JP5127932B2 - 制御局装置、送信局装置、通信方法、及び通信システム - Google Patents
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Description
同図において、無線通信システムは、無線LAN基地局2a、2bと、受信機1aとを備えている。無線LAN基地局2aは、中心周波数faであるCH1の周波数帯域を用いて通信する。一方、無線LAN基地局2bは、中心周波数fb(ただし、fa<fb)であるCH5の周波数帯域を用いて通信する。
このように、受信機1aが無線LAN基地局2aを通信対象とする場合に、中心周波数faである希望波の送信周波数帯域と、中心周波数fbである無線LAN基地局2bからの干渉波の送信周波数帯域とが、部分的にオーバーラップ(重複)する周波数共用型の無線通信においても、受信機1aは、希望波を正確に受信することが必須となる。
なお、周波数帯域を共用する他の例として、無線LANシステムと、bluetooth(登録商標)と、WiMAX(登録商標)との組み合わせなど、異なる通信方式のシステム同士が周波数を共用する場合もある。
また、非特許文献2には、同一の通信システムを用いた場合の下りリンクについて示されており、互いに十分なD/U(Desired to Undesired signal ratio;DU比)が確保できる端末局に対してのみ、同一サブキャリアを用いた重畳伝送を行っている。ただし、この下りリンクの送信では、送信局装置同士が互いに周波数同期されていることが必要とされている。
上記に示したようにこれまでにも、いくつかの方式について報告が行われているが、設定される条件によって適用可能な範囲が制限されている。例えば、マルチキャリア重畳伝送により周波数資源の有効利用が期待されているのに対し、これまでの報告では重畳される信号は、2信号までの組み合わせの報告しかない。実際に利用される状況では、重畳する信号数を2信号までに制限することが現実的でないにもかかわらず、3以上の信号を重畳することについての報告がない。そのため、重畳する信号が3以上の場合に、周波数を有効利用する観点でどのようなスペクトル配置をすべきか明確化されていなかった。
また、スペクトル配置によっては、無線基地局によって通信が提供されるセル間又はシステム間に伝送特性の優劣が生じる可能性がある。電波利用の公平性を確保する観点からすれば、適切なスペクトル配置が必要とされるにもかかわらず検討されていないという問題があった。
また、3以上の同一の通信システムのスペクトルを連続的に重畳させる場合には、使用帯域の周波数の端部にスペクトルが配置された通信システムに比べ、中央にスペクトルが配置された通信システムでは、重畳率が高くなることにより、通信品質が低下する。例えば、複数のセルに対してスペクトルを配置したときには、使用帯域の周波数の端部以外のセルの通信品質が低下するという問題があった。
より具体的には、本発明の目的は、複数のシステムにおいて通信品質を確保して周波数を有効利用できる制御局装置、送信局装置、通信方法、及び通信システムを提供することにある。
このように、重畳率が各スペクトルで一定となるように各スペクトルを配置することで、スペクトルごとに重畳による影響を低減し、実質的な通信品質を確保して周波数を有効利用できる周波数配置方法を提供できる。
このような配置によって、帯域幅の狭いスペクトルであっても所定の帯域を確保することができるようになる。さらに、重畳率が各スペクトルで一定となるようにスペクトルを配置することにより全体の伝送効率を高くすることができる。
これにより、干渉波が含まれる帯域を除去することができ、受信した受信信号の干渉波を抑圧することができる。
これにより、干渉波が含まれるスペクトルを除去することができ、受信した受信信号の干渉波を抑圧することができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による通信システムを示すブロック図である。
この図には、同じ周波数の電波を利用して通信を行う3つの通信システムとして、通信システム100、700及び800が示されている。通信システム100、700及び800は、同じシステム構成が用いられたそれぞれ独立した通信システムである。
通信システム100は、基地局装置110と端末局装置120を備えている。通信システム700は、基地局装置710と端末局装置720を備えている。通信システム800は、基地局装置810と端末局装置820を備えている。
図2A〜図2Cは、第1実施形態における周波数配置の重畳状態を示す概念図である。
図2Aには、周波数軸に割り付けられる所望の信号が搬送される信号W1、及び信号W1と帯域の一部(帯域fb12)が重複して割り付けられる信号W2が示される。この図において、縦軸はパワーを示し、横軸は周波数を示す。
信号W1は、信号W1を搬送する複数のサブキャリアSC1−1からSC1−nを収容するナイキスト周波数によって示される帯域fa1を有する。
信号W2は、信号W2を搬送する複数のサブキャリアSC2−1からSC2−nを収容するナイキスト周波数によって示される帯域fa2を有する。
ここで、所望の信号を信号1としたとき、希望波は帯域fa1によって送信され、帯域fa2によって送信される信号2を搬送する搬送波が干渉波になる。
信号W1の搬送波における重畳率は、Rov1=fb12/fa1であり、信号W2の搬送波における重畳率は、Rov2=fb12/fa2である。
図2Bに示される信号W1と信号W2は、図2Aと同じ帯域fa1と帯域fa2を有することから、重畳させないで割り付けを行っていた従来の割り付け方法では、占有する周波数帯域は広くなり、利用効率が低下するものであった。
このように各通信システムには、図2Cに示したいずれかの帯域がそれぞれ割り付けられる。そして、各通信システムが他の通信システムの電波を受信した場合に、干渉による影響を互いに受けることがある範囲を明示することができる。
通信システム100における基地局装置110は、送信部111、受信部112、制御部113及び空中線114を備える。
基地局装置110における送信部111は、端末局装置120に対しての送信信号を生成する。
送信部111は、送信ベースバンド信号生成器111aとアップコンバータ装置111bを備える。送信部111における送信ベースバンド信号生成器111aは、送信する情報に基づいて送信ベースバンド信号を生成する。生成された送信ベースバンド信号は、送信周波数に同期して出力される。送信周波数は、割り付けられた帯域に応じて定められ、帯域幅制御情報によって制御される。
アップコンバータ装置111bは、入力される送信ベースバンド信号を、設定される送出周波数に基づいて周波数変換して出力する。アップコンバータ装置111bから出力された送信信号は、図示されない符号化処理、誤り訂正符号化処理、変調処理などを行う図示されない送信信号処理部を経て、空中線114から送出される。出力される無線信号は、複数のサブキャリアによって搬送される帯域を有するチャネルに割り付けられている。
