JP5129045B2 - 掛け止め金具付きコネクタハウジング - Google Patents
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Description
まず、本発明の一実施形態に係る電気コネクタ装置の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電気コネクタ装置の全体構成を示す側面視概略図である。図2は、電気コネクタ装置の断面概略図である。図3は、相手側コネクタの構成部品を示した分解斜視図である。図4は、相手側コネクタの概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図を示す。図5は、相手側コネクタの概略図であり、(d)は右側面図、(e)は背面図を示す。図6は、掛け止め金具付きコネクタの概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図を示す。図7は、掛け止め金具付きコネクタの概略図であり、(d)は右側面図、(e)は背面図を示す。図8は、掛け止め金具付きコネクタの斜視図である。図9は、掛け止め金具付きコネクタの構成部品を示した分解斜視図である。図10は、掛け止め金具の概略図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図を示す。図11は、掛け止め金具付きコネクタの拡大背面図である。図12は、図11のP−P’位置における断面図である。図13は、図11のQ−Q’位置における断面図である。図14は、リテーナの移動を示す断面図であり、リテーナが第1の位置にある状態を示す。図15は、リテーナの移動を示す断面図であり、リテーナが第2の位置にある状態を示す。
まず、相手側コネクタ2について説明する。相手側コネクタ2は、二つの雄端子21、及び、当該二つの雄端子21を支持する相手側ハウジング22等を有する。以下、各部の詳細について説明する。
相手側ハウジング22は、筒状に形成された嵌入部23と、ベース部22fとを有して構成されている。嵌入部23は、相手側コネクタ2と掛け止め金具付きコネクタ7とが接続された状態(すなわち、後述する本体部42bが、相手側ハウジング22に対して接続された状態。以下、“接続状態”と記す。図1、図2参照)において、後述する掛け止め金具付きコネクタ7の開口部43(図4参照)に対して嵌入される。また、本実施形態では、嵌入部23は四角筒状に形成されている(図3、図4(b)参照)。また、ベース部22fは、機器等に対して固定される。
二つの雄端子(相手側端子)21は、接続状態において、二つの雌端子41に対して電気的に接続されるものであり、棒状に形成されている(図2、図3参照)。雄端子21の先端には、雌端子41に対して接触する部分となる接触部21sが形成されている。雄端子21と雌端子41との接続状態については、雌端子41の説明において詳述する。なお、本実施形態において、雄端子21の断面形状は四角形であるが、雄端子はこのようなものには限られず、例えば、断面形状が円形であってもよい。
次に、掛け止め金具付きコネクタ7について説明する。掛け止め金具付きコネクタ7は、相手側コネクタ2に対して電気的に接続されるものであって、二つの雌端子41と、当該二つの雌端子41を支持するコネクタハウジング42と、掛け止め金具5と、シールリング62と、を含んで構成される(図1、図2、図8、図9参照)。以下、各部の詳細について説明する。
コネクタハウジング42は、互いに接続される一対のコネクタ(相手側コネクタ2及び掛け止め金具付きコネクタ7)の一方である掛け止め金具付きコネクタ7において用いられるものであり、本体部42bと、フロントカバー9と、リテーナ8と、カバー部47と、を含む(図1、図2、図8、図9参照)。
次に、本体部42bについて説明する。図15に示すように、本体部42bは、相手側コネクタ2の雄端子21に対して電気的に接続される二つの雌端子41を支持するために用いられる。また、本体部42bは、相手側ハウジング22に対して接続される。
フロントカバー9には、二つの雄端子21が挿入される二つの挿入孔91hが形成されている(図9、図13参照)。また、フロントカバー9は、接続方向Gに関して奥側(L側)への、雌端子41の抜けを防止する(図13参照)。
次に、リテーナ8について説明する。以下、本体部42bに対して、リテーナ8の取り付けが完了した状態を、“取り付け完了状態”とする(図2、図12、図13、図15参照)。リテーナ8は本体部42bに取り付けられるものであり、本実施形態において、リテーナ8は合成樹脂材料から成る。また、リテーナ8は、天板部83と、絶縁壁82と、二つの側壁部84と、を有して構成されている。
次に、カバー部47について説明する。カバー部47は、掛け止め金具5の一部(中間支持部53)を覆うものであり、本体部42bから伸びるように形成されている(図2、図8、図9、図13参照)。また、カバー部47は、掛け止め金具5に接するカバー本体部47bと、当該カバー本体部47bを本体部42bに対して連結するカバー連結部47cと、を有している。そして、カバー部47と本体部42bとは、カバー連結部47cを介して、一体として成形されている(図2、図8、図9、図13参照)。また、カバー部47は、本体部42bに対して、一箇所で結合している。
次に、雌端子(コネクタ端子)41について説明する。二つの雌端子41は、二つの雄端子21に対して電気的に接続されるものであり、それぞれが角筒状に形成されている(図9、図12、図13参照)。より具体的には、図9、図13に示すように、雌端子41は雄端子21を取り囲む外周壁部41wを有している。そして、角筒状に形成された雌端子41の内部には、板状の接触部41sが形成されている(図13参照)。そして、接続状態では、接触部41sが、雄端子21の接触部21sに対して接触する。接触部41sは、雌端子41の外周壁部41wと一体に形成されており、雄端子21との接続時には、その付け根部分において弾性的に曲げ変形して、雄端子21の接触部21sを外周壁部41wに対して押さえ付けるようにして接触部21sと接触する。また、外周壁部41wの先端部付近には、引っ掛り部41tが突出して形成されており、この部分には、ランス42qの先端部が引っ掛けられる。
次に、掛け止め金具5について説明する。掛け止め金具5は、相手側ハウジング22とコネクタハウジング42との分離を抑止するためのものであり、一本の金属製棒状部材を湾曲させて形成されている。より具体的には、掛け止め金具5は、コネクタハウジング42の本体部42bに対して取り付けられ、相手側ハウジング22と、コネクタハウジング42の本体部42bとの分離を抑止するように、相手側ハウジング22を弾性的に挟んで支持するものである。
L1<L3<L2 (1)
L1よりもL2が大きく、且つ、L3がL2よりも小さいために、接続動作に伴って弾性的に掛け止め金具5が元の状態に戻ることによりクリック感が得られる。また、L1よりもL3が大きいために、接続状態において、一対の支持受け部26は、元の状態へ弾性的に戻ろうとする力の作用で、一対の支持部51によって挟まれることになる。なお、L1、L2及びL3の間の関係は一例であり、このようなものには限られない。
また、掛け止め金具付きコネクタ7は、上記したものの他、シールリング62を含む。シールリング62は、気密性、水密性を確保するための部材であり、ゴム材料から成る。なお、シールリング62はなくてもよい。
次に、掛け止め金具付きコネクタハウジング3について説明する。掛け止め金具付きコネクタハウジング3は、コネクタハウジング42と、掛け止め金具5と、を含んで構成される(図1、図2参照)。また、掛け止め金具付きコネクタハウジング3は、互いに接続される一対のコネクタ(掛け止め金具付きコネクタ7及び相手側コネクタ2)の一方である掛け止め金具付きコネクタ7に用いられる。すなわち、掛け止め金具付きコネクタ7は、掛け止め金具付きコネクタハウジング3と二つの雌端子41とを含んで構成される。
次に、コネクタ4について説明する。コネクタ4は、相手側コネクタ2に対して電気的に接続されるものであって、二つの雌端子41と、当該二つの雌端子41を支持するコネクタハウジング42と、シールリング62とを有する。また、コネクタ4と掛け止め金具5とを組み合わせたものが、掛け止め金具付きコネクタ7に相当する。
次に、電気コネクタ装置1の接続時の動作について説明する。最初の状態では掛け止め金具付きコネクタ7が、カバー状態になっているものとする。そして、電気コネクタ装置1の接続時には、掛け止め金具付きコネクタ7を、相手側コネクタ2に対して接続することになる。なお、電気コネクタ装置1の接続においては、例えば、掛け止め金具付きコネクタ7の包囲壁46を手で掴んで接続動作を行なう。
L1<Ls (2)
Le<Ls (3)
このため、一旦変形していた掛け止め金具5が弾性的に元の状態へ戻ることになるので、接続完了時にクリック感が得られる。特に、本実施形態においては、次のような関係が成立している。
Ls=L2 (4)
