JP5123700B2 - 画像形成装置およびそれを用いた複連式画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置およびそれを用いた複連式画像形成装置 Download PDF

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本発明は電子写真方式の画像形成装置に係り、転写手段にベルト状若しくはローラ状の転写部材を用いて、特に粗面紙や熱によるシワの発生した用紙に画像を形成する場合も、画像欠陥のない良質な画像を形成し得る画像形成装置に関する。
連続紙プリンタは従来、帳票へのコンピュータ出力印刷に使用されることが多かったが、最近では高速可変情報印刷としての機能を活かし、ダイレクトメールや請求書、マニュアル、書物等の多用途の印刷に使用されるようになってきた。使用される用途の拡大に伴い、使用するウェブ(被記録媒体)も薄紙から厚紙まで、またウェブの種類も上質紙から粗面紙まで多種に亘って対応する必要が生じている。
一方、省資源の観点から、連続紙プリンタを2台用いてタンデム運転し、1台目で第1面を印刷し、その後、ウェブ面を反転させて2台目で第2面を印刷することにより両面印刷を行うニーズが増加してきている。このような多用途に対応する場合、画像欠陥のない画質を得るためには転写器の転写性能が特に重要になる。
しかしながら、一般にタンデム印刷の場合、1台目の定着でウェブが熱によりダメージを受け、熱収縮による凹凸を生じるため、2台目の転写部において、ウェブと感光ドラム面との密着性が悪く、ウェブ表面の凹部領域では転写不良による画像欠陥が生じやすいという問題がある。
図9は、連続紙の両面印刷が可能なタンデム印刷方式の概念図である。同図に示すように、連続した長尺状のウェブ7の第1面に画像70aを形成する1台目の連続紙プリンタP1と、第2面に画像70bを形成する2台目の連続紙プリンタP2を連続して備えている。
連続紙プリンタP1,P2は、ミシン目のあるボックス紙やミシン目のないローラ紙を高速(0.5〜2m/秒)で搬送して印刷を行う。被記録媒体であるウェブ7は、カット紙と異なりウェブは連続している。
このウェブ7は、感光体1aを含む現像部4a等の画像形成部を有する1台目のプリンタP1で画像70aを印刷した後、ターンバーTによりウェブ7を反転させ、更に感光体1bを含む現像部4b等の画像形成部を有する2台目のプリンタP2で裏面に画像70bを印刷する。
このようにしてウェブ7の両面に画像を印刷する場合、例えば第1画像70aをウェブ7に固着させる定着部があるB部領域で停止したウェブ部分の裏面に、2台目のプリンタP2で画像を形成する場合、以下のような画像欠陥を生じるという問題がある。
図10は図9のB部を拡大した定着部のウェブ停止状態を示す概略図である。定着部は図示のようにウェブ7を接触させて予熱するプレヒータ13と、ヒータ14a〜14dを内装した加熱ローラ14及び加熱ローラ14に加圧するバックアップローラ15により構成されている。
定着部は連続印刷中においてウェブ7に熱を供給し続けており、印刷を停止するとヒータ14a〜14dはオフとなるが、自然冷却のため、余熱による加熱が生じる。よって、プレヒータ13上のウェブ7は、ウェブ7の幅方向あるいはその搬送方向に熱収縮したり、熱ダメージによりウェブ7に凹凸が生じる。そのため、印刷を再スタートしたときに、1台目のプリンタP1のプレヒータ13上に停止したウェブ部分が、2台目のプリンタP2の画像形成部を通過するときに画像欠陥を生じやすくなる。
このような問題を解決するために、従来は、特許文献1に記載されているように、転写アシストブレードを設けて、ウェブを感光体表面に押し付ける方法が知られている。転写アシストブレードを設けることにより、ウェブ表面の凹凸と感光ドラム間の空隙を低減することが可能となり、良好な転写が得られる。しかしながら両面印刷の場合は、ウェブの第2面にトナー像を印刷する際、第1面には、既にトナー画像が形成されているため、転写部ハウジングに搬送されるウェブの転写アシストブレードと接触する面にはトナー画像が形成された第1面がくる。このため転写アシストブレードにより定着されたトナー像の表面を擦り、一部のトナーが転写アシストブレードに付着し汚れとなって、第1面に形成した画像の劣化を生じる。
一般にウェブの第2の面に画像を形成する印刷時は、第1面の印刷時の定着プロセスで熱履歴を受けて、ウェブの変形が生じているから、密着性を向上させるために転写アシストブレードの押し付け圧力をより大きくする必要がある。このため、ますますブレード汚れを助長するという問題が生じる。
一方、他の転写手段として、転写ローラや転写ベルト方式が一般的に知られており、中低速のカット紙プリンタに採用されている。例えば、特許文献2において、従動の転写ローラを旋回レバーによって押し付ける構成が記載されている。転写ローラは非接触のコロトロン転写方式と比較すると、適当な押し圧力で接触させているため、前述したようなウェブ表面の凹凸と感光ドラム間の空隙を低減することが可能となる。転写ローラでは感光体上に現像されたトナー像を静電気力でウェブ表面に転写させるために転写ローラに電荷を供給し、転写が行われる。転写ローラに電荷を供給する手段としては、転写ローラの芯金に電流を印加する方式と転写ローラ表面に誘電体層を設け、転写ローラ表面から転写に必要な電荷を供給する方式が知られている。
