JP5115310B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、音量調整などの所定の操作を行なう複数のサイドキーを備えた携帯端末装置に関し、特に、サイドキーをフィルムシート部材により一体型に連結することにより、取り付け作業の容易化および小型化を実現することができる携帯端末装置に関するものである。
携帯電話機は、表示パネルを有する可動側筐体と操作パネルを有する固定側筐体とを連結部により折り畳み自在に連結されており、近年では、ワンセグ携帯などの普及によりラジオやテレビ放送の受信時などに音量を調整するボリュームキー(サイドキー)が固定側筐体の側面部に設けられている(例えば、特許文献1)。このような携帯電話機の固定側筐体に設けられたサイドキーは、携帯電話機の固定側筐体の側面部にラバー板材などを使用して連結された状態で取り付けられている。
[従来のサイドキーの構成]
以下、図7−1および図7−2を用いて、従来の携帯電話機に設けたサイドキーの取り付け構造について簡単に説明する。図7−1は、従来のサイドキーとラバーシート部材との合体前状態を示す側面図を、図7−2は、サイドキーとラバーシート部材との合体後状態の側面図をそれぞれ示している。
すなわち、図7−1に示すように、サイドキー40a、40aは、略四角形状のサイドキー本体41と、これらサイドキー本体41の下側に位置する底板部材43および他方(図7−1、2の下側)に向けて突出するピン部材44とを備えている。一方、ラバーシート部材70は、長尺状に成形されたシート状の板部材であり、本体部の両側にはサイドキー40aのピン部材44を挿通させるための円通孔71が形成されている。
そして、図7−2に示すように、これら2個のサイドキー40a、40aは、ラバーシート部材70の所定の領域に接着剤を塗布した状態で貼り着け固定することにより一体型のキースイッチとすることができる。
そして、このように連結固定されたサイドキー40a、40aを作動させることにより、固定リアケース120の内部に設けた回路基板(図示せず)上に設けた操作スイッチのオンオフ作動を行なうことができる。具体的には、例えば、ボリュームの音量の大小をピン部材44のON操作に応じて調整することができる。
特開2005−252343号公報
ところが、従来の携帯電話機におけるサイドキーの取り付け構造の場合、上述したように、独立したサイドキー40a、40a同士を連結するのに、ラバーシート部材70を用いていたが、このラバーシート部材70は、所定の寸法に成形する作業に手間が掛るうえ、このラバーシート部材70の厚さ寸法は比較的肉厚なシート(厚さ寸法t=0.3mm程度)として製造する必要がある。また、成形後のラバーシート部材70の寸法は、両端部の領域L程度、サイドキー40a、40aの外形寸法Lより大きくなってしまうため、携帯電話機の小型化および薄型化を阻害する要因となっている。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、携帯端末装置に対するサイドキーの取り付け作業性を向上できるうえ、携帯端末機の小型化を図ることができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
開示の携帯端末装置に設けたサイドキーは、可動側筐体内に設けた回路基板上の操作スイッチのオンオフ作動を行なうピン部材が固設された一対のサイドキーの配列により構成され、一対のサイドキーは、当該一対のサイドキーの長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材により連結固定され、フィルムシート部材と一対のサイドキーとの連結固定は、両面に貼り着け面を有する両面テープ部材により行なわれることを要件とする。
開示の携帯端末装置に設けたサイドキーは、可動側筐体内に設けた回路基板上の操作スイッチのオンオフ作動を行なうピン部材が固設された一対のサイドキーの配列により構成され、この一対のサイドキーは、当該一対のサイドキーの長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材により連結固定されるとともに、フィルムシート部材と一対のサイドキーとの連結固定はサイドキーの下面に貼着された両面テープ部材により行なわれるので、携帯端末装置に対するサイドキーの取り付け作業性を向上できるうえ、携帯端末装置の小型化を図ることができ、これにより、小スペース(小領域)内にサイドキーを配置させることができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る携帯端末装置の好適な実施例1を詳細に説明する。本実施例1は、携帯端末装置として携帯電話機への適用例を示す。なお、この実施例1によりこの発明が限定されるものではない。
ここで、図1は、本発明における実施例1に係る携帯電話機10の開放状態を示す外観斜視図である。同図に示すように、携帯電話機10は、掌サイズの固定側筐体100および可動側筐体200とを備えている。そして、これら固定側筐体100および可動側筐体200とを連結部250により組み付けている。
