JP5123741B2 - カプセル型医療装置 - Google Patents

カプセル型医療装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5123741B2
JP5123741B2 JP2008138400A JP2008138400A JP5123741B2 JP 5123741 B2 JP5123741 B2 JP 5123741B2 JP 2008138400 A JP2008138400 A JP 2008138400A JP 2008138400 A JP2008138400 A JP 2008138400A JP 5123741 B2 JP5123741 B2 JP 5123741B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
illumination
subject
medical device
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008138400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009284968A (ja
Inventor
英建 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2008138400A priority Critical patent/JP5123741B2/ja
Publication of JP2009284968A publication Critical patent/JP2009284968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5123741B2 publication Critical patent/JP5123741B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、被検体内に導入され、この被検体の臓器内部の画像を撮像するカプセル型医療装置に関するものである。
近年、内視鏡の分野においては、カプセル型筐体の内部に撮像機能および無線通信機能を備えたカプセル型医療装置が登場している。カプセル型医療装置は、被検体の臓器内部の観察(検査)のために被検体の口から飲み込まれ、その後、この被検体から排出されるまでの期間、蠕動運動等によって胃、小腸などの臓器の内部(消化管の内部)を移動しつつ、この被検体の臓器内部の画像(以下、体内画像という場合がある)を順次撮像する。かかる被検体内部のカプセル型医療装置は、無線通信によって被検体外部の受信装置に体内画像を順次送信する。
被検体外部の受信装置は、かかる被検体内のカプセル型医療装置から体内画像を順次受信し、受信した体内画像群を記録媒体内に蓄積する。かかる受信装置の記録媒体は、所定の画像表示装置に挿着される。この画像表示装置は、かかる記録媒体内に蓄積された被検体の体内画像群を取り込む。医師または看護師等は、この画像表示装置に被検体の体内画像群を表示させ、かかる体内画像群を観察することによって、この被検体を診断することができる。
このようなカプセル型医療装置として、例えば、カプセル型筐体のドーム形状をなす端部の透明カバー越しに被検体の体内画像を撮像するカプセル型内視鏡がある(特許文献1参照)。この特許文献1に記載されたカプセル型内視鏡は、カプセル型筐体の内部に、照明基板上に実装された態様の白色LEDと、被検体の体内画像を撮像する固体撮像素子と、この照明基板に挿通固定した態様の対物光学系と、この対物光学系のレンズ後方位置に固定配置された態様の固体撮像素子とを備える。かかるカプセル型内視鏡において、白色LEDは、カプセル型筐体の透明カバーを介して被写体に照明光を照射し、固体撮像素子は、この照明光によって照明された被写体からの反射光を対物光学系等を介して受光し、光電変換処理を行って被検体の体内画像を撮像する。
特開2003−325441号公報
しかしながら、上述した従来のカプセル型医療装置は、かかる固体撮像素子の被写体である被検体の臓器内部を照明する際、白色LED等の照明手段の照明基板に照射された光、具体的には、照明手段から照明基板の実装面に直接照射された光(直接光)、照明手段から透明カバーのドーム内面または臓器内壁面を反射して照明基板の実装面に到達した光(間接光)を被写体の照明に有効活用していなかった。
なお、内視鏡分野においては、かかる照明基板の実装面に照射された光を被写体の照明に有効活用することが可能なカプセル型医療装置が要望されている。かかる照明基板の実装面に照射された光を被写体の照明に有効活用することができれば、照明手段の発光量を増加せずに被写体を一層明るく照明できるため、被検体の体内画像を鮮明に撮像する上で有効である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、照明基板に照射された光を被写体の照明に有効活用して被写体の照明光量を増加することができるカプセル型医療装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるカプセル型医療装置は、被検体の内部に導入され、撮像部によって前記被検体の体内画像を撮像するカプセル型医療装置において、前記撮像部の被写体を照明する照明光を発光する1以上の発光部と、前記被写体からの反射光を前記撮像部の受光面に集光する対物光学系と、前記対物光学系を挿通する開口部が該開口部の中心と前記対物光学系の光軸とを一致させて前記対物光学系を配置できるように形成され、前記対物光学系の光軸を中心とする円周に沿って実装面に前記1以上の発光部を実装する照明基板と、前記照明基板の実装面内であって前記開口部に挿通した前記対物光学系と前記1以上の発光部との離間距離以上に前記対物光学系から離間する位置に設けられ、前記照明基板に照射される光を前記被写体に反射する反射部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、上記の発明において、前記照明基板の実装面内であって前記開口部に挿通した前記対物光学系から前記離間距離未満の位置に設けられ、前記照明基板に照射される光を吸収する光吸収部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、上記の発明において、前記反射部は、シート状の金属部材であることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、上記の発明において、前記反射部は、蒸着処理によって形成される光反射性の金属膜であることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、上記の発明において、前記反射部は、印刷処理によって形成される光反射性の樹脂膜であることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、上記の発明において、前記反射部は、前記照明基板の実装面に形成された回路配線の一部であることを特徴とする。
