JP5163501B2 - 洗車機およびサイドブラシの洗浄方法 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえば給油所に設置され洗車に使用される洗車機に関し、特に、被洗浄車両の側面を洗車するサイドブラシを備える洗車機およびサイドブラシの洗浄方法に関する。
従来、給油所などに設置されている洗車機は、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴霧して洗車を行う構成とされている。また、液剤や洗浄水を噴霧しながらブラッシングして洗浄することや、洗浄後に風を吹き付けて乾燥することが行われている。
洗車の際に用いる液剤としては、各種のシャンプーやワックスやコート類が用いられており、被洗浄車両のタイプや表面塗層に適した各種液剤が提案されている。これらの各種液剤は、それぞれ専用の貯液タンクに貯留されており、タンク内に挿入されたチューブを介して、洗車工程の処理に応じて噴霧され消費されていく。また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
操作パネルやリモートパネルを備える洗車機の一例について図7を用いて説明する。この洗車機WAは、複数のブラシを備える洗浄部材と、ブロワと複数の送風ノズルを備える乾燥部材とを一体に装着し、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされる洗車機本体1を備えた構成であり、被洗浄車両CAと洗車機本体1を前後方向に相対移動させながら、複数の貯液タンクに貯留された液剤をそれぞれ水により希釈して前記被洗浄車両へ噴霧して、前記被洗浄車両の洗車を行う。
例えば、洗車機本体1が、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動する構成とし、被洗浄車両CAを、該被洗浄車両CAを跨ぐ門型とされる洗車機の左右一対のレール間の所定の位置に停車して、洗車機本体1に設置する操作パネル7もしくは洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aに、所望の洗車モードを設定し、スタートボタンを操作して、洗車操作を開始する。
門型の洗車機本体1は、被洗浄車両CAを洗浄するブラシとして、例えば、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5と、被洗浄車両CAの両側面下部を洗浄する左右一対のロッカーブラシ6を備えている。
また、ブラッシングの際に使用する洗浄水や各種液剤を噴霧する各種ノズルや各種液剤を貯液する貯液タンクを備えている。各種液剤を貯液する複数の貯液タンクは、洗車機本体1に設けられるタンク収納部60に収納されており、電磁式の開閉弁と副給水ホースを備える分配配管部61を介して各ノズルに分配している。液剤を噴霧するノズルとしては、例えば、第一浄水ノズル11、第一洗剤ノズル12、第二浄水ノズル13、撥水コートノズル14、第二洗剤ノズル15、ワックスノズル16などが配設されている。
さらに、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えている。また、洗車機本体1に配設する操作パネル7、もしくは、洗車機本体1から離れた位置に設置するリモートパネル7Aを介して、洗車機WAの駆動条件を設定し、設定された条件に基づいて洗車機WAを駆動する構成としている。8は、被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサであって、例えば、光電センサや超音波を利用したソニックセンサが好適に用いられる。
操作パネル7やリモートパネル7Aには、水洗いモードや、洗剤を用いた洗浄モードや、ワックスを塗布するワックスモードや、撥水剤をコートする撥水モードなどの各種洗車モードを選択する選択ボタンや、ブラシの回転数を制御するブラシ回転スイッチや、スタート・ストップボタンなどが設けられている。
また、洗車機本体1を、洗浄部材を備えた洗浄機本体と乾燥部材を備えた乾燥機本体との別体として、それぞれが、被洗浄車両CAを跨ぐように門型とされ、被洗浄車両CAと洗浄機本体と乾燥機本体とを前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両CAの洗車を行う構成の洗車機も知られている。この構成であっても、各種ブラシと各種ノズルを備え、操作パネル7もしくはリモートパネル7Aを備えていることは同じである。
