JP5117876B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
このデモンストレーションは、例えばその遊技機に備わっている液晶表示器や音声発生装置(スピーカー)などを利用してデモンストレーション専用の画像(動画)をその液晶表示器に表示すると同時に、注意を惹くような音声や音楽などの効果音をスピーカーから発生するといった報知パターンが一般的である。
そのため、このデモンストレーションによる効果を十分に発揮するための対策がいくつか提案されている。
また、ホールスタッフが開店前や閉店直後に電源を入れた状態で遊技機の調整や清掃作業などを行っているときに、いきなり大音量の効果音を伴うデモンストレーションが報知されると却って煩わしさを与え、作業能率を低下させる原因ともなる。
また、前記特許文献2のように、デモンストレーション専用の画像(動画)として複数種類の画像(動画)を用意し、これを切り替えて表示する方法では、そのための開発費や画像データの記憶容量、制御負担などが大きくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その主な目的は、遊技者やホールスタッフなどの不快感や負担を軽減しつつより効果的なデモンストレーションの報知を実施できる新規なパチンコ機を提供するものである。
遊技盤に設けられた入賞装置への遊技球の入賞を契機として行われる抽選の結果、画像表示部の背景上で演出図柄を所定の変動パターンによって変動させ、演出図柄の変動が停止することでその抽選結果とすることを通常の画面モードを含む複数の画面モードの何れかで表示するとともに、遊技が行われていないときにデモンストレーションをデモ画面として前記画像表示部に報知するデモ報知手段を備えたパチンコ機であって、少なくとも2種類以上のデモ画面を設けた報知パターンのうちの任意の報知パターンに切り替え可能な切替操作部を備え、前記切替操作部の切り替え操作に基づいて、前記通常の画面モードとデザインが異なり、且つ、演出図柄は変動しないか、あるいは演出図柄が表示されず演出画像だけが表示される遊技画像に係る画面モードが、実際に遊技が行われるまでのデモ画面に係る報知パターンの1つとして切り替え可能であり、前記遊技画像に係る画面モードのデモ画面として切り替えられた状態で遊技が開始された場合、前記入賞装置に遊技球が入賞して抽選が行われると、当該画面モードを維持したまま演出図柄を変動させる遊技を行い、当選することなく抽選結果が表示されることを所定回数行うことに基づいてモード移行することを特徴とするパチンコ機である。
図1は、本発明に係る遊技機100の実施の一形態を示した外観斜視図である。
図示するようにこの遊技機100は、いわゆるデジパチなどと称されるパチンコ機であり、縦長矩形状をした外枠10とヒンジ機構12により蝶着された内枠14の正面上部には、開閉自在なガラス枠ユニット16で覆われた遊技盤18が設けられている。
また、この入賞装置34は、固定式の第1始動口34aと、その下部に位置する可動式の第2始動口34bとから構成されている。
この第1始動口34aは、図示するようにいわゆるヘソなどと称される常時上向きに開口した遊技球入口であり、その直上に位置する釘同士の間隔や角度などを適宜調節することによって予めその入球(入賞)確率が調整可能となっている。
なお、図2中、符号48は遊技球の一部が入賞可能な一般入賞口、50は前記普通図柄始動ゲート32を遊技球が通過する際に行われる普通図柄の抽選結果を示す普通図柄表示部、52は入賞装置34への遊技球の入賞を契機として行われる大当りの抽選結果を数値やアルファベットなど用いて表示すべく7セグメントLEDなどからなる特別図柄表示部、54は入賞装置34への始動入賞保留球数(最大で8個)を示す保留ランプ、56はこの遊技盤18を内枠14側に対して脱着するための取付部である。また、図示していないが、この遊技盤18上には、これを落下する遊技球の流れを制御するための釘が多数打ち込まれている。
さらに、このガラス枠ユニット16の左右上角部や受皿ユニット28の下部中央には、それぞれフルレンジスピーカーユニット42、42やサブウーファーユニット43が設けられており、遊技中の効果音やエラー音などの他、後述するデモンストレーションの際の効果音などを迫力のある重低音および高音質で発するようになっている。
なお、図1中符号44は、図示しない貸玉装置から遊技球を供給するための操作ボタン(玉貸ボタンおよびカード返却ボタン)、46は、遊技中に遊技者が押下操作(プッシュ)することで、効果音や演出図柄表示器30で表示される演出などに参加可能なプッシュボタンである。
図3は本発明の遊技機100の制御系の構成を示すブロック図である。
