JP5201901B2 - 手乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高速空気流で手に付着した水分を吹飛ばして手を乾燥処理する手乾燥装置に関するものである。
高速空気流を手に当てて手に付着した水分を吹飛ばす手乾燥装置は、正面側にノズル部が突出し、ノズル部の下部空間が処理空間として機能するものがある。この種のものは、手から吹飛ばされた水は、洗面台の洗面手洗い容器または流し台のシンクに滴下し、既設の排水管等により排水されるようになっており、ドレン容器を備えないコンパクトな構成である。また、高速空気流を吹出す吹出口と装置本体を可撓性のあるホースでつないで、高速空気流の吹出し位置を自由に調整することができるようにしたものもある。なお、この種の従来技術としては、特許文献1,2に開示されたものがある。
特開2001−258786号公報 特開2001−183061号公報
この種の従来の手乾燥装置においては、突出したノズル部の下部空間が処理空間として機能するもので、処理空間は、洗面台の洗面手洗い容器または流し台のシンクの上方である。この部分には既設の水道器具や洗浄液供給設備等があり、さらに手を乾燥処理するための比較的幅のある手乾燥装置のノズル部が大きく突き出すと占有面積が大きく煩雑になる。吹出口と装置本体を可撓性と保形性のあるホースでつないで、吹出し位置を自由に調整する構成では、保形性があるとは言え、吹出し気流の反動でノズルの位置が変化し易く、経年劣化等で保形性が低下した場合、ノズルが勝手に動き、手で持っていなければならず手乾燥装置としてはそのまま採用できない。
本発明は、上記した従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、高速空気流を吹出すノズル部が剛直性を備えた上で可動であり、処理する部分の位置や突き出し量の調整が可能な手乾燥装置を得ることであり、その装置の使い易さの向上や外観性の向上を推進することである。
上記目的を達成するために本発明は、外部の空気を吸込み高圧空気流を生成し吹出す高圧空気流発生装置を本体内に設け、高圧空気流発生装置により生成された高圧空気流を導く風路と、高圧空気流を高速空気流に変換するノズルを先端部に備えた剛直性のある可動のノズル部を腕状に本体の上部から略水平に突き出させ、ノズル部下の処理空間においてノズルから吹出す高速空気流により手を乾燥処理するように構成する手段を採用する。
本発明によれば、高圧空気流を高速空気流に変換するノズルを先端部に備えたノズル部は、腕状に本体の上部から略水平に突き出していて、可動であるため乾燥処理する部分の位置や、洗面台の洗面手洗い容器または流し台のシンクへの突き出し量の調整が可能となる。使用しないときは、ノズル部を動かし洗面手洗い容器または流し台のシンク上方における占有面積の小さい形態にして煩雑感を抱かないようにすることができる。そして、乾燥処理にあたって経年劣化等によっても、手によってノズル部を支えている必要もないので使い易い手乾燥装置が得られる。
本発明の手乾燥装置は、洗面台や流し台の洗面手洗い容器の脇等に設置されるものである。本体内の底部側には、外部の空気を吸込み高圧空気流を生成し吹出す高圧空気流発生装置が設けられている。本体の上部前面には、高圧空気流発生装置により生成された高圧空気流を導く風路と高圧空気流を高速空気流に変換するノズルを先端部に下向きに備えた可動のノズル部が腕状ないしは蛇口状に略水平に突き出している。ノズル部は剛直性のある材料で作られた基部側とノズルを設けた先側とからなる。基部側はL字管状に構成され、高圧空気流発生装置に設けられた送気部に水平面内で旋回(回動)できるように接続されている。先側は角形の直管状で、水平方向に延びる基部の端部に水平方向に伸縮できるように接続されている。本体を覆うカバーにはノズル部の先側を引出すスリット状の窓が水平方向に形成され、ノズル部の旋回範囲は、窓によって概ね120度程度に規制されている。ノズル部の旋回及び伸縮は、接続部の気密を保持するパッキン等により適度な抵抗が付与され、無暗に旋回したり伸縮したりはしない。ノズル部のノズルから下向きに吹出される高速空気流は、手に付着した水分を吹飛ばすに足る運動エネルギーを持つものである。
この手乾燥装置は、洗面台や流し台の洗面手洗い容器またはシンクの脇等の壁面又は洗面台や流し台上にノズル部が洗面手洗い容器またはシンク上に突き出すように設置される。使用しない時は、ノズル部を収縮させ、回動させて占有面積の小さい殆ど突出しない形態にしておくことができ、洗面手洗い容器回りが煩雑にならない。手を乾燥処理する時は、使い易い位置にノズル部を伸ばし、回動させてノズルの下方に濡れた手をかざし、ノズルの高速空気流に濡れた部分を万遍なく当てる。手に付着した水分は洗面手洗い容器に高速空気流により吹飛ばされ、既設の排水管等から排水される。高圧空気流を高速空気流に変換するノズルを先端部に備えたノズル部は、腕状に本体の上部から略水平に突き出していて、可動であるため、乾燥処理する部分の位置や、洗面台の洗面手洗い容器または流し台のシンクへの突き出し量の調整が可能となる。そして、乾燥処理にあたって剛直性のあるノズル部を手によって支えている必要もないので使い易い。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の手乾燥装置を設置状態で示す側面図、図2は同じく手乾燥装置を設置状態で示す縦断側面図、図3は、設置状態で示す手乾燥装置の平面図、図4は、他の形態の手乾燥装置を設置状態で示す側面図である。
本実施の形態の手乾燥装置は、図1に示すように洗面台や流し台の洗面手洗い容器1の脇等に設置されるもので、本体2は、カバー3で包まれている。本体2内の底部側には、装置外部の空気を吸込み高圧空気流を生成し吹出す高圧空気流発生装置4が設けられている。高圧空気流発生装置4は、モーター5とモーター5で回転するターボファン6を有し、生成された高圧空気流は、モーター5の周側の吹出口から半径方向に吹出され、上向きの送気部7に導かれる(図2参照)。本体2の上部前面には、高圧空気流発生装置4により生成された高圧空気流を導く風路8と、高圧空気流を高速空気流に変換するノズル9を先端部に下向きに備えた可動のノズル部10が腕状ないしは蛇口状に略水平に突き出している。
ノズル部10は剛直性のある材料で作られた基部側11とノズル9を有する先側12とからなる。基部側11はL字管状に構成され、高圧空気流発生装置に接続された上向きの送気部7に水平面内で旋回(回動)できるように気密を保持するパッキン13を挟んで接続されている。先側12は角形の直管状で、水平方向に延びる基部側11の端部に水平方向に伸縮できるように気密を保持するパッキン13を挟んで接続されている。これによりノズル部10は水平面内を旋回でき、しかも水平方向に伸縮できる(図2,図3参照)。ノズル部10の先端部の下部には、手を検知する手検知センサー14が設けられ、この手検知センサー14の出力により手乾燥装置は自動運転する。可動するノズル部10の先端部に手検知センサー14を設けることにより、ノズル部10が動いても正確に手を検知することができる。
ノズル部10の可動部分(回動部分と伸縮部分)は、本体2を覆うカバー3の天部を構成するカバー3で覆われている。このカバー3にはノズル部10の先側を引出すスリット状の窓15が水平方向に形成され、ノズル部10の旋回範囲は、この窓15によって概ね120度程度に規制されている。ノズル部10の旋回及び伸縮は、接続部の気密を保持するパッキン13等により適度な抵抗が付与され、無暗に旋回したり伸縮したりはしない。ノズル部10のノズル9から下向きに吹出される高速空気流は、手に付着した水分を吹飛ばすに足る運動エネルギーを持つ。
この手乾燥装置は、洗面台や流し台の洗面手洗い容器1またはシンクの脇等の壁面又は洗面台や流し台上にノズル部10が洗面手洗い容器1またはシンク上に突き出すように設置される。使用しない時は、図2に示すようにノズル部10を収縮させ、図3に示すように回動させて占有面積の小さい殆ど突出しない形態にしておくことができ、洗面手洗い容器1回りが煩雑にならない。手を乾燥処理する時は、使い易い位置にノズル部10を伸ばし、回動させてノズル9の下方に濡れた手をかざすと、手検知センサー14が手を検知し、手検知センサー14の出力によって手乾燥装置は自動運転する。ノズル9から吹出される高速空気流に手の濡れた部分を万遍なく当てる。手に付着した水分は洗面手洗い容器1に高速空気流により吹飛ばされ、既設の排水管16等から排水される。高圧空気流を高速空気流に変換するノズル9を先端部に備えたノズル部10は、腕状に本体2の上部から略水平に突き出していて、可動であるため、乾燥処理する部分の位置や、洗面台の洗面手洗い容器1または流し台のシンクへの突き出し量の調整が可能となる。そして、乾燥処理にあたっては剛直性のあるノズル部10であり、経年劣化等によっても手によってノズル部10を支えている必要もないので使い易い。
ノズル部10を回動できる構成だけ備えた手乾燥装置でも、伸縮できる構成だけ備えた手乾燥装置でも前述した機能は相応に果たすことができる。図4に示す伸縮できる構成だけ備えた手乾燥装置では、カバー3にスリット状の窓15は必要なく、ノズル部10の可動部分をカバー3によって目視できないようにすることができる。これにより、外観性が向上するばかりでなく、ノズル部10が動くことが簡単には分からないためノズル部10が悪戯等で不用意な位置に動かされたりすることも防ぐことができる。
手乾燥装置を設置状態で示す側面図である。(実施の形態1) 手乾燥装置を設置状態で示す縦断側面図である。(実施の形態1) 設置状態で示す手乾燥装置の平面図である。(実施の形態1) 他の形態の手乾燥装置を設置状態で示す側面図である。(実施の形態1)
符号の説明
2 本体、 3 カバー、 4 高圧空気流発生装置、 8 風路、 9 ノズル、 10 ノズル部、 14 手検知センサー。

Claims (5)

  1. 外部の空気を吸込み高圧空気流を生成し吹出す高圧空気流発生装置を本体内に設け、
    この高圧空気流発生装置により生成された高圧空気流を導く風路と、高圧空気流を高速空気流に変換するノズルを先端部に備えた剛直性のある可動のノズル部を腕状に本体の上部から略水平に突き出させ、
    前記ノズル部を、略水平方向に突き出させながら前記ノズル部の先端部の近傍で下方に湾曲させ、
    前記ノズル部の先端部の下部であって前記ノズル部における湾曲した先端部と前記本体との間に、手を検知する手検知センサーを設け、
    この手検知センサーの出力により自動運転するようにし、
    このノズル部下の処理空間において前記ノズルから吹出す高速空気流により手を乾燥処理するように構成した
    手乾燥装置。
  2. 請求項1に記載の手乾燥装置であって、
    ノズル部の可動部分をカバーによって覆った
    手乾燥装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の手乾燥装置であって、
    ノズル部が略水平方向に伸縮する
    手乾燥装置。
  4. 請求項1に記載に記載の手乾燥装置であって、
    ノズル部が略水平面で回動する
    手乾燥装置。
  5. 請求項1に記載に記載の手乾燥装置であって、
    ノズル部が略水平方向に伸縮し、かつ略水平面で回動もする
    手乾燥装置。
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