JP5224896B2 - 放送受信装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの嗜好度に応じて推薦する放送番組を決定する技術に関するものである。
放送のデジタル化によって、放送されるコンテンツ数が飛躍的に増加したため、ユーザが視聴したい放送コンテンツを検索しにくいという問題が従来より指摘されている。
この問題を解決する手法は数多く提案されている。中でもユーザが事前に好みのジャンルを指定したり、ユーザが視聴した放送コンテンツのジャンルを自動で取得・解析し、ユーザの好みのジャンルを決定することで、そのジャンルに含まれる放送コンテンツを推薦対象とする手法が多く存在する。
また、テレビやDVDレコーダなど近年のデジタル放送受信機は放送受信の機能だけでなく、HDDなどの記憶メディアを内蔵しており、ユーザが撮影した写真などの静止画や映像などの動画をはじめ、様々なコンテンツを蓄積、視聴する機能を有している。
ユーザが撮影したこれらのコンテンツにおいても、ユーザの嗜好情報が含まれており、例えば、特許文献1のように、これらのコンテンツを用いて番組の推薦を行う技術がある。
また、車載されているカーナビゲーション機器でもデジタル放送受信が可能となっている。例えば、特許文献2のように、カーナビゲーションに搭載されているGPS(Global Positioning System)により、ユーザの移動位置情報を用いて番組の推薦を行う技術がある。
特開2006−229678号公報 特許第3391313号明細書
しかしながら、特許文献1では、静止画や動画などの非放送コンテンツに付加したジャンルと放送番組のジャンルの単純な結び付けによってのみ判定が行われる。このため、非放送コンテンツの撮影位置情報や撮影機種、撮影物体情報、撮影枚数など、その他の情報は利用されず、非放送コンテンツの情報が番組推薦に十分活かされていない。
特許文献2では、ユーザの移動位置情報を用いてその位置にあるものを、「レストラン」、「スポーツ」など一定のキーワードにより絞り込み、単純にキーワードの結び付けによってのみ判定が行われる。
このため、その位置が海外や北海道など、地域との関連・嗜好があるのかの判定や、一意に行ったことがある場所についてのみ推薦が行われ、旅行番組などでは既に行ったことのある場所の番組よりも、行ったことのない場所の番組を視聴したい場合もある。しかしながら、行ったことがない番組の推薦は行われず、ユーザの嗜好度が正しく反映されない。
本発明は、上記課題に鑑みなされ、非放送コンテンツ情報を用いて、よりユーザの嗜好度に合った推薦番組を判定することができる技術を実現する。
上述の課題を解決するために、本発明の放送受信装置は、ユーザの嗜好度に応じて放送コンテンツの推薦度を判定する放送受信装置であって、前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ処理手段と、受信された前記放送コンテンツに含まれる番組情報を解析する放送コンテンツ解析手段と、非放送コンテンツとして画像データを取得する非放送コンテンツ処理手段と、取得された前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報を解析する非放送コンテンツ解析手段と、前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報の解析結果とを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、過去に受信された前記放送コンテンツの視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴蓄積手段と、前記視聴履歴蓄積手段に蓄積された視聴履歴情報からユーザの嗜好度に応じた推薦候補の放送コンテンツを判定すると共に、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている非放送コンテンツとしての画像データの撮影情報の解析結果とを比較することにより前記推薦候補の放送コンテンツの推薦度を判定する判定手段と、を有する。
