JP5247466B2 - 6,6−ジメチル−3−アザビシクロ−[3.1.0]−ヘキサン化合物およびその鏡像異性体塩を調製するプロセス - Google Patents
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Description
本発明は、ラセミ体の6,6−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチル(遊離塩基)を調製するプロセス、および対応する塩、(1R,2S,5S)−6,6−ジメチル−3−アザビシクロ−[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチル ジ−p−トルオイル−D−酒石酸(「D−DTTA」)塩および(1R,2S,5S)−6,6−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチル ジベンゾイル−D−酒石酸(「D−DBTA」)塩を高鏡像体過剰率で提供するプロセスに関する。本発明は、ラセミ体の6,6−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチルの溶液から、対応する(1S,2R,5R)−6,6−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチル ジ−p−トルオイル−L−酒石酸塩(「L−DTTA」塩)および(1S,2R,5R)−6,6−ジメチル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチル L−酒石酸(「L−DBTA」)塩を高鏡像体特異度(high enantiomeric specificity)で沈殿させるプロセスであって、溶液中の対応する(1R,2S,5S)−6,6−ジメチル−3−アザビシクロ−[3.1.0]ヘキサン−2−カルボン酸メチルの遊離塩基の高鏡像体過剰率を維持するプロセスにも関する。さらに、本発明は中間体II、IIB、III、IV、IVB、V、VIおよびVIIを調製するプロセスに関する。
本章または本出願のいずれかの章におけるあらゆる刊行物の特定は、そのような刊行物が本発明に対する先行技術であることを認めるものではない。
式中、R1は水素またはアルキルであり、R2〜R7は、例えば、アルキルである。したがって、イミンはシアノ化試薬と反応し、対応するニトリルを形成する。これは、続いて加水分解されて酸誘導体を形成する。イミン誘導体は、下記式
式中、Rは水素またはアルキルであり、R4およびR5は、例えば、二環式環系を形成し得る。このプロセスは、銀塩の存在下で酸化剤を用いてピロリジン誘導体を対応するΔ1−ピロリジン誘導体に変換し、続いてピロリジン誘導体を、好ましくは金属シアニドを鉱酸の存在下で反応混合物に加えることで生成されるHCNと反応させて、ニトリルを形成するステップを含む。生成物は、得られるニトリルを加溶媒分解させて調製される。この特許は、これら化合物の特定の異性体を高鏡像体過剰率で製造するプロセスを開示していない。
これらの、および他の必要とされているものは、本発明によって達成される。本発明は、一態様では、(1R,2S,5S)−l ジ−p−トルオイル−D−酒石酸塩(D−DTTA塩)または(1S,2R,5R)−l ジ−p−トルオイル−L−酒石酸塩(L−DTTA塩)を、式IおよびIa
式中、Rはアルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキルであり、該プロセスは、ラセミ混合物を上記の酸で分割することにより、選択された塩の少なくとも85%の鏡像体過剰率を提供する。
上記で、および本明細書において使用した通り、次の用語は、特に明記しない限り以下に記載するものを意味すると理解すべきである:
「アルキル」は、脂肪族炭化水素基を意味し、直鎖状であっても分枝状であってもよく、鎖中に約1〜約20個の炭素原子を含む。好ましいアルキル基は、鎖中に約1〜約12個の炭素原子を含む。より好ましいアルキル基は、鎖中に約1〜約6個の炭素原子を含む。分枝状とは、1つ以上の低級アルキル基、例えばメチル、エチルまたはプロピルが、直鎖状のアルキル鎖に結合することを意味する。「低級アルキル」は、鎖中に約1〜6個の炭素原子を有する基を意味し、直鎖状であっても分枝状であってよい。用語「置換アルキル」は、アルキル基が1つ以上の置換基で置換されてもよいことを意味し、これらの置換基は同じであっても異なっていてもよく、置換基はそれぞれ独立して、ハロ、アルキル、アリール、シクロアルキル、シアノ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルキルチオ、アミノ、−NH(アルキル)、−NH(シクロアルキル)、−N(アルキル)2、カルボキシおよび−C(O)O−アルキルからなる群より選択される。好適なアルキル基の限定されない例には、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、ヘプチル、ノニル、デシル、フルオロメチル、トリフルオロメチルおよびシクロプロピルメチルが挙げられる。
イミド前駆体は、カロン酸(caronic acid)(IIa)出発物質から、以下2つの手順のうちの1つに従って形成される。手順Aは、1つのステップでイミドを形成し、手順Bは、異なる反応物質を用いて二つのステップでイミドを形成する。無水カロン酸(caronic anhydride)を調製する方法は当技術分野で公知であり、この化合物は、例えば、米国特許出願公開第2005/0059648A1号に開示されている合成により製造してよい。その実施例1には、公開された手順に従ってこの無水物をエチルクリサンテムマート(ethyl chrysanthemumate)から調製する方法が詳述されている。
無水カロン酸(式II)は、好適な溶媒中で式IIIの化合物に触媒的に変換して、式IIIのイミドを生成することができる。本発明のいくつかの実施形態では、水、テトラヒドロフラン、メタノール、イソプロパノール、メチルイソブチルケトン、キシレン類、およびホルムアミドから選択される溶媒を使用することが好ましい。この変換を行うのに好適な触媒には、例えば、4−N,N−ジメチルアミノピリジン(DMAP)およびルチジンが挙げられる。触媒は、窒素源の存在下で使用される。好適な窒素源試薬には、限定されないが、NH3、NH4OH、H2NC(O)NH2、H2NC(O)H、NH4O2CH、およびNH4O2CCH3が挙げられる。いくつかの実施形態では、この反応を約10℃〜約200℃の温度で行うことが好ましい。
無水カロン酸(式II)からの式IIIの化合物を提供する第二の方法は、連続した2ステップで式IIIのイミドを生成することである。
式IIBの中間体アルキルイミドは、溶媒の存在下でアラルキル、置換アラルキルまたはアルケニルアミンから選択される試薬との反応により、無水カロン酸から調製される。本発明のいくつかの実施形態では、アリールCH2NH2およびアリルNH2から選択されるアミンを使用することが好ましい。本発明のいくつかの実施形態では、t−ブチルメチルエーテル(TBME)、テトラヒドロフラン、メタノール、トルエン、キシレンおよびそれらの2つ以上の混合物から選択される溶媒を用いることが好ましい。本発明のいくつかの実施形態では、この反応を約0℃〜約200℃の温度で行うことが好ましい。
式IIBの中間体アルキルイミドは、金属媒介の水素化分解反応条件を用いてこの中間体を水素化することにより、化合物IIIに変換することができる。いくつかの実施形態では、水素ガスの存在下で炭素上にパラジウムを含む(Pd/C)触媒を用いることが好ましい。好適な反応条件の一例は、次の参考文献に記載されている:R.C.BernotasおよびR.V.Cube、Synthetic Communication、1990、20、1209。
好適な溶媒中で還元させることによって、式IIIのビシクロ−化合物にあるイミド環をピロリジン環に変換し、式IVのビシクロ−化合物を生成する。いくつかの実施形態では、水素化アルミニウムリチウム(「LiAlH4」)、ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムジヒドリド(「Red−Al(登録商標)」)ナトリウム、およびボランから選択される試薬を用いてこの還元を行うことが好ましい。本発明のいくつかの実施形態では、この還元反応を、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、tert−ブチルメチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、トルエンおよびそれらの2つ以上の混合物から選択される溶媒中で行うことが好ましい。いくつかの実施形態では、この溶媒を蒸留して生成物を単離させることが好ましい。本発明のいくつかの実施形態では、この還元反応を約−20℃〜約80℃の温度で行うことが好ましい。
