JP5266745B2 - 横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ - Google Patents
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Description
このような液晶表示装置において、上記カラーフィルタ基板と対向基板との間隙(セルギャップ)は液晶層の厚さそのものであり、色ムラやコントラストムラといった表示ムラを防止し、均一な表示、高速応答性、高コントラスト比、広視野角等の良好な表示性能をカラー液晶表示装置に付与するためには、セルギャップを一定且つ均一に維持する必要がある。
しかしながら、このような着色層を積層して形成された積層スペーサでは、上記積層スペーサを構成する着色層の厚みを十分に厚いものとすることができないため、十分な高さを有するスペーサとすることができないといった問題があった。
また、上記積層柱形成部位が、長辺方向に隣接する上記開口部によって挟まれる領域であることにより、上記第1着色柱または第2着色柱と、上記第1着色柱または第2着色柱と同色の上記開口部に形成される着色部とが連続的に形成されるものとすることができる。このため、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積を広いものとすることができる。
このため、上記透明保護層を形成した場合であっても、スペーサ高さ、すなわち、上記各色の着色部上に形成される透明保護層の表面から上記積層柱上に形成される透明保護層の表面までの厚みを、十分に大きなものとすることができる。その結果、上記液晶表示装置に用いた際にセルギャップが均一であり、表示品位に優れたものとすることができる。
また、上記積層柱形成部位が、長辺方向に隣接する上記開口部によって挟まれる領域であることにより、上記第1着色柱または第2着色柱と、上記第1着色柱または第2着色柱と同色の上記開口部に形成される着色部とが連続的に形成されるものとすることができる。このため、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積を広いものとすることができる。
上記第1着色柱または第2着色柱と、上記第1着色柱または第2着色柱と同色であり、上記積層柱形成部位を挟む上記開口部に形成されている着色部とが、連続的に形成されていることにより、上記積層柱形成部位における上記第1着色柱または第2着色柱の平面視面積を広いものとすることが容易となるからである。
以下、本発明の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタについて詳細に説明する。
まず、本態様の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタの第1態様について説明する。本態様の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタは、上述した横電界液晶駆動方式用カラーフィルタにおいて、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積が、上記積層柱形成部位の平面視面積の20%以上である態様である。
ここで、上記第1着色柱16、第2着色柱26および第3着色柱36はそれぞれ、赤、緑および青色の着色層からなるものである。また、上記第1着色柱16および第2着色柱26は、上記積層柱形成部位5上および凸部形成部位7上に、帯状に形成されている。さらに、上記第1着色柱16は、開口部に形成された赤色の着色部4Rと上記積層柱形成部位5上において連続的に形成されている。さらにまた、上記第1着色柱16および第2着色柱26の上記積層柱形成部位5における平面視面積が、上記積層柱形成部位5の平面視面積の20%以上である。
また、図示しないが、上記ブラックマトリクス3、上記各色の着色部(4R、4G,4B)を含む着色層および積層柱6を覆うように形成された透明保護層を有するものである。
また、上記積層柱形成部位が、長辺方向に隣接する上記開口部によって挟まれる領域であることにより、上記第1着色柱または第2着色柱と、上記第1着色柱または第2着色柱と同色の上記開口部に形成される着色部とが連続的に形成されるものとすることができる。このため、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積を広いものとすることができる。
ここで、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積が、上記範囲であることにより、上述した効果を発揮する理由は以下のとおりである。