ここで、コネクタハウジング42における、リテーナ8の取り付け動作について説明する。リテーナ8は方向Hに沿って本体部42bに挿入される、そして、本体部42bに挿入された後、本体部42bに対して、挿入方向(方向H)に関して、第1の位置と、第2の位置との間で移動可能な状態となる。より具体的には、図14、図15により説明できる。図14、図15は、本体部42bに対して移動させたリテーナ8の各状態を示しており、図14が第1の位置を示し、図15が第2の位置を示している。これらの図に示すように、コネクタハウジング42へ挿入された後のリテーナ8は、方向Hに沿って移動可能となる。
次に、掛け止め金具付きコネクタ7の組み立てについて説明する。なお、二つ設けられている部材(雌端子41、ランス42qなど)については、互いに同様の構成を有するので、一方のみについて説明し、他方についての説明を適宜省略する。なお、図14は、カバー工程を経た後の状態を示し、図15は、掛け止め金具付きコネクタ7の組み立てが完了した状態を示す。
まず、コネクタハウジング42に対して、シールリング62、及び、フロントカバー9を、開口部43から挿入して、この順で取り付ける(取り付け工程)。
次に、本体部42bの開口部43に対して、リテーナ8を、方向Hに沿って挿入して、第1の位置(仮固定位置)に配置する(第1挿入工程)。第1の位置では、端子支持部42oの両側部において、本体部42bの、第1凸部42mと第2凸部42nとの間に、リテーナ8の突出部84mが挟まれた状態となる(リテーナ8の第1の位置については図14参照)。すなわち、溝部42gに、突出部84mが入り込んだ状態になる。なお、本行程においては、リテーナ8を、治具を使って押し込んでもよいし、指で直接押し込んでもよい。
次に、コネクタハウジング42に対して、掛け止め金具5を取り付ける(金具取り付け工程)。そして、起立したカバー部47を倒して、カバー状態にする(カバー工程)。図14は、これらの工程を経た後の状態を示している。この状態では、リテーナ8が第1の位置で仮固定されているので、例えば、この状態(図14の状態)のまま、メーカーから組み立て業者へ出荷し、端子の挿入以降は、組み立て業者が行なってもよい。
次に、本体部42bの二つの挿入孔42hへ、二つの雌端子41を挿入する(端子挿入工程)。この挿入時には、ランス42qにおいて、雌端子41側に突出形成された接触部42c(図13参照)に、雌端子41の引っ掛り部41tが接触して、ランス42qを、図13での上方向に撓ませながら、雌端子41は本体部42b内部へ進入する。そして、雌端子41が奥まで挿入されると、ランス42qが弾性的に元の状態に戻って、引っ掛り部41tの、接続方向手前側に、接触部42cが配置された状態になる。そのため、ランス42qによって、接続方向手前側への、雌端子41の移動が抑制される(これをラッチ状態とする)。
次に、第1の位置にあるリテーナ8を、方向Hに沿って奥側へ押し込み、第2の位置に配置する(第2挿入工程)。この挿入動作については、例えば、治具挿入孔47g及び挿入口42fを通して棒状治具等を挿入し、この治具でリテーナ8を押して、リテーナ8をスライド方向に沿って移動させることによって行なう。これ以外にも、開口部43から治具を挿入して、リテーナ8を押し下げることにより、リテーナ8をスライドさせてもよい。
次に、本実施形態に係る掛け止め金具付きコネクタハウジング3の効果について説明する。本実施形態に係る掛け止め金具付きコネクタハウジング3は、互いに接続される一対のコネクタ(掛け止め金具付きコネクタ7及び相手側コネクタ2)の一方である掛け止め金具付きコネクタ7において用いられるものであって、相手側コネクタ2の二つの雄端子21に対して電気的に接続される二つの雌端子41を支持するために用いられ、当該相手側コネクタ2の相手側ハウジング22に対して接続される本体部42bと、一対の支持部51を含んで形成されており、本体部42bに取り付けられ、本体部42bと相手側ハウジング22との分離を抑止するように、相手側ハウジング22を弾性的に挟んで支持する掛け止め金具5と、本体部42bから伸びるように形成され、掛け止め金具5の一部を覆う板状のカバー部47と、本体部42bに取り付けられ、二つの雌端子41の抜けを防止するリテーナ8と、を備える。本体部42bには、相手側ハウジング22が挿入される開口部43と、相手側ハウジング22を包囲する包囲壁46と、が形成されている。当該包囲壁46には、リテーナ8が挿入される挿入口42fが形成されている。本体部42bが相手側ハウジング22に対して接続された接続状態では、相手側ハウジング22が一対の支持部51によって挟まれ、且つ、相手側ハウジング22に形成された一対の支持受け部26に対して一対の支持部51が引っ掛けられることにより、掛け止め金具5が相手側ハウジング22に対してロックされたロック状態となる。カバー部47が掛け止め金具5の一部を覆っている状態において、カバー部47が本体部42bに向かって押し込まれると、一対の支持部51が、本体部42bに接触しつつ互いに外側へ広がって、掛け止め金具5によるロック状態が解除される。そして、カバー部47が掛け止め金具5の一部を覆っている状態において、カバー部47は挿入口42fを覆う。
