JP5254225B2 - 吸水性複合材料の製造法 - Google Patents

吸水性複合材料の製造法 Download PDF

Info

Publication number
JP5254225B2
JP5254225B2 JP2009517225A JP2009517225A JP5254225B2 JP 5254225 B2 JP5254225 B2 JP 5254225B2 JP 2009517225 A JP2009517225 A JP 2009517225A JP 2009517225 A JP2009517225 A JP 2009517225A JP 5254225 B2 JP5254225 B2 JP 5254225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
water
fibers
absorbing
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009517225A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009540994A (ja
Inventor
フンク リューディガー
ヴァイスマンテル マティアス
ベルタ ジルヴィア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2009540994A publication Critical patent/JP2009540994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5254225B2 publication Critical patent/JP5254225B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/60Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、異なるpHを有する少なくとも2の粒状の吸水性ポリマーと少なくとも1の繊維材料とを含有する吸水性複合材料の製造法において、吸水性ポリマーを予備混合しないことを特徴とする方法、及び、衛生用品における該材料の使用に関する。
本発明のその他の実施態様は、請求の範囲、詳細な説明及び実施例から読み取ることができる。前記の、及び以下にさらに詳細に説明する本発明の対象の特徴は、そのつど記載された組み合わせにおいてのみでなく、その他の組み合わせにおいても、本発明の範囲を逸脱することなく、使用可能であることは自明である。
衛生用品の製造は、文献"Modern Superabsorbent Polymer Technology"、F.L.Buchholz及びA.T.Graham、Wiley−VCH、1998年、第252〜258頁に記載されている。
衛生用品は通常、上側の液体透過性のカバー(A)、下側の液体透過性層(B)、及び、カバー(A)と層(B)との間に存在する吸水性複合材料(C)からなる。複合材料(C)はこの場合吸水性ポリマーと繊維とからなる。
吸水性ポリマー粒子の製造は、同様に、文献"Modern Superabsorbent Polymer Technology"、F.L.Buchholz及びA.T.Graham、Wiley−VCH、1998年、第71〜103頁に記載されている。
吸水性ポリマー粒子の特性は、架橋度により調節することができる。架橋度の増加に伴って、ゲル強度が増加し、かつ吸収能が低下する。これは、加圧下での吸収能(AUL)の増加に伴って遠心分離保持容量(CRC)が低下することを意味する(極めて高い架橋度に対しては、加圧下での吸収能も低下する)。
応用技術的特性、例えばおむつ中の膨潤したゲル床における液体通過性(SFC)及び加圧下での吸収能(AUL)を改善するために、吸水性ポリマー粒子は一般に後架橋される。それにより、粒子表面の架橋度のみが増加し、それにより、加圧下での吸収能(AUL)及び遠心分離保持容量(CRC)を少なくとも部分的に切り離すことができる。この後架橋は水性ゲル相中で実施することができる。しかしながら有利に、粉砕又は篩別されたポリマー粒子(ベースポリマー)は表面上で後架橋剤で被覆され、熱的に後架橋され、かつ乾燥される。このために好適な架橋剤は、親水性ポリマーのカルボキシレート基と共有結合を形成し得る少なくとも2の基を含む化合物である。
WO2003/028778A2には、異なるpH値を有する吸水性ポリマー粒子の均質なポリマー混合物が開示されている。
本発明の課題は、異なるpH値を有する粒状の吸水性ポリマーの使用下に吸水性複合材料(C)の改善された製造法を提供することであった。
前記課題は、以下:
i)少なくとも1の粒状の吸水性ポリマー
ii)少なくとも1の他の粒状の吸水性ポリマー、及び
iii)少なくとも1の繊維材料
を含有し、その際、ポリマーi)とポリマーii)とは少なくとも0.5pH単位だけ異なっている、吸水性複合材料(C)の製造法において、ポリマーi)及びポリマーii)を複合材料(C)の製造の際に別個の作業工程で予備混合しないことを特徴とする方法により解決された。
別個の作業工程での予備混合とは、本発明の範囲内で、均質な混合物を得ることを目的とする全ての混合であると解釈される。均質な完全混合をもたらさない共通の搬送用導管中でのポリマーi)及びポリマーii)の短い輸送は、本発明の範囲内では別個の作業工程とは見なされない。
本発明の有利な実施態様において、ポリマーi)及びポリマーii)は、共通の搬送用導管を介して、10m未満、有利に5m未満、特に有利に1m未満、極めて特に有利に0.5m未満輸送される。
極めて特に有利に、ポリマーi)及びポリマーii)は完全に別個に搬送され、即ち、ポリマーi)及びポリマーii)は別個に繊維材料iii)に供給され、繊維材料iii)の存在で初めて相互に接触される。
ポリマーi)とポリマーii)とのpH値の差は、有利に1pH単位、特に有利に1.5pH単位、極めて特に有利に2.5pH単位であり、その際、ポリマーi)及びポリマーii)のpH値はDIN ISO 17190−1:2001により測定される。
ポリマーi)及び/又はポリマーii)は、有利に、少なくとも部分的に中和されたアクリル酸少なくとも50モル%をベースとするポリマーである。
ポリマーi)及び/又はポリマーii)は、有利に後架橋されている。
ポリマーi)は、有利に3〜5、特に有利に3.1〜3.7又は4〜4.7のpH値を有する。
ポリマーii)は、有利に5.7〜6.5、特に有利に5.8〜6.3、極めて特に有利に5.9〜6.1のpH値を有する。
ポリマーii)に対するポリマーi)の質量比は、有利に0.01〜2、特に有利に0.05〜1、極めて特に有利に0.1〜0.5である。
複合材料(C)は、有利に10〜90質量%、特に有利に30〜80質量%、極めて特に有利に50〜70質量%の繊維材料iii)を含有する。有利な繊維材料iii)はセルロース繊維である。