干渉波検出装置112aは、例えば、希望波が送信されていない環境において、当該希望波の利用周波数帯域のサブキャリアごとに、他無線信号の有無、信号強度などを検出することにより、干渉が発生する特定サブキャリアを検出する。
干渉波検出装置112aは、例えば、特定サブキャリアであるサブキャリアに対して「1」を対応付け、特定サブキャリア以外のサブキャリアに対して「0」を対応付けた干渉帯域判定値の列として、特定サブキャリア判定値の列を生成する。干渉波検出装置112aは、検出結果を干渉波情報として出力する。
端末局装置120における送信部121は、端末局装置120から送信する信号を無線信号に変換し空中線124を介して出力する。送信部121は、対向する基地局装置110に対しての送信信号を生成する。受信部122は、対向する基地局装置110からの無線信号を受信する。受信部122が受信する無線信号の干渉帯域には、干渉信号が含まれる。この干渉信号の影響を低減するため、受信部122は、干渉信号を除去する構成を備えている。
図3は、第1実施形態による受信局装置を示すブロック図である。
受信部122は、BWLフィルタ122a、復調器122b、干渉波検出装置122c、マスク処理部122d及び復号器122eを備える。
復調器122bは、受信した誤り訂正符号化された希望波を含む無線信号をサブキャリアごとに電気信号に変換し、復調したサブキャリアごとの復調値DM1〜DM8を出力する。
干渉波検出装置122cは、入力された受信信号に基づいて、そのチャネルが有する帯域から干渉帯域における干渉信号を検出することによって、干渉波を認識する。
マスク処理部122dにおけるマスクコード生成器122d1は、入力されるサブキャリアごとの干渉信号に応じてマスクすべきサブキャリアの復調値をマスクするマスキングコードを出力する。図では、マスクすべきサブキャリアの復調値は、復調値DM7及びDM8である。マスクコード生成器122d1が生成したマスクコードでは、マスクを行うサブキャリアを「0」で示し、マスクを行なわないサブキャリアを「1」で示す。マスク処理部122d2は、入力される復調値と生成されたマスキングコードに応じて、乗算処理を行う。乗算処理の結果、マスク処理が行われ、復調値DM7及びDM8は「0」に置換され、他の復調値DM1からDM6までの信号が透過される。合成器122d3は、復調値DM1からDM6までの信号と、復調値DM7及びDM8を置換した「0」とを合波し、合波された信号を選択されたデータ列として復号器122eへ出力する。
以上の処理により、干渉帯域に含まれた干渉信号がマスク処理部122dによって除去されて、受信信号の復号処理が行える。
図4は、第1実施形態における周波数配置を示す図である。
この図において、縦軸はパワーを示し、横軸は周波数を示す。この図の周波数軸に示された範囲には、異なる周波数帯域を有する5個のチャネルが配列されている。各チャネルを重畳させていることから、5個のチャネルが、それぞれのチャネルの帯域の合計に比べ狭い帯域に割り付けられている。各チャネルを重畳させることにより各チャネルには干渉が生じるが、復号処理における誤り補償などにより誤り率低下を防ぐことができる。重畳させる各チャネルは、周波数の低い方から順にチャネルch1、ch2、ch3、ch4及びch5とし、全体の伝送容量を最大にする配列を選択する。
図4(a)には、本実施形態の配置方法によらない配置例が示されている。この図に示される各チャネルの周波数帯域幅pfを配列で示すと次式に示される。
=(fa,fa,fn,fn,fa)
=(fn,fa,fa,fa,fn)
図4(c)には、3つのチャネルに異なる周波数帯域幅を有するスペクトルが配置された場合を示す。周波数の低いほうから配列で示すと次のように示すことができる。
=(fn,fa,fn)
また、図4(d)に示されるように、3つのチャネルに割り付けられたスペクトルが全て同じ周波数帯域幅faを有している場合との比較を行うこととする。
この選定した条件を次に示す。適用する通信システムは、IEEE802.16e規格におけるダウンリンクに適用されるDL-FUSC(Down Link-Full Usage of SubChannelization)モードに準ずる。また、変調方式は、符号化率を1/2とした64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)とし、符号化方式はCTC(Convolutional Turbo Code)とする。
図4(e)に示されるように、従来法による周波数利用効率は、3bit/sec/Hz(ビット/秒/ヘルツ)であったが、本案による周波数利用効率は、4.17bit/sec/Hz(ビット/秒/ヘルツ)を示す。すなわち、1.39倍周波数利用効率が高くなったことが示される。
図5は、第1実施形態における通信システムの動作を示すフローチャートである。
送信局となる基地局装置110において、空中線114によって捕捉された受信信号を受信部112が受信する(ステップSa11)。受信部112の干渉波検出装置112aが、干渉波の検出を行う(ステップSa12)。検出された干渉波情報に基づいて周波数割当装置113aが、周波数割付規則にしたがって周波数配列を選択し配置する(ステップSa13)。配置された周波数配列に基づいて周波数割当装置113aが、周波数の割り付けを行う(ステップSa14)。割り付けられた周波数にしたがって、周波数変更装置113bが、送信部111の送信周波数を変更する(ステップSa15)。送信部111では、割り付けられた周波数に基づいて割り付けられた帯域に適応するために、帯域幅変更装置113cは、自通信システムで送信できる帯域幅を選定し、選定した帯域幅に基づいて送信部111から送信する帯域幅の制御を行う。送信部111では、送信ベースバンド信号生成器111aが出力するクロックの周波数を帯域幅の制御に応じて変更する。また送信部111では、アップコンバータ装置111bの出力周波数を変更して送信信号を生成し、空中線114を介して送出する(ステップSa16)。
上記の手順により、基地局装置110によって受信された受信信号における干渉状況に基づいて、基地局装置110が送信する送信周波数を決定することが可能となる。
以下、本発明の第2実施形態による通信システムについて図面を参照して説明する。
図6は、本発明の第2実施形態による通信システムを示すブロック図である。
この図には、同じ周波数の電波を利用して通信を行う3つの通信システムとして、通信システム200、700及び800が示されている。通信システム200、700及び800は、同じシステム構成が用いられたそれぞれ独立した通信システムである。
図6において、図1と同じ構成には同じ符号を付している。以下では、図1と異なる構成について説明する。
通信システム200は、対向して通信する基地局装置210と端末局装置220を備える。通信システム200は、通信システム700及び800において送信される無線信号を干渉波として受信する。
通信システム200において基地局装置210は、送信部111、受信部212、制御部113及び空中線114を備える。
