JP5145984B2 - 半導体製造装置およびそれを用いた半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハに熱処理を行うための半導体製造装置およびそれを用いた半導体装置の製造方法に関する。
従来より、サセプタおよびサセプタ支持シャフトを備えた半導体製造装置が、例えば特許文献1で提案されている。具体的に、特許文献1では、メインシャフトおよびこのメインシャフトから放射状に延びる3本のアームから構成されたサセプタ支持シャフトと、一面に一枚の半導体ウエハが配置され、他面にサセプタ支持シャフトの各アームが接続されるサセプタとを備えた枚葉式の半導体製造装置が提案されている。アームは、サセプタの他面の周縁部に接続されている。また、サセプタは処理チャンバ内に配置され、処理チャンバの外部に配置されたハロゲンランプによって加熱されるようになっている。
このような装置では、サセプタの他面の中心部にサセプタ支持シャフトの突起部が配置されないため、処理チャンバの下部側に配置されたハロゲンランプの輻射熱がサセプタ中心部においてサセプタ支持シャフトによって妨げられないようになっている。
特開2000−124141号公報
しかしながら、上記従来の技術では、サセプタ上の1枚の半導体ウエハを均熱化することはできるが、サセプタに複数の半導体ウエハを配置することにより、以下の問題が生じることが発明者らの検討により明らかになった。
まず、サセプタの一面に複数の半導体ウエハを配置し、サセプタ下部のハロゲンランプからサセプタの他面に光を照射すると、サセプタの他面にアームの影ができてしまう。サセプタを回転させたとしても、アームはサセプタと共に回転することから、サセプタの他面に常にアームの影ができてしまう。したがって、サセプタの一面においてアームの影に対応する場所に配置された半導体ウエハのうち影の影響で温度が上がらない部分の膜厚が薄くなるという問題がある。
また、処理チャンバ内に一方向に成膜ガスを流すことにより、サセプタから処理チャンバ側への熱の逃げがあるため、アームをサセプタの周縁部に接続するということは、アームを介してサセプタの熱をメインシャフト側に逃がすことにもなる。これにより、半導体ウエハの外径方向に熱分布が形成されると共に、サセプタのうちアームが接続された場所の周辺の熱がアーム側に逃げるために半導体ウエハの周方向に熱分布が形成され、膜厚の不均一化が生じてしまうという問題がある。
さらに、近年の半導体ウエハの大型化により、サセプタと半導体ウエハとを合わせた重量が大きくなると、サセプタを支持するアームを太くするか、あるいはアームの本数を増加させる必要がある。これにより、アームを介した熱の逃げが大きくなることや、サセプタの他面に現れるアームの影が増加するため、サセプタの温度が下がり、成膜に影響が生じるという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、サセプタに複数の半導体ウエハを配置して熱処理するに際し、各半導体ウエハの均熱化を図ることができる半導体製造装置およびそれを用いた半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、処理チャンバ(10)内に配置され、一面(21)および他面(22)を有し、一面(21)に複数の半導体ウエハ(60)が配置されるサセプタ(20)と、サセプタ(20)の他面(22)側に位置すると共に、サセプタ(20)の他面(22)に対し垂直方向に延びる棒状のメインシャフト(31)と、該メインシャフト(31)のうち前記サセプタ(20)側の上端部(31a)から放射状に延びてサセプタ(20)の他面(22)に接続される複数のアーム(32)とを有するシャフト(30)と、サセプタ(20)の他面(22)側であって、処理チャンバ(10)の外部に配置され、加熱源となるハロゲンランプ(40)とを有する半導体製造装置であって、サセプタ(20)の一面(21)に垂直な方向で、メインシャフト(31)の上端部(31a)および各アーム(32)と半導体ウエハ(60)とが離間していると共に、各アーム(32)の間に半導体ウエハ(60)が配置されていることを特徴とする。
これによると、各半導体ウエハ(60)がアーム(32)の影にならないようにすることができる。すなわち、アーム(32)がハロゲンランプ(40)の輻射熱を阻害しないようにすることができるので、各半導体ウエハ(60)をそれぞれ均一に加熱することができ、半導体ウエハ(60)内での膜厚の均一化を図ることができる。
また、半導体ウエハ(60)の成膜における膜厚制御や不純物濃度の制御性を向上させることができる。さらに、半導体ウエハ(60)の温度が不均一になることで半導体ウエハ(60)に応力が生じるスリップ発生を防止することができる。
請求項2に記載の発明では、メインシャフト(31)のうち上端部(31a)とは反対側の下端部(31b)に回転機構(50)を有し、回転機構(50)によってメインシャフト(31)の中心軸を中心にサセプタ(20)が回転させられるようになっていることを特徴とする。
これにより、サセプタ(20)の周方向に対し、ハロゲンランプ(40)の配置位置のばらつきやハロゲンランプ(40)の照度のばらつきがある場合にも、サセプタ(20)が回転することにより、半導体ウエハ(60)においてサセプタ(20)の周方向の温度分布を無くすことができる。