図示するように、この遊技機100の制御系は、遊技球の入賞検出や大当り抽選などといった遊技に関する制御を主に行う主制御基板200と、この主制御基板200からの指令(制御コマンド)を受けて主に各種演出などに関する制御を実施する複合サブ制御基板300と、同じく主制御基板200からの指令(制御コマンド)を受けて賞球の払出しや遊技球の貸出しなどに関する制御を実施する賞球払出制御基板400と、前述した遊技盤18上の特別図柄表示器52や普通図柄表示器50などの表示デバイスおよび前記大入賞口38を開閉する大入賞口ソレノイド500や入賞装置34の電動役物(電動チューリップ)を駆動する電動ソレノイド70などの各種デバイスと、これら各基板やデバイスなどに電源を供給する電源基板800などから主に構成されている。
この複合サブ制御基板300は、前述したようなマイクロコンピュータシステムからなる複合制御部301に加え、音声合成LSI302と、切替操作部340と、音量調節操作部350とをさらに備えた構成となっている。
切替操作部340は、後述するようにデモンストレーションを報知する際に、ホールスタッフなどが手動によって複数の報知パターンのうちの任意の報知パターンに切り替えるものであり、具体的にはスライド式のスイッチなどの電子部品から構成されている。なお、図の例では、スライド式の摘み部341を左右方向にスライド操作して目盛り「0」、「1」、「2」、「3」いずれかに合わせることで4つの報知パターンのうちのいずれかを任意に切り替えることができるようになっている。
この制御コマンドは、図6に示すように通常コマンドの分類(機能)を識別するための識別子である1バイト長のデジタルデータであるモード(MODE)と、実行される制御コマンドの内容を示す1バイト長のデジタルデータであるイベント(EVENT)とから構成されており、例えば、あるコマンドが演出図柄の変動パターンに関するコマンドである「9FH03H」であれば、全段の「9FH」が演出図柄の制御コマンドの分類を識別するための識別子であり、後段の「03H」が実行される制御コマンドの内容であることを示している。
また、賞球払出制御基板400は、遊技球の発射や遊技球の貸出し、賞球の払出しなどに関する制御を行うようになっており、前述した発射装置24を制御する他、遊技中に入賞があったときは、その入賞口の種類に応じた賞球(例えば、入賞装置34の第1始動口34aや第2始動口34bであれば1個or5個、一般入賞口48であれば10個、大入賞口38であれば15個など)を払出すための払出装置410や、遊技用プリペイドカードの残量などに応じて遊技球を供給する貸玉装置(CR:図示せず)などを複合的に制御するようになっている。
また、前記主制御基板200の入力ポート250には、RAMクリアスイッチ201が接続されており、この電源スイッチ810によって電源基板800に電源投入する際に、その主制御基板200のRAM220に保存された電源切断前の遊技状態を継続するか否か(RAMクリア)をホールスタッフなどの手動によって任意に制御できるようになっている。
なお、図8に示す一連の処理は、主制御基板200がROM230に格納されている図示しない遊技制御プログラムを実行することによって行われる。より具体的には、タイマ240から所定時間(例えば4msec)ごとに供給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップから実行され、この一連の処理が繰り返し実行されるようになっている。
ステップS202では、RAM220の初期化処理として記憶エリアのクリア処理を実行し、次いで、ステップS204では、初期制御処理を行うためのデータをRAM220の所定の領域にセットする。
次に、ステップS104では、第1入賞検出器60,第2入賞検出器62,大入賞口入賞検出器251、各種入賞口入賞検出器252などが出力した検出信号を入力ポート250を介して図示しない自身内のレジスタに読み込み格納する入力ポート処理を実行し、次いで、ステップS106に移行してポート入力処理で読み込み格納したデータを把握するためのスイッチチェック処理を実行する。
そして、ステップS112において、各種演出に必要なデータおよび必要なコマンドをRAM220の所定領域に格納すると共に、次のステップS114にて前記各種のタイマのタイマ値を減じる処理を行う。なお、このステップS112において、主制御基板200は、遊技動作制御に応じて必要なモード、イベントのコマンドをROM230のコマンドデータテーブル領域を参照して決定し、決定したモード、イベントを示すデジタル情報をRAM220の所定エリアに格納する。
ステップS212では、図示しないリセット回路からリセット信号が入力されるまで図柄、制御乱数更新処理を実行すると共に、リセット信号が入力された場合には最初のステップS100に戻って遊技動作制御を継続する。なお、この図柄、制御乱数更新処理としては、先に述べた各種の乱数生成用のカウンタの更新などが挙げられる。