ここで、従来のカラーフィルタにおける積層柱の形成方法としては、上記着色柱の形成に用いられる各色の着色層形成用塗工液を、その直下の着色柱または積層柱形成部位上に塗布し形成する方法が用いられる。具体的には、図15に例示するように、平面視面積が上記範囲より狭い上記第1着色柱116を形成し(図15(a))、次いで、2色目の着色層形成用塗工液を塗布し、着色層形成用塗工液の塗膜14Bを形成する(図15(b))。ここで、図15(b)に示すように、2色目の着色層形成用塗工液を塗布した直後には、上記着色柱116およびブラックマトリクス103上に比較的均一な厚みで着色層形成用塗工液の塗膜14Bが形成される。しかしながら、上記第1着色柱116上の着色層形成用塗工液の塗膜14Bは、徐々に低い位置へと流れ落ちるレベリングを生じる(図15(c))。このため、露光・現像を行うことにより最終的に形成される第2着色柱126の厚みは薄いものとなる(図15(d))。
このようなことから、図15(e)に例示するように、上記第2着色柱126上に、同様の方法により第3着色柱136を形成し、積層柱106を形成した場合には、第3着色柱136の厚みも薄いものとなり、上記積層柱106の高さが低いものとなる。
本態様に用いられる積層柱は、上記積層柱形成部位に最下層に形成される着色柱である第1着色柱、2層目の着色柱である第2着色柱、および最上層に形成される着色柱である第3着色柱が積層されてなるものであり、上記各着色柱が後述する各色の着色部を含む各色の着色層からなるものである。
また、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積が、上記積層柱形成部位の平面視面積の20%以上であるものである。
ここで、積層柱形成部位上に形成されとは、上記第1〜3着色柱が平面視上、上記積層柱形成部位上で重なるように形成されることをいうものである。
本態様に用いられる第1〜3着色柱の各着色柱は、後述する各色の着色層からなるものである。
ここで、上記各色の着色層は、上記着色層を構成する材料を含む着色層形成用塗工液を塗布し、次いで、露光・現像することにより形成される。
このため、上記各色の着色層が赤、緑および青の順番で形成される場合、すなわち、最初に塗工される1色目の着色層形成用塗工液が赤であり、次に塗工される2色目の着色層形成用塗工液が緑であり、最後に塗工される3色目の着色層形成用塗工液が青である場合には、上記第1〜3着色柱の色はそれぞれ赤、緑および青となる。
したがって、上記第1〜3着色柱の色はそれぞれ異なるものであり、上記開口部に形成される各色の着色層の形成順により決定されるものである。
上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積は、上記積層柱形成部位の平面視面積の20%以上であれば良く、なかでも、30%〜70%の範囲内であることが好ましく、特に40%〜60%の範囲内であることが好ましい。上記範囲内であることにより、第2着色柱および第3着色柱の厚みを十分に厚いものとすることができ、上記積層柱の高さを高いものとすることができるからである。
また、図4に例示するように、上記第1着色柱16が上記積層柱形成部位5の範囲内であり、上記第2着色柱26が上記積層柱形成部位5および上記積層柱形成部位5の開口部2の短辺方向に隣接する片側の凸部形成部位7上に帯状に形成されるものであっても良い。また、図5に例示するように、上記第2着色柱26が上記積層柱形成部位5の範囲内であり、上記第1着色柱16が上記積層柱形成部位5および片側の上記凸部形成部位7上に帯状に形成されるものであっても良い。
さらに、図6に例示するように、上記第1着色柱16および第2着色柱26が、上記積層柱形成部位5および凸部形成部位7上に帯状に形成され、上記凸部形成部位7上において、積層していないものであっても良く、図7に例示するように、上記第1着色柱16および第2着色柱26が、上記凸部形成部位7上において、積層するものであっても良い。
またさらに、既に説明した図1〜図3に例示するように、上記第1着色柱16および第2着色柱26が、上記積層柱形成部位5および両側の上記凸部形成部位7上に形成されるものであっても良い。
なお、図4〜7は、上記積層柱を含む上記開口部の短辺方向の断面図であり、図4〜7中の符号については、図2のものと同一のものである。また、上記積層柱形成部位および凸部形成部位上に帯状に形成されるとは、上記積層柱形成部位および凸部形成部位上に一体で形成されることをいうものである。
上記第1着色柱が、上記積層柱形成部位上および少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成される場合には、上記第2着色柱の形成時において、2色目の着色層形成用塗工液が上記積層柱形成部位から凸部形成部位方向にレベリングすることを抑制することができるからである。このため、第2着色柱の厚みを厚いものとすることができるからである。また、第2着色柱が、上記積層柱形成部位上および少なくとも片側の上記凸部形成部位上に帯状に形成されるものであることにより、上記第3着色柱の形成時において、3色目の着色層形成用塗工液が、上記積層柱形成部位から凸部形成部位方向にレベリングすることを抑制することができるからである。このため、第3着色柱の厚みを厚いものとすることができるからである。