上記した従来の洗車機WAにおいて、被洗浄車両CAの両側面を洗浄するサイドブラシ5は、車幅の異なる複数タイプの被洗浄車両CAに対応するために、車両の正面側から見た左右方向に移動自在とされている。また、左右一対のサイドブラシ5を移動して、車両の側面に当接した位置で停止させて、ブラシを回転させて洗浄を行っている。
また、車両の側面に当接するサイドブラシの押し付け強さを調整するため、あるいは、車両の側面に装着しているドアミラーなどの突出物への当接力を調整するために、種々の工夫がなされている。
例えば、車両の側面から離れた位置に開放されているサイドブラシを車両に近づける方向に移動し、車両の側面に当接させた後で、所定距離離間させる洗車方法が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、傾斜した側面であっても洗浄容易とするためにはサイドブラシを揺動自在とし、被洗浄車両の側面に平行に当接させる構成のサイドブラシが好ましい。このタイプのサイドブラシであっても、車両の側面に当接するサイドブラシの押し付け強さを適当な強さにすることは重要であるので、サイドブラシが車両の側面に強く押し付けられて大きく揺動したときに、サイドブラシを開放方向に移動させる洗車機が既に提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−35431号公報 特開2005−7980号公報
しかし、車両には種々のタイプがあって、ボンネット高さの低い車両や高い車両がある。そのために、たとえ、揺動自在なサイドブラシを用いて、車両に当接させた後で、所定距離離間して戻す構成であっても、ボンネット高さの低い車両では、サイドブラシの押し付け強さを十分低減することはできない。
これは、ボンネット高さの高い車両にも対応可能なように、比較的高い位置に揺動支点が設けられているサイドブラシでは、サイドブラシが一旦、被洗浄車両の側面に当接して所定角度揺動した後で所定距離戻したときに、サイドブラシが垂直方向に戻るための戻し距離が、ボンネット高さの高い車両の場合は、揺動支点からボンネット当接位置までの距離が短いので、短くてよく、ボンネット高さの低い車両の場合には、揺動支点からボンネット当接位置までの距離が長くなって、長い距離が必要となるからである。
そのために、種々のタイプの車両を洗浄するための洗車機としては、ただサイドブラシを揺動自在として、所定の押し付け強さで側面に当接させ、その後で所定距離戻すだけでは不十分であり好ましくない。さらに、ボンネット高さの低い車両や高い車両であっても、車両の側面部から突出して設けられているドアミラーなどを損傷しないためには、サイドブラシの側面への押し付け強さを適当な強さとすることが好ましい。また、そのためのサイドブラシの洗浄方法は、押し付け強さをそれぞれ計測して揃えるような複雑な制御ではなく、より簡単な制御方法であることが望まれる。
本発明は、上記問題点に鑑み、車両のボンネットの高さが異なったタイプであっても、被洗浄車両の側面を洗浄するサイドブラシの押し付け強さを適当な大きさに維持可能となる洗車機を提供し、簡単な制御で安全で安定した洗浄が可能となるサイドブラシの洗浄方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有するサイドブラシ装置を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、前記サイドブラシ装置が、それぞれのサイドブラシを車両の正面側から見た左右方向に開閉移動自在で、且つ、それぞれ揺動支持部を介して前記左右方向揺動自在に吊り下げ状態に支持し、前記左右一対のサイドブラシを前記左右方向に開閉移動して、車両の車幅に応じた適当な開閉位置で停止して洗浄を行う際に、左右のサイドブラシが開いた開位置にある左右一対のサイドブラシをそれぞれ閉位置方向に移動して車両の側面に当接させ、さらに移動して前記揺動支点を介して所定角度揺動した位置で閉方向への移動を停止し、この停止位置から所定の戻し距離、開方向に移動した位置を洗浄する位置とすると共に、前記所定の戻し距離を、被洗浄車両のボンネット高さに応じた戻し距離としたことを特徴としている。