また、本発明にかかるカプセル型医療装置は、上記の発明において、前記照明光に対して透明であってドーム形状をなす光学ドームを含むカプセル型筐体を備え、前記対物光学系は、前記光学ドームの曲率中心位置と前記対物光学系の入射瞳位置とを一致させる態様で前記カプセル型筐体の内部に配置されることを特徴とする。
本発明にかかるカプセル型医療装置は、照明基板の開口部に挿通された対物光学系と、この対物光学系の光軸を中心とする円周に沿って前記照明基板の実装面に実装した1以上の発光部と、前記照明基板の実装面内であって前記開口部に挿通した前記対物光学系と前記1以上の発光部との離間距離以上に前記対物光学系から離間する位置に設けられた反射部と、撮像部とを内蔵し、前記1以上の発光部が発光した照明光を前記撮像部の被写体に照射するとともに、前記照明基板に照射される光を前記反射部によって前記撮像部の被写体に反射し、前記1以上の発光部の照明光および前記反射部の反射光によって照明された前記被写体の画像を前記撮像部によって撮像する。このため、本発明にかかるカプセル型医療装置は、照明基板に照射された光を被写体の照明に有効活用して、発光部の発光量を増加させずに被写体の照明光量を増加することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して、本発明にかかるカプセル型医療装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、本発明にかかるカプセル型医療装置の一例として、経口摂取等によって被検体である人間の臓器内部に導入され、この被検体の体内画像を順次撮像するカプセル型医療装置(カプセル型内視鏡)を例示するが、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。図2は、図1に示す方向D1から見たカプセル型医療装置を例示する模式図である。図1,2に示すように、この実施の形態にかかるカプセル型医療装置1は、筒状筐体2aとドーム形状筐体2bとによって実現されるカプセル型筐体2と、照明基板3eの実装面に複数の発光部3a〜3dを実装して実現される照明部3と、照明基板3eに照射された光を被写体に反射する反射部4a〜4hと、この被写体から照明基板3eに反射する光を吸収する光吸収部5とを備える。また、カプセル型医療装置1は、照明部3および反射部4a〜4hによって照明された被写体からの反射光を集光する対物光学系6と、対物光学系6によって集光された被写体からの反射光を受光して被写体の画像(被検体の体内画像)を撮像する撮像部7と、撮像部7によって撮像された被検体の体内画像を外部に無線送信する無線通信部8とを備える。さらに、カプセル型医療装置1は、制御基板10の実装面に実装された制御部9と、かかるカプセル型医療装置1の各構成部に電力を供給する電源部11とを備える。
カプセル型筐体2は、患者等の被検体の内部に導入可能な大きさに形成されたカプセル型の筐体であり、一端がドーム形状をなす筒状筐体2aの他端(開口端)をドーム形状筐体2bによって塞いで実現される。ドーム形状筐体2bは、内壁の曲率半径rのドーム形状を成し且つ発光部3a〜3dによる照明光(例えば白色光等の可視光)に対して透明な光学部材(すなわち光学ドーム)である。一方、筒状筐体2aは、可視光に対して略不透明な筐体である。かかる筒状筐体2aとドーム形状筐体2bとによって形成されるカプセル型筐体2は、カプセル型医療装置1の各構成部(照明部3、反射部4a〜4h、光吸収部5、対物光学系6、撮像部7、無線通信部8、制御基板10上の制御部9および電源部11)を液密に内包する。
照明部3は、撮像部7の被写体である被検体の臓器内部を照明光によって照明する。具体的には、照明部3は、所定の照明光を発光する複数の発光部3a〜3dと、照明部3の機能を実現するための回路が形成された照明基板3eとを備える。
発光部3a〜3dは、例えばLED等の発光素子であり、撮像部7の被写体を照明するための照明光(例えば白色光等の所定波長帯域の可視光)を発光する。かかる発光部3a〜3dは、ドーム形状筐体2b越しに撮像部7の被写体に照明光を照射し、この照明光によって撮像部7の被写体である被検体の臓器内部を照明する。なお、かかる照明部3の発光部の配置数量は、1以上であればよく、特に4つに限定されない。
照明基板3eは、発光部3a〜3dの機能を実現するための回路が形成された円盤型のリジッド回路基板である。この照明基板3eの略中央部には、対物光学系6を挿通する開口部が、この開口部の中心と対物光学系6の光軸とを一致させて対物光学系6を配置できるように形成される。かかる照明基板3eの実装面には、図2に示すように、この開口部を中心とする円周に沿って複数の発光部3a〜3dが実装される。かかる照明基板3eの実装面上の発光部3a〜3dは、この開口部を中心とした4回回転対称の位置関係にあり、この開口部に挿通された状態の対物光学系6の光軸上の点(例えば対物光学系6の入射瞳6c)から距離L1以上離間した状態である。図2においては、4つの発光部3a〜3dは、かかる照明基板3eの実装面内であって対物光学系6の入射瞳6cの位置を中心に距離L1を半径とする円周に沿って、この円周に外側から接する態様で配置されている。なお、かかる照明基板3eの実装面は、カプセル型筐体2の内部に照明基板3eを収容した際にドーム形状筐体2bに対向する基板面であり、このドーム形状筐体2bを介して撮像部7の被写体(すなわち被検体の臓器内部)に対向する。
反射部4a〜4hは、照明基板3eに照射された光を撮像部7の被写体に反射する。具体的には、反射部4a〜4hは、アルミ箔等の薄いシート状の金属部材を用いて実現され、撮像部7の被写体に向けて光を反射し得る程度の高反射率を有する。反射部4a〜4hは、図2に示すように、例えば矩形状に形成され、照明基板3eの実装面内であって照明基板3eの開口部に挿通した状態の対物光学系6と発光部3a〜3dとの離間距離L2以上に対物光学系6から離間する位置に、例えば接着剤等を用いた接着処理によって固定配置される。この場合、反射部4a〜4hの各々は、かかる対物光学系6の入射瞳6cの位置を中心に距離L1を半径とする円周と照明基板3eの外周(外縁)との間の領域に位置する。より具体的には、反射部4aは、照明基板3eの外周と発光部3aとの間に配置され、反射部4bは、照明基板3eの外周と発光部3bとの間に配置され、反射部4cは、照明基板3eの外周と発光部3cとの間に配置され、反射部4dは、照明基板3eの外周と発光部3dとの間に配置される。また、反射部4eは、発光部3aと発光部3dとの間に配置され、反射部4fは、発光部3aと発光部3bとの間に配置され、反射部4gは、発光部3bと発光部3cとの間に配置され、反射部4hは、発光部3cと発光部3dとの間に配置される。かかる照明基板3e上の反射部4a〜4hは、照明基板3eに照射された光を撮像部7の被写体に向けて反射する。これによって、反射部4a〜4hは、上述した発光部3a〜3dによる撮像部7の被写体の照明を支援し、この被写体(具体的には被検体の臓器内部)の照明光量を増加させる。
なお、かかる反射部4a〜4hが撮像部7の被写体に反射する光、すなわち、照明基板3eに照射された光として、例えば、発光部3a〜3dから照明基板3eに直接照射された光(直接光)、発光部3a〜3dからドーム形状筐体2bの内壁面を反射して照明基板3eに到達した光(間接光)、発光部3a〜3dから被検体の臓器内壁面を反射して照明基板3eに到達した光(間接光)等が挙げられる。
