圧力発信器PT1(圧力計測手段に相当)、圧力調整弁PCV1および圧力調節計PC1(合せて圧力調整手段に相当)は、ガス分離膜Sの1次圧力P1を実質的に略一定に保つために利用される。圧力発信器PT1の計測値をもとに圧力調節計PC1により設定値との比較がなされ、その制御出力により圧力調整弁PCV1の開度が調整され、その結果1次圧力P1が実質的に略一定に保たれる。
(2)バイパス流路Bに設置された流量発信器FTb(流量計測手段に相当)の計測値Fb(バイパスガスの流量Fbに相当)をもとに流量調節計FCbにより設定値との比較がなされる。流量調節計FCbの制御出力により流量調整弁FCVb(流量調節計FCbと合わせて流量調整手段に相当)の開度が調整され、その結果バイパスガスの流量Fbが実質的に略流量調節計FCbの設定値に調整される。
(3)製品ガス流路4に設置された濃度発信器AT4(濃度計測手段に相当)の計測値C4(製品ガスの純度C4に相当)を基に、濃度調節計AC4により設定値との比較がなされる。濃度調節計AC4の制御出力は上記流量調節計FCbに入力され、カスケード制御にてバイパス流路の原料ガス流量Fbが調整され、その結果製品ガスの純度C4が実質的に略濃度調節計AC4の設定値に制御される。
(4)ガス製造プロセスの性能確認用に、原料ガスの流量発信器FToおよび指示計FIo、製品ガスの流量発信器FT4および指示計FI4、原料ガスの分析ポートAP1(ガスクロ分析計などによるバッチ分析に利用する)が含まれている。原料ガス組成や回収率の確認用に供せられる。
(5)なお、本方法1において、ガス分離膜Sの1次圧力P1の制御を、残留ガス流路3に設けられた圧力調整手段によるとしているが、圧力調整手段を原料ガス流路1に配設する構成あるいは別途バイパス流路を追加してそこに配設する構成等、これに限定されるものではないことはいうまでもない。
図2は、上記〔計測制御方法1〕に例示した製造プロセスに、式1演算器CU1およびデータメモリM1を加えた構成例を示している(第2構成例)。バイパスガスの流量Fbを、原料ガスの流量Foによって制御する機能を有している。製品ガス流路4には、第1構成例に示した濃度発信器AT4および濃度調節計AC4に代え、分析ポートAP2が設けられている。〔計測制御方法1〕と共通の部分の説明は省略する。
(1)原料ガスの流量発信器FToの計測値FoとデータメモリM1に格納された係数a1、b1の値を基に、式1演算器CU1でバイパスガスの流量Fbの値が演算され、その値を基にバイパスガスの流量調節計FCbの設定値が修正され、結果的にバイパスガスの流量Fbが式1を満たすよう制御される。
Fb=a1×Fo+b1・・(式1)
(2)係数a1、b1の値は、製品ガス流路4の製品ガスの分析ポートAP2でのバッチ分析の濃度計測値を指標として、必要に応じて書換え手段(図示せず)によって適宜変更される。
(3)なお、本方法において、原料ガスの流量Foを基準した制御について述べたが、バイパスガスの流量Fbを含まないガス分離膜Sへの原料供給ガスの流量F1を基準にすることも可能である。
図3は、第2構成例に示した式1演算器CU1およびデータメモリM1に代え、式2演算器CU2およびデータメモリM2が設けられている(第3構成例)。バイパスガスの流量Fbを、原料ガス流量Foに代え、製品ガス流量F4によって制御する機能を有している。〔計測制御方法1〕および〔計測制御方法2〕と共通の部分の説明は省略する。
(1)製品ガスの流量発信器FT4の計測値F4(製品ガスの流量F4に相当)とデータメモリM4に格納された係数a2,b2の値を基に、式2演算器CU2でバイパスガスの流量Fbの値が演算され、その値を基にバイパスガスの流量調節計FCbの設定値が修正され、結果的にバイパスガスの流量Fbが式2を満たすよう制御される。
Fb=a2×F4+b2・・(式2)
(2)係数a2、b2の値は、製品ガス流路4の製品ガスの分析ポートAP2でのバッチ分析の濃度計測値を指標として、書換え手段(図示せず)によって必要に応じて適宜変更される。
(3)なお、本方法において、製品ガスの流量F4を基準した制御について述べたが、バイパスガスの流量Fbを含まない透過ガスの流量F2を基準にすることも可能である。
図4は、第2構成例に示したガス製造プロセスに、式3演算器CU3およびデータメモリM3を加えた構成例を示している(第4構成例)。〔計測制御方法2〕に例示した制御機能に加え、ガス分離膜Sの1次圧力P1の制御機能を組合せた機能を有している。〔計測制御方法1〕および〔計測制御方法2〕と共通の部分の説明は省略する。
