JP5153631B2 - 新規イミダゾリジノン誘導体とその製造方法及び光学活性アミノ酸の製造方法 - Google Patents
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Description
i)グリシンアミド誘導体とピバルアルデヒドから合成する方法(非特許文献1)
ii)光学活性セリンアミド誘導体とピバルアルデヒドから合成する方法(非特許文献2)
iii)光学活性メチオニンアミド誘導体とピバルアルデヒドから合成する方法(非特許文献3)
iv)キラルグリシンアミド誘導体とピバルアルデヒドから合成する方法(非特許文献4)
しかしながらi)の方法では、生成した光学異性体をマンデル酸塩として分割するため、必然的に造塩−解塩工程が必要であり、工業的に実施し難い形態であった。またii)の方法では、光学活性なセリンを用いるため、イミダゾリジノン環を合成後、このヒドロキシメチル基を酸化・脱炭酸する必要があり、やはり工業的に実施しにくい形態である。更にiii)の方法も、光学活性メチオニンからii)と同様に複数工程の誘導を経るために煩雑な操作を必要とし、工業的な実施が困難な形態である。iv)の方法では、光学活性グリシンアミドを用いるため、生成するイミダゾリジノン誘導体は異性体混合物として得られるが、この異性体混合物をシリカゲルカラム精製して純粋な単一異性体を得る必要があり、同様に工業的実施は困難である。またこれらi)〜iv)に共通して用いられるピバルアルデヒドは、高価な化合物であり、工業的規模での使用は実施し難い形態である。
Angew. Chem. Int. Ed., 1986, 345 Helv. Chim. Acta., 1985, 68, 949 Modern Synthetic Methods, 1986, 4, 128 J. Org. Chem., 1995, 60, 6408.
R3OCOX (6)
(式中、R3は前記と同じ、Xはハロゲン原子を示す)で表される、ハロゲノギ酸エステル、または一般式(7)
R7Y (8)
(式中、R7は、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示し、Yは脱離能を有する置換基を示す)で表される1種または2種の親電子剤を作用させることを特徴とする、前記一般式(3)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法に関する。
R7’Y (8)’
(式中、R7’、Yは前記と同じ)で表される親電子剤を作用させることを特徴とする、前記一般式(3)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法に関する。
R8−CHO (13)
(式中、R8は、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表されるアルデヒドを作用させることを特徴とする、一般式(14)
まず本発明の新規な化合物について説明する。
n=0であり、R2が塩素原子であり、m=2、かつ置換位置が2,6位または3,4位であるイミダゾリジノン誘導体、または、
n=0であり、R2がメチル基であり、m=3、かつ置換位置が2,4,6位であるイミダゾリジノン誘導体である。
n=0であり、R2が塩素原子であり、m=2、かつ置換位置が2,6位または3,4位であり、かつR3がt−ブチル基であるイミダゾリジノン誘導体、
n=0であり、R2がメチル基であり、m=3、かつ置換位置が2,4,6位であり、かつR3がt−ブチル基であるイミダゾリジノン誘導体、
n=0であり、R2が塩素原子であり、m=2、かつ置換位置が2,6位であり、かつR3がベンジル基であるイミダゾリジノン誘導体、または
n=0であり、R2が塩素原子であり、m=2、かつ置換位置が2,6位であり、かつR3がアリル基であるイミダゾリジノン誘導体である。
まず、一般式(1)で表されるイミダゾリジノン誘導体の製造方法について説明する。
R3OCOX (6)
で表される、ハロゲノギ酸エステル、または一般式(7)
溶媒を2種以上用いる場合、用いる溶媒の比率については特に制限されるものではないが、例えば、酢酸エチルの容量を基準として、ヘキサンを0〜100倍容量の範囲内で使用することができる。
R7Y (8)
で表される親電子剤を作用させることにより、前記一般式(3)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体を製造することができる。
R7’Y (8)’
(式中、R7’はR7と異なり、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示し、Yは脱離能を有する置換基を示す)の2種類の親電子剤を使用すれば、異なる置換基R4及びR5(この場合、R4,R5は、一方がR7であり、他方がR7’である)を同時に導入することができる。
i)イミダゾリジノン環1位窒素原子の、R3置換カルボニルオキシ基の脱離反応
