JP5145668B2 - パターン形成体、およびその製造方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明のパターン形成体の製造方法について説明する。本発明のパターン形成体の製造方法は、基材と、上記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、上記基材上にパターン状に形成され、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有するパターン形成体を製造する方法であり、本発明によれば、高さの異なる2種類以上の機能性部を目的とする高さ、および目的とする形状に効率よく形成することが可能である。本発明のパターン形成体の製造方法には、上記第1感光性樹脂層および上記第2感光性樹脂層の種類によって2つの実施態様がある。以下、それぞれの実施態様ごとに説明する。
まず、本発明のパターン形成体の製造方法の第1実施態様について説明する。本実施態様のパターン形成体の製造方法は、基材と、上記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、上記基材上にパターン状に形成され、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有するパターン形成体の製造方法であって、基材上に、ネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する上記第1感光性樹脂層を形成する第1感光性樹脂層形成工程と、上記第1感光性樹脂層上に、上記第1感光性樹脂とは型の異なる第2感光性樹脂を含有する上記第2感光性樹脂層を形成する第2感光性樹脂層形成工程と、上記第2感光性樹脂層を露光および現像する第2感光性樹脂層パターニング工程と、上記第1感光性樹脂層を露光および現像する第1感光性樹脂層パターニング工程と、上記第1感光性樹脂層および上記第2感光性樹脂層を焼成する焼成工程とを有することを特徴とする方法である。
以下、本実施態様の各工程ごとに詳しく説明する。
まず、本実施態様における第1感光性樹脂層形成工程について説明する。本実施態様における第1感光性樹脂層形成工程は、基材上に、ネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層を形成する工程である。本工程において上記第1感光性樹脂層を形成する方法としては、基材上に均一な膜厚で第1感光性樹脂層を形成可能な方法であれば特に限定されるものではなく、例えば基材上に、第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層形成用組成物をスピンコート法やダイコート法等、一般的な塗布方法で塗布する方法や、基材上に、第1感光性樹脂層形成用組成物を含有するフィルム(ドライフィルム)を、ラミネート等の一般的なフィルムの積層方法で積層する方法等とすることができる。また、必要に応じて、塗布された第1感光性樹脂層形成用組成物や積層されたフィルムをプリベーク等してもよい。
本発明において上記化合物は、分子量が5000〜30000の範囲内とされることが好ましい。
次に、本実施態様における第2感光性樹脂層形成工程について説明する。本実施態様における第2感光性樹脂層形成工程は、上記第1感光性樹脂層上に、上記第1感光性樹脂とは型の異なる第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層を形成する工程である。本実施態様において、上記第2感光性樹脂層を形成する方法としては、第1感光性樹脂層上に均一な膜厚で第2感光性樹脂層を形成可能な方法であれば特に限定されるものではなく、例えば第1感光性樹脂層上に、上記第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層形成用組成物をスピンコート法やダイコート法等、一般的な塗布方法で塗布する方法や、第1感光性樹脂層上に、第2感光性樹脂層形成用組成物を含有するフィルム(ドライフィルム)を、ラミネート等の一般的なフィルムの積層方法で積層する方法等とすることができる。また、必要に応じて、塗布された第2感光性樹脂層形成用組成物や積層されたフィルムをプリベーク等してもよい。
次に、本実施態様における第2感光性樹脂層パターニング工程について説明する。本実施態様における第2感光性樹脂層パターニング工程は、上記第2感光性樹脂層を露光および現像する工程である。
次に、本実施態様における第1感光性樹脂層パターニング工程について説明する。本実施態様における第1感光性樹脂層パターニング工程は、上記第1感光性樹脂層を露光および現像する工程である。
次に、本実施態様における焼成工程について説明する。本実施態様における焼成工程は、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層を焼成する工程である。本工程により、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層をそれぞれ完全に硬化させることにより、上記第1感光性樹脂層がパターン状に形成された領域を第1機能性部、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された領域第2機能性部として用いることが可能となる。