基地局装置210における受信部212は、入力される受信信号の受信処理を行う。受信部212は、制御情報抽出装置212aを備える。制御情報抽出装置212aは、端末局装置220から送信された無線信号によって伝送されたパケットに含まれる情報を抽出する。端末局装置220から送付される情報は、端末局装置220側における受信状況並びにその受信状況に適応させるために設定した端末局装置220における各種設定情報がある。制御情報抽出装置212aは、基地局装置210が送出する無線信号(希望波)における利用周波数帯域のうち干渉が発生するとして検出された周波数帯域の情報を抽出し、干渉波情報として出力する。
制御部113は、抽出された干渉波情報に基づいて、定められた規則にしたがって周波数配列を決定し、その配列にしたがって周波数の割当を行う。定められた規則は、第1実施形態に示した周波数決定則と同じ規則である。
送信部111は割り付けられた周波数によって送信信号を出力する。
制御部113及び送信部111の詳細は、前述の図1を参照して説明した通りである。
端末局装置220における送信部221は、基地局装置210に対して情報を送信する送信ベースバンド信号生成器221aを備える。送信ベースバンド信号生成器221aは、入力された制御情報に基づいて、干渉波に関する情報を制御情報部に含んだパケットを生成する。送信ベースバンド信号生成器221aは、パケット化された干渉波情報による送信ベースバンド信号を生成する。
受信部222は、干渉波検出装置222aを備える。受信部222における干渉波検出装置222aは、入力される受信信号から、基地局装置110が送信した希望波における利用周波数帯域のうち、他のシステムから送信される無線信号によって干渉が発生する周波数帯域を検出する。干渉波検出装置222aは、例えば、希望波が送信されていない環境において、当該希望波の利用周波数帯域のサブキャリアごとに、他無線信号の有無、信号強度などを検出することにより、干渉が発生する特定サブキャリアを検出する。干渉波検出装置222aは、例えば、特定サブキャリアであるサブキャリアに対して「1」を対応付け、特定サブキャリア以外のサブキャリアに対して「0」を対応付けた干渉帯域判定値の列として、特定サブキャリア判定値の列を生成する。干渉波検出装置222aは、検出結果を干渉波情報として出力する。
図7は、第2実施形態における通信システムの動作を示すフローチャートである。
受信局となる端末局装置220において、空中線124によって捕捉された受信信号を受信部222が受信する(ステップSb11)。受信部222の干渉波検出装置222aが、干渉波の検出を行う(ステップSb12)。
制御情報付加装置223aが、検出された干渉波情報に基づいて干渉波に関する情報を含んだ制御情報を生成し出力する(ステップSb13)。送信ベースバンド信号生成器221aは、入力された制御情報に基づいて、干渉波に関する情報を制御情報部に含んだパケットを生成し出力する。出力されたパケットは、無線信号に変換され端末局装置220から送出される(ステップSb14)。
上記の手順により、端末局装置220によって受信された受信信号における干渉状況に基づいて、基地局装置210が送信する送信周波数を決定することが可能となる。
以下、本発明の第3実施形態による通信システムについて図面を参照して説明する。
図8は、第3実施形態による通信システムを示すブロック図である。
この図には、同じ周波数の電波を利用して通信を行う3つの通信システムとして、通信システム300、700c及び800cが示されている。通信システム300、700c及び800cは、同じシステム構成が用いられたそれぞれ独立した通信システムである。
通信システム300は、基地局装置310と端末局装置120を備えている。通信システム700cは、基地局装置710cと端末局装置720を備えている。通信システム800cは、基地局装置810cと端末局装置820を備えている。それぞれの通信システムにおいて、備えられた基地局装置と端末局装置とが定められた周波数を利用して通信する。また、通信システム700c及び800cは、周波数制御に必要とされる周波数制御情報が通信システム300から通知される。
また、図8において、図1と同じ構成には同じ符号を付している。以下では、図1と異なる構成について説明する。
通信システム300は、基地局装置310及び端末局装置120、並びに基地局装置310及び端末局装置120の制御を行う制御局装置330を備える。通信システム300は、通信システム700c及び800cにおいて送信される無線信号を干渉波として受信する。無線信号における干渉波による干渉状況は、制御局装置330において検出される。その干渉状況に基づいて、周波数の配置が行われた結果を通信手段によって通信システム300の基地局装置310及び各通信システム700c及び800cに通知する。
通信システム300において基地局装置310は、送信部311、受信部312、制御部313及び空中線114を備える。
基地局装置310における送信部311は、端末装置120に対しての送信信号を生成する。送信部311は、送信ベースバンド信号生成器311aとアップコンバータ装置111bを備える。送信部311における送信ベースバンド信号生成器311aは、送信する情報に基づいて送信ベースバンド信号を生成する。生成された送信ベースバンド信号は、送信周波数に同期して出力される。
基地局装置310における受信部312は、入力される受信信号の受信処理を行う。
制御部313は、制御情報受信装置313a、周波数変更装置313bを備える。制御情報受信装置313aは、制御局装置330から送信された周波数制御情報を受信し、無線信号によって伝送されたパケットに含まれる情報を抽出する。制御局装置330から送付される情報は、通信システム300で用いられる周波数を制御するための制御情報である。制御情報受信装置313aは、制御局装置330から通知される周波数制御情報から各チャネルの配置情報を抽出する。周波数変更装置313bは、抽出された各チャネルの配置情報に基づいて周波数の配置を行う。
制御局装置330における干渉波検出装置331は、通信システム300において、基地局装置310が送信する希望波における利用周波数帯域のうち、他のシステムから送信される無線信号によって干渉が発生する周波数帯域を入力される受信信号から検出する。干渉波検出装置331は、例えば、希望波が送信されていない環境において、当該希望波の利用周波数帯域のサブキャリアごとに、他無線信号の有無、信号強度などを検出することにより、干渉が発生する特定サブキャリアを検出する。干渉波検出装置331は、例えば、特定サブキャリアであるサブキャリアに対して「1」を対応付け、特定サブキャリア以外のサブキャリアに対して「0」を対応付けた干渉帯域判定値の列として、特定サブキャリア判定値の列を生成する。干渉波検出装置331は、検出結果を干渉波情報として出力する。
制御情報配信装置333は、対向する基地局装置310及び通信システム700c及び800cに、選定されたチャネルの情報を含んだ周波数制御情報を配信する。