光吸収部5は、照明基板3eの開口部に挿通された状態の対物光学系6の近傍に反射する不要光を吸収する。具体的には、光吸収部5は、黒色または緑色等の暗色の樹脂部材を用いて実現され、上述した反射部4a〜4hに比して極めて低い反射率を有する。光吸収部5は、図2に示すように、照明基板3eの実装面内であって照明基板3eの開口部に挿通した状態の対物光学系6から上述した離間距離L2未満の位置に設けられる。この場合、光吸収部5は、かかる対物光学系6の入射瞳6cの位置を中心に距離L1を半径とする円周と照明基板3eの開口部(内周)との間の領域に位置する。かかる照明基板3e上の光吸収部5は、照明基板3eの実装面内であって照明基板3eの開口部に挿通した状態の対物光学系6の近傍の領域(具体的には入射瞳6cの位置を中心に距離L1を半径とする円周と照明基板3eの開口部との間の領域)に反射する不要光を吸収する。なお、ここでいう不要光とは、撮像部7による被写体の画像(被検体の体内画像)の撮像に用いられない光であり、例えば、被検体の臓器内壁部から照明基板3eの実装面に反射する光等である。かかる不要光が対物光学系6に入射した場合、フレア現象が発生する可能性がある。光吸収部5は、かかる不要光を吸収して対物光学系6に不要光が入射することを防止し、これによってフレア発生を防止する。
対物光学系6は、上述した発光部3a〜3dの照明光および反射部4a〜4hの反射光によって照明された被検体の臓器内部(すなわち撮像部7の被写体)からの反射光を撮像部7の受光面に集光する。具体的には、対物光学系6は、撮像部7の受光面に光を集光するレンズ6aと、このレンズ6aを保持するレンズ枠6bとを備える。レンズ6aは、撮像部7の被写体からの反射光を撮像部7の受光面(詳細には、後述する固体撮像素子7aの受光面)に集光して、この被写体の光学像を撮像部7の受光面に結像する。レンズ枠6bは、両端が開口した筒状構造を有し、筒内部にレンズ6aを保持する。この場合、レンズ6aは、レンズ枠6bの上端側開口部の近傍に固定される。かかるレンズ枠6bは、上端側を照明基板3eの開口部に挿通して固定され、且つ下端側を撮像部7の固体撮像素子7aに固定される。かかる固定状態のレンズ枠6bは、照明基板3eの実装面側に上端側開口部を露出してレンズ6aの上端部とドーム形状筐体2bとを対向させるとともに、レンズ6aの下端部と固体撮像素子7aの受光面とを対向させる。かかるレンズ6aおよびレンズ枠6bによって構成される対物光学系6は、ドーム形状筐体2bの曲率中心の位置とレンズ6aの入射瞳6cの位置とを一致させる態様でカプセル型筐体2の内部に固定配置される。この場合、かかる対物光学系6の光軸は、カプセル型筐体2の長手方向の中心軸CLと一致することが望ましい。
撮像部7は、上述した発光部3a〜3dの照明光および反射部4a〜4hの反射光によって照明された被写体である被検体の臓器内部の画像(体内画像)を撮像する。具体的には、撮像部7は、CCDまたはCMOS等の固体撮像素子7aと、撮像部7の機能を実現するための回路が形成された撮像基板7bとを備える。
撮像基板7bは、例えば円盤型のリジッド回路基板である。固体撮像素子7aは、被検体の体内画像を撮像するためのものであり、撮像基板7bの実装面に実装され、且つ、上述したようにレンズ枠6bの下端側開口部に固定される。かかる固体撮像素子7aは、対物光学系6によって集光された被写体からの反射光を受光面を介して受光し、この受光した被写体からの反射光を光電変換処理することによって、この被写体の画像、すなわち被検体の体内画像を撮像する。
無線通信部8は、撮像部7によって順次撮像された被検体の体内画像を被検体外部の受信装置(図示せず)に順次無線送信する。具体的には、無線通信部8は、画像信号に対して変調処理等の通信処理を行う通信処理部8aと、被検体の体内画像を外部に無線送信するためのアンテナ8bと、かかる通信処理部8aおよびアンテナ8bを実装する通信基板8cとを備える。
通信基板8cは、無線通信部8の機能を実現するための回路が形成された円盤型のリジッド回路基板である。かかる通信基板8cは、一方の実装面(電源部11に対向する実装面)に通信処理部8aを実装され、他方の実装面(筒状筐体2aのドーム形状部に対向する実装面)にアンテナ8bを実装される。通信処理部8aは、上述した撮像部7が撮像した被検体の体内画像のデータを含む画像信号を制御部9から取得し、この取得した画像信号に対して変調処理等の通信処理を行って、この画像信号を含む無線信号を生成する。通信処理部8aは、この生成した無線信号をアンテナ8bを介して外部に送信する。なお、このようにアンテナ8bから無線送信された被検体の体内画像は、被検体外部の受信装置によって受信される。
制御部9は、所定の処理プログラムを実行するCPUと、ホワイトバランス等の各種データを予め記憶するROMと、演算パラメータ等を記憶するRAMとを用いて実現される。制御基板10は、制御部9の機能を実現するための回路が形成された円盤型のリジッド回路基板である。制御部9は、かかる制御基板10の実装面に実装された態様でカプセル型筐体2の内部に配置される。かかる制御部9は、カプセル型医療装置1の各構成部(照明部3、撮像部7および無線通信部8等)の動作を制御し、且つ各構成部間における信号の入出力を制御する。具体的には、制御部9は、発光部3a〜3dが照明光を発光する期間に固体撮像素子7aが被検体の体内画像を撮像するように発光部3a〜3dおよび固体撮像素子7aの動作タイミングを制御する。また、制御部9は、固体撮像素子7aによって光電変換処理された信号を取得し、この取得した信号に対して所定の信号処理を行って、被検体の体内画像のデータを含む画像信号を生成する。制御部9は、かかる画像信号を生成する都度(すなわち撮像部7が体内画像を撮像する都度)、かかる画像信号を含む無線信号を外部に送信するように無線通信部8の通信処理部8aを制御する。
電源部11は、所定の電力を蓄積した電池11a〜11cと、電力供給のオンオフを切り替えるスイッチ部11dと、電源部11の機能を実現するための回路が形成された電源基板11eとを備え、カプセル型医療装置1の各構成部(照明部3、撮像部7、無線通信部8および制御部9)に対して電力を供給する。
電源基板11eは、例えば円盤型のリジッド回路基板である。電池11a〜11cは、例えば酸化銀電池等のボタン型乾電池であり、図1に示すように電源基板11eと制御基板10との間に配置される。スイッチ部11dは、電源基板11eの実装面に実装され、例えば外部から印加された磁界によってオン状態とオフ状態とを切り替える。このような構成を有する電源部11は、スイッチ部11dがオン状態に切り替わった場合、電池11a〜11cの電力をカプセル型医療装置1の各構成部に供給する。ここで、上述した照明基板3e、撮像基板7b、通信基板8c、制御基板10および電源基板11eは、フレキシブル回路基板等を介して互いに電気的に接続される。かかる電池11a〜11cの電力は、電源基板11e等を介してカプセル型医療装置1の各構成部に適宜供給される。一方、電源部11は、スイッチ部11dがオフ状態に切り替わった場合、かかるカプセル型医療装置1の各構成部に対する電力供給を停止する。