請求項3に記載の発明では、サセプタ(20)の一面(21)に配置される半導体ウエハ(60)の数と、アーム(32)の数とは同じであることを特徴とする。
これによると、各半導体ウエハ(60)がアーム(32)の影にならないようにすることができる。すなわち、アーム(32)がハロゲンランプ(40)の輻射熱を阻害しないようにすることができるので、各半導体ウエハ(60)をそれぞれ均一に加熱することができ、半導体ウエハ(60)内での膜厚の均一化を図ることができる。アーム(32)の数を半導体ウエハ(60)の数と同じ本数とすることにより輻射熱を阻害しないで保持するアーム(32)の本数を最大にすることができるため、一本あたりのアーム(32)にかかるサセプタ(20)の荷重を小さくすることができるため、アーム(32)の太さを小さくできる。そのため、アーム(32)がサセプタ(20)を保持する部分からの熱の逃げを小さくできるためより均熱をはかることができる。
請求項4に記載の発明では、サセプタ(20)の他面(22)側に配置されるハロゲンランプ(40)の数と、サセプタ(20)の一面(21)に配置される半導体ウエハ(60)の数と、アーム(32)の数とは同じであることを特徴とする。
これにより、アーム(32)の影ができるサセプタ(20)の他面(22)側において、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とハロゲンランプ(40)との関係を全ての半導体ウエハ(60)に対して対称にすることができるため、全ての半導体ウエハ(60)を均一に熱処理することができる。
請求項5に記載の発明では、サセプタ(20)の他面(22)とアーム(32)との接続点(23)が、半導体ウエハ(60)のうちメインシャフト(31)の中心軸からもっとも離れた位置よりもメインシャフト(31)の中心軸側に位置していることを特徴とする。
これにより、処理チャンバ(10)側への熱の逃げが大きいサセプタ(20)の外周部から離れた場所にアーム(32)の接続点(23)を設けることができる。したがって、サセプタ(20)の外周側への新たな熱の逃げの経路を作らないようにすることができ、半導体ウエハ(60)の均熱化を図ることができる。
請求項6に記載の発明では、サセプタ(20)の一面(21)の面方向において、半導体ウエハ(60)の側面とサセプタ(20)の側面との最短距離をbとし、半導体ウエハ(60)の側面と接続点(23)との最短距離をcとしたとき、c>bの条件を満たすことを特徴とする。
これにより、サセプタ(20)の熱の主な逃げの経路をサセプタ(20)の外周部に限定することができる。すなわち、アーム(32)の接続点(23)を介してアーム(32)側に熱を逃がしにくくすることができ、半導体ウエハ(60)の均熱化を図ることができる。
請求項7に記載の発明では、処理チャンバ(10)内に配置され、一面(21)および他面(22)を有し、一面(21)に複数の半導体ウエハ(60)が配置されるサセプタ(20)と、サセプタ(20)の他面(22)側に位置すると共に、サセプタ(20)の他面(22)に対し垂直方向に延びる棒状のメインシャフト(31)と、該メインシャフト(31)の上端部(31a)から放射状に延びてサセプタ(20)の他面(22)に接続される複数のアーム(32)とを有するシャフト(30)と、サセプタ(20)の他面(22)側であって、処理チャンバ(10)の外部に配置され、加熱源となるハロゲンランプ(40)と、メインシャフト(31)の下端部(31b)にメインシャフト(31)の中心軸を中心にサセプタ(20)を回転させる回転機構(50)とを有する半導体製造装置であって、半導体ウエハ(60)とアーム(32)との数が同じであり、メインシャフト(31)の中心軸を中心に、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする。
これにより、半導体ウエハ(60)とアーム(32)との関係を全ての半導体ウエハ(60)に対して回転対称にすることができるため、半導体ウエハ(60)を対称に熱処理することができる。また、サセプタ(20)の他面(22)においてアーム(32)によって覆われていても、サセプタ(20)が回転することにより、ハロゲンランプ(40)の光が届きにくい部分の熱の不足分を補うことができ、半導体ウエハ(60)を比較的均一に熱処理することができる。
さらに、請求項8に記載の発明のように、サセプタ(20)の他面(22)側に配置されるハロゲンランプ(40)の数と、サセプタ(20)の一面(21)に配置される半導体ウエハ(60)の数と、アーム(32)の数とが同じであり、メインシャフト(31)の中心軸を中心に、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とハロゲンランプ(40)とが回転対称となるように配置することができる。
これにより、アーム(32)の影ができるサセプタ(20)の他面(22)側において、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とハロゲンランプ(40)との対称性をさらに向上させることができる。