先ず、図1および図2に示すように発射装置24によって遊技領域22に弾かれた遊技球の一部が入賞装置34の第1始動口34aに入球し、その入球が第1入賞検出器60によって検出(入賞)されて主制御基板200にその入賞信号が入力されると、主制御基板200(のCPU210)では、その入賞に対して例えば2〜4msecごとに更新される乱数を付与し、その乱数値に基づいて、図9に示すような5種類の「当り」の抽選を行う。
先ず、同図の第1欄(最上欄)に示すように、この「当り」の種類としては、大入賞口38の開閉動作パターン別に「大当り」と、「小当り」との2種類に大別される。なお、この「大当り」の当選確率は例えば「1/400」であるのに対し、「小当り」の当選確率は例えば「1/230」であり、「大当り」に比べてやや高い当選確率となっている。
そして、この「大当り」は、さらに「(A)確変大当り」と、「(B)通常(非確変)大当り」との2種類からなっている。
先ず「(A)確変大当り」の場合は、大入賞口38の開閉動作(15R)終了後の遊技状態が「確変状態」に移行し、「(B)通常(非確変)大当り」の場合は、大入賞口38の開閉動作(15R)終了後の遊技状態が「通常状態」に移行するようになっている。
そして、このうち、「(C)確変小当り(時短あり)」および「(D)確変小当り(時短なし)」の場合は、大入賞口38の開閉動作(2R)終了後の遊技状態が「高確率状態」に移行(いわゆる「突確」)するのに対し、「(E)通常(非確変)小当り(時短なし)」の場合は、その状態移行が行われないようになっている。
そして、これら各当り(A)〜(E)当選後は、演出図柄表示器(LCDパネル)30に表示される画像の画面モード(画像モード)がその遊技状態に応じて変化するようになっており、これによって遊技者は、現在の遊技状態をその画面モードの違いによって把握することができようになっている。
また、「時短機能」が発動している場合には、その画面モードは「時短モード」となり、その演出図柄表示器30を目視した遊技者は、現在「時短機能」が発動していることをその演出図柄表示器30からも容易に把握することができるようになっている。
なお、このように画面モードが変化した場合は、その画面モードの種類に合わせてBGMなどの効果音や表示ランプの点滅パターンなども変化するようになっており、遊技者は、視覚のみならず聴覚などを通じてその状態が把握できるようになっている。
この「チャンスモード」なる画面モードは、例えば図11に示すように、前記図10に示した「通常状態」の画面モードや「高確率状態」の画面モードなどとは、明らかに異なるデザインやキャラクターからなる演出図柄が採用されており、原則として遊技者は、その画面モードからでは、その「小当り」が、遊技者にとって有利な「(D)確変小当り」に当選したことにより移行したものなのか、あるいは「(E)通常(非確変)小当り」に当選したことにより移行したものなのかの判別がし難い画像(演出図柄)から構成されている。
そして、同図の第4欄に示すように、その「高確率潜伏状態」を継続したまま画面モードが「通常モード」に切り替わった後に当選する「当り」の種類も「高確率状態」から当選する「当り」の種類と同様に(A)〜(E)の5種類であり、その「当り」後の遊技状態も同じである。
そして、図12のフローは、このように入賞装置34への遊技球の入賞を契機として主制御基板200によって行われる5種類の「当り」抽選の処理の流れを示したものである。
ステップS308では、これらステップS304またはS306における抽選の結果、「大当り(15R)」に当選したか否かを判断し、当選したと判断したとき(Yes)は、ステップS309に移行するが、当選してないと判断したとき(No)は、ステップS310に移行する。
ステップS324では、ステップS304またはS306における抽選の結果がいずらの「当り」にも当選しない「ハズレ」であると判断して、「ハズレコマンド」をサブ制御基板300に送信するなどして最初のステップS300に戻る。
そして、「時短機能」を伴うものでないと判断したとき(No)はステップS308に移行して前記の「(D)確変小当り(時短なし)」に対応する「確変小当り(時短機能なしコマンド)」をサブ制御基板300に送信するなどして最初のステップS300に戻る。
この主制御基板200は、以後同様なステップを繰り返すことで「当り」の抽選およびそれに対応するコマンドの送信制御や当り動作制御などを繰り返し実行することになる。
図13は、前記のような主制御基板200からの制御コマンドを受けたサブ制御基板300によって制御されるデモンストレーションの報知に関する実施の形態を示したものであり、電源投入時における操作の流れ、および電源投入後に演出図柄表示器30に表示される画面の移行状態を示したものである。