この構成によると、所定高さに設置される揺動支持部を揺動支点として揺動自在に吊り下げられているサイドブラシを被洗浄車両の側面に押し付けた位置から所定距離戻した姿勢を洗浄姿勢とすると共に、この戻し距離を、被洗浄車両のボンネット高さに応じて変更することで、同じ戻し距離では発生するボンネットの高さの高低による押し付け力強弱の変化を緩和することができ、側面への押し付け強さを適当な強さにすることが可能となって、ドアミラーなどの突出物を損傷しない洗車機を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記サイドブラシ装置が、洗車機本体側に設ける、前記左右一対のサイドブラシの左右方向の開閉移動のための走行レールと、該走行レールに沿って移動自在な左走行ホルダーと右走行ホルダーとの左右一対の走行ホルダーとを備え、それぞれの走行ホルダーが、走行モータと該走行モータにより駆動される走行車輪と、前記走行ホルダーを前記走行レールに沿って摺動自在に支持する案内ローラと、サイドブラシのブラシ軸を回転駆動する駆動部材と、前記揺動支持部と、前記ブラシ軸の揺動角度を検知する揺動角度検知センサと、をそれぞれ備えていることを特徴としている。この構成によると、洗車機に対する被洗浄車両の左右方向の位置がずれた位置であっても、左右の走行ホルダーの駆動をそれぞれ独立して行うことで、左右のサイドブラシを適当な位置に配置することができ、安定した洗浄が可能となる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、洗車機本体に、被洗浄車両のボンネット高さを検知するボンネット高さ検知センサを設け、前記ボンネット高さに応じた戻し距離を予め記憶し、検知されたボンネット高さに応じた所定の戻し距離、前記左右一対のサイドブラシを移動させるように前記走行モータの駆動を制御する制御装置を設けたことを特徴としている。この構成によると、それぞれの洗車機の制御装置に、被洗浄車両のボンネット高さ応じた適切な戻し距離を予め設定しておくことで、複数タイプの車両の安定した洗浄が可能となる洗車機を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記制御装置に設定する戻し距離は,新たな数値に変更可能としたことを特徴としている。この構成によると、異なる車種に対しても、適当な戻し距離を新たに設定することで、洗車可能な車種のバリエーションを増やすことができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、ボンネット高さの基準値と該基準値に対する基準戻し距離と、前記基準値より高いボンネット高さの車両に対する第一戻し距離と、前記基準値より低いボンネット高さの車両に対する第二戻し距離と、を予め設定したことを特徴としている。この構成によると、複数車種に対して予め設定される三段階の戻し距離を用いることで、容易な制御でボンネット高さが異なる複数の車両タイプに対応容易な洗車機を得ることができる。
また本発明は、被洗浄車両の側面を洗浄するために左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有するサイドブラシ装置を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機のサイドブラシの洗浄方法であって、前記サイドブラシ装置が、それぞれのサイドブラシを車両の正面側から見た左右方向に開閉移動自在で、且つ、それぞれ揺動支持部を介して前記左右方向揺動自在に吊り下げ状態に支持し、前記左右一対のサイドブラシを前記左右方向に開閉移動して、車両の車幅に応じた適当な開閉位置で停止して洗浄を行う際に、左右のサイドブラシが開いた開位置にある左右一対のサイドブラシをそれぞれ閉位置方向に移動して車両の側面に当接させ、さらに移動して前記揺動支点を介して所定角度揺動した位置で閉方向への移動を停止し、この停止位置から所定の戻し距離、開方向に移動した位置を洗浄する位置とすると共に、前記所定の戻し距離を、被洗浄車両のボンネット高さに応じた戻し距離として洗車を行うことを特徴としている。
この構成によると、サイドブラシを被洗浄車両の側面に押し付けて所定角度傾けた状態から、ボンネット高さに応じた所定の戻し距離戻した位置で洗浄を行うので、車両側面への押し付け強さを適当な強さにしてブラッシングするサイドブラシの洗浄方法となって、車両側面から突出しているドアミラーなどを損傷しない洗浄方法となる。
また本発明は、上記構成のサイドブラシの洗浄方法において、ボンネット高さの高い車両の場合より、ボンネット高さの低い車両の場合に、前記戻し距離を長い距離としたことを特徴としている。この構成によると、サイドブラシの揺動支点から車両側面との当接部までの距離が長くなって、一旦当接させた後、長い距離移動しないと所定角度傾斜しないボンネット高さの低い車両の戻し距離を長くすることで、側面に対する押し付け強さを緩和することができ、ドアミラーなどの突出物を安全に洗浄するサイドブラシの洗浄方法となる。