なお、かかる電源部11に配置する電池の数量は、カプセル型医療装置1の各構成部に必要な電力を供給可能な程度であれば、1以上であってもよく、特に3つに限定されない。また、かかる電源部11のスイッチ部11dは、外部からの磁界に応じてオンオフを切り替えるもの(すなわち磁気スイッチ)に限らず、外部から入射される赤外光等の光信号に基づいてオンオフを切り替える光スイッチであってもよい。
つぎに、上述した照明基板3eの実装面内における発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hの配置について説明する。図3は、照明基板の実装面上の所定位置から出射した光がドーム形状筐体を反射して照明基板に到達する状態を例示する模式図である。なお、図3において、位置A1〜A3および位置B1〜B3は、上述した照明基板3eの実装面内の位置である。以下、図3を参照しつつ、上述した発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hを配置すべき照明基板3eの実装面内の位置(領域)について説明する。
まず、半球型の透明部材であるドーム形状筐体2bの曲率中心C1から上述した距離L1(図2参照)未満の領域について説明する。図3に示すように、曲率中心C1から距離L1未満の領域内における任意の位置A1が光の出射点である場合、この位置A1から出射された光は、例えばドーム形状筐体2bの内壁面における位置P1において反射し、その後、照明基板3e内の位置B1に到達する。この場合、かかる照明基板3e内の位置A1からドーム形状筐体2b内の位置P1における曲率中心C1と垂直な接平面F1に入射する光の入射角は、この位置P1から照明基板3e内の位置B1に向けて反射する光の反射角に等しい。
ここで、この照明基板3e内の位置B1は、曲率中心C1から距離L1未満の領域内にける位置である。すなわち、曲率中心C1から距離L1未満の領域内から出射された光は、ドーム形状筐体2bを反射した場合、この曲率中心C1の近傍(曲率中心C1から距離L1未満の領域内)に到達する。このため、上述した対物光学系6が曲率中心C1と入射瞳6cとを一致させる態様で固定配置された場合、かかる曲率中心C1から距離L1未満の領域内から出射された光は、ドーム形状筐体2bを反射して対物光学系6の近傍に到達する可能性が高い。これによって、かかる対物光学系6に不要光が入射する可能性が増加し、この結果、フレア発生の可能性が増加する。したがって、上述したように発光または反射によって光を出射する発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hは、かかる照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1未満の領域内に配置すべきではない。
つぎに、ドーム形状筐体2bの曲率中心C1から距離L1以上離間した領域について説明する。図3に示すように、曲率中心C1から距離L1だけ離間した領域内における任意の位置A2が光の出射点である場合、この位置A2から出射された光は、例えばドーム形状筐体2bの内壁面における位置P2において反射し、その後、照明基板3e内の位置B2に到達する。この場合、かかる照明基板3e内の位置A2からドーム形状筐体2b内の位置P2における曲率中心C1と垂直な接平面F2に入射する光の入射角は、この位置P2から照明基板3e内の位置B2に向けて反射する光の反射角に等しい。
ここで、この照明基板3e内の位置B2は、曲率中心C1から距離L1だけ離間した位置である。すなわち、曲率中心C1から距離L1だけ離間した位置から出射された光は、ドーム形状筐体2bを反射した場合、照明基板3e内のうちの曲率中心C1から距離L1だけ離間した位置に到達する。
一方、上述した距離L1に比して長い距離L3だけ曲率中心C1から離間した領域内における任意の位置A3が光の出射点である場合、この位置A3から出射された光は、例えばドーム形状筐体2bの内壁面における位置P3において反射し、その後、照明基板3e内の位置B3に到達する。この場合、かかる照明基板3e内の位置A3からドーム形状筐体2b内の位置P3における曲率中心C1と垂直な接平面F3に入射する光の入射角は、この位置P3から照明基板3e内の位置B3に向けて反射する光の反射角に等しい。
ここで、この照明基板3e内の位置B3は、上述した距離L1に比して長い距離だけ曲率中心C1から離間した位置である。すなわち、上述した位置A2に比して曲率中心C1から遠くに離間した位置から出射された光は、ドーム形状筐体2bを反射した場合、上述した照明基板3e内の位置B2に比して曲率中心C1から遠くに離間した照明基板3e内の位置に到達する。
上述した照明基板3e内の位置A2,A3に例示されるように、曲率中心C1から距離L1以上離間した領域内から出射された光は、ドーム形状筐体2bを反射した場合、曲率中心C1から距離L1以上離間した領域(具体的には、曲率中心C1を中心とし距離L1を半径とする円周と照明基板3eの外縁との間の領域または照明基板3e外部の領域)に到達する。このため、上述した対物光学系6が曲率中心C1と入射瞳6cとを一致させる態様で固定配置された場合、かかる曲率中心C1から距離L1以上離間した領域内から出射された光は、ドーム形状筐体2bを反射した場合、対物光学系6の近傍に到達することなく(さらには対物光学系6に入射することなく)、曲率中心C1から距離L1以上離間した領域に到達する。したがって、上述した発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hは、かかる照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1以上離間した領域内に配置すべきである。
つぎに、上述したように照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1以上離間した領域内に配置された発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hの作用について説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかるカプセル型医療装置の発光部および反射部の作用を説明するための模式図である。以下、上述した図2および図4を参照しつつ、発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hの作用を説明する。
図2,4に示すように、照明基板3eの開口部に挿通して固定された状態の対物光学系6は、ドーム形状筐体2bの曲率中心C1の位置と入射瞳6cの位置とを一致させた態様でカプセル型医療装置1の内部に固定配置される。また、照明基板3e上の発光部3a〜3dおよび反射部4a〜4hは、上述したように、ドーム形状筐体2bの曲率中心C1(すなわち挿通固定状態の対物光学系6の入射瞳6c)から距離L1以上離間した領域内に固定配置される。この場合、反射部4a〜4hは、かかる発光部3a〜3d以上に曲率中心C1から離間した領域に各々位置する。