式IVの化合物ビシクロ−化合物にあるピロリジン環を酸化して、対応するイミンを生成する。ピロリジン環に導入される多重結合は、その環上の2つの位置のいずれかで導入できるため、このステップでは式VaおよびVbの異性体化合物の混合物が生成される。
ステップ5−シアノ−基の加水分解:
ステップ4では、式VaおよびVbの異性体(本明細書では式Vの化合物ともいう)を含むビシクロ化合物のラセミ化合物のイミン環は、シアノ官能基で官能化される。シアノ基の付加は、イミン環の反対側を優先的に攻撃して炭素2で起こり、メチレン基はビシクロ化合物のシクロプロピル環を形成して突出している。したがって、シアノ基の付加は、スキームIを参照すると、ラセミ化合物VIとして角括弧内に示してある2つの鏡像異性体の1つを優先的に形成する。官能基化は、シアノ化剤、例えば、シアン化水素酸ガス(HCN)の存在下で行われ、または鉱酸の存在下インサイチュでアルカリ金属、アルカリ土類金属、または遷移金属シアニド、好ましくはシアン化ナトリウムまたはカリウム、およびトリメチルシリルシアニド(「TMSCN」)を用いて発生する。いくつかの実施形態では、極性プロトン性溶媒、好ましくはメタノールまたはメタノール(「MeOH」)およびtert−ブチル−メチルエーテル(「TBME」)の混合物の存在下で、シアノ化剤を式Vの化合物の懸濁液に加えることが好ましい。このやり方を用いるいくつかの実施形態では、鉱酸、例えば、塩酸、臭化水素酸および硫酸、ならびに有機酸、例えば、酢酸およびギ酸から選択される酸の添加により溶媒を酸性にすることが好ましい。いくつかの実施形態では、約−10℃〜約+120℃の温度、好ましくは0℃の温度で、反応混合物との反応を行うことが好ましい。いくつかの実施形態では、使用する式Vの化合物の全量に対して約1.0〜約1.5モル当量のシアノ化試薬の量を使用することが好ましい。
スキームIのステップ6を参照すると、選択された鏡像異性体の塩の形成は、式VIIのラセミ化合物に:(a)D−DTTA(ジ−p−トルオイル−D−酒石酸)またはD−DBTA(ジベンゾイル−D−酒石酸)を加えて、図示の(1R,2S,5S)鏡像異性体を沈殿させるか;または(b)L−DTTA(ジ−p−トルオイル−L−酒石酸)またはL−DBTA(ジベンゾイル−L−酒石酸)を加えて、図示の(1S,2R,5R)鏡像異性体を沈殿させることのいずれかで達成される。これらの各キラル酸は、市販の試薬である。上述の通り、D−DTTAは式VIIのラセミ化合物中に存在する(1R,2S,5S)鏡像異性体と反応し、L−DTTAは式VIIのラセミ化合物中に存在する(1S,2R,5R)鏡像異性体と反応し、対応するジ−p−トルオイル−酒石酸塩を少なくとも約90%の鏡像体過剰率で沈殿させる。同様に、D−DBTAは式VIのラセミ化合物中に存在する(1R,2S,5S)鏡像異性体と反応し、L−DBTAは式VIのラセミ化合物中に存在する(1S,2R,5R)鏡像異性体と反応し、対応するジベンゾイル−酒石酸塩を少なくとも約85%の鏡像体過剰率で生成する。いくつかの実施形態では、このステップでメタノール、TBMEおよびそれらの混合物から選択される溶媒を使用することが好ましい。混合した溶媒を用いる場合は、TBME:MeOHの比を約2:1〜約4:1とすることが好ましい。本発明のいくつかの実施形態では、沈殿反応を約15℃〜約50℃の温度で行うことが好ましい。
g=グラム
eq=当量
THF=テトラヒドロフラン
MeOH=メタノール
Me=メチル
TBME=メチルtert−ブチルエーテル
ACN=アセトニトリル
Ph=フェニル。
手順A:
フラスコに、300gのII(2.1mol、1当量)および300mLの水を入れた。攪拌しながらこの混合物を0℃〜10℃に冷却した。225mLのNH4OH溶液(水中14.8MのNH3)(3.3mol、1.5当量)を、攪拌しながら反応混合物にゆっくりと加えた。添加中、反応混合物の温度は40℃未満に維持した。添加し終えると、このバッチを105℃〜115℃に加温し、生成物を蒸気蒸留させないようにしながら水を蒸留して回収した。蒸留が終わった時点で、反応混合物を165℃〜180℃に徐々に加熱して環化を完了させた。次に、反応混合物を60〜70℃の温度に冷却し、200mLのTHFを加えた。反応混合物を135℃〜140℃に再加熱し、溶媒を蒸留して回収した。反応混合物を60℃〜70℃の温度に再冷却し、200mLのTHFおよび500mLのn−ヘプタンを加えた。反応混合物を5時間かけて0℃〜10℃に冷却し、次に0.5時間〜1時間攪拌して生成物を結晶化させた。この結晶を回収し、洗浄し、乾燥して化合物IIIを白色の結晶性粉末として得た。(収率90%〜95%)。
温度プローブ、蒸留装置および機械攪拌機を備えた12Lのフラスコ中に、1500.0gの無水カロン酸(式II、10.7mol)を入れた。フラスコに1500mLの水を加え、続いてNH4OH(273.4g、16.1mol)を滴下添加した。水を大気下で2時間蒸留して回収した。次に、この混合物を155℃に加熱し、さらに22時間攪拌した。1H NMRおよびHPLCの分析では、生成物への変換が不完全であることが示された。次に、この混合物にさらにNH4OH(50.4g、3.0mol)を加えた。混合物を155℃に1時間加熱した。反応混合物を120℃に冷却し、7500mLの標準的な酢酸ブチル(n−BuOAc)をフラスコに滴下して入れた。混合物を加熱し、120℃〜130℃の温度で維持した。n−BuOAc(6000mL)および水(200mL)を大気下で蒸留して回収した。次にこの混合物を100℃に冷却し、内部温度を90〜98℃に維持しながらn−ヘプタン(6000mL)を滴下添加した。反応混合物を室温に終夜冷却した。白色の懸濁液をろ過し、このケークをn−ヘプタン(4500mL)で洗浄した。湿った生成物を真空オーブン内にて40℃で乾燥させ、式IIIのアザ−ジオン化合物(1413.3g、95%)を灰白色の固体として得た。
Claims (35)
- 式IAの(1R,2S,5S)塩または式IaAの(1S,2R,5R)塩を調製するプロセスであり、
式中Rはアルキル、置換アルキル、アリール、置換アリール、アラルキル、置換アラルキル、シクロアルキル、または置換シクロアルキル基を表し;「Xd」はD−DTTA(ジ−p−トルオイル−D−酒石酸)およびD−DBTA(ジベンゾイル−D−酒石酸)から選択され、「Xl」はL−DTTA(ジ−p−トルオイル−L−酒石酸)およびL−DBTA(ジベンゾイル−L−酒石酸)から選択され、前記プロセスは、
(1)式IIの化合物:
を、式IIIの化合物:
に変換するステップと、
(2)式IIIの前記化合物を還元して、式IVの化合物:
を生成するステップと、
(3)式IVの前記化合物を酸化して、式VaおよびVbのイミン:
を含むラセミ混合物を生成するステップと、
(4)式VaおよびVbの前記イミンの前記ラセミ混合物をシアノ化して、式VIのトランス化合物のラセミ混合物:
を形成するステップと、
(5)必要に応じて単離させることなく、前記式VIの化合物のラセミ混合物においてROHで加溶媒分解を行い、式VIIの化合物のラセミ混合物:
を形成するステップであって、ここでRは上記の通りである、ステップと、
(6)前記式VIIの化合物のラセミ混合物を、(i)ジ−p−トルオイル−D−酒石酸およびジベンゾイル−D−酒石酸ならびに(ii)ジ−p−トルオイル−L−酒石酸およびジベンゾイル−L−酒石酸から選択される酸と反応させるステップであって、該(i)ジ−p−トルオイル−D−酒石酸およびジベンゾイル−D−酒石酸と反応させると、式IAの前記塩化合物:
を形成し、該(ii)ジ−p−トルオイル−L−酒石酸およびジベンゾイル−L−酒石酸と反応させると、式IaAの前記塩化合物:
を形成し、上記式中R、Xl、およびXdは上記の通りである、ステップ
を含むプロセス。 - Rはアルキルである、請求項1に記載のプロセス。
- Rは(C1〜C8)アルキルである、請求項1に記載のプロセス。
- Rはベンジルまたはフェニルである、請求項1に記載のプロセス。
- 式IIの前記化合物が、式IIIの化合物に1つのステップで変換される、請求項1に記載のプロセス。
- R1はベンジルまたはアリルである、請求項6に記載のプロセス。