また本発明は、上記構成のサイドブラシの洗浄方法において、ボンネット高さの基準値と該基準値に対する基準戻し距離とを設定し、前記基準値より高いボンネット高さの車両に対しては、前記基準戻し距離よりも短い第一戻し距離移動し、前記基準値より低いボンネット高さの車両に対しては、前記基準戻し距離よりも長い第二戻し距離移動して洗車を行うことを特徴としている。この構成によると、複数車種に対して予め設定される三段階の戻し距離を用いることで、容易な制御でボンネット高さが異なる複数の車両タイプに対応容易なサイドブラシの洗浄方法となる。
また本発明は、上記構成のサイドブラシの洗浄方法において、前記所定角度を6°とし、前記戻し距離を30〜200mmとしたことを特徴としている。この構成によると、予めブラシ軸が6°揺動するまで閉位置方向に移動するので、サイドブラシを確実に車両側面に当接させることができる。またその位置からの戻し距離を30〜200mmとすることで、完全に垂直とはならず依然揺動した(傾いた)姿勢を維持して、適当な押し付け強さまで緩和された状態で洗浄が可能なサイドブラシの洗浄方法となる。
本発明によれば、所定高さに設置される揺動支持部を揺動支点として揺動自在に吊り下げられているサイドブラシを被洗浄車両の側面に押し付けた位置から所定距離戻した姿勢を洗浄姿勢とすると共に、この戻し距離を、被洗浄車両のボンネット高さに応じて変更する構成としたので、ボンネット高さの高低によって生じる押し付け力の強弱の変化を緩和することができ、側面への押し付け強さを適当な強さにすることが可能な洗車機を得ることができ、ドアミラーなどの突出物を損傷しないで安定して安全な洗浄が可能となるサイドブラシの洗浄方法を得ることができる。
本発明に係る洗車機の洗浄動作を示す正面概略説明図である。 サイドブラシの移動状態を示す概略説明図であって、(a)は、ボンネット高さが低い車両の場合であり、(b)は、ボンネット高さが高い車両の場合である。 サイドブラシの戻し距離と車両のボンネット高さとの関係を説明する概略説明図である。 洗車機の概略正面図である。 サイドブラシ装置の概略正面図である。 サイドブラシ装置のホルダー部構成を示す正面図である。 洗車機一台の全体構成例を示す側面図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態の洗車機は、被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有するサイドブラシ装置を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機である。また、左右一対のサイドブラシの、車両側面に対する押し付け強さを車両のタイプに応じて変更可能として、サイドブラシの押し付け強さが、強くなり過ぎないようにしたものである。例えば、図1に示すサイドブラシ5と走行ホルダー50を備えて車両の正面側から見た左右方向に移動自在とされるサイドブラシ装置SBの移動軌跡Wに示すように、サイドブラシ5を被洗浄車両CAの側面に当接させた後、所定距離戻して当接する傾斜角度を緩和した位置で洗車する構成としている。
サイドブラシ5は、揺動支持部51を介して揺動自在に吊り下げられ、左右方向に摺動自在な構成とされているので、当初は被洗浄車両CAから離れた開位置にあるサイドブラシ5を閉位置方向(車両の側面に近接する方向)に移動し、被洗浄車両CAの側面に当接させ、さらに移動させると徐々に傾いていく(所定角度揺動する)。そのために、所定角度揺動した位置5Aで閉方向への移動を停止し、この位置から所定の戻し距離L、開方向に移動した位置5Bで回転させて洗浄を行う。
サイドブラシ5は被洗浄車両CAの両側に一対設けられているので、左走行ホルダー50Aを備える左側のサイドブラシ5と、右走行ホルダー50Bを備える右側のサイドブラシ5との左右一対のサイドブラシ5を一体に開閉操作することができる。そのために、それぞれのサイドブラシ5を被洗浄車両CAの側面に当接して所定角度傾斜させた後、所定距離戻してその傾斜を小さくした位置でそれぞれのサイドブラシ5を回転操作して、側面への押し付け強さを緩和して車両の両側面の洗車を行うことができる。また、この際にこの洗浄する傾斜した姿勢を維持するために、ウエイトの付勢力を利用して押し付け強さを得る場合もある。
通常、車両の両側面には、ボンネットの終端からドアに移る部分に側面から突出してドアミラー80が取り付けられているので、サイドブラシ5を一旦車両の側面に当接した後で所定の戻し距離移動して洗車することで、ドアミラー80への押し付け強さも弱くして安全に洗浄することが可能となる。しかし、この際の戻し距離Lが一定であれば、車両のタイプ、特にボンネット高さが低い車両の場合に不都合が生じる。これは、サイドブラシ5を揺動自在に吊り下げるように支持している揺動支持部51が、予め所定高さに設置されているので、このサイドブラシ5が当接する被洗浄車両のボンネット高さ位置に応じて、所定角度傾斜するまでの移動距離が異なるためである。そのために、ウエイトを用いて傾斜状態を維持して洗車を行う方法では、ドアミラー80への押し付け強さが十分緩和されない場合が生じるので、それぞれのボンネット高さに応じた適当な戻し距離に設定することが好ましい。
