JP5287355B2 - El素子、並びにそれを用いた液晶ディスプレイ用バックライト装置、電子看板装置、照明装置、ディスプレイ装置、及び光取り出しフィルム - Google Patents
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Description
本発明にかかるEL素子の実施形態1について、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施形態1に示すEL素子の概略断面図であり、図2は本実施形態1に示すEL素子の光取り出し用レンズシートの一部の斜視図である。実施形態1に示すEL素子10は、図1に示すように、厚さを有する平板状の透光性基材11を有し、この透光性基材11の一方の面には、形成すべき画素に対応して透明な陽極13が形成されている。また、陽極13の光性基材11と反対の面には蛍光有機化合物を含む発光層12が形成されている。さらに、発光層12の陽極13と反対の面には、発光層12をサンドイッチに挟むようにして陰極14が形成されている。また、キャリア輸送層、電子輸送層、正孔輸送層あるいは両キャリア輸送層についての使用は特に限定されるものではなく、都合に応じて使用することができる。また、透光性基材11の陽極13と反対の面には光取り出し用のレンズシート17が接着層16を介して接着されている。
である。周期構造は、単位レンズ素子で周期構造が形成される場合は、レンズ素子の幅が、周期構造のピッチに相当する。複数のレンズ素子で周期構造が形成される場合は、複数のレンズ素子が形成するグループの端部から端部までが周期構造のピッチに相当する。上述の周期構造を、周期構造のピッチにてシフトした場合、隣接する周期構造と同位置になる。周期構造のピッチは、ある一方向と、一方向に垂直に交わる他の方向において、ほぼ同一であることが好ましい。あるいは、ある一方向と、一方向に垂直に交わる他の方向において、周期構造のピッチが異なっていてもよい。
シミュレーションは、幾何光学を用いて実施した。凹状レンズ素子の形状は、底面を正方形とする頂角を90度とする四角錐形状にてシミュレーションを実施した。単位凹状レンズ素子を周期構造として、底面の一辺の長さを周期構造のピッチPとした。凹状レンズ素子の屈折率は1.50であった。
凹状レンズ素子の形状にて、四角推形状を採用した場合、底面を正方形にすると、EL素子からの配光分布を対称とすることができるため好ましい。
また、凹状レンズ素子の形状にて、四角推形状を採用した場合、底面を長方形にして、頂角を長方形の短辺方向と、長辺方向にて異なるようにすることで、EL素子からの配光分布を非対称にすることが可能となる。EL素子の設置場所によっては、非対称な配光分布が好まれる場合がある。たとえば液晶ディスプレイのバックライト光源として使用した場合、通常ディスプレイでは、ディスプレイに対して垂直方向の視野角よりも、水平方向の視野角が必要とされるため、上述のような非対称な配光分布が好まれる。このような場合、四角錐形状の底面の長方形の短辺、長辺の長さを適宜設計することで、配光分布を調整することが可能となる。
凹状レンズ素子の屈折率は、1.45〜1.60が好ましい。屈折率が1.45未満では、空気との屈折率差が不足しているため、光を正面方向に屈折することができないため好ましくない。屈折率が1.60を超える場合は、空気との屈折率差が過大となるため全反射が発生し、凹状レンズ素子から空気側に出射されず背面側に戻されてしまい効率が低下するため好ましくない。
レンズシート17に、耐摩擦性を向上させるため、レンズ素子上にリブを設けてもよい。リブを設けることによって、レンズシート17が外部の物体と接触した場合、レンズ素子よりも外側に位置するリブに接触するため、レンズ素子が接触することなく、レンズ素子に傷が付くのを防ぐことができる。リブは、光の正面方向への変更には寄与しないため、レンズ素子の周期構造とは見なさない。
本発明にかかるEL素子の実施形態2について、図5を参照して説明する。図5は本実施形態2に示すEL素子の概略断面図である。この図5に示すEL素子10は、図1に示す場合と同様に、透光性基材11と、この透光性基材11の一方の面に形成された透明な陽極13と、この陽極13の光性基材11と反対の面に形成された発光層12と、この発光層12の陽極13と反対の面に形成された陰極14と、透光性基材11の陽極13と反対の面に接着層16を介して接着された光取り出し用のレンズシート17とを備え、さらに、レンズシート17の凹状レンズ素子17b側の面に設けられた光拡散部材18を備えて構成されたものである。
