JP5252003B2 - 搬送車システム - Google Patents
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Description
搬送車は、左右両側に車輪を有しており、一方の車輪にモータが接続されて駆動輪になっており、他方の車輪が従動輪になっている。搬送車は、さらに、左右のガイドレールにガイドされるためのガイドローラを有している。
また、左右の車輪に別個のモータを接続して、搬送車がカーブを走行する際には、左右の車輪に適切な速度差が生じさせるようにした二輪差速度制御を行う搬送車システムも知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
各モータには、機械特性的に許容できる加速度が定まっている。しかし、曲線部走行時に加速する場合に直線走行時の加速度(例えば、最大加速度)が生じるように速度指令を生成すると、外輪側のモータの加減速度が上限値を超えてしまうことになる。つまり、外輪側のモータが過負荷になってしまい、場合によってはサーボアンプの許容負荷を超えてモータが異常状態になることも考えられる。
この搬送車システムでは、搬送車が加速しながら曲線部に進入した場合に、外輪となるモータに高負荷がかからない。
この搬送車システムでは、速度指令発生部において計算負荷が高くならない。
この搬送車システムでは、外輪となる走行車輪に対応するモータが現加速度を維持すれば内外輪速度比率変化区間内で最大速度に到達してしまう場合でも、外輪が最大速度を超えることが防止される。
この搬送車システムでは、搬送車が減速しながら曲線部から退出した場合に、外輪となる走行車輪に対応するモータに高負荷がかからない。
この搬送車システムでは、搬送車が減速しながら曲線部から退出した場合に、内輪となる走行車輪に対応するモータに高負荷がかからない。
この搬送車システムでは、搬送車が加速しながら曲線部から退出した場合に、内輪となる走行車輪に対応するモータに高負荷がかからない。
搬送車が曲線部を走行するときには、前側ガイドローラ対及び後側ガイドローラ対がガイドレールに近接したガイド位置にある。一方、制御部は、搬送車が曲線部を走行するときに、理想的な走行軌跡情報に基づいて作成した速度指令変換テーブルを利用して速度指令を作成している。したがって、前側ガイドローラ対及び後側ガイドローラ対は曲線部においてガイドレールに接触しにくい。従来であれば曲線部の入口と出口において搬送車の前側ガイドローラ対及び後側ガイドローラ対がガイドレールに接触することを前提とした制御を行っていたので、両者の衝突や摩擦の問題が大きかった。それに対しては、この搬送車システムでは、曲線部の入口と出口において搬送車の前側ガイドローラ対及び後側ガイドローラ対がガイド位置にあってもガイドレールに接触しないように積極的に制御をしている。したがって、ガイドローラがガイドレールに接触しにくい。
図1を用いて、本発明の一実施形態が採用された搬送車システム1について説明する。図1は、本発明の一実施形態が採用された搬送車システムの模式図である。
搬送車3は、搬送車本体15と、駆動走行部18と、従動走行部19を有している。搬送車本体15の構造は従来と同じであるので説明を省略する。駆動走行部18及び従動走行部19は、搬送車本体15に対してそれぞれ回動自在に取り付けられるボギー台車である。図1には、駆動走行部18の旋回軸中心38が示されている。
第1分岐ガイドローラ33は、第1固定ガイドローラ31に対応して配置されており、両者によって前側ガイドローラ対81と後側ガイドローラ対83を構成している。第2分岐ガイドローラ34は、第2固定ガイドローラ32に対応して配置されており、両者によって前側ガイドローラ対85と後側ガイドローラ対87とを構成している。第1分岐ガイドローラ駆動部35(図3)は、第1分岐ガイドローラ33と、第2分岐ガイドローラ34の位置を変更するための機構である。
第1従動輪36は、走行レール4の第1走行レール4aの上に載っている。第2従動輪37は、走行レール4の第2走行レール4bの上に載っている。
図2を用いて、走行レール4に沿って設けられた複数種類の被検出部について説明する。被検出部は、反射テープ11と、バーコード13と、磁気マーク14とを含んでいる。なお、図2では、反射テープ11と、バーコード13と、磁気マーク14は、走行レール4の内側に図示されているが、実際には走行レール4上又はガイドレール6上面に設けられている。
反射テープ11は、曲線部203において搬送車3の位置を検出するための部材であり、曲線部203に配置されている。なお、この実施形態では、反射テープ11の開始端11aは、曲線部203の実際の開始位置203aより走行方向手前に配置されている。また、反射テープ11の終了端(図示せず)は、実際の曲線部の終了位置(図示せず)より手前に配置されている。
バーコード13は、走行レール4の原点マーク及び複数の基準マークとして機能している。
