JP5185162B2 - シフト装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機用のシフト装置に関する。
従来、自動変速機用のシフト装置には、シフトレバーによって、シフト操作とセレクト操作とが可能となったものがある。この場合、シフトレバーは相互に直角関係に配置される第1回転中心軸と第2回転中心軸とによって回動支持されており、第1回動軸によってシフト方向の回動を許容し、第2回動軸によってセレクト方向の回動が許容されるようになっている。シフトレバーは、第1回動軸とは相対回転し、第2回動軸とは一体となって回動する。
そして、シフトレバーの操作方向はクランク状となって、H、N、D、R、Lの各ポジションを選択できるようになっており、それら選択した各ポジションはレバー下端部に設けたレバー位置検出部(シフト位置検出手段)によって電気的に検出される。
また、ニュートラル位置Nまたはドライブ位置Dに操作したシフトレバーは、ホーム自動復帰機能によって中立位置Hに復帰するとともに、リバース位置Rまたはロー位置Lに操作したシフトレバーは、保持機能によってそれらの位置を保持するようになっている。
従って、前記ホーム自動復帰機構を発揮するチェック機構部と、保持機能を発揮するディテント部とは、シフトレバーの操作位置に対応して作動する関係にあり、従来ではチェック機構部をシフトレバー下端部に設けてあるとともに、ディテント部を第2回動軸と一体に設けてある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−347308号公報
かかる従来のシフト装置は、レバー位置検出部でシフトレバーの位置を正確に検出するためには、そのレバー位置検出部とチェック機構部とディテント部との3つの精度決定要素の相互間の相対位置精度を高める必要がある。
しかしながら、チェック機構部はシフトレバー下端部に設けられているため、そのシフトレバー下端部に設けたレバー位置検出部との相対位置を精度良く決定できるのであるが、ディテント部はシフトレバーとは別体となる第2回動軸に設けられるため、それぞれの部材の形成誤差や組付け誤差などに起因して、ディテント部とレバー位置検出部との相対位置のばら付きが大きくなってしまう。このため、シフトレバーの組付け後に、レバー位置検出部およびチェック機構部に対するディテント部の相対的な位置調整が必要となり、その調整作業を余分に必要としてしまう。
そこで、本発明は、シフトレバーの位置の検出精度に関係する精度決定要素の相対位置精度を容易に高めることができるシフト装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、2つの回転軸を介して筐体に支持され、シフト方向、およびセレクト方向に初期位置から操作位置へ回動可能なシフトレバーと、前記シフトレバーの位置を検出するレバー位置検出部と、前記シフトレバーの移動方向を規制するレバー規制部と、前記シフトレバーを前記操作位置から前記初期位置に復帰させるチェック機構部と、を備えたシフト装置において、前記レバー位置検出部は、前記シフトレバーの前記回転軸の下方にほぼ扇形に形成される略扇形状部の下端中央に配置されて前記シフトレバーと一体に挙動するレバー位置出力部と、当該レバー位置出力部と係合し、当該レバー位置出力部の位置によってレバー選択位置を検出する検出本体部と、を備え、前記レバー規制部は、前記シフトレバーと一体に挙動するゲートピンと、当該ゲートピンをガイドするゲート溝部を有するゲートブロックと、を備え、前記チェック機構部は、前記シフトレバーと一体に挙動するチェック部と、当該チェック部をガイドするチェックブロックと、を備え、前記シフトレバーの前記略扇形状部に、前記レバー位置出力部と、前記ゲートピンと、前記チェック部と、を一体に設けつつ、前記ゲートピンと前記レバー位置出力部と前記チェック部とを、これらの順に一列に配置したことを特徴とする。
本発明の第2の態様は、前記第1の態様のシフト装置において、前記筐体は、前記レバー規制部と前記チェック機構部とが収納される収納部を備え、前記検出本体部を、前記収納部の下面下方に配置するとともに、前記検出本体部に設けたセンサ作動ピンが前記筐体の下面に設けられた開口部を貫通して、前記レバー位置出力部に回転自在に嵌合したことを特徴とする。
本発明の第3の態様は、前記第1または第2の態様のシフト装置において、
前記ゲートブロックと前記チェックブロックとを単一の合体ブロックとして一体成形し、当該合体ブロックを、前記シフトレバーを支持する前記筺体の側壁に形成された取付穴に取り付けたことを特徴とする。
本発明の第4の態様は、前記第3の態様のシフト装置において、前記検出本体部を、前記合体ブロックに直接に取り付けたことを特徴とする。
本発明の第5の態様は、前記第1の態様のシフト装置において、前記ゲートブロックを覆う消音部材を備え、前記ゲートブロックと前記チェックブロックとを別体に形成するとともに、当該ゲートブロックを前記シフトレバーを支持する前記筺体と一体成形し、前記チェックブロックに、当該チェックブロックを前記筺体に挿入して前記ゲートブロックに結合した際に、前記消音部材を押さえて前記ゲートブロックに固定する押さえ部を設けたことを特徴とする。
本発明の前記第1の態様によれば、シフトレバーに、レバー位置検出部のレバー位置出力部と、レバー規制部のゲートピンと、チェック機構部のチェック部と、を一体に設けたので、シフトレバーの位置の検出精度に関係する精度決定要素であるレバー位置検出部のレバー位置出力部と、レバー規制部のゲートピンと、チェック機構部のチェック部との相対位置精度を容易に高めることができる。
また、ゲートピンとレバー位置出力部とチェック部とを、これらの順に一列に配置したので、ゲートピンとレバー位置出力部とチェック部との相対位置精度をさらに容易に高めることができる。
本発明の前記第2の態様によれば、前記第1の態様の効果に加えて、検出本体部を、筐体の収納部の下面下方に配置するとともに、検出本体部に設けたセンサ作動ピンが筐体の底面に設けられた開口部を貫通して、シフトレバーのレバー位置検出部に回転自在に嵌合させることで、小型化できる。
本発明の前記第3の態様によれば、前記第1および第2の態様の効果に加えて、レバー規制部のゲートブロックとチェック機構部のチェックブロックとを単一の合体ブロックとして一体成形し、当該合体ブロックを、シフトレバーを支持する筺体に取り付けてあるので、合体ブロックによってレバー規制部とチェック機構部との2つの精度決定要素間の位置精度をより高めることができるとともに、その合体ブロックを筺体に取り付けることにより、シフトレバーに対するレバー規制部とチェック機構部との相対位置を高い精度をもって確定できる。
本発明の前記第4の態様によれば、前記第3の態様の効果に加えて、検出本体部を、合体ブロックに直接に取り付けたので、検出本体部とレバー規制部とチェック機構部との間の相対位置精度を高めることができる。
本発明の前記第5の態様によれば、前記第1の態様の効果に加えて、チェックブロックに押さえ部を設けたので、チェックブロックの組み付けによって消音部材をゲートブロックに固定でき、消音部材をゲートブロックに取り付けるための別途の手段を必要としないため、組付作業性を向上しつつ構成の簡素化を図ることができる。
本発明の第1の実施形態にかかるシフト装置の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態にかかるシフト装置の分解斜視図である。 図1中A−A線に沿った断面図である。 図1中B−B線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかるシフトレバーで操作されるポジション位置の配置を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかるチェックブロックを組み付けようとする状態の断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかるチェックブロックをメインケースに組み付けた状態を示す断面斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかるチェックブロックをメインケースに組み付けた状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
(第1の実施形態)
図1〜図5は本発明の第1の実施形態にかかるシフト装置を示し、図1はシフト装置の全体斜視図、図2はシフト装置の分解斜視図、図3は図1中A−A線に沿った断面図、図4は図1中B−B線に沿った断面図、図5はシフトレバーで操作されるポジション位置の配置を示す説明図である。
図1〜図4に示すように、本実施形態のシフト装置1は、初期位置から操作位置へ回動可能なシフトレバー21と、このシフトレバー21の位置を検出するレバー位置検出部3と、シフトレバー21の移動方向を規制するレバー規制部4と、シフトレバー21を操作位置から初期位置に復帰させるチェック機構部5と、を備えている。そして、これらのシフトレバー21、レバー位置検出部3、レバー規制部4およびチェック機構部5を筺体としてのメインケース6に組み付けるようになっている。
そして、本実施形態では、シフト装置1を、インストルメントパネルIの車幅方向中央部で運転者が操作し易い位置に配置して、装置本体部をインストルメントパネルIの内方に収納して車体側に固定するとともに、後述するノブ24をインストルメントパネルIから突出させるようになっている。
シフト装置1は、図2に示すように、シフトレバー21と、シフト回転軸22と、セレクト回転軸23と、ノブ24と、を備えている。このシフトレバー21は、セレクト操作方向およびシフト操作方向の回動が可能となっている。
シフトレバー21は、レバーブロック210と、このレバーブロック210の上端部から突出したレバー本体211と、により構成してある。レバーブロック210は、セレクト回転軸23を挿通する支持孔210bが設けられた中央支持部210cを有している。
シフト回転軸22は、全体的にほぼ直方体状に樹脂成形され、それの上下方向にはシフトレバー21の中央支持部210cを挿通する開口部22aを有し、そのシフト回転軸22の第1回転中心軸C1方向の両端に一対の回転軸部22b、22cを突設してある。また、シフト回転軸22の第1回転中心軸C1に対して直角方向には、セレクト回転軸23を挿通する取付穴22dを形成してある。
セレクト回転軸23は、支軸部23aおよび頭部23bを有し、その支軸部23aの先端部にプッシュナット23cを着脱できるようになっている。そして、シフト回転軸22の開口部22aにレバーブロック210の中央支持部210cを挿通して、取付穴22dと支持孔210bを一直線に配置した状態で、それら取付穴22dおよび支持孔210bにセレクト回転軸23の支軸部23aを挿通してプッシュナット23cで抜止めしてある。これにより、シフトレバー21は第1回転中心軸C1に対して直角な第2回転中心軸C2を中心に回動可能となる。
メインケース6は、ほぼ直方体状に樹脂成形されており、その上面6aにシフト回転軸22を収納する平面矩形状の収納部61を一体に突設してある。そして、メインケース6には、上述した第1回転中心軸C1に沿う方向での側壁に断面矩形状の取付穴62を形成してある。また、上述した第2回転中心軸C2に沿う方向での両側壁には、図示省略した車体側部材に取り付けるためのフランジ部63を突設してある。フランジ部63には、図示省略した取付ボルトを挿通する取付穴63aが形成される。
収納部61は、第1回転中心軸C1および第2回転中心軸C2にそれぞれ沿う方向での側壁によって平面矩形状に囲繞してあり、第1回転中心軸C1に沿う方向での一対の側壁61a、61bの中央部には、シフト回転軸22の回転軸部22b、22cを回転自在に嵌合する軸受部61c、61dを設けてある。そして、それら軸受部61c、61dに回転軸部22b、22cを挿入した後、それぞれの先端部を樹脂カラー64を嵌着してシフト回転軸22を抜止めしてある。
このように、シフト回転軸22をメインケース6の軸受部61c、61dに回転支持させることにより、シフトレバー21は、第1回転中心軸C1を中心に回動自在となってシフト操作が可能となり、かつ、シフト回転軸22に嵌着したセレクト回転軸23に支持孔210bが回転支持されることにより、そのセレクト回転軸23の第2回転中心軸C2を中心としてセレクト操作が可能となっている。
シフトレバー21は、図5に示すように、セレクト方向の操作によって、ホームポジション(H)とニュートラルポジション(N)との間を移動(回動)するとともに、ニュートラルポジション(N)からシフト方向に操作することによって、ドライブポジション(D)とリバースポジション(R)との間を選択的に移動(回動)し、T字型の操作経路を構成する。そして、ホームポジション(H)からニュートラルポジション(N)に操作した場合、およびニュートラルポジション(N)からドライブポジション(D)またはリバースポジション(R)に操作した場合に、その操作した位置でノブ24から手を離すことにより、後述するチェック機構部5によってホームポジション(H)に自動的に復帰(セルフリターン)する。ここで、ホームポジション(H)は、初期位置である一方、ニュートラルポジション(N)、ドライブポジション(D)およびリバースポジション(R)は、それぞれが操作位置である。
レバー位置検出部3は、シフトレバー21の下方に配置されてシフトレバー21と一体に挙動するレバー位置出力部31と、このレバー位置出力部31の位置によってレバー選択位置を検出する検出本体部としてのポジションセンサ32と、によって構成してある。
ポジションセンサ32には、直方体状に形成した上面32aに、シフトレバー21で選択するポジション位置に沿った形状(本実施形態ではT字状)の溝部321を形成して、その溝部321にセンサ作動ピン322を配置してある。そして、そのセンサ作動ピン322の上端球状部322aに上述のレバー位置出力部31を回転自在に嵌合してあり、シフトレバー21の操作に追従してセンサ作動ピン322が移動するようになっている。
ポジションセンサ32の下部には、センサ作動ピン322の下端部に設けた図外の永久磁石に反応してON・OFFする複数のセンサ単体を配置してあり、それらセンサ単体のON・OFFによってシフトレバー21のセレクト操作位置およびシフト操作位置を検出するようになっている。
レバー規制部4は、シフトレバー21と一体に挙動するゲートピン41と、そのゲートピン41をガイドするT字型のゲート溝部421を有するゲートブロック42と、によって構成してある。
ゲートブロック42には、ゲート溝部421を開放した状態でゲートブロック42を覆う消音部材である消音ダンパ43が取り付けられるようになっている。具体的には、本実施形態では、消音ダンパ43の取り付けは、ゲートブロック42に突設したスタッドピン422に、消音ダンパ43に形成した挿通孔431を挿通してプッシュナット423で止めるようにしてある。
消音ダンパ43には、図4に示すように、ゲートブロック42のゲート溝部421と同じ形状の開口部432を形成して、消音ダンパ43を取り付けることによりゲート溝部421と開口部432とが合致するようになっている。
チェック機構部5は、シフトレバー21と一体に挙動するチェック部51と、そのチェック部51をガイドするチェックブロック52と、によって構成してある。
チェック部51は、図2、図3に示すように、先端がテーパ状に縮径した中空状のチェックロッド511と、このチェックロッド511の先端部に回転自在に加締め収納して一部を先端から突出させたチェックボール512と、チェックロッド511の中空部内に収納してチェックボール512がチェックブロック52のチェック面521に圧接させるチェックスプリング513と、によって構成してある。
ここで、本実施形態では、図3に示すように、シフトレバー21に、レバー位置出力部31と、ゲートピン41と、チェック部51と、を一体に設けてある。
具体的には、レバー位置出力部31は、図3に示すように、レバーブロック210の下端部かつ下方への延長上に設けた凹部210dによって形成してある。凹部210dは、センサ作動ピン322の上端球状部322aを相対回転自在にほぼ密接して嵌合する内径に形成してあり、シフトレバー21のセレクト操作およびシフト操作方向の回動に追従してセンサ作動ピン322が移動する。
ゲートピン41は、図3に示すように、レバーブロック210の下端部で、レバー位置出力部31に対してレバーブロック210の支持孔210bをほぼ中心として規定角度だけ傾斜させて形成したピン挿入孔210eに圧入固定してある。
このとき、ゲートピン41の先端部41aはピン挿入孔210eから突出して、その先端部41aが消音ダンパ43の開口部432およびゲートブロック42のゲート溝部421に移動自在に密接して挿入してある。従って、シフトレバー21を操作する際に、ゲートピン41がゲート溝部421内を移動することにより、シフトレバー21の移動を規制しつつセレクト操作およびシフト操作を案内するようになっている。
チェック部51は、図3に示すように、レバーブロック210の下端部で、レバー位置出力部31に対して上述のピン挿入孔210eとは反対側に、支持孔210を中心として規定角度だけ傾斜させて形成した収納孔210fに収納してある。収納孔210fには、チェックスプリング513およびチェックロッド511の順に挿入し、チェックスプリング513によりチェックボール512を設けたチェックロッド511の先端部を収納孔210fから突出する方向に付勢してある。
従って、図3、図4に示すように、チェックボール512はチェックブロック52のチェック面521に規定の押圧力で圧接し、シフトレバー21に適度な操作力を付加するとともに、図5に示すように、ホームポジション(H)からニュートラルポジション(N)、リバースポジション(R)、ドライブポジション(D)に移動(回動)した際のホーム自動復帰機能、つまり、シフトレバー21がホームポジション(H)に自動的に復帰する機能を有している。
そして、ゲートピン41とレバー位置出力部31とチェック部51とを、これらの順に一列に配置してある。これに伴なって、レバーブロック210の下端部は支持孔210bを中心とするほぼ扇形に形成された略扇形状部となっている。
また、本実施形態では、図2に示すように、ゲートブロック42とチェックブロック52とを単一の合体ブロック7として一体に樹脂成形し、その合体ブロック7を、メインケース6の取付穴62に嵌着して固定してある。
更に、ポジションセンサ32の上面四隅部には取付フランジ部323を突設して、これら取付フランジ部323の上面には取付ビス324を挿通する筒部323aを設けてある。そして、筒部323aに挿通した取付ビス324によって、ポジションセンサ32を合体ブロック7の下面に直接に取り付けてある。

勿論、図3に示すように、メインケース6の収納部61の底面に、レバーブロック210の下部を貫通させる開口部61eを形成してあり、また、合体ブロック7の底面にも、レバー位置出力部31を貫通させる開口部7aを形成してある。
以上の構成の本実施形態のシフト装置1によれば、シフトレバー21に、レバー位置検出部3のレバー位置出力部31と、レバー規制部4のゲートピン41と、チェック機構部5のチェック部51と、を一体に設けたので、シフトレバー21の位置の検出精度に大きく関係する精度決定要素であるレバー位置出力部31と、ゲートピン41と、チェック部51との相対位置精度を高めることができる。
従って、シフトレバー21の各構成部材の形成誤差や組み付け誤差および摩耗などによっても、シフトレバー21で操作したポジション位置をポジションセンサ32によって精度良く検出できる。
また、本実施形態では、ゲートピン41とレバー位置出力部31とチェック部51とを、これらの順にほぼ一列に配置したので、レバー位置出力部31と、ゲートピン41と、チェック部51との相対位置精度をさらに容易に高めることができる。
また、本実施形態では、レバー規制部4のゲートブロック42とチェック機構部5のチェックブロック52とを単一の合体ブロック7として一体成形し、その合体ブロック7を、シフトレバー21を支持するメインケース6に取り付けてある。これにより、合体ブロック7によってレバー規制部4とチェック機構部5との2つの精度決定要素間の位置精度をより高めることができるとともに、その合体ブロック7をメインケース6に取り付けることにより、シフトレバー21に対するレバー規制部4とチェック機構部5との位置関係をも高い精度をもって確定できる。
また、本実施形態では、検出本体部としてのポジションセンサ32を、合体ブロック7に直接に取り付けたので、ポジションセンサ32とレバー規制部4とチェック機構部5との間の相対位置精度を高めることができる。
(第2の実施形態)
図6〜図8は本発明の第2の実施形態を示し、図6はチェックブロックを組み付けようとする状態の断面図、図7はチェックブロックをメインケースに組み付けた状態を示す断面斜視図、図8はチェックブロックをメインケースに組み付けた状態を示す断面図である。なお、第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態のシフト装置1は、基本的に第1の実施形態とほぼ同様の構成となり、図6〜図8に示すように、ゲートブロック42には、消音ダンパ43が取付けられるようになっている。
本実施形態が第1の実施形態と主に異なる点は、ゲートブロック42とチェックブロック52とを別体に形成するとともに、そのゲートブロック42をシフトレバー21を支持するメインケース6と一体成形するとともに、チェックブロック52に、当該チェックブロック52をメインケース6の取付穴62に挿入してゲートブロック42に結合した際に、消音ダンパ43を押さえてゲートブロック42に固定する押さえ部522を設けたことにある。
具体的には、図6〜図8に示すように、チェックブロック52とは別体に形成したゲートブロック42をメインケース6の取付穴62の奥側に一体成形する。他方、チェックブロック52には、取付穴62の両側壁に対向する側に一対の押さえ部522を突設する。
押さえ部522は、それの先端部522aの下側522bをゲート溝部421の形成面421aに沿わせて曲面に形成してある。このとき、曲面に形成した押さえ部522の下側522bには、消音ダンパ43に集中的に押圧力を付加する突起522cを突設してある。
また、本実施形態では、消音ダンパ43の下面に位置決めピン434を突設するとともに、ゲートブロック42のゲート溝部421の形成面421aに係合孔424を形成してある。そして、消音ダンパ43を形成面421aに配置する際に、係合孔424に位置決めピン434を密接して挿入しておくことにより、消音ダンパ43がずれるのを防止できるようになっている。また、このとき、消音ダンパ43は、収納部61の下部から下方に突設した爪部61fによって押さえられるようになっている。
以上説明したように、本実施形態のシフト装置1では、ゲートブロック42とチェックブロック52とを別体に形成して、そのゲートブロック42をメインケース6と一体成形してあるとともに、チェックブロック52をメインケース6の取付穴62に挿入した際に、チェックブロック52に設けた押さえ部522で消音ダンパ43を押さえてゲートブロック42に固定するようになっている。
従って、押さえ部522をチェックブロック52に設けるという簡素な構成により、チェックブロック52の組み付けによって消音ダンパ43をゲートブロック42に固定できるため、消音ダンパ43をゲートブロック42に取り付けるための別途の手段、例えば、第1の実施形態のスタッドピン422やスタッドピン422用の挿通孔431およびプッシュナット423などを必要としないため、組付作業性を向上しつつ構成の簡素化を図ることができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。例えば、上記の各実施形態ではT字型の操作経路を構成した場合を説明したが、これに限ることなく、例えばH字型の操作経路(例えば、ホームポジション(H)からアップポジション(+)またはマイナスポジション(−)が設定されている場合)にあっても本発明を適用することができる。
1 シフト装置
3 レバー位置検出部
4 レバー規制部
5 チェック機構部
6 メインケース(筺体)
7 合体ブロック
21 シフトレバー
31 レバー位置出力部
32 ポジションセンサ(検出本体部)
41 ゲートピン
42 ゲートブロック
43 消音ダンパ(消音部材)
51 チェック部
52 チェックブロック
421 ゲート溝部
522 押さえ部

Claims (5)

  1. 2つの回転軸を介して筐体に支持され、シフト方向、およびセレクト方向に初期位置から操作位置へ回動可能なシフトレバーと、
    前記シフトレバーの位置を検出するレバー位置検出部と、
    前記シフトレバーの移動方向を規制するレバー規制部と、
    前記シフトレバーを前記操作位置から前記初期位置に復帰させるチェック機構部と、
    を備えたシフト装置において、
    前記レバー位置検出部は、前記シフトレバーの前記回転軸の下方にほぼ扇形に形成される略扇形状部の下端中央に配置されて前記シフトレバーと一体に挙動するレバー位置出力部と、当該レバー位置出力部と係合し、当該レバー位置出力部の位置によってレバー選択位置を検出する検出本体部と、を備え、
    前記レバー規制部は、前記シフトレバーと一体に挙動するゲートピンと、当該ゲートピンをガイドするゲート溝部を有するゲートブロックと、を備え、
    前記チェック機構部は、前記シフトレバーと一体に挙動するチェック部と、当該チェック部をガイドするチェックブロックと、を備え、
    前記シフトレバーの前記略扇形状部に、前記レバー位置出力部と、前記ゲートピンと、前記チェック部と、を一体に設けつつ、前記ゲートピンと前記レバー位置出力部と前記チェック部とを、これらの順に一列に配置したことを特徴とするシフト装置。
  2. 前記筐体は、前記レバー規制部と前記チェック機構部とが収納される収納部を備え、
    前記検出本体部を、前記収納部の下面下方に配置するとともに、前記検出本体部に設けたセンサ作動ピンが前記筐体の下面に設けられた開口部を貫通して、前記レバー位置出力部に回転自在に嵌合したことを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
  3. 前記ゲートブロックと前記チェックブロックとを単一の合体ブロックとして一体成形し、当該合体ブロックを、前記シフトレバーを支持する前記筺体の側壁に形成された取付穴に取り付けたことを特徴とする請求項1または2に記載のシフト装置。
  4. 前記検出本体部を、前記合体ブロックに直接に取り付けたことを特徴とする請求項3に記載のシフト装置。
  5. 前記ゲートブロックを覆う消音部材を備え、
    前記ゲートブロックと前記チェックブロックとを別体に形成するとともに、当該ゲートブロックを前記シフトレバーを支持する前記筺体と一体成形し、
    前記チェックブロックに、当該チェックブロックを前記筺体に挿入して前記ゲートブロックに結合した際に、前記消音部材を押さえて前記ゲートブロックに固定する押さえ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシフト装置。
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