JP5207385B2 - パンチ - Google Patents
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Description
このようなパンチにおいて、特開2006−255830号公報には、シートにおける穿孔位置の設定を容易にするために、シートが載置される紙台の側面から長尺状のゲージを出没させたものが開示されている。
この場合、請求項2に記載のように、前記ゲージ部材は、前記起立部と帯状部材との間に前記載置台と面一の長尺状の板部材が設けられたものであってもよい。
また、請求項3に記載のように、前記帯状部材の下面に、断面楔形の蛇腹部を設け、上面を平滑面としてもよい。
また、請求項4に記載のように、前記帯状部材は、樹脂製の材料によって一体成型されたものであってもよい。
また、請求項5に記載のように、前記ゲージ部材の上面に目盛りを設けてもよい。
またさらに、請求項6に記載のように、前記載置台に立設されたアームに、一端部において穿孔操作を行なう前記ハンドルと、一端部に設けられた前記穿孔刃を押下げる押下げ部材と、を回動可能に設けると共に、該押下げ部材の他端部と前記ハンドルの他端部とを連結するリンク部材を設け、前記ハンドルの枢支部と他端部との間の距離を、前記押下げ部材の枢支部と前記他端部との間の距離よりも小さく設定してもよい。
2・・・ハンドル
3・・・載置台
4・・・アーム
5・・・スリット
6・・・取付部
4・・・穿孔刃
8・・・案内路
9・・・綴じ孔
10・・・スリット
11・・・スライド面
12・・・突起部
13・・・ガイド部
14・・・支持部
20、20’、20”・・・ゲージ部材
21・・・ゲージ本体
22・・・レール部
25、26・・・目盛り
27、28・・・基準位置表示
30・・・起立部
40、40’、40”・・・帯状部(帯状部材)
41・・・蛇腹部
42・・・リブ部
43・・・楔部
44・・・突出部
46・・・係止部
50・・・平面部(板部材)
51・・・上面側の側縁部
52・・・下側の側縁部52
53・・・嵌合凹部
55・・・窪み部
60・・・スライド溝
70・・・押下げ部材
80・・・リンク部材
h1、h2・・・枢支部
図1は、本発明の第1実施形態のパンチ1を示す斜視図である。このパンチ1は、ハンドル2を押下げることによって、載置台3とアーム4との間のスリット5に差し込まれたシートに2つの孔をあける事務用二穴パンチである。
この穿孔刃は、上端部に設けられたフランジ部と、載置台3との間に介装されたスプリングによって、上方に向けて付勢された状態となっており、ハンドル2を押下げることによって、穿孔刃が下降し、シートを穿孔するようになっている。
紙載置台3の内部には、穿孔刃7が案内される案内路8が、載置台3の上面に対して直交する方向に開設されている。
このように構成されたスリット10にゲージ部材20がスライド可能に取付けられている。
ゲージ部材20は、起立部30を一端部に設けると共に、他端部に向けて可撓性を有する帯状部40を構成したものである。
起立部30は、シートの端部を当接させるための部位であり、内側面に設けられた溝部を、ゲージ本体21の一端面に設けられたレール部22に嵌合させた状態で取付けられており、上下方向にスライド可能となっている。
この平面部50は、図5(c)に示すように、所定の厚みMを有する長尺状の板部材であって、スリット10に取付けた際に上面側の側縁部51が載置台3と面一になるように設計されている。上面の中間部には、目盛り等が印刷されたシールを貼付するための窪み部55が形成されている。この窪み部55は、所定厚さのシールが貼付された際に側縁部51との面一状態を維持するのに適切な深さとなっている。
平面部50の下面には、所定の部位に、嵌合凹部53が設けられている。この嵌合凹部53は、図6に示すように、規格サイズのシートの側縁部に綴じ孔9を形成する際に使用するもので、規格の用紙(例えば、A4サイズ縦向き、LTRサイズ、B5サイズ縦向き、A4サイズ横向き、B5サイズ横向き、A5サイズ横向き、A4サイズ4穴)の綴じ位置に合せて複数設けられている。
ゲージ部材20の中央部から他端部にかけての帯状部40は、下面に、断面楔形の蛇腹部41を設け、上面を紙載置台3と面一の平滑面としている。
この台形状の楔部43は、帯状部40を下方に向けて規定の軌跡を描いて湾曲させ、載置台3の内部に円滑に収容できるような形状に設計されている。また、楔部43の上辺部から上面までの間の厚みNは、ヒンジ状に湾曲可能な薄さに設計されている。
そして、帯状部40の終端部には、図8に示すように、スライド面11のガイド部13に係止させるための係止部46を設けている。
この状態で、平面部50がスライド面11の上面に位置するようにスライドさせることで、帯状部40がガイド部13にガイドされながら湾曲し、載置台3の内部に収容されていく。収容された状態では、図9に示すように、平面部50が載置台3と面一となり、帯状部40が巻き込まれて載置台3の内部に収容された状態となっている。
ゲージ部材20が載置台3の内部に収容された図4(a)の状態から、起立部30を上方に持ち上げて起立させる。
そして、シートのサイズに合せてゲージ部材20を側方に引き出し、裏面の嵌合凹部53をスライド面11の突起部12に嵌合させ、ゲージ部材20を載置台3に固定させる。
この際、ゲージ部材20の上面は全て載置台3と面一になっているので、シートをスリット5内に差し込んで、載置台3とゲージ部材20の上面に載置させた際に、シートが撓むことはない。
特に、ゲージ部材20に可撓性を有する帯状部40を設け、この帯状部40を湾曲させて載置台3の内部に収容したので、ゲージ部材20を引き出した際に、内部に収容されていた帯状部40によって載置台3上面のスリット10を塞ぐことができる。
さらに、ゲージ部材20の一端に、シートの端部を当接させるための起立部30を設けたので、その起立部30にシートの端部を当接させることによって、シートの端合わせが容易にできる。