磁気マーク14は、搬送車3の停止位置を示す部材である。磁気マーク14は、鋼などの磁性体や、銅やアルミなどの非磁性体で構成されている。この実施形態では、磁気マーク14は、第1直線部201に配置されており、磁気マーク14の中間が停止位置80になっている。
図3を用いて、搬送車システム1の制御構成を説明する。図3は、搬送車システムの制御構成を示すブロック構成図である。
図4を用いて、走行制御部59を説明する。図4は、搬送車の走行制御部を示すブロック構成図である。
走行制御部59は、CPU、RAM、ROM等からなりプログラムを実行するコンピュータである。走行制御部59は、ルートマップ61と、速度パターン発生部62と、第1モータ制御部63と、第2モータ制御部64、補償速度比率テーブル90とを有している。ルートマップ61と補償速度比率テーブル90は、走行制御部59内のメモリに保存されている。速度パターン発生部62は、搬送車コントローラ52と交信可能である。
さらに、走行制御部59には、第1エンコーダ27、第2エンコーダ30、光電センサ47,リニアスケール49及びバーコードリーダ50が接続されている。
搬送車3は、一般的に、軌道2に沿って、ルートマップ61から求めた所要走行距離と、第1エンコーダ27及び第2エンコーダ30から求めた現在位置ならびに現在速度により走行制御を行う。
速度パターン発生部62は、理想的な曲線部走行軌跡テーブル98を予め有している。曲線部走行軌跡は、ガイドローラがガイドレール形状を正確にトレースできる軌跡である。つまり、この軌跡においては、ガイドローラがガイドレールに接触することはない。
最初に、旋回角度α2が算出される。なお、Rは第1ガイドレール6aの半径であり、Lは両ガイドローラ対の前後ピッチであり、xaは後側ガイドローラ対のx座標であり、xRは開始位置203aのX座標である。
l=√((xR−xa)2+R2)
R2=l2+L2−2lLcosα1
α1=cos−1((R2−l2−L2)/(−2lL))
α0=tan−1R/(xR−xa)
α2=α0−α1
θ0=θ00−α2
θ1=θ10−α2
θ2=θ20−α2
これより、P0、P1及びP2の座標は以下の通りになる。
P0(x0,y0)=(xa+l0cosθ0,l0sinθ0)
P1(x1,y1)=(xa+l1cosθ1,l1sinθ1)
P2(x2,y2)=(xa+l2cosθ2,l2sinθ2)
P0、P1、P2のそれぞれの間隔が積算されることで、第1走行車輪25、第2走行車輪28、旋回軸中心38の移動距離が得られる。
図8を用いて、曲線部入口におけるガイドレールとガイドローラの位置関係を説明する。前側ガイドローラ対81同士の中間点を第1中間点95として、後側ガイドローラ対83同士の中間点を第2中間点97とする。図8において、前側ガイドローラ対81と後側ガイドローラ対83は、第1直線部201において符号Aで示され、前側ガイドローラ対81が開始位置203aに到達した位置にある状態を符号Bで示され、後側ガイドローラ対83が開始位置203aに到達した位置にある状態を符号Cで示され、曲線部203において符号Dで示されている。いずれの位置においても、第1中間点95及び第2中間点97は、第1ガイドレール6aの幅方向中間に一致するようになっている。このようにして、第1ガイドレール6aに対して両側のガイドローラが常に最大の隙間を空けるように配置される。
基準出口軌跡は、基準入口軌跡の計算結果から抽出される。具体的には、後側ガイドローラ対83が曲線部203に入った地点を変化終了地点として検索し、そこから逆方向に並び替える。さらに、P1、P2それぞれの間隔が積算されることで、第1走行車輪25、第2走行車輪28、旋回軸中心38の移動距離が得られる。
以上のようにして得られて基準入口軌跡と基準出口軌跡は、速度パターン発生部62において、曲線部走行軌跡テーブル98に記憶されている。
図9を用いて、速度パターン発生部62が基準速度指令として利用しているカーブ走行時の基準速度比率テーブル(車輪速度変換テーブル)70について説明する。基準速度比率テーブル70は、カーブ走行の時間に対する左右の駆動輪の基準速度比率を定めたテーブルであって、カーブ入口における第1速度比率変化区間101と、カーブ出口における第2速度比率変化区間102と、カーブ中間における速度比率一定区間103とを有している。
なお、上記のαの値は、左右の駆動車輪間隔とカーブ曲率に従って異なるように設定されている。
・直線部定速移動・・・P0と平行移動
・入口(二輪差速度差開始位置1〜二輪差速度差終了位置1)・・・基準入口軌跡から抽出
・カーブ中定速移動・・カーブ速度参照(カーブ半径から単純計算)
・出口(二輪差速度差開始位置2〜二輪差速度差終了位置2)・・・基準出口軌跡から抽出
・直線部定速移動・・・P0と平行移動
さらに、補償外輪速度比率91は、基準外輪速度比率71に比べて、一定速度の大きさが大きくなっている。
速度パターン発生部62は、補償テーブルから、境界時間で区切って曲線部入口から出口までの速度パターンを生成する。
時間による境界条件分け及び速度パターン作成方法は以下の通りである。
・直線部定速移動・・・P0と平行移動