請求項9に記載の発明では、処理チャンバ(10)内に配置され、一面(21)および他面(22)を有し、一面(21)に複数の半導体ウエハ(60)が配置されるサセプタ(20)と、サセプタ(20)の他面(22)側に位置すると共に、サセプタ(20)の他面(22)に対し垂直方向に延びる棒状のメインシャフト(31)と、該メインシャフト(31)の上端部(31a)から放射状に延びてサセプタ(20)の他面(22)に接続される複数のアーム(32)とを有するシャフト(30)と、サセプタ(20)の他面(22)側であって、処理チャンバ(10)の外部に配置され、加熱源となるハロゲンランプ(40)とを有する半導体製造装置であって、サセプタ(20)の他面(22)とアーム(32)との接続点(23)が、半導体ウエハ(60)のうちメインシャフト(31)の中心軸からもっとも離れた位置よりもメインシャフト(31)の中心軸側に位置していることを特徴とする。
このように、処理チャンバ(10)への熱の逃げが大きいサセプタ(20)の外周部とは別の場所に、熱の逃げの通路となるアーム(32)の接続点(23)を設け、サセプタ(20)の外周部に新たな熱の逃げを作らないようにすることで、半導体ウエハ(60)の均熱化を図ることができる。
請求項10に記載の発明では、サセプタ(20)の一面(21)に配置される半導体ウエハ(60)の数とアーム(32)の数とが同じであり、メインシャフト(31)の中心軸を中心に、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする。
これにより、半導体ウエハ(60)とアーム(32)との関係を全ての半導体ウエハ(60)に対して回転対称にすることができるため、半導体ウエハ(60)を対称に熱処理することができる。
請求項11に記載の発明では、サセプタ(20)の他面(22)側に配置されるハロゲンランプ(40)の数と、サセプタ(20)の一面(21)に配置される半導体ウエハ(60)の数と、アーム(32)の数とは同じであり、メインシャフト(31)の中心軸を中心に、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とハロゲンランプ(40)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする。
これにより、半導体ウエハ(60)とアーム(32)とハロゲンランプ(40)との対称性をさらに向上させることができる。
請求項12に記載の発明では、アーム(32)のうちメインシャフト(31)の中心軸に平行な面(32a)と、メインシャフト(31)の側面(31c)との接続部が面取りされていることを特徴とする。
これによると、メインシャフト(31)に対するアーム(32)の接続部が肉厚になるため、当該接続部に生じる応力を低減することができる。これに伴い、サセプタ(20)の荷重をささえるためのアーム(32)を細くすることができる。これにより、ハロゲンランプ(40)の光を遮るアーム(32)の面積を小さくすることができ、半導体ウエハ(60)をより均熱化することができる。
上記では、半導体製造装置について述べたが、この半導体製造装置を用いて半導体ウエハ(60)に熱処理を行うことができる。すなわち、熱処理に際し、上記装置を用いて半導体ウエハ(60)の均熱化を図ることができるので、半導体ウエハ(60)に均一に成膜することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される半導体製造装置は、例えば半導体ウエハにエピタキシャル膜等を成膜するものとして用いられる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体製造装置の概略断面図である。この図に示されるように、半導体製造装置は、処理チャンバ10と、サセプタ20と、シャフト30と、ハロゲンランプ40と、回転機構50とを備えている。
処理チャンバ10は、大気圧から減圧されて成膜ガスが注入される処理室11を備え、この処理室11内で半導体ウエハ60を加熱処理するためのものである。具体的に、処理チャンバ10は、石英ドーム12、13と冷却チャンバ14、15とを備えて構成されている。
石英ドーム12、13は、石英窓12a、13aとフランジ部12b、13bとで構成されている。石英窓12a、13aは処理室11の境界の一部を形成するように配置され、処理室11より外側に向けて凸状となっている容器である。また、フランジ部12b、13bは石英窓12a、13aの開口端部に設けられたものである。そして、冷却チャンバ14、15は、Oリング16、17を介して石英ドーム12、13のフランジ部12b、13bを拘束するものであり、内部に冷却水が流れる構造を有している。
石英ドーム12、13のフランジ部12b、13bにOリング16、17を介して冷却チャンバ14、15が固定されたものが2つ用意され、各石英ドーム12、13の各石英窓12a、13aの凹部がそれぞれ向かい合わされて、各冷却チャンバ14、15が接合されて処理チャンバ10が構成されている。このように、石英ドーム12、13、Oリング16、17、および冷却チャンバ14、15にて閉じられた空間が処理室11となる。
サセプタ20は、一面21および他面22を有し、一面21に複数の半導体ウエハ60が配置される円板状のテーブルである。
シャフト30は、サセプタ20を支持して当該サセプタ20を処理チャンバ10内に配置させるものであり、メインシャフト31と複数のアーム32とを備えている。