前者の転写ローラの芯金に電流を印加する方式は、中低速域の主にカット紙プリンタで採用されている。転写に必要な表面電荷は印刷速度の増加に伴い、増加させなければならないため、転写ローラとウェブのニップ幅(接触面積)を広く取る必要がある。ニップ幅を広く取るためには、ローラ径の拡大や弾性体の厚み増加や弾性体の硬度低下等を行えば良いが、ローラ径拡大及び弾性体厚み増加による装置スペースの拡大、弾性体の硬度低下によるローラ変形の拡大によるローラ寿命低下の問題を生じる。
後者の転写ローラ表面から転写に必要な電荷を供給する方式は、印刷速度に対するニップ幅の増加がなく、表面層の誘電体層が保護層を兼ねるため、転写ローラ径の拡大やローラ寿命の低下を防止することが可能である。本方式は、例えば、特許文献3において、転写ローラ(あるいは転写ベルト)に表面から電荷を供給する点が記載されている。しかし、電荷を供給するための帯電器や転写ローラ表面の電荷を除去する除電器が必要となり、コスト増加を招く。
また、転写ローラを連続紙プリンタに適用する場合、以下の点を考慮する必要がある。転写ローラは一般的にウェブに従動させて使用する場合が多く、カット紙の場合、ウェブは1枚毎に切れているため印刷完了は定着工程までとなり、装置内部にウェブ上にトナーがのった未定着状態で停止することは通常動作ではないため、事前に転写ローラを感光体や中間転写ベルトに当接させておいても構わない。
しかし連続紙の場合、ジョブの途中で印刷が停止する場合があり、頁間の非印刷領域を除いて未定着の画像が存在する。通常、次の印刷の助走距離を確保する為、ウェブは必要分だけウェブの戻し動作が入り、起動時はその助走距離を利用してウェブを規定速度まで立ち上げる。従って、連続紙の場合、画像劣化の点から、ウェブの戻し動作をはじめ印刷停止時(実印刷工程終了後から搬送系等の完全停止までの期間も含む)には転写ローラをウェブから離さなければならず、接離動作が必要となる。接離動作としては、停止部後端の非印刷領域から先頭頁先端の非印刷領域間内で行なわなければならない。
このとき前述した転写ローラの芯金に電流を印加する方式の場合は、内部から電流が随時、流れるために、転写ローラ自体の回転速度はウェブの搬送速度に対して遅れたとしても、転写性には影響を受けない。しかし、高速に有利な転写ローラ表面から転写に必要な電荷を供給する方式の場合、印刷起動時において、転写ローラの電荷供給位置から転写点までの間は、転写ローラが回転していないためにその間は転写が出来ない。よって、転写ローラが従動の場合、起動時は転写が出来ない問題があった。また、高速領域においては転写ローラの追従性に課題があった。
前述のように連続紙プリンタは多用途に対応するため多種類のウェブに対応することも求められており、使用されるウェブの幅も用途によって使い分けられる。例えば、長尺(21〜22インチ)の感光ドラムが使用されると、ウェブの幅も12インチ、16インチ、22インチと多岐にわたる。帳票では12から16インチ、マニュアルや書物等の印刷では、印刷後に裁断するためA4サイズの2面取り可能な17インチ幅、B5サイズの3面取りの22インチのウェブとなる。そのため、幅が狭いウェブを印刷する際には、感光体の非通紙部分は転写ローラと直接接触することになる。この点について、例えば、特許文献3には、スイッチにより転写ローラの表面速度を変更する点が記載されている。転写ローラが従動の場合、同速度であるから問題ないが、それぞれが駆動した場合、表面の機械的摩擦により、ローラ及び感光体の短寿命化を招く問題があった。また、前述したように連続紙プリンタの場合、短時間で転写ローラの接離動作を行う必要がある。これは高速になるほど、また重量大になるほど、イナーシャが増加するため、振動による文字ブレ等の画質劣化を招くことになる。
特開2007−47195号公報 特開昭48−51640号公報 特開昭52−42125号公報
本発明の目的は、このような従来技術の問題を解決し、良質な画像が形成できる画像形成装置およびそれを用いた複連式画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、
トナー像を担持する像担持体と、
その像担持体上のトナー像を被記録媒体上に転写する転写部材と、
前記被記録媒体を前記像担持体と前記転写部材の間に搬送する搬送手段と、
前記転写部材の表面を前記トナー像の電荷と逆極性に帯電する帯電器と、を備えた画像形成装置において、
前記転写部材を前記被記録媒体の搬送方向と同方向に回転駆動する回転駆動手段と、
前記転写部材を前記被記録媒体を介して前記像担持体に対し、印刷時には当接させ、印刷時以外は離間させる接離手段と、