(1)原料ガスの流量発信器FToの計測値FoとデータメモリM3に格納された係数a3、b3の値を基に式3演算器CU3で1次圧力P1の値が演算され、その値を基に圧力調節計PC1の設定値が修正され、結果的にガス分離膜Sの1次圧力P1が式3を満たすよう制御される。
P1=a3×Fo+b3・・(式3)
(2)〔計測制御方法2〕の式1によるバイパスガスの流量Fbの調整と組合せて製品ガスの純度C4と回収率の制御がなされる。
(3)係数a3、b3の値は、回収率を指標として、必要に応じて書換え手段(図示せず)によって適宜変更される。
(4)なお、本方法の式3において、原料ガスの流量Foを基準した制御について述べたが、〔計測制御方法2〕同様原料供給ガスの流量F1を基準にすることも可能である。
図面は省略するが、〔計測制御方法3〕に例示した制御機能に加え、ガス分離膜Sの1次圧力P1の制御機能を組合せた機能を有する計測制御方法の適用も可能である。〔計測制御方法1〕および〔計測制御方法3〕と共通の部分の説明は省略する。
(1)製品ガスの流量発信器FT4の計測値F4とデータメモリM4に格納された係数a4、b4の値を基に式4演算器CU4で1次圧力P1の値が演算され、その値を基に圧力調節計PC1の設定値が修正され、結果的にガス分離膜Sの1次圧力P1が式4を満たすよう制御される。
P1=a4×F4+b4・・(式4)
(2)〔計測制御方法3〕の式2によるバイパスガスの流量Fbの調整と組合せて製品ガスの純度C4と回収率の制御がなされる。
(3)係数a4、b4の値は、回収率を指標として、必要に応じて書換え手段(図示せず)によって適宜変更される。
(4)なお、本方法の式4において、製品ガスの流量F4を基準した制御について述べたが、〔計測制御方法3〕同様透過ガスの流量F2を基準にすることも可能である。
図5は、第4構成例に示したガス製造プロセスにおいて、残留ガスの圧力調整手段に代え残留ガスの流量調整手段を設置した構成例を示している(第6構成例)。〔計測制御方法4〕との相違点を中心に説明する。
(1)原料ガスの流量発信器FToの計測値FoとデータメモリM5に格納された係数a5,b5の値を基に、式5演算器CU5で残留ガスの流量F3の値が演算され、その値を基に流量調節計FC3の設定値が修正され、結果的にガス分離膜Sの残留ガスの流量F3が下式5を満たすよう制御される。
F3=a5×Fo+b5・・(式5)
(2)〔計測制御方法2〕の式1によるバイパスガスの流量Fbの調整と組合せて製品ガスの純度C4と回収率の制御がなされる。
(3)係数a5,b5の値は、回収率を指標として、必要に応じて書換え手段(図示せず)によって適宜変更される。
(4)なお、本方法の式5において、原料ガスの流量Foを基準した制御について述べたが、〔計測制御方法2〕同様原料供給ガスの流量F1を基準にすることも可能である。
図および詳細な説明は省略するが、第3構成例に示したガス製造プロセスの変形として、残留ガスの流量調整手段の設定値(残留ガスの流量F3に相当)を製品流量F4に応じて下式6により演算する構成例を示している(第7構成例)。
F3=a6×F4+b6・・(式6)
同様に、以下のような計測制御方法も可能である。
(1)〔計測制御方法1〕に例示した制御機能に加え、〔計測制御方法4〕あるいは〔計測制御方法5〕に例示した原料ガスの流量Foあるいは製品ガスの流量F4を基に、式3あるいは式4による1次圧力P1の制御機能を組合せた機能を有する計測制御方法。
(2)〔計測制御方法1〕に例示した制御機能に加え、〔計測制御方法6〕あるいは〔計測制御方法7〕に例示した原料ガスの流量Foあるいは製品ガスの流量F4を基に、式5あるいは式6による残留ガス流量F3の制御機能を組合せた機能を有する計測制御方法。
(3)上記計測制御方法1〜7および上記(1)と(2)において、原料ガス流路1に昇圧手段を配設し、該昇圧手段の容量制御手段を併用する計測制御方法。具体的なガス製造プロセスとして、第2構成例において昇圧手段5を配設し、例えば、その吸入圧が一定となるようその容量手段を制御した場合を図6に例示する(第8構成例)。原料ガスの流量Foの変動に伴うバイパスガスの流量Fbおよびガス分離膜Sへ供給される原料ガスの供給条件の変動に対し、この変動に伴う影響を補完しガス分離膜Sを最適使用条件で機能させることを可能にする。と同時に、バイパスガスの流量Fbの制御における圧縮動力の低減を図ることができるというメリットを得ることができる。