また、本発明の放送受信装置の制御方法は、放送コンテンツを受信する放送コンテンツ処理手段と、受信された前記放送コンテンツに含まれる番組情報を解析する放送コンテンツ解析手段と、非放送コンテンツとして画像データを取得する非放送コンテンツ処理手段と、取得された前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報を解析する非放送コンテンツ解析手段と、前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報の解析結果とを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、過去に受信された前記放送コンテンツの視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴蓄積手段と、を有し、ユーザの嗜好度に応じて放送コンテンツの推薦度を判定する放送受信装置が行う制御方法であって、前記視聴履歴蓄積手段に蓄積された視聴履歴情報からユーザの嗜好度に応じた推薦候補の放送コンテンツを判定すると共に、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている非放送コンテンツとしての画像データの撮影情報の解析結果とを比較することにより前記推薦候補の放送コンテンツの推薦度を判定する判定工程、を有する。
本発明によれば、非放送コンテンツ情報を用いて、よりユーザの嗜好度に合った推薦番組を判定することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明に係る第1の実施形態の放送受信装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、本発明の放送受信装置は、例えばデジタル放送用テレビジョン受信装置(以下、DTV)により実現される。DTV101は、放送コンテンツ処理部104、放送コンテンツ解析部105、非放送コンテンツ処理部107、非放送コンテンツ解析部108、放送/非放送コンテンツ蓄積部、視聴履歴蓄積部110、嗜好度決定部111、表示部112を備える。
リモコン102は、赤外線通信などによりDTV101を遠隔操作可能であり、DTV101にユーザ操作が通知可能である。放送波アンテナ103は、デジタル放送波の受信を行い、放送コンテンツ処理部104へ受信したデジタル放送波を出力する。
放送コンテンツ処理部104は、放送波アンテナ103より入力されたデジタル放送波の分離・復号・合成・出力などを行う。
放送コンテンツ解析部105は、デジタル放送波に含まれるSI(Service Infomation:番組情報)/PSI(Program Specific Infomation:番組特定情報)の解析を行う。また、放送コンテンツ解析部105は、その解析結果を、放送/非放送コンテンツ蓄積部109へ出力する。
外部装置106は、ユーザが撮影を行った静止画や動画などの非放送コンテンツのデータを非放送コンテンツ処理部107へ出力する。
非放送コンテンツ処理部107は、外部装置106から入力された非放送コンテンツデータの分離・復号・合成・出力などを行う。
非放送コンテンツ解析部108は、非放送コンテンツに含まれるコンテンツの撮影情報の解析を行い、その解析結果を放送/非放送コンテンツ蓄積部109へ保存する。
放送/非放送コンテンツ蓄積部109は、放送コンテンツ解析部105から入力される放送コンテンツ情報や、非放送コンテンツ解析部108から入力される非放送コンテンツ情報の蓄積を行う。
視聴履歴蓄積部110は、過去にユーザが視聴した放送コンテンツおよび非放送コンテンツの履歴の蓄積を行う。
嗜好度決定部111は、視聴履歴蓄積部110に蓄積されている視聴履歴情報からユーザの嗜好度に応じた推薦番組情報を作成する。そして、嗜好度決定部111は、放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されている放送コンテンツ情報および非放送コンテンツ情報からユーザの嗜好度に合致するように放送番組の推薦度を判定する。112は、映像および音声の表示を制御するための表示部であり、EPGなどの番組一覧表をユーザに表示する。
放送波アンテナ103から受信された放送コンテンツは、DTV101の放送コンテンツ処理部104において処理される。具体的には、MPEG2 TransportStreamのデマルチプレックス、MPEG2ビデオ、オーディオ復号、AV同期処理、時刻管理、データ放送処理、出力処理である。なお、放送コンテンツ処理部104での詳細な処理については、従来公知の方法が採用可能であるので、ここでの説明は省略する。
そして、放送コンテンツ処理部104において処理された映像・音声は、表示部112を通じて、モニタやスピーカ(図示せず)に出力される。
同時に、放送コンテンツ処理部104により、放送波に含まれるSI/PSIなどの放送コンテンツ情報が放送コンテンツ解析部105に供給される。