図9は、第3実施形態における通信システムの動作を示すフローチャートである。
通信システム300の周波数配置を管理する制御局装置330は、空中線334によって捕捉された受信信号を受信する(ステップSc11)。干渉波検出装置331が、干渉波の検出を行って干渉波情報を出力する(ステップSc12)。
配置された周波数配列に基づいて周波数割当装置332が、周波数を割り付ける(ステップSc14)。制御情報配信装置333は、割り付けられた周波数の情報を含んだ周波数制御情報を基地局装置310及び通信システム700c、800cに通信手段を用いて配信する(ステップSc15)
抽出された周波数の割り付け情報にしたがって、周波数変更装置313bが、送信部311の送信周波数を変更する(ステップSc17)。送信部311は、割り付けられた周波数に基づいて、アップコンバータ装置111bの出力周波数を変更して送信信号を生成し、空中線114を介して送出する(ステップSc18)。
上記の手順により、制御局装置330によって受信された受信信号における干渉状況に基づいて、基地局装置310が送信する送信周波数を決定することができる。通信システム300で使用する周波数を通信システム700c及び800cに配信することで、通信システム700c及び800cは、その周波数を考慮してそれぞれのシステムで利用する周波数配置を効率よく行うことが可能となる。そして、お互いの干渉を減らすことにより、それぞれの通信システムの品質を高めることが可能となる。
以下、本発明の第4実施形態による通信システムにおける受信局(端末局装置)が備える受信部について図面を参照して説明する。
図10は、上記の第2実施形態に示した端末局装置220が備える受信機能の機能構成を示すブロック図である。
端末局装置220において、受信部222は、受信処理部222b、干渉情報抽出部222c、フィルタ制御部222d、フィルタ222e、復調部222f、デインターリーバ222g及びFEC復号部222hを備える。
干渉情報抽出部222cは、基地局装置210との通信を開始する際に決定される所望信号情報に基づいて、干渉信号の中心周波数と、干渉信号の周波数帯域幅と、干渉信号の受信電力とを含む干渉情報を受信信号から抽出する干渉情報抽出処理を行う。干渉情報抽出処理は、既存の技術により可能である。例えば、干渉情報抽出部222cは、受信信号に対してFFT(Fast Fourier Transform)を行うことによって受信信号の周波数スペクトルを算出し、算出された受信信号の周波数スペクトルと、所望信号情報に基づいて得られる所望信号の周波数スペクトルの推定結果との差分を算出することによって干渉信号の周波数スペクトルを推定し、この推定結果に基づいて干渉情報を抽出する。また、例えば、基地局装置210から所定のタイミングで送信される、サブキャリアに電力が割り当てられていない信号における周波数スペクトルに基づいて、干渉情報抽出部222cが干渉情報を抽出しても良い。
(1)干渉信号が存在せず所望信号のみが存在する周波数帯域の受信信号を通過させる。
(2)干渉信号が存在する周波数帯域の受信信号を減衰させる。
なお、フィルタパラメータは、例えば、フィルタの種類と、遮断周波数とで構成される。
復調部222fは、フィルタ222eによってフィルタリングされた受信信号からガードインターバルを除去し、FFTを行い、復調を行うことによって復調信号を生成する。
デインターリーバ222gは、復調部222fによって生成された復調信号に対しデインターリーブを行う。
図11A〜図11Cは、フィルタ制御部222dがフィルタ222eにローパスフィルタを設定する場合のフィルタ制御処理の概略を表す概略図である。図11Aは、空中線124によって受信される受信信号の周波数スペクトルを、所望信号の周波数スペクトルと干渉信号のスペクトルとに分けて表す概略図である。図11Aにおいて、縦軸はパワーを表し、横軸は周波数を表し、符号DSは所望信号の周波数スペクトルを示し、符号ISは干渉信号の周波数スペクトルを示す。フィルタ制御部222dは、干渉信号の中心周波数及び周波数帯域幅に基づいて干渉信号の周波数帯域の最高値(bmax_i)を算出し、所望信号の中心周波数及び周波数帯域幅に基づいて所望信号の周波数帯域の最高値(bmax_d)を算出し、bmax_iがbmax_dよりも高い場合には(図11A)、フィルタ222eにローパスフィルタを適用する。
図11Cは、図11Aの信号を、図11Bに示した特性を有するローパスフィルタで、フィルタ処理を行った場合の結果を示す。図に示されるように、干渉信号がフィルタ処理によって低減されていることが示されている。
以上、ローパスフィルタを適用する場合について示したが、検出された干渉信号の状況からハイパスフィルタ及びノッチフィルタを選択することができる。その際の遮断周波数は、上記の方法のようにして選択する。
なお、この図に示した構成は、上述の端末局装置220における受信部222に限らず、第1実施形態に示した端末局装置120における受信部122、並びに、基地局装置110における受信部112、基地局装置210における受信部212及び基地局装置310における受信部312等にも適応できる。
このように、重畳率が各スペクトルで一定となるようにスペクトルを配置することで、スペクトルごとに重畳による影響を低減し、実質的な通信品質を確保して周波数を有効利用できる周波数配置方法を提供できる。
このような配置によって、帯域幅の狭いスペクトルであっても所定の帯域を確保することができるようになり、さらに重畳率を各スペクトルで一定となるようにスペクトルが配置されることにより全体の伝送効率を高くすることができる。
これにより、干渉波が含まれる帯域を除去することができ、受信した受信信号の干渉波を抑圧することができる。
これにより、干渉波が含まれるスペクトルを除去することができ、受信した受信信号の干渉波を抑圧することができる。
これにより、受信局における受信環境に適したスペクトルを選択することが可能となり、受信局における受信品質を向上させることが可能となる。
これにより、送信局において直接周囲の受信環境を検出することが可能となり、他の地点で検出された結果が伝送されることなく、直接、干渉信号を検出することができるため、環境の変化に追従させる応答性を高めることができる。そして、その時々の通信環境に適したスペクトルを選択することが可能となり、通信品質を向上させることが可能となる。
これにより、制御局装置330における受信環境に適したスペクトルを選択することが可能となり、制御局装置330で検出された情報をもとに自通信システム(通信システム300)及び他の通信システム(通信システム700c及び800c)のスペクトル配置を集中制御することが可能となる。
また、上述した実施形態で示した干渉波検出装置112a、222aは、周波数配置を目的とする干渉信号検出機能として専用に設けることもでき、また、受信信号から受信情報を再生することを目的とする干渉信号検出機能と兼用させてもよい。