このように配置された発光部3a〜3dは、撮像部7の被写体である被検体の臓器内部に向けて照明光を発光する。この場合、かかる発光部3a〜3dから出射された照明光の多くは、ドーム形状筐体2bを通過して被検体の臓器内部に到達し、この照明光の一部は、直接的に或いはドーム形状筐体2bを反射して間接的に、照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1以上離間した領域内に到達する。
ここで、この照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1以上離間した領域内に配置された反射部4a〜4hは、かかる発光部3a〜3dから出射された照明光の一部、すなわち、発光部3a〜3dによって直接的または間接的に照明基板3eに照射された光を被検体の臓器内部(撮像部7の被写体)に向けて反射する。さらに、かかる反射部4a〜4hは、上述した発光部3a〜3dの照明光が照射された臓器内壁部を反射して照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1以上離間した領域に到達した光を、撮像部7の被写体に向けて反射する。かかる反射部4a〜4hは、このように被検体の臓器内部に向けて光を反射することによって、発光部3a〜3dによる撮像部7の被写体の照明を支援し、この被写体である被検体の臓器内部の照明光量を増加させる。
この結果、カプセル型医療装置1の撮像部7(図1参照)は、かかる発光部3a〜3dからの照明光および反射部4a〜4hからの反射光によって一層明るく照明された被写体の画像(被検体の体内画像)を撮像でき、より鮮明な体内画像を取得することができる。
一方、光吸収部5は、図2,4に示すように、照明基板3e内における曲率中心C1から距離L1未満の領域内に配置される。かかる光吸収部5は、照明基板3e内であって曲率半径C1から距離L1未満の領域(すなわち対物光学系6の近傍)に照射された光(不要光)を吸収する。これによって、光吸収部5は、対物光学系6に不要光が入射することを防止し、この結果、体内画像のフレア発生を防止する。
以上、説明したように、本発明の実施の形態では、対物光学系を挿通する照明基板の開口部を中心とする円周に沿って発光部を照明基板の実装面に実装し、この照明基板の実装面内であって開口部に挿通した対物光学系と発光部との離間距離以上に対物光学系から離間する位置に反射部を配置し、発光部が、撮像部の被写体に向けて照明光を発光し、反射部が、照明基板に照射された光をこの被写体に向けて反射するように構成した。このため、発光部からの照明光とともに反射部からの反射光を撮像部の被写体に照射して、発光部による被写体の照明を反射部からの反射光によって支援することができる。この結果、照明基板に照射された光を被写体の照明に有効活用して、発光部の発光量を増加させずに撮像部の被写体の照明光量を増加することが可能なカプセル型医療装置を実現できる。
本発明にかかるカプセル型医療装置は、発光部のみによって被写体を照明する場合に比して明るく撮像部の被写体を照明することができ、この結果、一層明るく照明された被写体の画像(被検体の体内画像)を撮像でき、より鮮明な体内画像を取得することができる。
また、本発明の実施の形態では、カプセル型筐体の内部において、照明基板の開口部に挿通した状態の対物光学系の入射瞳の位置とカプセル型筐体の光学ドーム(ドーム形状筐体)の曲率中心とを一致させ、この曲率中心から所定の距離以上離間した領域内に発光部および反射部を配置している。このため、かかる発光部または反射部から出射された光が光学ドームを反射して対物光学系の近傍に到達する(さらには対物光学系に入射する)ことを防止でき、これによって、一層明るく撮像部の被写体を照明するとともに、この被写体の画像(被検体の体内画像)におけるフレアの発生を抑制することができる。
さらに、本発明の実施の形態では、照明基板内であって光学ドームの曲率中心から所定の距離未満の領域に光吸収部を配置し、対物光学系の近傍に到達した光を光吸収部によって吸収している。このため、対物光学系の近傍における光の反射を防止することができ、これによって、対物光学系に不要光が入射することを防止して、被検体の体内画像におけるフレアの発生を防止することができる。
なお、上述した実施の形態では、照明基板3eの実装面内であってドーム形状筐体2bの曲率中心C1の位置から距離L1以上離間した領域内に、矩形状の反射部4a〜4hを配置していたが、これに限らず、照明基板3eに照射された光を反射する反射部は、かかる曲率中心C1の位置から距離L1以上離間した領域内に配置されていれば、円形状、扇形状、多角形状等の所望の形状のものであってもよいし、高い光反射性を有する金属膜または樹脂膜等の所望の材質のものであってもよいし、所望の処理によって照明基板3eの実装面上に設けられたものであってもよい。
具体的には、本発明にかかるカプセル型医療装置の反射部は、蒸着処理によって照明基板3eの実装面に形成された光反射性の金属膜であってもよい。図5は、本発明の実施の形態の変形例1にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。なお、図5には、この変形例1にかかるカプセル型医療装置21を正面(ドーム形状筐体2b側)から見たものを示している。
図5に示すように、この変形例1にかかるカプセル型医療装置21は、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1の反射部4a〜4hに代えて反射部24を備える。その他の構成は上述した実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。反射部24は、アルミ膜等の光反射性の金属膜であり、照明基板3eの実装面に対するアルミ蒸着等の蒸着処理によって、照明基板3eの実装面のうちのドーム形状筐体2bの曲率中心(すなわち対物光学系6の入射瞳6c)の位置から距離L1以上離間した領域内に形成される。
ここで、蒸着処理による反射部24は、金属板等の光反射部材に比して形状の自由度が高いため、照明基板3e内における形成領域を容易に広くすることができる。例えば図5に示すように、反射部24は、照明基板3eの実装面のうちの対物光学系6の入射瞳6cの位置から距離L1以上離間した領域内の略全域に形成することができる。かかる反射部24は、上述した実施の形態における反射部4a〜4h以上の反射光量の光を被検体の臓器内部(撮像部7の被写体)に向けて出射(反射)することができる。
このように、この変形例1では、蒸着処理によって照明基板3eの実装面に光反射性の金属膜である反射部24を形成するので、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1と同様の作用効果を享受するとともに、被写体の照明光量を一層増加することが可能なカプセル型医療装置を簡易に実現することができる。
一方、本発明にかかるカプセル型医療装置の反射部は、印刷処理によって照明基板3eの実装面に形成された光反射性の樹脂膜であってもよい。図6は、本発明の実施の形態の変形例2にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。なお、図6には、この変形例2にかかるカプセル型医療装置31を正面(ドーム形状筐体2b側)から見たものを示している。