ここで、放送波に含まれるSI/PSI情報は、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)等で構成される。更に、EIT(Event Information Table)、NIT(Network Information Table)等で構成される。
これらの中で推薦番組と関連がある内容としては、EIT内にて、サービスID、イベントID、番組の放送開始時刻、放送継続時間、番組名や番組の内容説明、出演者、脚本者、司会者等の人物名、番組のジャンルや特性が記述される。ここで、放送番組のジャンルは、「報道」、「スポーツ」、「ドラマ」、「映画」、「バラエティ」、「教養」等の大ジャンルと、大ジャンルを細分化した中ジャンルで規定される。例えば、大ジャンル「スポーツ」を細分化した中ジャンルには、「サッカー」、「野球」、「オリンピック」等が規定されている。シリーズ記述子には、シリーズ番組や再放送番組等に関する情報が記述される。
放送コンテンツ解析部105は、上述したSI/PSI情報より放送コンテンツの番組名や放送時間や、ジャンルなどの各種放送コンテンツ情報を解析し、放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積する。
また、放送コンテンツ解析部105は、視聴者が視聴したと判定された放送コンテンツのジャンルに関し、視聴履歴蓄積部110に蓄積されている視聴回数カウンタに1を加算する。
図2は、視聴履歴蓄積部110に蓄積されている視聴回数管理データを例示している。
図2に示すように、視聴履歴蓄積部110には、ジャンルごとの視聴回数が管理される。
また、外部装置106から入力された非放送コンテンツは、非放送コンテンツ処理部107により取得・処理される。ここで、DTV101に接続される外部装置106としては、種々の機器が想定可能である。
具体的には、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、SDカードなどの機器が挙げられる。これらの機器は、EtherNet(登録商標)やUSB、カードリーダなどのI/F(インタフェース)を介して接続され、ユーザが撮影を行った静止画や動画などの非放送コンテンツのデータが、非放送コンテンツ処理部107へ出力される。
そして、非放送コンテンツ処理部107は、外部装置106に応じて、具体的にデジタルビデオの動画再生処理や、デジタルカメラの静止画再生処理、等を行う。なお、これらの非放送コンテンツの各種処理に関しては、従来公知の方法が採用可能であるので、ここでの説明は省略する。
そして、非放送コンテンツ処理部107において処理された映像・音声は、表示部112を通じて、モニタやスピーカ(図示せず)に出力される。
同時に、非放送コンテンツ処理部107により、非放送コンテンツのうち、デジタルカメラで撮影した静止画の撮影情報であるExif情報が非放送コンテンツ解析部108に供給される。また、DVDビデオカメラで撮影した動画の撮影情報であるVIDEO_TS.IFOファイル情報が非放送コンテンツ解析部108に供給される。なお、Exifは、Exchangeable image file format for digital still camerasの略称である。
ここで、静止画データに含まれるExif情報には、撮影日時や撮影機器のメーカー名、撮影機種名、撮影位置のGPSデータなどで構成される。また、動画データであるVIDEO_TS.IFO情報についても、静止画データと同種の情報が取得可能である。
非放送コンテンツ解析部108は、上記ExifやVIDEO_TS.IFO情報に含まれる、非放送コンテンツの撮影日時、撮影機器のメーカ名、カメラの機種名、撮影位置のGPSデータ等の情報を放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積する。
視聴履歴蓄積部110には、放送コンテンツについて、放送コンテンツで用いられるジャンル当たりの視聴回数が蓄積される。ユーザがリモコン102を操作することにより、放送コンテンツの推薦度を要求すると、嗜好度決定部111が視聴履歴蓄積部110に蓄えられているジャンルごとの視聴回数情報を取得して、ユーザの嗜好度の高いジャンルが決定される。
そして、放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されている今後の放送番組の中から同一ジャンルに含まれる番組が検索され、ユーザに認識可能な状態で表示部112に表示される。このようにして、ユーザの嗜好度に応じた推薦番組の判定処理が実行される。