ii)イミダゾリジノン環N,N−架橋型置換基の加水分解による開環反応
iii)カルボン酸アミドから、カルボン酸への加水分解反応。
上記のように調製した、一般式(3)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体溶液に、酸または塩基を添加し、反応を行う。
このとき用いる接触水素添加用触媒は、通常用いられるものであれば、特に制限されるものではないが、例えば、パラジウム−炭素、水酸化パラジウム−炭素、酸化パラジウム、パラジウム黒などのパラジウム触媒、酸化白金や白金黒などの白金触媒が挙げられ、なかでもパラジウム触媒が好適であり、パラジウム−炭素、水酸化パラジウム−炭素が更に好適である。
この反応には通常有機溶媒および/または水が使用される。用いられる有機溶媒の種類や使用量については、前述の一般式(3)から、一般式(9)への変換に用いることができる有機溶媒の例をそのまま例示でき、溶媒の組み合わせや、水との併用についても同様である。
R8−CHO (13)
(式中、R8は、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表されるアルデヒドを作用させ、一般式(14)
置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基としては、例えばフェニル基、p−メトキシフェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
i)イミダゾリジノン環1位窒素原子の、R3置換カルボニルオキシ基の脱離反応
ii)イミダゾリジノン環N,N−架橋型置換基の加水分解による開環反応
iii)カルボン酸アミドから、カルボン酸への加水分解反応。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.35−7.23(5H,m),6.95(1H,Brs),5.76(1H,brs),3.76(1H,q,J=6.6Hz),3.16(2H,s),1.81(1H,brs),1.38(3H,d,J=6.6Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.32−7.18(8H,m),6.47(1H,s),6.21(1H,s),3.87(1H,q,J=6.6Hz),3.49(1H,dd,J=2.4Hz,15.1Hz),3.21(1H,dd,J=1.2Hz,15.1Hz),1.16(3H,d,6.6Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.32−7.18(8H,m),6.47(1H,s),6.21(1H,s),3.87(1H,q,J=6.6Hz),3.49(1H,dd,J=2.4Hz,15.1Hz),3.21(1H,dd,J=1.2Hz,15.1Hz),1.16(3H,d,6.6Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.34−7.17(8H,m),6.43(1H,s),3.89(1H,q,J=6.8Hz),3.74(1H,dd,J=2.0Hz,16.1Hz),3.50(1H,dd,J=1.0Hz,16.1Hz),1.29(3H,d,J=6.8Hz),1.26(9H,s)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.26−7.10(8H,m),6.43(1H,t,J=1.2Hz),3.95(1H,q,J=6.3Hz),3.53(2H,d,J=1.2Hz),1.48(3H,d,J=6.3Hz),1.24(9H,s)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.33−7.02(13H,m),6.18(1H,d,J=2.2Hz),4.27(1H,m),3.98(1H,q,J=6.8Hz),3.29(1H,dd,J=2.7Hz,14.2Hz),3.08(1H,dd,J=6.1Hz,14.2Hz)、1.31(3H,d,J=6.8Hz),1.2(9H,s)。
カラム :ダイセル化学社製 キラルパックWH(内径4.6mm×25cm)
移動層 :0.25mM硫酸銅水溶液
流速 :1.0ml/min
検出器 :UV254nm
保持時間:(R)−フェニルアラニン 25.8分
(S)−フェニルアラニン 46.8分。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.33−7.10(8H,m),6.59(1H,d,J=2.4Hz),5.94(1H,m),5.20(1H,d,J=0.7Hz),5.17(1H,dd,J=2.0Hz,8.8Hz),4.12(1H,m),3.88(1H,q,J=6.8Hz),2.68−2.54(2H,m),1.29−1.26(12H,m)。
カラム :住友化学社製 スミキラルOA−5000(内径4.6mm×15cm)
移動層 :2mM硫酸銅水溶液/メタノール=95/5(容量比)
流速 :1.0ml/min