印刷起動時に前記回転駆動手段からの回転駆動力を前記転写部材に伝達し、前記転写部材の回転速度が安定した時点で回転駆動力を遮断する駆動伝達遮断手段とを備え、
前記帯電器は、前記転写部材の往復移動に邪魔にならない位置で、かつ前記被記録媒体を介して前記像担持体に当接したときの前記転写部材の位置に対して所定の間隔をおいた位置に固定されていることを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は、
トナー像を担持する像担持体と、
その像担持体上のトナー像を被記録媒体上に転写する転写部材と、
前記被記録媒体を前記像担持体と前記転写部材の間に搬送する搬送手段と、
前記転写部材の表面を前記トナー像の電荷と逆極性に帯電する帯電器と、を備えた画像形成装置において、
前記転写部材を前記被記録媒体の搬送方向と同方向に回転駆動する回転駆動手段と、
前記転写部材を前記被記録媒体を介して前記像担持体に対し、印刷時には当接させ、印刷時以外は離間させる接離手段と、
印刷起動時に前記回転駆動手段からの回転駆動力を前記転写部材に伝達し、前記転写部材の回転速度が安定した時点で回転駆動力を遮断する駆動伝達遮断手段とを備え、
前記転写部材を収納する転写器ハウジングの前記像担持体と対向する開口部側に前記被記録媒体の搬送を案内するガイド部が設けられ、そのガイド部により案内される前記被記録媒体の前記像担持体とは反対側の前記転写器ハウジング内に前記転写部材が配置されており、
前記像担持体上のトナー像を前記被記録媒体上に転写するときは、前記転写部材とともに前記転写器ハウジングを前記像担持体側に移動して、前記転写部材により被記録媒体を前記像担持体側に押圧し、
トナー像を前記被記録媒体上に転写しないときは、前記転写部材とともに前記転写器ハウジングを前記像担持体から後退させて、前記被記録媒体を前記像担持体から離間する構成になっており、
前記帯電器が前記転写器ハウジング内に収納され、その帯電器は、前記転写部材の往復移動に邪魔にならない位置で、かつ前記被記録媒体を介して前記像担持体に当接したときの前記転写部材の位置に対して所定の間隔をおいた位置に固定されており、
前記転写器ハウジングには前記帯電器が貫通する側壁部が設けられているとともに、該側壁部には前記転写器ハウジングの往復移動を許容するための切欠部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は、
トナー像を担持する像担持体と、
その像担持体上のトナー像を連続した長尺状の被記録媒体上に転写する転写部材と、
前記被記録媒体を前記像担持体と前記転写部材の間に搬送する搬送手段と、
前記転写部材の表面を前記トナー像の電荷と逆極性に帯電する帯電器と、
前記被記録媒体上に転写されたトナー像を加熱定着する定着部と、を備えた第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とを有し、
その第1の画像形成装置と第2の画像形成装置により、連続した1つの前記被記録媒体上に第1画像と第2画像を形成する複連式画像形成装置において、
少なくとも前記第2の画像形成装置が前記第1または第2の手段の画像形成装置であることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、良質な画像が形成できる画像形成装置およびそれを用いた複連式画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態を図とともに説明する。図8は、実施形態に係る画像形成装置の全体の概略構成図である。
(1)画像形成装置全体の構成
図8に示すように、感光体1の回転方向に沿って帯電器2、露光装置3、現像機4、転写部5及びクリーニングブラシ6などが配置されている。帯電器2により感光体1の表面に一様に電荷が付与された後、画像データに応じて露光装置3により感光体1の表面にレーザ光が照射される。これにより感光体1の表面に静電潜像が形成され、現像機4により現像されて、感光体1の表面にトナー像が形成される。
感光体1として、セレン感光体、有機感光体(OPC)、アモルファス・シリコン(a−Si)等のプラス帯電感光体を用いた。感光体1の現像方式は反転現像方式であり、トナーの帯電極性はプラス極性である。
連続紙からなるウェブ7はウェブ搬送装置8〜12により転写部5に搬送され、転写部5によりウェブ7上にトナー像が転写される。ウェブ7上のトナー像はプレヒータ13を通過時に、トナー樹脂の転移温度付近まで加熱された後、ヒータを内蔵した加熱ローラ14とバックアップローラ15からなる定着機16によりトナー像はウェブ7に溶融固着される。なお、両面印刷する場合は、図8に示すように画像形成装置を2台使用する。本発明はこの画像形成装置における転写部5の構成に特徴があり、次にこの転写部5の構成について説明する。
(2)転写部2の構成
図1は転写部付近の概略構成図、図2は転写ローラ駆動部の概略側面図である(図1のC方向から見た図である)。