本実施態様のパターン形成体の製造方法においては、上述した各工程以外に適宜必要な工程を有していてもよい。例えば上記第2感光性樹脂層形成工程と上記第2感光性樹脂層パターニング工程との間に、第2感光性樹脂とは型が同じ、または異なる第3感光性樹脂を含有する第3感光性樹脂層を形成する第3感光性樹脂層形成工程、および上記第3感光性樹脂層を露光および現像する第3感光性樹脂層パターニング工程等を有していてもよい。これにより、上記第1感光性樹脂層、第2感光性樹脂層、および第3感光性樹脂層が積層された第3機能性部を形成することが可能となり、3種類の高さの機能性部が形成されたパターン形成体とすることができる。なお、本実施態様においては、形成する機能性部の種類に応じて、さらに複数の層を積層し、各層を順次露光および現像する工程を有していてもよい。この際、各層は、それぞれ隣接する層に含有される感光性樹脂と、型が同じ感光性樹脂を含有するものであってもよく、型が異なる感光性樹脂を含有するものであってもよいが、上述したように、最表層から順次露光および現像していく際に、その下に形成されている層がその影響を受けにくいものとすることが必要とされる。またこの場合、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層を含め、通常2層〜6層程度、中でも2層〜4層程度感光性樹脂層を積層した後、順次各層をパターニングすることが好ましい。
次に、本発明のパターン形成体の製造方法の第2実施態様について説明する。本実施態様のパターン形成体の製造方法は、基材と、上記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、上記基材上にパターン状に形成され、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有するパターン形成体の製造方法であって、基材上に、ネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する上記第1感光性樹脂層を形成する第1感光性樹脂層形成工程と、上記第1感光性樹脂層上に、上記第1感光性樹脂と型が同じであり、かつ上記第1感光性樹脂とは現像液に対する溶解性が異なる第2感光性樹脂を含有する上記第2感光性樹脂層を形成する第2感光性樹脂層形成工程と、上記第2感光性樹脂層を露光および現像する第2感光性樹脂層パターニング工程と、上記第1感光性樹脂層を露光および現像する第1感光性樹脂層パターニング工程と、上記第1感光性樹脂層および上記第2感光性樹脂層を焼成する焼成工程とを有することを特徴とする方法である。
以下、本実施態様の各工程ごとに詳しく説明する。
まず、本実施態様における第1感光性樹脂層形成工程について説明する。本実施態様における第1感光性樹脂層形成工程は、基材上に、ネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層を形成する工程である。本実施態様において、上記第1感光性樹脂層を形成する方法としては、基材上に均一な膜厚で第1感光性樹脂層を形成可能な方法であれば特に限定されるものではなく、例えば基材上に、第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層形成用組成物をスピンコート法やダイコート法等、一般的な塗布方法で塗布する方法や、基材上に、第1感光性樹脂層形成用組成物を含有するフィルム(ドライフィルム)を、ラミネート等の一般的なフィルムの積層方法で積層する方法等とすることができる。また、必要に応じて、塗布された第1感光性樹脂層形成用組成物や積層されたフィルムをプリベーク等してもよい。
次に、本実施態様における第2感光性樹脂層形成工程について説明する。本実施態様における第2感光性樹脂層形成工程は、上記第1感光性樹脂層上に、上記第1感光性樹脂と型が同じであり、かつ上記第1感光性樹脂とは現像液に対する溶解性が異なる第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層を形成する工程である。
次に、本実施態様における第2感光性樹脂層パターニング工程について説明する。本実施態様における第2感光性樹脂層パターニング工程は、上記第2感光性樹脂層を露光および現像する工程である。
次に、本実施態様における第1感光性樹脂層パターニング工程について説明する。本実施態様における第1感光性樹脂層パターニング工程は、上記第1感光性樹脂層を露光および現像する工程である。
次に、本実施態様における焼成工程について説明する。本実施態様における焼成工程は、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層を焼成する工程である。本工程により、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層をそれぞれ完全に硬化させることにより、上記第1感光性樹脂層がパターン状に形成された領域を第1機能性部、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された領域を第2機能性部として用いることが可能となる。