検出器 :UV254nm
保持時間:(S)−ノルバリン 12.2分
(R)−ノルバリン 19.8分。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.31−7.12(8H,m),6.66(1H,d,J=2.4Hz),5.90(1H,m),5.15(1H,s),5.11(1H,dd,J=1.5Hz,5.4Hz),4.00(1H,q,J=6.8Hz),3.81(1H,m),2.50−2.39(2H,m),1.26−1.24(12H,m)。
1H−NMR(2S異性体)(400MHz,CDCl3):δ7.26−6.84(8H,m),4.97(1H,d,J=1.7Hz),3.71(1H,q,J=6.6Hz),3.61(1H,dd,J=1.7Hz,14.9Hz),3.33(1H,dd,J=2.0Hz,14.9Hz),1.39(3H,d,J=6.6Hz)
1H−NMR(2R異性体)(400MHz,CDCl3):δ7.55−6.95(8H,m),5.09(1H,s),3.59(1H,q,J=6.8Hz),3.45(1H,dd,J=2.0Hz,14.9Hz),3.23(1H,dd,J=2.0Hz,14.9Hz),1.38(3H,d,J=6.8Hz)。
1H−NMR(2S異性体)(400MHz,CDCl3):δ7.33−7.01(8H,m),5.43(1H,s),3.74(1H,q,J=6.6Hz),3.62(1H,d,J=16.4Hz),3.48(1H,d,J=16.4Hz),1.42(3H,d,J=6.6Hz)、1.30(9H,s)。
1H−NMR(2R異性体)(400MHz,CDCl3):δ7.44−7.07(8H,m),5.44(1H,s),3.64(1H,dd,J=0.7Hz,15.9Hz),3.59(1H,q,J=6.6Hz),3.51(1H,dd,J=0.7Hz,16.4Hz),1.35−1.32(12H,m)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.25−7.17(10H,m),7.03(2H,m),6.78(1H,d,J=2.2Hz),6.69(1H,m),4.17(1H,t,4.2Hz),3.82(1H,q,J=6.8Hz),3.33−3.24(2H,m),1.37(3H,d,J=6.8Hz),1.28(9H,s)。
カラム :ウオーターズ社製 シンメトリーC18(内径4.6mm×25cm)
移動層 :50mMリン酸1水素2ナトリウム水溶液(pH2.5)/アセトニトリル=75/25(容量比)
流速 :0.5ml/min
カラム温度:35℃
検出器 :UV254nm
保持時間 :(2S)異性体 約16分
(2R)異性体 約13分。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.40−6.75(13H,m),6.41(1H,s),4.33(1H,q,J=6.8Hz),3.63(1H,d,J=14.2Hz),3.37(1H,d,J=14.2Hz),1.76(3H,d,J=6.8Hz),1.38(3H,s),1.19(9H,s)。
カラム :ダイセル化学社製 キラルパックWH(内径4.6mm×25cm)
移動層 :2mM硫酸銅水溶液/メタノール=95/5(容量比)
流速 :0.6ml/min
検出器 :UV254nm
保持時間:(R)−α−メチル−フェニルアラニン 約16分
(S)−α−メチル−フェニルアラニン 約42分。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.33−7.19(6H,m),7.03(4H,s)、6.82(2H,s)、6.63(2H,s)、6.06(2H,brs)、5.62(1H,t,J=2.2Hz)、5.60(1H,t,J=2.0Hz)、3.75(1H,q,J=6.6Hz)、3.70(1H,q,J=6.8Hz)、3.48−3.34(3H,m)、3.14(1H,dd,J=2.2,14.9Hz)、3.49(6H,s)、2.28(6H,s)、2.25(3H,s)、2.17(3H,s)、1.39(3H,d,J=6.6Hz)、1.10(3H,d,J=6.6Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.25−7.07(5H,m),6.77(2H、brs)、5.97(1H,s),3.87(1H,q,J=6.8Hz),3.45(1H,dd,J=2.2Hz,15.4Hz),3.29(1H,dd,J=0.7Hz,15.4Hz),2.41(6H,brs)、2.25(3H,s)、1.46(3H,d,J=6.8Hz),1.17(9H,s)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.32−7.12(13H,m),6.48(1H,d,J=1.0Hz),5.16(1H,d,J=12.0Hz),5.02(1H,d,J=12.0Hz)、3.86(1H,q,J=6.8Hz),3.75(1H,dd,J