このように、上記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方が、上記積層柱形成部位上および少なくとも片側の上記凸部形成部位上に帯状に形成されるものであることにより、上記積層柱の高さを高いものとすることができるからである。
上記第2着色柱および第3着色柱の形成時において、2色目および3色目の着色層形成用塗工液が、上記積層柱形成部位から、上記積層柱形成部位の両側の凸部形成部位のうち少なくとも片側の凸部形成部位方向へレベリングすることをより効果的に抑制することができ、第2着色柱および第3着色柱の厚みを厚いものとすることができるからである。
上記第2着色柱および第3着色柱の形成時において、2色目および3色目の着色層形成用塗工液が、上記積層柱形成部位から上記積層柱形成部位の両側の凸部形成部位方向へのレベリングすることを抑制することができるからである。このため、第2着色柱および第3着色柱の厚みをより厚いものとすることができるからである。
本態様においては、なかでも、上記第1着色柱または第2着色柱と、上記第1着色柱または第2着色柱と同色であり上記積層柱形成部位を挟む上記開口部に形成されている着色部とが、連続的に形成されるものであることが好ましい。上記積層柱形成部位における上記第1着色柱または第2着色柱の平面視面積を広いものとすることが容易となるからである。
なお、図8および9中の符号については、図1〜3のものと同一のものである。
なお、図10および11中の符号については、図1〜3のものと同一のものである。
本態様においては、具体的には、30μm以上であることが好ましく、なかでも35μm〜75μmの範囲内であることが好ましく、特に45μm〜65μmの範囲内であることが好ましい。上記第1着色柱の幅が上記範囲内であることにより、上記第2着色柱の形成時に、2色目の着色層形成用塗工液が上記積層柱形成部位から凸部形成部位方向にレベリングすることを抑制することができるからである。このため、上記積層柱の高さを十分な高さとすることができるからである。
また、上記第2着色柱の幅が上記範囲内であることにより、上記第3着色柱の形成時に、3色目の着色層形成用塗工液が上記積層柱形成部位から凸部形成部位方向にレベリングすることを抑制することができるからである。このため、上記積層柱の高さを十分な高さとすることができるからである。
また、このようなことより、上記積層柱の高さを高いものとすることができるからである。
なお、上記第1着色柱および第2着色柱のそれぞれの幅とは、上記第1着色柱および第2着色柱のそれぞれについて、上記開口部の短辺方向の長さのうち最大の長さをいうものである。
また、上記第1着色柱と同色の着色部が形成される開口部に挟まれる領域であることにより、第2着色柱の形成時において、2色目の着色層形成用塗工液が上記積層柱形成部位から上記開口部の長辺方向にレベリングすることを抑制することができるからである。また、上記第3着色柱の形成時において、上記第1着色柱と同色の着色部が、上記積層柱形成部位を挟む開口部に形成されているため、3色目の着色層形成用塗工液が上記積層柱形成部位から上記開口部の長辺方向にレベリングすることを抑制することができるからである。このため、上記第2着色柱および第3着色柱の厚みを厚いものとすることができ、上記積層柱の高さをより高いものとすることができるからである。
なお、上記積層柱の高さとは、上記着色部の表面から垂直方向に、上記積層柱の頂部までの距離のうち最大のものをいうものである。
ここで、表示領域とは、液晶表示装置が製造された際に、液晶表示領域として用いられる領域をいうものである。非表示領域とは、上記表示領域以外の領域をいうものである。また、1画素とは、開口部に形成された1の着色部をいうものである。
本態様に用いられる着色層は、後述するブラックマトリクスが備える開口部に形成された赤、緑および青の3色の着色部を有するものである。また、上記着色部は、長辺方向に隣接する上記開口部に形成された上記着色部の色が同色となるように、配置されるものである。
緑(G)の着色層に用いられる着色剤としては、例えば、ハロゲン多置換フタロシアニン系顔料もしくはハロゲン多置換銅フタロシアニン系顔料等のフタロシアニン系顔料、トリフェニルメタン系塩基性染料、イソインドリン系顔料、イソインドリノン系顔料等が挙げられる。これらの顔料もしくは染料は単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