次に、上記の計測制御方法を用いた水素ガス製造プロセスを設定し、各計測制御方法における透過ガスの純度や回収率の数値解析を行った結果を以下に示す。
(1−1)原料ガスの組成を表1に例示する。
(1−3)原料ガスの1次圧力の初期設定値は40bar(abs)とし、定格時の原料ガスの流量あるいは製品ガスの流量は10,000Nm3/hとした。なお、以下の表2〜6においては、最大値を100%と表示し、以下減量に対応した数値(%)によって表示した。従って、モジュール数の絶対値は問題にする必要がない。
(1−4)定格時の透過ガスの圧力は、15bar(abs)とした。なお、製品水素ガスの純度は97mol%以上とし、水素の回収率は94%以上を基準と捉えた。
〔実施例1〕
本ガス製造プロセスにおいて、図1に示した上記〔計測制御方法1〕に基づき、製品ガスの濃度計測手段の計測値によりバイパスガスの流量を制御し、原料ガスの流量を減量する方法を適用した。その結果、表2に示すように、約50%までの減量条件で透過ガスの純度に対する高い安定性と高い回収率を確保することができた。一方、バイパスを用いないガス製造プロセスにおいて、原料ガスの最大流量に対して同じ回収率94%を得るためには約1.31倍のモジュール数が必要であることが分かった。なお、下表2において、原料ガスの流量およびバイパスガスの流量は、原料ガスの最大流量との比率で示す。
本ガス製造プロセスにおいて、図2に示した上記〔制御方法2〕に基づき、バイパスガスの流量を、原料ガスの流量の一次関数で制御し、原料ガスの流量を減量する方法を適用した。具体的には、原料ガスの流量を10%減量する毎に、バイパスガスの流量を1.765%減少させた。その結果、表3に示すように、約50%までの減量条件で、透過ガスの純度に対する高い安定性と高い回収率を確保することができた。一方、バイパスを用いないガス製造プロセスにおいて、原料ガスの最大流量に対して同じ回収率94%を得るためには約1.31倍のモジュール数が必要であることが分かった。なお、下表3において、原料ガスの流量およびバイパスガスの流量は、原料ガスの最大流量との比率で示す。
本ガス製造プロセスにおいて、図3に示した上記〔制御方法3〕に基づき、バイパスガスの流量を、製品ガスの流量の一次関数で制御し、製品ガスの流量を減量する方法を適用した。具体的には、製品ガスの流量を10%減量する毎に、バイパスガスの流量を2.197%減少させた。その結果、表4に示すように、約50%までの減量条件で、透過ガスの純度に対する高い安定性と高い回収率を確保することができた。なお、下表4において、製品ガスの流量およびバイパスガスの流量は、製品ガスの最大流量との比率で示す。
本ガス製造プロセスにおいて、図4に示した上記〔制御方法4〕に基づき、原料ガスの1次圧力(残留ガスの圧力)を原料ガスの流量の一次関数で制御するとともに、バイパスガスの流量を原料ガス流量の一次関数で制御し、原料ガスの流量を減量する方法を適用した。具体的には、原料ガスの流量を10%減量する毎に1次圧力を0.64bar減少させるとともに、原料ガスの流量を10%減量する毎にバイパスガスの流量を1.6%減少させた。その結果、表5に示すように、透過ガスの純度に対する高い安定性と高い回収率を確保することができた。また、〔実施例2〕と比較して、より広い減量率(約50%から約35%)まで制御が可能であることが判った。これは原料ガスの流量の減量に伴い残留ガスの圧力を下げることにより、回収率の余裕を減らす代わりに、透過ガスの純度低下の低減を行った結果である。なお、下表5において、原料ガスの流量およびバイパスガスの流量は、原料ガスの最大流量との比率で示す。
上記の結果に示すように、本装置における〔計測制御方法1〕〜〔計測制御方法4〕のいずれについても、透過ガスの純度に対する高い安定性と高い回収率を安定的に保することができた。
本発明に係るガス製造装置は、以下の構成要素を含めて構成され、上記の計測制御方法が適用されることによって、原料ガスの流量が減少した場合もモジュール数を変更することなく、簡便な手法で所望の製品ガスの純度と回収率の安定性を確保することができる。
2 透過ガス流路
3 残留ガス流路