メインシャフト31は、サセプタ20の他面22側に位置すると共に、サセプタ20の他面22に対し垂直方向に延びる棒状の部材である。メインシャフト31のうちサセプタ20側の上端部31a側にサセプタ20が配置され、上端部31aとは反対側の下端部31bが回転機構50に備え付けられている。
図1に示されるように、メインシャフト31は、石英窓13aに設けられたメインシャフト貫通部13cに差し込まれた形態になっている。これにより、メインシャフト31の上端部31aは処理室11内に配置され、下端部31bは処理室11の外部に配置されている。
アーム32は、メインシャフト31の上端部31aから放射状に延びてサセプタ20の他面22に接続され、サセプタ20を支える部材である。本実施形態では、5本のアーム32がメインシャフト31に設けられており、5本のアーム32でサセプタ20を支えている。なお、図1では1本のアーム32のみを描いてある。
図2は、メインシャフト31の上端部31aとアーム32との接続部の一部斜視図を示したものである。この図に示されるように、アーム32のうちメインシャフト31の中心軸に平行な面32aと、メインシャフト31の側面31cとの接続部が面取りされている。
これによると、図2の破線にて示されるように、アーム32の面32aとメインシャフト31の側面31cとが略直角に交わる場合よりも、メインシャフト31に対するアーム32の接続部を肉厚にすることができ、当該接続部に生じる応力を低減することができる。すなわち、アーム32を細くしても、アーム32がサセプタ20の荷重に耐えられる。
アーム32とメインシャフト31との接続部の形状によって、アーム32の面32aとメインシャフト31の側面31cとが略直角に交わる場合のアーム32よりも、アーム32の太さを20%細くすることができる。つまり、ハロゲンランプ40の光を遮るアーム32の面積を小さくすることができ、ひいては半導体ウエハ60をより均熱化することができる。
なお、図2では、アーム32とメインシャフト31との接続部を一箇所のみ示してあるが、実際には全ての接続部において面取りされている。
また、図1に示されるハロゲンランプ40は、輻射熱を発する加熱源であり、処理チャンバ10の外部に複数配置されている。具体的には、ハロゲンランプ40は、各石英窓12a、13aに対向する場所に配置され、サセプタ20の一面21および他面22を照らし加熱するようになっている。
回転機構50は、メインシャフト31の下端部31bを支持し、メインシャフト31の中心軸を中心にメインシャフト31を回転させるものであり、モータ等を備えた周知のものである。この回転機構50によってメインシャフト31が回転すると、これに連動してアーム32も回転し、ひいてはアーム32に支持されたサセプタ20も回転するようになっている。
この回転機構50によってサセプタ20を回転することで、サセプタ20の周方向に対してハロゲンランプ40の配置位置のばらつきやハロゲンランプ40の照度のばらつきがあったとしても、半導体ウエハ60においてサセプタ20の周方向の温度分布を無くすことができる。
以上が、本実施形態に係る半導体製造装置の全体構成である。この半導体製造装置において、ハロゲンランプ40の照度や回転機構50の回転速度、処理室11への成膜ガスの注入、冷却チャンバ14、15の冷却水の制御等は、図示しない制御装置により行われる。
次に、上記装置において、サセプタ20の一面21に配置する半導体ウエハ60とシャフト30との関係について説明する。図3は、サセプタ20の一面21を半導体ウエハ60が配置される側から見た平面図である。
まず、図3の平面図に示されるように、サセプタ20の一面21に垂直な方向で、メインシャフト31の上端部31aおよび各アーム32と半導体ウエハ60とが離間していると共に、各アーム32の間に半導体ウエハ60が配置されている。
このような配置関係により、下側のハロゲンランプ40から見た場合に各半導体ウエハ60がメインシャフト31の上端部31aやアーム32の影にならない。すなわち、メインシャフト31の上端部31aやアーム32が半導体ウエハ60に対してハロゲンランプ40の輻射熱を阻害しないため、各半導体ウエハ60がそれぞれ均一に加熱されることになる。
また、サセプタ20の一面21に半導体ウエハ60が配置された状態で、サセプタ20の他面22とアーム32との接続点23が、半導体ウエハ60のうちメインシャフト31の中心軸からもっとも離れた位置よりもメインシャフト30の中心軸側に位置していることが望ましい。
このように接続点23の位置を規定する理由は、サセプタ20の熱の逃げの経路を制限するためである。ハロゲンランプ40によって加熱されたサセプタ20の熱は、サセプタ20から冷却チャンバ14、15側に逃げる。また、サセプタ20の熱は、サセプタ20の他面22とアーム32との接続点23を介してアーム32を経由し、メインシャフト31にも逃げる。このような熱の逃げの二経路が近い場所にあると、二経路から熱が逃げていくため、当該二経路に近い場所の温度が周囲よりも下がってしまう。これを回避するため、熱が逃げる経路の一部をなす上記接続点23の位置を規定することで、サセプタ20の外周側への新たな熱の逃げの経路を作らないようにしている。このようして、サセプタ20の外径方向に温度分布が形成されないようにして半導体ウエハ60の均熱化を図る。