図3は、第1の実施形態による推薦番組判定結果が反映されたEPG画面を例示している。図3のEPG画面では、表示されている番組ごとに推薦度が星印で表されており、それぞれ星印が多いほど推薦度が高いことを表している。また、図3では、表示された番組に関連した場所にて写真撮影された静止画があることを表す「写真ありアイコン」が表示されている。
第1の実施形態では、新たに推薦番組を判定する際に、ユーザが撮影した静止画や動画などの非放送コンテンツの撮影位置情報を用いて、推薦候補となる番組ごとに撮影位置に関連する番組の推薦度を高くしたり、反対に関連しない番組の推薦度を高くしている。
図4は、本発明に係る第1の実施形態による推薦番組判定処理を示すフローチャートである。
以下、図1及び図4を参照して、本実施形態の推薦番組判定処理について説明する。
ここでは、放送番組情報や非放送コンテンツとしての撮影情報が既に放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されているものとする。
まず始めに、ユーザにてリモコン102が操作され、その操作指示により放送コンテンツ処理部104にてEPG画面が生成・出力され、表示部112に図3で示したEPG画面が表示される。
ここで、嗜好度決定部111は、EPG画面に番組ごとに推薦度を表示するために推薦番組の判定処理を実行する。
即ち、S401において、嗜好度決定部111は、視聴履歴蓄積部110に蓄積されたジャンルごとの視聴回数情報を用いて、推薦番組の判定処理を行い、この判定結果に基づき推薦度などを付加した推薦番組情報を作成する。ここでの判定処理は、従来公知の方法を採用可能であり、例えば、旅行番組およびニュース番組をよく視聴しているユーザの場合、ニュース番組と旅行番組を推薦番組とする。
次に、S402において、嗜好度決定部111は、S401で作成された推薦番組について、非放送コンテンツ情報を用いて推薦度判定処理を行う。
図5は、第1の実施形態による推薦番組の推薦度判定処理を示すフローチャートである。
図5において、S501では、嗜好度決定部111は、推薦番組の番組内容情報を放送/非放送コンテンツ蓄積部109から取得し、放送コンテンツ解析部105により番組内容情報を解析し、推薦番組に関する位置情報の検出を行う。ここでは、例えば、図3のEPG画面では、「川崎」、「北海道」、「ハワイ」などの文字列情報を抽出する。
S502では、嗜好度決定部111は、S501にて検出された位置情報から緯度と経度の範囲情報を、嗜好度決定部111が保持しているテーブル情報および地図データから取得する。
図6は、第1の実施形態による位置情報の分類テーブルを例示している。
嗜好度決定部111は、図6に示すように、個々の位置情報について大分類と小分類に分けて保持している。そして、S502では、S501にて検出された位置情報について、大分類の位置情報か小分類の位置情報かを特定する。また、嗜好度決定部111は、地図データを保持しており、この地図データから大分類と小分類のそれぞれの位置情報から緯度・経度情報を取得する。ここでは、「関東」などの位置情報から、地図データより緯度・経度の範囲情報を取得する。この方法の詳細については、従来公知の方法を採用可能であるため、ここでの説明は省略する。
S503では、嗜好度決定部111は、S502にて取得した緯度・経度の範囲情報と、非放送コンテンツとしての静止画などの撮影位置情報とを比較し、その緯度・経度の範囲内において撮影を行った静止画などがあるか判定する。
S504では、嗜好度決定部111は、推薦対象の放送番組のジャンル情報を取得する。
S505では、嗜好度決定部111は、推薦対象の放送番組のジャンルが、例えば旅行番組か判定を行う。ここで、推薦対象の放送番組が旅行番組の場合は、S506に進み、嗜好度決定部111は、推薦対象の旅行番組の位置情報と非放送コンテンツとしての静止画の撮影位置情報とが、図6に示した分類テーブルのうち、小分類と合致しているか判定を行う。S506にて小分類に合致したと判定された場合には、既に推薦対象の旅行番組と関連した位置で撮影を行い、その場所へ行った可能性が高いと判断できる。よって、この場所に対するユーザの嗜好度は低いと判断することができる。よって、S506で小分類に合致した場合は、S507にて、嗜好度決定部111は、推薦番組の推薦度を低くする処理を行う。例えば、図3のEPG画面において、旅番組2の場所である「伊豆」で撮影した静止画などが非放送コンテンツとしてある場合は、推薦度を低くして星印1つの推薦度として設定される。また、図3において、旅番組2の場所にて撮影を行った非放送コンテンツがあることを表す「写真ありアイコン」の表示を行い、ユーザへの通知を行っている。