図6に示すように、この変形例2にかかるカプセル型医療装置31は、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1の反射部4a〜4hに代えて反射部34を備える。その他の構成は上述した実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。反射部34は、光反射性の樹脂膜であり、照明基板3eの実装面に対するシルク印刷等の印刷処理によって、照明基板3eの実装面のうちのドーム形状筐体2bの曲率中心(すなわち対物光学系6の入射瞳6c)の位置から距離L1以上離間した領域内に形成される。なお、かかる光反射性の樹脂膜である反射部34の色は、白色等の光反射に有効な明色である。
ここで、印刷処理による反射部34は、金属板等の光反射部材に比して形状の自由度が高いため、照明基板3e内における形成領域を容易に広くすることができる。例えば図6に示すように、反射部34は、照明基板3eの実装面のうちの対物光学系6の入射瞳6cの位置から距離L1以上離間した領域内の略全域に形成することができる。かかる反射部34は、上述した実施の形態における反射部4a〜4h以上の反射光量の光を被検体の臓器内部(撮像部7の被写体)に向けて出射(反射)することができる。
このように、この変形例2では、印刷処理によって照明基板3eの実装面に光反射性の樹脂膜である反射部34を形成するので、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1と同様の作用効果を享受するとともに、被写体の照明光量を一層増加することが可能なカプセル型医療装置を簡易に実現することができる。また、基板上に部品番号または基板名称等を表記する際に用いられるシルク印刷等の通常の回路基板製造工程の中で用いられる印刷技術によって反射部34を形成するので、製造コストを増加させずに照明基板3eの実装面に反射部34を形成することができる。
一方、本発明にかかるカプセル型医療装置の反射部は、照明基板3eに形成された回路配線の一部であってもよい。図7は、本発明の実施の形態の変形例3にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。なお、図7には、この変形例3にかかるカプセル型医療装置41を正面(ドーム形状筐体2b側)から見たものを示している。
図7に示すように、この変形例3にかかるカプセル型医療装置41は、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1の反射部4a〜4hに代えて反射部44a〜44dを備える。その他の構成は上述した実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。反射部44a〜44dは、照明基板3eに形成された回路配線の一部であり、上述した撮像部7の被写体に向けて光を反射し得る程度の高反射率を有する。具体的には、反射部44a〜44dは、照明基板3eの実装面のうちのドーム形状筐体2bの曲率中心(すなわち対物光学系6の入射瞳6c)の位置から距離L1以上離間した領域内に形成された所定パターン(例えばベタパターン)の回路配線の露出表面に金属めっき処理を施して実現される。かかる反射部44a〜44dは、必要に応じて互いに絶縁状態に形成されてもよい。なお、かかる反射部44a〜44dを実現するための金属めっき処理として、例えば、錫めっき処理、半田めっき処理、金めっき処理等が挙げられる。
ここで、照明基板3eの回路配線の一部である反射部44a〜44dは、照明基板3eに貼り付ける金属板等の光反射部材に比して形状の自由度が高いため、照明基板3e内における形成領域を容易に広くすることができる。例えば図7に示すように、反射部44a〜44dは、照明基板3eの実装面のうちの対物光学系6の入射瞳6cの位置から距離L1以上離間した領域内の略全域を占めるように形成することができる。かかる反射部44a〜44dは、上述した実施の形態における反射部4a〜4h以上の反射光量の光を被検体の臓器内部(撮像部7の被写体)に向けて出射(反射)することができる。
このように、この変形例3では、照明基板3eの回路配線の一部に金属めっき処理を施すことによって照明基板3eの実装面に反射部44a〜44dを形成するので、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1と同様の作用効果を享受するとともに、被写体の照明光量を一層増加することが可能なカプセル型医療装置を簡易に実現することができる。また、回路基板の製造工程において通常用いられる回路配線技術と金属めっき技術とによって反射部44a〜44dを形成するので、製造コストを増加させずに照明基板3eの実装面に反射部44a〜44dを形成することができる。
一方、本発明にかかるカプセル型医療装置の反射部は、光反射面が凸形状のものであってもよい。図8は、本発明の実施の形態の変形例4にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。図9は、図8に示すカプセル型医療装置のE−E線断面模式図である。なお、図8には、この変形例4にかかるカプセル型医療装置51を正面(ドーム形状筐体2b側)から見たものを示している。
図8,9に示すように、この変形例4にかかるカプセル型医療装置51は、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1の反射部4a〜4hに代えて凸型の反射部54a〜54dを備える。その他の構成は上述した実施の形態と同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。反射部54a〜54dは、凸形状の光反射面を有する構造体であり、光反射性の金属部材、樹脂部材またはガラス部材等を用いて実現される。反射部54a〜54dは、照明基板3eの実装面のうちのドーム形状筐体2bの曲率中心(すなわち対物光学系6の入射瞳6c)の位置から距離L1以上離間した領域内に、接着剤等を用いた接着によって固定配置される。
なお、図9には、反射部54b,54dの断面構造(凸型構造)が示されているが、残りの反射部54a,54cの断面構造も反射部54b,54dと同様である。また、かかる反射部54a〜54dの凸型反射面は、上述した変形例3に示したような金属めっき処理を施したものであってもよいし、鏡面仕上げされたものであってもよい。
ここで、凸型反射面を有する反射部54a〜54dは、上述した実施の形態における反射部4a〜4hに比して広範囲に光を反射することができる。これによって、反射部54a〜54dは、撮像部7の被写体である被検体の臓器内部を均一に照明することができる。
このように、この変形例4では、凸形状に形成された光反射面を有する反射部54a〜54dを照明基板3eの実装面に固定配置するので、上述した実施の形態にかかるカプセル型医療装置1と同様の作用効果を享受するとともに、被検体の臓器内部を広範囲に照明することができ、これによって、撮像部7の被写体である臓器内部の照明斑を抑制して鮮明に体内画像を撮像可能なカプセル型医療装置を実現することができる。