=1.7Hz,16.4Hz),3.48(1H,d,J=16.4Hz),1.26(3H,d,J=6.8Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.33−7.16(8H,m),6.51(1H,d,J=1.0Hz),5.74(1H,m),5.21(1H,dq,J=1.5Hz,17.3Hz)、5.14(1H,dq,J=1.2Hz,10.5Hz)、4.57(2H,m)、3.88(1H,q,J=6.8Hz)、3.76(1H,dd,J=1.7Hz,16.4Hz),3.50(1H,dd,J=0.7Hz,16.4Hz),1.28(3H,d,J=6.8Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.32−6.98(13H,m),6.25(1H,d,J=2.0Hz),5.67(1H,m),5.13(2H,m)、4.48(2H,m)、4.31(1H,t,J=2.9Hz)、4.00(1H,q,J=6.6Hz),3.31(1H,dd,J=2.7Hz,14.2Hz),3.09(1H,dd,J=6.1Hz,14.2Hz)、1.33(3H,d,J=6.6Hz)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.50−7.05(18H,m)、6.25(1H,d,J=2.2Hz)、4.67(1H,dd,J=1.5Hz,2.0Hz)、4.62(1H,d,J=1.5Hz)、4.06(1H,q,J=6.8Hz)、1.29(3H,d,J=6.8Hz)、1.16(9H,s)。
1−ジメチルエチル−(2R)−(2,6−ジクロロフェニル)−5−オキソ−3−((1’R)−フェニルエチル)テトラヒドロ−1H−1−イミダゾールカルボキシレートの代わりに、N−Boc−グリシンメチルエステル2.5gを用いる以外は実施例26と同様に反応を行い、2−(N−Boc−アミノ)−3,3−ジフェニルプロピオン酸メチルエステルを640mg無色油状物として得た(14%収率)。更に2−(N−Boc−アミノ)−3,3−ジフェニルプロピオン酸メチルエステル354mgを6M塩酸水溶液と混合し、5時間加熱還流したのち、トルエンで洗浄を行い、30%水酸化ナトリウム水溶液で中和し、2−アミノ−3、3ジフェニルプロピオン酸の白色固体を取得した。これを用いて各異性体の保持時間を確認した。
カラム :ダイセル化学社製 キラルパックWH(内径4.6mm×25cm)
移動層 :2mM硫酸銅水溶液/メタノール=90/10(容量比)
流速 :1.0ml/min
検出器 :UV250nm
保持時間:(2R)異性体 約16分
(2S)異性体 約29分。
新たに生成したヒドロキシ基の生成比は粗生成物のNMRよりR:S=84:16と決定した。
1H−NMR(400MHz,CD3OD):δ7.51−7.36(5H,m)、7.25−7.11(5H,m)、4.42(1H,q,J=6.8Hz)、3.89(1H,m)、3.41(1H,d,J=6.3Hz)、2.84(1H,m)、2.61(1H,m)、1,92(1H,m)、1.80(1H,m)、1.67(3H,d,J=6.8Hz)。
1H−NMR(400MHz,D2O+DCl):δ7.21−7.07(5H,m)、3.99(1H,m)、3.81(1H,d,J=3.9Hz)、2.72−2.65(1H,m)、2.58−2.51(1H,m)、1.82−1.66(2H,m)。
カラム :ダイセル化学社製 キラルパックWH(内径4.6mm×25cm)
移動層 :2mM硫酸銅水溶液/メタノール=90/10(容量比)
流速 :0.5ml/min
検出器 :UV254nm
保持時間:(2R、3R)異性体および(2R,3S)異性体 約14分
(2S、3R)異性体 約27分
(2S、3S)異性体 約42分。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ7.36−7.32(4H,m)、7.27−7.18(7H,m)、6.89−6.87(2H,m)、6.77(1H,d,J=3.4Hz)、3.84−3.78(2H,m)、3.43(1H,d,J=9.8Hz)、3.02−2.95(1H,m)、2.70−2.63(1H,m)、2.10−2.02(1H,m)、1.65−1.55(1H,m)、1,26−1.24(12H,m)。
1H−NMR(400MHz,CD3OD):δ7.48−7.38(5H,m)、7.22−7,18(2H,m)、7.12−7.09(3H,m)、4.38(1H,q,J=6.8Hz)、3.80(1H,m)、3.06(1Hd,J=6.4Hz)、2.69(1H,m)、2.43(1H,m)、1.80−1.63(2H,m)、1.71(3H,d,J=6.8Hz)。
1H−NMR(400MHz,D2O+DCl):δ7.24−7.10(5H,m)、4.00(1H,m)、3.82(1H,d,J=3.4Hz)、2.75−2.68(1H,m)、2.60−2.53(1H,m)、1.81−1.71(2H,m)。
1−ジメチルエチル−(2R)−(2,6−ジクロロフェニル)−5−オキソ−3−((1’R)−フェニルエチル)テトラヒドロ−1H−1−イミダゾールカルボキシレートの代わりに、N−Boc−グリシンメチルエステル2.5gを用いる以外は実施例27と同様に反応を行い、2−(N−Boc−アミノ)−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸メチルエステルを3.3g白色固体として得た(78%収率)。更に2−(N−Boc−アミノ)−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸メチルエステル1.0gを6M塩酸水溶液と混合し4時間加熱還流したのち、減圧下溶媒を留去することで、2−アミノ−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸塩酸塩を合成した。これを用いて各異性体の保持時間を確認した。また塩酸塩水溶液を30%水酸化ナトリウム水溶液でpH6〜7とし、2−アミノ−3−ヒドロキシ−5−フェニルペンタン酸を346mg白色固体として得た(53%収率)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):7.37−7.01(13H,m)、6.75(1H,d,J=2.7Hz)、4.41(1H,t,J=3.4Hz)、4.00(1H,m)、3.80(1H,d,J=6.8Hz)、3.46(1H,d,J=11.5Hz)、3.23(1H,dd,J=2.4Hz,13.7Hz)、2.60(1H,dd,J=10.5Hz、13.7Hz)、1.36(3H,d,J=7.1Hz)、1.27(9H,s)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):7.29−6.97(13H,m)、6.33(1H,s)、4.38(1H,brs)、4.27(1H,q,J=7.1Hz)、3.49(2H,brs)、3.36(1H,dd,J=6.1Hz,13.7Hz)、3.19(1H,dd,J=8.5Hz,13.4Hz)、1.49(3H,d,J=7.1Hz)、1.21(9H,s)。
1H−NMR(400MHz,CD3OD):7.46−7.37(5H,m)、7.30−7.18(5H,m)、4.41(1H,q,J=6.8Hz)、4.17(1H,m)、3.42(1H,d,J=6.3Hz)、3.03(1H,dd,J=3.9Hz,14.2Hz)、2.81(1H,dd,J=8.8Hz,14.2Hz)、1.68(3H,d,J=6.8Hz)。
1H−NMR(400MHz,D2O+DCl):δ6.33−6.21(5H,m)、3.44(1H,m)、3.08(1H,m)、1.97(1H,dd,J=4.2Hz,13.4Hz)、1.82(1H,dd,J=9.3Hz,13.9Hz)。
カラム :ダイセル化学社製 キラルパックWH(内径4.6mm×25cm)
移動層 :2mM硫酸銅水溶液/メタノール=90/10(容量比)
流速 :0.5ml/min
検出器 :UV250nm
保持時間:(2R、3R)異性体および(2R,3S)異性体 約18分
(2S、3R)異性体 約25分
(2S、3S)異性体 約33分。
1−ジメチルエチル−(2R)−(2,6−ジクロロフェニル)−5−オキソ−3−((1’R)−フェニルエチル)テトラヒドロ−1H−1−イミダゾールカルボキシレートの代わりに、N−Boc−グリシンメチルエステル2.5gを用いる以外は実施例30と同様に反応を行い、2−(N−Boc−アミノ)−3−ヒドロキシ−4−フェニルブタン酸メチルエステルを3.1g無色油状物として得た(76%収率)。更に2−(N−Boc−アミノ)−3−ヒドロキシ−4−フェニルブタン酸メチルエステル1.7gを6M塩酸水溶液と混合し4時間加熱還流したのち、トルエンで洗浄を行い、30%水酸化ナトリウム水溶液で中和することで、2−アミノ−3−ヒドロキシ−4−フェニルブタン酸の白色固体を0.74g取得した(70%収率)。これを用いて各異性体の保持時間を確認した。
Claims (29)
- 一般式(1)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R1、R2の数を表す0〜5の整数であり、R1、R2は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R1、R2が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す)で表されるイミダゾリジノン誘導体又はその光学活性体。 - 一般式(2)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R1、R2の数を表す0〜5の整数であり、R1、R2は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R1、R2が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す。R3は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表されるイミダゾリジノン誘導体又はその光学活性体。 - 一般式(3)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R1、R2の数を表す0〜5の整数であり、R1、R2は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R1、R2が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。R3は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基を示す。R4、R5は異なって、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示し、*1、*2、*3は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体。 - 一般式(4)
(式中、nは、ベンゼン環の置換基R1の数を表す0〜5の整数であり、R1は、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R1が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性グリシンアミド誘導体と、一般式(5)
(式中、mは、ベンゼン環の置換基R2の数を表す0〜5の整数であり、R2は、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R2が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい)で表される置換ベンズアルデヒドを、酸性触媒の存在下、縮合させることを特徴とする、一般式(1)
(式中、n、m、R 1 、R 2 、*1は前記に同じ。*2は不斉炭素原子を示す。)で表されるイミダゾリジノン誘導体の製造方法。 - 酸性触媒がスルホン酸類であることを特徴とする、請求項4に記載のイミダゾリジノン誘導体の製造方法。
- 一般式(1)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す)で表されるイミダゾリジノン誘導体を有機溶媒を用いて結晶化させることを特徴とする、光学活性イミダゾリジノン誘導体の晶析方法。 - イミダゾリジノン誘導体を異性化させながら、光学活性イミダゾリジノン誘導体を結晶化することを特徴とする、請求項6に記載の晶析方法。
- 異性化において酸性触媒を利用することを特徴とする、請求項7に記載の晶析方法。
- 更に、請求項6〜8のいずれかに記載の方法を用いて結晶化する工程を含むことを特徴とする請求項4または5に記載の製造方法。
- 一般式(1)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す)で表されるイミダゾリジノン誘導体又はその光学活性体に、塩基の存在下において、一般式(6)
R3OCOX (6)
(式中、R3は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基を示し、Xはハロゲン原子を示す)で表される、ハロゲノギ酸エステル、または一般式(7)
(式中、R3は上記に同じであり、2つのR3は同一である)で表される、ピロ炭酸エステルを作用させることを特徴とする、一般式(2)
(式中、n、m、R 1 、R 2 、R 3 、*1、*2は前記に同じ)で表されるイミダゾリジノン誘導体の製造方法。 - 前記式(1)で表される化合物が請求項4、5および9のうちいずれか1項に記載の方法により得られたものである請求項10に記載の製造方法。
- 一般式(2)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表されるイミダゾリジノン誘導体を有機溶媒を用いて結晶化させることを特徴とする、光学活性イミダゾリジノン誘導体の晶析方法。 - 一般式(2)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体に、塩基の存在下、一般式(8)
R7Y (8)
(式中、R7は、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示し、Yは脱離能を有する置換基を示す)で表される1種または2種の親電子剤を作用させることを特徴とする、一般式(3)
(式中、n、m、R1、R2、R3、*1、*2は前記と同じ。R4,R5のうち少なくとも一方はR7である。*3は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法。 - 1種の親電子剤を作用させることにより、前記式(3)においてR4、R5の一方が水素原子であり他方がR7である、一般式(11)
(式中、n、m、R1、R2、R3、R7、*1、*2、*3は前記と同じ)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体を製造することを特徴とする、請求項13記載の製造方法。 - 前記式(8)で表される親電子剤としてR7部分が互いに異なる2種の親電子剤を作用させることにより、前記式(3)において、R4とR5が互いに異なるR7である光学活性イミダゾリジノン誘導体を製造することを特徴とする、請求項13記載の製造方法。
- 前記式(2)で表される化合物が請求項10〜12のいずれか1項に記載の方法で得られたものである請求項13〜15のいずれかに記載の製造方法。
- 一般式(11)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R1、R2の数を表す0〜5の整数であり、R1、R2は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R1、R2が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。R3は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基を示す。R7は、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基表す。*1、*2、*3は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体に、塩基の存在下、一般式(8)’
R7’Y (8)’
(式中、R7’は、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す。ただし、R7’は上記式(11)におけるR7とは互いに異なる。Yは脱離能を有する置換基を示す)で表される親電子剤を作用させることを特徴とする、一般式(3)
(式中、n、m、R1、R2、R3、*1、*2は上記に同じ。R4、R5は、一方がR7、他方がR7’と同じである。R7、R7’は上記に同じ。*3は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法。 - 塩基がリチウムジイソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジド、ナトリウムヘキサメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジド、塩化t−ブチルマグネシウム、カリウムt−ブトキシド、ナトリウムt−ブトキシド、リチウムt−ブトキシド、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、および水素化カルシウムのうち、少なくとも1種類を使用することを特徴とする、請求項13〜17のいずれか1項に記載の光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法。
- 一般式(3)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基を示す。R 4 、R 5 は異なって、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示し、*1、*2、*3は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体に、有機溶媒及び水のうち、少なくとも1種類を用いた溶媒中で、酸または塩基を作用させることを特徴とする、一般式(9)
(式中、n、R1、R4、R5、*1、*3は上記に同じ)で表される、光学活性N−(1−置換フェニルエチル)アミノ酸誘導体の製造方法。 - 請求項19に記載の方法により前記式(9)で表されるアミノ酸誘導体を得、続いて、前記式(9)で表されるアミノ酸誘導体の窒素上の置換基を脱保護することを特徴とする、一般式(10)
(式中、R4、R5、*3は前記に同じ)で表される光学活性アミノ酸の製造方法。 - 一般式(3)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基を示す。R 4 、R 5 は異なって、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示し、*1、*2、*3は不斉炭素原子を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体の窒素上の置換基を脱保護して、一般式(12)
(式中、R4、R5、*3は前記に同じ)で表される光学活性アミノ酸アミドとしたのち、有機溶媒及び水のうち、少なくとも1種類を用いた溶媒中で、酸または塩基を作用させることを特徴とする、一般式(10)
(式中、R 4 、R 5 、*3は前記に同じ)で表される光学活性アミノ酸の製造方法。 - 前記式(3)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体が、請求項13〜18のいずれか1項に記載の方法により製造されたものであることを特徴とする、請求項19〜21のいずれかに記載の光学活性N−(1−置換フェニルエチル)アミノ酸誘導体または光学活性アミノ酸の製造方法。
- 一般式(2)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。*1、*2は不斉炭素原子を示す。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体に、塩基の存在下、一般式(13)
R8−CHO (13)
(式中、R8は、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す)で表されるアルデヒドを作用させることを特徴とする、一般式(14)
(式中、n、m、R1、R2、R3、R8、*1、*2は前記と同じであり、*3は不斉炭素原子を示し、R8が水素原子でない場合、*4は不斉炭素原子を示す)で表される、光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法。 - 塩基がリチウムジイソプロピルアミド、リチウムヘキサメチルジシラジド、ナトリウムヘキサメチルジシラジド、カリウムヘキサメチルジシラジド、塩化t−ブチルマグネシウム、カリウムt−ブトキシド、ナトリウムt−ブトキシド、リチウムt−ブトキシド、水素化リチウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、および水素化カルシウムのうち、少なくとも1種類を使用することを特徴とする、請求項23に記載の光学活性イミダゾリジノン誘導体の製造方法。
- 前記式(2)で表される化合物が請求項10〜12のいずれか1項に記載の方法で得られたものである、請求項23または24に記載の製造方法。
- 一般式(14)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す。R 8 は、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す。*1、*2、*3は不斉炭素原子を示し、R 8 が水素原子でない場合、*4は不斉炭素原子を示す。)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体に、有機溶媒及び水のうち、少なくとも1種類を用いた溶媒中で、酸または塩基を作用させることを特徴とする、一般式(15)
(式中、n、R1、R8、*1、*3、*4は前記に同じ)で表される、光学活性N−(1−置換フェニルエチル)ヒドロキシアミノ酸誘導体の製造方法。 - 請求項26記載の方法により前記式(15)で表されるヒドロキシアミノ酸誘導体を得、続いて、前記式(15)で表されるヒドロキシアミノ酸誘導体の窒素上の置換基を脱保護することを特徴とする一般式(16)
(式中、R8、*3、*4は前記に同じ)で表される光学活性ヒドロキシアミノ酸の製造方法。 - 一般式(14)
(式中、n、mは独立して、それぞれベンゼン環の置換基R 1 、R 2 の数を表す0〜5の整数であり、R 1 、R 2 は独立して、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、置換されていてもよい炭素数1〜18のアルコキシ基、ニトロ基を示す。R 1 、R 2 が複数個ある場合は、すべて同一であってもよいし、異なっていてもよい。R 3 は置換されていてもよい炭素数1〜18のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す。R 8 は、水素原子、置換されていてもよい炭素数1〜30のアルキル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルケニル基、置換されていてもよい炭素数2〜18のアルキニル基、置換されていてもよい炭素数7〜18のアラルキル基、置換されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を示す。*1、*2、*3は不斉炭素原子を示し、R 8 が水素原子でない場合、*4は不斉炭素原子を示す。)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体の窒素上の置換基を脱保護し、一般式(17)
(式中、R8、*3、*4は前記に同じ)で表される光学活性ヒドロキシアミノ酸アミドを合成したのち、有機溶媒及び水のうち、少なくとも1種類を用いた溶媒中で、酸または塩基を作用させることを特徴とする、前記式(16)で表される光学活性ヒドロキシアミノ酸の製造方法。 - 前記式(14)で表される光学活性イミダゾリジノン誘導体が、請求項23または24記載の方法で得られたものである、請求項26〜28のいずれか1項に記載の光学活性N−(1−置換フェニルエチル)ヒドロキシアミノ酸誘導体または光学活性ヒドロキシアミノ酸の製造方法。
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