JP5269246B1 - パーマネントウェーブ用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パーマネントウェーブの形成を迅速容易に行うことができるパーマネントウェーブ用補助具を提供する。
【解決手段】 毛束30をシート32と共にロッド34に巻き付ける際に使用するパーマネントウェーブ用補助具1であって、ロッド34の外面に沿って曲げ変形可能な帯状の補助具本体10と、補助具本体10の先端に鉤状に形成された押圧片20とを備え、押圧片20は、補助具本体10の内面側に曲げられた形状を有しており、曲げ変形させた補助具本体10により毛束30およびシート32を介してロッド34を挟持した状態で、ロッド34を回転させることにより、毛束30およびシート32が押圧片20により押圧されてロッド34に巻き付けられるように構成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、パーマネントウェーブの形成に用いられるパーマネントウェーブ用補助具に関する。
従来のパーマネントウェーブの形成器具として、例えば、特許文献1に開示された構成が知られている。図11に斜視図で示すように、この器具50は、毛髪を挟持する吸水性のシート52と、このシート52を巻き付けるロッド54とを備えており、シート52の一端側をロッド54に固着すると共に、巻回したシート52の巻戻りを防止する止め具56をロッド54と一体に設けることで、作業性の向上が図られている。
特開平10−257916号公報
ところが、上記従来のパーマネントウェーブ形成器具50は、毛髪を挟持したシート52をロッド54に巻き付ける際に、毛先を真っ直ぐに維持したまま巻き付け作業をスムーズに行うことが困難であると共に、巻き付け開始後は特に短い毛髪がロッド54から落ち易いために、依然として作業の熟練が必要とされていた。
そこで、本発明は、パーマネントウェーブの形成を迅速容易に行うことができるパーマネントウェーブ用補助具の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、毛束をシートと共にロッドに巻き付ける際に使用するパーマネントウェーブ用補助具であって、ロッドの外面に沿って曲げ変形可能な帯状の補助具本体と、前記補助具本体の先端に鉤状に形成された押圧片とを備え、前記押圧片は、前記補助具本体の内面側に曲げられた形状を有しており、曲げ変形させた前記補助具本体により毛束およびシートを介してロッドを挟持した状態で、前記ロッドを回転させることにより、前記毛束およびシートが前記押圧片により押圧されて前記ロッドに巻き付けられるように構成されたパーマネントウェーブ用補助具により達成される。
このパーマネントウェーブ用補助具において、前記押圧片は、切欠状の毛束保持部が先端中央に形成されていることが好ましい。前記補助具本体は、基端側から先端側に向けて間隔をあけて配置された複数の折り目部を備えていることが好ましく、前記各折り目部において少なくとも内面側に曲げ変形可能に構成されていることが好ましい。また、先端部の外面側に設けられた巻き込み防止用突部を更に備えることが好ましい。また、外面側に折り返された前記補助具本体の基端部を保持する基端側保持部を更に備えることが好ましい。また、前記補助具本体は、施術者の指と係合する指掛部を外面側に備えることが好ましい。この指掛部は、筒状に形成することが可能である。また、前記補助具本体は、曲率が異なる複数種類の円弧部を組み合わせて構成することができる。
本発明によれば、パーマネントウェーブの形成を迅速容易に行うことができるパーマネントウェーブ用補助具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るパーマネントウェーブ用補助具の側面図である。 前記パーマネントウェーブ用補助具の平面図である。 前記パーマネントウェーブ用補助具を矢示A方向から見た要部正面図である。 前記パーマネントウェーブ用補助具の持ち方の一例を説明するための図である。 前記パーマネントウェーブ用補助具の使用方法を説明するための図である。 前記パーマネントウェーブ用補助具の使用状態の一例を示す側面図である。 前記パーマネントウェーブ用補助具の使用状態の他の例を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係るパーマネントウェーブ用補助具の側面図である。 本発明の更に他の実施形態に係るパーマネントウェーブ用補助具の側面図である。 図9に示すパーマネントウェーブ用補助具の巻き付け状態の一例を示す側面図である。 従来のパーマネントウェーブ形成器具を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1および図2は、それぞれ本発明の一実施形態に係るパーマネントウェーブ用補助具の側面図および平面図である。図1および図2に示すように、パーマネントウェーブ用補助具1は、帯状の補助具本体10と、補助具本体10の長手方向先端に鉤状に形成された押圧片20とを備えている。
補助具本体10は、樹脂や厚紙、金属薄板等から形成することができ、内面11が平滑とされている。補助具本体10は、基端部19の側から先端側に向けて間隔をあけて互いに平行に配置された複数の折り目部12を備えており、各折り目部12において少なくとも内面11側に折り曲げ可能とされている。折り目部12は、例えばハーフカットやミシン目など公知の手法で形成することができる。補助具本体10は、長手方向の中央部が幅狭となるように、幅方向両側に湾曲部13,13が形成されている。
押圧片20は、補助具本体10の内面11側に円弧状に曲げられた形状を有しており、図3に要部正面図で示すように、幅方向両側に設けれられた一対の突部21,21の間に毛束保持部22が切り欠き状に形成されている。押圧片20の形状は、必ずしも円弧状である必要はなく、角部が生じるように曲げられた形状であってもよい。
上記の構成を備えるパーマネントウェーブ用補助具1の外面側には、先端部の押圧片20の近傍に巻き込み防止用突部14が設けられており、更に、この巻き込み防止用突部14から基端側に向けて、4つの指掛部16a,16b,16c,16dが互いに間隔をあけて設けられている。巻き込み防止用突部14および指掛部16a〜16dは、いずれも山形等の突状に形成されており、補助具本体10または押圧片20の外面に一体成形されている。巻き込み防止用突部14および指掛部16a〜16dの高さは、例えば5mm程度である。また、上記4つのうちの1つの指掛部16cは、補助具本体10から起立するように形成されており、この指掛部16cの起立端部が基端側保持部18とされている。基端側保持部18は、外面側に折り返された補助具本体10の基端部19と係合して保持することができる。
次に、上記の構成を備えるパーマネントウェーブ用補助具1の使用方法を説明する。パーマネントウェーブ用補助具1は、図4に示すように、先端側の押圧片20が上方となる状態で、片方の手の親指を巻き込み防止用突部14の表面にあてがうと共に、他の4つの指で各指掛部16a〜16dをそれぞれ支持することにより、親指の操作で円筒状に丸めることができる。
毛束にパーマネントウェーブを形成する際には、本実施形態のパーマネントウェーブ用補助具1の他に、従来から使用する吸液性のシートおよび筒状のロッドを用意する。ロッドは、外面に凹凸を形成したもの等、毛束やシートとの間に摩擦力が生じ易い構成であることが好ましい。毛束をシートと共にロッドに巻き付ける際には、パーマをかけようとする毛束を取り出して櫛でとかした後、図5(a)に示すように、パーマネントウェーブ用補助具1を、押圧片20が上方となる向きで片方の手に持ち、毛束30とパーマネントウェーブ用補助具1との間にシート32を挟む。そして、もう片方の手でロッド34を持ち、毛束30の根元から毛先に向けて矢示方向に滑らせていくことで、ロッド34を押圧片20の近傍まで移動させる。
次に、図5(b)に示すように、パーマネントウェーブ用補助具1を持つ親指の操作により、パーマネントウェーブ用補助具1の先端部を筒状に丸めるように押圧し、パーマネントウェーブ用補助具1に毛束30およびシート32を介してロッド34を挟持する。そして、この状態でロッド34を矢示方向に回転させる。パーマネントウェーブ用補助具1を構成する補助具本体10は内面11が平滑に形成されているため、ロッド34の回転により、パーマネントウェーブ用補助具1は形状を変えることなく、毛束30およびシート32がロッド34表面との摩擦によって移動する。ロッド34と毛束30およびシート32との間に生じる摩擦力を高めるため、湾曲部13,13を介して露出するシート32を直接押圧するようにしてもよい。