本実施態様のパターン形成体の製造方法においても、上述した各工程以外に適宜必要な工程を有していてもよい。例えば上記第2感光性樹脂層形成工程と上記第2感光性樹脂層パターニング工程との間に、第2感光性樹脂とは型が同じ、または異なる第3感光性樹脂を含有する第3感光性樹脂層を形成する第3感光性樹脂層形成工程、および上記第3感光性樹脂層を露光および現像する第3感光性樹脂層パターニング工程等を有していてもよい。これにより、上記第1感光性樹脂層、第2感光性樹脂層、および第3感光性樹脂層が積層された第3機能性部を形成することが可能となり、3種類の高さの機能性部が形成されたパターン形成体とすることができる。なお、本実施態様においては、形成する機能性部の種類に応じて、さらに複数の層を積層し、各層を順次露光および現像する工程を有していてもよい。この際、各層は、それぞれ隣接する層に含有される感光性樹脂と、型が同じ感光性樹脂を含有するものであってもよく、型が異なる感光性樹脂を含有するものであってもよいが、上述したように、最表層から順次露光および現像していく際に、その下に形成されている層がその影響を受けにくいものとすることが必要とされる。またこの場合、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層を含め、通常2層〜6層程度、中でも2層〜4層程度感光性樹脂層を積層し、順次各層をパターニングすることが好ましい。
次に、本発明におけるパターン形成体について説明する。本発明のパターン形成体は、基材と、上記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、上記基材上にパターン状に形成され、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有するものであり、第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層の種類により、2つの実施態様がある。以下、それぞれの実施態様ごとに説明する。
まず、本発明のパターン形成体の第1実施態様について説明する。本実施態様のパターン形成体は、基材と、上記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、上記基材上にパターン状に形成され、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有するパターン形成体であって、上記第1感光性樹脂層がネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する層であり、上記第2感光性樹脂層が、上記第1感光性樹脂とは異なる型の第2感光性樹脂を含有する層であることを特徴とするものである。
以下、本実施態様のパターン形成体について、各構成ごとに詳しく説明する。
まず、本実施態様における第1機能性部について説明する。本実施態様における第1機能性部は、基材上に、上記第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層がパターン状に形成されたものである。上記第1機能性部の機能性については、パターン形成体の種類や用途等に応じて適宜選択される。例えば第1機能性部は、カラーフィルタの柱状スペーサや、液晶配向制御用部材等として用いられるものとすることや、例えばTFTアレイ基板のブラックマトリクス等として用いられるものとすることができる。
次に、本実施態様に用いられるパターン形成体の第2機能性部について説明する。本実施態様に用いられるパターン形成体の第2機能性部は、上述した第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層が積層されたものである。また上記第2機能性部の機能性については、パターン形成体の種類や用途等に応じて適宜選択される。本実施態様において上記第2機能性部は、例えばカラーフィルタの柱状スペーサ等として用いられるものであってもよく、またTFTアレイ基板の柱状スペーサ等として用いられるものであってもよい。
本実施態様に用いられる基材について説明する。本実施態様に用いられる基材は、上記第1感光性樹脂層を形成可能なものであれば特に限定されるものではなく、その種類や可撓性、透明性、各種耐性等については適宜選択される。このような基材としては、一般的なパターン形成体に用いられるものと同様とすることができる。
次に、本実施態様のパターン形成体について説明する。本実施態様のパターン形成体は、上記基材、第1機能性部、および第2機能性部を有するものであれば特に限定されるものではなく、パターン形成体の用途等に応じて、例えば上記基材と第1感光性樹脂層との間に形成された熱硬化性樹脂層等、適宜他の部材を有していてもよい。また上記第2機能性部上に、さらに他の感光性樹脂層が積層された機能性部等を有していてもよい。