すなわち、同図に示すように、携帯電話機10は、送話用に用いられるとともに、数字(0〜9)のキーを有するテンキー111および機能キー(モード設定キー)112などの各種操作キーを備える固定側筐体100と、この固定側筐体100と、ほぼ同等サイズに形成されたLCDモジュール(図示せず)を備える可動側筐体200とを連結部250により折り畳み自在に連結している。これら固定側筐体100及び可動側筐体200は、箱形状に形成され、その材料には、例えば、軽量で高強度のマグネシウム合金などが使用されている。
このうち、固定側筐体100は、テンキー111などの各種操作キーを有する操作パネル115が配置された固定フロントケース110と、背面側(図1の下側)に位置する固定リアケース120との2分割構造を備えている。
同図に示すように、固定フロントケース110には、上述したテンキー111、機能キー112や利用者の音声を電気信号に変換するマイクロホンが内部に配設された送話口113が設けられている。そして、これら両ケース110、120は、それぞれ4箇所の位置で取り付けネジ(図示せず)によるネジ止め固定により組み付けられている。
このうち固定フロントケース110の側板ケース部116には、外付け用の折り畳み自在のアンテナ30が取り付け固定されている。また、固定リアケース120の側板ケース部121には、ラジオなどの音量を調整する一対のボリュームキー(サイドキー)40、40とがそれぞれ配置されている。
同様に、可動側筐体200は、可動フロントケース210と、背面側(図1の下側)に位置する可動リアケース220との2分割構造とを備えている。同図に示すように、このうち可動フロントケース210の表面のほぼ中央部には、LCDモジュール(図示せず)を視認するための大型の表示パネル211と表示部212とが設けられている。
また、可動フロントケース210の上端部には、携帯電話機10の使用者の耳を当てて音声を聞き取るための受話口213が配設されている。これら、両ケース210、220もそれぞれ4箇所の位置で取り付けネジ(図示せず)により取り付け固定されるとともに、表示パネル211の上部位置には、ネジ用の目隠しカバー214が設けられている。
[サイドキーおよびフィルムシート部材の構成]
次に、図2〜図5を用いてサイドキーおよびフィルムシート部材の詳細について説明する。ここで、図2は、サイドキーとフィルムシート部材との合体前状態を示す斜視図を、図3は、サイドキーとフィルムシート部材との合体後状態を示す側面図を、図4は、サイドキーとフィルムシート部材との合体前状態を示す側面図を、図5−1は、サイドキーの全体構成である上視図を、図5−2は、サイドキーの全体構成である裏面図をそれぞれ示している。
ここで、前述したように、本実施例1の携帯電話機10は、固定リアケース120の側板ケース部121に配設されたサイドキー40およびフィルムシート部材50の構成に特徴があるため、以下では、これらサイドキー40およびフィルムシート部材50の構成について説明する。
概略的に説明すると、本実施例1の携帯電話機10では、固定リアケース120の側板ケース部121に設けた一対のサイドキー40、40は、当該一対のサイドキー40、40の長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材50により連結固定され、これらフィルムシート部材50とサイドキー40、40との連結固定は、両端部に貼着面を有する両面テープ部材60、61により行なわれることに特徴がある。
すなわち、図2〜図5−2に示すように、サイドキー40、40は、略四角形状のサイドキー本体41と、これらサイドキー本体41の下側に位置する底板部材43とを備えており、これら2個のサイドキー40、40はフィルムシート部材50により一体型のキースイッチとなるように連結固定されている。こらら一対のサイドキー40、40のサイドキー本体41の上面部42には、ボリュームの調整方向を示す矢印アイコン(図5−1)が形成されている。
また、これらサイドキー本体41の下側に位置する底板部材43のほぼ中央部には、片側(図2の右側、図3、4の下側)に向けて突出するピン部材44がそれぞれ固設されている。
このピン部材44は、固定リアケース120の内部に設けた回路基板(図示せず)上の操作スイッチのオンオフ作動(レベル調整)を行なう。具体的には、ボリュームの音量の大小をピン部材44のON操作状態に応じて調整する。
一方、図4に示すように、フィルムシート部材50は、長尺状で厚さが薄肉(厚さ寸法t=0.1mm程度)に成型された透明のフィルムシート本体51を備えるとともに、このフィルムシート本体51は、全体の形状(長さ寸法)が、一対のサイドキー40、40の形状および長さとほぼ一致するように成形されている。
このフィルムシート部材50には、長尺で透明形状のPETフィルムシートが使用されている。このPETフィルムシートは、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの偏光板の表面用の保護フィルムとして使用されている伸縮性があり加工しやすいポリエチレンテレフタレート樹脂材である。
