JP5152071B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭の台所や業務用の厨房等で使用される、組込み型の加熱調理器に関するものである。
従来この種の加熱調理器の設置方法は、キッチンキャビネットの天板開口部から本体前方を先に落とし込み、続いて本体を回転させながら後方を落し込んで、キャビネットの前面開口部に本体の前面を臨ませるように嵌着するのが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−121155号公報 特開2009−002571号公報
このような設置方法の場合、本体前面の外形状はキャビネットの前面開口よりも十分に小さい必要あるが、その結果必然的に本体前面の外形と開口との間に隙間が生じる。
本体内の左側に魚焼き用のグリルを備えている場合(例えば、特許文献2参照)は、扉を着脱式にして本体設置後に取り付けることにより、その扉の大きさをキャビネットの前面開口とほぼ同じ大きさにすれば隙間を殆どなくすことができる。
本体右前面の操作部の、開口との隙間については、前面下部の隙間は、通常使用時の斜め上からの目線からは目立たないが、上部や側部の隙間は目だってしまうので、略L字形のカバーを取り付けて隙間を塞ぐのが一般的であった。
しかしながら、L字形のカバーの固定には直線的な部材に比べて、より多くの固定箇所を要する為に、取り外しにくく、またデザイン的にも自由度が少なかった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、カバーの着脱性やデザイン的にも優れた加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、本体と、前記本体の天面に配された被加熱調理器具を載置する天板と、前記天板の下方に設けられた誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路とを備え、キッチンキャビネット上面及び前面に形成した開口に、前記上面に形成した開口より前記本体を略回転させながら落し込んで設置可能な本体形状とし、前記キッチンキャビネット上面に形成された開口を前記本体の天面に配された天板で覆い、前記キッチンキャビネット前面に形成された開口に前記本体前面を嵌着し、前記開口と前記本体前面との隙間のうち、上部の隙間及び側部の隙間を各々別体で、それらを組み合わせると略L字形になるカバーを本体に取り付けて覆うものである。
この構成により、上部の隙間及び側部の隙間を各々別体のカバーを取り付けて覆うため取り付け・取り外しが容易になるとともに、各々のカバーを別々の材質・色調にすることが容易でデザイン的にも優れたものにできるのである。
本発明の加熱調理器によれば、カバーの着脱が容易で、デザイン的にも優れたものを実現できる。
第1の発明は、本体と、本体の天面に配された被加熱調理器具を載置する天板と、天板の下方に設けられた誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路とを備え、キッチンキャビネット上面及び前面に形成した開口に、上面に形成した開口より本体を略回転させながら落し込んで設置可能な本体形状とし、キッチンキャビネット上面に形成された開口を本体の天面に配された天板で覆い、キッチンキャビネット前面に形成された開口に本体前面を嵌着し、開口と本体前面との隙間のうち、上部の隙間及び側部の隙間を各々別体で、それらを組み合わせると略L字形になるカバーを本体に取り付けて覆ったもので、これにより上部の隙間及び側部の隙間を各々別体のカバーを取り付けて覆うため取り付け・取り外しが容易になるとともに、各々のカバーを別々の材質・色調にすることが容易でデザイン的にも優れたものにできる。
また、本体内を冷却する冷却ファンの吸気取り入れ口の一部を本体前面に形成し、取り入れ口の前方に、複数の開口を有する吸気フィルターを配するとともにカバーを、前方から見てその一部が吸気フィルターとオーバーラップするように取り付けたことにより第1の発明の効果に加え、吸気フィルターを目立たなくすることができる。
の発明は、特に、第の発明において、吸気取り入れ口を本体前面上部に形成し、吸気フィルターをその前方に配し、本体前面とキッチンキャビネットとの隙間のうち、側部の隙間を覆う側部カバーを、上部の隙間を覆う上部カバーより先に取り付けたことにより、側部カバーを撮り付けたままで、上部カバーのみ取り外した状態で吸気フィルターを露出させることができ、吸気フィルターの手入れがより簡便に行なえる。
の発明は、特に、第の発明において、側部カバーおよび上部カバーのうち少なくともひとつで吸気フィルターの位置ずれを規制することで、吸気フィルターの保持をより安定させることができる。
の発明は、特に、第または第の発明において、本体前面に電源スイッチを取り付け、側部カバーおよび上部カバーのうち少なくともひとつに前記電源スイッチのボタン部に嵌合する穴部を形成することで、ボタン部周囲から侵入する水に対する防護が容易に行なえる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。尚、実施の形態の説明順序は上記に記載の発明の順序とは異なる場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明における第1の実施の形態における加熱調理器の概略構成を示すものである。但し、実施の形態の説明に不要な構成部分については主要構成であっても省略している。以下、図面を用いて説明する。
本体1の天面には、被加熱調理器具を載置する天板2が配されている。天板2は高耐熱のガラス等の、電磁誘導によって過熱されない材質で構成されている。トップフレーム3は、天板2の外周を囲み、天板2とともに本体1の上面を形成している。
天板2の下方には誘導加熱コイル4が近接して設けられている。誘導加熱コイル4はコ
イルベース5により保持され、本体1内の所定の位置に保持されている。誘導加熱コイル4には電源回路6によって高周波電力が供給される。誘導加熱コイル4及び電源回路6は冷却ファン7の送風によって冷却される。
本体1前面に回動自在に配設された操作部ユニット8は、機器の運転状態等を表示する出力部及び外部操作により機器の運転を制御するための信号入力部等を有する制御回路等収納したもので、不使用時は本体内に収納できる。
本体1の前面には外部電源からの本体1への電力供給を接続・遮断する電源スイッチ9が配設されている。
ここで、冷却ファン7は本体1内の前部に配されており、本体1の外郭を成す支持金具10に形成された吸気口11等より外気を吸い込み、本体1内に冷却風を供給する。吸気口11の前方には、断面が略コの字形で、複数の開口12を有する吸気フィルター13が取り付けられており、吸気に混じる比較的大きなゴミ等が本体1内に吸い込まれるのを防止している。
本体1の左側には魚焼き用のグリル庫内14が配設されており、その開口15はグリル扉16によって覆われる。
操作部ユニット8を回動して本体1に収納した時に本体1前面側に位置する面にはパネル状の操作部カバー17が取り付けられ、操作部ユニット8収納状態においてはグリル扉16の前面18と略同一面を成す。
本体1前面とキッチンキャビネットとの隙間のうち、上部の隙間は上部カバー19で、側部の隙間は側部カバー20で各々覆われる。上部カバー19と側部カバー20を本体1に取り付けた状態即ち、これらを組み合わせた時には略L字形になっている。
この構成により、上部の隙間及び側部の隙間を各々別体のカバーを取り付けて覆うため、取り付け・取り外しが容易になるとともに、各々のカバーを別々の材質・色調にすることが容易でデザイン的にも優れたものにできる。
上部カバー19には、電源スイッチ9のボタン部21に嵌合する穴部22が形成されており、取り付け時において電源スイッチ9はボタン部21のみが露出する。この構成により、ボタン部21周囲から侵入する水に対する防護が容易に行なえる。
また、上部カバー19と側部カバー20の、本体1への取り付け順序は、側部カバー20を、上部カバー19より先に取り付けるようにしてある。この構成により上部カバー19のみ取り外した状態で吸気フィルター13を露出させることができ、吸気フィルターの手入れがより簡便に行なえる。
図2は本体1をキッチンキャビネット23に設置した直後の状態を示すものである。本体1のキッチンキャビネット23への設置方法は、前述の特許文献1に示されているのと同様、キッチンキャビネット23の天板開口部から本体1前方を先に落とし込み、続いて本体1を回転させながら後方を落し込んで、キッチンキャビネット23の前面開口部に本体1前面を臨ませるように嵌着するものである。
この時点では設置の邪魔になる吸気フィルター13、グリル扉16、操作部カバー17、上部カバー19、側部カバー20は取り外してあり、本体1設置後これらを取り付ける。
図3は上記各部品を取り付けた状態を示す。
図4は本体1の前部の断面を示すもので、上部カバー19は前方(a方向)から見て、その一部が吸気フィルター13とオーバーラップするように取り付けられている。この構成により、吸気フィルター13を目立たなくすることができる。
また、上部カバー19にはリブ24が形成されていて、吸気フィルター13の前方向への移動を規制している。この構成により、吸気フィルター13の保持をより安定させることができる。
以上のように本発明は、設置後に取り付けるカバーの着脱性やデザイン的にも優れた加熱調理器を提供することができるので一般家庭のキッチンキャビネット以外の、例えば業務用の厨房等に設置する加熱調理器等へも適用できる。
本発明の実施の形態における加熱調理器の概略構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態における加熱調理器のキッチンキャビネットへの設置直後の状態を示す斜視図 本発明の実施の形態における加熱調理器のキッチンキャビネットへの設置完了状態を示す斜視図 本発明の実施の形態における加熱調理器の概略構成を示す要部拡大断面図
1 本体
2 天板
3 トップフレーム
4 誘導加熱コイル
6 電源回路
8 操作部ユニット
9 電源スイッチ
10 支持金具
11 吸気口
12 (吸気フィルターの)開口
13 吸気フィルター
19 上部カバー
20 側部カバー
21 (電源スイッチの)ボタン部
22 (上部カバーの)穴部
23 キッチンキャビネット
24 (上部カバーの)リブ

Claims (4)

  1. 本体と、前記本体の天面に配された被加熱調理器具を載置する天板と、前記天板の下方に設けられた誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路と、前記本体内を冷却する冷却ファンと、を備え、キッチンキャビネット上面及び前面に形成した開口に、前記上面に形成した開口より前記本体を略回転させながら落し込んで設置可能な本体形状とし、前記キッチンキャビネット上面に形成された開口を本体の天面に配された天板で覆い、前記キッチンキャビネット前面に形成された開口に前記本体前面を嵌着し、前記冷却ファンの吸気取り入れ口の一部を本体前面に形成し、前記吸気取り入れ口の前方に、複数の開口を有する吸気フィルターを配するとともに、前記開口と前記本体前面との隙間のうち、上部の隙間及び側部の隙間を各々別体で、それらを組み合わせると略L字形になるカバーを前記本体に取り付けて覆い、前記カバーを前方から見てその一部が前記吸気フィルターとオーバーラップするように取り付けた、加熱調理器。
  2. 前記冷却ファンの吸気取り入れ口を本体前面上部に形成し、前記吸気フィルターをその前方に配し、本体前面とキッチンキャビネットとの隙間のうち、側部の隙間を覆う側部カバーを、上部の隙間を覆う上部カバーより先に取り付けてなる請求項に記載の加熱調理器。
  3. 前記側部カバーおよび前記上部カバーのうち少なくともひとつで前記吸気フィルターの位置ずれを規制した請求項に記載の加熱調理器。
  4. 本体前面に電源スイッチを取り付け、前記側部カバーおよび前記上部カバーのうち少なくともひとつに前記電源スイッチのボタン部に嵌合する穴部を形成した請求項またはに記載の加熱調理器。
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