図1に示すように、転写部5のウェブ搬送方向上流側と下流側にトラクタ式のウェブ搬送装置11、12が設置され、ウェブ7の送り穴に回転しているウェブ搬送装置11、12のピンが順次嵌合してウェブ7を所定方向に搬送する。
転写部5はウェブ7を案内する下部ガイド17aと上部ガイド17bを開口端に設けた転写器ハウジング18、その内部に収納された転写ローラ19、転写ローラ19の表面に電荷を供給するコロナ帯電器20、転写後の転写ローラ19の表面を除電する除電器21、転写ローラ19の表面に付着したトナーや紙粉等を除去するブラシ状の清掃部材22を備える。
図1に示すようにウェブ7は、ウェブ搬送装置11から下部ガイド17a、上部ガイド17bを通りウェブ搬送装置12に至る。
転写ローラ19は表面層をフッ素系の非導電性のチューブで被覆し、中間層に導電性の弾性層を設け、更に下層に非導電性の弾性層、金属性の材料で芯金を設けた3層構成で製作されている。本実施形態では、転写ローラ19の表面層を四フッ化エチレン−パーフロロアルキルビニールエーテル共重合体(PFA)等のチューブを用いて形成し、厚みを30〜100μmm程度とした。他の構成として、表面層に同様の非導電性のチューブを被覆し、内層に導電性の弾性層を設けた2層構成でも良い。
図2に示すように、転写ローラ19の両端部から突出した転写ローラシャフト23は軸受け24を介してアーム25の先端部に回転自在に支持され、アーム25の中間部は軸受け26を介してアームサポートシャフト27に回転自在に支持されている。従って転写ローラ19はアームサポートシャフト27を中心にして揺動可能に支持され、後述するように感光体1との接離動作が行われる。
アームサポートシャフト27の両端部は対向して配置された側板28により回転可能に支持され、側板28にはさらにウェブ搬送装置11を回転可能に支持するドライブシャフト29とトラクタシャフト30も回転可能に支持されている。
ドライブシャフト29の一方の端部にプーリ31が取り付けられ、そのプーリ31はタイミングベルト32を介して駆動側プーリ33に連結され、駆動側プーリ33はウェブ搬送モータ34の出力軸に連結されている。またドライブシャフト29には中間プーリ35が取り付けられ、その中間プーリ35はタイミングベルト36を介してアームサポートシャフト27の一方の端部に固定された中間プーリ37に連結されている。さらにアームサポートシャフト27には中間プーリ38が取り付けられ、その中間プーリ38はタイミングベルト39を介して転写ローラシャフト23の一方の端部に固定されたプーリ40に連結されている。
従ってウェブ搬送モータ34の回転駆動力は、駆動側プーリ33−タイミングベルト32−プーリ31−ドライブシャフト29を介してウェブ搬送装置11に伝達される。さらにこの回転駆動力は、ドライブシャフト29−中間プーリ35−タイミングベルト36−中間プーリ37を介してアームサポートシャフト27に伝達される。さらにまたこの回転駆動力は、中間プーリ38−タイミングベルト39−プーリ40−転写ローラシャフト23を介して転写ローラ19に伝達される。
従ってウェブ搬送モータ34が回転すると、転写ローラ19がウェブ搬送装置11と同期して回転する。本実施形態では転写ローラ19の回転駆動にウェブ搬送モータ34を用いたが、別の駆動源を用いてもよい。
図1に示すようにアーム25の基端側にはスプリング41の一端が連結され、スプリング41の他端は固定部42に連結されている。また、アームサポートシャフト27とスプリング41の間でアーム25と近接した位置に偏芯カム43が取り付けられ、偏芯カム43は図示しないモータなどにより所定のタイミングで回転される。前記スプリング41は、転写ローラ19に適正な押圧力を与えて、感光体1との間に所定のニップ幅を得るために用いられる。前記偏芯カム43は、スプリング41と共働して感光体1に対する転写ローラ19の接離動作のために用いられる。次に転写器ハウジング18の揺動機構について説明する。
(3)転写器ハウジング18の揺動機構
図3に示すように転写器ハウジング18は、上部に設けた軸芯部44を中心に揺動可能に支持されている。また転写器ハウジング18の感光体1とは反対側の後壁にはリンク45の一端が連結され、リンク45の他端はハウジング駆動モータ46の出力軸に偏芯して取り付けられている。従ってハウジング駆動モータ46の回転により、転写器ハウジング18は揺動軸芯部44を中心に揺動できるようになっている。
前述のように連続紙プリンタの場合、感光体1に対して短時間でウェブ7ならびに転写ローラ19の接離動作を行う必要があるが、この接離動作が高速になるほど、また接離する部材の総重量が重いほど、イナーシャが増加し、そのため振動による文字ブレ等の画質劣化を招くことになる。