吸水性ポリマー粒子は、例えば、以下:
a)エチレン性不飽和の、酸基を有するモノマー少なくとも1種、
b)架橋剤少なくとも1種、
c)場合により、1もしくは複数の、モノマーa)と共重合可能なエチレン性及び/又はアリル性の不飽和モノマー、及び
d)場合により、1もしくは複数の、モノマーa)、b)及び場合によりc)が少なくとも部分的にグラフトされることができる水溶性ポリマー
を含有するモノマー溶液を重合することによって得られる。
適切なモノマーa)は例えばエチレン性不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸及びイタコン酸、又はこれらの誘導体、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルである。特に有利なモノマーは、アクリル酸及びメタクリル酸である。とりわけ有利であるのはアクリル酸である。
モノマーa)は、有利に少なくとも50質量%、特に有利に少なくとも70質量%、極めて特に有利に少なくとも90質量%がアクリル酸及び/又はその塩である。
モノマーa)、特にアクリル酸は、有利に0.025質量%までのヒドロキノン半エーテルを有する。有利なヒドロキノン半エーテルはヒドロキノンモノメチルエーテル(MEHQ)及び/又はトコフェロールである。
トコフェロールは、以下の式:
Figure 0005254225
[式中、
1は水素又はメチルを表し、R2は水素又はメチルを表し、R3は水素又はメチルを表し、かつR4は水素又は1〜20個の炭素原子を有する酸基を表す]の化合物であると理解される。
4のための有利な基は、アセチル、アスコルビル、スクシニル、ニコチニル及びその他の生理学的に認容性のカルボン酸である。カルボン酸はモノカルボン酸、ジカルボン酸又はトリカルボン酸であってよい。
有利であるのはR1=R2=R3=メチルのα−トコフェロール、特にラセミ体のα−トコフェロールである。R1は特に有利には水素又はアセチルである。特に有利であるのはRRR−α−トコフェロールである。
モノマー溶液は、そのつどアクリル酸に対して有利には最大で130質量ppm、特に有利には最大で70質量ppm、好ましくは少なくとも10質量ppm、特に有利には少なくとも30質量ppm、特に有利には50質量ppm前後、のヒドロキノン半エーテルを含有しており、その際、アクリル酸塩は、計算上、アクリル酸として考慮される。例えばモノマー溶液の製造のために、相応するヒドロキノン半エーテル含有率を有するアクリル酸を使用することができる。
架橋剤b)は、少なくとも2の、ポリマー架橋中にラジカル共重合することができる重合可能な基を有する化合物である。適切な架橋剤b)は、例えばエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、アリルメタクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、トリアリルアミン、テトラアリルオキシエタン、例えばEP530438A1に記載されているもの、ジアクリレート及びトリアクリレート、例えばEP547847A1、EP559476A1、EP632068A1、WO93/21237A1、WO2003/104299A1、WO2003/104300A1、WO2003/104301A1及びDE10331450A1に記載されているもの、アクリレート基以外に、別のエチレン性不飽和基を有する混合アクリレート、例えばDE10331456A1及びDE10355401A1に記載されているもの、又は架橋剤混合物、例えばDE19543368A1、DE19646484A1、WO90/15830A1及びWO2002/32962A2に記載されているものである。
適切な架橋剤b)は、特にN,N’−メチレンビスアクリルアミド及びN,N’−メチレンビスメタクリルアミド、ポリオールの不飽和モノカルボン酸もしくはポリカルボン酸のエステル、例えばジアクリレート又はトリアクリレート、例えばブタンジオール−もしくはエチレングリコールのジアクリレートもしくはメタクリレート、並びにトリメチロールプロパントリアクリレート及びアリル化合物、例えばアリル(メタ)アクリレート、トリアリルシアヌレート、マレイン酸ジアリルエステル、ポリアリルエステル、テトラアリルオキシエタン、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジアミン、リン酸のアリルエステル並びにビニルホスホン酸誘導体、例えばEP343427A2に記載されているものである。さらに適切な架橋剤b)は、ペンタエリトリトールジ−、ペンタエリトリトールトリ−及びペンタエリトリトールテトラアリルエーテル、ポリエチレングリコールジアリルエーテル、エチレングリコールジアリルエーテル、グリセリンジ−及びグリセリントリアリルエーテル、ソルビトールをベースとするポリアリルエーテル、並びにエトキシ化されたこれらの化合物である。本発明による方法で使用することができるのは、ポリエチレングリコールのジ(メタ)アクリレートであり、その際、使用されるポリエチレングリコールは、300〜1000の分子量を有する。
しかし特に有利な架橋剤b)は、3〜20個のエトキシ単位を有するグリセリン、3〜20個のエトキシ単位を有するトリメチロールプロパン、3〜20個のエトキシ単位を有するトリメチロールエタンのジアクリレート及びトリアクリレート、特に2〜6個のエトキシ単位を有するグリセリン又はトリメチロールプロパンの、3個のプロポキシ単位を有するグリセリン又はトリメチロールプロパンの、並びに3個の混合されたエトキシ単位又はプロポキシ単位を有するグリセリン又はトリメチロールプロパンの、15個のエトキシ単位を有するグリセリン又はトリメチロールプロパンの、並びに少なくとも40個のエトキシ単位を有するグリセリン、トリメチロールエタン又はトリメチロールプロパンのジアクリレート及びトリアクリレートである。
とりわけ有利な架橋剤b)は、アクリル酸又はメタクリル酸によりジアクリレート又はトリアクリレートへとエステル化された、エトキシ単位及び/又はプロポキシ単位を複数有するグリセリンであり、これらは例えばWO2003/104301A1に記載されている。特に有利であるのは、3〜10個のエトキシ単位を有するグリセリンのジアクリレート及び/又はトリアクリレートである。とりわけ有利であるのは、1〜5個のエトキシ単位及び/又はプロポキシ単位を有するグリセリンのジアクリレート及び/又はトリアクリレートである。最も有利であるのは、3〜5個のエトキシ単位及び/又はプロポキシ単位を有するグリセリンのトリアクリレートである。
架橋剤b)の量は、そのつどモノマー溶液に対して、有利に0.01〜15質量%、特に有利には0.5〜10質量%、とりわけ有利には1〜5質量%である。