また、ゲージ部材20の帯状部40に連続して肉厚の平面部50を設けたことによって、載置台3のスリット10内に嵌め込まれていた平面部50が、起立部30を摘んでゲージを引き出した際には、載置台3から片持ち状に突出されるようにすることができる。
さらに、帯状部40の上面を平滑面としたので、帯状部40とシートとの間に生ずる摩擦が低減され、位置合せの際にシートをスムーズに移動させることができる。
この場合、平面部50をABS樹脂等のように強度や平滑性を備えた材料で構成するのが好ましい。
また、図11(a)のように、帯状部40’を、楔状体単体をピンで順次連結させて構成してもよいし、図11(b)のように、可撓性を有するゼンマイ状の帯状部40”をスライド可能に嵌め込んでゲージ部材20としてもよい。
このパンチ1は、シートを載置する載置台3と、載置台に立設されたアーム4と、アーム4に回動可能に取付けられたハンドル2と、アーム4に回動可能に取付けられた押下げ部材70と、押下げ部材70とハンドル2とを連結するリンク部材80と、シートを穿孔する穿孔刃7と、穿孔刃7を案内してシートを穿孔する案内路8と、によって構成されている。図14は、図1に示すパンチ1の一方のアーム4の内側面に沿って切断した状態を示し、アーム4内部に昇降可能に設けられている穿孔刃7は、破線で表している。
載置台3の両側部に立設されている一対のアーム4には、上下に2箇所に枢支部h1、h2が設けられており、上方の枢支部h1に、ハンドル2が回動可能に取付けられており、下方の枢支部h2に押下げ部材70が回動可能に取付けられている。
上方に取付けられたハンドル2は、一端部Aを押下げることによって穿孔操作を行なうための部材であり、他端部Bから所定距離M2だけ離れて位置する枢支部h1を介して夫々のアーム4に揺動自在に枢着されている。
この押下げ部材70の他端部Cと、ハンドル2の他端部Bとの間は、リンク部材80によって連結されている。押下げ部材70には、アーム4に設けられたスライド溝60に摺接しながら上下動するスライド部が設けられており、穿孔刃7の円滑な上下動を可能にしている。
ハンドル2の一端部Aから枢支部h1まで距離M1は、所望の操作力に応じて他端部からの距離M2よりも大きく設定し、押下げ部材70の一端部Dから枢支部h2までの距離M4は、所望の押下げ力に応じて他端部Cからの距離M3よりも小さく設定されている。
図14に示す初期状態において、スリット5に穿孔しようとするシートを挿入する。
そして、図15に示すように、ハンドル2の一端部Aを下方に押下げる。すると、リンク部材80を介して押下げ部材70の他端部Cが上方に持ち上げられ、図16に示すように、一端部Dにおいて、穿孔刃7を押下げ、穿孔刃7の刃先と案内路8の上縁部との協働によって、スリット5に挿入されたシートを穿孔する。
一方、ハンドル2の他端部Bが上方に引き上げられることによって、リンク部材80を介して押下げ部材の他端部Cに上向きの力F2が作用し、その上向きの力F2によって穿孔刃7に所定の押下力F3が作用する。この場合の力関係は、F2×M3=F3×M4の式によって表される。
また、本実施形態の枢支部とハンドルと押下げ部材とリンク部材の配設状態は、ハンドル2の枢支部h1と連結部Bとの間の距離M2を、押下げ部材70の枢支部h2と連結部Cとの間の距離M3よりも小さくすればよいので、例えば、図17に示す第1変形例、図18に示す第2変形例、図19に示す第3変形例のような構成であってもよい。
これによって、例えば、ハンドル2の操作部Aからの距離M1と連結部Bからの距離M2の割合を6:1にし、ハンドル2の連結部C(又はB)からの距離M3と押下げ部Dからの距離M4との割合を2:1にした場合、加工具を押下げる力(即ち、F3)の約1/12の力F1で操作を行なうことができる。
Claims (6)
- 穿孔刃と、該穿孔刃が案内される案内路と、該案内路に直交する平面を有する載置台と、前記穿孔刃を下降させるためのハンドルと、を含んで構成され、前記ハンドルを操作することによって、前記載置台に載置されたシートに孔をあけるパンチにおいて、
前記載置台の上面にスリットを設け、該スリットに、長尺状のゲージ部材をスライド可能に嵌め込み、前記載置台と前記ゲージ部材とが面一になるようにし、
前記ゲージ部材は、シートの端部を当接させるための起立部を一端部に設けると共に、他端部に向けて可撓性を有する帯状部材で構成し、該帯状部材を湾曲させて前記載置台の内部に収容したことを特徴とするパンチ。 - 前記ゲージ部材は、前記起立部と帯状部材との間に前記載置台と面一の長尺状の板部材が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のパンチ。
- 前記帯状部材の下面に、断面楔形の蛇腹部を設け、上面を平滑面としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のパンチ。
- 前記帯状部材は、樹脂製の材料によって一体成型されたことを特徴とする請求項3に記載のパンチ。
- 前記ゲージ部材の上面に目盛りを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つの請求項に記載のパンチ。
- 前記載置台に立設されたアームに、一端部において穿孔操作を行なう前記ハンドルと、一端部に設けられた前記穿孔刃を押下げる押下げ部材と、を回動可能に設けると共に、
該押下げ部材の他端部と前記ハンドルの他端部とを連結するリンク部材を設け、
前記ハンドルの枢支部と他端部との間の距離を、前記押下げ部材の枢支部と前記他端部との間の距離よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1つの請求項に記載のパンチ。
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