JP5241396B2 - 光学部材制御装置および制御方法、レンズ鏡筒、撮像装置および制御方法 - Google Patents
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Description
また、自動焦点調節装置の制御方法として、フォーカスレンズの合焦動作後、そのときのAF評価値を記憶し、AF評価値が所定の割合以上変化した場合は合焦動作を再び行う手法が開示されている(特許文献2)。この手法によれば、フォーカスレンズの合焦動作後にモータ電源を切ることで消費電力を低減することができる。また、AF評価値の変化を監視し評価値変化が所定以上の場合は、再度モータ電源を起動して合焦動作を行うことで、ピントボケを防ぐことができる。
本発明の第4の側面としての制御方法は、前記光学部材の駆動制御において、焦点調節動作で前記光学部材の位置が前記合焦位置であると判定された場合に前記駆動制御部が前記駆動部への通電を停止することにより前記光学部材を前記停止位置にて停止させるとともに、前記状態検出部による検出結果を判定して前記駆動部への通電を再開させる場合には前記光学部材を前記停止位置に保持する保持動作を行うステップと、前記保持動作の後で再び焦点調節動作を行うか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにて焦点調節動作を行わないことが判定された場合に引き続き前記光学部材の保持動作を行うか否かを判定するステップを有する。
なお、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
さらに、以下の説明中で前後等の方向を表す文言は、特に断りがない限り、カメラを正位置としたときを基準とし、被写体側を前としている。
ここで、正位置とは、撮影者が通常の状態でカメラを保持したとき、すなわち、撮影光学系の光軸が水平であり、かつ、撮影画面の長手方向が水平方向となる状態でカメラが保持されたときの位置を指すものとする。
図1は、本発明による光学部材制御装置を用いたカメラの第1実施形態のレンズ鏡筒まわりの分解斜視図である。
第1実施形態のレンズ鏡筒は、2段沈胴型の3群レンズ構成のレンズ鏡筒であり、被写体側(図中の左側)から順に、1群レンズ101、2群レンズ102、及び3群レンズ103がこれらにより構成される撮影光学系の光路中に配置されている。
1群レンズ101は、撮影光学系の一部を構成し、第1鏡筒105により保持されている。1群レンズ101は、光軸方向に沿って移動して位置を変更することにより、倍率変更を行うズームレンズである。
2群レンズ102は、撮影光学系の一部を構成し、光軸に垂直な平面内で他のレンズ群に対して相対的に移動可能となるように第2鏡筒106に保持されている。2群レンズ102は、上述の平面内で移動(シフト)することにより、像ブレを補正するブレ補正動作を行うシフトレンズである。
3群レンズ103は、撮影光学系の一部を構成し、第3鏡筒107により保持され、第3鏡筒107とともに光軸に沿った方向で移動可能となっている。3群レンズ103は、光軸に沿った方向に移動することにより焦点状態を変化させて合焦動作(ピント調整)を行うフォーカスレンズである。
これら3つのレンズ群101、102、103により構成される撮影光学系を透過した被写体像は、ローパスフィルタ110を介して撮像素子104で光電変換されて撮像される。
撮像素子地板109には、カバー鏡筒111が固定されている。また、撮像素子地板109には、駆動ギア113を含む減速機構が設けられている。この減速機構は、ズームモータ114が出力する回転駆動力を減速して駆動筒112へ伝える。
カバー鏡筒111及び撮像素子地板109には、駆動筒112が回転可能に保持されている。
駆動筒112は、円筒形状に形成されており、外周部に設けられているギア部112aに駆動ギア113が噛み合い、ズームモータ114の回転により回転駆動される。また、駆動筒112の内周壁には、光軸方向に延びる直線溝112bが周方向に等間隔で3箇所形成されている。
固定筒115には、貫通溝形状の繰り出しカム115aが周方向に等間隔で3箇所形成されている。また、固定筒115の内周壁には、繰り出しテーパカム115bが周方向に等間隔で3箇所形成されている。これら繰り出しカム115aと繰り出しテーパカム115bとは、同じカム軌跡を有している。さらに、固定筒115の内周側には、光軸方向に延びる直進溝115cが周方向に等間隔で3箇所形成されている。
移動カム筒116は、円筒形状に形成されており、その外周部には、カムフォロワとなるフォロワピン116aと駆動ピン116bが設けられている。
駆動ピン116bは、フォロワピン116aよりも撮像素子104寄りの位置に設けられている。
フォロワピン116aの先端には、テーパ部が形成されており、このテーパ部は、固定筒115の繰り出しテーパカム115bに係合している。
また、駆動ピン116bは、固定筒115の繰り出しカム115aに係合するとともに、繰り出しカム115aを貫通して直進溝112bにも係合している。
さらに、移動カム筒116の内周には、テーパカム116c及びテーパカム116dがそれぞれ周方向に等間隔で3箇所形成されている。
駆動筒112がズームモータ114の駆動力により光軸回りで回転駆動すると、駆動ピン116bが直進溝112bに係合しているため、移動カム筒116のフォロワピン116aが固定筒115の繰り出しテーパカム115bのリフトにより光軸方向に移動する。
直進筒117は、円筒形状に形成されており、後端側外周部には、突起部117aが周方向に等間隔で3箇所形成されている。この突起部117aは、固定筒115の内周側に形成された直進溝115cに係合している。
このため直進筒117は、固定筒115に対し、光軸方向には移動可能であるが、光軸回りでの回転は阻止される。
また、直進筒117の前端部外周には、突起部117bが周方向に等間隔で3箇所形成されており、この突起部117bは、移動カム筒116の前端に当接している。このため移動カム筒116が光軸方向に移動すると、直進筒117は、移動カム筒116と一体的に光軸方向に移動するが、光軸回りの回転は行わない。さらに、直進筒117には、光軸方向に延びる貫通溝形状の直進溝117cが周方向に等間隔で3箇所形成されている。
なお、第2鏡筒106には、2群レンズ102の他にシャッタ・絞りユニット108が設けられている。
第1実施形態のカメラは、1群レンズ101、2群レンズ102、3群レンズ103からなる撮影光学系を有するレンズ鏡筒により得られる被写体像を、静止画又は動画として撮像する撮像装置である。
ズーム駆動制御部401は、ズームレンズとしての1群レンズ101の光軸に沿った方向の移動を駆動制御する。具体的には、ズーム駆動制御部401は、ズームモータ114への通電を制御することにより、1群レンズ101の駆動を制御する。なお、ズーム駆動制御部401が1群レンズ101の光軸方向の移動を駆動制御することにより、シャッタ・絞りユニット108及び2群レンズ102の光軸に沿った方向の駆動も制御される。
シフトレンズ駆動制御部403は、シフトレンズとしての2群レンズ102の光軸に垂直な平面での移動(シフト)を駆動制御する。
フォーカス駆動制御部404は、フォーカスレンズとしての3群レンズ103の光軸に沿った方向の移動を制御する駆動制御部である。
撮像信号処理部405は、撮像素子104から出力された電気信号を映像信号に変換処理する。
映像信号処理部406は、撮像信号処理部405から出力された映像信号を用途に応じて加工する。
表示部407は、映像信号処理部406から出力された信号に基づいて、必要に応じて画像表示を行う。
表示制御部408は、撮像素子104及び表示部407の動作・表示を制御する。
制御部410は、カメラ全体を制御する。
電源部411は、カメラ全体に用途に応じて電源を供給する。
外部入出力端子部412は、外部との間で通信信号及び映像信号を入出力する。
操作部413は、カメラを操作するための各種釦、タッチパネル等の操作入力手段である。この操作部413は、押し込み量に応じて第1スイッチ及び第2スイッチが順にオンするように構成された不図示のシャッタレリーズボタンを有している。シャッタレリーズボタンを約半分押し込んだときに第1スイッチがオンし、シャッタレリーズボタンを最後まで押し込んだときに第2スイッチがオンする構造となっている。
記憶部414は、映像情報など様々なデータを記憶する。
姿勢センサ415は、傾斜センサを用いてカメラの姿勢に応じた信号を姿勢判定部416へ出力する。
姿勢判定部416は、姿勢センサ415から得た信号により、カメラの姿勢がどのような状態にあるのかを判定し、その判定結果を制御部410へ出力する。
操作部413のシャッタレリーズボタンの第1スイッチがオンされると、フォーカス駆動制御部404が3群レンズ103を駆動してピント調整を行うとともに、シャッタ・絞りユニット駆動制御部402がシャッタ・絞り108を駆動して適正な露光量に設定する。さらに、操作部413のシャッタレリーズボタンが押し込まれて第2スイッチがオンされると、撮像素子104に露光された光像から得られた画像データを記憶部414に記憶する。
このとき、撮影者が操作部413を操作することなどにより、ブレ補正機能オンの設定がされていれば、制御部410は、シフトレンズ駆動制御部403にブレ補正動作を指示する。そして、この指示を受けたシフトレンズ駆動制御部403は、ブレ補正機能オフの指示がなされるまでブレ補正動作を行う。
また、本実施形態のカメラでは、静止画撮影モードと動画撮影モードとのうちの一方を操作部413より選択可能であり、それぞれのモードにおいて各アクチュエータ制御部の動作条件を変更することができる。
さらに、操作部413に対して1群レンズ101による変倍を行わせる操作があると、制御部410を介して指示を受けたズーム駆動制御部401が1群レンズ101を駆動して、指示されたズーム位置に1群レンズを移動する。
さらにまた、撮像素子104から送られ、撮像信号処理部405,映像信号処理部406によって処理された画像情報に基づいて、フォーカス駆動制御部404が3群レンズ103を駆動してピント調整を行う。
図4は、3群レンズ103の駆動機構と撮像素子地板109とを組み立てた状態を示す斜視図である。
本実施形態の3群レンズ103の駆動機構は、3群レンズ103を駆動する駆動部として、ボイスコイルモータを用いている。
本実施形態のボイスコイルモータは、コイル118a、マグネット118b、ヨーク118cを備えている。
コイル118aは、第3鏡筒107に固定されており、フレキシブル基板119が電気的に接続されている。
マグネット118b、及び、ヨーク118cは、固定部材120を介して撮像素子地板109に固定されている。
第3鏡筒107は、嵌合部107aがガイド軸121に対して移動可能となるように嵌合している。よって、第3鏡筒107は、光軸に沿った方向に滑らかに直進移動可能である。
一方、コイル118aへの通電が行われないときには、第3鏡筒107は、ガイド軸121にガイドされて光軸に沿った方向に自由に移動可能な状態であり、特定の位置に保持されない。
なお、第3鏡筒107の移動可能な範囲は、撮像素子地板109と第3鏡筒107との突き当て面から撮像素子地板109にビス止め固定された支持部材122と第3鏡筒107との突き当て面までである。
スケール123bは、弾性保持部材124により第3鏡筒107に弾性保持されている。このスケール123bには、所定のピッチで溝部が形成されており、センサ123aとともに用いることにより光学式のリニアスケールとして機能する。
また、撮像素子地板109には、スケール123bに対向して、所定の間隔を空けてセンサ123aが固定部材120により取り付けられている。センサ123aには、発光素子と受光素子が実装されており、発光素子から発光される光束がスケール123bの溝部に反射して、その反射光束を受光素子により受光することで出力信号を得る。センサ123aには、例えば、SRセンサ等を用いることができる。
固定されたセンサ123aに対し、スケール123bを固定した第3鏡筒107が移動すると、センサ123aから図5に示すような90degの位相差を有する正弦波信号が出力される。これらの2相の出力により、スケール123bの移動量と移動方向を判定することができる。ここで、第3鏡筒107の初期位置は、第3鏡筒107と撮像素子地板109との突き当てにより決定される。
なお、センサ123aの出力は3相以上でもよい。また、位相角も90deg以外の角度でもよい。さらに、第3鏡筒107の初期位置は、初期位置検出用のセンサを設けて、このセンサからの出力により決めてもよい。
図6は、第1実施形態のフォーカス動作を示すフローチャートである。
図7は、第1実施形態のボイスコイルモータの停止及び再起動の変更を示す状態遷移図である。
ステップ(以下、Sとする)1で処理が開始されると、まずS2でウォブリング動作により3群レンズ103を微小駆動させながらAF評価値を演算し、現在合焦しているのか、ボケているのかを判断する。ここで、AF評価値とは、3群レンズ103の移動中に撮像素子104から得られる焦点検出領域の画像についての合焦度の評価値(焦点評価値)であり、例えばコントラストの大きさを表す値を用いることができる。本実施形態では、制御部410がAF評価値を算出する。また、ウォブリング動作とは、3群レンズ103を光軸に沿った方向で微小な範囲で往復駆動を繰り返す動作である。
非合焦と判断した場合には、S4へ進み、ウォブリング動作による判定結果の方向へ山登り動作を実行する。
次にS5で合焦点、すなわち、AF評価信号の頂点を越えたかどうかを判定する。AF評価信号の頂点を越えていなければ山登りを続け、越えていればS6、S7で頂点に3群レンズ103を戻す。
しかし、頂点に戻す動作をしている間に、パンニング等により被写体が変化する場合もあるので、S7で頂点に3群レンズ103が辿り着いたならば、今いるところが本当に頂点、即ち合焦点であるのかを判定するため、再びS2へ戻り、再びウォブリング動作を行う。このように、S3で非合焦と判断した場合には、合焦が完了するまでウォブリングを繰り返す。
これは、図7に示すウォブリング状態(801)から合焦完了(805)し、AF終了状態(802)に遷移した状態に相当する。
S9では、現在の3群レンズ103の停止位置を後述する保持動作における保持位置として記憶する。
S10では、ボイスコイルモータのコイル118aへの通電による消費電力低減のために、ボイスコイルモータのコイル118aへの通電を停止し、ボイスコイルモータの動作を停止する(図7:モータ停止状態(803))。
ここで、上述したように消費電力低減のためにボイスコイルモータのコイル118aへの通電は停止する。しかし、その後のレンズ位置の移動を検出するため、3群レンズ103の位置検出センサ123aの電源及び、カメラの姿勢変化を検出する姿勢センサ415、及び、姿勢判定部416の電源は切らずに、これらへの通電は継続する。
S12では、3群レンズ103をAF開始位置へ移動した後、ボイスコイルモータのコイル118aへの通電を停止し、ボイスコイルモータの動作を停止する。
S13では、現在の3群レンズ103の停止位置であるAF開始位置を後述する保持動作における保持位置として記憶する。
このように本実施形態では、撮影画像の表示を行う表示部407の表示のオン/オフと連動して、表示がオフである場合には、3群レンズ103を後述の保持動作により予め設定されたAF開始位置に保持させる。これにより、表示が再開されてAF動作を再開するときに素早くAF動作を開始できる。なお、表示部407の表示がオフのときに3群レンズ103を保持する位置は、AF開始位置以外の位置としてもよい。
具体的には、S15で、3群レンズ103の位置を検出するセンサ123aを用いて、フォーカス駆動制御部404によってある周期毎に現在の3群レンズ103の位置と、S9又はS13において記憶しておいたボイスコイルモータ停止直前の3群レンズ103の位置とを比較する。この比較は、現在の3群レンズ103の位置とボイスコイルモータ停止直前の3群レンズ103の位置との差の絶対値を求め、これを予め設定した閾値と比較することにより行う。
ここで、上述の閾値は、被写界深度に応じた値とする。したがって、閾値は、その時点における撮影光学系の焦点距離、絞り値によって変化するように設定されている。これは、AFのピントに影響するフォーカス位置のずれは、被写界深度によって異なるからである。
また、位置の差を求めるために用いる値としては、実際の位置をμm等の寸法を用いてもよいし、センサ123aから得られるデータを直接用いてもよい。
S16では、モータ停止状態を維持する。
S17では、ボイスコイルモータの再起動を行う(図7:モータ再起動状態804)。
S18では、ボイスコイルモータのコイル118aへの保持通電を開始し、3群レンズ103を保持位置に保持する駆動制御を行う。
この再AF判定ルーチンでは、現在のAF評価値レベルが、合焦時にS8で記憶したレベルに比べ、変動した度合いにより再AF判定を行う。例えば、記憶したレベルに対して所定%以上変化したら、パンニング等による被写体変化があったとして「再度のAF動作が必要」と判断し、所定%未満の変化量ならば被写体の変化はないとして「再度のAF動作は不要」と判断する。
S20では、再AF条件を満たしたか否かを判定し、満たしていればS2に戻り(図7:AF評価値変化検出(812))、再度ウォブリング動作(図7:ウォブリング中(801))に移行する。
一方、S20において再AF条件を満たさなければ、再AFの必要はないので再度保持通電判定ルーチンS14に戻り、引き続き保持通電を行う必要があるかを判定する。ここで、3群レンズ103の移動量が再び所定範囲内に収まっていれば、再度S16においてボイスコイルモータを停止し、保持通電判定ルーチンS14に戻る。
なお、図示しないが、S11で表示部407の表示がオフしていると判断されている場合には、この再AF判定ルーチンはスキップされて、S14を行う。
第1実施形態では、ボイスコイルモータの停止と再起動との状態変更をモータ停止前に保存した3群レンズ103の位置と現在の3群レンズ103の位置とをセンサ123aを用いて検出した。そして、この3群レンズ103の位置変化が所定値以上かどうかで保持動作を行うか否かの判定を行う例を示した。
第2実施形態では、別の判定方法として、姿勢判定部416から得た情報に基づいて、カメラ姿勢の変化により、ボイスコイルモータのコイル118aへの保持通電を停止、及び、再開する方法を示す。
すなわち、第1実施形態の3群レンズ103の駆動機構は、その位置又は移動に関連する状態の変化を検出する状態検出部として、3群レンズ103の位置を検出する位置検出部を用いていた。これに対して、第2実施形態では、姿勢センサ415、及び、姿勢判定部416を状態検出部として用い、これらの検出結果に基づいて保持動作を行うか否かの判定を行う。
第2実施形態は、動作の内容が一部異なる他は、第1実施形態と同様な構成をしている。よって、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態の基本的な動作フローは、第1実施形態と重複しているので、ここでは、第1実施形態と異なる部分について説明する。
S1からS8は、第1実施形態と同様である。
S31では、姿勢センサ415、及び、姿勢判定部416を使用してボイスコイルモータ停止直前のカメラ姿勢を保存する。
S32は、第1実施形態のS10と同様である。
S33では、第1実施形態と同様に保持通電判定ルーチンを開始する。保持通電判定ルーチンとは、3群レンズ103の位置を保持するために、ボイスコイルモータへの通電が必要であるか否かを判定するルーチンである。ただし、第2実施形態では、判定の方法が第1実施形態とは異なっている。
具体的には、S34において、ボイスコイルモータの駆動方向(ガイド軸121の長手方向)へ影響するカメラ姿勢(カメラ上向き、下向き方向)の変化があったと判定すると、ボイスコイルモータへの保持通電を開始する。
S35からS39は、第1実施形態のS16からS20と同様である。
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
(1)各実施形態において、保持動作を行う対象としてフォーカスレンズである3群レンズ103を例に挙げて説明した。しかし、フォーカスレンズ以外の他のレンズであってもよい。また、屈折作用を与えるレンズの他、他の作用を光に対して及ぼす光学部材であってもよい。例えば、光を反射するミラーであってもよいし、光を遮光するシャッタや絞り等の遮光部材であってもよいし、光を偏向したり、回折したり、一部を透過したりする各種フィルタであってもよい。
102 2群レンズ
103 3群レンズ
104 撮像素子
105 第1鏡筒
105a フォロワピン
106 第2鏡筒
106a フォロワピン
107 第3鏡筒
108 シャッタ・絞りユニット
109 撮像素子地板
110 ローパスフィルタ
111 カバー鏡筒
112 駆動筒
112a ギア部
112b 直進溝
113 駆動ギア
114 ズームモータ
115 固定筒
115a 繰り出しカム
115b 繰り出しテーパカム
115c 直進溝
116 移動カム筒
116a フォロワピン
116b 駆動ピン
116c、116d テーパカム
117 直進筒
117a 突起部
117b 突起部
117c 直進溝
118a コイル
118b マグネット
118c ヨーク
119 フレキシブル基板
120 固定部材
121 ガイド軸
122 支持部材
123a センサ
123b スケール
124 弾性保持部材
401 ズーム駆動制御部
402 シャッタ・絞りユニット駆動制御部
403 シフトレンズ駆動制御部
404 フォーカス駆動制御部
405 撮像信号処理部
406 映像信号処理部
407 表示部
408 表示制御部
409 姿勢情報制御部
410 制御部
411 電源部
412 外部入出力端子部
413 操作部
414 記憶部
415 姿勢センサ
416 姿勢判定部
Claims (13)
- 撮影光学系の一部を構成し、前記撮影光学系の光軸に沿って移動することにより焦点状態を変化させる光学部材と、
前記光学部材を駆動する駆動部と、
焦点調節動作にて合焦状態となる前記光学部材の合焦位置を停止位置として記憶し、前記駆動部を制御して前記光学部材を前記停止位置に移動させる制御を行う駆動制御部と、
前記光学部材の位置又は移動に関連する状態の変化を検出する状態検出部と、
を備え、
前記駆動制御部は、焦点調節動作にて前記光学部材の位置が前記合焦位置であると判定された場合に前記駆動部への通電を停止することにより前記光学部材を前記停止位置にて停止させるとともに、前記状態検出部による検出結果を判定して前記駆動部への通電を再開させる場合には前記光学部材を前記停止位置に保持する保持動作を行い、再び焦点調節動作を行うか否かを判定し、該焦点調節動作を行わない場合には引き続き前記光学部材の保持動作を行うか否かを判定すること、
を特徴とする光学部材制御装置。 - 前記状態検出部は、前記光学部材の位置を検出する位置検出部を有し、
前記駆動制御部は、前記光学部材が停止した前記停止位置と前記位置検出部により検出した前記光学部材の現在の位置との差を、閾値と比較して前記保持動作を行うか否かを判定すること、
を特徴とする請求項1に記載の光学部材制御装置。 - 前記状態検出部は、当該光学部材制御装置の姿勢がどのような状態にあるのかを判定する姿勢判定部を有し、