モノマーa)と共重合可能なエチレン性不飽和モノマーc)は、例えばアクリルアミド、メタクリルアミド、クロトン酸アミド、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリレート、ジエチルアミノプロピルアクリレート、ジメチルアミノブチルアクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジメチルアミノネオペンチルアクリレート及びジメチルアミノネオペンチルメタクリレートである。
水溶性ポリマーd)としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、デンプン誘導体、ポリグリコール又はポリアクリル酸、好ましくはポリビニルアルコール及びデンプンを使用することができる。
有利な重合阻害剤は、最適な作用のために溶解酸素を必要とする。従って、重合の前に不活性化、つまり不活性ガス、有利に窒素の導通により、重合阻害剤から溶解酸素を除去することができる。有利に、モノマー溶液の酸素含分は、重合の前に、1質量ppm未満、特に有利に0.5質量ppm未満に低下される。
好適な吸水性ポリマー粒子の製造並びにその他の好適な親水性エチレン性不飽和モノマーd)は、DE19941423A1、EP686650A1、WO2001/45758A1及びWO2003/104300A1に記載されている。
吸水性ポリマー粒子は、通常、モノマー水溶液の重合及び場合により後続のヒドロゲルの粉砕により得られる。好適な製造方法は、文献に記載されている。吸水性ポリマーは、例えば、
バッチ法か若しくは管型反応器中でのゲル重合及び粉砕機、押出機又は混練機中での後続の粉砕(EP445619A1、DE19846413A1)、
混練機中での重合、その際、例えば反転撹拌軸により連続的に粉砕する(WO2001/38402A1)、
ベルト上での重合及び粉砕機、押出機又は混練機中での後続の粉砕(DE3825366A1、US6,241,928)、
乳化重合、その際、既に比較的狭いゲルサイズ分布のパール重合体が生ずる(EP457660A1)
により得ることができる。
この反応は、好ましくは、例えばWO2001/38402A1に記載されているような混練機中で、又は例えばEP955086A2中に記載されているようなベルト型反応器上で実施される。
得られたヒドロゲルの酸基は、一般的には部分的に、好ましくは25〜85モル%、有利には27〜80モル%、特に好ましくは27〜30モル%又は40〜75モル%中和されており、その際、慣用の中和剤、好ましくはアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属酸化物、アルカリ金属炭酸塩か又はアルカリ金属炭酸水素塩並びにこれらの混合物を使用することができる。アルカリ金属塩の代わりに、アンモニウム塩を使用してもよい。ナトリウム及びカリウムはアルカリ金属として特に好ましく、しかしながら殊に好ましくは水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウム並びにこれらの混合物である。通常、中和は、水溶液か又は好ましくは固体としての中和剤を混合導入することによって達成される。例えば、50質量%を顕著に下回る含水率を有する水酸化ナトリウムが、23℃を上回る融点を有する蝋状の塊状物として存在していてよい。この場合には、高めた温度で粉粒体又は溶融物として供給することが可能である。
中和は、重合後、ヒドロゲルの段階で実施することができる。しかし、中和剤の一部をモノマー溶液に添加することによって、40モル%まで、好ましくは10〜30モル%、特に好ましくは15〜25モル%の酸基を重合前に中和し、重合の後にはじめてヒドロゲルの段階で所望の最終中和度に調節することも可能である。モノマー溶液は、中和剤の混入により中和することができる。このヒドロゲルは、例えば粉砕機を用いて機械的に粉砕することができ、その際、中和剤を噴霧するか、散布するか、又は注ぎ、次いで注意深く混合することができる。そのために、得られたゲル材料は、なお数回均質化のために細切れにされうる。最終中和度へのモノマー溶液の中和が好ましい。
中和されたヒドロゲルは、その後、ベルト型乾燥機又はロール型乾燥機を用いて残留湿分含量が有利に15質量%未満、特に10質量%未満になるまで乾燥され、その際、水含分はDIN ISO 17190−4:2001により測定される。しかしながら、選択的に、この乾燥のために、流動床乾燥機又は加熱された鋤刃型ミキサーを使用することもできる。特に白色の製品を得るために、このゲルの乾燥の際に蒸発された水の急速な搬出を保証することが有利である。このために、乾燥温度を最適化しなければならず、空気供給及び空気排出を制御して行わなければならず、かつそれぞれの場合に十分な通気に留意しなければならない。この乾燥は、もちろん、ゲルの固体含有量ができる限り高い場合にはより簡単であり、製品はより白い。従って、好ましくは、この乾燥前のゲルの固体含有率は30〜80質量%である。特に、前記乾燥機に窒素又は他の酸化しない不活性ガスを通気するのが有利である。しかしながら、選択的に、酸化による黄変現象を回避するために、乾燥の間の酸素分圧だけを下げることもできる。一般に、十分な通気及び水蒸気の排出によっても、なおも許容可能な製品が得られる。色及び製品の品質に関しては、一般に、できる限り短い乾燥時間が有利である。
乾燥されたヒドロゲルは有利に粉砕及び篩別され、その際、粉砕のために通常、ロールミル、ピンミル又はスイングミルが使用されてよい。篩別され、乾燥されたヒドロゲルの粒度は、好ましくは1000μm未満、特に好ましくは900μm未満、殊に好ましくは850μm未満で、かつ好ましくは80μmを上回り、特に好ましくは90μmを上回り、殊に好ましくは100μmを上回る。
殊に好ましくは、粒度(篩い分け画分)は150〜850μmである。粒度はDIN ISO 17190−3:2001により測定される。
吸水性ポリマー粒子は引き続き後架橋される。このために好適な後架橋剤は、ヒドロゲルのカルボキシレート基と共有結合を形成し得る少なくとも2の基を含む化合物である。適切な化合物は、例えばアルコキシシリル化合物、ポリアジリジン、ポリアミン、ポリアミドアミン、ジエポキシド又はポリエポキシド、例えばEP83022A2、EP543303A1及びEP937736A2に記載されているもの、二官能性又は多官能性のアルコール、例えばDE3314019A1、DE3523617A1及びEP450922A2に記載されているもの、又はβ−ヒドロキシアルキルアミド、例えばDE10204938A1及びUS6,239,230に記載されているものである。