青(B)の着色層に用いられる着色剤としては、例えば、銅フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔料、インダンスレン系顔料、インドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系顔料等が挙げられる。これらの顔料は単独で用いてもよく2種以上を混合して用いてもよい。
本態様に用いられるブラックマトリクスは、後述する基板上に形成されるものであり、開口部を備えるものである。
また、上記の場合であって、ブラックマトリクスの形成方法としてフォトリソグラフィー法を用いる場合、バインダ樹脂としては、例えば、アクリレート系、メタクリレート系、ポリ桂皮酸ビニル系、もしくは環化ゴム系等の反応性ビニル基を有する感光性樹脂が用いられる。この場合、黒色着色剤および感光性樹脂を含有するブラックマトリクス形成用感光性樹脂組成物に、光重合開始剤を添加してもよく、さらには必要に応じて増感剤、塗布性改良剤、現像改良剤、架橋剤、重合禁止剤、可塑剤、難燃剤等を添加してもよい。
本態様に用いられる基板の材料としては、従来よりカラーフィルタに用いられているものを用いることができる。このような材料としては、例えば、石英ガラス、パイレックス(登録商標)ガラス、合成石英板等の可撓性のない透明な無機基板、および、透明樹脂フィルム、光学用樹脂板等の可撓性を有する透明な樹脂基板等を挙げることができる。なかでも本工程において無機基板を用いることが好ましく、無機材料のなかでもガラス基板を用いることが好ましい。さらには、上記ガラス基板のなかでも無アルカリタイプのガラス基板を用いることが好ましい。上記無アルカリタイプのガラス基板は寸度安定性および高温加熱処理における作業性に優れ、かつ、ガラス中にアルカリ成分を含まないことから、アクティブマトリックス方式によるカラー液晶表示装置用のカラーフィルタに好適に用いることができるからである。
本態様に用いられる透明保護層は、上記ブラックマトリクス、着色層および積層柱を覆うように形成されるものである。
このような透明保護層形成材料としては、カラーフィルタの透明保護層として一般的に使用されるものを用いることができる。例えば、架橋型樹脂をベースとした化学増幅型感光性樹脂、具体的にはポリビニルフェノールに架橋剤を加え、さらに酸発生剤を加えた化学増幅型感光性樹脂等や、少なくとも紫外線照射によりラジカル成分を発生する光重合開始剤と、分子内にC=Cなるアクリル基を有し、発生したラジカルにより重合反応を起こして硬化する成分と、その後の現像により未露光部が溶解可能となる官能基(例えば、アルカリ溶液による現像の場合は酸性基をもつ成分)とを含有するアクリル系ネガ型感光性樹脂を挙げることができるが、通常、アクリル系ネガ型感光性樹脂が用いられる。
上記アクリル系ネガ型感光性樹脂に用いられるアクリル基を有する成分のうち、比較的低分子量の多官能アクリル分子としては、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(DPPA)、テトラメチルペンタトリアクリレート(TMPTA)等が挙げられる。また、高分子量の多官能アクリル分子としては、スチレン−アクリル酸−ベンジルメタクリレート共重合体の一部のカルボン酸基部分にエポキシ基を介してアクリル基を導入したポリマー等が挙げられる。
本発明の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタの第2態様は、上述した横電界液晶駆動方式用カラーフィルタであって、上記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方が、上記積層柱形成部位上および上記積層柱形成部位の開口部の短辺方向に隣接する凸部形成部位の少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成されるものである態様である。
このため、上記透明保護層を形成した場合であっても、スペーサ高さ、すなわち、上記各色の着色部上に形成される透明保護層の表面から上記積層柱上に形成される透明保護層の表面までの厚みを、十分に大きなものとすることができる。その結果、上記液晶表示装置に用いた際にセルギャップが均一であり、表示品位に優れたものとすることができる。
また、上記積層柱形成部位が、長辺方向に隣接する上記開口部によって挟まれる領域であることにより、上記第1着色柱または第2着色柱と、上記第1着色柱または第2着色柱と同色の上記開口部に形成される着色部とが連続的に形成されるものとすることができる。このため、上記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積を広いものとすることができる。
なお、本態様に用いられる着色層、ブラックマトリクス、基板、透明保護層については、上記「1.第1態様」の項に記載した内容と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