さらに、サセプタ20の一面21に半導体ウエハ60が配置された状態で、サセプタ20の一面21の面方向において、半導体ウエハ60の側面とサセプタ20の側面との最短距離をbとし、半導体ウエハ60の側面と接続点23との最短距離をcとしたとき、c>bの条件を満たすように半導体ウエハ60をサセプタ20に配置する。このように規定することにより、サセプタ20の熱の主な逃げの経路をサセプタ20の外周部に限定して、アーム32の接続点23を介してアーム32側に熱を逃がしにくくする。その結果、外周部への熱の逃げに限定した設計ができ設計が簡単になる。
そして、本実施形態では、サセプタ20の他面22側に配置されるハロゲンランプ40の数と、サセプタ20の一面21に配置される半導体ウエハ60の数と、アーム32の数とが同じである。このように、サセプタ20の他面22側に配置されるハロゲンランプ40の数を規定するのは、アーム32の影ができるサセプタ20の他面22側において、半導体ウエハ60とアーム32とハロゲンランプ40との関係を全ての半導体ウエハ60に対して対称にして、各半導体ウエハ60で温度がばらつかないようにするためである。サセプタ20の一面21側においては、ハロゲンランプ40を配置しない場合でもこの効果は有効である。本実施形態では、サセプタ20の一面21側にもハロゲンランプ40を配置している。
図4は、半導体ウエハ60とアーム32とハロゲンランプ40との位置関係を示した平面図であり、図3に相当する図である。この図に示されるように、サセプタ20の一面21に半導体ウエハ60が配置された状態であり、さらにサセプタ20が停止した状態において、サセプタ20の一面に垂直な方向で各ハロゲンランプ40と半導体ウエハ60とが重なるようにハロゲンランプ40が配置されている。これは、サセプタ20の一面21側および他面22側の両方向において、処理チャンバ10の外部にハロゲンランプ40がそれぞれ配置されている。
これによると、半導体ウエハ60とアーム32とハロゲンランプ40との関係が全ての半導体ウエハ60に対して対称になり、全ての半導体ウエハ60を均一に熱処理することが可能となる。
次に、上記装置およびサセプタ20や半導体ウエハ60の位置関係に基づいて、半導体ウエハ60に熱処理を行う工程について説明する。
まず、処理チャンバ10が開けられた状態で、サセプタ20の一面21に図3および図4の配置関係となるように半導体ウエハ60を配置する。続いて、処理チャンバ10を閉めて処理室11が処理チャンバ10の外部と隔離されるようにする。
この後、処理室11を大気圧から減圧して真空状態とし、処理室11内に成膜ガスを流し込む。また、ハロゲンランプ40で処理チャンバ10内を加熱すると共に、回転機構50を駆動してサセプタ20を回転させる。その状態で成膜ガス(例えばジクロロシラン)を処理チャンバ10内に導入する。これにより、半導体ウエハ60に成膜する。
発明者らは、半導体ウエハ60にエピタキシャル膜を成長させて膜厚を調べた。その結果を図5および図6に示す。ここで、図7に示されるように、半導体ウエハ60においてサセプタ20の外径方向を+Y方向とし、+Y方向に垂直な方向において半導体ウエハ60が時計回りの方向に回転させられる方向を+X方向としている。
図5および図6では、サセプタ20の一面に垂直な方向において、「▲」はアーム32が半導体ウエハ60と重なり、接続点23の位置がサセプタ20の外周側に配置される第1の場合、「□」はアーム32が半導体ウエハ60と重なり、接続点23の位置が半導体ウエハ60の中心に配置される第2の場合、「◆」はアーム32が半導体ウエハ60と重ならずに、図3の配置関係が満たされた本実施形態の場合を示している。
そして、第1の場合では、図5に示されるように、サセプタ20の外径方向への熱の逃げが影響するため、+Y方向(サセプタ20の外周側)で+Y方向よりも膜厚が小さくなっている。同様に、図6に示されるように、X方向においては半導体ウエハ60の中心部で膜厚が小さくなっている。
第2の場合では、図5に示されるように、Y方向での膜厚の薄膜化は見られないが、接続点が半導体ウエハ60の中心部に位置しているため、当該接続点23を介して熱が逃げることにより、図6に示されるように、半導体ウエハ60の中央部では若干の膜厚の薄膜化が見られる。アーム32で半導体ウエハ60の中心部が覆われている影響も見られる。
しかしながら、本実施形態の場合では、アーム32が半導体ウエハ60の表面を覆っていない、すなわち半導体ウエハ60の影にならないので、図5および図6に示されるように、均一な膜厚分布となっている。また、熱の逃げの経路が分散されているため、半導体ウエハ60が均一に加熱され、膜厚が均一になっているとも言える。このような結果からも、アーム32から半導体ウエハ60が離間していることや接続点23の位置を規定することで半導体ウエハ60の均熱化が図られ、均一な膜を形成できることがわかる。
この場合、回転機構50によってサセプタ20を回転させることにより、半導体ウエハ60においてサセプタ20の周方向の温度分布を無くすことができる。これによっても、半導体ウエハ60の均熱化を図ることができる。