更に、DE4020780C1には環式カーボナートが、DE19807502A1には2−オキサゾリドン及びその誘導体、例えば2−ヒドロキシエチル−2−オキサゾリドンが、DE19807992C1にはビス−及びポリ−2−オキサゾリジノンが、DE19854573A1には2−オキソテトラヒドロ−1,3−オキサジン及びその誘導体が、DE19854574A1にはN−アシル−2−オキサゾリドンが、DE10204937A1には環式尿素が、DE1033458A1には二環式アミドアセタールが、EP1199327A2にはオキセタン及び環式尿素が、及びWO2003/031482A1にはモルホリン−2,3−ジオン及びその誘導体が好適な後架橋剤として記載されている。
有利に、表面後架橋のために、表面後架橋剤の他に多価カチオンが使用される。使用可能な多価カチオンは、例えば二価のカチオン、例えば亜鉛、マグネシウム、カルシウム及びストロンチウムのカチオン、三価のカチオン、例えばアルミニウム、鉄、クロム、希土類及びマンガンのカチオン、四価のカチオン、例えばチタン及びジルコニウムのカチオンである。対イオンとして塩化物イオン、臭化物イオン、硫酸イオン、硫酸水素イオン、炭酸イオン、炭酸水素イオン、硝酸イオン、リン酸イオン、リン酸水素イオン、リン酸二水素イオン及びカルボン酸イオン、例えば酢酸イオン及び乳酸イオンが可能である。硫酸アルミニウムが有利である。
後架橋は、一般的には、表面後架橋剤の溶液をヒドロゲル又は乾燥されたポリマー粉末に吹き付けることにより実施される。この場合、表面後架橋剤及び多価カチオンは、一緒の溶液で、又は別個の溶液として吹き付けられてよい。吹き付けに引き続き、ポリマー粉末は熱的に乾燥され、その際、架橋反応は乾燥の前のみならず間にも生じ得る。
後架橋剤溶液の吹き付けは、有利に可動式混合器具を有するミキサー中で、例えばスクリューミキサー、パドルミキサー、ディスクミキサー、鋤刃ミキサー及びブレードミキサ中で実施される。特に有利に、バーティカルミキサー、殊に有利に鋤刃ミキサー及びブレードミキサーである。適切なミキサーは、例えばLoedige(R)ミキサー、Bepex(R)ミキサー、Nauta(R)ミキサー、Processall(R)ミキサー及びSchugi(R)ミキサーである。極めて特に有利に、例えばSchuggi−Flexomix(R)又はTurbolizer(R)のタイプの高速ミキサーが使用される。
熱的後架橋は、有利に接触乾燥機、特に有利にパドル型乾燥機、さらに特に有利にディスク型乾燥機中で実施される。好適な乾燥器は、例えばBepex(R)乾燥器及びNara(R)乾燥器である。さらに、流動床乾燥機も使用することができる。
後架橋は、ミキサーそれ自体中で、ジャケットの加熱又は熱風の吹き込みによって行なうことができる。後接続された乾燥機、例えば箱形乾燥機、回転管炉か又は加熱可能なスクリューは、同様に好適である。しかし、例えば共沸蒸留を乾燥方法として利用することもできる。
熱供給は、有利に間接的に、特に有利に凝縮熱により、極めて特に有利に水蒸気の凝縮により行われる。このために、後架橋装置の外部壁を、適当な伝熱体、例えば高温ガスと接触させ、該高温ガスが壁部で凝縮し、それにより凝縮熱が壁部に放出される。
後架橋の後、吸水性ポリマー粒子は通常強力に、有利に120℃未満、特に有利に100℃未満、極めて特に有利に80℃未満の温度に冷却される。
吸水性ポリマーは、一般に、25〜60g/g、有利に少なくとも30g/g、特に少なくとも32g/g、特に有利に少なくとも34g/g、さらに特に有利に少なくとも35g/gの遠心分離保持容量を有する。遠心分離保持容量(CRC)はDIN ISO 17190−6:2001により測定される。
吸水性複合材料(C)は、吸水性ポリマー粒子i)及びii)の他に、少なくとも1の、有利に親水性の繊維材料iii)を含有する。親水性とは、水性液体が急速に前記繊維を介して分配されることであると解釈される。前記繊維材料は通常ではセルロース、変性セルロース、レーヨン、ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレートである。特に有利にセルロース繊維、例えばパルプである。前記繊維は、一般に1〜200μm、有利に10〜100μmの直径を有する。更に、前記繊維は1mmの最小長さを有する。
一般に、ポリマー粒子をいわゆるドライ−集結度及びウェット−集結度の改善のために複合材料(C)の内部に固定する方法がある。ドライ−集結度及びウェット−集結度とは、吸水性ポリマー粒子が複合材料(C)中に、外部の力の作用に湿潤状態でも乾燥状態でも耐えられ、かつ吸水性ポリマー粒子のずれ又は漏出が生じないように組み込まれている特性であると解釈される。力の作用とは、特に例えば衛生用品を身につけた場合に運動の過程で生じる機械的負荷又は特に衛生用品が失禁の場合にさらされる体重負荷であると解釈される。固定するために、当業者に公知の多くの方法がある。例えば熱処理、接着剤、熱可塑性プラスチック、結合材料の添加による固定は、特許出願WO95/26209A1、第37頁36行〜第41頁14行に記載されている。前記の箇所は従って本発明の構成要素である。湿式強度を高める方法は、特許出願WO00/36216A1にも記載されている。
本発明による複合材料(C)の構造は、繊維網目構造又はマトリックスとして使用される多様な繊維材料に基づいている。本発明の範囲内では、天然起源の繊維(変性又は非変性)も、合成繊維も含まれる。
本発明において使用可能な繊維の例についての詳細な概要は、特許出願WO95/26209A1、第28頁9行〜第36頁8行に記載されている。前記の箇所は従って本発明の構成要素である。
セルロース繊維の例には、通常、吸収用品で使用されるもの、例えばフリースパルプ及び綿タイプのパルプが含まれる。この材料(針葉樹又は広葉樹)、製造方法、例えばケミカルパルプ、セミケミカルパルプ、ケミサーマルメカニカルパルプ(CTMP)及び漂白方法に特に制限はない。例えば天然のセルロース繊維、例えば綿、亜麻、絹、羊毛、ジュート、エチルセルロース及びセルロースアセテートが使用される。
適当な合成繊維は、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル化合物、例えばORLON(R)、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸エチルビニル、可溶性又は不溶性のポリビニルアルコールから製造される。合成繊維の例は、熱可塑性ポリオレフィン繊維、例えばポリエチレン繊維(PULPEX(R))、ポリプロピレン繊維及びポリエチレン−ポリプロピレン−二成分繊維、ポリエステル繊維、例えばポリエチレンテレフタレート繊維(DACRON(R)又はKODEL(R))、コポリエステル、ポリ酢酸ビニル、ポリ酢酸エチルビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリル、ポリアミド、コポリアミド、ポリスチレン及び前記のポリマーのコポリマー、並びにポリエチレンエーテルフタレート−ポリエチレン−イソフタレート−コポリマー、ポリ酢酸エチルビニル/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポリプロピレン/ポリエステル、コポリエステル/ポリエステルからの二成分繊維、ポリアミド繊維(ナイロン)、ポリウレタン繊維、ポリスチレン繊維及びポリアクリロニトリル繊維を包含する。ポリオレフィン繊維、ポリエステル繊維及びこれらの二成分繊維が有利である。さらに、液体吸収後での優れた形状安定性のために、シェル−コア−タイプ及びサイド−バイ−サイド−タイプのポリオレフィンからなる熱で固定する二成分繊維が有利である。