本発明にかかるEL素子の実施形態3について、図6を参照して説明する。図6は本実施形態3に示すEL素子の概略断面図である。この図6に示すEL素子10は、図1に示す場合と同様に、透光性基材11と、この透光性基材11の一方の面に形成された透明な陽極13と、この陽極13の光性基材11と反対の面に形成された発光層12と、この発光層12の陽極13と反対の面に形成された陰極14と、透光性基材11の陽極13と反対の面に接着層16を介して接着された光取り出し用のレンズシート17とを備え、さらに、レンズシート17の凹状レンズ素子17b側の面には接着層19を介して光拡散部材18が接着されている。
ができるためである。光拡散粒子としては、無機酸化物または樹脂からなる透明粒子を用いることができる。無機酸化物からなる透明粒子としては、例えば、シリカ、アルミナなどを用いることができる。また、樹脂からなる透明粒子としては、アクリル粒子、スチレン粒子、スチレンアクリル粒子及びその架橋体、メラミン・ホルマリン縮合物の粒子、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(ペルフルオロアルコキシ樹脂)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PVDF(ポリフルオロビニリデン)、及びETFE(エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体)等のフッ素ポリマー粒子、シリコーン樹脂粒子などを用いることができる。また、上述した透明粒子から2種類以上の透明粒子を組み合わせて使用してもよい。さらにまた、透明粒子の大きさ、形状は、特に規定されない。
図8は、図5に示す光拡散部材18付きEL素子10を照明用光源とし、この照明用光源をバックライトとして用いることで、その光拡散部材18の光出射面側に液晶パネル(特許請求の範囲に記載の画像表示素子に相当する)26を対向配置し、これにより、液晶ディプレイ装置27を構成するようにしたものである。
2、12・・・発光層
3、13・・・陽極
4、14・・・陰極
5・・・レンズシート
5a・・・基材
5b・・・レンズ素子
10・・・EL素子
11・・・透光性基材
12a・・・光線
17・・・レンズシート
17a・・・基材フィルム
17b・・・レンズ素子
18・・・光拡散部材
19・・・接着層
26・・・液晶パネル
27・・・液晶ディスプレイ
Claims (9)
- 透光性の基材と、
前記基材の一方の面に形成された透明な陽極と、
前記陽極の前記基材と反対の面に形成された発光層と、
前記発光層の前記陽極と反対の面に形成された陰極と、
前記基材の前記陽極と反対の面に設けられたレンズシートとを備え、
前記レンズシートは、前記基材と反対の前記レンズシートの面に該面に沿い配列され前記発光層で発生した光を前記基材と反対の前記レンズシートの面から取り出す周期構造を有し、
前記周期構造の周期をP、前記発光層から前記周期構造までの最短距離をTとした場合に下記の式
を満たし、
前記レンズシートの前記周期構造は、面に沿い配列ピッチが一定で配列され、底面が正方形とされた頂角が90度の凹型の四角錐状を呈する平面視表面積及び深さが一定の複数の凹状レンズ素子であることを特徴とするEL素子。 - 前記レンズシートは前記基材の前記陽極と反対の面に粘着層で接着されていることを特徴とする請求項1に記載のEL素子。
- 前記レンズシートの前記凹状レンズ素子側の面に光拡散部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のEL素子。
- 前記光拡散部材は粘着層を介して前記レンズシートの前記凹状レンズ素子側の面に接着されていることを特徴とする請求項3に記載のEL素子。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEL素子を備えることを特徴とする液晶ディスプレイ用バックライト装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEL素子を備えることを特徴とする電子看板装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEL素子を備えることを特徴とする照明装置。
- 画素単位での透過/遮光に応じて表示画像を規定する画像表示素子を備え、
前記画像表示素子の背面に、請求項5記載のバックライト装置または請求項7記載の照明装置のいずれか1つを備えることを特徴とするディスプレイ装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のEL素子を備えることを特徴とする光取り出しフィルム。
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