また、上述した説明では、より周波数利用効率を高めるため、送信部111における帯域制御を行う実施形態を示した。帯域制御を行うことにより周波数利用効率を高める効果が得られるが、帯域制御を行わずに定められた帯域で送信することとしてもよい。
図12は、本発明の第5実施形態による信号送信装置(送信局装置)の動作概要を示す。本実施形態による信号送信装置は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)などのマルチキャリア信号を送信し、誤り訂正符号としてFEC(Forward Error Correction:前方誤り訂正)符号を用いる。この信号送信装置は、チャネル周波数帯域に複数のFECブロックを並べて送信する。このとき、信号送信装置は、それぞれのFECブロックについて、重畳率(信号の送信に使用する周波数帯域において干渉が発生している重畳帯域を利用する割合)が可変のサブキャリア割当法またはサブキャリアインターリーバを使用して、各ユーザのサービス品質要求、すなわち、QoSに応じた重畳率を与えるスケジューリングを行なう。つまり、QoSが高いユーザのデータについては非干渉帯域を多く割り当て、重畳率を低くして送信し、QoSが低いユーザのデータについては重畳帯域を多く割り当て、重畳率を高くして送信する。なお、制御情報については非干渉帯域のみを利用して送信する。これにより、制御情報や優先度の高いデータの欠落を防ぐ。
また、ユーザデータの受信状態に応じてユーザ毎に重畳率を与えることもできる。つまり、受信状態が良いユーザのデータについては重畳帯域を多く割り当て、重畳率を高くして送信し、受信状態が悪いユーザのデータについては非干渉帯域を多く割り当て、重畳率を低くして送信する。これにより、チャネル全体の周波数利用効率の向上効果を高める。
あるユーザについてのデータの送信に使用する周波数帯域をα、この使用周波数帯域のうち干渉帯域をβとした場合、当該ユーザの重畳率=β/αである。このとき、ユーザ1、2、3、4の重畳率をそれぞれ66%、50%、30%、10%のように決定することができる。そして、ユーザ全体としての重畳率は、希望波の重畳率=(希望波の重畳帯域b)/(希望波の使用帯域a)と同じになるようにする。
同図において、信号送信装置1100は、可変重畳率スケジューラ1110、OFDM変調器1120、P/S変換器(並列/直列変換器)1130、及び、記憶部1140を備える。
記憶部1140は、各ユーザのQoSと、信号受信装置(受信局装置)より受信した受信品質と、信号受信装置より信号を受信した際に推定されたSINR値とを記憶している。さらに、記憶部1140は、空中線伝送路を想定して所要通信品質(Bit Error RateやFrame Error Rate等)を満足することのできる最小のSINR(Signal-to-Noise ratio;SN比)値を、可変し得る重畳率ごとに各変調符号化レベルについて算出したものを変調符号化レベルテーブルとして記憶している。
S/P変換器1111は、送信データをシリアル信号からパラレル信号へ変換し、各ユーザの信号をユーザ別に符号化・変調器1114−1〜nへ出力する。ブロック重畳率判定器1112は、記憶部1140に記憶されている各ユーザのQoSと、当該ユーザのデータを受信する信号受信装置における受信品質とに基づいて重畳率を決定する。変調符号化レベル決定器1113は、記憶部1140に記憶されている変調符号化レベルテーブルを参照して、ブロック重畳率判定器1112により決定された重畳率と、記憶部1140に記憶されている各ユーザのデータの送信先である信号受信装置に対応した推定SINR値とから変調符号化レベルを決定する。符号化・変調器1114−1〜nは、変調符号化レベル決定器1113が決定したユーザ毎の変調符号化レベルに従って、FEC符号を用いて当該ユーザのデータを符号化し、符号化したデータを変調してサブキャリア割当器1115に出力する。サブキャリア割当器1115は、ブロック重畳率判定器1112により決定された重畳率に従って、干渉帯域及び非干渉帯域のサブキャリアに変調したデータを割り当て、OFDM変調器1120へパラレル信号として出力する。
同図において、信号受信装置が、干渉帯域の検出処理を行なう(ステップS111)。これは、例えば、信号受信装置が信号送信装置1100に対して、希望波による無線信号送信の停止要求を送信し、希望波が送信されていない環境において、当該希望波の利用周波数帯域のサブキャリアごとに、他無線信号の有無、信号強度などを検出することにより、干渉が発生する周波数帯域を検出することができる。信号受信装置が干渉帯域を検出しなかった場合(ステップS112:NO)、処理を終了する。
干渉帯域を検出した場合(ステップS112:YES)、信号受信装置は、検出した干渉帯域の情報を信号送信装置1100に通知し(ステップS113)、干渉補償/抑圧機構をONにする(ステップS114)。信号送信装置1100は、信号受信装置より受信した干渉帯域の情報を記憶部1140に書き込む。また、信号送信装置1100は、信号受信装置より受信した信号からSINRを推定して記憶部1140に書き込む。
送信データが制御情報である場合(ステップS122:制御情報)、ブロック重畳率判定器1112は重畳率を0とすることを決定し、変調符号化レベル決定器1113及びサブキャリア割当器1115に重畳率を出力する。変調符号化レベル決定器1113は、ブロック重畳率判定器1112が決定した重畳率と、記憶部1140に記憶されている推定SINR値とにより、記憶部1140に記憶されている変調符号化レベルテーブルを参照し、変調符号化レベルを決定する。制御情報の送信データが入力された符号化・変調器1114−i(i=1〜n)は、変調符号化レベル決定器1113により決定された変調符号化レベルに従って、データの符号化及び変調を行なう。また、サブキャリア割当器1115は、制御情報の符号化データを全て非干渉帯域のサブキャリアに割り当て、OFDM変調器1120へ出力する(ステップS123)。
信号送信装置1100のS/P変換器1111は、送信データに付与されている制御データあるいは図示しない制御部から受信した制御データにより、各送信データがいずれのユーザの送信データであるかを判断し、送信データをユーザ別に符号化・変調器1114−1〜nへ出力する。例えば、S/P変換器1111は、ユーザ1のデータを符号化・変調器1114−1に出力し、ユーザ2のデータを符号化・変調器1114−2に出力し、ユーザ3のデータを符号化・変調器1114−3に出力し、ユーザ4のデータを符号化・変調器1114−4に出力する。
図15は、QoS及び受信品質の組み合わせと、重畳率の関係を示す図である。QoSには、制御信号用の高品質、ユーザデータ用の高品質及び低品質の3段階がある。制御信号の場合、重畳率=0とし、全ての符号化データを非干渉帯域で送信する。このため、同図においては、ユーザデータ用の高品質及び低品質についてのみ示している。受信品質には、例えば、D/U(Desired to Undesired signal ratio;DU比)、S/N(Signal-to-Noise ratio;SN比)、C/I(Carrier-to-interference;希望波電力対干渉波電力比)などを用いることができ、各ユーザのD/U、S/N、または、C/Iの値を所定の閾値と比較して、受信品質を高/低の2段階に分割する。なお、D/U、S/N、または、C/Iの情報は、通常、ユーザからの要求情報として上りリンクにより信号受信装置から通知される。