前記の合成繊維は、熱可塑性繊維との組み合わせで使用するのが有利である。熱処理時に、この後者は、存在する繊維材料のマトリックス内へ部分的に移行し、冷却時に結合箇所及び新たな補強構成要素が生じる。付加的に、熱可塑性繊維の添加は、熱処理が行われた後で存在する孔の寸法を拡大を意味する。このように、熱可塑性繊維の連続的な供給により、吸収層の形成の間に、熱可塑性繊維の割合をカバー方向に向かって連続的に向上させ、それにより同様に孔のサイズを増大させることが可能である。熱可塑性繊維は多数の熱可塑性ポリマーから形成することができ、これは190℃より低い、有利に75℃〜175℃の融点を有する。この温度の場合、セルロース繊維の損傷は見込まれない。
前記の合成繊維の長さ及び直径に特に制限はないが、一般に、長さ1〜200mm及び直径0.1〜100デニール(9000メーター当たりのグラム)を示すそれぞれ任意の繊維を有利に使用できる。有利な熱可塑性繊維は、長さ3〜50mm、特に有利に長さ6〜12mmを有する。熱可塑性繊維の有利な直径は、1.4〜10デシテックス、特に有利に1.7〜3.3デシテックス(10000メーター当たりのグラム)である。この形状に特に制限はなく、例えば織物状、細い円柱状、カット−/スプリットヤーン状、ステープル繊維状及びエンドレス繊維状が含まれる。
本発明による吸水性複合材料(C)中で使用するために適当な親水性の繊維は、例えばセルロース繊維、変性されたセルロース繊維、レーヨン、ポリエステル繊維、例えばポリエチレンテレフタレート(DACRON(R))及び親水性ナイロン(HYDROFIL(R))である。適当な親水性の繊維は、疎水性の繊維の親水化によって、例えばポリオレフィン(例えばポリエチレン又はポリプロピレン、ポリアミド、ポリスチレン、ポリウレタン等)から得られた熱可塑性繊維を界面活性剤又はシリカで処理することにより得ることもできる。しかしながら、コストの理由から及び入手性の理由からセルロース繊維が有利である。
この吸水性ポリマー粒子は、前記の繊維材料中に埋め込まれる。これには多くの方法があり、例えばヒドロゲル材料及び繊維と一緒に吸収層をマトリックスの形で構築するか、又は吸水性ポリマー粒子を繊維混合物からなる層内へ導入し、そこで接着剤又は層のラミネートによって最終的に固定することにより行われる。
液体を吸収する及び分配する繊維マトリックスは、この場合に、合成繊維又はセルロース繊維又は合成繊維とセルロース繊維との混合物からなることができ、この場合、混合比は合成繊維(100〜0):セルロース繊維(0〜100)の間で可変である。この使用したセルロース繊維は、形状安定性の向上のために付加的に化学的に補強することができる。
セルロース繊維の化学的補強は多様な方法によって達成することができる。一方で、適当な被覆/コーティングを繊維材料に添加することにより、繊維補強を達成することができる。この種の添加物には、例えばポリアミド−エピクロロヒドリン−被覆(Kymene(R) 557 H、Hercules,Inc. Wilmington Delaware, USA)、ポリアクリルアミド−被覆(US3,556,932に記載されてるか、又はAmerican Cyanamid Co., Stamford, CT, USAの商標Parez(R) 631 NCとして)、メラミン−ホルムアルデヒド−被覆及びポリエチレンイミン−被覆が含まれる。
セルロース繊維の化学的補強は、化学反応によって行うこともできる。例えば、適当な架橋物質の添加が繊維内で行われる架橋を引き起こすことができる。適当な架橋物質はモノマーの架橋のために使用される一般的な物質である。しかしながらこれに限定されず、酸性官能基を有するC〜C−ジアルデヒド、C〜C−モノアルデヒド、特にC〜C−ポリカルボン酸も含まれる。前記系列からの特別な物質は、例えばグルタルアルデヒド、グリオキサール、グリオキシル酸、ホルムアルデヒド及びクエン酸である。前記物質は、個々のセルロース鎖内で又は個々のセルロース繊維内の隣接する2つのセルロース鎖間で少なくとも2つのヒドロキシル基と反応する。この架橋により、繊維の補強が行われ、この繊維はこの処理によってより大きな形状安定性を付与される。その親水性の特性の他に、この繊維は補強と弾性との一体的な組み合わせを有する。この物理的特性により、この毛管構造は液体との接触と圧縮力とが同時に起こる場合であっても維持され、予め崩壊することを妨ぐことができる。
化学的に架橋したセルロース繊維は公知であり、WO91/11162A1、US3,224,926、US3,440,135、US3,932,209、US4,035,147、US4,822,453、US4,888,093、US4,898,642及びUS5,137,537に記載されている。この化学的架橋によって繊維材料の補強が生じ、これは最終的に全体の衛生用品の形状安定性の改善に反映される。この個々の層は、当業者に公知の方法、例えば熱処理による溶融、溶融接着剤、ラテックス結合剤の添加等により相互に結合させられる。
例えば支持材料からなり、かつ前記支持材料の片側又は両側に吸水性ポリマー粒子が固定されている吸水性複合材料(C)を得るための方法の例は公知であり、本発明に含まれるが、これに限定されない。
例えば合成繊維(a)とセルロース繊維(b)とからなる繊維材料混合物中に埋め込まれた吸水性ポリマー粒子(c)からなり、その際、この混合比は合成繊維(100〜0):セルロース繊維(0〜100)の間で可変である吸水性複合材料(C)を得る方法の例は、(1)(a)、(b)及び(c)を同時に混合する方法、(2)(a)と(b)とからなる混合物を(c)と混合する方法、(3)(b)と(c)とからなる混合物を(a)と混合する方法、(4)(a)と(c)とからなる混合物を(b)と混合する方法、(5)(b)と(c)を混合し、連続的に(a)に供給する方法、(6)(a)と(c)とを混合し、連続的に(b)に供給する方法、(7)(b)と(c)とを別々に(a)と混合する方法を包含する。これらの例の中で方法(1)と(5)とが有利である。この方法に使用される装置は特に制限はなく、通常の、当業者に公知の装置を使用できる。
相応して得られた吸水性複合材料(C)は、場合により熱処理にかけられ、その結果、湿潤状態で優れた形状安定性を有する吸収層が得られる。熱処理のためのこの方法に特に制限はない。例えば熱風又は赤外線の供給による熱処理も含まれる。熱処理の際の温度は60℃〜230℃、有利に100℃〜200℃、特に有利に100℃〜180℃にある。
この熱処理の時間は、合成繊維の種類、その量及び衛生用品の製造速度に依存する。一般に、この熱処理の時間は0.5秒〜3分、有利に1秒〜1分である。
この吸水性複合材料(C)は、一般に例えば液体に対して透過性のカバー層と液体に対して不透過性の下層とを備えている。さらに、脚部折り返し及び接着テープを設置し、衛生用品が仕上げられる。透過性のカバー層及び不透過性の下層、並びに脚部の折り返し及び接着テープの材料及び種類は当業者に公知であり、特に制限はない。これについての例はWO95/26209A1に記載されている。
本発明は更に、衛生用品における上記の吸水性複合材料(C)の使用に関する。例えば、衛生用品は以下のように構成されていてよい:
(A)上側の液体透過性のカバー、
(B)下側の液体不透過性層、
(C)カバー(A)と層(B)との間に存在する複合材料、
(D)選択的に、複合材料(C)のすぐ上方又は下方に存在する薄織物層、及び
(E)選択的に、カバー(A)と複合材料(C)との間に存在する収容層。
衛生用品とは、この場合に、例えば大人用の失禁パッド及び失禁パンツ又は幼児用おむつであると解釈される。
液体透過性のカバー(A)は皮膚と直接接触する層である。このための材料は、この場合、通常の合成繊維又は半合成繊維又はポリエステル、ポリオレフィン、レーヨンのフィルム又は天然繊維、例えば綿からなる。不織布材料の場合、この繊維は一般に結合剤、例えばポリアクリレートにより結合されねばならない。有利な材料はポリエステル、レーヨン及びこれらのブレンド、ポリエチレン及びポリプロピレンである。液体透過性の層の例は、WO99/57355A1、EP−A1023883に記載されている。
液体不透過性の層(B)は、一般にポリエチレン又はポリプロピレンのシートからなる。
本発明による方法により製造された吸水性複合材料(C)は、従来公知である方法により製造された複合材料(C)に対して、改善された加圧下での吸収能(AUL)及び改善された液体通過性(SFC)を有する。
方法:
測定は、その他の記載がなければ、23±2℃の周囲温度及び50±10%の相対湿度で実施すべきである。吸水性組成物は、測定前に十分に混合される。
遠心分離保持容量(CRC Centrifuge Retention Capacity)
吸水性ポリマー粒子の遠心分離保持容量を、DIN ISO 17190−6:2001により測定する。
加圧下での吸収能(AUL 0.3psi Absorbency Under Load)
吸水性複合材料(C)の0.3psi(2070Pa)の加圧下での吸収能を、DIN ISO 17190−3:2001により測定する。そのために、複合材料(C)から、ポンチを用いて60mmの直径を有する円形のサンプルを打ち出す。次いで、薄織物層を除去する。
加圧下での吸収能(AUL 0.7psi Absorbency Under Load)
吸水性複合材料の0.7psi(4830Pa)の加圧下での吸収能を0.3psi(2070Pa)の加圧下での吸収能と同様に測定する。
液体通過性(食塩水流動導電性SFC(Saline Flow Conductivity))
0.3psi(2070Pa)の圧力負荷下での膨潤したゲル層の液体通過性を、EP640330A1の記載と同様に、膨潤したゲル層のゲル層通過性として測定する。この場合、上記の特許出願明細書第19頁及び図8に記載の装置を、ガラスフリット(40)をもはや使用せず、ピストン(39)が円筒体(37)と同様のプラスチック材料からなり、今や全載置面にわたって均一に分布するように21個の同じ大きさの孔を含むように十分に変更する。測定の方法及び評価は、EP640330A1に対して不変のままである。流量は自動的に把握される。
EP640330A1で使用される吸水性ポリマー粒子の代わりに、吸水性複合材料(C)を使用する。このために、複合材料(C)から、ポンチを用いて60mmの直径を有する円形のサンプルを打ち出す。次いで、薄織物層を除去する。
液体通過性(SFC)は、次のように計算される:
SFC[cm3s/g]=(Fg(t=0)×L0)/(d×A×WP)
この場合、Fg(t=0)は、g/sでのNaCl溶液の流量であり、これは、流量測定のデータFg(t)の線形の回帰分析に基づいてt=0に対する外挿法によって得られ、L0は、cmでのゲル層の厚さであり、dは、g/cm3でのNaCl溶液の比重であり、Aは、cm2でのゲル層の面積であり、WPは、dyn/cm2でのゲル層上の静水圧力である。
実施例1
吸水性ポリマーの製造(中和度40モル%)
37.3質量%アクリル酸ナトリウム水溶液2.59kgを、アクリル酸1.11kg、水2.20kg、モノラウリン酸ソルビタン0.55g及び尿素2.8gと混合し、窒素で不活性化した。前記混合物を、窒素で不活性化したWerner & Pfleiderer LUK 8.0 K2ニーダー(2シグマ軸)中に充填し、ポリエチレングリコールジアクリレート−400(平均分子量400g/モルのポリエチレングリコールのジアクリレート)4.4g、0.5質量%アスコルビン酸水溶液3.7g、15質量%過硫酸ナトリウム9.4g及び2.5質量%過酸化水素水溶液3.7gを順番に混合した。ニーダーを最大回転数(より高速の軸98rpm、より低速の軸約49rpm、約2:1の比)で撹拌した。過酸化水素を添加した直後に、ニーダージャケットを80℃の熱い伝熱体を用いて加熱した。最大温度の達成後に、ジャケット加熱部のスイッチを切り、ニーダー中でさらに15分間後反応させた。ゲルを65℃に冷却し、排出した。ゲルの乾燥を140℃で90分間、プレート1枚当たり700gの負荷量で循環空気乾燥庫中で行った。ロールミル(Gebr. Baumeister LRC 125/70、ギャップ幅1000μm、600μm及び400μm)中で3回粉砕した後に、ポリマーを850〜100μmの篩い分け画分に篩別した。
前記ポリマー1200gをGebr. Loedige実験室用ミキサー(タイプM5R)に移した。23℃で、1,2−プロパンジオール5.4g、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル0.4g及び水21.4gからの混合物をノズルを介して吹き付けた。次いで、ミキサーを迅速に146℃に加熱し、この温度で30分間保持した。冷却後、ポリマーを850〜100μmの篩い分け画分に篩別した。
後架橋した吸水性ポリマー粒子の遠心分離保持容量(CRC)は24.8g/gであった。
実施例2
吸水性ポリマーの製造(中和度70モル%)
