JP5241280B2 - ポジ型感光性樹脂組成物 - Google Patents
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Description
中でも、硬化後に耐熱性樹脂となるアルカリ水溶液可溶性の重合体、例えばポリベンズオキサゾール(以下、「PBO」ともいう。)前駆体を、ナフトキノンジアジド構造を有する化合物などの光酸発生剤(以下、「PAC」ともいう。)と混合したPBO前駆体組成物をポジ型感光性樹脂組成物として用いる方法が、例えば、特許文献1、2に開示され、近年注目を集めている。ポジ型感光性樹脂組成物の現像メカニズムは、未露光部のナフトキノンジアジド構造を有する化合物及びPBO前駆体がアルカリ性水溶液への溶解速度が小さいのに対し、露光することにより該ナフトキノンジアジド構造を有する化合物がインデンカルボン酸化合物に化学変化して露光部のアルカリ性水溶液への溶解速度が大きくなることを利用したものである。この露光部と未露光部の間の現像液に対する溶解速度の差を利用し、未露光部からなるレリーフパターンの作成が可能となる。
そして、感光性PBO前駆体組成物やフェノール性水酸基を有するポリイミド組成物は未露光部においても一部アルカリ水溶液に溶解するため、高感度化に伴い、Si基板との現像密着性が低下するという問題が発生する。
一方で、水の存在下で加熱することで酸化物に変化する金属アルコキシド化合物、ポリベンゾオキサゾール前駆体、有機溶媒、及び水を必須成分とする樹脂組成物が、例えば特許文献9で提案されている。
また、ポリアミド、感光性ジアゾキノン化合物、有機チタン化合物からなることを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物が、銅系金属との硬化後に優れた密着性が得られるポジ型感光性樹脂組成物として、特許文献10で提案されている。
そこで、本発明者は、従来より知られている、アルカリ水溶液可溶性重合体、例えば、フェノール性水酸基及びカルボキシル基からなる群から選択される少なくとも1つの基を有するアルカリ水溶液に可溶な樹脂又はそれらの前駆体、PAC、及び有機溶剤からなるポジ型感光性樹脂組成物に、下記に示す特定の官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物を組み合わせることで、上記の課題を解決するポジ型感光性樹脂組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
1.(A)ビシクロ(2,2,2)−オクト−7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物とビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)スルホンが脱水縮合したポリイミド構造を有する重縮合物からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
2.(A)5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−フリル)−3−メチル−シクロヘキセン−1,2ジカルボン酸無水物と2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンが脱水縮合したポリイミド構造を有する重縮合物からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
3.(A)フェノール樹脂及びその誘導体からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
4.(A)ポリヒドロキシスチレン及びその誘導体からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
5.更に、(D)シリコン系カップリング剤0.01〜20質量部を含むことを特徴とする上記1.〜4.のいずれかに記載のポジ型感光性樹脂組成物。
6.(A)アルカリ水溶液可溶性重合体が、フェノール性水酸基及びカルボキシル基からなる群から選択される少なくとも1つの基を有することを特徴とする上記1.〜5.の
いずれかに記載のポジ型感光性樹脂組成物。
8.(C)シラン化合物が、下記一般式(1)で表される構造を有する化合物であることを特徴とする上記1.〜7.のいずれかに記載のポジ型感光性樹脂組成物。
であり、pは1〜3の整数、qは1〜4の整数であり、p+q≧4である。Z 2 はアルキレン基、アルケニレン基、エーテル基、及びジスルフィド基からなる群から選択される少なくとも1つの基を有する2価の基を示す。)