なお、ユーザ全体での平均重畳率=希望波の重畳率=(希望波の重畳帯域)/(希望波の使用帯域)である。
なお、変調符号化レベルは、変調方式と符号化率により示される。変調方式には、例えば、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation:直交振幅変調)、64QAM、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4位相偏移変調)等がある。また、符号化率とは、(符号化前のビット数)/(符号化後のビット数)である。従って、変調符号化レベルはQPSK 1/2、16QAM 3/4などとなる。
図17は、干渉領域のマスクを行なう信号受信装置1300の構成を示す概略ブロック図である。
信号受信装置1300は、干渉帯域検出器1301、重み付け係数生成器1302、復調器1303、重み付け演算器1304、復号器1305を備え、誤り訂正符号による希望波と干渉波とからなる受信信号から、希望波に含まれる信号を抽出する。なお、干渉帯域検出器1301と復調器1303との間の接続は必須ではない。干渉帯域検出器1301は、例えば、FWA(Fixed Wireless Access)などの信号受信装置1300の置局時に、他のシステムから送信される無線信号により、自装置の希望波における利用周波数帯域のうち干渉が発生する周波数帯域を検出する。干渉帯域検出器1301は、例えば、希望波の送信元無線局に対し、希望波による無線信号送信の停止要求を送信し、希望波が送信されていない環境において、当該希望波の利用周波数帯域のサブキャリアごとに、他無線信号の有無、信号強度などを検出することにより、干渉が発生するサブキャリアを検出する。干渉帯域検出器1301は、例えば、特定サブキャリアであるサブキャリアに対して「1」を対応付け、特定サブキャリア以外のサブキャリアに対して「0」を対応付けた干渉帯域判定値の列として、特定サブキャリア判定値の列を生成する。干渉帯域検出器1301は、検出結果を重み付け係数生成器1302に出力する。
重み付け演算器1304は、重み付け係数生成器1302から入力される重み付け係数に基づき、サブキャリアごとに、復調器1303から入力される復調値に重み付け演算処理を行い、演算結果をサブキャリアごとに並べた列を尤度データ列として復号器1305に出力する。
復号器1305は、重み付け演算器1304から入力される尤度データ列に基づき、誤り訂正処理、及び復号処理を行い、希望波の信号を取得する。
信号受信装置1300の干渉帯域検出器1301は、信号受信装置1300の置局時に、希望波がないタイミングや、希望波がないサブキャリアの周波数帯域において、希望波のサブキャリアごとの周波数帯域における無線信号の受信レベル、周波数帯域、中心周波数、希望波へのオーバーラップ帯域などを測定、検出することにより、干渉波の情報を取得する。
また、干渉帯域検出器1301は、取得した干渉波の情報に基づき、干渉波が存在するサブキャリアを特定サブキャリアとして選択(検出)する。干渉帯域検出器1301は、例えば、受信レベルの値に基づき、所定の値以上の受信レベルの信号を受信した周波数帯域のサブキャリアを特定サブキャリアとして検出する。
図18に戻り、干渉帯域検出器1301は、生成した特定サブキャリア判定値の列を重み付け係数生成器1302に出力する(ステップS310)。
重み付け係数生成器1302は、生成したサブキャリアごとの重み付け係数の列を重み付け演算器1304に出力する(ステップS320)。
この符号化方法に応じた重み付け演算方法の一例として、希望波の符号化方法が軟判定正負多値の符号化方法である場合を例に図19B〜図19Dを用いて説明する。この軟判定正負多値の符号化方法における復号処理は、受信信号の復調値が正負の多値出力であり、絶対値の大きさを信頼度(尤もらしさを表す値、尤度)として負の値を値「+1」、正の値を値「−1」と判定する復号処理を行う。
一方、「+1」と「−1」とのいずれであるか、最もあいまいである(信頼度が低い)のは、絶対値が最も小さい値、すなわち、復調値が0のサブキャリアである。
このように、信号受信装置1300が、サブキャリアごとの受信信号の信頼度に応じて復調値に重み付け演算を行い、信頼度の低い特定サブキャリアをマスクし、信頼度の高いサブキャリアの復調値を用いて受信信号を復号することにより、受信誤り訂正能力を向上させることが可能になる。
例えば、図20Aの軟判定出力型において、重み付け係数生成器1302は、正負多値出力の復調値に対し、特定サブキャリアの重み付け係数を所定値α(ただし、0≦α<1)とし、他のサブキャリアの重み付け係数を1とする重み付け係数を算出することでもよい。
また、軟判定出力型において、正数多値出力の復調値の場合、復調値が0に近いほどビット値を「−1」として復号し、復調値が最大値に近いほどビット値を「1」として復号する。このような場合において、重み付け係数生成器1302は、特定サブキャリアの復調値を出力候補値の中央値(例えば、出力候補値が0〜7であれば、その中央値の3または4)に置換する重み付け係数を算出することでもよい。
このように、ブロック符号化など、誤り訂正符号を適用しており、一部のサブキャリアの復調値等が欠落していても他のサブキャリアの復調値に基づき希望波の信号を取得することが可能な通信方式の場合、信頼度が低く、誤り発生の要因となるサブキャリアに対し、信頼度を下げる重み付け係数を用いて復調値に重み付け演算処理を行うことで、受信誤り訂正能力を向上させることができる。
図21は、信号受信装置1400の機能構成を表すブロック図である。図示するように、信号受信装置1400は、アンテナ1401と、受信部1402と、干渉情報抽出部1403と、フィルタ制御部1404と、遅延部1405と、フィルタ1406と、復調部1407と、デインターリーバ1408と、FEC復号部1409とを備える。
受信部1402は、受信された受信信号に対し、ダウンコンバートを行い、さらにアナログ/デジタル変換を行う。
(1)干渉信号が存在せず所望信号のみが存在する周波数帯域の受信信号を通過させる
(2)干渉信号が存在する周波数帯域の受信信号を減衰させる
なお、フィルタのパラメータは、例えば、フィルタの種類と、遮断周波数とで構成される。
復調部1407は、フィルタ1406によってフィルタリングされた受信信号からガードインターバルを除去し、FFTを行い、復調を行うことによって復調信号を生成する。
FEC復号部1409は、デインターリーバ1408によってデインターリーブされた復調信号を、FECに従って復号し、誤りビットが訂正されたビット列を生成し、受信データを出力する。