ここで、この切替操作部340が例えば図4のようなスライド式の切替スイッチからなる場合は、その摘み部341を目盛りの「1」に合わせることで簡単にこの「第1報知パターン」に切り替えることができる。
そして、このような状態から遊技が全く行われずに所定時間経過、例えば3分程度経過したならば、デモ画面1P200に移行してその演出図柄表示器30を用いて第1報知パターンのデモンストレーションの報知を行うことになる。
図14に示す例示では、演出図柄表示器30の画面全体に「CR」、「戦国」、「乙女」、「CR戦国乙女」なる文字や図10などで演出図柄の一部として用いられるキャラクターなどが一定の間隔ごとに現れるパターンのデモ画面1が表示されると同時に、そのキャラクターが発するセリフや音声などが効果音として同時にスピーカー42,43から発生するような報知パターンとなっている。
この抽選結果が前述したような「当り」であれば、その「当り」に対応した当り演出画面P400に移行することになるが、「ハズレ」であれば、その演出図柄が停止した状態で図柄停止画面P100に移行する。
ここで「遊技が行われていないとき」とは、本実施の形態の場合では、主制御基板200のタイマ240によって図柄停止画面P100に移行した状態が所定時間(例えば30秒)経過したと判断されたときなどをいう。
次に、図15は、切替操作部340を第2の報知パターンに切り替える場合の電源投入時における操作の流れ、および電源投入後に演出図柄表示器30に表示される画面の移行状態を示したものである。
このデモ画面2P500は、図9で説明した「チャンスモード」時に採用される画面と全く同じであり、電源投入後から実際に遊技が開始されるまでの間は、このデモ画面2P500と前述したデモ画面1P200とが所定の時間ごとに交互に移行するようになっている。
そして、この「チャンスモード」の画面モードになっている間に「当り」に当選することなく、所定回数の抽選が終了したならば、前述したような「通常モード」に移行してその後は、図13と同様に「通常モード」の図柄停止画面P100とデモ画面1P200とが所定の時間ごとに交互に移行することになる。
すなわち、図7に示したように電源投入時にRAMクリア(ステップS200)しない場合には、電源切断前(前日)の遊技状態が電源投入後(当日)もそのまま継続されるため、前日に「チャンスモード」や「高確率潜伏状態」の遊技状態で終了した場合には、当日も最初からその遊技状態で遊技を開始することができる。
このように本発明の遊技機100は、デモンストレーションの報知パターンを複数用意し、複合サブ制御基板300などに備えられた切替操作部340によってこれら複数の報知パターンを任意に切り替えるようにしたため、ホールの営業時間や稼働状況、営業形態、遊技状態などに応じた最適なデモンストレーションを任意に選択して報知することができる。これによって、デモンストレーションによる作業効率の悪影響などを防止して的確な営業が実施できる共に、遊技者に対する的確な遊技サービスを提供することができる。
200…主制御基板
300…複合サブ制御基板(デモ報知手段)
320…演出図柄制御基板(デモ報知手段)
340…切替操作部(デモ報知手段)
350…音量調節操作部(デモ報知手段)
810…電源スイッチ
30…演出図柄表示器(デモ報知手段)
42,43…スピーカーユニット(デモ報知手段)
P100…図柄停止画面
P200…デモ画面1
P300…図柄変動画面
P400…当り演出画面
P500…デモ画面2
Claims (1)
- 遊技盤に設けられた入賞装置への遊技球の入賞を契機として行われる抽選の結果、画像表示部の背景上で演出図柄を所定の変動パターンによって変動させ、演出図柄の変動が停止することでその抽選結果とすることを通常の画面モードを含む複数の画面モードの何れかで表示するとともに、遊技が行われていないときにデモンストレーションをデモ画面として前記画像表示部に報知するデモ報知手段を備えたパチンコ機であって、
少なくとも2種類以上のデモ画面を設けた報知パターンのうちの任意の報知パターンに切り替え可能な切替操作部を備え、
前記切替操作部の切り替え操作に基づいて、前記通常の画面モードとデザインが異なり、且つ、演出図柄は変動しないか、あるいは演出図柄が表示されず演出画像だけが表示される遊技画像に係る画面モードが、実際に遊技が行われるまでのデモ画面に係る報知パターンの1つとして切り替え可能であり、
前記遊技画像に係る画面モードのデモ画面として切り替えられた状態で遊技が開始された場合、前記入賞装置に遊技球が入賞して抽選が行われると、当該画面モードを維持したまま演出図柄を変動させる遊技を行い、当選することなく抽選結果が表示されることを所定回数行うことに基づいてモード移行することを特徴とするパチンコ機。
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