14.上記13.に記載の硬化レリーフパターンの製造方法により得られる硬化レリーフパターンを有してなる半導体装置。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物を構成する各成分について、以下に具体的に説明する。
(A)アルカリ水溶液可溶性重合体
本組成物に用いられる(A)アルカリ水溶液可溶性重合体は、フェノール性水酸基及びカルボキシル基からなる群から選択される少なくとも1つの基を有し、アルカリ水溶液に可溶な樹脂、又はそれらの前駆体であるが、具体的には、(i)PBO前駆体であるアルカリ水溶液可溶性重合体、(ii)フェノール性水酸基を有するアルカリ水溶液可溶性のポリイミド、(iii)テトラカルボン酸とジアミンより誘導され、アミド結合のオルト位にカルボキシル基を有すポリイミド前駆体であるポリアミド、(iv)フェノール樹脂及びその誘導体、(v)ポリヒドロキシスチレン及びその誘導体、並びにこれら樹脂を分子内に共重合した構造を有する樹脂である。
アルカリ水溶液可溶性重合体中における上記のジヒドロキシジアミド単位の割合が高いほど現像液として使用するアルカリ性水溶液への溶解性が向上するので、r/(r+s)の値は0.5以上であることが好ましく、0.7以上であることがより好ましく、0.8以上であることが最も好ましい。
l)2 の構造を有するジカルボン酸ジクロリドに2分子のニトロアミノフェノールを反応させて還元し、下記一般式で示されるジアミンを得る方法もある。
このうち芳香族ジアミンとしては、例えば、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、2,4−トリレンジアミン、3,3’−ジアミノジフェニルエーテル、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン、3,4’−ジアミノジフェニルスルホン、3,3’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’−ジアミノジフェニルケトン、4,4’−ジアミノジフェニルケトン、3,4’−ジアミノジフェニルケトン、2,2’−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−アミノフェニル)ヘキサフルオロプロパン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、
該誘導体を得るために5−アミノイソフタル酸に対して反応させる具体的な化合物としては、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物、エキソ−3,6−エポキシ−1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物、3−エチニル−1,2−フタル酸無水物、4−エチニル−1,2−フタル酸無水物、シス−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物、1−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無水物、マレイン酸無水物、無水シトラコン酸、無水イタコン酸、無水エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、メチルエンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、
また、ビスアミノフェノールに対してトリメリット酸クロリドを反応させて、テトラカルボン酸二無水物を生成し、上記のテトラカルボン酸二無水物と同様の方法で開環してジカルボン酸として使用することもできる。ここで得られるテトラカルボン酸二無水物としては下記の化学式で示される化学式が挙げられる。
前述の一般式(4)で示される繰り返し単位を有するアルカリ水溶液可溶性重合体(t=0である)において、その末端基を有機基(以下、「封止基」という)で封止して使用することも好ましい。アルカリ水溶液可溶性重合体の重縮合において、ジカルボン酸成分をビスアミノフェノール成分とジアミン成分の和に比べて過剰のモル数で使用する場合には、封止基としては、アミノ基、または水酸基を有する化合物を用いるのが好ましい。該化合物の例としては、アニリン、エチニルアニリン、ノルボルネンアミン、ブチルアミン、プロパルギルアミン、エタノール、プロパルギルアルコール、ベンジルアルコール、ヒドロキシエチルメタクリレート、及びヒドロキシエチルアクリレート等が挙げられる。