ここで、このフィルムシート部材50は、従来使用していたラバーシート部材と同様に柔らかい素材であるため、厚みや大きさにおいて選択肢の幅を大きくすることができる。そして、これにより、サイドキー40、40の外形寸法よりも内側部分に配設させることができる。
具体的には、図7−1、図7−2に示す従来の一対のサイドキー40a、40aの外形寸法よりも小さく連結部を構成できるため、より狭いデザインでサイドキーが配置でき、また隣り合う一対のサイドキー40a、40a同士の間隔も狭くできることから、携帯電話機10の小型化および薄型化を図ることができる。
そして、このフィルムシート部材50を構成するフィルムシート本体51の両端側には、サイドキー40、40の底板部材43に固設された一対のピン部材44をそれぞれ挿通させるための一対の円通孔51a(図2)が形成されている。
ここで、サイドキー40、40に対するフィルムシート部材50の取り付け固定は、フィルムシート部材50を構成するフィルムシート本体51の片面側(図3、4の上側)の両端部上側に設けられる両面に粘着面を有する両面テープ部材60、61により行なわれる。
すなわち、このフィルムシート部材50のフィルムシート本体51の両端側52、52には、粘着性を有する両面テープ部材60、61の他方側(図3、4の下側)が貼り着け固定されている。
ここで、両面テープ部材60、61の粘着面領域は、フィルムシート部材50の両端部63側(図4)となっている。具体的に説明すると、サイドキー40、40の一対のピン部材44、44をフィルムシート部材50の円通孔51a(図2)に挿入した状態で、両面テープ部材60、61により、サイドキー40、40に対してフィルムシート部材50を取り付け固定することができる。
すなわち、両面テープ部材60、61が貼り着け固定されていない中央領域53(図4)は、両面テープ部材60、61の粘着領域となっていないため、これら一対のサイドキー40、40は、フィルムシート部材50に連結固定された状態で、図6−1および図6−2に示すように、中央領域53付近を中心に上下に動かすことができる。
[サイドキー40の操作形態]
図6−1および図6−2は、サイドキーの操作形態を示す側面図である。すなわち、図6−1および図6−2に示すように、両面テープ部材60、61の貼着固定領域は、サイドキー40、40の両端側52、52となっているため、これら一対のサイドキー40、40は、貼着固定領域から外れた中央領域53が可動領域となり、これによって、サイドキー40、40の1つ1つを、それぞれ単独で所定の方向(図6−1および図6−2の上下方向)に動かすことができる。
具体的に説明すると、図6−1に示すように、一方側(図6−1の右側)のサイドキー40は、このサイドキー40を押すと、フィルムシート部材50は、中央領域53を中心に変形するため、容易にサイドキー40を単独で所定の位置まで動かすことができる。
また、同様に、他方側(図6−2の左側)のサイドキー40を動かす場合、このサイドキー40を押すと、フィルムシート部材50は、中央領域53を中心に変形するため、容易にこのサイドキー40を単独で所定の位置まで動かすことができる。
なお、本実施例1では、上述したように、フィルムシート部材50には、PETフィルムシートを使用しているが、このPETフィルムシートに限定することなく、伸縮性を備えるとともに加工しやすいフィルムシートであれば他のフィルムシートを使用してもよい。
以上説明したように、本実施例1の携帯電話機10は、携帯電話機10の側板ケース部121に設けた一対のサイドキー40、40は、当該一対のサイドキー40、40の長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材50により連結固定され、これらフィルムシート部材50と一対のサイドキー40、40との連結固定は、サイドキー40、40の両側に位置する両面に貼り着け面を有する両面テープ部材60、61により行なうので、サイドキーの取り付け作業性を向上できるうえ、携帯電話機10の小スペース(小領域)内にサイドキー40、40を配置させることができ、これによって、携帯電話機10の薄型化および小型化を図ることができる。
(他の実施例)
さて、これまで本発明の実施例1について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において、種々の異なる実施例にて実施することもできる。
すなわち、本実施例1では、ヒンジ部による折り畳み方式の携帯電話機への適用例として説明したが、図示例のヒンジ構造に限らず各種ヒンジ構造に適用でき、さらには、ヒンジ構造による折り畳み方式に限らず、本発明は、例えばスライド方式や平面内回転方式の連結部構成によって固定側筐体に対して可動側筐体を重ね合わせ自在としたものであっても同様に適用することができる。
また、本実施例1では、携帯端末装置として、携帯電話機への適用例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、PDA(Personal Digital Assistants)のような小型情報処理端末、小型音楽再生装置、携帯テレビ、携帯型ゲーム機等の他の各種携帯端末装置に設けられたサイドキーを対象として適用することができる。
また、本実施例1では、サイドキーの取り付け構造を、ボリュームキーとするキーに適用したものであるが、このサイドキーを、ボリュームキー以外にも、ワンセグ携帯電話機のラジオ放送やテレビ放送の番組を変更するチャンネルキーなどにも適用できる。
以上の実施例1を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)表示パネルと液晶表示部とを有する可動側筐体と、少なくとも複数のテンキーが配列された操作パネルキーと所定の操作を行なう一対のサイドキーが配列された固定側筐体とを備える携帯端末装置であって、
前記一対のサイドキーは、当該一対のサイドキーの長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材により一体型に連結固定されることを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)表示パネルと液晶表示部とを有する可動側筐体と、少なくとも複数のテンキーが配列された操作パネルキーと所定の操作を行なう回路基板上の操作スイッチを作動させるピン部材を有する一対のサイドキーが配列された固定側筐体とを備える携帯端末装置であって、
前記一対のサイドキーは、当該一対のサイドキーの長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材により一体型に連結固定されることを特徴とする携帯端末装置。
(付記3)前記一対のサイドキーと前記フィルムシート部材との連結固定は、両面に貼り着け面を有する両面テープ部材により行なわれることを特徴とする付記1または2に記載の携帯端末装置。
(付記4)前記フィルムシート部材の両端部には、両面に貼り着け面を有する両面テープ部材が設けられ、当該フィルムシート部材と前記一対のサイドキーとの連結固定は、前記両面テープ部材による前記フィルムシート部材の両端部と前記一対のサイドキーの両端部同士の貼り着け固定により行なわれることを特徴とする付記3に記載の携帯端末装置。
(付記5)前記フィルムシート部材の所定位置には、前記一対のサイドキーに固設された前記ピン部材が挿通する通孔が形成されることを特徴とする付記2、3または4に記載の携帯端末装置。
(付記6)前記フィルムシート部材の材料は、ポリエチレンテレフタレート樹脂材であることを特徴とする付記1〜5の何れか一つに記載の携帯端末装置。
実施例1に係る携帯電話機の開放状態を示す外観斜視図である。 サイドキーとフィルムシート部材との合体前状態を示す斜視図である。 サイドキーとフィルムシート部材との合体後状態を示す側面図である。 サイドキーとフィルムシート部材との合体前状態を示す側面図である。 サイドキーの全体構成を示す上視図である。 サイドキーの全体構成を示す裏面図である。 サイドキーの操作形態を示す側面図である。(1) サイドキーの操作形態を示す側面図である。(2) 従来のサイドキーとラバーシート部材との合体前状態を示す側面図である。 従来のサイドキーとラバーシート部材との合体後状態を示す側面図である。
符号の説明
10 携帯電話機
40 サイドキー
41 サイドキー本体
42 上面部
43 底板部材
44 ピン部材
50 フィルムシート部材
51 フィルムシート本体
53 両端部
54 中央部領域
60、61 両面テープ部材
100 固定側筐体
110 固定フロントケース
115 操作パネル
116、121 側板ケース部
120 固定リアケース
200 可動側筐体
210 可動フロントケース
211 表示パネル
220 可動リアケース
250 連結部

Claims (2)

  1. 対のサイドキーと、
    前記一対のサイドキーの長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材とを備え、
    前記フィルムシート部材の両端部には、両面に貼り着け面を有する両面テープ部材が設けられ、前記フィルムシート部材と前記一対のサイドキーとが、前記両面テープ部材による前記フィルムシート部材の両端部と前記一対のサイドキーの両端部同士の貼り着け固定により連結固定されることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 定の操作を行なう回路基板上の操作スイッチを作動させるピン部材を有する一対のサイドキーと、
    前記一対のサイドキーの長さ寸法とほぼ同寸法に形成されたフィルムシート部材とを備え、
    前記フィルムシート部材の両端部には、両面に貼り着け面を有する両面テープ部材が設けられ、前記フィルムシート部材と前記一対のサイドキーとが、前記両面テープ部材による前記フィルムシート部材の両端部と前記一対のサイドキーの両端部同士の貼り着け固定により連結固定されることを特徴とする携帯端末装置。
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