例えば、図2(a)に示すように、ボンネット高さH1が低い車両CA1の場合には、揺動支点から当接部までの距離が長くなって、当接した後、長い距離移動しないと所定角度傾斜しないので、移動軌跡W1に示すように長い戻し距離L1とすることが好ましい。また、図2(b)に示すボンネット高さH2が高い車両CA2の場合には、サイドブラシ5の比較的高い位置で当接するので、揺動支点から当接部までの距離が短くなり、当接した後の少ない移動距離で所定角度傾斜するので、移動軌跡W2に示すような短い戻し距離L2とすることが好ましい。
上記したように、本実施形態では、左右一対のサイドブラシ5を開閉操作して、被洗浄車両CAの側面に当接させ所定角度傾斜させた後で、所定距離戻して洗車を行う際に、傾斜程度を緩和するための戻す距離を車両のボンネット高さに応じた戻し距離Lとしたものである。このようにすることで、ボンネット高さが低い車両の場合にも、車両側面およびボンネットの終端からドアに移る部分に側面から突出して設けられているドアミラー80に対する押し付け強さを緩和することができ、車両の側面や側面から突出しているドアミラー80などを洗浄する際に強く当らず損傷を防止可能な洗車機となる。
図3に、サイドブラシの戻し距離と車両のボンネット高さとの関係を説明する概略説明図を示す。これは、ブラシ軸52を6°傾けた状態から垂直状態に戻す際に、ボンネット高さH1が0.8mと低い車両の場合と、ボンネット高さH2が1.5mと高い車両の場合とで比較したものである。
揺動支持部51の設置高さHを2.5mとすると、ボンネット高さH1が0.8mの位置を垂直にするためには三角法により距離LB=179mm移動させる必要があることが算出される。また、ボンネット高さH2が1.5mの位置を垂直にするためには距離LA=105mm移動させればよいことが算出される。つまり、ボンネット高さが低い車両の場合には、ボンネット高さの高い車両の1.7倍の移動距離が必要となる。
上記したようにサイドブラシ5を地上約2.5mの高さで揺動支持している通常の洗車機においては、サイドブラシの車両側面への当接角度が6°となる傾いた姿勢から、傾きを小さくする方向に少し戻す際に、ボンネット高さが高い車両の場合に50mm戻して洗浄を行うと、ボンネット高さの低い車両の場合には、その1.7倍の約85mm戻せばよいことになる。また、ボンネット高さが低い車両の場合に100mm戻して洗浄を行う場合には、ボンネット高さの高い車両のときには、その1.7分の1の約60mm戻せばよい。このように、サイドブラシ5の制御方法としては、初期の車両側面への当接角度を6°とし、その後の戻し距離を50〜100mmとする制御方法が好適である。また、さらにボンネット高さの高い車両や低い車両の場合が想定されるので、装置仕様としては、さらに大きな二倍程度の戻し距離、例えば30〜200mmの戻し距離が可能であることが好ましい。
被洗浄車両CAのボンネット高さに応じた所定の戻し距離、サイドブラシ装置SBを駆動するために、サイドブラシ装置SBの駆動を制御する制御装置に、予め、ボンネット高さに応じた所定の戻し距離を記憶させ設定しておく。被洗浄車両CAのボンネット高さは、ユーザー(運転者)自身が、もしくは、洗車場のスタッフが、洗車前に、リモートパネル7Aを介して設定することができる。また、洗車機本体に、被洗浄車両CAのボンネット高さを検知するセンサを設けて、検知されるボンネット高さに応じた所定の戻し距離分、サイドブラシ装置SBを移動させる構成とすれば、被洗浄車両CAの任意のボンネット高さに対応容易となってさらに好ましい。
次に、本実施形態のサイドブラシ装置について、図4〜図6を用いて詳細に説明する。
図4に示すように、本実施形態の洗車機WAは、車輪3を介してレール2上に沿って走行移動とされる門型の洗車機本体1に、被洗浄車両CAの上面を洗浄するトップブラシ4と、被洗浄車両CAの両側面と前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシ5を備え、乾燥のために、ブロワ20と該ブロワ20からの送風を吹き付ける昇降自在なトップ送風ノズル21と左右一対のサイド送風ノズル22を備えている。また、車両のボンネット高さを検知するボンネット高さ検知センサ8Aを備えている。このボンネット高さ検知センサ8Aは、前述した被洗浄車両CAの有無および車高を検知するセンサ8と同様に光電式もしくは超音波式の反射型センサを用いることができる。また、これらのセンサの配設位置を考慮して一個のセンサを兼用して被洗浄車両CAの有無とボンネット高さを検知することも可能である。