図23〜図25は、フィルタ制御部1404によって行われるフィルタ制御処理の概略を表す概略図である。以下、図23〜図25を用いてフィルタ制御処理の詳細を説明する。
図26は、信号受信装置1400がフィルタの制御を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。
110 基地局装置
111 送信部
112 受信部
113 制御部
114 空中線
111a 送信ベースバンド信号生成器
111b アップコンバータ装置
112a 干渉波検出装置
113a 周波数割当装置
113b 周波数変更装置
113c 帯域幅変更装置
120 端末局装置
121 送信部
122 受信部
123 制御部
124 空中線
1100 信号送信装置
1110 可変重畳率スケジューラ
1111 直列/並列変換器
1112 ブロック重畳率判定器
1113 変調符号化レベル決定器
1114−1〜1114−n 符号化・変調器
1115 サブキャリア割当器
1120 OFDM変調器
1130 並列/直列変換器
1140 記憶部
1300 信号受信装置
1301 干渉帯域検出器
1302 重み付け係数生成器
1303 復調器
1304 重み付け演算器
1305 復号器
1400 信号受信装置
1401 アンテナ
1402 受信部
1403 干渉情報抽出部
1404 フィルタ制御部
1405 遅延部
1406 フィルタ
1407 復調部
1408 デインターリーバ
1409 FEC復号部
Claims (19)
- 複数のサブキャリアを含むスペクトルを用いてマルチキャリア信号を送受信する送信局装置及び受信局装置から構成される通信システムにおける通信方法であって、
前記マルチキャリア信号の送信に利用する利用周波数帯域の周波数利用効率を増加させるように、前記利用周波数帯域において干渉が発生している重畳帯域を利用する割合である重畳率を設定する制御ステップと、
設定された前記重畳率に従って割り当てたスペクトルを用いて、前記マルチキャリア信号を送信する送信ステップと
を有する通信方法。 - 前記通信方法は、前記通信システムが3以上同時に通信を行う際の通信方法であって、
前記受信局装置が、自通信システムに配置された前記スペクトルにおける他の通信システムとの重畳帯域を予め認識する重畳帯域認識ステップと、
前記受信局装置が、前記重畳帯域に対して干渉抑圧技術を適用する干渉抑圧ステップと、
前記受信局装置が、前記干渉抑圧技術を適用した信号を誤り訂正復号することで自受信局装置宛のマルチキャリア信号を受信する誤り訂正復号ステップと、
をさらに有し、
前記制御ステップは、
各スペクトルの帯域幅と、各スペクトルが他のスペクトルと重畳する予め決められた重畳帯域幅から前記重畳率を導いて、前記重畳率が各スペクトルで一定となるように各スペクトルを配置するスペクトル配置ステップと、
自通信システムに配置されたスペクトルを割り当てるスペクトル割り当てステップと
を有し、
前記送信ステップにおいて、前記送信局装置が、前記自通信システムに割り当てられた前記スペクトルを用いて前記マルチキャリア信号を送信する請求項1に記載の通信方法。 - 前記スペクトルの帯域幅は前記通信システムごとに可変であり、
前記スペクトル配置ステップにおいて、
前記スペクトルのうち、他のスペクトルよりも帯域幅が狭い2つのスペクトルを前記利用周波数帯域の端部に配置するとともに、前記重畳率が各スペクトルで一定となるように各スペクトルを配置する請求項2に記載の通信方法。 - 前記干渉抑圧ステップは、
周波数フィルタを用いて前記認識した重畳帯域の受信信号を減衰させることで干渉抑圧を行う
請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信方法。 - 前記干渉抑圧ステップは、
前記認識した重畳帯域の受信信号の尤度をマスクし、
前記誤り訂正復号ステップは、
前記尤度をマスクされた受信信号に対して誤り訂正復号することで自受信局装置宛の前記マルチキャリア信号を受信する
請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信方法。 - 前記スペクトル配置ステップは、
前記受信局装置に設けられた干渉信号検出部によって検出された結果に基づいて前記スペクトルを配置する
請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信方法。 - 前記スペクトル配置ステップは、
前記送信局装置に設けられた干渉信号検出部によって検出された結果に基づいて前記スペクトルを配置する
請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信方法。 - 前記スペクトル配置ステップは、
前記送信局装置及び前記受信局装置のいずれとも異なる制御局装置に設けられた干渉信号検出部によって検出された結果に基づいて前記スペクトルを配置する
請求項2または請求項3のいずれかに記載の通信方法。 - ユーザのデータの符号化及び変調を行なう符号化・変調ステップと、
前記ユーザのサービス品質要求が所定のサービス品質よりも高い場合に、当該ユーザのデータ送信に使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率を、前記マルチキャリア信号が使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率よりも低く設定する重畳率判定ステップと、
前記重畳率判定ステップにおいて設定された重畳率に従って、前記符号化・変調ステップにおいて符号化及び変調されたユーザのデータを非干渉帯域及び干渉帯域のサブキャリアへ割り当てるサブキャリア割当ステップと、
前記符号化・変調ステップにおいて符号化及び変調されたユーザのデータを、前記サブキャリア割当ステップにおいて割り当てられたサブキャリアに変調するマルチキャリア変調ステップと、
前記マルチキャリア変調ステップにおいて変調されたサブキャリアをシリアル変換して前記マルチキャリア信号を生成する並列直列変換ステップと、
を有する請求項1に記載の通信方法。 - 前記符号化・変調ステップにおいては、複数の異なるユーザのデータの符号化及び変調を行ない、
前記重畳率判定ステップにおいては、ユーザ全体の平均重畳率が、前記マルチキャリア信号の使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率と一致するように、複数の前記ユーザそれぞれについて、当該ユーザのサービス品質要求が前記所定のサービス品質よりも高い場合には、当該ユーザの重畳率を前記マルチキャリア信号の使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である前記重畳率よりも低く設定し、当該ユーザのサービス品質要求が前記所定のサービス品質よりも低い場合に、当該ユーザの重畳率を前記マルチキャリア信号の使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率よりも高く設定し、