一方、S506にて小分類と合致しないと判定された場合には、S508にて、嗜好度決定部111は、推薦対象の旅行番組の位置情報と非放送コンテンツの位置情報とが、図6に示した分類テーブルのうち、大分類と合致しているか判定を行う。
S508にて大分類に合致したと判定された場合には、推薦対象の放送番組の場所は、大分類として大まかにはユーザが興味を持った地域に合致しているが、小分類である具体的な場所には行ったことがない。よって、興味があるものの未だ行ったことがない地域と判断できる。そこで、S508で大分類と合致した場合は、S509にて、嗜好度決定部111は、推薦番組の推薦度を高くする処理を行う。例えば、図3のEPG画面において、ニュース番組の場所である「川崎」で撮影した静止画などが非放送コンテンツとしてある場合は、推薦度を高くして星印3つの推薦度として設定される。また、同様に、図3において、旅番組3の場所に大まかに関連した「海外」にて撮影を行った非放送コンテンツはあるものの、具体的な場所である「ハワイ」にて撮影した非放送コンテンツがない場合には、推薦度を高くして星印3つの推薦度として設定される。
一方、S508にて大分類に合致しないと判定された場合、即ち、推薦対象の放送番組に関連する非放送コンテンツがなかった場合は、本処理を終了し、図4のS401で作成された推薦番組情報を適用する。
更に、S505にて推薦対象の放送番組のジャンルが旅行番組ではないと判定された場合は、S510に進む。
S510では、嗜好度決定部111は、推薦対象の旅行番組以外のジャンルの放送番組について、番組の位置情報と非放送コンテンツの位置情報とが、図6に示した分類テーブルのうち、大分類または小分類と合致しているか判定を行う。
そして、S510にて大分類または小分類と合致したと判定された場合は、S511にて、推薦対象の放送番組に対して推薦度を高くする処理を行う。例えば、図3のEPG画面において、ニュース番組に関連する位置情報である「川崎」にて、ユーザが写真などの撮影を行ったことがあり、ユーザの関心が高い番組であると判断し、推薦度を高くする処理が行われる。
第1の実施形態によれば、推薦番組を判定する際に、推薦対象となる放送番組のジャンル(種別)に応じて、ユーザが撮影を行った静止画や動画などの非放送コンテンツの位置情報を変更し、異なる判定条件を用いて推薦度を判定する。これにより、よりユーザの嗜好度に合った推薦番組の判定が可能となる。
つまり、従来と異なり、例えば同じ旅番組を推薦番組とする場合であっても、ユーザが実際に行ったことのある場所に関連する番組は推薦度を低くする。また、大まかな分類では行ったことがあり、興味が高い場所と考えられるが、未だ行ったことのない場所に関連した番組は推薦度を高くする。このようにして、より詳細なユーザの嗜好度に合った推薦番組の判定可能となる。
なお、第1の実施形態では、旅行番組とそれ以外の番組について、非放送コンテンツとしての位置情報を変更したが、本発明は、これに限定されるものではなく、放送番組の種別に応じて判定に利用する位置情報を変更することも可能である。
また、第1の実施形態では、単純に非放送コンテンツの有無に基づき、行ったことがあるか否かを判定したが、撮影画像が「一定枚数以上ある場合」や「検索にて位置情報が一致した枚数/全枚数の割合が一定以上の場合」などに基づき判定を行ってもよい。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、非放送コンテンツとしての静止画撮影時の撮影情報を用いて、ユーザの撮影条件に合った推薦番組を判定する方法について説明する。
ここで、第2の実施形態を実現する装置構成は、図1に示した構成と同様であるため説明を省略する。
図7は、本発明に係る第2の実施形態による推薦番組判定処理を示すフローチャートである。図8は、第2の実施形態の撮影機種情報テーブルを例示する図である。
以下、図1、図7及び図8を参照して、第2の実施形態の推薦番組判定処理について説明する。
ここでは、放送番組情報や非放送コンテンツの撮影情報が既に放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されているものとする。
まず始めに、ユーザにてリモコン102が操作され、その操作指示により放送コンテンツ処理部104にてEPG画面が生成・出力され、表示部112にEPG画面の表示が行われる。