・入口(二輪差速度差開始時間1〜二輪差速度差終了時間1)・・・補償入口軌跡から抽出
・カーブ中定速移動・・カーブ速度参照(カーブ半径から単純計算)
・出口(二輪差速度差開始時間2〜二輪差速度差終了時間2)・・・補償出口軌跡から抽出
・直線部定速移動・・・P0と平行移動
以下、図10〜図13を用いて、速度パターン発生部62の制御動作を説明する。図10は、曲線部走行時の走行制御部の動作を示すフローチャートである。図11〜12は、加速しながらカーブに進入する場合の各車輪の時間−速度の関係と、カーブ走行時の速度比率テーブルと示したグラフである。図11〜図13では、実線を用いて内輪速度、外輪速度及び旋回軸中心速度を示しており、2点鎖線を用いて補償速度比率テーブル90を示している。なお、これらの図では、補償速度比率テーブル90は、速度比率が速度に一致するように描かれている。
図において、V1は速度比率一定区間103において想定される内輪速度の最大値を表しており、V2は速度比率一定区間103において想定される外輪速度の最大値を表しており、Vcは速度比率一定区間103において想定される旋回軸中心速度の最大値を表している。
以下の説明では、図11〜図13に示すように、搬送車3が第1直線部201から発進して一定の加速度a01で曲線部203に進入する場合の動作を説明する。このときの加速度a01は、許容される最大値又はその近傍であってもよい。
なお、速度パターン発生部62は、曲線部203に入る前からも速度指令を第1モータ26及び第2モータ29に与え続けている。
また、速度パターン発生部62は、基準速度に対して補償速度比率テーブル90を乗算して内輪速度を算出する。したがって、内輪速度は、外輪速度より通常の速度差(基準速度と内輪速度との差)分以上を減らした速度となる。
図14を用いて、曲線部203の途中から搬送車3が発進した場合の速度制御について説明する。図14は、カーブ中から発進した場合の各車輪の時間−速度の関係と、カーブ走行時の速度比率テーブルと示したグラフである。
図15を用いて、搬送車3が曲線部203を減速しながら退出していく場合の速度制御を説明する。図15は、減速しながらカーブから退出する場合の各車輪の時間−速度の関係と、カーブ走行時の速度比率テーブルと示したグラフである。
搬送車が曲線部の終了点に達すると、速度パターン発生部62は、旋回軸中心38の減速度がa01になるように速度指令を生成する。このときに、左右の車輪の速度は旋回軸中心38の速度と一致する。
前記実施形態は下記のようにも表現できる。
(A)搬送車システム1は、予め定められた経路を走行する搬送車3と、搬送車3の走行を制御する走行制御部59とを備えている。搬送車3は、搬送車本体15と、搬送車本体15の左右に設けられた2個の走行車輪25,28と、2個の走行車輪25,28にそれぞれ接続された2個のモータ26,29と、を有している。走行制御部59は、速度パターン発生部62と、光電センサ47と、を有している。速度パターン発生部62は、搬送車3が曲線部203を走行するときに2個の走行車輪25,28に対して基準速度に対して内外輪に対してそれぞれ速度差が生じるように、曲線部203の中間にある速度比率一定区間103と曲線部203の両端にある速度比率変化区間101,102とにおいて速度指令を発生して2個のモータ26,29に与える。光電センサ47は、搬送車3が曲線部203を走行していることを検出可能である。
図11に示すように、速度パターン発生部62は、搬送車3が加速中に曲線部203に進入することを光電センサ47が検出すれば、第1速度比率変化区間101において、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して進入時の加速度a01以下の加速度となるような速度指令を生成して与え、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して外輪となる走行車輪の速度より速度差分以上を減らした速度となるような速度指令を生成して与える。
この搬送車システム1では、搬送車3が加速しながら曲線部203に進入した場合に、外輪となるモータに高負荷がかからない。
この搬送車システム1では、速度パターン発生部62において計算負荷が高くならない。
この搬送車システム1では、外輪となる走行車輪に対応するモータが現加速度a01を維持すれば第1速度比率変化区間101内で外輪最大速度V2に到達してしまう場合でも、外輪となる走行車輪が外輪最大速度V2を超えることが防止される。
この搬送車システム1では、搬送車3が減速しながら曲線部203から退出した場合に、外輪となる走行車輪に対応するモータに高負荷がかからない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