図6に側面図で示すように、パーマネントウェーブ用補助具1の先端に形成された押圧片20は、ロッド34の回転と共に移動するシート32の表面に当接しており、補助具本体10の挟持によりシート32をロッド34の表面に向けて押圧することで、シート32の先端部が鋭角に折り返されて、折り返し部321が形成される。そして、この折り返し部321がロッド34の回転と共に移動して、ロッド34と毛束30との間に嵌り込むことにより、毛束30およびシート32が先端側からロッド34に巻き込まれる。押圧片20は、先端中央に毛束保持部22(図3参照)が形成されているため、毛束30を巻き込む際に、一部が押圧片20の幅方向両側に滑り落ちるのを抑制することができ、毛束30をシート32と共に確実に巻き込んでいくことができる。また、毛束30は、ロッド34の外周と略同じ長さでパーマネントウェーブ用補助具1に挟持されているため、毛束30を構成する毛髪に長さが短いものが含まれていても確実に挟持することができ、毛束30の全体を巻き込むことができる。
補助具本体10を平面状に延ばした状態における内面11と、押圧片20の先端部の接線とがなす角度(図1の角度θ)は、ロッド34に巻き付ける毛束30およびシート32の押し込みが可能であれば必ずしも限定されるものではないが、確実な押し込みを可能にするため、30〜45°が好ましい。
本実施形態においては、補助具本体10に複数の折り目部12が形成されており、パーマネントウェーブ用補助具1を折り目部12で内面側に折り曲げて、多角形状にすることができる。このような構成は、押圧片20の押し込み角度を所望の角度に維持し易い点で、特に有利である。折り目部12の数は特に限定されないが、使用するロッドの太さの種類を考慮して、太さが変化してもパーマネントウェーブ用補助具1でロッド34を確実に挟持できるように、適宜の数に設定することが好ましい。折り目部12は必須のものではなく、補助具本体10が可撓性を有する場合には、補助具本体10をロッド34の外面に沿って湾曲させて使用することもできる。
上記のように、パーマネントウェーブ用補助具1の内面11は平滑面であるため、パーマネントウェーブ用補助具1とシート30との間では滑りが生じ、パーマネントウェーブ用補助具1自体が巻き込まれるおそれは少ないが、本実施形態のように巻き込み防止用突部14を備える構成においては、仮にパーマネントウェーブ用補助具1が巻き込まれそうになった場合でも、巻き込み防止用突部14が干渉してパーマネントウェーブ用補助具1の巻き込みを確実に防止することができる。
こうして、ロッド34を数回(例えば2回)程度回転させて、巻き付け状態を安定させた後、図5(c)に示すように、パーマネントウェーブ用補助具1を矢示のように幅方向にスライドさせ、取り外す。そして、ロッド34に対して毛束30をシート32と共に更に根元まで巻き付けた後、従来と同様に、ロッド34に巻き付けた毛束30およびシート32を輪ゴムなどの留め具で固定する。
本実施形態のパーマネントウェーブ用補助具1によれば、毛束30およびシート32をロッド34に巻き付ける際に、押圧片20の押圧により、毛先を真っ直ぐに維持した状態で巻き付け開始をスムーズに行うことができると共に、その後もパーマネントウェーブ用補助具1で挟持した状態を維持することにより、毛束30およびシート32を確実に保持しながらロッド34に安定して巻き付けていくことができる。したがって、パーマネントウェーブの形成を迅速容易に行うことが可能になる。
図7に示すように、ロッド24の径が小さい場合には、基端部19を余らせるようにしてパーマネントウェーブ用補助具1でロッド24を挟持することにより、上記と同様にして毛束30およびシート32をロッド34に巻き付けることができる。本実施形態においては、指掛部16cが基端側保持部18を備えることにより、基端部19を補助具本体10の外面側に折り返して基端側保持部18に係合保持させることができるので、余分な基端部19が頭皮等と干渉するおそれがなく、作業性を向上させることができる。基端側保持部18は、本実施形態では指掛部16cの一部を利用して形成しているが、指掛部16cとは別体として形成することもできる。
また、指掛部16a〜16dの形状や個数は特に限定されるものではなく、施術者の指と係合して支持し易いものであればよい。例えば、図8に示すように、指掛部16e,16fを筒状に形成して、各指掛部16e,16fに指を挿入できるように構成してもよい。なお、図8において、図1と同様の構成部分には同一の符号を付している(後述する図9についても同様)。
また、補助具本体10の形状は、本実施形態のように平坦状以外であってもよく、例えば、複数の円弧部により波状に形成することができる。この場合の円弧部は、曲率が異なる複数種類を組み合わせることが好ましい。一例として、図9に示すように、曲率が大きい2つの円弧部101a,101bと、曲率が小さい3つの円弧部102a,102b,102cとを組み合わせて補助具本体10を構成することができる。曲率が異なる各円弧部は、曲率が大きい円弧部101a,101bを先端側に配置し、曲率が小さい円弧部102a,102b,102cを基端側に配置することが好ましい。図9に示す構成においては、曲率が大きい円弧部101aの先端に押圧片20が形成され、曲率が小さい円弧部102cが基端部19とされており、基端部19に係合部191および補強部192が設けられている。
