JP5155543B2 - エンドセリン−1産生抑制剤、ヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤、抗炎症用/美白用皮膚外用剤、エンドセリン−1の産生抑制方法及びヘキソサミニダーゼの遊離抑制方法 - Google Patents
エンドセリン−1産生抑制剤、ヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤、抗炎症用/美白用皮膚外用剤、エンドセリン−1の産生抑制方法及びヘキソサミニダーゼの遊離抑制方法 Download PDFInfo
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Description
また、本発明は、抗炎症効果に優れた抗炎症用皮膚外用剤、及び美白効果に優れた美白用皮膚外用剤を提供することを課題とする。
また、本発明は、エンドセリン−1の産生を抑制する新規な方法、及びヘキソサミニダーゼの遊離を抑制する新規な方法を提供することを課題とする。
また、別の観点から、本発明によって、ヒトリシズカ抽出物を有効成分として含有する抗炎症用皮膚外用剤;ヒトリシズカ抽出物を有効成分として含有する美白用皮膚外用剤;ヒトリシズカ抽出物を供給することによって、エンドセリン−1の産生を抑制する方法;及びヒトリシズカ抽出物を供給することによって、ヘキソサミニダーゼの遊離を抑制する方法;が提供される。
本発明のエンドセリン−1産生抑制剤及びヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤は、センリョウ科チャラン属ヒトリシズカ(学名:Chloranthus japonicus)抽出物を有効成分とする。本発明に用いられるヒトリシズカ抽出物は、抽出部位についての制限はなく、ヒトリシズカの根、茎、葉、花序、果実、種子等いずれの部分の抽出物であってもよい。又、本発明のエンドセリン−1産生抑制剤及びヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤には、ヒトリシズカの2箇所以上から得られた抽出物を混合してもよく、あるいは2箇所以上の部分から異なる溶媒により抽出された抽出物を二種以上混合して用いてもよい。
本発明のエンドセリン−1産生抑制剤又はヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤に用いるヒトリシズカ抽出物は、その抽出溶媒が、水と1価アルコールとの混合溶媒であるのが好ましく、水とエチルアルコールとの混合溶媒であるのがより好ましく、エチルアルコールの混合割合が50体積%(以下「vol%」という)以上である水とエチルアルコールとの混合溶媒であるのがさらに好ましい。
エンドセリン−1は血管内皮細胞内で合成される、21個のアミノ酸からなるペプチドである。血管内皮細胞から分泌されたエンドセリン−1は、まず平滑筋細胞のエンドセリン受容体に結合し、血管収縮を起こす。他方で、エンドセリン−1は血管内皮細胞自身にあるエンドセリン受容体に結合して、血管収縮を起こす。その結果、プロスタグランジンI2、プロスタグランジンE1、トロンボキサンチンB2を産生させ、炎症を引き起こす。一方、エンドセリンは、紫外線暴露によりヒト表皮細胞からも分泌されるが、メラノサイトの増殖促進及びメラニン合成促進作用を示すことから、メラニン色素産生に関与していることが明らかとなっている。従って、優れたエンドセリン−1産生抑制作用を示す本発明のエンドセリン−1産生抑制剤を含有する皮膚外用剤は、皮膚に対して優れた抗炎症作用及び/又は美白作用を示す。
一方、ヘキソサミニダーゼは、白血球が放出する化学伝達物質の一種である。炎症性の疾患、例えば接触性皮膚炎(かぶれ)、乾癬、尋常性天泡瘡、及びその他の肌荒れに伴う皮膚疾患等の原因や発症機構は多種多様であるが、その原因の一つとして知られている。アレルギーの原因物質・ヒスタミンと同時に遊離されることから、ヘキソサミニダーゼ遊離抑制効果は、I型アレルギー抑制効果の一つの指標として考えられている。従って、優れたヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用を示す本発明のヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤を含有する皮膚外用剤は、皮膚に対して、優れた抗炎症作用を示す。
本発明の皮膚外用剤は、本発明のエンドセリン−1産生抑制剤又はヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤を含有する皮膚外用剤である。前記剤の配合量については特に制限はないが、最終形態である皮膚外用剤の全質量に対して、前記ヒトリシズカ抽出物が固形分として0.00005〜1.5質量%(以下、単に「%」という)であるのが好ましく、0.0005〜1.5%であるのがより好ましい。この範囲内であれば、該成分を安定的に配合することができ、かつ高いエンドセリン−1産生抑制作用及び/又はヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用をもたらし、それに基づく高い抗炎症作用を発揮することができる。また、抽出液を使用する場合は、溶質であるヒトリシズカ抽出物の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定されるものではない。