また、上記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方が、上記積層柱形成部位上および上記積層柱形成部位の開口部の短辺方向に隣接する凸部形成部位の少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成されるものである。
本態様においては、上記第1着色柱が、上記積層柱形成部位上および少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成される場合には、上記第2着色柱の形成時において、2色目の着色層形成用塗工液が上記積層柱形成部位から凸部形成部位方向にレベリングすることを抑制することができる。このため、第2着色柱の厚みを厚いものとすることができる。また、第2着色柱が、上記積層柱形成部位上および少なくとも片側の上記凸部形成部位上に帯状に形成されるものであることにより、上記第3着色柱の形成時において、3色目の着色層形成用塗工液が、上記積層柱形成部位から凸部形成部位方向にレベリングすることを抑制することができる。このため、第3着色柱の厚みを厚いものとすることができる。
このように、上記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方が、上記積層柱形成部位上および少なくとも片側の上記凸部形成部位上に帯状に形成されるものであることにより、上記積層柱の高さを高いものとすることができる。
上記第2着色柱および第3着色柱の形成時において、2色目および3色目の着色層形成用塗工液が、上記積層柱形成部位から、上記積層柱形成部位の両側の凸部形成部位のうち少なくとも片側の凸部形成部位方向へレベリングすることをより効果的に抑制することができ、第2着色柱および第3着色柱の厚みを厚いものとすることができるからである。
上記第2着色柱および第3着色柱の形成時において、2色目および3色目の着色層形成用塗工液が、上記積層柱形成部位から上記積層柱形成部位の両側の凸部形成部位方向へレベリングすることを抑制することができるからである。このため、第2着色柱および第3着色柱の厚みをより厚いものとすることができるからである。
本発明の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタは、上記基板と、ブラックマトリクスと、着色層と、積層柱と、透明保護層とを有するものであれば良く、必要に応じて配向膜等の他の構成を有するものであっても良い。
なお、スペーサ高さとは、上記各色の着色部上に形成される透明保護層の表面から垂直方向に、上記積層柱上に形成される透明保護層の表面までの厚みをいうものである。
本発明の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタの製造方法としては、上記各構成を精度良く形成することができる方法であれば良く、フォトリソグラフィー法を用いて、上記着色部および着色柱を含む着色層を形成する方法を用いることができる。
本発明の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタの用途としては、液晶表示装置に用いることができ、なかでも、セルギャップが均一であり、表示品位に優れることが要求される液晶表示装置に好適に用いられる。
1.ブラックマトリクスの形成
透明基板として、大きさが300mm×400mm、厚みが0.7mmのガラス基板(コーニング社製1737ガラス)を準備した。この透明基板を定法にしたがって洗浄した後、ネガ型感光性ブラックレジスト(東京応化工業(株)製 CFPR DN−83)を塗布し、所定のマスクを介して露光、現像、熱処理して縦ストライプ線幅10μm、縦ストライプピッチ150μm、横ストライプ線幅75μm、横ストライプピッチ450μmとなる格子状のブラックマトリックスパターンを形成した。これにより、短辺が150μmで、長辺が450μmの開口部が、短辺方向に10μm間隔で、長辺方向に75μm間隔で形成された。また、長辺方向に隣接する開口部に挟まれる領域は、開口部の長辺方向の長さが75μmで、開口部の短辺方向の長さが150μmの長方形状の領域となった。
また、長辺方向に隣接する開口部に挟まれる領域のうち、青色着色部が形成される開口部に挟まれる領域を積層柱形成部位とした。
次に、下記組成の赤色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物、青色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物、緑色着色層用のネガ型感光性樹脂組成物を調製した。
・赤顔料(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 クロモフタルレッドA2B)
4.8重量部
・黄顔料(BASF社製 パリオトールイエローD1819) 1.2重量部
・分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 3.0重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
・青顔料(BASF社製 ヘリオゲンブルーL6700F) 6.0重量部
・顔料誘導体(アビシア社製 ソルスパース5000) 0.6重量部
・分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 2.4重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
・緑顔料(アビシア社製 モナストラルグリーン9Y−C) 4.2重量部
・黄顔料(BASF社製 パリオトールイエローD1819) 1.8重量部
・分散剤(ビックケミー社製ディスパービック161) 3.0重量部
・モノマー(サートマー社製 SR399) 4.0重量部
・ポリマーI 5.0重量部
・開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア907)
1.4重量部
・開始剤(2,2´−ビス(o−クロロフェニル)−4,5,4´,5´−テトラフェニル−1,2´−ビイミダゾール) 0.6重量部
・溶剤(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート) 80.0重量部
ここで、上記重量平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)により、標準ポリスチレン換算値として求めたものである。
また、上記赤色縦ストライプの両側の横ストライプブラックマトリクスパターン上に、60μm×140μmとなる赤色凸部を形成した。
また、上記青色縦ストライプの両側の横ストライプブラックマトリクスパターン上に、60μm×140μmとなる青色凸部を形成した。
また、上記積層柱形成部位上の青色着色層上に直径35μmのドットパターンを形成した。
次に、上記の着色層を形成したガラス基板上に、カラーフィルタ保護層用組成物として下記の保護層用組成物をスピンコート法により塗布した。
・メタクリル酸メチル−スチレン−アクリル酸共重合体 … 32重量部
・エピコート180S70(ジャパンエポキシレジン(株)製)… 18重量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート … 42重量部
・開始剤(チバスペシャリティケミカルズ社製イルガキュア907)…8重量部
・3−メトキシブチルアセテート(メトアセと記す) …300重量部
赤色着色層を開口部所定の位置に赤色縦ストライプを線幅145μmとなるよう形成した。また、長辺方向に隣接する開口部に形成される赤色着色部同士が連続的となるように赤色縦ストライプを形成した。
また、上記赤色縦ストライプの青色着色層サイド(青色着色部が形成される側)の横ストライプブラックマトリクスパターン上にのみ、60μm×140μmとなる赤色凸部を形成した。上記以外は実施例1と同様にカラーフィルタを作製した。
赤色着色層を開口部所定の位置に赤縦ストライプを、線幅145μmとなるよう形成した。また、長辺方向に隣接する開口部に形成される赤色着色部同士が非連続的となるように赤色縦ストライプを形成した。
また、上記積層柱形成部位上に直径20μmとなる赤色ドットパターンを形成した。上記以外は実施例1と同様にカラーフィルタを作製した。
上記により作製したカラーフィルタの積層柱の高さおよびスペーサ高さを測定した。その結果、実施例1の積層柱の高さおよびスペーサ高さは、それぞれ4.5μmおよび3.5μmであった。また、実施例2の積層柱の高さおよびスペーサ高さは、それぞれ4.2μmおよび3.2μmであった。一方、比較例の積層柱の高さおよびスペーサ高さは、それぞれ3.3μmおよび2.3μmであった。このように、実施例では十分なスペーサ高さとすることができる積層柱を有するカラーフィルタを形成することができた。
なお、上記積層柱の高さは、上記青色着色部表面を基準として測定した。また、上記スペーサ高さは、上記青色着色部上に形成された上記透明保護層表面を基準として測定した。
2 … 開口部
3、103 … ブラックマトリクス
4R,104R … 赤色の着色部
4G,104G … 緑色の着色部
4B、104B … 青色の着色部
5、105 … 積層柱形成部位
6、106 … 積層柱
7 … 凸部形成部位
10、100 … カラーフィルタ
16、116 … 第1着色柱
26、126 … 第2着色柱
36、136 … 第3着色柱
Claims (8)
- 基板と、前記基板上に形成され、短辺および長辺を有する長方形状の開口部を備えるブラックマトリクスと、
前記開口部に形成された赤、緑および青の3色の着色部を有し、長辺方向に隣接する前記開口部に形成された前記着色部の色が同色である3色の着色層と、
前記3色の着色層の内の任意の1色の着色層が形成された長辺方向に隣接する前記開口部によって挟まれる前記ブラックマトリクスの積層柱形成部位上に最下層の着色柱である第1着色柱、2層目の着色柱である第2着色柱および最上層の着色柱である第3着色柱が積層されてなり、前記各着色柱が前記各色の着色層からなる積層柱と、
前記ブラックマトリクス、着色層および積層柱を覆うように形成された透明保護層とを有する横電界液晶駆動方式用カラーフィルタであって、
前記第1着色柱および第2着色柱の上記積層柱形成部位における平面視面積が、前記積層柱形成部位の平面視面積の20%以上であり、
前記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方が、前記積層柱形成部位上および前記積層柱形成部位の開口部の短辺方向に隣接する凸部形成部位の少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成されるものであることを特徴とする横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。 - 基板と、前記基板上に形成され、短辺および長辺を有する長方形状の開口部を備えるブラックマトリクスと、
前記開口部に形成された赤、緑および青の3色の着色部を有し、長辺方向に隣接する前記開口部に形成された前記着色部の色が同色である3色の着色層と、
前記3色の着色層の内の任意の1色の着色層が形成された長辺方向に隣接する前記開口部によって挟まれる前記ブラックマトリクスの積層柱形成部位上に最下層の着色柱である第1着色柱、2層目の着色柱である第2着色柱および最上層の着色柱である第3着色柱が積層されてなり、前記各着色柱が前記各色の着色層からなる積層柱と、
前記ブラックマトリクス、着色層および積層柱を覆うように形成された透明保護層とを有する横電界液晶駆動方式用カラーフィルタであって、
前記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方が、前記積層柱形成部位上および前記積層柱形成部位の開口部の短辺方向に隣接する凸部形成部位の少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成されるものであることを特徴とする横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。 - 前記第1着色柱および第2着色柱が、前記積層柱形成部位上および少なくとも片側の凸部形成部位上に帯状に形成され、前記凸部形成部位上において積層するものであることを特徴とする請求項2に記載の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。
- 前記第1着色柱および第2着色柱が、前記積層柱形成部位上および両側の凸部形成部位上に帯状に形成され、両側の前記凸部形成部位上において積層するものであることを特徴とする請求項3に記載の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。
- 前記第1着色柱または第2着色柱と、前記第1着色柱または第2着色柱と同色であり、前記積層柱形成部位を挟む開口部に形成されている着色部とが、前記積層柱形成部位上において連続的に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかの請求項に記載の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。
- 前記積層柱形成部位の位置が、第1着色柱と同色の着色部が形成される開口部に挟まれた領域であることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの請求項に記載の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。
- 前記第1着色柱および第2着色柱の少なくとも一方の幅が、30μm以上であることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかの請求項に記載の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。
- 前記積層柱が、表示領域において、画素1個あたり0.51個以上形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかの請求項に記載の横電界液晶駆動方式用カラーフィルタ。
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