このとき、嗜好度決定部111は、EPG画面に番組の推薦度を表示するために、図7に示す推薦番組判定処理を実行する。
図7において、S701では、嗜好度決定部111は、放送/非放送コンテンツ蓄積部109に、静止画枚数が所定枚数以上あるか判定する。ここでは、例えば100枚以上の静止画が蓄積されている場合は、静止画撮影を行っているまたは撮影に興味があると判定できるので、S702以降の処理を実行する。また、S701にて静止画枚数が所定枚数に満たない場合は、本処理を終了する。
次にS702では、嗜好度決定部111は、放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されている撮影情報から、撮影機種名またはメーカ名を取得し、図8に示す撮影機種情報テーブルに含まれる機種名またはメーカ名と比較する。そして、携帯電話により撮影が行われていると判定された場合には、ユーザはあまり撮影方法にこだわりはなく撮影方法の説明番組を推薦する必要性は低いと判断し、本処理を終了する。
一方、S702にて、携帯電話以外により撮影が行われていると判定された場合は、S703において、嗜好度決定部111は、S702と同様に一眼レフタイプのデジタルカメラにより撮影が行われているか判定する。
S703において、一眼レフタイプのデジタルカメラで撮影が行われている場合は、S704にて、嗜好度決定部111は、一眼レフカメラの撮影方法の説明番組を推薦番組とする。
この推薦番組の判定方法については、従来公知の方法を採用可能であり、例えば、「一眼レフ」と「撮影」というキーワードで放送番組情報を検索し合致した「入門!デジタル一眼レフ撮影講座」という番組を推薦番組とすることが可能である。
また、S703にて、一眼レフタイプのデジタルカメラで撮影が行われていない場合は、S705にて、嗜好度決定部111は、一眼レフカメラ以外のデジタルカメラ(例えば、コンパクトデジタルカメラ)の撮影方法の説明番組を推薦番組とする。
この推薦番組の判定方法についても従来公知の方法を採用可能であり、例えば、「撮影」というキーワードで放送番組情報を検索し合致した「かんたんデジタカメ撮影」という番組を推薦番組とすることが可能である。
第2の実施形態によれば、非放送コンテンツ情報として画像の撮影枚数や撮影機種名、機種メーカ名などを用いて、ユーザが撮影に興味があるか、どのような機種を使った撮影を行っているかを判定する。これにより、よりユーザの嗜好度に合った推薦番組を判定できる。つまり、従来と異なり、撮影枚数や撮影機種などの撮影状況を考慮することで、ユーザの嗜好度に対して精度の高い推薦番組が判定できる。
ここで、撮影方法の説明番組を、放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されている静止画情報のうち、「花火」、「夜景」などの撮影モードの情報を使用して判定する。そして、花火モードで撮影された静止画がある場合は「デジカメ撮影入門〜花火の撮影方法〜」という番組の推薦度を高くする。また、夜景モードで撮影された静止画がある場合は「デジカメ撮影入門〜夜景をキレイに撮影しよう〜」という番組の推薦度を高くする。これにより、ユーザのより細かな嗜好度に合った推薦番組を判定可能となる。
なお、第2の実施形態においては、静止画を一例として説明を行ったが、必ずしも静止画に限らず、動画についても同様の処理を適用可能である。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態として、非放送コンテンツとしての撮影対象物情報を用いて、ユーザがより多く撮影を行った撮影対象物に関連する推薦番組を判定する方法について説明する。
ここで、第3の実施形態を実現する装置構成は、図1に示した構成と同様であるため説明を省略する。
図9は、本発明に係る第3の実施形態による推薦番組判定処理を示すフローチャートである。図10は、第3の実施形態の撮影対象物情報データベースを例示する図である。
以下、図1、図9及び図10を参照して、第3の実施形態の推薦番組判定処理について説明する。
ここでは、放送番組情報や非放送コンテンツの撮影情報が既に放送/非放送コンテンツ蓄積部109に蓄積されているものとする。
まず始めに、ユーザにてリモコン102が操作され、その操作指示により放送コンテンツ処理部104にてEPG画面が生成・出力され、表示部112にEPG画面の表示が行われる。
このとき、嗜好度決定部111は、EPG画面に番組の推薦度を表示するために、図9に示す推薦番組判定処理を実行する。