[例1:ヒトリシズカ80vol%含水エチルアルコール抽出物の製造例]
ヒトリシズカの全草10gに、80vol%含水エチルアルコール(エチルアルコールの割合が80vol%)150mLを加え、室温又は加温して1日抽出を行った後、ろ過し、得られたろ液中の溶媒を留去して乾固し、固形分であるヒトリシズカの80vol%含水エチルアルコール抽出物(収量0.8g)を得た。
ヒトリシズカの全草10gに、50vol%含水エチルアルコール(エチルアルコールの割合が50vol%)150mLを加え、室温又は加温して1日抽出を行った後、ろ過し、得られたろ液中の溶媒を留去して乾固し、固形分であるヒトリシズカの50vol%含水エチルアルコール抽出物(収量0.75g)を得た。
ヒトリシズカの全草10gに、精製水を150mL加え、室温又は加温して1日抽出を行った後、ろ過し、得られたろ液中の溶媒を留去して乾固し、固形分であるヒトリシズカ精製水抽出物(収量0.73g)を得た。
ヒト正常新生児皮膚表皮角化細胞(NHEK)をヒト正常新生児表皮角化細胞用培地(KGM)を用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を1.0×105cells/mLの濃度になるようにKGMで希釈した後、6wellプレートに1well当たり2mLずつ播種し、一晩培養した。培養終了後、培地を抜き、ハンクス緩衝液1mLで洗浄し、同緩衝液1mLに交換した。これにTOREX FL20SE−30/DMRを4灯装着した紫外線照射装置を光源として紫外線UV−Bを30mJ/cm2照射した。照射後すぐに緩衝液を抜き、上記得られたヒトリシズカ抽出物のそれぞれをKGMに溶解して調製した各被験試料を、各wellに1.5mL添加して48時間培養した。また、紫外線未照射・被験試料無添加の細胞に関しても、同様の条件で培養した。培養終了後、培養上清中に産生されたエンドセリン−1の量をELISA法により測定した。
結果は、紫外線未照射・被験試料無添加、紫外線照射・被験試料無添加および紫外線照射・被験試料添加の各培養上清中のエンドセリン−1量を定量し、紫外線未照射・被験試料無添加のエンドセリン−1量を100とした時の紫外線照射・被験試料無添加および紫外線照射・被験試料添加の産生量の割合(エンドセリン−1産生率)を算出した。エンドセリン−1産生抑制作用の計算方法は以下のとおりである。
エンドセリン−1産生抑制率(%)={(A−B)/(A−100)}×100
A :紫外線照射・被験試料無添加時のエンドセリン−1産生率
B :紫外線照射・被験試料添加時のエンドセリン−1産生率
なお、各被験試料として、ヒトリシズカ抽出物の水溶液(濃度は5μg/mL)を用いた。
<試験方法>
ラット好塩基球白血病細胞(RBL−2H3)を15%FBS添加S−MEMを用いて培養した後、トリプシン処理により細胞を回収した。回収した細胞を4.0×105cells/mLの濃度に培地で希釈し、DNP−specific IgEが終濃度0.5μg/mLとなるよう添加した後、96wellプレートに1well当たり100μLずつ播種し、一晩培養した。培養終了後、培地を抜き、Siraganian緩衝液500μLにて洗浄を2回行った。次に、同緩衝液30μL、及び同緩衝液に上記得られたヒトリシズカ抽出物のそれぞれを溶解して調製した試料10μLをそれぞれ加え、37℃にて10分間静置した。その後、100ng/mLのDNP−BSA溶液を10μL加え、37℃にて15分間静置し、ヘキソサミニダーゼを遊離させた。その後、96wellプレートを氷上に静置することにより遊離を停止した。各wellの細胞上清10μL、及び1mmol/Lのp−NAG(p−ニトロフェニル N−アセチル−β−D−グルコサミニド)溶液10μLを、新たな96wellプレートに添加し、37℃、1時間反応させた。反応終了後、各wellに0.1mol/LのNa2CO3/NaHCO3混合液を250μLを加え、波長415nmにおける吸光度を測定した。また、空試験として、細胞上清10μL、及び0.1mol/LのNa2CO3/NaHCO3の250μL混合液の、波長415nmにおける吸光度を測定し、補正した。ヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用の計算方法は以下の通りである。
ヘキソサミニダーゼ遊離抑制率(%)={1−(B−C)/A}×100
A :被験試料無添加での波長415nmにおける吸光度
B :被験試料添加での波長415nmにおける吸光度
C :被験試料添加,p−NAG無添加での波長415nmにおける吸光度
なお、各試料溶液として、ヒトリシズカ抽出物の水溶液(濃度は0.4mg/mL)を用いた。
下記表3に示す組成のクリームを以下の方法により各々調製した。