均一な膜を形成できる他、半導体ウエハ60の成膜における膜厚制御や不純物濃度の制御性を向上させることも可能となる。さらに、半導体ウエハ60を均熱化することができることから、半導体ウエハ60の温度が不均一になることで半導体ウエハ60に応力が生じるスリップ発生を防止することも可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、サセプタ20の一面21に垂直な方向で、メインシャフト31の上端部31aおよび各アーム32と半導体ウエハ60とが離間していると共に、各アーム32の間に半導体ウエハ60が配置されていることが特徴となっている。
これにより、各半導体ウエハ60がアーム32の影にならないようにすることができ、アーム32がハロゲンランプ40の輻射熱を阻害しないようにすることが可能となる。したがって、各半導体ウエハ60をそれぞれ均一に加熱することができる。
また、半導体ウエハ60とアーム32との位置関係、サセプタ20とアーム32との接続点23の位置を規定することによっても、半導体ウエハ60の均熱化を図ることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記第1実施形態では、サセプタ20の一面21に垂直な方向で、アーム32と半導体ウエハ60とが離間しており、各アーム32の間に半導体ウエハ60が配置されていたが、本実施形態では、半導体ウエハ60とアーム32との数が同じであり、メインシャフト31の中心軸を中心に、半導体ウエハ60とアーム32とが回転対称となるように配置されていることを特徴としている。
すなわち、半導体ウエハ60とアーム32とが回転対称となるように配置されていれば、サセプタ20の一面21に垂直な方向で、アーム32と半導体ウエハ60とが離間していなくても良いし、各アーム32の間に半導体ウエハ60が配置されていなくても良い。また、c>bの条件も満たしていなくても良い。なお、装置については図1に示されるものが採用される。
図8は、本実施形態においてサセプタ20に半導体ウエハ60を配置したときの平面図であり、図3に相当する図である。図8(a)はサセプタ20の一面21から見た平面図である。図8(b)は、サセプタ20の他面22を下のハロゲンランプ40側から見た平面図である。図8(a)に示されるように、メインシャフト31の中心軸を中心に、半導体ウエハ60とアーム32とが回転対称となるように配置されている。また、サセプタ20の一面21に垂直な方向で、アーム32と半導体ウエハ60とがオーバーラップしている。
サセプタ20の他面22側に配置されるハロゲンランプ40の数についても、サセプタ20の一面21に配置される半導体ウエハ60の数およびアーム32の数と同じになっている。図8(b)に示されるように、半導体ウエハ60とアーム32とハロゲンランプ40とが回転対称になるように、それぞれが配置されている。
このような配置関係によって半導体ウエハ60にエピタキシャル膜を成長させると、図5および図6において「□」によって表される膜厚となる。この場合であっても、回転機構50によってサセプタ20を回転させることで、各半導体ウエハ60を同じように加熱することができ、さらには各半導体ウエハ60を均熱化することができるので、「▲」の場合よりも膜厚を均等にすることができる。
また、サセプタ20の他面22にアーム32による影ができていても、サセプタ20が回転することにより、ハロゲンランプ40の光が届きにくい部分にハロゲンランプ40の熱を届かせることができる。これにより、アーム32によって影となる部分の熱の不足分が補われ、半導体ウエハ60内での温度分布を回避して半導体ウエハ60内での均熱化が図られる。これにより、図5に示されるように、特に半導体ウエハ60のうち+Y方向の膜厚の減少が回避されている。
以上のように、半導体ウエハ60とアーム32との関係を全ての半導体ウエハ60に対して回転対称に配置することで、各半導体ウエハ60を対称に熱処理することが可能となる。また、ハロゲンランプ40についてもアーム32および半導体ウエハ60と同じ数だけ設け、それぞれについて回転対称に配置することで、半導体ウエハ60とアーム32とハロゲンランプ40との対称性をさらに向上させることが可能となる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、第1実施形態における半導体ウエハ60とアーム32との配置関係のうち、サセプタ20の他面22とアーム32との接続点23が、半導体ウエハ60のうちメインシャフト31の中心軸からもっとも離れた位置よりもメインシャフト30の中心軸側に位置していることのみを規定することが特徴となっている。
すなわち、サセプタ20の一面21に垂直な方向で、アーム32と半導体ウエハ60とが離間していなくても良いし、各アーム32の間に半導体ウエハ60が配置されていなくても良い。もちろん、c>bの条件も満たしていなくても良い。なお、装置については図1に示されるものが採用される。
本実施形態におけるアーム32と半導体ウエハ60との配置関係は、例えば図8に示される場合と同じである。このような配置関係により、サセプタ20から処理チャンバ10に逃げる熱の経路に新たな熱の逃げの経路を形成しないようにして、半導体ウエハ60に熱分布が形成されないようにしている。
また、本実施形態では、半導体ウエハ60とアーム32との数が同じである。そして、メインシャフト31の中心軸を中心に、半導体ウエハ60とアーム32とが回転対称となるように配置されている。