図9において、S901では、嗜好度決定部111は、放送/非放送コンテンツ蓄積部109から撮影画データを取得し、非放送コンテンツ解析部108を介して、撮影画データに含まれる主要な撮影対象物情報を取得する。ここでは、従来公知の方法を用いて撮影画像データのオブジェクト識別および顔識別を行い、図10に示す「ラーメン」などの物体情報や、「幼児」、「男性10代」などの人物の大まかな分類情報を取得する。
また、S901では、主要な撮影対象物が1枚にのみ偶然撮影されたものか、ユーザの興味により撮影されたものか判定する。このため、一定枚数以上撮影を行った場合や、「同一対象物が撮影された非放送コンテンツ数/全非放送コンテンツ数」が一定割合以上の場合、撮影対象物情報が取得可能とする。
S902では、嗜好度決定部111は、S901での検索の結果、非放送コンテンツの撮影対象物情報が検出できたか判定し、検出できていないと判定された場合は、本処理を終了する。また、S901での検索の結果、非放送コンテンツの撮影対象物情報が検出できたと判定された場合は、S903において、嗜好度決定部111は、S901にて取得した撮影対象物情報に関連した番組を推薦番組として判定する。
ここで、例えば、S901にて「ラーメン」が撮影対象物情報として検索された場合、「ラーメン」という文字列の含まれた番組を推薦番組とする。
また、例えば「女性30代以上」が撮影対象物情報として検索され場合、「主婦」という文字列の含まれた、例えば「主婦向けお得情報」などの番組を推薦番組とする。
第3の実施形態によれば、非放送コンテンツとしての撮影画像データに存在する、ユーザが興味を持って撮影を行った撮影対象物を識別し、その撮影対象物に関連した番組を推薦番組とすることが可能となる。
つまり、従来と異なり、例えば「ラーメン」などある特定の物体を撮影した画像データを非放送コンテンツとして一定枚数以上蓄積した場合、ユーザの指定なしに、その物体に関連した番組を推薦番組とすることが可能となる。
[他の実施形態]
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給しても達成可能である。すなわち、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の半導体メモリカード、ROMなどを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合もある。
しかし、さらにプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる場合も有得る。その後、プログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明に係る第1の実施形態の放送受信装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の視聴履歴蓄積部に蓄積されている視聴回数管理データを例示する図である。 第1の実施形態により判定された推薦番組の番組一覧表を例示する図である。 第1の実施形態による推薦番組判定処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態による推薦度判定処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の位置情報の分類テーブルを例示する図である。 第2の実施形態による推薦番組判定処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の撮影機種情報テーブルを例示する図である。 第3の実施形態の推薦番組判定処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態の撮影対象物情報データベースを例示する図である。
符号の説明
101 DTV
102 リモコン
103 放送波アンテナ
104 放送コンテンツ処理部
105 放送コンテンツ解析部
106 外部装置
107 非放送コンテンツ処理部
108 非放送コンテンツ解析部
109 放送/非放送コンテンツ蓄積部
110 視聴履歴蓄積部
111 嗜好度決定部
112 表示部

Claims (9)

  1. ユーザの嗜好度に応じて放送コンテンツの推薦度を判定する放送受信装置であって、
    前記放送コンテンツを受信する放送コンテンツ処理手段と、
    受信された前記放送コンテンツに含まれる番組情報を解析する放送コンテンツ解析手段と、
    非放送コンテンツとして画像データを取得する非放送コンテンツ処理手段と、