速度パターン発生部62は、搬送車3が減速中に曲線部203に進入することを検出部が検出すれば、第1速度比率変化区間101において、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して進入時の減速度以下の減速度となるような速度指令を生成して与え、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して内輪となる走行車輪の速度より速度差分以上を増やした速度となるような速度指令を生成して与える。
この搬送車システム1では、搬送車3が減速しながら曲線部203から退出した場合に、内輪となる走行車輪に対応するモータに高負荷がかからない。
速度パターン発生部62は、搬送車3が加速中に曲線部203から退出することを検出部が検出すれば、第2速度比率変化区間102において、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して退出時の加速度以下の加速度となるような速度指令を生成して与え、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して内輪となる走行車輪の速度より速度差分以上を増やした速度となるような速度指令を生成して与える。
この搬送車システム1では、搬送車3が加速しながら曲線部203から退出した場合に、内輪となる走行車輪に対応するモータに高負荷がかからない。
(c)前記実施形態では、搬送車が曲線部の開始と終了をセンサによって検出していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、搬送車がエンコーダによってソフト的に判断してもよい。
(d)前記実施形態では反射テープは曲線部に沿って連続的に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。反射テープは断続的に設けられていてもよい。
(e)前記実施形態では搬送車は天井から吊り下げられた軌道上を走行していたが、本発明はこれに限定されない。軌道は地上に設けられていてもよいし、搬送車が軌道から吊り下げられていてもよい。
(f)前記実施形態ではエンコーダはモータの回転を計測していたが、本発明はこれに限定されない。エンコーダは駆動輪又は従動輪の回転を計測してもよい。
(g)被検出部及びセンサの組み合せの種類及び検出目的は、前記実施形態に限定されない。
(h)被検出部の設置位置や数は、前記実施形態に限定されない。
(i)前記実施形態では、補償速度比率テーブルを用いて左右速度差指令を形成していたが、基準速度比率テーブルを用いて左右速度差指令を形成してもよい。その場合でも、速度パターン発生部は、搬送車が曲線部を走行するときに、理想的な走行軌跡に基づいて作成した速度指令を第1モータ及び第2モータに与えているので、曲線部において前側ガイドローラ対及び後側ガイドローラ対はガイドレールに接触しにくい。
(j)前記実施形態はサーボ追従補償のパラメータはレスポンスと偏差であるが、いずれか一方であってもよい。
(k)前記実施形態では車体の前側に駆動走行部を設けさらに後側に従動走行部を設けた搬送車システムを説明したが、本発明はそれに限定されない。例えば、前側と両側を駆動走行部とすることで、4輪駆動台車とした構造にも本発明を適用できる。その場合、各駆動部は、それぞれ独立して左右モータの速度指令を作成することが好ましい。なお、4輪駆動台車以外に、6輪駆動台車、8輪駆動台車にも本発明を適用できる。
(l)前記実施形態では、進入と退出及び加速と減速の全ての組合せについて制御動作を説明したが、全ての制御動作が一台の搬送車において実現される必要はない。
2 軌道
3 搬送車
4 走行レール
4a 第1走行レール
4b 第2走行レール
6 ガイドレール
6a 第1ガイドレール
6b 第2ガイドレール
11 反射テープ
11a 開始端
13 バーコード
14 磁気マーク
15 搬送車本体(車体)
18 駆動走行部
19 従動走行部
20 本体フレーム
21 第1駆動輪ユニット
22 第2駆動輪ユニット
23 本体フレーム
25 第1走行車輪
26 第1モータ
27 第1エンコーダ
28 第2走行車輪
29 第2モータ
30 第2エンコーダ
31 第1固定ガイドローラ
32 第2固定ガイドローラ
33 第1分岐ガイドローラ
34 第2分岐ガイドローラ
35 第1分岐ガイドローラ駆動部
36 第1従動輪
37 第2従動輪
38 旋回軸中心
40 第3固定ガイドローラ
41 第4固定ガイドローラ
42 第3分岐ガイドローラ
43 第4分岐ガイドローラ
44 第2分岐ガイドローラ駆動部
47 光電センサ(検出部)
49 リニアスケール
50 バーコードリーダ
52 搬送車コントローラ
54 コントローラ本体
55 メモリ
59 走行制御部(制御部)
60 分岐制御部
61 ルートマップ
62 速度パターン発生部(速度指令発生部)
63 第1モータ制御部
64 第2モータ制御部
65A 第1誤差増幅部
65B 第2誤差増幅部
66A 第1フィードバック制御部
66B 第2フィードバック制御部
67A 第1アンプ
67B 第2アンプ
70 基準速度比率テーブル
71 基準外輪速度比率
73 基準内輪速度比率
80 停止位置
81 前側ガイドローラ対