まず、表3に示す成分(1)〜(6)及び(9)を混合し、加熱して70℃に維持した。この混合物に成分(11)の一部を加熱して70℃に維持したものを加え乳化し、さらに、(11)の残部で溶解した(7)〜(8)及び(10)を混合した。その後、冷却してクリームを各々得た。
被験クリーム1品につき27〜53才の女性15名をパネルとし、毎日朝と夜の2回、12週間にわたって洗顔後に被験クリームの適量を顔面に塗布した。塗布による美白及び美肌改善効果を以下の基準によって評価し、各評価基準に該当する人数を表3に示した。
(評価基準)
<評価> <内容>
有効 肌のくすみが目立たなくなった。
やや有効 肌のくすみがあまり目立たなくなった。
無効 使用前と変化なし。
[例7:クレンジングクリーム]
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 2.0
(2)ステアリルアルコール 3.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリル 2.0
(4)ミツロウ 1.5
(5)ワセリン 6.0
(6)流動パラフィン 40.0
(7)ジメチルポリシロキサン(100CS) 0.5
(8)セスキオレイン酸ソルビタン 1.0
(9)防腐剤 適量
(10)トリエタノールアミン 1.0
(11)プロピレングリコール 10.0
(12)ポリエチレングリコール20000 0.5
(13)カルボキシビニルポリマー 0.05
(14)精製水 残量
(15)ヒトリシズカ50vol%含水エチルアルコール抽出物*1 0.5
(16)リンゴ抽出物*2 0.5
(17)プルーン抽出物*3 0.5
(18)香料 適量
*1:例2で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*2:丸善製薬社製
*3:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(9)を加熱溶解し、70℃に保つ。
B.成分(10)〜(14)を加熱溶解し、70℃に保つ。
C.BにAを加え乳化する。
D.Cを冷却後、成分(15)〜(18)を加え混合し、クレンジングクリームを得た。
得られたクレンジングクリームは軽やかな伸び広がりでメイクの汚れ落ちもよく、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、健康的な肌を維持するクレンジングクリームであった。
(成分) (%)
(1)ラウリン酸 5.0
(2)ミリスチン酸 18.5
(3)ステアリン酸 6.0
(4)グリセリン 12.0
(5)ポリエチレングリコール1500 5.0
(6)水酸化カリウム 6.5
(7)精製水 残量
(8)ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 5.0
(9)ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 1.8
(10)ポリオキシエチレン(7.5E.O.)ラウリルエーテル 2.0
(11)ジステアリン酸エチレングリコール 1.0
(12)ヒドロキシプロピルメチルセルロース1%水溶液 5.0
(13)ヒトリシズカ50vol%含水エチルアルコール抽出物*1 0.5
(14)ホップ抽出物*2 0.5
(15)カミツレ抽出物*3 0.5
(16)香料 適量
*1:例2で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*2:香栄興業社製
*3:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(7)を加熱溶解する。
B.成分(8)〜(11)を加熱溶解する。
C.AにBを加え混合する。
D.Cを冷却後、成分(12)〜(16)を加え混合し、洗顔料を得る。
得られたクレンジングクリーム及び洗顔料、はキメ細やかな豊かな泡立ちとさっぱりとした使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、健康的な肌を維持する洗顔料であった。
(成分) (%)
(1)クエン酸 0.05
(2)クエン酸ナトリウム 0.2
(3)ピロリドンカルボン酸ナトリウム(50%)液*1 0.5
(4)グリセリン 3.0
(5)1,3−ブチレングリコール 8.0
(6)L−アスコルビン酸2−グルコシド*2 2.0
(7)水酸化ナトリウム 0.25
(8)ヒトリシズカ50vol含水エチルアルコール抽出物*3 1.0
(9)シソ抽出物*4 1.0
(10)シャクヤク抽出物*5 1.0
(11)精製水 残量
(12)エチルアルコール 10.0
(13)香料 適量
(14)防腐剤 適量
(15)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 0.5
*1:味の素社製
*2:林原生物化学研究所社製
*3:例2で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*4:丸善製薬社製
*5:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(11)を混合溶解する。