37.3質量%アクリル酸ナトリウム水溶液4.62kgを、アクリル酸566g及び水692gと混合し、窒素で不活性化した。前記混合物を、窒素で不活性化したWerner & Pfleiderer LUK 8.0 K2ニーダー(2シグマ軸)中に充填し、15箇所エトキシル化されたトリメチロールプロパントリアクリレート10.2g、0.5質量%アスコルビン酸水溶液15.8g、15質量%過硫酸ナトリウム18.9g及び2.5質量%過酸化水素水溶液0.68gを順番に混合した。ニーダーを最大回転数(より高速の軸98rpm、より低速の軸約49rpm、約2:1の比)で撹拌した。過酸化水素を添加した直後に、ニーダージャケットを80℃の熱い伝熱体を用いて加熱した。最大温度の達成後に、ジャケット加熱部のスイッチを切り、ニーダー中でさらに15分間後反応させた。ゲルを65℃に冷却し、排出した。ゲルの乾燥を160℃で90分間、プレート1枚当たり700gの負荷量で循環空気乾燥庫中で行った。ロールミル(Gebr. Baumeister LRC 125/70、ギャップ幅1000μm、600μm及び400μm)中で3回粉砕した後に、ポリマーを850〜100μmの篩い分け画分に篩別した。
前記ポリマー1200gをGebr. Loedige実験室用ミキサー(タイプM5R)に移した。23℃で、イソプロパノール12g、オキサゾリジン−2−オン0.8g及び水24gからの混合物をノズルを介して吹き付けた。次いで、ミキサーを迅速に180℃に加熱し、この温度で30分間保持した。冷却後、ポリマーを850〜100μmの篩い分け画分に篩別した。
後架橋した吸水性ポリマー粒子の遠心分離保持容量(CRC)は31.0g/gであった。
実施例3
吸水性複合材料の製造(本発明による)
実施例1からの吸水性ポリマー粒子3.5gを、秤量ボート上で0.583±0.001gの6つの同じ部分に量り分けた。
実施例2からの吸水性ポリマー粒子3.5gを、秤量ボート上で0.583±0.001gの6つの同じ部分に量り分けた。
セルロース毛羽2.5gを0.42±0.01gの6つの同じ部分に分けた。
吸水性複合材料(C)を以下のように製造した:
長さ17.5cm、幅11cmの長方形のワイヤネット上に、薄織物(SCA Hygiene Products AB、 SE)を載置し、その際、この薄織物をワイヤネットを幾分超えて広げる。ワイヤネットの上方には、同じ寸法の垂直な軸が存在している。前記軸において、ワイヤネットの約75cm上方で、縦方向に設置されたブラシが回転している。前記ブラシは、17.5cmの長さ及び10cmの直径を有する。ブラシは13.5rpmで回転する。薄織物を有するワイヤネットの下方で、真空を適用した。
第一の部分のセルロースを、上方から、回転するブラシに施与した。25秒後、実施例1からの第一の部分のポリマーと、実施例2からの第一の部分のポリマーのそれぞれを、同時に上方から、回転するブラシに施与した。
セルロース毛羽及び吸水性ポリマー粒子の供給を、それぞれ25秒後に全体で更に2回繰り返した。引き続き、薄織物を有するワイヤネットを水平に180°回転させた。
今度は、セルロース毛羽及び吸水性ポリマー粒子の供給を、全体で更に3回繰り返し、生じる吸水性複合材料(C)を、長さ15cm、幅8.5cmのピストンを用いて手で圧縮し、薄織物を除去し、長さ37cm、幅24cmの薄織物(SCA Hygiene Products AB、 SE)で包んだ。
加圧下での吸収能(AUL 0.3psi及びAUL 0.7psi)及び液体通過性(SFC)を測定した。結果は第1表にまとめられている。
実施例4
吸水性複合材料の製造(本発明によらない)
実験室用タンブルミキサーを用いて、吸水性ポリマー粒子の混合物を製造した。該混合物は、実施例1からのポリマー50質量%及び実施例2からのポリマー50質量%を含有していた。
得られたポリマー混合物7.0gを、秤量ボート上で1.167±0.001gの6つの同じ部分に量り分けた。
吸水性複合材料(C)を実施例3と同様に製造した。実施例1及び2からの吸水性ポリマー粒子を予備混合して供給した。
加圧下での吸収能(AUL 0.3psi及びAUL 0.7psi)及び液体通過性(SFC)を測定した。結果は第1表にまとめられている。
Figure 0005254225

Claims (11)

  1. 以下:
    i)少なくとも1の粒状の吸水性ポリマー
    ii)少なくとも1の他の粒状の吸水性ポリマー、及び
    iii)少なくとも1の繊維材料
    を含有し、その際、ポリマーi)とポリマーii)とは少なくとも0.5pH単位だけ異なっている、吸水性複合材料の製造法において、ポリマーi)、ポリマーii)及び繊維材料iii)を混合するが、ポリマーi)及びポリマーii)を複合材料の製造の際に別個の作業工程で予備混合せず、吸収性ポリマーは、a)エチレン性不飽和の、酸基を有するモノマー少なくとも1種、b)架橋剤少なくとも1種を含有するモノマー溶液を重合することによって得られ、繊維材料は、合成繊維、セルロース繊維、又はこれらの混合物であることを特徴とする方法。
  2. ポリマーi)及びポリマーii)は別個に繊維材料iii)に供給され、繊維材料iii)の存在で初めて相互に接触させる、請求項1記載の方法。
  3. ポリマーi)、ポリマーii)、又はその両方が、少なくとも部分的に中和されたアクリル酸少なくとも50モル%をベースとするポリマーである、請求項1又は2記載の方法。
  4. ポリマーi)、ポリマーii)、又はその両方が後架橋されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. ポリマーi)が3〜5のpH値を有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. ポリマーii)が5.7〜6.5のpH値を有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
  7. ポリマーii)に対するポリマーi)の質量比が0.01〜2である、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 複合材料が繊維材料iii)10〜90質量%を含有する、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 繊維材料iii)がセルロース繊維からなる、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法により製造可能な複合材料。
  11. 請求項10記載の複合材料を含有する衛生用品。
JP2009517225A 2006-07-03 2007-06-29 吸水性複合材料の製造法 Expired - Fee Related JP5254225B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06116520.5 2006-07-03
EP06116520 2006-07-03