本組成物に用いられる重縮合物Aとしては、テトラカルボン酸二無水物がビシクロ(2,2,2)−オクト−7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物であり、フェノール性ジアミンが、ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)スルホンであるポリイミド構造を有する重縮合物、及びテトラカルボン酸二無水物が5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−フリル)−3−メチル−シクロヘキセン−1,2ジカルボン酸無水物であり、フェノール性ジアミンが、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンであるポリイミド構造を有する重縮合物が、有機溶剤に対する溶解性、露光光源に対する透明性が高く、キュア後のフィルムの熱膨張係数が低く、また、アルカリ現像液に対する溶解性が高く、レリーフパターンの解像性能が良い点から最も好ましい。
{ラクトン}+{塩基}+{水}={酸基}+ {塩基}-
この{酸基}+ {塩基}- 系を触媒として、脱水縮合を行うことができる。生成する水は、トルエンと共沸させて反応系外へ除く。反応系のイミド化が終了した時点で、{酸基}+{塩基}- はラクトンと塩基になり、触媒作用を失うと同時にトルエンと共に反応系外へ除かれる。この方法により製造される重縮合物Aの溶液は、上記触媒物質が、反応後のポリイミド溶液に含まれないため高純度の重縮合物溶液として、そのまま工業的に使用可能となる。
さらに、特に重縮合触媒等を加えずに、反応液の温度をイミド化反応が生ずる温度以上で保持し、脱水反応により生ずる水を、トルエン等と水との共沸溶媒を利用して反応系外へ除き、イミド化脱水縮合反応を完結させる方法がより好ましい。この方法により製造される重縮合物Aの溶液も、触媒物質が反応後のポリイミド溶液に含まれないため高純度の重縮合物溶液として、そのまま工業的に使用可能となる。
なお、上記ラクトン−塩基触媒を用いる場合、反応開始時における反応混合物全体中のテトラカルボン酸二無水物の濃度は4〜25重量%程度が好ましく、ラクトンの濃度は0〜0.6重量%程度が好ましく、塩基の濃度は0〜0.9重量%程度が好ましい。
重縮合物Aにおいては、テトラカルボン酸二無水物、並びに前述のフェノール性ジアミン、及びフェノール性水酸基を有さないジアミン(以下、「非フェノール性ジアミン」という。)を共重縮させた重縮合物Aとすることにより、物性をより自由にコントロールすることができる。非フェノール性ジアミンは、フェノール性水酸基を有さない炭素数が6〜30の芳香族ジアミン、及びジアミノポリシロキサンである。
また、アルカリ溶解性を制御するという観点からは、フェノール性ジアミンとテトラカルボン酸二無水物が重縮合したブロックと非フェノール性ジアミンとテトラカルボン酸二無水物が重縮合したブロックからなる分子配列の規定されたブロック共重縮合体とすることが好ましい。
この手法による合成例は、下記実施例に具体的に記載した。なお、4成分系以上の共重縮合体とする場合には、各モノマーを逐次添加する回数をその分増やしていけばよい。
さらに、重縮合物Aの末端を不飽和結合を有する有機基で修飾してもよい。重縮合物Aの末端を修飾する方法としては、マレイン酸無水物、コハク酸無水物、けい皮酸無水物、ノルボルネン酸無水物、4−エチニルフタル酸無水物、フェニルエチニルフタル酸無水物、4−アミノスチレン、4−エチニルアニリン、または3−エチニルアニリン等を重縮合物Aの合成時に適量添加すればよい。
上記方法により製造した重縮合物Aは有機溶剤に溶解した溶液の形態(以下、「重縮合
物溶液」あるいは「ポリマー溶液」ともいう。)で得られるので、これに後述の(B)光
酸発生剤を添加することで本発明の組成物とすることもできる。重縮合物溶液中の重縮合
物Aの濃度は5〜50重量%が好ましい。所望により、該溶液を下記に挙げる希釈溶剤に
より、さらに希釈することができる。
フェノール類としては、例えば、フェノール、オルトクレゾール、メタクレゾール、パラクレゾール、2,3−ジメチルフェノール、2,5−ジメチルフェノール、3,4−ジメチルフェノール、3,5−ジメチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2,6−ジメチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2,3,6−トリメチルフェノール、2−t−ブチルフェノール、3−t−ブチルフェノール、4−t−ブチルフェノール、2−メチルレゾルシノール、4−メチルレゾルシノール、5−メチルレゾルシノール、4−t−ブチルカテコール、2−メトキシフェノール、3−メトキシフェノール、2−プロピルフェノール、3−プロピルフェノール、4−プロピルフェノール、2−イソプロピルフェノール、2−メトキシ−5−メチルフェノール、2−t−ブチル−5−メチルフェノール、チモール、イソチモールなどが挙げられる。これらは、それぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。
ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、ジフェニルケトンなどが挙げられる。これらはそれぞれ単独で、あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。
分子量は、重量平均分子量で、通常、1000〜20000、好ましくは1500〜15000、より好ましくは2000〜12000の範囲である。上記樹脂の重量平均分子量は、合成条件を調整することにより、所望の範囲に制御することができる。また、分子量分布が狭い方が光感度が高くなるため、合成により得られた樹脂を適当な溶解度を持つ有機溶剤で固−液抽出したり、樹脂を良溶剤に溶解させ、貧溶剤中に滴下するか、または貧溶剤を滴下して、固−液もしくは液−液抽出する方法などにより分子量分布を制御してもよい。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物に含まれる光酸発生剤としては、ナフトキノンジアジド構造を有する化合物、オニウム塩、ハロゲン含有化合物、などを用いることができるが、ナフトキノンジアジド構造を有する化合物が好ましい。
上記オニウム塩としては、ヨードニウム塩、スルホニウム塩、ホシホニウム塩、ホスホニウム塩、アンモニウム塩、及びジアゾニウム塩などが挙げられる。アリールヨードニウム塩、トリアリールスルホニウム塩、及びトリアルキルスルホニウム塩からなる群から選ばれるオニウム塩が好ましい。
上記ハロゲン含有化合物としては、ハロアルキル基含有炭化水素化合物などがあり、トリクロロメチルトリアジンが好ましい。
具体的な化合物としては、下記に記載するポリヒドロキシ化合物のNQD化物であるが、これに限定されるものではない。
本発明で用いるシラン化合物とは、直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上有し、該シラン化合物の炭素数は4〜20であることが好ましく、4〜13であることがより好ましい。
上記一般式(1)で表されるシラン化合物としては、テトラキス(メトキシエトキシシラン)、ジ−i−ブトキシアルミノキシトリエトキシシラン、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキシシランが挙げられる。
上記一般式(2)で表されるシラン化合物としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラ−n−プロポキシシラン、テトラキス(メトキシエトキシシラン)、ジ−t−ブトキシジアセトキシシランが挙げられる。
これらのシラン化合物は単独で使用しても2つ以上混合して使用してもよく、上記のシラン化合物のアルカリ水溶液可溶性重合体に対する配合量は、該アルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対し、0.01〜20質量部が好ましく、0.05〜10質量部がより好ましく、0.1〜7質量部がさらに好ましく、1〜7質量部が特に好ましい。シラン化合物の配合量が0.01質量部以上だと露光部の現像残渣がなく、シリコン基板との密着性が良好である。20質量部以下だと密着性における経時安定性が良好である。
本発明のポジ型感光性樹脂組成物に含まれるシリコン系カップリング剤は、一般式R−Si(OR’)n で表され(nは1〜3)、Rは官能基で、ウレア基、アミノプロピル基、グリシドキシ基、N−フェニルアミノプロピル基、及びメルカプト基からなる群から選択される少なくとも1つの基を含む。R’は、炭素数1〜3のアルキル基からなる群から選択される少なくとも1つの基を含む。(ただし、前述の、(C)Al原子を有する1価の官能基、Ti原子を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物に該当するものは除く。)
本発明のポジ型感光性樹脂組成物には、必要に応じて、ポジ型感光性樹脂組成物の添加剤として知られているフェノール化合物、染料、香料、界面活性剤、架橋剤を添加することも可能である。