次に、本発明のパターン形成体の第2実施態様について説明する。本実施態様のパターン形成体は、基材と、上記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、上記基材上にパターン状に形成され、上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有するパターン形成体であって、上記第1感光性樹脂層がネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する層であり、上記第2感光性樹脂層が、上記第1感光性樹脂と同じ型の第2感光性樹脂を含有する層であり、かつ上記第1感光性樹脂および上記第2感光性樹脂は、現像液に対する溶解性が異なることを特徴とするものである。
以下、本実施態様のパターン形成体について、各構成ごとに詳しく説明する。
まず、本実施態様における第1機能性部について説明する。本実施態様における第1機能性部は、基材上に、上記第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層がパターン状に形成されたものである。上記第1機能性部の機能性については、パターン形成体の種類や用途等に応じて適宜選択される。例えば第1機能性部は、カラーフィルタの柱状スペーサや、液晶配向制御用部材等として用いられるものとすることや、例えばTFTアレイ基板のブラックマトリクス等として用いられるものとすることができる。
次に、本実施態様に用いられるパターン形成体の第2機能性部について説明する。本実施態様に用いられるパターン形成体の第2機能性部は、上述した第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層が積層されたものである。また上記第2機能性部の機能性については、パターン形成体の種類や用途等に応じて適宜選択される。本実施態様において上記第2機能性部は、例えばカラーフィルタの柱状スペーサ等として用いられるものであってもよく、またTFTアレイ基板の柱状スペーサ等として用いられるものであってもよい。
本実施態様に用いられる基材について説明する。本実施態様に用いられる基材は、上記第1感光性樹脂層を形成可能なものであれば特に限定されるものではなく、その種類や可撓性、透明性、耐性等については適宜選択される。このような基材としては、一般的なパターン形成体に用いられるものと同様とすることができる。
次に、本実施態様のパターン形成体について説明する。本実施態様のパターン形成体は、上記基材、第1機能性部、および第2機能性部を有するものであれば特に限定されるものではなく、パターン形成体の用途等に応じて、例えば上記基材と第1感光性樹脂層との間に形成された熱硬化性樹脂層等、適宜他の部材を有していてもよい。また上記第2機能性部上に、さらに他の感光性樹脂層が積層された機能性部等を有していてもよい。
次に、本発明のカラーフィルタについて説明する。本発明のカラーフィルタは、上述したパターン形成体が用いられたことを特徴とするものである。本発明によれば、高精細なパターン状に、かつそれぞれ均一な高さとなるように、第1機能性部および第2機能性部が形成されていることから、第1機能性部および第2機能性部をそれぞれカラーフィルタの各種機能性部として用いることが可能となるのである。本発明においては、例えば上記第1機能性部を液晶の配向性を制御するための液晶配向制御用部材とし、上記第2機能性部を柱状スペーサとすることや(第1実施態様)、上記第1機能性部を第1柱状スペーサとし、上記第2機能性部を、第1柱状スペーサより高さの高い第2柱状スペーサとすること(第2実施態様)等ができる。以下、本実施態様のカラーフィルタについて、各実施態様ごとに説明する。
まず、本発明のカラーフィルタの第1実施態様について説明する。本実施態様のカラーフィルタは、上記パターン形成体の第1機能性部を液晶の配向性を制御するための液晶配向制御用部材とし、上記第2機能性部を柱状スペーサとするものである。
次に、本発明のカラーフィルタの第2実施態様について説明する。本実施態様のカラーフィルタは、上記パターン形成体の第1機能性部を液晶の配向性を制御するための第1柱状スペーサとし、上記第2機能性部を上記第1柱状スペーサより高さの高い第2柱状スペーサとするものである。
次に、本発明のTFTアレイ基板について説明する。本発明のTFTアレイ基板は、上記パターン形成体が用いられたものであればよく、例えば第1機能性部をブラックマトリクス、上記第2機能性部を柱状スペーサとしたもの等とすることができる。この場合、上記ブラックマトリクスおよび柱状スペーサが、上述したパターン形成体の第1機能性部および第2機能性部とされることから、ブラックマトリクスおよび柱状スペーサが、それぞれ高精細なパターン状に、目的とする高さに効率よく形成されたものとすることができる。したがって、カラーフィルタとのセルギャップを均一に保つことが可能なTFTアレイ基板とすることができる。
(パターン形成体の製造)
<熱硬化性樹脂層形成工程>
基材として、ガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を用い、この基材を定法にしたがって洗浄した後、この基材上に熱硬化性樹脂を含有する熱硬化性樹脂層形成用塗工液(商品名:SS6908/SS0908 2液混合型熱硬化型オーバーコート(JSR製))をスピンコートし、熱硬化性樹脂層を形成した。