この問題を解消するため本実施形態では、コロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22は接離動作させないで、ウェブ7を支持している転写器ハウジング18と転写ローラ19だけを接離動作させる構成にしている。図1に示すようにコロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22は転写器ハウジング18内に収容されているものであるから、図3に示すように転写器ハウジング18にはコロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22と対向する側壁部47の部分に切り欠き状あるいは開口状の切欠部48a,48bを夫々形成して、転写器ハウジング18の接離動作を許容する構造になっている。
このようにコロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22は転写器ハウジング18から切り離し接離動作させないで固定しており、しかも転写器ハウジング18に切欠部48a,48bを形成して軽量化も図っているため、イナーシャが小さく、画質劣化を招くことなく、ウェブ7ならびに転写ローラ19の高速接離動作が可能となる。なお、図3では図面が煩雑になるため、転写ローラ19、コロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22の図示は省略している。次に転写部5の動作について説明する。
(4)転写部5の動作
図3ならびに図4は転写部5の印刷待機時[同図(a)]と印刷時[同図(b)]の状態を示す図、図5はそれぞれの動作を示すタイミングチャートである。
印刷待機時は、ハウジング駆動モータ46が回転して転写器ハウジング18は図3(a)の位置で止まっており、転写器ハウジング18とウェブ7は感光体1から離間している。
また図4(a)に示すように、偏芯カム43が回転してそれの長径部分がスプリング41の引張力に抗してアーム25の基端部側を押し上げ、それによりアーム25はアームサポートシャフト27を中心に揺動する。アーム25の先端部に転写ローラ19が取り付けられているから、アーム25の揺動により転写ローラ19はYa方向に移動し、感光体1から離れて非接触の状態にある。この非接触の状態で偏芯カム43の回転は停止して、図に示す印刷待機状態が維持されている。前記ハウジング駆動モータ46による転写器ハウジング18の後退と、偏芯カム43による転写ローラ19の後退はほぼ同時に行われる。
図示しない制御部からのウェブ搬送開始信号に基づいてウェブ搬送モータ34が回転し、それに伴いウェブ搬送装置11が駆動してウェブ7の搬送が開始される。ウェブ7の搬送速度は図5に示すようにウェブ7の印刷頁の先端部が転写点に到達する前に規定の速度まで立ち上がり、転写動作の準備を完了させる。転写ローラ19は、ウェブ搬送装置11と同時に回転を開始する。
図5に示すように、ウェブ7の搬送動作開始から所定の遅延時間tだけ遅れてコロナ帯電器20がオンし、さらにそれから所定の遅延時間tだけ遅れて転写器ハウジング7と転写ローラ9は揺動動作を開始する。すなわち図3(b)に示すようにハウジング駆動モータ46が回転を開始し、その回転駆動力はリンク45に伝達され、転写器ハウジング18を感光体1側に押し出し、ウェブ7が感光体1と接触してハウジング駆動モータ46の回転が停止する。なお、上記の所定の遅延時間t、tは必ずしも設定が必要というわけではないが、本発明では制御を簡略化するために設定している。
具体的には、転写ローラ19の径が40mm、コロナ帯電器20と転写点間の距離を40mmとした場合、残りの85.6mmがコロナ帯電器20に突入しない時間と用紙の助走距離との関係から、用紙の助走距離が85.6mmより短い場合には遅延時間を設ける必要はなく、逆に85.6mmより長い場合には、その差分の時間だけ遅延時間を設ける必要がある。
これと同時に図4(b)に示すように、偏芯カム43が図4(a)の状態から回転を開始し、すなわちアーム25は回転する偏芯カム43の周面と接触した状態でアームサポートシャフト27を中心にYb方向に回動する。この回動に伴い転写ローラ19は感光体1側に揺動して、スプリング41の引張力Xにより転写ローラ19に適正な押圧力が付与され、それにより感光体1との間に所定のニップ幅が確保される。
このように転写ローラ19が押し付けられて感光体1との間に適正なニップ幅が確保された状態では、図4(b)に示すように偏芯カム43の短径部(下死点)がアーム25と対向しているが、両者の間には若干の隙間(0.3〜2mm)が形成され、アーム25に対して偏芯カム43は非接触状態にある。すなわち感光体1に対する転写ローラ19の押圧力は、偏芯カム43に影響されず、スプリング41のみによって適正に付与されている。本発明では、この押圧力は20〜80Nとしている。
図5に示すように、転写ローラ19と転写器ハウジング18の揺動動作はウェブ7の印刷頁の先端部が転写点に到達する前で完了する。転写ローラ19の回転はウェブ7の搬送開始とほぼ同時に開始されているから、転写ローラ19は回転しながらウェブ7と接触することになる。この転写ローラ19に電荷を供給するコロナ帯電器20のオン動作は転写が開始する時には既に電荷が転写ローラ19表面にのるタイミングで行われる。なお、印刷停止時は起動時動作の逆の手順で行われ、次の印刷動作に備える。