該添加剤について更に具体的に述べると、フェノール化合物は、前記光酸発生剤に使用しているバラスト剤、並びにパラクミルフェノール、ビスフェノール類、レゾルシノール類、あるいはMtrisPC、MtetraPC等の直鎖状フェノール化合物(本州化学工業社製:商品名)、TrisP−HAP、TrisP−PHBA、TrisP−PA等の非直鎖状フェノール化合物(本州化学工業社製:商品名)、ジフェニルメタンのフェニル基の水素原子2〜5個を水酸基に置換した化合物、2,2−ジフェニルプロパンのフェニル基の水素原子1〜5個を水酸基に置換した化合物、等が挙げられる。該フェノール化合物の添加により、現像時のレリーフパターンの密着性を向上させ残渣の発生をおさえることができる。なお、バラスト剤とは、フェノール性水素原子の一部がナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化されたフェノール化合物である前述の光酸発生剤に原料として使用されているフェノール化合物をいう。
染料としては、例えば、メチルバイオレット、クリスタルバイオレット、マラカイトグリーン等が挙げられる。染料を加える場合の添加量はアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対し、0.1〜10質量部が好ましい。添加量が10質量部以下であれば、熱硬化後の膜の耐熱性が良好である。
界面活性剤としては、ポリプロピレングリコール、もしくはポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリグリコール類、またはその誘導体からなる非イオン系界面活性剤として、例えば、フロラード(住友3M社製:商品名)、メガファック(大日本インキ化学工業社製:商品名)、またはスルフロン(旭硝子社製:商品名)等のフッ素系界面活性剤が挙げられる。さらに、KP341(信越化学工業社製:商品名)、DBE(チッソ社製:商品名)、またはグラノール(共栄社化学社製:商品名)等の有機シロキサン界面活性剤が挙げられる。
界面活性剤を加える場合の添加量は、アルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対し、0〜10質量部が好ましく、0.01〜1質量部がより好ましい。添加量が10質量部以下であれば、熱硬化後の膜の耐熱性が良好である。
架橋剤を加える場合の添加量は、アルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対し0.0.1〜100質量部が好ましく、1〜50質量部がより好ましく、5〜30質量部が特に好ましい。添加量が30質量部以下であれば、熱硬化後の膜の強度が良好である。
本発明においては、これらの成分を溶媒に溶解した溶液の形態にし、ポジ型感光性樹脂組成物として使用することが好ましい。
このような溶媒としては、N−メチル−2−ピロリドン、γ−ブチロラクトン(以下、「GBL」ともいう。)、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、イソホロン、N,N−ジメチルアセトアミド(以下、「DMAc」ともいう。)、ジメチルイミダゾリノン、テトラメチルウレア、ジメチルスルホキシド、ジエチレングリコールジメチルエーテル(以下、「DMDG」ともいう。)、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸ブチル、メチル−1,3−ブチレングリコールアセテート、1,3−ブチレングリコール−3−モノメチルエーテル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メチル−3−メトキシプロピオネート等を単独または混合して使用できる。
溶媒の添加量は、アルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対し、50〜1000質量部が好ましい。溶媒の添加量は上記の範囲内で塗布装置、及び塗布厚みに適した粘度に設定することが硬化レリーフパターンの製造を容易にすることができるので好ましい。
<ポジ型感光性樹脂組成物の製造方法>
本発明のポジ型感光性樹脂組成物は、上記(A)〜(F)成分をそれぞれ各成分の記載の範囲内で加えることで調整することができる。
次に、本発明の硬化レリーフパターンの製造方法について、以下具体的に説明する。
第一に、本発明のポジ型感光性樹脂組成物を、例えば、シリコンウエハー、セラミック基板、またはアルミ基板等の基板に、スピナーを用いた回転塗布、又はダイコーター、もしくはロールコーター等のコーターにより塗布する。これをオーブンやホットプレートを用いて50〜140℃で乾燥して溶媒を除去する。
第二に、マスクを介して、コンタクトアライナー、ミラープロジェクションやステッパーを用いて化学線による露光を行うか、光線、電子線またはイオン線を直接照射する。該化学線としては、X線、電子線、紫外線、または可視光線などが使用できるが、200〜500nmの波長のものが好ましい。パターンの解像度及び取扱い性の点で、その光源波長は水銀ランプのg線、h線またはi線が好ましく、単独でも混合していても良い。
第三に、露光部、又は照射部を現像液で溶解除去し、引き続きリンス液によるリンスを行うことで所望のレリーフパターンを得る。現像方法としてはスプレー、パドル、ディップ、または超音波等の方式が可能である。リンス液は蒸留水、または脱イオン水等が使用できる。
該無機アルカリ化合物としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸水素二カリウム、リン酸水素二ナトリウム、ケイ酸リチウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ホウ酸リチウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、及びアンモニア等が挙げられる。
さらに、必要に応じて、上記アルカリ性水溶液に、メタノール、エタノール、プロパノール、またはエチレングリコール等の水溶性有機溶媒、界面活性剤、保存安定剤、及び樹脂の溶解抑止剤等を適量添加することができる。
本発明の半導体装置は、本発明の硬化レリーフパターンを、表面保護膜、層間絶縁膜、再配線用絶縁膜、フリップチップ装置用保護膜、あるいはバンプ構造を有する装置の保護膜として、公知の半導体装置の製造方法と組み合わせることで製造することができる。
また、本発明のポジ型感光性樹脂組成物は、多層回路の層間絶縁、フレキシブル銅張板のカバーコート、ソルダーレジスト膜、または液晶配向膜等の用途にも有用である。
<アルカリ水溶液可溶性重合体の合成>
〔参考例1〕
容量2リットルのセパラブルフラスコ中で、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパン197.8g(0.54mol)、ピリジン75.9g(0.96mol)、DMAc692gを室温(25℃)で混合攪拌し溶解させた。これに、別途DMDG88g中に5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物19.7g(0.12mol)を溶解させたものを、滴下ロートより滴下した。滴下に要した時間は40分、反応液温は最大で28℃であった。
滴下終了後、湯浴により50℃に加温し18時間撹拌したのち反応液のIRスペクトルの測定を行い1385cm-1および1772cm-1のイミド基の特性吸収が現れたことを確認した。
GPCの分析条件を以下に記す。
カラム:昭和電工社製、商標名;Shodex、805/804/803直列
容離液:テトラヒドロフラン、40℃
流速 :1.0ml/分
検出器:昭和電工製、商標名:Shodex、RI、SE−61
容量2リットルのセパラブルフラスコ中で、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパン183.1g(0.50mol)、ピリジン71.2g(0.90mol)、DMAc730gを室温(25℃)で混合攪拌し溶解させた。これに、別途DMDG45.0g中にシクロヘキサンジカルボン酸無水物15.4g(0.10mol)を溶解させたものを、滴下ロートより滴下した。滴下に要した時間は20分、反応液温は最大で28℃であった。
GPCの分析条件を以下に記す。
カラム:昭和電工社製、商標名:Shodex、805/804/803直列
容離液:テトラヒドロフラン、40℃
流速 :1.0ml/分
検出器:昭和電工製、商標名:Shodex、RI、SE−61
攪拌棒、ディーンスターク型トラップ、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、ビシクロ(2,2,2)−オクト−7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物(アルドリッチ製、分子量:248.19)14.89g(60ミリモル)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(和歌山精化製、分子量:200.00)6.01g(30ミリモル)を仕込んだ。さらに、溶媒としてGBL93.5g、トルエン30gを系に加えた。室温において窒素雰囲気下で100rpmで20分攪拌した後、180℃の油浴につけて加熱を始め、液全体を180rpmで攪拌した。反応中、副生成物である水がトルエンと共沸して留出し、30分毎に還流管の底に溜まっている水を抜いた。
GPCの分析条件を以下に記す。
カラム:昭和電工社製、商標名;Shodex、805M/806M直列
容離液:N−メチルピロリドン、40℃
流速 :1.0ml/分
検出器:日本分光社製、商標名:RI−930
テフロン製の碇型攪拌器を取り付けたガラス製のセパラブル4つ口フラスコに、ディーンスタークトラップ付き冷却管を取り付けた。窒素ガスを通じながら、上記フラスコをシリコンオイル浴につけて攪拌ながら、2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパン(クラリアントジャパン社製)(以後、BAPという。)72.28g(280ミリモル)、5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−フリル)−3−メチル−3−シクロヘキセン−1,2ジカルボン酸無水物(東京化成工業株式会社製)(以後、MCTCという。)を35.14g(133ミリモル)、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテル二無水物(マナック社製)(以後、ODPAともいう)41.26g(133ミリモル)、γ−ブチロラクトン254.6g、トルエン60gを加えて、室温で100rpmで4時間攪拌後、5−ノルボルネン−2、3−ジカルボン酸無水物(東京化成工業株式会社製)4.6g(28ミリモル)を加えて、窒素ガスを通じながらシリコン浴温度50℃で、100rpmで8時間加熱攪拌した。その後、シリコン浴温度180℃に加温し、100rpmで2時間加熱攪拌した。反応中トルエン、水の留出分を除去した。イミド化反応終了後、室温に戻した。
GPCの分析条件を以下に記す。
カラム:昭和電工社製、商標名:Shodex、805M/806M直列
容離液:N−メチルピロリドン、40℃
流速 :1.0ml/分
検出器:日本分光社製、商標名:RI−930
容量1リットルのセパラブルフラスコに2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)−ヘキサフルオロプロパン109.9g(0.3mol)、テトラヒドロフラン(以下、「THF」、という。)330g、ピリジン47.5g(0.6mol)を入れ、これに室温下で5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物98.5g(0.6mol)を粉体のまま加えた。そのまま室温で3日間撹拌反応を行ったあと、HPLCにて反応を確認したところ、原料は全く検出されず、生成物が単一ピークとして純度99%で検出された。この反応液をそのまま1リットルのイオン交換水中に撹拌下で滴下し、析出物を濾別した後、これにTHF500mlを加え撹拌溶解し、この均一溶液を陽イオン交換樹脂であるアンバーリスト15(オルガノ社製:商品名)100gが充填されたガラスカラムを通し残存するピリジンを除去した。
生成物がイミド化していることは、IRスペクトルで1394cm-1および1774cm-1のイミド基の特性吸収が現れ1540cm-1および1650cm-1付近のアミド基の特性吸収が存在しないこと、およびNMRスペクトルでアミドおよびカルボン酸のプロトンのピークが存在しないことにより確認した。
次に、該生成物65.9g(0.1mol)、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロライドを53.7g(0.2mol)、アセトン560g加え、20℃で撹拌溶解した。これに、トリエチルアミン21.2g(0.21mol)をアセトン106.2gで希釈したものを、30分かけて一定速度で滴下した。この際、反応液は氷水浴などを用いて20〜30℃の範囲で温度制御した。
容量1リットルのセパラブルフラスコにポリヒドロキシ化合物として4,4’−(1−(2−(4−ヒドロキシフェニル)−2−プロピル)フェニル)エチリデン)ビスフェノール(本州化学工業社製、商品名:Tris−PA)の化合物30g(0.0707モル)を用い、このOH基の83.3モル%に相当する量の1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルフォン酸クロライド47.49g(0.177モル)をアセトン300gに撹拌溶解した後、フラスコを恒温槽にて30℃に調整した。次にアセトン18gにトリエチルアミン17.9gを溶解し、滴下ロートに仕込んだ後、これを30分かけてフラスコ中へ滴下した。滴下終了後更に30分間撹拌を続け、その後塩酸を滴下し、更に30分間撹拌をおこない反応を終了させた。その後濾過し、トリエチルアミン塩酸塩を除去した。ここで得られた濾液を純水1640gと塩酸30gを混合撹拌した3リットルビーカーに撹拌しながら滴下し、析出物を得た。この析出物を水洗、濾過した後、40℃減圧下で48時間乾燥し、光酸発生剤(Q−2)を得た。
<ポジ型感光性樹脂組成物の調製>
[実施例1〜25、比較例1〜6]
上記参考例1、2にて得られたアルカリ水溶液可溶性重合体(P−1、P−2)をGBL溶媒に溶解して35重量%樹脂濃度のポリマー溶液としたもの、上記参考例3、4にて得られた35重量%樹脂濃度のポリマー溶液(P−3、P−4)、m−クレゾールとp−クレゾールとホルムアルデヒドとの縮合により得られる(iv)フェノールノボラック樹脂(P−5)(旭有機材工業社製)をGBL溶媒に35重量%樹脂濃度で溶解したポリマー溶液、及び(v)ポリヒドロキシスチレン(P−6)(丸善石油化学社製、商品名:マルカリンカー)をGBL溶媒に35重量%樹脂濃度で溶解したポリマー溶液を、それぞれ調整した。これらのアルカリ水溶液可溶性重合体を含有するポリマー溶液中のアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、上記参考例5または参考例6にて得られた光酸発生剤(Q−1、Q−2)、下記C−1〜C−9のシラン化合物、及び下記D−1のシリコン系カップリング剤の所定の質量部を溶解した後、0.2μmのフィルターで濾過して、表1に記載した実施例1〜25、及び比較例1〜6のポジ型感光性樹脂組成物を調製した。
(C−2)テトラエトキシシラン
(C−3)テトラ−n−プロポキシシラン
(C−4)ビス(トリエトキシシリル)メタン
(C−5)ジ−t−ブトキシジアセトキシシラン
(C−6)テトラキス(メトキシエトキシ)シラン
(C−7)ジ−i−ブトキシアルミノキシトリエトキシシラン
(C−8)ビス(トリエトキシシリル)エタン
(C−9)ビス[3−(トリエトキシシリル)プロピル]テトラスルフィド
(D−1)(3−トリエトキシシリルプロピル)−t−ブチルカルバメート
(1)パターニング特性評価
上記実施例、及び比較例のポジ型感光性樹脂組成物をスピンコーター(東京エレクトロン社製:クリーントラックMark8)にて、5インチシリコンウエハーにスピン塗布し、ホットプレートにて120℃、180秒間プリベークを行い、膜厚7.8〜11.5μmの塗膜を形成した。膜厚は膜厚測定装置(大日本スクリーン製造社製:ラムダエース)にて測定した。この値を初期膜厚とする。
[感度(mJ/cm2 )]
上記現像時間において、塗膜の露光部を完全に溶解除去しうる最小露光量。
[解像度(μm)]
上記露光量での最小解像パターン寸法。
[密着性(μm)]
上記露光量の倍の露光量でのパターンのはがれ、もしくは溶解が何μmであるか。
[初期膜厚(μm)]
上記条件でコートしたプリベーク後の膜厚。
[現像後膜厚(μm)]
23℃の条件下、2.38質量%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液)を用いて現像した後の膜厚。
Claims (6)
- (A)ビシクロ(2,2,2)−オクト−7−エン−2,3,5,6−テトラカルボン酸二無水物とビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)スルホンが脱水縮合したポリイミド構造を有する重縮合物からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
- (A)5−(2,5−ジオキソテトラヒドロ−3−フリル)−3−メチル−シクロヘキセン−1,2ジカルボン酸無水物と2,2−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)プロパンが脱水縮合したポリイミド構造を有する重縮合物からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
- (A)フェノール樹脂及びその誘導体からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
- (A)ポリヒドロキシスチレン及びその誘導体からなるアルカリ水溶液可溶性重合体100質量部に対して、(B)光酸発生剤1〜50質量部、(C)直接Al原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Ti原子と結合したエーテル基を有する1価の官能基、直接Si原子と結合したカルボン酸エステル基、及び直接Si原子と結合したアルコキシ基からなる群より選択される官能基を合計で4官能基以上含有するシラン化合物0.01〜20質量部を含むことを特徴とするポジ型感光性樹脂組成物。
- (1)請求項1〜4のいずれか1項に記載のポジ型感光性樹脂組成物を塗布層の形で基板上に形成し、(2)マスクを介して化学線で露光するか、光線、電子線またはイオン線を直接照射し、(3)露光部または照射部を溶出除去し、(4)得られたレリーフパターンを加熱処理することを特徴とする硬化レリーフパターンの製造方法。
- 請求項5に記載の硬化レリーフパターンの製造方法により得られる硬化レリーフパターンを有してなる半導体装置。
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