2 相手側コネクタ
21 雄端子(相手側端子)
21s 接触部
22 相手側ハウジング
22f ベース部
22h 挿入孔
22j 挿入用凹部
22s 接続用傾斜面
22v ガイド用突出部
22w ガイド用突出部
22x 突出部
23 嵌入部
23s 外面部
23v 内部空間
24 リブ部
25 追加凹部
26 支持受け部
27 側面凹部
3 掛け止め金具付きコネクタハウジング
4 コネクタ
41 雌端子(コネクタ端子)
41s 接触部
41t 引っ掛り部
41w 外周壁部
42 コネクタハウジング
42b 本体部
42d 溝部
42c 接触部
42f 挿入口
42g 溝部
42h 挿入孔
42k 振動防止用リブ部
42m 第1凸部
42n 第2凸部
42o 端子支持部
42p 解除用傾斜面
42q ランス
42r 支持台部
42s 掛け止め金具用空間
42t 突出受け部
42v ガイド溝
42x ガイド溝
42y 中間部
43 開口部
43s 内面部
44 凹部
45 追加リブ部
46 包囲壁
46t リブ部
47 カバー部
47b カバー本体部
47c カバー連結部
47d カバー溝部
47f 傾斜部
47g 治具挿入孔
47t カバー突出部(突出部)
48b 制限部
48c 突き当たり部
49 リブ部
49s ガイド部
5 掛け止め金具
51 支持部
52 金具本体部
53 中間支持部
54 垂下部
55 先端部
56 傾斜部
62 シールリング
64 電線
65 シールカバー
7 掛け止め金具付きコネクタ
8 リテーナ
82 絶縁壁
83 天板部
84 側壁部
84m 突出部
85 貫通孔
86 底面部
9 フロントカバー
91s チャンファ面
91h 挿入孔
91k リブ挿入孔
91t 突出部
Claims (3)
- 互いに接続される一対のコネクタの一方において用いられる、掛け止め金具付きコネクタハウジングであって、
相手側コネクタの相手側端子に対して電気的に接続されるコネクタ端子を支持するために用いられ、当該相手側コネクタの相手側ハウジングに対して接続される本体部と、
一対の支持部を含んで形成されており、前記本体部に取り付けられ、前記本体部と前記相手側ハウジングとの分離を抑止するように、前記相手側ハウジングを弾性的に挟んで支持する掛け止め金具と、
前記本体部から伸びるように形成され、前記掛け止め金具の一部を覆う板状のカバー部と、
前記本体部に取り付けられ、前記コネクタ端子の抜けを防止するリテーナと、を備え、
前記本体部には、前記相手側ハウジングが挿入される開口部と、前記相手側ハウジングを包囲する包囲壁と、が形成され、
当該包囲壁には、前記リテーナが挿入される挿入口が形成されており、
前記本体部が前記相手側ハウジングに対して接続された接続状態では、前記相手側ハウジングが前記一対の支持部によって挟まれ、且つ、前記相手側ハウジングに形成された一対の支持受け部に対して前記一対の支持部が引っ掛けられることにより、前記掛け止め金具が前記相手側ハウジングに対してロックされたロック状態となり、
前記カバー部が前記掛け止め金具の一部を覆っている状態において、前記カバー部が前記本体部に向かって押し込まれると、前記一対の支持部が、前記本体部に接触しつつ互いに外側へ広がって、前記掛け止め金具による前記ロック状態が解除され、
前記カバー部が前記掛け止め金具の一部を覆っている状態において、前記カバー部は前記挿入口を覆うことを特徴とする、掛け止め金具付きコネクタハウジング。 - 前記本体部には、一対のリブ部が形成されており、
当該一対のリブ部は、前記包囲壁から連続して、前記挿入口を挟むように突出形成されていることを特徴とする請求項1に記載の掛け止め金具付きコネクタハウジング。 - 前記リブ部及び前記カバー部の一方には突出部が形成され、且つ、他方には突出受け部が形成され、
前記カバー部が前記掛け止め金具の一部を覆っている状態においては、前記突出部が前記突出受け部に引っ掛けられることにより、前記カバー部が前記掛け止め金具の一部を覆っている状態が維持されることを特徴とする請求項2に記載の掛け止め金具付きコネクタハウジング。
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