4 製品ガス流路
5 昇圧手段
AC4 濃度調節計
AP1,AP2 分析ポート
AT4 濃度発信器(濃度計測手段)
B バイパス流路
CU1 式1演算器
CU2 式2演算器
CU3 式3演算器
CU5 式5演算器
FCb,FC3 流量調整計(流量調整弁と合せて流量調整手段)
FCVb,FCV3 流量調整弁
FIo,FI4 指示計
FTo,FTb,FT3,FT4 流量発信器(流量計測手段)
M1,M2,M3,M5 データメモリ
P1 1次圧力
PC1 圧力調整計(圧力調整弁と合せて圧力調整手段)
PCV1 圧力調整弁
PT1 圧力発信器(圧力計測手段)
S ガス分離膜
Claims (4)
- 選択的透過性を有するガス分離膜に対して透過性の異なる複数の成分ガスを含むガス混合物を原料ガスとして供給し、該ガス分離膜によって透過ガスと残留ガスに分離し、易透過性ガスに富んだ透過ガスあるいは該透過ガスと難透過性ガスに富んだ残留ガスを製品ガスとして製造する方法であって、
前記原料ガスの一部をバイパスガスとして前記透過ガスに添加するとともに、
原料ガスあるいは製品ガスの最大流量の稼動条件を基準にした減量運転時の制御を行い、原料ガスの流量あるいは製品ガスの流量の減量に伴い、該バイパスガスの流量Fbを、下記(a)または(b)のいずれかの方法によって制御して、易透過性ガスの所望の純度の製品ガスを作製するとともに、易透過性ガスについて所望の回収率を確保することを特徴とするガス分離膜を用いたガス製造方法。
(a)前記バイパスガスの流量Fbを、前記原料ガスの流量Foに対し、下式1によって演算された値で制御する。
Fb=a1×Fo+b1・・(式1)
(b)前記バイパスガスの流量Fbを、前記製品ガスの流量F4に対し、下式2によって演算された値で制御する。
Fb=a2×F4+b2・・(式2) - 前記式1中のa1,b1を、あるいは式2中のa2,b2を、前記製品ガス中の所望の易透過性ガスの濃度計測値を指標として、微調整し、製品ガスの純度が規定値以上となるようにバイパスガスの流量を制御することを特徴とする請求項1記載のガス分離膜を用いたガス製造方法。
- 前記ガス分離膜に対して、その1次圧力あるいは1次圧力と連動するプロセス値を、前記原料ガスの流量あるいは前記製品ガスの流量の関数として制御するとともに、該関数の係数を、製品ガス中の易透過性ガスの濃度計測値および/あるいは回収率を指標として、微調整することを特徴とする請求項1または2記載のガス分離膜を用いたガス製造方法。
- 選択的透過性を有するガス分離膜、該ガス分離膜に対して透過性の異なる複数の成分ガスを含むガス混合物を供給する原料ガス流路、前記ガス分離膜を透過する透過ガスを取り出す透過ガス流路、前記ガス分離膜からの残留ガスを供出する残留ガス流路、前記原料ガス流路から分岐され、前記透過ガス流路と合流するバイパス流路、該合流点以降において作製された混合ガスを製品ガスとして供出する製品ガス流路、
前記流路のいずれかに設けられる圧力計測手段、濃度計測手段あるいは流量計測手段のいずれか、
前記バイパス流路に設けられた流量調整手段と原料ガス流路あるいは残留ガス流路に設けられた圧力調整手段あるいは流量調整手段と
を有するガス製造装置であって、
前記計測手段の計測値によって、前記流量調整手段または/および前記圧力調整手段を制御し、原料ガスあるいは製品ガスの最大流量の稼動条件を基準にした減量運転時の制御を行い、原料ガスの流量あるいは製品ガスの流量の減量に伴い、該バイパスガスの流量Fbを、下記(a)または(b)のいずれかの方法によって制御して、製品ガス中の易透過性ガスの純度および易透過性ガスについての回収率を所望の範囲内に制御操作を行う機能を有することを特徴とするガス分離膜を用いたガス製造装置。
(a)前記バイパスガスの流量Fbを、前記原料ガスの流量Foに対し、下式1によって演算された値で制御するとともに、a1,b1を、前記製品ガス中の所望の易透過性ガスの濃度計測値を指標として、微調整する。
Fb=a1×Fo+b1・・(式1)
(b)前記バイパスガスの流量Fbを、前記製品ガスの流量F4に対し、下式2によって演算された値で制御するとともに、a2,b2を、前記製品ガス中の所望の易透過性ガスの濃度計測値を指標として、微調整する。
Fb=a2×F4+b2・・(式2)
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