PCT/EP2007/056571 WO2008003654A2 (de) 2006-07-03 2007-06-29 Verfahren zum herstellen wasserabsorbierender verbundstoffe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009540994A JP2009540994A (ja) 2009-11-26
JP5254225B2 true JP5254225B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=38457974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009517225A Expired - Fee Related JP5254225B2 (ja) 2006-07-03 2007-06-29 吸水性複合材料の製造法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8216967B2 (ja)
EP (1) EP2040762A2 (ja)
JP (1) JP5254225B2 (ja)
CN (1) CN101484193A (ja)
WO (1) WO2008003654A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104026786A (zh) * 2014-06-25 2014-09-10 太仓市鑫泰针织有限公司 一种高弹性化纤混纺面料
CN104523372B (zh) * 2015-01-22 2018-11-20 黄文鹏 卫生衬垫
US9994746B2 (en) * 2016-05-06 2018-06-12 Rl Hudson & Company Swellable packer seal composition

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000343010A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Kao Corp 堆積体の製造方法及び製造装置
US7144957B2 (en) * 2001-10-01 2006-12-05 Basf Aktiengesellschaft Polymer mixture of hydrogels with different pH value
CN1309427C (zh) * 2002-05-01 2007-04-11 巴斯福股份公司 增塑的超强吸收性聚合物片材及其在卫生制品中的应用
DE10225944A1 (de) * 2002-06-11 2004-01-08 Basf Ag Verfahren zum Binden von teilchenförmigen, wasserabsorbierenden, Säuregruppen enthaltenden Polymeren an ein Trägermaterial

Also Published As

Publication number Publication date
US20090312182A1 (en) 2009-12-17
WO2008003654A2 (de) 2008-01-10
EP2040762A2 (de) 2009-04-01
CN101484193A (zh) 2009-07-15
US8216967B2 (en) 2012-07-10
WO2008003654A3 (de) 2009-01-15
JP2009540994A (ja) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5637685B2 (ja) モノマー溶液の液滴の重合による、高い透過性を有する吸水性ポリマー粒子の製造方法、当該方法により製造できる吸水性ポリマー粒子、及び、当該吸水性ポリマー粒子を含有する衛生製品
TWI447149B (zh) 藉由聚合單體溶液之微滴製備具有高滲透性之吸水聚合物珠粒之方法
TWI414542B (zh) 藉由聚合單體溶液微滴製備具高滲透性之吸水聚合物珠粒之方法
KR0183511B1 (ko) 흡수제와 그 제조방법, 및 흡수제를 포함하는 흡수성 물품
CN102438665B (zh) 吸水性储存层
CN1182878C (zh) 超吸水性聚合物组合物及其制备方法
US8372765B2 (en) Odor inhibiting water-absorbing composites
EP1426402A2 (en) Process for continuous production of water-absorbent resin product
EP1512417A1 (en) Particulate water-absorbent resin composition
JP2008517116A (ja) 高い液体輸送性および吸水性能を有する微粒子状の吸水性ポリマー粒子
JP2004530777A (ja) 酸性の高膨潤性ヒドロゲル
JPH0788171A (ja) 紙おむつ用吸収剤組成物
CN103347548A (zh) 具有高溶胀速度的吸水性聚合物颗粒的制备方法
CN102428110A (zh) 制备除臭的吸水性聚合物颗粒的方法
JP5254225B2 (ja) 吸水性複合材料の製造法
JPH0857310A (ja) 吸水剤およびその製造方法並びに吸水剤を含む吸収性物品
JP4942235B2 (ja) 吸水剤、吸収体、吸収性物品、および吸収特性の測定方法
JP6141020B2 (ja) 臭気抑制吸水性複合材
JP2002194239A (ja) 吸水剤、および吸水剤の製造方法
JP2010214371A (ja) 吸水剤、吸収体、吸収性物品、および吸収特性の測定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100628

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120307

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120607

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120614

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120709

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120807

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees