JP5245973B2 - 採点装置,プログラム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、採点装置において、採点結果に対するユーザの納得感を向上させることを目的とする。
なお、ここで言う楽曲演奏装置とは、楽曲毎に予め用意された楽曲データに従って、楽曲を演奏する装置(例えば、カラオケ装置)を含むものである。そして、楽曲データは、楽曲演奏装置が楽曲を演奏可能なものであれば、どのような形式であっても良いが、例えば、各楽曲を構成する構成音それぞれの音高及び音長を表すものが望ましい。
ただし、本発明のプログラムは、請求項5に記載のように、楽曲の演奏中に入力された音声を時間進行に沿って周波数解析した結果に従って、歌唱音高を順次特定する歌唱音高特定手順と、その特定された歌唱音高を採点基準データに順次照合して、採点基準データ上にて歌唱音高が遷移した各単位区間での音階固有音高それぞれに対応する配点に基づいて、区間点数を導出する区間点数導出手順と、その導出された区間点数を集計した集計値に対する演算結果を採点結果として出力する採点結果出力手順とを有している必要がある。
このようなプログラムであれば、例えば、DVD−ROM、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードさせて起動することや、必要に応じて通信回線を介してコンピュータに取得させて起動することにより用いることができる。そして、コンピュータに各手順を実行させることで、請求項1に記載された採点装置として機能させることができる。
まず、図1は、カラオケ用に予め加工された楽曲(以下、カラオケ楽曲とする)の演奏に応じてユーザが歌唱するためのカラオケシステムの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、カラオケシステム1は、ユーザによって指定されたカラオケ楽曲の再生を行うカラオケ装置20と、カラオケ楽曲の再生に必要なデータである楽曲データをカラオケ装置20に配信するサーバ30とを備え、それらカラオケ装置20とサーバ30とはネットワーク(例えば、専用回線や、WAN等)を介して接続されている。つまり、カラオケシステム1は、いわゆる通信カラオケシステムとして構成されたものである。
次に、カラオケ装置20の構成について説明する。
このカラオケ装置20は、サーバ30との間でデータ通信を実行するための通信部22と、通信部22を介してサーバ30から取得したカラオケ処理プログラム及び楽曲データを記憶する記憶部21と、各種画像を表示するための表示部23と、ユーザからの指示を受け付ける操作受付部24とを備えている。さらに、カラオケ装置20は、音声を入力するためのマイクロホン26と、マイクロホン26を介した音声の入力を制御する音声入力部25と、音声を出力するためのスピーカ27と、スピーカ27からの音声出力を制御する音声出力部29と、カラオケ装置20を構成する各部21,22,23,24,25,29を制御する制御部28とを備えている。
また、ガイドメロディは、カラオケ楽曲の主旋律(以下、基準旋律と称す)を形成する各構成音について、それぞれの音高及び音長が表されたものである。具体的に、本実施形態における構成音の音長は、楽音出力開始時間及び楽音出力終了時間によって表されている。ただし、ここで言う楽音出力開始時間とは、その構成音の出力を開始するまでのカラオケ楽曲の演奏開始からの時間であり、楽音出力終了時間とは、その構成音の出力を終了するまでのカラオケ楽曲の演奏開始からの時間である。
次に、採点基準データについて説明する。
ここで、図3は、採点基準データの概略構成を示した説明図であり、図4は、採点基準データの一部を模式的に示した図面である。
次に、制御部28(より正確にはCPU28c)が実行する採点処理について説明する。
この採点処理は、カラオケ装置20を利用しているユーザによって起動指令が入力された上で、カラオケ演奏処理が実行されると起動されるものである。
続いて、S120では、音声入力部25から入力された音声データの信号レベルが予め設定された設定レベル以上であるか否かを判定する。そして、判定の結果、音声データの信号レベルが設定レベル未満、即ち、設定レベル以上の音声が入力されていなければ、設定レベル以上の音声が入力されるまで待機し、設定レベル以上の音声が入力されると、S130へと進む。
この図5に示す例では、S140での検出結果として、演奏経過時間t1,t2、及び音階固有音高E,Fから特定される領域(以下、第1領域とする)内に、特定位置Ptnが検出されたものとする。さらに、この例では、演奏経過時間の進行に伴って、演奏経過時間t2,t3、及び音階固有音高D#,Eから特定される領域(以下、第2領域とする)内に、特定位置Ptn+1が検出されたものとする。
そのS180では、S160にて集計された採点値を、単位区間の総数で除することで採点値の平均を導出し、その平均値をカラオケ楽曲に対する歌唱の上手さを採点した採点結果として、表示部23に表示させる。
つまり、本実施形態の採点処理では、カラオケ楽曲に対する歌唱の上手さを採点するに際して、時間進行に沿って連続する単位区間毎、かつ音階固有音高毎に細分化された点数の分布からなる採点基準データを用いている。その採点基準データにおける点数の分布は、音楽理論上、正しいとされる音高をユーザが歌唱した場合に高い点数となるように決定されており、本実施形態では、主旋律音高、和音音高、主旋律音高及び和音音高以外の音高の順に、小さな値とされている。
[実施形態の効果]
このため、本実施形態のカラオケ装置20によれば、採点結果に対するユーザの納得感を向上させることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
[実施形態と特許請求の範囲との対応関係]
最後に、上記実施形態の記載と、特許請求の範囲の記載との関係を説明する。
Claims (5)
- 楽曲を演奏する楽曲演奏装置と共に用いられ、その楽曲演奏装置にて演奏された楽曲に対する歌唱の上手さを採点した採点結果を出力する採点装置であって、
前記楽曲の演奏中に入力された音声を時間進行に沿って周波数解析した結果に従って、前記音声の音高を歌唱音高として順次特定する歌唱音高特定手段と、
前記楽曲の演奏における時間進行に沿って連続するように規定された単位区間毎に、かつ音階を構成する音それぞれの音高である音階固有音高それぞれについて配点が決められた採点基準データに、前記歌唱音高特定手段で特定された歌唱音高を順次照合し、前記歌唱音高が遷移した各単位区間での音階固有音高それぞれに対応する配点に基づいて、前記単位区間それぞれでの点数である区間点数を導出する区間点数導出手段と、
前記区間点数導出手段で導出した区間点数を集計した集計値に対する演算結果を前記採点結果として出力する採点結果出力手段と
を備えることを特徴とする採点装置。 - 前記採点基準データは、
前記音階固有音高のうち、前記楽曲の主旋律を構成する音高である主旋律音高、前記楽曲のコード進行にてコードに相当する音高である和音音高、前記主旋律音高及び前記和音音高以外の音高の順に、小さな値となるように配点が決定されていることを特徴とする請求項1に記載の採点装置。 - 前記採点基準データは、
前記音階固有音高それぞれを行とし、前記単位区間それぞれのの区間長中心または始終端のいずれかを列としたマトリックスを形成する格子点毎に配点が決められたものであり、
前記区間点数導出手段は、
前記歌唱音高特定手段で特定された歌唱音高から、最近傍に位置する格子点である最近傍格子点に決められた付与配点に基づいて、前記区間点数を導出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の採点装置。 - 前記区間点数導出手段は、
前記歌唱音高から前記最近傍格子点までの距離が短いほど、大きな値となる重みを前記付与配点に乗じた値を前記区間点数として導出することを特徴とする請求項3に記載の採点装置。 - 楽曲を演奏する楽曲演奏装置と共に用いられるコンピュータに実行され、その楽曲演奏装置にて演奏された楽曲に対する歌唱の上手さを採点した採点結果を出力するプログラムであって、
前記楽曲の演奏中に入力された音声を時間進行に沿って周波数解析した結果に従って、前記音声の音高を歌唱音高として順次特定する歌唱音高特定手順と、
前記楽曲の演奏における時間進行に沿って連続するように規定された単位区間毎に、かつ音階を構成する音それぞれの音高である音階固有音高それぞれについて配点が決められた採点基準データに、前記歌唱音高特定手順で特定された歌唱音高を順次照合し、前記歌唱音高が遷移した各単位区間での音階固有音高それぞれに対応する配点に基づいて、前記単位区間それぞれでの点数である区間点数を導出する区間点数導出手順と、
前記区間点数導出手順で導出した区間点数を集計した集計値に対する演算結果を前記採点結果として出力する採点結果出力手順と
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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