- 前記式VIIの化合物のラセミ混合物を、ジ−p−トルオイル−D−酒石酸と反応させて、式IAの化合物の(1R,2S,5S)−ジ−p−トルオイル−D−酒石酸塩を沈殿させる、請求項1に記載のプロセス。
- 前記沈殿物の鏡像体過剰率は90〜98%e.e.である、請求項8に記載のプロセス。
- 前記沈殿物の鏡像体過剰率は94〜96%e.e.である、請求項8に記載のプロセス。
- 式VIIの前記ラセミ化合物を、ジ−p−トルオイル−L−酒石酸と反応させて、式IaAの化合物の(1S,2R,5R)−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸塩を沈殿させる、請求項1に記載のプロセス。
- 前記沈殿物の鏡像体過剰率は90〜98%e.e.である、請求項11に記載のプロセス。
- 前記沈殿物の鏡像体過剰率は95〜97%e.e.である、請求項11に記載のプロセス。
- 「R」はメチルである、請求項8および11のいずれかに記載のプロセス。
- 前記沈殿物を上清から分離し、前記上清をジ−p−トルオイル−D−酒石酸と反応させて、式IAの化合物の(1R,2S,5S)−ジ−p−トルオイル−D−酒石酸塩を沈殿させるステップをさらに含む、請求項11に記載のプロセス。
- 変換ステップ1はDMAPおよびホルムアミドを用いて行われる、請求項1に記載のプロセス。
- 変換ステップ1は水酸化アンモニウムおよび酢酸ブチルを用いて行われる、請求項1に記載のプロセス。
- 還元ステップ2の前記還元剤は、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素リチウム、ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムジヒドリドナトリウム、およびボランからなる群より選択される、請求項1に記載のプロセス。
- 酸化ステップ3の前記酸化剤は、K2S2O8/AgNO3、ヨードソベンゼン、二酸化マンガン(IV)、およびH2O2/[(R,R)−または(S,S)−サレン]MnIIIClからなる群より選択される、請求項1に記載のプロセス。
- 前記酸化ステップ3は、前記反応混合物をMTBEで抽出することによって式(V)の前記生成物の化合物を単離し、メタノールを前記MTBE抽出物に加え、前記MTBEを蒸留して式(V)の前記化合物のメタノール溶液を生成するステップをさらに含む、請求項1に記載のプロセス。
- 前記シアノ化ステップ4のシアノ化剤は、(i)HCN;ならびに(ii)酸の存在下でのKCN、NaCNおよびトリメチルシリルシアニド(TMSCN)から選択される、請求項1に記載のプロセス。
- 加溶媒分解ステップ5の前記溶媒はメタノールである、請求項1に記載のプロセス。
- 加溶媒分解ステップ5は、HCl、HBr、HI、およびH2SO4からなる群より選択される酸をさらに含む、請求項1に記載のプロセス。
- 前記式VIIの化合物のラセミ混合物を、ジベンゾイル−D−酒石酸と反応させて、式IAの前記化合物の(1R,2S,5S)−ジベンゾイル−D−酒石酸塩を沈殿させる、請求項1に記載のプロセス。
- 鏡像体過剰率は85%e.e.〜95%e.e.である、請求項24に記載のプロセス。
- 鏡像体過剰率は85%e.e.〜90%e.e.である、請求項25に記載のプロセス。
- 式VIIの前記ラセミ化合物を、ジベンゾイル−L−酒石酸と反応させて、式IaAの化合物の(1S,2R,5R)−ジベンゾイル−L−酒石酸塩を沈殿させる、請求項1に記載のプロセス。
- 前記沈殿物の鏡像体過剰率は85%e.e.〜95%e.e.である、請求項27に記載のプロセス。
- 前記沈殿物の鏡像体過剰率は85%e.e.〜90%e.e.である、請求項28に記載のプロセス。
- 「R」はメチルである、請求項24および27のいずれかに記載のプロセス。
- 前記沈殿物を上清から分離し、前記上清をジ−p−トルオイル−D−酒石酸と反応させて式IAの化合物の(1R,2S,5S)−ジ−p−トルオイル−D−酒石酸塩を沈殿させるステップをさらに含む、請求項30に記載のプロセス。
- RはC1〜C8アルキルである、請求項32に記載の化合物。
- Rはメチルである、請求項32に記載の化合物。
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