また、ボンネット高さ検知センサ8Aに替えて透過式光電センサからなる車形検出センサ(不図示)を用いることもできる。この場合には、洗車機本体の一方の側部の上下方向に投光器を併設し、これらの投光器に対向する他方の側部の上下方向に受光器を併設することで、洗浄位置に進入してくる被洗浄車両の車形およびボンネット高さを検知する。
図5に示すように、左右一対のサイドブラシ5はそれぞれ、洗車機本体1に設ける走行レール30に沿って走行移動する走行ホルダー50に装着され、左右に移動自在なサイドブラシ装置SBとして組み立てられている。左側のサイドブラシ5は左走行ホルダー50Aの揺動支持部51に支持され、右側のサイドブラシ5は右走行ホルダー50Bの揺動支持部51に支持されている。また、それぞれの走行ホルダーには、後述するように、走行モータと該走行モータにより駆動される走行車輪と、前記走行ホルダーを前記走行レールに沿って摺動自在に支持する案内ローラと、サイドブラシのブラシ軸を回転駆動する駆動部材と、ブラシ軸を揺動自在に支持する揺動支持部と、前記ブラシ軸の揺動角度を検知する揺動角度検知センサとが設けられている。
走行レール30はその端部軸を軸受け体41に支持され、図示しない駆動装置を介して車両の前後方向に揺動自在な構成とされている。また、前後傾斜検出センサ42を備えており、該センサを介して前後方向の傾斜を検知する構成としている。
左側のサイドブラシ装置SBは左走行ホルダー50Aを介して図中の矢印D1方向に摺動移動し、右側のサイドブラシ装置SBは右走行ホルダー50Bを介して図中の矢印D2方向に摺動移動して、左右一対のサイドブラシ5を被洗浄車両の両側部に対して開閉操作する構成としている。
サイドブラシ装置SBは、図6に示すように、走行レール30に沿って走行自在な走行ホルダー50(50A、50B)にサイドブラシ5を回転自在且つ揺動自在に支持した構成である。走行ホルダー50(50A、50B)は、ホルダー本体31に、走行モータ32と該走行モータ32により駆動される走行車輪33と、走行ホルダー50を走行レール30の上案内軌道面30aに沿って摺動自在に支持する案内ローラ34と下案内軌道面30bに沿って摺動自在に支持する案内ローラ35とを備えている。また、サイドブラシ5のブラシ軸52を回転駆動する駆動部材60と、前述した揺動支持部51と、ブラシ軸52の揺動角度を検知する揺動角度検知センサ37とを備えている。
サイドブラシ5のブラシ軸52を回転駆動する駆動部材60は、プーリ61Aを駆動するための駆動力伝達索体62Aと図示しない駆動モータを備えている。駆動力伝達索体62Aはベルトやチェーンなどを用いることができる。
揺動支持部51は、ブラシ軸52を回転自在且つ揺動自在に支持する構成であれば、どのような構成でもよい。例えば、ブラシ軸52を回転自在に支持する支持部を一体に揺動自在な構成とすることも、ブラシ軸52を、回転軸52Bと固定軸52Aとの二重構成とし、固定軸52Aを揺動自在に支持し、この固定軸52A内部に回転可能に回転軸52Bを装着する構成とすることもできる。
また、サイドブラシ5を上下二段式として、それぞれを別個に回転駆動する場合には、例えば、回転自在なブラシ軸52または固定軸52Aの下部に、外回転軸53を回転自在に設けて上サイドブラシを装着し、プーリ61Bと駆動力伝達索体62Bを介装し、前記回転自在なブラシ軸52または回転軸52Bを前記外回転軸53を貫通させて下まで延設し、この延設部に下サイドブラシを装着することで、上下二段式のサイドブラシ5を回転駆動可能となる。
上記したように、揺動支持部51を用いてブラシ軸52を回転自在且つ揺動自在に支持することができ、サイドブラシ5が車両の側面に当接してブラシ軸52を揺動した姿勢で、サイドブラシ5を回転駆動しブラッシングして洗浄を行うことができる。
また、ブラシ軸52の揺動角度を検知する揺動角度検知センサ37を介して、ブラシ軸52が予め設定される所定角度θ(例えば、6°)揺動したときに、走行モータ32の駆動を停止する。ブラシ軸52が所定角度θ揺動した位置は、サイドブラシ5が確実に被洗浄車両の側面に当接した状態であって、この状態を維持したまま側面を洗浄することも可能である。
36は揺動規制体であって、予め定める所定角度θ以上に揺動したときに、この揺動を規制する部材であり、金属製部材にゴムなどの緩衝体を装着した構成とされる。また、ホルダー本体31の位置を検知するための位置センサ38とブラシ軸52を垂直方向に維持するよう弾性的に付勢するばね39を備えている。
さらに、図示していないが、左走行ホルダー50A、右走行ホルダー50Bの開閉方向のそれぞれの限度を規定する開限センサや閉限センサを設けることもできる。
上記構成のサイドブラシ装置SBを用いることで、それぞれの走行ホルダー50(50A、50B)を摺動移動して、左右一対のサイドブラシ5を開閉駆動可能となる。また、それぞれのサイドブラシ5を車両の側面に当接させ所定角度θ揺動した姿勢で停止させることも、この停止後に所定の戻し距離、車両から離間させることも可能となる。
また、前述したボンネット高さ検知センサ8Aの検知信号から被洗浄車両のボンネット高さを検知して、検知されたボンネット高さに応じた戻し距離、車両から離間させることも容易に行うことができる。このボンネット高さに応じた戻し距離は、予め制御装置に記憶させておくことができる。
この構成であれば、それぞれの洗車機に応じた予め設定していた戻し距離の分、各走行モータの駆動を制御して、複数タイプの車両の安定した洗浄を行うことができる。また、制御装置に設定する戻し距離を,新たな数値に変更可能とすると、異なる車種に対しても、適当な戻し距離を新たに設定することができ、洗車可能な車種のバリエーションを増やすことができるのでさらに好ましい。
上記したように、ボンネット高さ検知センサ8Aを介して検知されるボンネット高さに応じた戻し距離の分移動して、車両側面に対する押し付け強さを緩和して洗浄を行うことができる。しかし、より簡単に制御するために予め複数段階の戻し距離を設定しておくことも可能である。例えば、ボンネット高さの基準値と該基準値に対する基準戻し距離と基準戻し距離よりも短い第一戻し距離と基準戻し距離よりも長い第二戻し距離との三段階の戻し距離を設定しておくことができる。そして、前記基準値より高いボンネット高さの車両に対しては、前記基準戻し距離よりも短い第一戻し距離移動し、前記基準値より低いボンネット高さの車両に対しては、前記基準戻し距離よりも長い第二戻し距離移動して洗車を行う構成とする。
この構成であれば、戻し距離を、基準戻し距離、基準戻し距離よりも短い第一戻し距離、基準戻し距離よりも長い第二戻し距離の三段階に予め設定しておくことで、ボンネット高さが異なる複数の車両タイプに対応容易となるサイドブラシの洗浄方法となって、多種の車両に対応した洗車機として好ましい。
これらの、ボンネット高さの基準値、基準戻し距離、第一戻し距離、第二戻し距離、などは予め、洗車機本体1に設ける制御装置(不図示)に記憶させて設定しておくことができる。この制御装置は、各種センサなどからなるセンサ系と、洗車機を駆動する駆動系と、リモートパネルを介して設定される洗車条件に従って制御する制御系などから構成される。
前記制御装置に設定する戻し距離は,新たな数値に変更可能としておくことが好ましい。この構成であれば、異なる車種に対しても、適当な戻し距離を新たに設定することで、洗車可能な車種のバリエーションを増やすことができるので好適である。
上記したように本発明に係る洗車機によれば、サイドブラシを被洗浄車両の側面に当接させ、ボンネット高さに応じた所定の戻し距離、車両から離間して洗車する構成としているので、車両の側面やドアミラーに対する押し付け強さを適当な強さに緩和して洗浄中における突出物の破損を防止可能な洗車機を得ることができる。
また、本発明に係るサイドブラシの洗浄方法によれば、ボンネット高さに応じた所定の戻し距離、車両から離間して洗車する際に、ボンネット高さの高い車両の場合より、ボンネット高さの低い車両の場合に、より長い戻し距離戻して洗浄を行う構成としたので、簡単な制御で車両側面への押し付け強さを適当な強さにしてブラッシングすることが可能となって、車両側面から突出しているドアミラーなどを損傷しない安全で安定したサイドブラシの洗浄方法となる。
そのために、本発明に係る洗車機およびサイドブラシの洗浄方法は、ボンネット高さの高低に拘らずに、車両の側面やドアミラー部を安全に洗車可能となって、各種洗車モードや各種オプションを備え、各種車両に対応した洗車機を設置する洗車場の洗車機およびサイドブラシの洗浄方法として好適に適用される。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
5 サイドブラシ
8A ボンネット高さ検知センサ
30 走行レール
31 ホルダー本体
50 走行ホルダー
51 揺動支持部
52 ブラシ軸
CA 被洗浄車両
H1 ボンネット高さ(低い車両の)
H2 ボンネット高さ(高い車両の)
L 戻し距離
SB サイドブラシ装置
WA 洗車機

Claims (9)