    取得された前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報を解析する非放送コンテンツ解析手段と、
    前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報の解析結果とを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、
    過去に受信された前記放送コンテンツの視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴蓄積手段と、
    前記視聴履歴蓄積手段に蓄積された視聴履歴情報からユーザの嗜好度に応じた推薦候補の放送コンテンツを判定すると共に、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている非放送コンテンツとしての画像データの撮影情報の解析結果とを比較することにより前記推薦候補の放送コンテンツの推薦度を判定する判定手段と、を有することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記判定手段は、前記推薦候補の放送コンテンツに含まれる番組情報のジャンルに応じて、異なる判定条件を用いて前記推薦度を判定することを特徴とする請求項に記載の放送受信装置。
  3. 記非放送コンテンツに含まれる撮影情報の解析結果は、画像データの撮影位置に関する情報、撮影機種に関する情報、撮影モードに関する情報、撮影対象物に関する情報のいずれか1つの情報を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信装置。
  4. 前記推薦候補の放送コンテンツの一覧表に前記判定手段により判定された推薦度を付加して表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  5. 放送コンテンツを受信する放送コンテンツ処理手段と、
    受信された前記放送コンテンツに含まれる番組情報を解析する放送コンテンツ解析手段と、
    非放送コンテンツとして画像データを取得する非放送コンテンツ処理手段と、
    取得された前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報を解析する非放送コンテンツ解析手段と、
    前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と前記非放送コンテンツに含まれる撮影情報の解析結果とを蓄積するコンテンツ蓄積手段と、
    過去に受信された前記放送コンテンツの視聴履歴情報を蓄積する視聴履歴蓄積手段と、を有し、ユーザの嗜好度に応じて放送コンテンツの推薦度を判定する放送受信装置が行う制御方法であって、
    前記視聴履歴蓄積手段に蓄積された視聴履歴情報からユーザの嗜好度に応じた推薦候補の放送コンテンツを判定すると共に、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている前記放送コンテンツに含まれる番組情報の解析結果と、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積されている非放送コンテンツとしての画像データの撮影情報の解析結果とを比較することにより前記推薦候補の放送コンテンツの推薦度を判定する判定工程、を有することを特徴とする制御方法。
  6. 前記判定工程では、前記推薦候補の放送コンテンツに含まれる番組情報のジャンルに応じて、異なる判定条件を用いて前記推薦度を判定することを特徴とする請求項に記載の制御方法。
  7. 記非放送コンテンツに含まれる撮影情報の解析結果は、画像データの撮影位置に関する情報、撮影機種に関する情報、撮影モードに関する情報、撮影対象物に関する情報のいずれか1つの情報を含むことを特徴とする請求項5または6に記載の制御方法。
  8. 前記推薦候補の放送コンテンツの一覧表に前記判定工程により判定された推薦度を付加して表示する表示工程を更に有することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の制御方法。
  9. 請求項乃至のいずれいか1項に記載の制御方法を放送受信装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
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