図4において、印刷状態のコロナ帯電器20及び除電器21のそれぞれの転写ローラ19との距離L1、L2は転写性能に最適な位置関係で配置されている。本発明では、実験等によりL1=8mm、L2=10mmとしている。転写ローラ19はウェブ7に対して、接離動作を短時間で行う必要があるため、重量を極力抑える必要がある。転写ローラ19の周囲に付属するコロナ帯電器20や除電器21等を含めたユニットの移動は重量大のため、起動時における転写ローラユニット振動の影響で、画質劣化を招く。
そのため本実施形態では、コロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22の位置を転写ローラ19の往復移動に邪魔にならない配置とし、印刷状態で転写に最適な距離L1(転写ローラ19とコロナ帯電器20の間の距離)、距離L2(転写ローラ19と除電器21の間の距離)が設定され、その位置にコロナ帯電器20、除電器21ならびに清掃部材22が固定されている。そして前述のように転写器ハウジング18に切欠部48a,48bをそれぞれ設けて、コロナ帯電器20、除電器21、清掃部材22を転写器ハウジング18から分離して固定とすることで、転写ローラユニットの重量を極力抑えることができる。このため緊急の停止時、或いは起動時の画像劣化を抑えることが可能となる。各々の前記転写器ハウジング18の切欠部48a,48bは、転写器ハウジング18が往復移動してもそれの側壁部47がコロナ帯電器20、除電器21、清掃部材22と接触しない大きさに切り欠かれている。本発明では、転写ローラ19の周囲に付属するコロナ帯電器20や除電器21等を含めたユニットの重量は約5.5kgであり、そのうち動かさないコロナ帯電器20や除電器21等を含めた重量は約2.5kgである。
(5)転写ローラ駆動部の他の実施形態
図6は、本発明の他の実施形態に係る転写ローラ駆動部の概略側面図である。この実施形態で図2に示す実施形態と相違する点は、プーリ40と転写ローラ19の間の転写ローラシャフト23の部分に電磁クラッチ等の駆動遮断手段49を介在した点である。
印刷起動時からウェブ7及び転写ローラ19の速度が安定した時点で、前記駆動遮断手段49によりプーリ40(駆動力伝達系統)からの回転駆動力の伝達を遮断して、転写ローラ19の回転をウェブ7の搬送速度に対して駆動から従動に切り替える構成になっている。印刷停止時は転写ローラ19が後退動作して、転写ローラ19が慣性力で回り続けるが、特に問題は無い。また、印刷停止時に駆動遮断手段49を接続して止めても良い。
前述のようにウェブ7及び転写ローラ19の速度が安定した時点で、駆動遮断手段49により駆動力伝達系統からの回転駆動力の伝達を遮断して、転写ローラ19をウェブ7の搬送に伴って従動回転させることにより、転写ローラ19とウェブ7の速度差を無くすことができ、転写ローラ19の寿命延長が図れる。
前記実施形態では転写部材として転写ローラを使用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば転写ベルトなどの他の転写部材を用いる場合にも適用可能である。
(6)転写ローラ19の他の実施形態
図7は、転写ローラ19の他の実施形態を示す概略側面図である。通常使用される転写ローラ19は図示していないが、転写ローラシャフトと転写ローラ本体とが一体となっている。
この例では転写ローラシャフト23の一方側には、嵌装される細長い管体51と、その管体51の軸方向外側に一体に設けられた鍔部50を有する第1摩擦プーリ62が鍔部50を内側にして嵌装され、その外側に固定された第1ストッパー52により軸方向外側への移動が阻止されている。転写ローラシャフト23の他方側からは、軸長が転写ローラ本体53よりも若干短くて転写ローラシャフト23に嵌装される細長い管体54と、その管体54の軸方向外側に一体に設けられた鍔部55とを有する第2摩擦プーリ56が嵌装されている。
前記管体54の外周でかつ前記鍔部50と鍔部55の間には転写ローラ本体53が介在され、転写ローラ本体53が鍔部50と鍔部55に挟持された形になっている。転写ローラ本体53の外表面はPFAなどの誘電層57で被覆されている。
転写ローラシャフト23の第2摩擦プーリ56の軸方向外側には第2ストッパー58が固定され、第2摩擦プーリ56と第2ストッパー58の間にコイルスプリング59が介在されている。
転写ローラシャフト25の両端部は軸受け24で支持され、転写ローラシャフト25の一方の端部にプーリ40を設け、駆動モータ60からの駆動力はプーリ61ならびにタイミングベルト39を介して、転写ローラシャフト23及び第1摩擦プーリ62、第2摩擦プーリ56を回転する。
このとき第1摩擦プーリ62、第2摩擦プーリ56はコイルスプリング59によって軸方向に荷重が付加されており、第1摩擦プーリ62、第2摩擦プーリ56が回転すると転写ローラ本体53は図中R部で摩擦力によって連れ回りする。
ここで、コイルスプリング59の弾性力Psと、鍔部50,55と転写ローラ本体53間との摩擦係数μを低く、ウェブ7と転写ローラ19間の摩擦係数μは高くなるように設定している。具体的には、Ps=1kgf、μ=0.22、μ=0.65としている。また、感光体と転写ローラ19との荷重は3kgfと設定している。
印刷時において転写ローラ19の表面に、ウェブ7及び感光体1が接すると、転写ローラ19の表面速度Vrはウェブ7及び感光体1の速度Vpに追従するような負荷関係にしておく。この構成をとることにより、転写ローラ19単品の回転力を有しつつ、印刷時には転写ローラ19はウェブ7及び感光体1の速度に追従することができ(Vr=Vp)、転写ローラ19及び感光体1の寿命低下が防止できる。
前記実施形態では、転写ローラの揺動動作(往復移動)と転写器ハウジングの揺動動作(往復移動)とを別の駆動系で行ったが、1つの駆動系で転写ローラと転写器ハウジングの揺動動作(往復移動)を行うことも可能である。
前記実施形態では、2つの画像形成装置を用いて連続した被記録媒体の表面と裏面にそれぞれ画像を形成したが、2つの画像形成装置を用いて連続した被記録媒体の一方の面に画像を形成することも可能である。
前記実施形態によれば、具体的に下記のような作用効果を奏することができる。
(1)表面に大きな凹凸のある粗面紙を用いた場合にも画像欠陥のない良好な転写が可能になる。
(2)タンデム印刷装置により両面印刷を行う場合、1台目のプリンタでウェブが熱的に変形を受けても、2台目のプリンタにおける転写時に画像の転写抜けを防止することが可能となり、画像欠陥が低減できる。
(3)転写ローラを回転させる駆動手段を設けたため、転写ローラ表面から転写に必要な電荷を供給する転写方式において、印刷起動時の転写性を確保することが可能となる。このため、転写ローラに追従性悪化による転写不良を抑えることができる。
(4)印刷起動時において、転写ローラを回転させる駆動手段をウェブ搬送手段と連動させる駆動系としたため、ウェブ搬送速度と転写ローラ回転速度との差を最小源に抑えることができ、転写ローラや感光体の長寿命化が図れる。
(5)転写ローラの構成をウェブ搬送速度に従動する外周ローラと、転写ローラを回転させる駆動を伝達する内周ローラとからなる二重構成としたため、転写ローラ及び感光体の長寿命化が可能となる。また、転写ローラ寿命時における交換単位を外周ローラのみとすることができ、頁コストの低減が図れる。
(6)転写ローラ表面から転写に必要な電荷を供給する転写方式において、転写ローラ周辺に付属する帯電器等の必要部材の最適位置を印刷時の転写ローラ位置に合わせ固定としたため、転写ローラユニットの軽量化が図れ、接離動作時の転写ローラ振動を抑えることができ、起動時文字ブレ等の画質劣化を低減することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の転写部の概略構成図である。 その転写部における転写ローラ駆動部付近の概略側面図である(図1のC方向から見た図)。 その転写部における転写器ハウジングの揺動機構を説明するための概略構成図である。 その転写部における転写ローラの揺動機構を説明するための概略構成図である。 その転写部の各動作を説明するためのタイミングチャートである。 転写部の他の実施形態を示す概略側面図である。 転写ローラの他の実施形態を示す概略側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 タンデム印刷の説明図である。 印刷停止時に定着器上に停止したウェブの状態を示す説明図である(図9のB部の拡大図)。
符号の説明
1:感光体、2:帯電器、3:露光装置、4:現像機、4a,4b:現像部、5:転写部、6:クリーニングブラシ、7:ウェブ、8〜12:ウェブ搬送装置、13:プレヒータ、14:加熱ローラ、14a〜14d:ヒータ、15:バックアップローラ、16:定着機、17:ガイド、18:転写器ハウジング、19:転写ローラ、20:コロナ帯電器、21:除電器、22:清掃部材、23:転写ローラシャフト、24:軸受け、25:アーム、26:軸受け、27:アームサポートシャフト、28:側板、29:ドライブシャフト、30:トラクタシャフト、31:プーリ、32:タイミングベルト、33:駆動側プーリ、34:ウェブ搬送モータ、35:中間プーリ、36:タイミングベルト、37:中間プーリ、38:中間プーリ、39:タイミングベルト、40:プーリ、41:スプリング、42:固定部、43:偏芯カム、44:軸芯部、45:リンク、46:ハウジング駆動モータ、47:側壁部、48a,48b:切欠部、49:駆動遮断手段、50,55:鍔部、62:第1摩擦プーリ、52:第1ストッパー、53:転写ローラ本体、51,54:管体、56:第2摩擦プーリ、57:誘電層、58:第2ストッパー、59:コイルスプリング、60:駆動モータ、61:プーリ、70a:第1画像、70b:第2画像、P1:1台目のプリンタ、P2:2台目のプリンタ、L1:転写ローラとコロナ帯電器の距離、L2:転写ローラと除電器の距離。

Claims (5)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    その像担持体上のトナー像を被記録媒体上に転写する転写部材と、
    前記被記録媒体を前記像担持体と前記転写部材の間に搬送する搬送手段と、
    前記転写部材の表面を前記トナー像の電荷と逆極性に帯電する帯電器と、を備えた画像形成装置において、
    前記転写部材を前記被記録媒体の搬送方向と同方向に回転駆動する回転駆動手段と、
    前記転写部材を前記被記録媒体を介して前記像担持体に対し、印刷時には当接させ、印刷時以外は離間させる接離手段と、
    印刷起動時に前記回転駆動手段からの回転駆動力を前記転写部材に伝達し、前記転写部材の回転速度が安定した時点で回転駆動力を遮断する駆動伝達遮断手段とを備え、
    前記帯電器は、前記転写部材の往復移動に邪魔にならない位置で、かつ前記被記録媒体を介して前記像担持体に当接したときの前記転写部材の位置に対して所定の間隔をおいた位置に固定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、さらに前記転写部材の転写後の除電を行う除電器が、前記転写部材の往復移動に邪魔にならない位置で、かつ前記被記録媒体を介して前記像担持体に当接したときの前記転写部材の位置に対して所定の間隔をおいた位置に固定されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. トナー像を担持する像担持体と、
    その像担持体上のトナー像を被記録媒体上に転写する転写部材と、
    前記被記録媒体を前記像担持体と前記転写部材の間に搬送する搬送手段と、
    前記転写部材の表面を前記トナー像の電荷と逆極性に帯電する帯電器と、を備えた画像形成装置において、
    前記転写部材を前記被記録媒体の搬送方向と同方向に回転駆動する回転駆動手段と、
    前記転写部材を前記被記録媒体を介して前記像担持体に対し、印刷時には当接させ、印刷時以外は離間させる接離手段と、
    印刷起動時に前記回転駆動手段からの回転駆動力を前記転写部材に伝達し、前記転写部材の回転速度が安定した時点で回転駆動力を遮断する駆動伝達遮断手段とを備え、
    前記転写部材を収納する転写器ハウジングの前記像担持体と対向する開口部側に前記被記録媒体の搬送を案内するガイド部が設けられ、そのガイド部により案内される前記被記録媒体の前記像担持体とは反対側の前記転写器ハウジング内に前記転写部材が配置されており、
    前記像担持体上のトナー像を前記被記録媒体上に転写するときは、前記転写部材とともに前記転写器ハウジングを前記像担持体側に移動して、前記転写部材により被記録媒体を前記像担持体側に押圧し、
    トナー像を前記被記録媒体上に転写しないときは、前記転写部材とともに前記転写器ハウジングを前記像担持体から後退させて、前記被記録媒体を前記像担持体から離間する構成になっており、
    前記帯電器が前記転写器ハウジング内に収納され、その帯電器は、前記転写部材の往復移動に邪魔にならない位置で、かつ前記被記録媒体を介して前記像担持体に当接したときの前記転写部材の位置に対して所定の間隔をおいた位置に固定されており、
    前記転写器ハウジングには前記帯電器が貫通する側壁部が設けられているとともに、該側壁部には前記転写器ハウジングの往復移動を許容するための切欠部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項記載の画像形成装置において、さらに前記転写部材の転写後の除電を行う除電器が前記転写器ハウジング内に収納され、その除電器は、前記転写部材の往復移動に邪魔にならない位置で、かつ前記被記録媒体を介して前記像担持体に当接したときの前記転写部材の位置に対して所定の間隔をおいた位置に固定されており、
    前記転写器ハウジングには前記除電器が貫通する側壁部が設けられているとともに、該側壁部には転写器ハウジングの往復移動を許容するための切欠部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. トナー像を担持する像担持体と、
    その像担持体上のトナー像を連続した長尺状の被記録媒体上に転写する転写部材と、
    前記被記録媒体を前記像担持体と前記転写部材の間に搬送する搬送手段と、
    前記転写部材の表面を前記トナー像の電荷と逆極性に帯電する帯電器と、
    前記被記録媒体上に転写されたトナー像を加熱定着する定着部と、を備えた第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とを有し、
    その第1の画像形成装置と第2の画像形成装置により、連続した1つの前記被記録媒体上に第1画像と第2画像を形成する複連式画像形成装置において、
    少なくとも前記第2の画像形成装置が請求項1ないし4のいずれか1項記載の画像形成装置であることを特徴とする複連式画像形成装置。
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