前記駆動制御部は、前記姿勢判定部の判定結果に基づいて、前記保持動作を行うか否かを判定すること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学部材制御装置。 - 姿勢判定部は、姿勢センサからの出力、又は、前記駆動制御部による制御量の変化に基づいて姿勢を判定すること、
を特徴とする請求項3に記載の光学部材制御装置。 - 前記駆動部は、ボイスコイルモータを用いていること、
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の光学部材制御装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の光学部材制御装置を備えるレンズ鏡筒。
- 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の光学部材制御装置と、
前記光学部材を介して得られた像を撮像する撮像部と、
を備える撮像装置。 - 前記駆動制御部は、前記光学部材が停止した前記停止位置と位置検出部により検出した前記光学部材の現在の位置との差を閾値と比較して前記保持動作を行うか否かを判定する場合、前記閾値を被写界深度に応じて変化させること、
を特徴とする請求項7に記載の撮像装置。 - 前記駆動制御部は、前記撮像部が撮像を行うときに前記保持動作を行うこと、
を特徴とする請求項7または請求項8に記載の撮像装置。 - 前記撮像部は、前記駆動制御部が前記保持動作を開始してから前記保持動作が安定した後に撮像を行うこと、
を特徴とする請求項9に記載の撮像装置。 - 撮影画像を表示する表示部を備え、
前記駆動制御部は、前記表示部が前記撮影画像の表示を行わないときには、予め設定した位置を前記停止位置として前記光学部材を停止させるとともに、前記状態検出部による検出結果を判定して前記駆動部への通電を再開させる場合には前記光学部材を前記停止位置に移動させて前記保持動作を行うこと、
を特徴とする請求項7から請求項10までのいずれか1項に記載の撮像装置。 - 撮影光学系の一部を構成し、前記撮影光学系の光軸に沿って移動することにより焦点状態を変化させる光学部材と、
前記光学部材を駆動する駆動部と、
焦点調節動作にて合焦状態となる前記光学部材の合焦位置を停止位置として記憶し、前記駆動部を制御して前記光学部材を前記停止位置に移動させる制御を行う駆動制御部と、
前記光学部材の位置又は移動に関連する状態の変化を検出する状態検出部と、
を備えた光学部材制御装置にて実行される制御方法であって、
前記光学部材の駆動制御にて、焦点調節動作で前記光学部材の位置が前記合焦位置であると判定された場合に前記駆動制御部が前記駆動部への通電を停止することにより前記光学部材を前記停止位置にて停止させるとともに、前記状態検出部による検出結果を判定して前記駆動部への通電を再開させる場合には前記光学部材を前記停止位置に保持する保持動作を行うステップと、
前記保持動作の後で再び焦点調節動作を行うか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにて焦点調節動作を行わないことが判定された場合に引き続き前記光学部材の保持動作を行うか否かを判定するステップを有すること、
を特徴とする光学部材制御装置の制御方法。 - 撮影光学系の一部を構成し、前記撮影光学系の光軸に沿って移動することにより焦点状態を変化させる光学部材と、
前記光学部材を駆動する駆動部と、
焦点調節動作にて合焦状態となる前記光学部材の合焦位置を停止位置として記憶し、前記駆動部を制御して前記光学部材を前記停止位置に移動させる制御を行う駆動制御部と、
前記光学部材の位置又は移動に関連する状態の変化を検出する状態検出部と、
を備えた撮像装置にて実行される制御方法であって、
前記光学部材の駆動制御にて、焦点調節動作で前記光学部材の位置が前記合焦位置であると判定された場合に前記駆動制御部が前記駆動部への通電を停止することにより前記光学部材を前記停止位置にて停止させるとともに、前記状態検出部による検出結果を判定して前記駆動部への通電を再開させる場合には前記光学部材を前記停止位置に保持する保持動作を行うステップと、
前記保持動作の後で再び焦点調節動作を行うか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにて焦点調節動作を行わないことが判定された場合に引き続き前記光学部材の保持動作を行うか否かを判定するステップを有すること、
を特徴とする撮像装置の制御方法。
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