<第1感光性樹脂層形成工程および第2感光性樹脂層形成工程>
上記熱硬化性樹脂層上に、下記に示す組成のポジ型の第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層形成用組成物を用いて形成したドライフィルムをラミネートし、第1感光性樹脂層を形成した。次いで、この第1感光性樹脂層上に、下記に示す組成のネガ型の第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層形成用組成物を用いて形成したドライフィルムをラミネートし、第2感光性樹脂層を形成した。
(第1感光性樹脂層形成用組成物(ポジ型))
・o−ナフトキノンジアジドスルホン酸のエステル化合物
(平均分子量1500、エステル化20%) ・・・5重量部
・ノボラック樹脂(m−クレゾール:p−クレゾール:ホルムアルデヒドを重量比3:3:4で縮合、平均分子量2500) ・・・6重量部
・DPHA2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノン ・・・0.1重量部
(第2感光性樹脂層形成用組成物(ネガ型))
・メタクリル酸,シクロヘキシルメタクリル酸,スチレン,シクロヘキシルマレイミド(重量比3.5:3:2:1.5)の重合体(平均分子量15000) ・・・8重量部
・DPHA(ジペンタエリスリトールヒドロキシヘキサアクリル酸)・・・2重量部
・2−メチル−1[4−(エチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン ・・・0.5重量部
・2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン-1 ・・・0.5重量部
第2機能性部の形成領域に対応する部分に開口部を有するフォトマスクを用いて、上記第2感光性樹脂層を、UV光にて露光した後、NaOH水溶液の現像液で第2感光性樹脂層の現像を行った。次いで、第1機能性部および第2機能性部の形成領域に対応する部分に遮光部を有するフォトマスクを用いて、上記第1感光性樹脂層をUV光にて露光した後、NaOH水溶液の現像液で第1感光性樹脂層の現像を行った。露光は、超高圧水銀灯を用いたUV光で、100mJ/cm2で行った。
上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層を210℃で20分間焼成し、ガラス基板上に形成された熱硬化性樹脂層上に、第1感光性樹脂層より形成された第1機能性部および第1感光性樹脂層と第2感光性樹脂層とが積層されて形成された第2機能性部を有するパターン形成体を得た。
(パターン形成体の製造)
基材として、ガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を用い、この基材を定法にしたがって洗浄した後、この基材上に実施例1の第2感光性樹脂層形成用組成物(ネガ型)を用い、硬化性樹脂層を形成した。
次いで、実施例1と同様にして、上記硬化性樹脂層上に第1感光性樹脂層を形成する第1感光性樹脂層形成工程、さらに第2感光性樹脂層を形成する第2感光性樹脂層形成工程、第2感光性樹脂層パターニング工程、第1感光性樹脂層パターニング工程を行った。上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層については、上述した実施例1と同様のものを用いた。その後、基材側からフォトマスクを用いずに、裏面露光を行い、上記硬化性樹脂層を露光した。その後、実施例1と同様にして焼成工程を行い、硬化性樹脂層上に、第1機能性部、および第1感光性樹脂層と第2感光性樹脂層とが積層されて形成された第2機能性部を有するパターン形成体を得た。
(パターン形成体の製造)
<熱硬化性樹脂層形成工程>
基材として、ガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を用い、この基材を定法にしたがって洗浄した後、この基材上に熱硬化性樹脂を含有する熱硬化性樹脂層形成用塗工液(商品名:SS6908/SS0908 2液混合型熱硬化型オーバーコート(JSR製))をスピンコートし、熱硬化性樹脂層を形成した。
<第1感光性樹脂層形成工程および第2感光性樹脂層形成工程>
上記熱硬化性樹脂層上に、下記に示す組成のネガ型の第1感光性樹脂を含有する第1感光性樹脂層形成用組成物を用いて形成したドライフィルムをラミネートし、第1感光性樹脂層を形成した。次いで、この第1感光性樹脂層上に、実施例1の第2感光性樹脂層の形成に用いたものと同様のネガ型の第2感光性樹脂を含有する第2感光性樹脂層形成用組成物を用いて形成したドライフィルムをラミネートし、第2感光性樹脂層を形成した。
(第1感光性樹脂層形成用組成物(ネガ型))
・メタクリル酸,シクロヘキシルメタクリル酸,スチレン,シクロヘキシルマレイミド(重量比1:1:4.5:3.5)の重合体(平均分子量15000) ・・・8重量部
・DPHA(ジペンタエリスリトールヒドロキシヘキサアクリル酸)・・・2重量部