なお、上述した変形例4では、反射部54a〜54dの光反射面を凸形状にしていたが、これに限らず、本発明にかかるカプセル型医療装置の反射部の光反射面は、凹形状のものであってもよいし、円弧状のものであってもよいし、磨りガラス状に表面加工されたものであってもよい。凹形状または円弧状に形成された光反射面を有する反射部は、撮像部7の被写体である臓器内部に集中的に光を反射することができ、これによって、この被写体の照明光量を一層増加することができる。一方、磨りガラス状に表面加工された光反射面を有する反射部は、上述した変形例4における反射部54a〜54dの場合と同様に、被検体の臓器内部を広範囲に照明でき、これによって、撮像部7の被写体の照明斑を抑制することができる。
また、上述した実施の形態および変形例1〜4では、ドーム形状筐体2bの曲率中心C1から距離L1未満の領域内に光吸収部5を設けていたが、これに限らず、照明基板3eの実装面のうちの曲率中心C1から距離L1未満の領域を黒色または緑色等に着色して、この距離L1未満の領域(照明基板3eの実装面の一部)を非反射領域にしてもよい。この場合、上述した光吸収部5を照明基板3eに設けなくてもよい。
さらに、上述した実施の形態および変形例1〜4では、発光部3a〜3dが被写体の照明光として白色光(可視光)を発光していたが、これに限らず、発光部3a〜3dが撮像部7の被写体(被検体の臓器内部)に向けて発光する照明光は、赤色光、青色光、緑色光等の所望の波長帯域の可視光であってもよいし、赤外光または紫外光等の非可視光であってもよい。
また、上述した実施の形態および変形例1〜4では、単一の撮像部7を内蔵した単眼タイプのカプセル型医療装置を例示したが、これに限らず、本発明にかかるカプセル型医療装置は、複数の撮像部を内蔵した複眼タイプのカプセル型医療装置であってもよい。かかる複眼タイプのカプセル型医療装置において、照明部および対物光学系は、複数の撮像部に対応してカプセル型筐体2の内部に複数配置される。この場合、撮像部の被写体に光を出射する発光部および反射部は、照明基板内であって対物光学系の入射瞳から距離L1未満の領域内に配置されればよい。
本発明の実施の形態にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。 図1に示す方向D1から見たカプセル型医療装置を例示する模式図である。 照明基板の実装面上の所定位置から出射した光がドーム形状筐体を反射して照明基板に到達する状態を例示する模式図である。 本発明の実施の形態にかかるカプセル型医療装置の発光部および反射部の作用を説明するための模式図である。 本発明の実施の形態の変形例1にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態の変形例2にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態の変形例3にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。 本発明の実施の形態の変形例4にかかるカプセル型医療装置の一構成例を示す模式図である。 図8に示すカプセル型医療装置のE−E線断面模式図である。
符号の説明
1,21,31,41,51 カプセル型医療装置
2 カプセル型筐体
2a 筒状筐体
2b ドーム形状筐体
3 照明部
3a〜3d 発光部
3e 照明基板
4a〜4h,24,34,44a〜44d,54a〜54d 反射部
5 光吸収部
6 対物光学系
6a レンズ
6b レンズ枠
6c 入射瞳
7 撮像部
7a 固体撮像素子
7b 撮像基板
8 無線通信部
8a 通信処理部
8b アンテナ
8c 通信基板
9 制御部
10 制御基板
11 電源部
11a〜11c 電池
11d スイッチ部
11e 電源基板
45 上端面
C1 曲率中心
CL 中心軸

Claims (7)

  1. 被検体の内部に導入され、撮像部によって前記被検体の体内画像を撮像するカプセル型医療装置において、
    前記撮像部の被写体を照明する照明光を発光する1以上の発光部と、
    前記被写体からの反射光を前記撮像部の受光面に集光する対物光学系と、
    前記対物光学系を挿通する開口部が該開口部の中心と前記対物光学系の光軸とを一致させて前記対物光学系を配置できるように形成され、前記対物光学系の光軸を中心とする円周に沿って実装面に前記1以上の発光部を実装する照明基板と、
    前記照明基板の実装面内であって前記開口部に挿通した前記対物光学系と前記1以上の発光部との離間距離以上に前記対物光学系から離間する位置に設けられ、前記照明基板に照射される光を前記被写体に反射する反射部と、
    を備えたことを特徴とするカプセル型医療装置。
  2. 前記照明基板の実装面内であって前記開口部に挿通した前記対物光学系から前記離間距離未満の位置に設けられ、前記照明基板に照射される光を吸収する光吸収部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  3. 前記反射部は、シート状の金属部材であることを特徴とする請求項1または2に記載のカプセル型医療装置。
  4. 前記反射部は、蒸着処理によって形成される光反射性の金属膜であることを特徴とする請求項1または2に記載のカプセル型医療装置。
  5. 前記反射部は、印刷処理によって形成される光反射性の樹脂膜であることを特徴とする請求項1または2に記載のカプセル型医療装置。
  6. 前記反射部は、前記照明基板の実装面に形成された回路配線の一部であることを特徴とする請求項1または2に記載のカプセル型医療装置。
  7. 前記照明光に対して透明であってドーム形状をなす光学ドームを含むカプセル型筐体を備え、
    前記対物光学系は、前記光学ドームの曲率中心位置と前記対物光学系の入射瞳位置とを一致させる態様で前記カプセル型筐体の内部に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のカプセル型医療装置。
JP2008138400A 2008-05-27 2008-05-27 カプセル型医療装置 Expired - Fee Related JP5123741B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008138400A JP5123741B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 カプセル型医療装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008138400A JP5123741B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 カプセル型医療装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009284968A JP2009284968A (ja) 2009-12-10