83 後側ガイドローラ対
85 前側ガイドローラ対
87 後側ガイドローラ対
90 補償速度比率テーブル(速度指令変換テーブル)
91 補償外輪速度比率
93 補償内輪速度比率
95 第1中間点
97 第2中間点
98 曲線部走行軌跡テーブル
101 第1速度比率変化区間
102 第2速度比率変化区間
103 速度比率一定区間
201 第1直線部
202 第2直線部
203 曲線部
203a 開始位置
206 分岐部
Claims (7)
- 予め定められた経路を走行する搬送車と、
前記搬送車の走行を制御する制御部とを備え、
前記搬送車は、
車体と、
前記車体の左右に設けられた2個の走行車輪と、
前記2個の走行車輪にそれぞれ接続された2個のモータと、を有し、
前記制御部は、
前記搬送車が曲線部を走行するときに基準速度に対して内外輪にそれぞれ速度差が生じるように、曲線部の中間にある内外輪速度比率一定区間と曲線部の両端にある内外輪速度比率変化区間とにおいて速度指令を発生して前記2個のモータに与える速度指令発生部と、
前記搬送車が曲線部を走行していることを検出可能な検出部と、を有し、
前記速度指令発生部は、前記搬送車が加速中に曲線部に進入することを前記検出部が検出すれば、前記内外輪速度比率変化区間において、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して進入時の加速度以下の加速度となるような速度指令を発生して与え、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して外輪となる走行車輪の速度より前記速度差分以上を減らした速度となるように速度指令を発生して与える、
搬送車システム。 - 前記制御部は、加速中に曲線部への進入を前記検出部が検出すれば、外輪となる走行車輪に対応するモータが現加速度を維持すれば内外輪速度比率変化区間内で最大速度に到達するか否かを判断する判断部をさらに有し、
最大速度に達しないと前記判断部が判断すれば、前記速度指令発生部は、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して現加速度を維持するような速度指令を生成して与える、請求項1に記載の搬送車システム。 - 前記速度指令発生部は、最大速度に達すると判断されれば、前記内外輪速度比率変化区間の終了点以降で外輪となる走行車輪が最大速度になるような速度指令を生成して、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して前記速度指令を与える、請求項2に記載の搬送車システム。
- 前記速度指令発生部は、前記搬送車が減速中に曲線部から退出することを前記検出部が検出すれば、前記内外輪速度比率変化区間において、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して退出時の減速度以下の減速度となるような速度指令を生成して与え、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して外輪となる走行車輪の速度より前記速度差分以上を減らした速度となるように速度指令を生成して与える、請求項1〜3のいずれかに記載の搬送車システム。
- 前記速度指令発生部は、前記搬送車が減速中に曲線部に進入することを前記検出部が検出すれば、前記内外輪速度比率変化区間において、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して進入時の減速度以下の減速度となるような速度指令を生成して与え、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して内輪となる走行車輪の速度より前記速度差分以上を増やした速度となるような速度指令を生成して与える、請求項1〜4のいずれかに記載の搬送車システム。
- 前記速度指令発生部は、前記搬送車が加速中に曲線部から退出することを前記検出部が検出すれば、前記内外輪速度比率変化区間において、内輪となる走行車輪に対応するモータに対して退出時の加速度以下の加速度となるような速度指令を生成して与え、外輪となる走行車輪に対応するモータに対して内輪となる走行車輪の速度より前記速度差分以上を増やした速度となるような速度指令を生成して与える、請求項1〜5のいずれかに記載の搬送車システム。
- 前記経路に沿って設けられたガイドレールをさらに備え、
前記搬送車は、前記走行車輪の前側及び後側にそれぞれ設けられた前側ガイドローラ対及び後側ガイドローラ対をさらに有しており、
前記制御部は、前記搬送車が曲線部を走行するときに前記前側ガイドローラ対及び前記後側ガイドローラ対が前記ガイドレールに接触しない走行軌跡情報を保持しており、
前記速度指令発生部は、前記走行軌跡情報に基づいて速度指令発生のための速度指令変換テーブルを作成する、請求項1〜6のいずれかに記載の搬送車システム。
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