・2−メチル−1[4−(エチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン ・・・0.5重量部
・2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン-1 ・・・0.5重量部
第2機能性部の形成領域に対応する部分に開口部を有するフォトマスクを用いて、上記第2感光性樹脂層を、UV光にて露光した後、NaOH水溶液(濃度0.05%)の現像液で第2感光性樹脂層の現像を行った。次いで、第1機能性部の形成領域に対応する部分に遮光部を有するフォトマスクを用いて、上記第1感光性樹脂層をUV光にて露光した後、K2CO3水溶液(濃度0.02%)の現像液で第1感光性樹脂層の現像を行った。露光は、超高圧水銀灯を用いたUV光で、100mJ/cm2で行った。
上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層を210℃で20分間焼成し、ガラス基板上に形成された硬化性樹脂層上に、第1感光性樹脂層より形成された第1機能性部および第1感光性樹脂層と第2感光性樹脂層とが積層されて形成された第2機能性部を有するパターン形成体を得た。
(パターン形成体の製造)
基材として、ガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を用い、この基材を定法にしたがって洗浄した後、この基材上に実施例2の硬化性樹脂層の形成に用いたネガ型の硬化性樹脂層形成用組成物を用い、硬化性樹脂層を形成した。
次いで、実施例3と同様にして、上記硬化性樹脂層上に第1感光性樹脂層を形成する第1感光性樹脂層形成工程、さらに第2感光性樹脂層を形成する第2感光性樹脂層形成工程、第2感光性樹脂層パターニング工程、第1感光性樹脂層パターニング工程を行った。上記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層については、上述した実施例3と同様のものを用いた。その後、基材側からフォトマスクを用いずに、裏面露光を行い、上記硬化性樹脂層を露光した。その後、実施例3と同様にして焼成工程を行い、硬化性樹脂層上に、第1機能性部、および第1感光性樹脂層と第2感光性樹脂層とが積層されて形成された第2機能性部を有するパターン形成体を得た。
2…第1感光性樹脂層
3…第2感光性樹脂層
4…フォトマスク
5…第1機能性部
6…第2機能性部
Claims (2)
- 基材と、前記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、前記基材上にパターン状に形成され、前記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有し、
前記第2感光性樹脂層が、前記第2感光性樹脂層を露光する際に照射されるエネルギーを吸収するための吸収剤を含有するパターン形成体の製造方法であって、
基材上に、ネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する前記第1感光性樹脂層を形成する第1感光性樹脂層形成工程と、
前記第1感光性樹脂層形成工程後、前記第1感光性樹脂層上に、前記第1感光性樹脂とは型の異なる第2感光性樹脂を含有する前記第2感光性樹脂層を形成する第2感光性樹脂層形成工程と、
前記第2感光性樹脂層形成工程後、前記第2感光性樹脂層を露光および現像する第2感光性樹脂層パターニング工程と、
前記第2感光性樹脂層パターニング工程後、前記第1感光性樹脂層を露光および現像する第1感光性樹脂層パターニング工程と、
前記第1感光性樹脂層パターニング工程後、前記第1感光性樹脂層および前記第2感光性樹脂層を焼成する焼成工程と
を有することを特徴とするパターン形成体の製造方法。 - 基材と、前記基材上に第1感光性樹脂層がパターン状に形成された第1機能性部と、前記基材上にパターン状に形成され、前記第1感光性樹脂層および第2感光性樹脂層が積層された第2機能性部とを少なくとも有し、
前記第2感光性樹脂層が、前記第2感光性樹脂層を露光する際に照射されるエネルギーを吸収するための吸収剤を含有するパターン形成体の製造方法であって、
基材上に、ネガ型またはポジ型の第1感光性樹脂を含有する前記第1感光性樹脂層を形成する第1感光性樹脂層形成工程と、
前記第1感光性樹脂層形成工程後、前記第1感光性樹脂層上に、前記第1感光性樹脂と型が同じであり、かつ前記第1感光性樹脂とは現像液に対する溶解性が異なる第2感光性樹脂を含有する前記第2感光性樹脂層を形成する第2感光性樹脂層形成工程と、
前記第2感光性樹脂層形成工程後、前記第2感光性樹脂層を露光および現像する第2感光性樹脂層パターニング工程と、
前記第2感光性樹脂層パターニング工程後、前記第1感光性樹脂層を露光および現像する第1感光性樹脂層パターニング工程と、
前記第1感光性樹脂層パターニング工程後、前記第1感光性樹脂層および前記第2感光性樹脂層を焼成する焼成工程と
を有することを特徴とするパターン形成体の製造方法。
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