前記サブキャリア割当ステップにおいては、各ユーザそれぞれについて、前記重畳率判定ステップにおいて設定された当該ユーザの重畳率に従って、前記符号化・変調ステップにおいて符号化及び変調された当該ユーザのデータを非干渉帯域及び干渉帯域のサブキャリアへ割り当て、
前記マルチキャリア変調ステップにおいては、各ユーザそれぞれについて、前記符号化・変調ステップにおいて符号化及び変調された当該ユーザのデータを、前記サブキャリア割当ステップにおいて当該ユーザのデータへ割り当てられたサブキャリアに変調する請求項9に記載の通信方法。 - 複数のサブキャリアを含むスペクトルを用いてマルチキャリア信号を送受信する送信局装置及び受信局装置から構成される通信システムが3以上同時に通信を行う際に、スペクトル配置を決める制御局装置であって、
前記スペクトルにおける他の通信システムとの重畳帯域の干渉信号を検出する干渉信号検出部と、
各スペクトルの帯域幅と、各スペクトルが他のスペクトルと重畳する予め決められた重畳帯域幅から重畳率を導いて、前記重畳率が各スペクトルで一定となるように各スペクトルを配置するスペクトル配置部と、
割り当てられた前記スペクトルを用いて前記マルチキャリア信号を送信する前記送信局装置と、配置された前記スペクトルにおける他の通信システムとの重畳帯域を認識し、前記重畳帯域に対して干渉抑圧技術を適用して、信号を誤り訂正復号することで自受信局装置宛のマルチキャリア信号を受信する前記受信局装置とが通信を行う通信システムに配置したスペクトルを割り当てるスペクトル割り当て部と、
自通信システムの前記送信局装置及び他の通信システムに対して、割り当てたスペクトルを通知する制御情報配信部と、
を備える制御局装置。 - 複数のサブキャリアを含むスペクトルを用いてマルチキャリア信号を送受信する送信局装置及び受信局装置から構成される通信システムにおける送信局装置であって、
前記マルチキャリア信号の送信に利用する利用周波数帯域の周波数利用効率を増加させるように、前記利用周波数帯域において干渉が発生している重畳帯域を利用する割合である重畳率を設定する制御部と、
設定された前記重畳率に従って割り当てられたスペクトルを用いて、前記マルチキャリア信号を送信する送信部と
を具備する送信局装置。 - 前記通信システムが3以上同時に通信を行い、
前記制御部は、
各スペクトルの帯域幅と、各スペクトルが他のスペクトルと重畳する予め決められた重畳帯域幅から前記重畳率を導いて、前記重畳率が各スペクトルで一定となるように各スペクトルを配置するスペクトル配置部と、
自通信システムに配置されたスペクトルを割り当てるスペクトル割り当て部と
を備える請求項12に記載の送信局装置。 - 前記スペクトルの配置を行うために前記スペクトルにおける他の通信システムとの重畳帯域の干渉信号を検出する干渉信号検出部を備える請求項13に記載の送信局装置。
- ユーザのデータの符号化及び変調を行なう符号化・変調部と、
前記ユーザのサービス品質要求が所定のサービス品質よりも高い場合に、当該ユーザのデータ送信に使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率を、前記マルチキャリア信号が使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率よりも低く設定する重畳率判定部と、
前記重畳率判定部によって設定された重畳率に従って、前記符号化・変調部により符号化及び変調されたユーザのデータを非干渉帯域及び干渉帯域のサブキャリアへ割り当てるサブキャリア割当部と、
前記符号化・変調部により符号化及び変調されたユーザのデータを、前記サブキャリア割当部によって割り当てられたサブキャリアに変調するマルチキャリア変調部と、
前記マルチキャリア変調部により変調されたサブキャリアをシリアル変換して前記マルチキャリア信号を生成する並列直列変換部と、
を備える請求項12に記載の送信局装置。 - 前記符号化・変調部を複数備え、
複数の前記符号化・変調部それぞれが異なるユーザのデータの符号化及び変調を行ない、
前記重畳率判定部は、ユーザ全体の平均重畳率が、前記マルチキャリア信号の使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率と一致するように、複数の前記ユーザそれぞれについて、当該ユーザのサービス品質要求が前記所定のサービス品質よりも高い場合には、当該ユーザの重畳率を前記マルチキャリア信号の使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である前記重畳率よりも低く設定し、当該ユーザのサービス品質要求が前記所定のサービス品質よりも低い場合には、当該ユーザの重畳率を前記マルチキャリア信号が使用する周波数帯域における干渉帯域の割合である重畳率よりも高く設定し、
前記サブキャリア割当部は、各ユーザそれぞれについて、前記重畳率判定部によって設定された当該ユーザの重畳率に従って、前記符号化・変調部により符号化及び変調された当該ユーザのデータを非干渉帯域及び干渉帯域のサブキャリアへ割り当て、
前記マルチキャリア変調部は、各ユーザそれぞれについて、前記符号化・変調部により符号化及び変調された当該ユーザのデータを、前記サブキャリア割当部によって当該ユーザのデータへ割り当てられたサブキャリアに変調する請求項15に記載の送信局装置。 - 前記重畳率判定部は、前記ユーザのデータの受信品質が所定の閾値よりも高い場合に、当該ユーザの重畳率を高く設定し、前記ユーザのデータの受信品質が前記所定の閾値よりも低い場合に、当該ユーザの重畳率を低く設定する請求項16に記載の送信局装置。
- 前記重畳率判定部により設定された重畳率に基づいて変調符号化レベルを決定する変調符号化レベル決定部をさらに備え、
前記符号化・変調部は、前記変調符号化レベル決定部によって決定された変調符号化レベルにより前記ユーザのデータの符号化及び変調を行なう請求項15から請求項17のいずれかの項に記載の送信局装置。 - 複数のサブキャリアを含むスペクトルを用いてマルチキャリア信号を送受信する送信局装置及び受信局装置から構成される通信システムが3以上同時に通信を行う際に、スペクトル配置を決める通信システムであって、
各スペクトルの帯域幅と、各スペクトルが他のスペクトルと重畳する予め決められた重畳帯域幅から重畳率を導いて、前記重畳率が各スペクトルで一定となるように各スペクトルを配置するスペクトル配置部と、
配置された前記スペクトルを割り当てるスペクトル割り当て部と、
割り当てられた前記スペクトルを用いて前記マルチキャリア信号を送信する送信部と、
割り当てられた前記スペクトルにおける他の通信システムとの重畳帯域を認識し、前記重畳帯域に対して干渉抑圧技術を適用して、信号を誤り訂正復号することで自受信部宛のマルチキャリア信号を受信する受信部と、
を備える通信システム。
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