JP5123741B2 true JP5123741B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=41454773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008138400A Expired - Fee Related JP5123741B2 (ja) 2008-05-27 2008-05-27 カプセル型医療装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5123741B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8519177B2 (en) 2007-12-07 2013-08-27 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Modified naphthalene formaldehyde resin, tricyclodecane skeleton-containing naphthol compound and ester compound

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6700941B2 (ja) * 2016-04-27 2020-05-27 オリンパス株式会社 内視鏡装置
DE102016008851A1 (de) * 2016-07-25 2017-08-24 Schölly Fiberoptic GmbH Endoskop mit einer in einer Endoskopspitze angeordneten Beleuchtungsquelle

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998035607A1 (en) * 1997-02-13 1998-08-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Endoscope, method of manufacturing the same, and inserting member
JP4363843B2 (ja) * 2002-03-08 2009-11-11 オリンパス株式会社 カプセル型内視鏡
EP1618835B1 (en) * 2003-04-25 2013-08-28 Olympus Corporation Capsule endoscope and capsule endoscope system
JP3993566B2 (ja) * 2004-01-22 2007-10-17 オリンパス株式会社 カプセル型内視鏡
JP4925618B2 (ja) * 2004-07-28 2012-05-09 京セラ株式会社 光源装置および該光源装置を備える内視鏡
JP2006192027A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2007252774A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kyocera Corp 光断層イメージング装置
CN102008281B (zh) * 2006-04-25 2013-05-22 奥林巴斯医疗株式会社 胶囊型内窥镜
JP5006596B2 (ja) * 2006-08-21 2012-08-22 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 カプセル内視鏡

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8519177B2 (en) 2007-12-07 2013-08-27 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Modified naphthalene formaldehyde resin, tricyclodecane skeleton-containing naphthol compound and ester compound
US8524952B2 (en) 2007-12-07 2013-09-03 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Modified naphthalene formaldehyde resin, tricyclodecane skeleton-containing naphthol compound and ester compound
US8563665B2 (en) 2007-12-07 2013-10-22 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. Modified naphthalene formaldehyde resin, tricyclodecane skeleton-containing naphthol compound and ester compound

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009284968A (ja) 2009-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101404922B (zh) 胶囊型内窥镜
JP2005074031A (ja) カプセル内視鏡
CN102046065B (zh) 具有用以照明处于不同距离上的组织的多个源的体内相机
EP1342447B1 (en) Endoscopic capsule
US20080143822A1 (en) In vivo sensor with panoramic camera
JP2003260025A (ja) カプセル型内視鏡
EP1974240B1 (en) In vivo sensor with panoramic camera
WO2008072420A1 (ja) 被検体内導入装置
JP2005205077A (ja) カプセル型内視鏡
WO2004096029A1 (ja) カプセル内視鏡およびカプセル内視鏡システム
JP2009240634A (ja) 内視鏡装置
US10517468B2 (en) Capsule medical device having positioning member with abutment surfaces
JP5123741B2 (ja) カプセル型医療装置
KR100978559B1 (ko) 캡슐 내시경
JP2007181700A5 (ja)
KR100973062B1 (ko) 캡슐 내시경
JP2010194041A (ja) カプセル型内視鏡用の光学系、及びカプセル型内視鏡
JP2004129948A (ja) カプセル内視鏡
JP2006197986A (ja) カプセル内視鏡
KR20090084342A (ko) 캡슐형 내시경
KR20110075056A (ko) 카메라모듈
KR20110075057A (ko) 카메라모듈

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5123741

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151102

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees