JP5111992B2 - 車両用シートの作動装置 - Google Patents
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即ち、公知例では、ガイド部にシール部材を設けているが、ワイヤケーブルの表面は鋼線により複数の凹凸が生じて、シール部材とワイヤケーブルの外面との間に隙間ができ、この隙間からガスがシリンダの外に漏れる原因となる。
また、単に、シール部材とワイヤケーブルの外面との密着性を向上させると、シール部材とワイヤケーブルの外面との摺動抵抗が増加し、プリテンショナ装置としての作動が安定しないという課題が生じる。
また、ワイヤケーブルは、通常、複数本の鋼線を束ねた鋼線束を撚り合わせて一本として構成しているため、ワイヤケーブル内にも空隙があり、この空隙はそれぞれ独立した独立気泡でなく連通しているから、シリンダ内のガスがワイヤケーブル内の空隙を通ってシリンダの外に漏れる課題がある。
本願では、ワイヤケーブルの構成を工夫して、ガスの漏れを防止・抑制したシートベルトの緊張等させる作動装置を提供するものである。
本発明は、前記樹脂部22は前記ワイヤケーブル13の一部または全部に形成して構成した車両用シートの作動装置としたものである。
本発明は、前記樹脂部22は少なくとも前記シリンダ11内の前記ワイヤケーブル13および前記ピストン12の移動距離に対応する前記シリンダ11外の前記ワイヤケーブル13に形成して構成した車両用シートの作動装置としたものである。
本発明は、前記ワイヤーケーブル13は一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bとにより構成し、一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか一方の先端は一つのシリンダ11内のピストン12側に係止し、前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方の先端は前記シリンダ11のシリンダ側ワイヤ係止部24に係止し、該シリンダ11は所定の固定部に対して移動自在に取付け、もって、シリンダ11とピストン12とが互いに反力により夫々反対に移動するようにして構成した車両用シートの作動装置としたものである。
本発明は、前記車両用シートの任意機器Kは車両用シート1の座席シート3とし、前記作動装置10は前記座席シート3を後方移動させる座席移動用プリテンショナ装置10Aとし、座席移動用プリテンショナ装置10Aは、車体が所定以上の加速を受けると、座席移動用プリテンショナ装置10Aのピストン12の移動を前記ワイヤケーブル13により伝達して車体側に取付けた固定フレーム36に対して前記座席シート3が後方移動するように構成した車両用シートの作動装置としたものである。
本発明は、前記座席移動用プリテンショナ装置10Aは、前記シリンダ11を前記座席シート3に移動自在に取付けて前記ワイヤケーブル13の一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の基部を車体に設けた固定フレーム36に夫々係止し、または、前記シリンダ11を前記車体6側に移動自在に取付け前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の基部を前記座席シート3側に夫々係止して構成した車両用シートの作動装置としたものである。
本発明は、前記車両用シートの任意機器Kは、車両用シート1の着座者を拘束するシートベルト30とし、前記作動装置10はシートベルト30を緊張させるベルト用プリテンショナ装置10Bとし、該ベルト用プリテンショナ装置10Bは、所定以上の加速度を受けると、ベルト用プリテンショナ装置10Bのピストン12の移動を前記ワイヤケーブル13により伝達して乗員を拘束させる方向にシートベルト30が移動するように構成した車両用シートの作動装置としたものである。
本発明は、前記シートベルト30の一方端はアンカープレート31に係止し、シートベルト30の中間部に設けたタングプレート60を着脱自在に係合させるインナーバックル62を有するインナーラップアンカー32を設け、前記左右のアンカープレート31およびインナーラップアンカー32には前記ワイヤケーブル13の一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの基部を夫々係止し、前記ワイヤーケーブル13の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか一方の先端は、一つのベルト用プリテンショナ装置10Bのシリンダ11内に設けたピストン12に接続し、前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方はシリンダ11に接続し、該シリンダ11は固定部に対して移動自在に取付け、もって、シリンダ11とピストン12とは互いに反力により反対に移動するように構成した車両用シートの作動装置としたものである。
請求項2の発明では、ワイヤケーブル13の全部に樹脂部22を形成した場合は、前記摺動抵抗を増加させずにシリンダ11とワイヤケーブル13の外面との密着性を向上させ、また、ワイヤケーブル13の内の空隙へのガスの浸入を防止して、空隙からのガス漏れを防止でき、樹脂部22をワイヤケーブル13の一部に形成した場合は、前記効果を奏するほかに、コストを低くするという効果を奏する。
請求項3の発明では、少なくとも、ワイヤケーブル13の一部に効果的に樹脂部22を設けているので、前記効果を奏する他に、一層、構成を簡素にして、コストを低くするという効果を奏する。
請求項4の発明では、シリンダ11の両側にワイヤケーブル13を設けることにより作動装置10の取付および設置位置の自由度を向上させることができる。
請求項5の発明では、座席シート3を後方移動させる座席移動用プリテンショナ装置10Aのシリンダ11からガスが漏れるのを防止でき、また、ワイヤケーブル13の内部の空隙からのガスが漏れるのも防止でき、ガス漏れ防止効果を向上させた座席移動用プリテンショナ装置10Aを提供することができる。
請求項6の発明では、構成を簡素にした座席シート3の座席移動用プリテンショナ装装置37を提供することができる。
請求項7の発明では、着座者を拘束するシートベルト30のベルト用プリテンショナ装置10Bのシリンダ11からガスが漏れるのを防止でき、また、ワイヤケーブル13の内部の空隙からのガスが漏れるのも防止でき、ガス漏れ防止効果を向上させたベルト用プリテンショナ装置10Bを提供することができる。
請求項8の発明では、構成を簡素にしたベルト用プリテンショナ装置10Bを提供することができる。
車両用シート1には、ガス発生剤に着火して大量のガスを発生させて車両用シートの任意機器(箇所)Kを任意に作動させる作動装置(プリテンショナ装置)10を設ける。作動装置10は、シリンダ11内にピストン12を設け、ピストン12にワイヤケーブル13の一端を接続し、ワイヤケーブル13の他端はシリンダ11のガイド部16の挿通孔17からシリンダ11の外部に引き出して任意の機器Kに接続する。前記シリンダ11には前記ピストン12を移動させる多量のガスを供給するガスジェネレータ15を設ける。
18はピストン12に設けたオーリング、19はピストン12の移動を停止させるストッパ用の鋼球である。
したがって、ワイヤケーブル13は、その外周が樹脂部22により被覆されるので、シリンダ11とワイヤケーブル13の外面との密着性を向上させてガスが漏れるのを防止するほかに、各鋼線20および鋼線束21の間の空間内にガスが浸入してこの空間を通ってガスが漏れるのも防止する。
即ち、各鋼線20および鋼線束21は、図3のように、各鋼線20および鋼線束21の間に隙間を有するが、各鋼線束21は図4のように各鋼線20および鋼線束21とシリンダ11との空間とを樹脂部22により遮断するように構成し、シリンダ11内のガスがワイヤケーブル13内の空隙に入ることを防止して、この空隙を通って生じるガス漏れを防止し、このワイヤケーブル13を構成要素とする作動装置10が本願の要旨である。
したがって、鋼線束21群の外周のみならず各鋼線20の間の隙間まで樹脂部22を含浸させても良い。
また、前記樹脂部22は、前記ワイヤケーブル13の全部または一部に形成すればよく、少なくとも、前記シリンダ11内の前記ワイヤケーブル13および前記ピストン12の移動距離に対応する前記シリンダ11外の前記ワイヤケーブル13の外周に樹脂部22を形成する。
しかして、図6は、作動装置10の他の実施例であり、ワイヤケーブル13は一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bとにより構成し、一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか一方の先端は一つの作動装置10のシリンダ11内に設けたピストン12側に接続し、前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方の先端はシリンダ11のシリンダ側ワイヤ係止部24に接続し、該シリンダ11は所定の固定部に対して移動自在に取付け、もって、シリンダ11とピストン12とが互いに反力により夫々反対に移動するように構成する(図7)。
座部移動用プリテンショナ装置10Aは、車体所望位置に設けた衝撃検出装置26により衝撃を検知すると、ガス発生剤に着火して多量のガスを発生させ、この多量のガスにより瞬時にワイヤーケーブル13を牽引して、背凭シート2はそのままにして、シートベルト30とは独立させて座席シート3だけを背凭シート2に対して衝突時に後方移動させて、着座者の拘束性を向上させるものであり、この座部移動用プリテンショナ装置10Aのワイヤーケーブル13を、鋼線束21群の内部および表面を樹脂で含浸・被覆した樹脂部22を形成して構成する。
前記固定フレーム36には夫々左右一対のワイヤーケーブル13の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の基部を係止し、ワイヤーケーブル13の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの先端の何れか一方は、座部移動用プリテンショナ装置10Aのシリンダ11内に設けたピストン12に接続し、一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方はシリンダ11の端部に接続する。
また、前記座部移動用プリテンショナ装置10Aは、そのシリンダ11を、座席フレーム41の下面にワイヤーケーブル13の牽引方向とシリンダ11の軸芯とが略並行となるように位置させ、かつ、座部移動用プリテンショナ装置10Aの軸芯方向に移動自在に設置するように構成すると、一つの座部移動用プリテンショナ装置10Aによっても、ピストン12に接続した一方側ケーブル13Aと、シリンダ11に接続した他方側ケーブル13Bとは、略同時に同量牽引されて、ワイヤーケーブル13は座席シート3を後方移動させることができ、好適である。
また、前記座席シート3は、座席フレーム41の左右一対の側部部材45の前後両側部部分に取付孔46を形成し、取付孔46に固定フレーム36に設けた棒状形状の取付部材47を夫々係合させ、座席フレーム41の前側部分には、アーム48の上部を軸49により回動自在に取付け、アーム48の下部は軸50により固定フレーム36に回動自在に取付けると、衝突時の座席シート3の後退をさせる場合、座席シート3の前端が上昇しながら後退するようにでき、シートベルト30による着座者の拘束効果のさらなる向上を図ることができ、好適である。
51はワイヤーケーブル13の移動を案内するケーブルガイドであり、ケーブルガイド51により、ピストン12とシリンダ11が左右方向に牽引した一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの移動方向を、座席シート3の後方移動するように、前後方向に円滑に変換して、座席シート3の後方移動を確実にする。
52は座席シート3のクッション材、53は表皮部材である。
実施例では、左右のアンカープレート31およびインナーラップアンカー32の基部には、夫々左右一対のワイヤーケーブル13の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の基部を係止し、ワイヤーケーブル36の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの先端はベルト用プリテンショナ装置10Bに取付ける。
ベルト用プリテンショナ装置10Bの一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか一方は、ベルト用プリテンショナ装置10Bのシリンダ11内に設けたピストン12に接続し、一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方はシリンダ11の端部に接続する。
座部移動用プリテンショナ装置10Aと同様に、一つのベルト用プリテンショナ装置10Bによりワイヤーケーブル13の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々を牽引して、略同時に左右のアンカープレート31およびインナーラップアンカー32を牽引し、乗員を車両用シート1に拘束する。
即ち、ガスジェネレータ15の多量のガスにより瞬時に移動するピストン12の反力をシリンダ11に作用させて、ピストン12とシリンダ11とを互いに反対方向に移動するように構成する(図7)。
それゆえ、一つのベルト用プリテンショナ装置10Bによっても、ピストン12に接続した一方側ケーブル13Aと、シリンダ11に接続した他方側ケーブル13Bとは、略同時に同量牽引されて、ワイヤーケーブル13は乗員を車両用シート1に拘束する。
60はシートベルト30の中間部に設けたタングプレート、62はインナーバックルである。
前記ベルトリトラクター37は、公知の構成であり、通常シートベルト30の引き出しを許容するが、衝撃が掛かると、シートベルト30の引き出しをロックさせる機構を内蔵していればよい。
また、タングプレート60も公知の構成であり、シートベルト30に対して移動自在であるが、通常のシートベルト30の引き出しするとき等の場合にはシートベルト30に対して移動しないように構成している。
(作動装置の作用)
しかして、例えば、座部移動用プリテンショナ装置10Aおよびベルト用プリテンショナ装置10Bとなる作動装置10のワイヤケーブル13は、複数本の鋼線20を束ねた鋼線束21を撚り合わせ、該鋼線束21群の表面を樹脂で含浸・被覆した樹脂部22に形成して構成しているから、ワイヤケーブル13の表面が樹脂部22により平滑になって、ワイヤケーブル13と該ワイヤケーブル13が引き出されるシリンダ11の挿通孔17との密着性が頗る向上し、ガスジェネレータ15から発生したガスがシリンダ11から漏れるのを極力防止する。
したがって、挿通孔17とワイヤケーブル13との密着性を良好にしてガス漏れを防止しつつワイヤケーブル13の摺動も円滑にする。
この場合、ガス発生剤に着火して多量のガスを発生させ、この多量のガスにより瞬時にピストン12が移動してワイヤケーブル13を牽引するが、樹脂部22は、ワイヤケーブル13の全部に形成しているので、シリンダ11とワイヤケーブル13の外面との密着性を向上させてシリンダ11からガスが漏れるのを防止する。
また、ワイヤケーブル13の表面に樹脂部22を形成しているので、ワイヤケーブル13の内部に空隙があっても、この空隙にガスは浸入させない。
一方、樹脂部22を、ワイヤケーブル13の一部に形成して場合でも、同様の作用を奏し、ピストン12の移動距離に対応する前記シリンダ11外のワイヤケーブル13の外周に樹脂部22を形成していれば、シリンダ11とワイヤケーブル13の外面との密着性を向上させると共に、ワイヤケーブル13の表面の樹脂部22によりワイヤケーブル13内の空隙へのガスの浸入を防止し、ワイヤケーブル13内の空隙に起因するガス漏れを防止する。
車両用シート1に着座した状態の走行中に前方から衝突されると、車体は衝突により前進が阻止されて直ちに減速し、慣性力が着座者を車両用シート1に対して相対的に前方移動させるように作用するが、シートベルト30があるため、着座者は車両用シート1に拘束される。
即ち、シートベルト30は、急減速によりベルトリトラクター37がロックしてシートベルト30の引き出しを停止させ、停止したシートベルト30が着座者を拘束するが、減速に伴う着座者の慣性力によって座席シート3のクッション材(パッド)を撓ませることや、シートベルト30の伸び等の理由で、衝突時のシートベルト30による拘束効果を更に向上させるには限界があった。
そこで、前記機器Kを座席シート3の移動装置とし、前記作動装置10を車両用シート1の座部移動用プリテンショナ装置10Aに使用したものであり、座部移動用プリテンショナ装置10Aにより、車両用シート1の背凭シート2は、そのままで、シートベルト30とは独立させて座席シート3のみを固定フレーム36(スライドレール5)に対して衝突時に後方移動させるから、着座者の沈み込みによるクッション材52の撓みを抑制(減少)させて、シートベルト30の弛みを一気に減少させて着座者の車両用シート1への拘束効果を向上させる。
この場合、車両用シート1のうち座席シート3のみが後退し、背凭シート2は後方移動させないので、車両用シート1の後方空間の占有する容積を最小限にでき、後席乗員に後方移動した車両用シート1が衝突するという二次被害も防止できる。
したがって、座席シート3の後方移動により着座者の沈み込みによるクッション材52の撓みを減少させて、着座者の車両用シート1への拘束効果を向上させる。
この場合、座席フレーム41の前側部分は、アーム48により上下自在に取付けているから、衝突時の座席シート3が後退するとき、座席シート3の前端を上昇させながら後退させるようにでき、着座者の臀部の下方の座席シート3の座面が高くなって、一層、着座者の沈み込みによるクッション材52の撓みを減少させ、シートベルト30による着座者の拘束効果のさらなる向上を図ることができ、好適である。
したがって、ピストン12に接続した一方側ケーブル13Aと、シリンダ11に接続した他方側ケーブル13Bとは、略同時に略同量牽引されて、座席フレーム41を後方移動させることができ、着座者拘束機構の構成部品点数を少なくして、安価に提供できる。
しかして、前記機器Kを、シートベルト30の全体の張力を緊張させるシートベルト緊張装置とし、シートベルト30を緊張させるベルト用プリテンショナ装置10Bを、前記作動装置10により構成し、一層、着座者の車両用シート1への拘束効果を向上させたものであり、シートベルト30は、ベルト用プリテンショナ装置10Bにより左右のアンカープレート31またはインナーラップアンカー32の何れか一方または両方を牽引して、シートベルト30の全体の張力を緊張させるように構成し、ベルト用プリテンショナ装置10Bは、車体所望位置に設けた衝撃検出装置により衝撃を検知すると、ガス発生剤に着火して瞬時にワイヤーケーブル13を牽引して、シートベルト30を緊張させ、乗員を車両用シート1に拘束する。
しかして、座部移動用プリテンショナ装置10Aは、一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bを相対的に移動させればよいので、図示は省略するが、座部移動用プリテンショナ装置10Aのシリンダ11を車体側に設け、反対に、ピストン12とシリンダ11に接続した一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の端部を夫々座席シート3側(座席フレーム41)に係止しても良い。
なお、機器Kの理解を容易にするため、図2,図6,図7,図8、図11,図12では、ワイヤーケーブル13の樹脂部22の図示を省略している。
Claims (8)
- シリンダ11内のピストン12と、該ピストン12を移動させるガスジェネレータ15と、一端は車両用シートの任意機器Kに係止し他端は前記ピストン12に係止したワイヤケーブル13とを有し、前記ガスジェネレータ15の爆発のガス圧による前記ピストン12の移動を前記ワイヤケーブル13により伝達して前記車両用シートの任意機器Kを作動させるように構成し、前記ワイヤケーブル13は複数本の鋼線20を束ねた鋼線束21を撚り合わせるとともに、少なくとも、該鋼線束21群の外周に樹脂部22を形成して構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項1において、前記樹脂部22は前記ワイヤケーブル13の一部または全部に形成して構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項2において、前記樹脂部22は少なくとも前記シリンダ11内の前記ワイヤケーブル13および前記ピストン12の移動距離に対応する前記シリンダ11外の前記ワイヤケーブル13に形成して構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項1または請求項2または請求項3において、前記ワイヤーケーブル13は一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bとにより構成し、一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか一方の先端は一つのシリンダ11内のピストン12側に係止し、前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方の先端は前記シリンダ11のシリンダ側ワイヤ係止部24に係止し、該シリンダ11は所定の固定部に対して移動自在に取付け、もって、シリンダ11とピストン12とが互いに反力により夫々反対に移動するようにして構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記車両用シートの任意機器Kは車両用シート1の座席シート3とし、前記作動装置10は前記座席シート3を後方移動させる座席移動用プリテンショナ装置10Aとし、座席移動用プリテンショナ装置10Aは、車体が所定以上の加速を受けると、座席移動用プリテンショナ装置10Aのピストン12の移動を前記ワイヤケーブル13により伝達して車体側に取付けた固定フレーム36に対して前記座席シート3が後方移動するように構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項5において、前記座席移動用プリテンショナ装置10Aは、前記シリンダ11を前記座席シート3に移動自在に取付けて前記ワイヤケーブル13の一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の基部を車体に設けた固定フレーム36に夫々係止し、または、前記シリンダ11を前記車体6側に移動自在に取付け前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの夫々の基部を前記座席シート3側に夫々係止して構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記車両用シートの任意機器Kは、車両用シート1の着座者を拘束するシートベルト30とし、前記作動装置10はシートベルト30を緊張させるベルト用プリテンショナ装置10Bとし、該ベルト用プリテンショナ装置10Bは、所定以上の加速度を受けると、ベルト用プリテンショナ装置10Bのピストン12の移動を前記ワイヤケーブル13により伝達して乗員を拘束させる方向にシートベルト30が移動するように構成した車両用シートの作動装置。
- 請求項7において、前記シートベルト30の一方端はアンカープレート31に係止し、シートベルト30の中間部に設けたタングプレート60を着脱自在に係合させるインナーバックル62を有するインナーラップアンカー32を設け、前記左右のアンカープレート31およびインナーラップアンカー32には前記ワイヤケーブル13の一対の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの基部を夫々係止し、前記ワイヤーケーブル13の一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか一方の先端は、一つのベルト用プリテンショナ装置10Bのシリンダ11内に設けたピストン12に接続し、前記一方側ケーブル13Aと他方側ケーブル13Bの何れか他方はシリンダ11に接続し、該シリンダ11は固定部に対して移動自在に取付け、もって、シリンダ11とピストン12とは互いに反力により反対に移動するように構成した車両用シートの作動装置。
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