さらに、図8(b)に示されるように、サセプタ20の他面22側にハロゲンランプ40を配置するに際し、当該ハロゲンランプ40の数をサセプタ20の一面21に配置される半導体ウエハ60の数およびアーム32の数と同じにして、メインシャフト31の中心軸を中心に、半導体ウエハ60とアーム32とハロゲンランプ40とを回転対称に配置する。
これにより、半導体ウエハ60、アーム32、およびハロゲンランプ40の関係が全ての半導体ウエハ60に対して回転対称になり、各半導体ウエハ60を均熱化して熱処理することが可能となる。
以上のように、サセプタ20とアーム32との接続点23の位置のみを規定して、サセプタ20の外周部に新たな熱の逃げを作らないようにすることだけでも、半導体ウエハ60の均熱化を図ることができる。
(他の実施形態)
図1に示される装置の構成は一例を示したものであり、当該構成に限定されるものではない。例えば、処理チャンバ10が他の形状や他の部品によって構成されていても構わない。
上記各実施形態では、半導体ウエハ60を5枚、アーム32を5本、ハロゲンランプ40を5個としているが、これらは一例を示したものであり、これらの数に限らず、他の数であっても構わない。この場合、例えば第1実施形態については、アーム32の数と半導体ウエハ60の数とが同じである必要はなく、例えば5本のアーム32に対して3枚の半導体ウエハ60をサセプタ20に配置する場合であっても、第1実施形態で規定された配置の条件を満たすようにすることができる。
第1実施形態では、ハロゲンランプ40の数と、半導体ウエハ60の数と、アーム32の数とが同じであると説明したが、ハロゲンランプ40の数に関わらず、サセプタ20の一面21に配置される半導体ウエハ60の数と、アーム32の数とが同じとしても良い。このようにしても、各半導体ウエハ60がアーム32の影にならないようにすることができ、アーム32がハロゲンランプ40の輻射熱を阻害しないようにすることができるので、各半導体ウエハ60をそれぞれ均一に加熱することができ、半導体ウエハ60内での膜厚の均一化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る半導体製造装置の概略断面図である。 メインシャフトの上端部とアームとの接続部の一部斜視図である。 サセプタの一面を半導体ウエハが配置される側から見た平面図である。 半導体ウエハとアームとハロゲンランプとの位置関係を示した平面図である。 半導体ウエハにおいてY方向のエピタキシャル膜の膜厚を示した図である。 半導体ウエハにおいてX方向のエピタキシャル膜の膜厚を示した図である。 半導体ウエハにおいてX方向およびY方向を規定した図である。 本発明の第2実施形態において、サセプタに半導体ウエハを配置したときの平面図である。
符号の説明
10 処理チャンバ
20 サセプタ
21 半導体ウエハの一面
22 半導体ウエハの他面
23 接続点
30 シャフト
31 メインシャフト
31a メインシャフトの上端部
31b メインシャフトの下端部
31c メインシャフトの側面
32 アーム
32a アームの面
40 ハロゲンランプ
50 回転機構
60 半導体ウエハ

Claims (13)

  1. 処理チャンバ(10)内に配置され、一面(21)および他面(22)を有し、前記一面(21)に複数の半導体ウエハ(60)が配置されるサセプタ(20)と、
    前記サセプタ(20)の他面(22)側に位置すると共に、前記サセプタ(20)の他面(22)に対し垂直方向に延びる棒状のメインシャフト(31)と、該メインシャフト(31)のうち前記サセプタ(20)側の上端部(31a)から放射状に延びて前記サセプタ(20)の他面(22)に接続される複数のアーム(32)とを有するシャフト(30)と、
    前記サセプタ(20)の他面(22)側であって、前記処理チャンバ(10)の外部に配置され、加熱源となるハロゲンランプ(40)とを有する半導体製造装置であって、
    前記サセプタ(20)の一面(21)に垂直な方向で、前記メインシャフト(31)の上端部(31a)および前記各アーム(32)と前記半導体ウエハ(60)とが離間していると共に、前記各アーム(32)の間に前記半導体ウエハ(60)が配置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記メインシャフト(31)のうち前記上端部(31a)とは反対側の下端部(31b)に回転機構(50)を有し、前記回転機構(50)によって前記メインシャフト(31)の中心軸を中心に前記サセプタ(20)が回転させられるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記サセプタ(20)の一面(21)に配置される前記半導体ウエハ(60)の数と、前記アーム(32)の数とは同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体製造装置。