  1. 被洗浄車両の側面を洗浄するために、上下方向のブラシ軸を回転して洗浄する左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有するサイドブラシ装置を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機であって、
    前記サイドブラシ装置が、それぞれのサイドブラシを車両の正面側から見た左右方向に開閉移動自在で、且つ、それぞれ揺動支持部を介して前記左右方向揺動自在に吊り下げ状態に支持し、前記左右一対のサイドブラシを前記左右方向に開閉移動して、車両の車幅に応じた適当な開閉位置で停止して洗浄を行う際に、
    左右のサイドブラシが開いた開位置にある左右一対のサイドブラシをそれぞれ閉方向に移動して車両の側面に当接させ、さらに移動して前記揺動支点を介して所定角度揺動した位置で閉方向への移動を停止し、この停止位置から所定の戻し距離、開方向に移動した位置を洗浄する位置とすると共に、
    前記所定の戻し距離を、被洗浄車両のボンネット高さに応じた戻し距離としたことを特徴とする洗車機。
  2. 前記サイドブラシ装置が、洗車機本体側に設ける、前記左右一対のサイドブラシの左右方向の開閉移動のための走行レールと、該走行レールに沿って移動自在な左走行ホルダーと右走行ホルダーとの左右一対の走行ホルダーとを備え、
    それぞれの走行ホルダーが、走行モータと該走行モータにより駆動される走行車輪と、前記走行ホルダーを前記走行レールに沿って摺動自在に支持する案内ローラと、サイドブラシのブラシ軸を回転駆動する駆動部材と、前記揺動支持部と、前記ブラシ軸の揺動角度を検知する揺動角度検知センサと、をそれぞれ備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 洗車機本体に、被洗浄車両のボンネット高さを検知するボンネット高さ検知センサを設け、前記ボンネット高さに応じた戻し距離を予め記憶し、検知されたボンネット高さに応じた所定の戻し距離、前記左右一対のサイドブラシを移動させるように前記走行モータの駆動を制御する制御装置を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の洗車機。
  4. 前記制御装置に設定する戻し距離は,新たな数値に変更可能としたことを特徴とする請求項3に記載の洗車機。
  5. ボンネット高さの基準値と該基準値に対する基準戻し距離と、前記基準値より高いボンネット高さの車両に対する第一戻し距離と、前記基準値より低いボンネット高さの車両に対する第二戻し距離と、を予め設定したことを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の洗車機。
  6. 被洗浄車両の側面を洗浄するために左サイドブラシと右サイドブラシとの左右一対のサイドブラシを有するサイドブラシ装置を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、前記被洗浄車両の洗車を行う洗車機のサイドブラシの洗浄方法であって、
    前記サイドブラシ装置が、それぞれのサイドブラシを車両の正面側から見た左右方向に開閉移動自在で、且つ、それぞれ揺動支持部を介して前記左右方向揺動自在に吊り下げ状態に支持し、前記左右一対のサイドブラシを前記左右方向に開閉移動して、車両の車幅に応じた適当な開閉位置で停止して洗浄を行う際に、
    左右のサイドブラシが開いた開位置にある左右一対のサイドブラシをそれぞれ閉位置方向に移動して車両の側面に当接させ、さらに移動して前記揺動支点を介して所定角度揺動した位置で閉方向への移動を停止し、この停止位置から所定の戻し距離、開方向に移動した位置を洗浄する位置とすると共に、
    前記所定の戻し距離を、被洗浄車両のボンネット高さに応じた戻し距離として洗車を行うことを特徴とするサイドブラシの洗浄方法。
  7. ボンネット高さの高い車両の場合より、ボンネット高さの低い車両の場合に、前記戻し距離を長い距離としたことを特徴とする請求項6に記載のサイドブラシの洗浄方法。
  8. ボンネット高さの基準値と該基準値に対する基準戻し距離とを設定し、前記基準値より高いボンネット高さの車両に対しては、前記基準戻し距離よりも短い第一戻し距離移動し、前記基準値より低いボンネット高さの車両に対しては、前記基準戻し距離よりも長い第二戻し距離移動して洗車を行うことを特徴とする請求項7に記載のサイドブラシの洗浄方法。
  9. 前記所定角度を6°とし、前記戻し距離を30〜200mmとしたことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載のサイドブラシの洗浄方法。
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