B.成分(12)〜(15)を混合溶解する。
C.AにBを加え混合し、化粧水を得た。
得られた化粧水1はみずみずしくさっぱりとした使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚をみずみずしく保ち、皮膚を滑らかにする化粧水であった。
(成分) (%)
(1)メドウホーム油 0.1
(2)ホホバ油 0.05
(3)香料 適量
(4)防腐剤 適量
(5)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 0.5
(6)イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油(50E.O.) 1.0
(7)エチルアルコール 8.0
(8)グリセリン 5.0
(9)1,3−ブチレングリコール 5.0
(10)ポリエチレングリコール1500 0.1
(11)ヒトリシズカ80vol%含水エチルアルコール抽出物*1 1.0
(12)グリチルリチン酸ジカリウム*2 0.5
(13)ローズマリー抽出物*3 0.5
(14)精製水 残量
*1:例1で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*2:丸善製薬社製
*3:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(7)を混合溶解する。
B.成分(8)〜(14)を混合溶解する。
C.BにAを加え混合し、化粧水を得る。
得られた化粧水2はみずみずしくまろやかな使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚をみずみずしく保ち、皮膚を滑らかにする化粧水であった。
(成分) (%)
(1)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.08
(2)スクワラン 0.02
(3)セスキオレイン酸ソルビタン 0.05
(4)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 0.05
(5)ポリオキシエチレン(8E.O.)アルキレン(12〜15)
エーテルリン酸 0.1
(6)防腐剤 適量
(7)香料 適量
(8)エチルアルコール 8.0
(9)ジプロプレングリコール 8.0
(10)グリセリン 4.0
(11)ヒトリシズカ80vol%含水エチルアルコール抽出物*1 0.5
(12)ヒアルロン酸ナトリウム1%水溶液*2 3.0
(13)ゼニアオイ抽出物*3 0.5
(14)精製水 残量
*1:例1で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*2:紀文フードケミファ社製
*3:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(8)を混合溶解する。
B.成分(9)〜(14)を混合溶解する。
C.BにAを加え乳化し、化粧水を得る。
得られた化粧水3はすっきりとした軽やかな使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚をみずみずしく保ち、皮膚を滑らかにする化粧水であった。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 1.0
(2)セタノール 0.5
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 0.5
(4)流動パラフィン 2.0
(5)スクワラン 3.0
(6)ホホバ油 3.0
(7)パルミチン酸セチル 0.2
(8)防腐剤 適量
(9)モノステアリン酸ソルビタン 0.3
(10)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 0.5
(11)グリチルレチン酸ステアリル*1 0.2
(12)トリエタノールアミン 0.5
(13)1,3−ブチレングリコール 15.0
(14)グリセリン 3.0
(15)ポリエチレングリコール6000 0.5
(16)精製水 残量
(17)カルボキシビニルポリマー1%溶液 8.0
(18)ヒトリシズカ50vol%含水エチルアルコール抽出物*2 0.5
(19)ノイバラ抽出物*3 0.5
(20)オウバク抽出物*4 0.5
(21)香料 適量
*1:丸善製薬社製
*2:例2で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*3:丸善製薬社製
*4:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(11)を加熱溶解し、70℃に保つ。
B.成分(12)〜(16)を加熱溶解し、70℃に保つ。
C.AにBを加え乳化し、更に成分(17)を加え混合する。
D.Cを冷却し、成分(18)〜(21)を加え混合し、乳液を得る。
得られた乳液は滑らかでまろやかな使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚に保湿感と適度なエモリエント感を付与し、皮膚を柔軟にする乳液であった。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 2.5
(2)セタノール 2.5
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)ワセリン 2.0
(5)ジペンタエリトリット脂肪酸エステル*1 2.0
(6)ミリスチン酸イソトリデシル 5.0
(7)流動パラフィン 8.0
(8)スクワラン 5.0
(9)ミツロウ 1.0
(10)パルミチン酸セチル 2.0
(11)セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
(12)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 1.5
(13)防腐剤 適量
(14)トリエタノールアミン 1.2
(15)1,3−ブチレングリコール 8.0
(16)グリセリン 2.0
(17)ポリエチレングリコール20000 0.5
(18)精製水 残量
(19)カルボキシビニルポリマー1%水溶液 10.0
(20)アルブチン*2 3.0
(21)ヒトリシズカ80vol%含水エチルアルコール抽出物*3 1.0
(22)セリン*4 1.0
(23)甘草抽出物*5 0.5
(24)ヨクイニン抽出物*6 0.5
(25)香料 適量
*1:コスモール168AR(日清オイリオグループ社製)
*2:和光純薬工業社製
*3:例1で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*4:味の素社製
*5:丸善製薬社製
*6:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(13)を加熱溶解し、70℃に保つ。
B.成分(14)〜(18)を加熱溶解し、70℃に保つ。
C.AにBを加え乳化し、更に成分(19)を加え混合する。
D.Cを冷却し、成分(20)〜(25)を加え混合し、クリームを得る。
得られたクリームは滑らかでコクのある使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚に高いエモリエント感を付与し、皮膚を柔軟にするクリームであった。
(成分) (%)
(1)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
(2)メドウホーム油 0.05
(3)ホホバ油 0.05
(4)パルミチン酸レチノール*1 0.2
(5)酢酸トコフェロール*2 0.1
(6)防腐剤 適量
(7)香料 適量
(8)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 0.5
(9)イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油(50E.O.) 1.5
(10)エチルアルコール 5.0
(11)グリセリン 4.0
(12)ジプロピレングリコール 8.0
(13)1,3−ブチレングリコール 8.0
(14)乳酸ナトリウム 0.5
(15)ピロリドンカルボン酸ナトリウム(50%)液*3 0.5
(16)ヒドロキシエチルセルロース 0.08
(17)アルギン酸ナトリウム 0.05
(18)ヒトリシズカ50vol%含水エチルアルコール抽出物*4 0.2
(19)ニンジン抽出物*5 0.5
(20)ワレモコウ抽出物*6 0.5
(21)精製水 残量
*1:ロシュ社製
*2:エーザイ社製
*3:味の素社製
*4:例2で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*5:丸善製薬社製
*6:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(9)を混合溶解する。
B.成分(10)〜(21)を混合溶解する。
C.BにAを加え混合し、美容液を得る。
得られた美容液はまろやかでマイルドな使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚に高い保湿感とエモリエント感を付与し、皮膚をみずみずしく柔軟にする美容液であった。
(成分) (%)
(1)ポリビニルアルコール 12.0
(2)メチルセルロース 0.1
(3)グリセリン 3.0
(4)1,3−ブチレングリコール 5.0
(5)精製水 残量
(6)香料 適量
(7)防腐剤 適量
(8)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
(9)モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタン 1.0
(10)エチルアルコール 13.0
(11)ヒトリシズカ80vol%含水エチルアルコール抽出物*1 0.5
(12)ソウハクヒ抽出物*2 0.5
(13)エゾウコギ抽出物*3 0.5
*1:例1で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*2:丸善製薬社製
*3:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(5)を加熱溶解する。
B.成分(6)〜(10)を混合溶解する。
C.Aを冷却後、B、成分(11)〜(13)を加え混合し、パックを得る。
得られたパックは適度な清涼感と高い緊張感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、パックした後の皮膚に適度な保湿感とはり感を付与し、皮膚を柔軟にするパックであった。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 2.0
(2)ステアリルアルコール 2.5
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)セスキオレイン酸ソルビタン 1.0
(5)パルミチン酸セチル 1.0
(6)ジペンタエリトリット脂肪酸エステル*1 4.0
(7)ワセリン 20.0
(8)流動パラフィン 28.0
(9)ジメチルポリシロキサン(100CS) 0.5
(10)水酸化ナトリウム 0.1
(11)ジプロピレングリコール 7.0
(12)カルボキシビニルポリマー 0.1
(13)精製水 残量
(14)ヒトリシズカ80vol%含水エチルアルコール抽出物*2 1.0
(15)シラカバ抽出物*3 0.5
(16)茶抽出物*4 1.0
(17)香料 適量
*1:コスモール168AR(日清オイリオグループ社製)
*2:例1で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*3:丸善製薬社製
*4:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(9)を加熱溶解し、70℃に保つ。
B.成分(10)〜(13)を加熱溶解し、70℃に保つ。
C.BにAを加え乳化する。
D.Cを冷却後、成分(14)〜(17)を加え混合し、マッサージクリームを得た。
得られたマッサージクリームはコクがある滑らかな使用感を有しており、マッサージ効果が高く、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、皮膚に潤いとはり感を付与し、皮膚を滑らかにするマッサージクリームであった。
(成分) (%)
(1)ステアリン酸 2.0
(2)セタノール 0.5
(3)ベヘニルアルコール 1.0
(4)ワセリン 2.5
(5)流動パラフィン 5.0
(6)自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0
(7)防腐剤 適量
(8)酸化チタン 6.0
(9)着色顔料 4.0
(10)マイカ 2.0
(11)タルク 4.0
(12)カルボキシメチルセルロース 0.2
(13)ベントナイト 0.4
(14)精製水 残量
(15)ヒトリシズカ50vol%含水エチルアルコール抽出物*1 0.5
(16)ユズ抽出物*2 0.5
(17)ショウブ抽出物*3 0.5
(18)香料 適量
*1:例2で製造した抽出物を含有量1%となるように50vol%含水1,3−ブチレングリコールに溶解したもの
*2:丸善製薬社製
*3:丸善製薬社製
(製法)
A.成分(1)〜(7)を加熱溶解する。
B.Aに成分(8)〜(11)を加え、均一に混合し、70℃に保つ。
C.成分(12)〜(14)を加熱溶解し、70℃に保つ。
D.CにBを加えて乳化する。
E.Dを冷却後、成分(15)〜(18)を加え混合し、リキッドファンデーションを得た。
得られたリキッドファンデーションは軽やかな伸び広がりのある使用感を有しており、皮膚の炎症や色素沈着を防止し、均一で美しい仕上がりとなるリキッドファンデーションであった。
Claims (6)
- 50体積%以上のエチルアルコールを含有する含水エチルアルコールを抽出溶媒とするヒトリシズカ抽出物を有効成分とするエンドセリン−1産生抑制剤。
- 50体積%以上のエチルアルコールを含有する含水エチルアルコールを抽出溶媒とするヒトリシズカ抽出物を有効成分とするヘキソサミニダーゼ遊離抑制剤。
- 50体積%以上のエチルアルコールを含有する含水エチルアルコールを抽出溶媒とするヒトリシズカ抽出物を有効成分として含有する抗炎症剤。
- 50体積%以上のエチルアルコールを含有する含水エチルアルコールを抽出溶媒とするヒトリシズカ抽出物を有効成分として含有する美白剤。
- 50体積%以上のエチルアルコールを含有する含水エチルアルコールを抽出溶媒とするヒトリシズカ抽出物を皮膚に供給することによって、エンドセリン−1の産生を抑制する方法(但し、人間の治療方法は除く)。
- 50体積%以上のエチルアルコールを含有する含水エチルアルコールを抽出溶媒とするヒトリシズカ抽出物を皮膚に供給することによって、ヘキソサミニダーゼの遊離を抑制する方法(但し、人間の治療方法は除く)。
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