  4. 前記サセプタ(20)の他面(22)側に配置される前記ハロゲンランプ(40)の数と、前記サセプタ(20)の一面(21)に配置される前記半導体ウエハ(60)の数と、前記アーム(32)の数とは同じであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  5. 前記サセプタ(20)の他面(22)と前記アーム(32)との接続点(23)が、前記半導体ウエハ(60)のうち前記メインシャフト(31)の中心軸からもっとも離れた位置よりも前記メインシャフト(31)の中心軸側に位置していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  6. 前記サセプタ(20)の一面(21)の面方向において、前記半導体ウエハ(60)の側面と前記サセプタ(20)の側面との最短距離をbとし、前記半導体ウエハ(60)の側面と前記接続点(23)との最短距離をcとしたとき、c>bの条件を満たすことを特徴とする請求項5に記載の半導体製造装置。
  7. 処理チャンバ(10)内に配置され、一面(21)および他面(22)を有し、前記一面(21)に複数の半導体ウエハ(60)が配置されるサセプタ(20)と、
    前記サセプタ(20)の他面(22)側に位置すると共に、前記サセプタ(20)の他面(22)に対し垂直方向に延びる棒状のメインシャフト(31)と、該メインシャフト(31)の上端部(31a)から放射状に延びて前記サセプタ(20)の他面(22)に接続される複数のアーム(32)とを有するシャフト(30)と、
    前記サセプタ(20)の他面(22)側であって、前記処理チャンバ(10)の外部に配置され、加熱源となるハロゲンランプ(40)と、
    前記メインシャフト(31)の下端部(31b)に前記メインシャフト(31)の中心軸を中心に前記サセプタ(20)を回転させる回転機構(50)とを有する半導体製造装置であって、
    前記半導体ウエハ(60)と前記アーム(32)との数が同じであり、前記メインシャフト(31)の中心軸を中心に、前記半導体ウエハ(60)と前記アーム(32)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする半導体製造装置。
  8. 前記サセプタ(20)の他面(22)側に配置される前記ハロゲンランプ(40)の数と、前記サセプタ(20)の一面(21)に配置される前記半導体ウエハ(60)の数と、前記アーム(32)の数とが同じであり、前記メインシャフト(31)の中心軸を中心に、前記半導体ウエハ(60)と前記アーム(32)と前記ハロゲンランプ(40)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする請求項7に記載の半導体製造装置。
  9. 処理チャンバ(10)内に配置され、一面(21)および他面(22)を有し、前記一面(21)に複数の半導体ウエハ(60)が配置されるサセプタ(20)と、
    前記サセプタ(20)の他面(22)側に位置すると共に、前記サセプタ(20)の他面(22)に対し垂直方向に延びる棒状のメインシャフト(31)と、該メインシャフト(31)の上端部(31a)から放射状に延びて前記サセプタ(20)の他面(22)に接続される複数のアーム(32)とを有するシャフト(30)と、
    前記サセプタ(20)の他面(22)側であって、前記処理チャンバ(10)の外部に配置され、加熱源となるハロゲンランプ(40)とを有する半導体製造装置であって、
    前記サセプタ(20)の他面(22)と前記アーム(32)との接続点(23)が、前記半導体ウエハ(60)のうち前記メインシャフト(31)の中心軸からもっとも離れた位置よりも前記メインシャフト(31)の中心軸側に位置していることを特徴とする半導体製造装置。
  10. 前記サセプタ(20)の一面(21)に配置される前記半導体ウエハ(60)の数と前記アーム(32)の数とが同じであり、前記メインシャフト(31)の中心軸を中心に、前記半導体ウエハ(60)と前記アーム(32)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする請求項9に記載の半導体製造装置。
  11. 前記サセプタ(20)の他面(22)側に配置される前記ハロゲンランプ(40)の数と、前記サセプタ(20)の一面(21)に配置される前記半導体ウエハ(60)の数と、前記アーム(32)の数とは同じであり、前記メインシャフト(31)の中心軸を中心に、前記半導体ウエハ(60)と前記アーム(32)と前記ハロゲンランプ(40)とが回転対称となるように配置されていることを特徴とする請求項9に記載の半導体製造装置。
  12. 前記アーム(32)のうち前記メインシャフト(31)の中心軸に平行な面(32a)と、前記メインシャフト(31)の側面(31c)との接続部が面取りされていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の半導体製造装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1つに記載の半導体製造装置を用いた半導体装置の製造方法であって、
    前記サセプタ(20)に複数の半導体ウエハ(60)を配置し、前記ハロゲンランプ(40)により前記処理チャンバ(10)内を加熱して、前記処理チャンバ(10)内に反応ガスを流し込んで前記半導体ウエハ(60)に成膜することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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