各円弧部101a,101b,102a,102b,102cの間には、折り目部12を形成することが好ましい。各折り目部12は、図9に破線で示すように、同一平面上にあることが好ましい。また、この平面と押圧片20の先端部の接線とがなす角度(図9の角度θ)は、30〜45°が好ましい。
図9に示すパーマネントウェーブ用補助具1は、図10(a)に示すように、小径のロッド34に対しては、指掛部16cの起立端部を鉤状に折り曲げて形成された基端側保持部18に、基端部19の係合部191を係合させた後、主として曲率が大きい円弧部101a,101bを利用してロッド34を被覆し、これら円弧部101a,101bの間に生じる隙間を曲率が小さい円弧部102aで覆うことで、ロッド34の外周全体を補助具本体10により覆うことができる。一方、図10(b)に示すように、大径のロッド34に対しては、主として曲率が小さい円弧部102a,102b,102cを利用してロッド34を被覆し(円弧部102bは、弾性変形により逆向きの円弧状に反らせる)、円弧部102a,102cの間に生じる隙間を曲率が大きい円弧部101a、101bで覆うことで、やはりロッド34の外周全体を補助具本体10により覆うことができる。このように、径が異なる2種類のロッド34のいずれに対しても、ロッド34の外面に沿ったパーマネントウェーブ用補助具1の曲げ変形を容易に行うことができ、作業を容易且つ確実に行うことができる。なお、図9に示す構成においては、曲率が異なる円弧部の種類を2種類としているが、3種類以上にすることもできる。また、曲率が小さい円弧部102a,102b,102cには、適宜の間隔で折り目部12を設けてもよく、曲率が大きい円弧部と曲率が小さい円弧部との間だけでなく、曲率が小さい円弧部102a,102b,102c内でも容易に曲げ変形可能に構成することで、種々の径を有するロッドに容易に対応させることができる。
1 パーマネントウェーブ用補助具
10 補助具本体
11 補助具本体の内面
12 折り目部
14 巻き込み防止用突部
16a〜16f 指掛部
18 基端側保持部
19 基端部
20 押圧片
22 毛束保持部
30 毛束
32 シート
34 ロッド

Claims (8)

  1. 毛束をシートと共にロッドに巻き付ける際に使用するパーマネントウェーブ用補助具であって、
    ロッドの外面に沿って曲げ変形可能な帯状の補助具本体と、前記補助具本体の先端に鉤状に形成された押圧片とを備え、前記押圧片は、前記補助具本体の内面側に曲げられた形状を有しており、
    曲げ変形させた前記補助具本体により毛束およびシートを介してロッドを挟持した状態で、前記ロッドを回転させることにより、前記毛束およびシートが前記押圧片により押圧されて前記ロッドに巻き付けられるように構成されたパーマネントウェーブ用補助具。
  2. 前記押圧片は、切欠状の毛束保持部が先端中央に形成されている請求項1に記載のパーマネントウェーブ用補助具。
  3. 前記補助具本体は、基端側から先端側に向けて間隔をあけて配置された複数の折り目部を備えており、前記各折り目部において少なくとも内面側に曲げ変形可能に構成されている請求項1または2に記載のパーマネントウェーブ用補助具。
  4. 先端部の外面側に設けられた巻き込み防止用突部を更に備える請求項1から3のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用補助具。
  5. 外面側に折り返された前記補助具本体の基端部を保持する基端側保持部を更に備える請求項1から4のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用補助具。
  6. 前記補助具本体は、施術者の指と係合する指掛部を外面側に備える請求項1から5のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用補助具。
  7. 前記指掛部は、筒状に形成されている請求項6に記載のパーマネントウェーブ用補助具。
  8. 前記補助具本体は、曲率が異なる複数種類の円弧部を組み合わせて構成される請求項1から7のいずれかに記載のパーマネントウェーブ用補助具。
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