JP5313751B2 - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を回路基板などに装着する電子部品装着装置関するものである。
電子部品のバンプ電極をプリント基板の電極と接合するための様々な接合方法が、知られている。たとえば、超音波接合方法は、電子部品を回路基板と短時間で接合することができるそのような接合方法の1つである。
ここに、超音波接合方法とは、電子部品を回路基板に押圧しながら、その電子部品を超音波振動により振動させて、回路基板と電子部品との間の接合面における局部的スリップにより発生する表面皮膜の破壊および飛散を利用して、原子レベルで電子部品の電極を回路基板の電極と電気的に接合する接合方法である。
そこで、図14を主として参照しながら、上述した超音波接合方法を利用する従来の電子部品装着装置の構成および動作について説明する。
なお、図14は、従来の電子部品装着装置の概略的な側面図である。
従来の電子部品装着装置は、回路基板9に対して電子部品8のバンプボンディングを行うための装置である(たとえば、特許文献1参照)。
従来の電子部品装着装置は、一端に超音波振動子92を固定し、他端にスティック状の保持ツール93を挟持する、ホーン軸線Iに沿って延びるホーン91を有する装着ヘッド100を備えている。
超音波振動子92によって付与された超音波振動は、ホーン軸線Iの方向を進行方向とする、媒質の振動が進行方向に対して平行な縦波として、保持ツール93まで伝達する。
そして、このような電子部品装着装置は、押圧手段(図示省略)により保持ツール93を介して電子部品8を回路基板9に押圧しながら、超音波振動子92により保持ツール93を介して電子部品8を振動させて、電子部品8の電極を回路基板9の電極と電気的に接合する。
ここで、図15を参照しながら、従来の電子部品装着装置の装着ヘッド100についてより詳しく説明する。
なお、図15は、従来の電子部品装着装置の装着ヘッド100の概略的な斜視図である。
ホーン91の先端部には、保持ツール93が、超音波振動子92によって付与される超音波振動の振動方向に垂直な方向から、二つの割れ部911および912によって挟持されている。
より具体的には、ホーン91の先端部にはいわゆる割締め構造が設けられており、ホーン91は、スリットによる分割によって形成された二つの割れ部911および912を同じトルクで締めつける固定用のネジ94を利用して、貫通孔913に挿入された保持ツール93を挟持している。
そして、二つの割れ部911および912は、超音波振動子92によって付与される超音波振動を保持ツール93に偏りなく伝達できるように、ホーン91のホーン軸線Iに関して対称的に設けられている。
特開2004−134563号公報
しかしながら、上述した従来の電子部品装着装置では、安定した超音波接合を行うことが困難である場合がある。
より具体的に説明すると、電子部品8を吸着によって保持する保持ツール93の保持面には電子部品8との摩擦により摩耗が発生したり異物が付着したりすることがあるので、吸着された電子部品8が回路基板9に対して傾いてしまうことがある。
そのような場合には保持面に対して研磨を行うのであるが、保持ツール93の長さが研磨により所定の値以下となると、保持ツール93の交換を行う必要がある。
なお、保持ツール93の交換は、回路基板9へ装着される電子部品8の種類が変更される場合にも行われることがある。
しかしながら、保持ツール93は、線LおよびLにおいて線接触する状態か、または最悪の場合には点PおよびPにおいて点接触する状態か、の何れかの状態で、二つの割れ部911および912によって挟持されている。
そのため、保持ツール93とホーン91との接触状態は、保持ツール93の交換が行われるたびに少しずつ変化してしまうことが多く、再現性が高くない。
結果的に、保持ツール93の先端部に関してはその交換が行われるたびに超音波振動が付与される際の振幅および軌跡が変動してしまい、安定した超音波接合を行うことが困難であった。
本発明は、上述した従来の課題を考慮し、より安定した超音波接合を行うことが可能な、電子部品装着装置提供することを目的とする。
第1の本発明は、
電子部品を保持する部品保持部と、
前記部品保持部を介して前記保持された電子部品に圧力を印加する押圧手段と、
前記部品保持部を介して前記保持された電子部品に超音波振動を付与する超音波振動子と、を備え、
前記部品保持部は、一端に前記超音波振動子が固定されるホーンと、締結手段により前記ホーンの他端に固定され、前記電子部品を保持する保持ツールと、を有し、
前記ホーンは、平面である第1のホーン面と、平面である第2のホーン面と、を前記他端に有し、
前記保持ツールは、前記第1のホーン面に密着する平面である第1のツール面と、前記第2のホーン面に密着する平面である第2のツール面と、を有し、
前記第1のホーン面と前記第1のツール面とは、おもに前記印加された圧力を伝達する面であり、
前記第2のホーン面と前記第2のツール面とは、おもに前記付与された超音波振動を伝達する面であり、
前記締結手段は、複数個の締結部材を有し、
前記複数個の締結部材は、前記ホーンの断面の中心を通って、前記付与された超音波振動が伝達される方向に延びるホーン軸線に関して対称に配置され、前記第2のホーン面と前記第2のツール面との連結部に対して、前記付与された超音波振動が伝達される方向に、面圧を加え
前記ホーンは、前記保持ツールに熱を印加する加熱部を有し、
前記締結手段の締結保持力は、前記熱が印加されたときには増加することを特徴とする、電子部品装着装置である。
第2の本発明は、
前記第1のホーン面と前記第2のホーン面とは、直交していることを特徴とする、第1の本発明の電子部品装着装置である。
第3の本発明は、
前記保持ツールは、直方体の形状を有することを特徴とする、第2の本発明の電子部品装着装置である。
の本発明は、
前記締結手段は、ボルトと雌ネジ部とであり、
前記雌ネジ部は、前記第2のホーン面に設けられており、
前記ボルトは、前記保持ツールに設けられた貫通孔を貫通して前記雌ネジ部に螺合することを特徴とする、第1から第の何れかの本発明の電子部品装着装置である
本発明の構成により、より安定した超音波接合を行うことが可能な、電子部品装着装置提供することができる。
本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の概略的な正面図 本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の概略的な平面図 本発明にかかる実施の形態における装着ヘッドの概略的な正面図 本発明にかかる実施の形態における部品保持部の概略的な分解斜視図 本発明にかかる実施の形態における部品保持部の概略的な分解正面図 (A)本発明にかかる実施の形態における、ボルトを利用して保持ツールがホーンに固定される前の、部品保持部の概略的な側面図、(B)本発明にかかる実施の形態における、ボルトを利用して保持ツールがホーンに固定された後の、部品保持部の概略的な側面図 (A)本発明にかかる実施の形態におけるホーン軸線と面Aとの関係を説明するための概略的な分解斜視図、(B)本発明にかかる実施の形態におけるホーン軸線と面Aとの関係を説明するための概略的な分解斜視図 (A)本発明にかかる実施の形態における面Aと面Aとが直交しない構成を説明するための概略的な断面図(その1)、(B)本発明にかかる実施の形態における面Aと面Aとが直交しない構成を説明するための概略的な断面図(その2) 本発明にかかる実施の形態における、ヒータがホーンに挿入された構成の電子部品装着装置の概略的な断面図 本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の動作を説明するための流れ図 本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の部品保持部の概略的な分解斜視図(その1) 本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の部品保持部の概略的な分解斜視図(その2) 本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の部品保持部の概略的な分解斜視図(その3) 従来の電子部品装着装置の概略的な側面図 従来の電子部品装着装置の装着ヘッドの概略的な斜視図 (A)従来の電子部品装着装置の装着ヘッドの無負荷時における振動モードの説明図、(B)従来の電子部品装着装置の装着ヘッドの負荷時における振動モードの説明図
以下、図面を参照しながら本発明にかかる実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1および2を主として参照しながら、本実施の形態における電子部品装着装置の構成について説明する。
なお、図1は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置1の概略的な正面図である。
また、図2は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置1の概略的な平面図である。
電子部品装着装置1は、LED(Light Emitting Diode)チップなどの微細な電子部品を反転し、プリント基板などの回路基板9に対するその反転した電子部品の装着と、電極の接合と、を同時に行う、いわゆるフリップチップ実装装置である。
電子部品装着装置1は、基板保持部2、部品装着ユニット3、部品供給部4、および撮像部60を備えている。
基板保持部2の(+Z)側、すなわち上方側には、基板保持部2に保持された回路基板9に電子部品8(図3参照、以下同様)を装着する部品装着ユニット3が設けられている。
基板保持部2の(−X)側には、部品装着ユニット3に電子部品8を供給する部品供給部4が設けられている。
基板保持部2と部品供給部4との間には、部品供給部4により部品装着ユニット3に供給された電子部品8を撮像する撮像部60が設けられている。
なお、回路基板9の(+X)側には、電子部品8を保持するための先端部531(図3参照、以下同様)を研磨する研磨部7が設けられている。
これらの機構が制御部10により制御され、回路基板9に対する電子部品8の装着が行われる。
ここで、基板保持部2、部品装着ユニット3、部品供給部4、および撮像部60の構成について順により詳しく説明する。
まず、基板保持部2は、回路基板9を保持するステージ21と、ステージ21をY方向に移動するステージ移動機構22と、を備えている。
なお、研磨部7は、ステージ21の(+X)側に取り付けられており、ステージ移動機構22によりステージ21と一体的にY方向に移動される。
また、研磨部7は、平らで水平な研磨面711を有するシート状の研磨部材71と、研磨部材71を保持する研磨部材保持部72と、を備えている。
つぎに、部品装着ユニット3は、押圧手段33、ヘッド支持部34(図3参照、以下同様)、シャフト35(図3参照、以下同様)、部品保持部50(図3参照、以下同様)、および超音波振動子52(図3参照、以下同様)を有する部品装着部31と、部品装着部31をX方向に移動させる装着部移動機構32と、を備えている。
押圧手段33は、モータ(図示省略)を備えた昇降機構を利用してシャフト35をZ方向に移動させ、シャフト35にヘッド支持部34を介して取り付けられたホーン51(図3参照、以下同様)を押圧する手段である。
つぎに、部品供給部4は、所定の位置に電子部品8を配置する部品配置部41と、部品配置部41から電子部品8を取り出して保持する供給ヘッド42と、供給ヘッド42をX方向に移動する供給ヘッド移動機構43と、供給ヘッド42を回動および僅かに昇降する回動機構44と、を備えている。
部品配置部41は、多数の電子部品8が載置される部品トレイ411と、部品トレイ411を保持するステージ412と、部品トレイ411をステージ412とともにX方向およびY方向に移動するトレイ移動機構413と、を備えている。
部品トレイ411には、回路基板9に装着される予定の多数の電子部品8が、実装後の状態における下面、すなわち回路基板9に接合される電極部が形成された接合面を上側に向けて、回路基板9に装着される向きとは反対向きで載置されている。
供給ヘッド42は、先端部に形成された吸引口を利用する吸着により保持した電子部品8を装着ヘッド5に供給する供給コレット421を、備えている。
なお、電子部品8は、LEDチップ、半導体レーザなどの半導体発光素子、パッケージされたIC(Integrated Circuit)、抵抗、コンデンサ、微細チップなどの半導体、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ、およびカメラモジュールなどの半導体以外の電子部品、の何れであってもよい。
また、回路基板9は、樹脂により形成された回路基板、およびガラスおよび半導体などの樹脂以外の材料により形成された回路基板、の何れであってもよい。
また、電子部品8の電極部は、電子部品8の電極パターンに金(Au)で形成された突起バンプであってもよいし、電子部品8によってはメッキバンプなどであってもよいし、電極パターン自体であってもよい。
また、電子部品8の電極パターンに形成される突起バンプの代わりの突起バンプが、回路基板9の電極に設けられていてもよい。
そして、撮像部60は、装着部移動機構32によって移動される部品装着部31、特に装着ヘッド5、の移動経路の真下に設置された、装着ヘッド5に保持された電子部品8を(−Z)側から撮像する手段である。
撮像部60は、移動される部品装着部31と干渉しない位置に設けられている、
ここで、図3を参照しながら、部品保持部50、超音波振動子52、ヘッド支持部34、およびシャフト35などによって構成されている装着ヘッド5の構成について説明する。
なお、図3は、本発明にかかる実施の形態における装着ヘッド5の概略的な正面図である。
部品保持部50は、超音波振動子52が一端に固定されたホーン51と、ホーン51の他端にボルト541および542(図4参照、以下同様)で固定されている保持ツール53と、を有する手段である。
超音波振動子52は、圧電素子(図示省略)を利用して、保持ツール53に保持される電子部品8に伝達される超音波振動を付与する手段である。
ヘッド支持部34は、共振状態において定常波となる超音波振動の節点でホーン51を支持している。
シャフト35は、ヘッド支持部34を介してホーン51に取り付けられており、上述したように押圧手段33(図1参照)によってZ方向に移動される。
部品保持部50は、このような構成により、回路基板9(図1参照)および研磨面711(図1参照)に対して相対的に昇降される。
さて、保持ツール53は、好適な振動特性および振動伝達特性を有するステンレス鋼により形成されており、直方体の形状を有している。
そして、保持ツール53は、電子部品8を保持するための、電子部品8のサイズおよび種類に最適な断面形状をもつ柱状の先端部531を有している。
先端部531は、撓み振動が生じないZ方向の高さhを有している。
高さhが撓み振動が生じないように調節されている点は、つぎに説明するように重要である。
すなわち、LED素子などの半導体フリップチップ実装では電子部品8の種類が多岐にわたっており、電子部品8のサイズが高出力化に伴って大型化しているので、たとえばバンプ数が20にもおよぶ電子部品8を回路基板9に30N程度の高荷重で押圧しながら超音波振動を付与しなければならないこともある。
ところが、上述した従来の電子部品装着装置では、電子部品8を回路基板9に高荷重で押圧すると、保持ツール93の先端部の振幅が変化し、実装ズレおよび素子のダメージなどにともなう接合不良が発生してしまうことが多い。
すなわち、そもそも、超音波振動が付与されると、スティック状の保持ツール93には大きく振動する腹とほとんど振動しない節とが撓み振動のために生じる。
そして、このような腹および節は、負荷の変動によって移動する。
たとえば、図16(A)および(B)に示されているように、無負荷時における節101および102が、負荷にともなう回路基板9からの抗力のために負荷時における節111および112に移動し、無負荷時には損失少なく十分に振動していた保持ツール93の先端部が十分に振動しなくなってしまうことがある。
なお、図16(A)は従来の電子部品装着装置の装着ヘッド100の無負荷時における振動モードの説明図であり、図16(B)は従来の電子部品装着装置の装着ヘッド100の負荷時における振動モードの説明図である。
したがって、従来の電子部品装着装置の構成では保持ツール93の先端部の振幅に変化が生じやすいので、安定した超音波接合を行うことが困難になりやすかった。
本実施の形態においては、高さhが大きくなりすぎず上述の通り撓み振動が生じないように調節されているので、振動モードが良好であり、先端部531の振幅に変化が生じることはほとんどない。
さて、保持ツール53の中心部には、電子部品8の吸着に利用される真空吸引用の吸引路532が形成されている。
そして、吸引路532は、保持ツール53の(+Z)側の端部において、チューブ352を介してヘッド支持部34およびシャフト35に形成された吸引路351に接続されている。
吸引路351はポンプ(図示省略)に接続されており、電子部品8は吸引により先端部531に保持される。
ここで、図4および5を参照しながら、本実施の形態における部品保持部50の構成についてより詳しく説明する。
なお、図4は、本発明にかかる実施の形態における部品保持部50の概略的な分解斜視図である。
また、図5は、本発明にかかる実施の形態における部品保持部50の概略的な分解正面図である。
ホーン51は、ホーン軸線Jに沿ってX方向に伸びている。
ホーン51は、XY平面に平行な面Aと、YZ平面に平行な面Aとを、超音波振動子52が固定されている一端とは反対側の、他端に有している
保持ツール53は、面Aに密着するXY平面に平行な面Bと、面Aに密着するYZ平面に平行な面Bと、を有している。
そして、保持ツール53は、ボルト541および542によりホーン51に固定されている。
なお、面Aと面Bとは、押圧手段33によって印加された圧力を伝達するための面である。
また、面Aと面Bとは、超音波振動子52によって付与された超音波振動を伝達するための面である。
面Bが面Aに密着し面Bが面Aに密着する構成が採用されているので、保持ツール53を交換する際にも、保持ツール53を再現性よくしっかりとホーン51に固定することができる。
そして、圧力の損失なく、超音波振動における振幅の減衰および位相の変動などを軽減させ、電子部品8の振動特性を向上させることができる。
ピン511は、ホーン51に設けられた凸部である。溝533は、保持ツール53に設けられた凹部である。
XおよびY方向については、ピン511が溝533に奥まではまり込んだ状態とすることで、保持ツール53のホーン51に対する位置を正確に決めることができる。
Z方向については、ホーン51の面Aと保持ツール53の面Bとが密着している状態とすることで、同位置を正確に決めることができる。
このようにして、保持ツール53のホーン51に対する位置が、X、YおよびZの全ての方向について正確に決められている。
さらに、保持ツール53は、図6(A)および(B)に示されているように、面Aと面Bとの間における隙間がボルト541および542を締結する際に生じてしまうことなく固定されている。
なお、図6(A)は本発明にかかる実施の形態における、ボルト541および542を利用して保持ツール53がホーン51に固定される前の、部品保持部50の概略的な側面図であり、図6(B)は本発明にかかる実施の形態における、ボルト541および542を利用して保持ツール53がホーン51に固定された後の、部品保持部50の概略的な側面図である。
より具体的に説明すると、ボルト541および542は、保持ツール53に設けられた貫通孔534および535を微少なクリアランスを隔てて貫通し、ホーン51の面Aに設けられた雌ネジ部512および513に螺合している。
なお、本発明の締結手段は締結部材を有し、上記ボルト541および542はそれら締結部材の一例である。また、それらボルト541および542と、対応する雌ネジ部512および513とは、本発明の締結手段の一例である。
そして、その螺合の順序は、右側のボルト541を締結した後で左側のボルト542を締結する。その理由は、これとは反対に、もし仮にボルト541がボルト542の締結された後で締結されるとすると、ボルト541および542は矢印RおよびR(図6(B)参照)の方向に回転されることで締結される右ねじであるので、保持ツール53はボルト542が締結される際に加わるモーメントのために回転しやすいという理由により、面Aと面Bとの間における隙間が生じる可能性がある。右側のボルト541を締結した後で左側のボルト542を締結するという螺合の順序を守ることにより、面Aと面Bとの間に隙間が生じることを防止出来る。
もちろん、締結力を十分に確保することができるので、ボルト541および542はネジの許容トルク付近で強固に締結することが好ましい。
ボルト541および542はホーン51の面Aに設けられた雌ネジ部512および513に螺合しているので、ボルト541および542が強固に締結されても、ホーン51が変形してしまう恐れはない。
なお、上述した従来の電子部品装着装置の構成では、二つの割れ部911および912を締めつける固定用のネジ94が利用されるので、ホーン91が変形してしまうことがある。
もちろん、割締め構造ではなく、ホーンに形成された小さめの貫通孔に保持ツールを強制的に押し込むことでホーンに保持ツールを固定する構成も考えられるが、このような構成でもやはりホーンが変形しやすいし、ホーンと保持ツールとを一体的に形成する構成も考えられるが、このような構成では、ホーンを含む部材の全体が保持ツールの交換が行われるたびに交換されることになるので、コストの増大を招いてしまう。
さらに、ボルト541および542は、ホーン51のYZ平面に平行な断面の中心を通って、超音波振動が伝達される方向に延びるホーン軸線Jに関して回転対称に配置されている。
このようなボルト541および542の配置に関する対称的な構成は固定を偏りのないものにするので、振動モードの悪化が加圧時においてもほとんどなく、質の高い超音波接合を行うことができる。
このように、ボルト541および542を利用して、ホーン51の面Aと保持ツール53の面Bとの連結部に対して十分な面圧を加える構成が採用されているので、超音波振動を伝達するための面Aと面Bとの間の密着力が十分に確保されており、超音波振動の減衰が極めて少ない。
なお、上述した従来の電子部品装着装置の構成では、保持ツール93は二つの割れ部911および912によって単に挟持されているだけであるため、超音波振動が保持ツール93に十分に伝達されないことがあった。
そして、このようなボルト541および542を利用する構造は極めて簡易であるので、電子部品8の種類に応じて保持ツール53を交換する際の作業を容易に行うことが可能である。
ホーン51の面Aと保持ツール53の面Bとについては、表面粗度が少ない方が好ましい。これは、ホーン51の面Aと保持ツール53の面Bとの密着面積を大きくし、圧力が均一に加わるようにするためである。
ホーン51の面Aと保持ツール53の面Bとについても、表面粗度が少ない方が好ましい。これは、ホーン51の面Aと保持ツール53の面Bとの密着強度を上げ、振動伝達を良好にするためである。
より具体的には、面A、A、B、およびBの算術平均粗さRaは、3.2以下であることが好ましい。
そして、面A、A、B、およびBは、平坦である方が好ましい。
このように、表面粗度が少なく平坦な面A、A、B、およびBを利用することで、ホーン51と保持ツール53との間における追従作用が働くようになり、安定した超音波接合が可能になる。
表面粗度が少なく平坦な構成は、面A、A、B、およびBの研磨加工が容易にできるようにしておくことにより容易に実現することができる。
ここで、図5、図7(A)および(B)を参照しながら、ホーン軸線Jは面Aと非平行であることが好ましく、ホーン軸線Jは面Aと非垂直であることが好ましい点についてそれぞれ具体的に説明をする。
なお、図7(A)は本発明にかかる実施の形態におけるホーン軸線Jと面Aとの関係を説明するための概略的な分解斜視図であり、図7(B)は本発明にかかる実施の形態におけるホーン軸線Jと面Aとの関係を説明するための概略的な分解斜視図である。
その説明を始めるに先だって、つぎの事項に注意する。
(1)ホーン軸線Jが面Aと非平行であるとは、ホーン軸線Jの方向ベクトルmと面Aの法線ベクトルnとの間の角度α(角度αは0度以上90度以下であると考えて差し支えない)の余角として定義される角度θが0度ではないことを意味する。
(2)ホーン軸線Jが面Aと非垂直であるとは、ホーン軸線Jの方向ベクトルmと面Aの法線ベクトルnとの間の角度α(角度αは0度以上90度以下であると考えて差し支えない)として定義される角度θが0度ではないことを意味する。
(3)ただし、本実施の形態の構成においては、面Aと面Aとが直交しており、さらにホーン軸線Jが面Aと面Aとの交叉線に直交しているので、角度θは角度θと同一である。
水平な面である面Aと面Aとが直交する上記の構成を利用すると、直角は標準的な角度であるので、保持ツール53を精度よく製作することが容易である。なお、面Aと面Aとの間の角度が鋭角である構成では、保持ツール53を精度よく製作することが多少困難である。
より具体的には、前述したように、保持ツール53が直方体の形状を有するように設計するのが好ましい。この設計は、保持ツール53をホーン51に固定するためのボルト541のボルト軸線Kの方向が面Aと平行であってかつ面Aと垂直になり、二つの条件が両立するので好ましい。
たとえば、図8(A)および(B)に示されているような、面Aと面Aとの間の角度が鈍角である構成においては、上記の二つの条件が両立しない。
なお、図8(A)は本発明にかかる実施の形態における面Aと面Aとが直交しない構成を説明するための概略的な断面図(その1)であり、図8(B)は本発明にかかる実施の形態における面Aと面Aとが直交しない構成を説明するための概略的な断面図(その2)である。
図8(A)に示されているように、ボルト軸線Kの方向が面Aと垂直であっても面Aと非平行であると、ボルト541の頭部が、多少大きいときには、(−Z)側に飛び出しやすい。すると、フリップチップ実装の際には、回路基板9に実装されている電子部品のダメージが、ボルト541の頭部が電子部品に衝突するために発生することがある。
図8(B)に示されているように、ボルト軸線Kの方向が面Aと平行であっても面Aと非垂直であると、これは面Aと面Aとの間の角度が鋭角であるときにも起こり得るが、ボルト541の頭部と保持ツール53との間における隙間が生じやすい。すると、ボルト541による締結が緩んでしまうことがある。
はじめに、ホーン軸線Jは面Aと非平行であることが好ましい点について説明をする。
まず、もし仮にホーン軸線Jが面Aと平行であるとすると、超音波振動が面Aと垂直な方向の成分を全く有しないことになる。
ここに、面Aと垂直な方向は、押圧手段33によって印加された圧力が、吸引により先端部531に保持される電子部品8に伝達される方向と一致している。
したがって、もし仮にホーン軸線Jが面Aと平行であれば、超音波振動が、先端部531を介して電子部品8に横振動を加える際、縦方向の振動が全く加わらないことになる。しかし、実際の超音波接合方法では、ある程度、縦方向に振動があった方が、接合不良が発生しにくいので、望ましい。よって、ホーン軸線Jは面Aと非平行であることが、好ましい。
もちろん、逆に角度θが大きすぎると、超音波接合方法において本来的に必要な、回路基板9と電子部品8との間の接合面における局部的スリップを発生させるための、面Aと平行な成分が小さくなりすぎてしまい、これも好ましくない。
よって、超音波振動がある程度は大きい面Aと平行な成分を有するように、角度θの大きさは45度以下である、すなわちホーン軸線Jが面Aとなす角は45度以下であることが好ましい。
つぎに、ホーン軸線Jは面Aと非垂直であることが好ましい点について説明をする。
まず、もし仮にホーン軸線Jが面Aと垂直であるとすると、超音波振動が面Aと垂直な方向の成分のみしか有しないことになる。
ここに、面Aと垂直な方向は、保持ツール53をホーン51に固定するためのボルト541のボルト軸線Kの方向と一致している。
したがって、もし仮にホーン軸線Jが面Aと垂直であれば、ボルト541による締結が緩んでしまう原因となり得るボルト軸線Kの方向の荷重が増大しやすいので、これは好ましくない。
なお、ボルト541が緩んでしまうと、ホーン51と保持ツール53との間において、超音波振動における位相の差異が生じたり、電子部品8を回路基板9に押圧する荷重のレベルによっては追従作用が働かなくなったりすることがある。
また、ボルト541が緩んでしまうと、超音波振動の共振状態が保たれず、超音波振動子52の発振器が正常に動作しなくなることがあるので、接合不良やチップクラックによる悪影響が懸念される。
よって、ホーン軸線Jは面Aと非垂直であることが、好ましい。
もちろん、逆に角度θが大きすぎると、ボルト541が螺合する雌ネジ部512の側壁部に対する荷重となる、面Aと平行な成分が大きくなりすぎてしまい、これもあまり好ましくない。
よって、超音波振動があまり大きい面Aと平行な成分を有しないように、角度θの大きさは45度以下である、すなわちホーン軸線Jが面Aとなす角の余角は45度以下であることが好ましい。
結局のところ、本実施の形態の構成においては、角度θは上述した通り角度θと同一であるので、角度θを0度ではないようにすれば、(1)ホーン軸線Jは面Aと非平行となり、接合不良が発生することがないし、(2)ホーン軸線Jは面Aと非垂直となり、ボルト541が緩んでしまうこともない。よって、角度θ、すなわちボルト軸線Kとホーン軸線Jとの間の角度θ(図5参照)を0度ではないが45度以下であるようにすれば、電子部品8に対して均一に圧力を印加しつつ安定して超音波振動を付与することが可能である。
ここで、図9を参照しながら、電子部品8の加熱による超音波接合の信頼性の向上を図るためにヒータ361が実装される場合には、そのような加熱を利用してボルト541および542による締結保持力を増加させることもできる点について具体的に説明をする。
なお、図9は、本発明にかかる実施の形態における、ヒータ361がホーン51に挿入された構成の電子部品装着装置1の概略的な断面図である。
保持ツール53に熱を印加するためのヒータ361が、ホーン51の内部に挿入されている。
ヒータ361は、電流供給部362に接続されており、保持ツール53を加熱することで電子部品8を加熱する手段である。
保持ツール53付近の温度を測定することで精度の良い温度の監視を行うため熱電対363が、ホーン51の先端部に挿入されている。
ヒータ361および熱電対363は、熱輻射や熱対流により加熱や温度の測定には支障がないが、超音波振動に影響しないように、何れも0.1mm程度の微少なクリアランスを隔ててホーン51に挿入されている。
さて、保持ツール53の材料の熱膨張率σと、ボルト541および542の材料の熱膨張率σの間にはσ≦σなる関係がある場合には、ボルト541および542による大きな締結保持力を実現することが可能である。
実際、σ≦σなる関係が満足されているときには、ボルト541および542の本体部の長さ方向への膨張は保持ツール53の同方向への膨張よりも小さいので、頭付きであるボルト541および542の頭部と保持ツール53との間での抗力は増加する。
なお、反対のσ>σなる関係がある場合には、ボルト541および542の本体部の長さ方向への膨張は保持ツール53の同方向への膨張よりも大きいので、ボルト541および542の頭部と保持ツール53との間には隙間が生じやすく、締結保持力は加熱により減少してしまうことがある。
ところで、上記のσ≦σなる関係は、二つの材料として二種類のステンレス鋼などを適切な組み合わせで選択することで満足させることができる。
より具体的には、たとえば、保持ツール53の材料としてSUS4の生材を利用し、ボルト541および542の材料としてSUS系の焼入れ部材を利用すればよい。
したがって、締結保持力は加熱により増加することになり、超音波振動の共振周波数などに関する振動特性の変動に起因した加熱による悪影響が懸念される場合においても、そのような悪影響を補償することができる。
もちろん、このような加熱時における締結保持力の増加を見越せば、非加熱時における締結保持力に相当する管理トルクとしては小さめのものを利用できるので、保持ツール53を交換する際の作業をより容易にすることも可能である。
つぎに、図1および10を主として参照しながら、本実施の形態における電子部品装着装置の動作について説明する。なお、本実施の形態における電子部品装着装置の動作について説明しながら、子部品装着方法の一実施の形態についても説明する。
なお、図10は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置1の動作を説明するための流れ図である。
保持ツール53が、保持ツール53の交換、つまり取り付けられている保持ツール53を取り外した後に新たな保持ツール53をホーン51に固定する作業のために、ホーン51から抜き取られる(ステップS21)。
なお、このような保持ツール53の交換は、保持ツール53が所定量以上に摩耗した場合、および電子部品8の種類が変更される場合などに行われる。
そして、新しい保持ツール53が、ボルト541および542でホーン51に固定される(ステップS22)。
なお、保持ツール53の交換後における、保持ツール53とホーン51との接触状態が再現されていることの確認が必要であるが、そのような確認は、先端部531の振動を測定することで直接的に行ってもよいし、超音波振動子52の電気的特性を取得することで間接的に行ってもよい。
保持ツール53の交換が完了した後には、電子部品8の回路基板9への実装がつぎに説明するように行われる。
すなわち、部品供給部4においては、トレイ移動機構413が、多数の電子部品8が接合面を(+Z)側に向けて載置された部品トレイ411を(−X)側に位置している供給ヘッド42の下方へ移動させ、供給コレット421は電子部品8の接合面を吸引によって吸着する。
そして、供給ヘッド移動機構43は供給ヘッド42を反転させながら(+X)方向へ移動させ、部品装着部31の装着ヘッド5は供給コレット421と電子部品8の受渡をするための位置で対向する。
続いて、押圧手段33はシャフト35を僅かに下降させ、保持ツール53が先端部531で電子部品8の上面を吸引によって吸着すると、供給コレット421は吸引を停止し、保持ツール53が供給コレット421から電子部品8を受け取る。
かくして、電子部品8が、保持ツール53によって保持される(ステップS23)。
電子部品8が受け取られると、押圧手段33はシャフト35を僅かに上昇させ、供給ヘッド42が元の位置へと退避する。
そして、供給ヘッド42の退避と並行して、部品装着部31が撮像部60の真上へと移動し、撮像部60は、先端部531で保持されている電子部品8を撮像する。
撮像部60が出力した画像データは制御部10に送られ、制御部10は送られてきた画像データに基づいて部品装着部31を制御し、部品保持部50がZ方向に伸びる軸を中心に回動して、電子部品8の姿勢が補正される。
なお、制御部10が電子部品8の姿勢が吸着エラーなどのために補正不可能な状態であると判断した場合には、電子部品8の装着動作が中止され、部品装着部31が部品回収機構(図示省略)の上方へ移動し、電子部品8が回収される。
装着部移動機構32は、部品装着部31を、基板保持部2に保持される回路基板9における、電子部品8が装着される予定の位置の上方へ移動させる。
部品保持部50が回路基板9に向けて下降し、電子部品8の接合面に形成されたバンプと回路基板9における電極とが接触する。
続いて、押圧手段33は、シャフト35を下降させ、電子部品8を回路基板9に対して押圧する(ステップS24)。
そして、超音波振動子52は、この電子部品8が押圧された状態で部品保持部50を介して超音波振動を電子部品8に付与する(ステップS25)。
かくして、電子部品8の接合面に形成されたバンプが回路基板9における電極と電気的に接合され、電子部品8の接合がその装着と同時に行われる。
電子部品8の装着が終了すると、保持ツール53は電子部品8の吸引を停止し、押圧手段33は保持ツール53を電子部品8から離れて上昇させる。
続いて、先端部531の電子部品8に当接する面の研磨が必要であるか否かが、確認される(ステップS26)。
なお、そのような研磨は、たとえば先端部531に凝着した電子部品8の基板の成分を除去するために必要である。
研磨が必要であると判断された場合には、部品装着部31は研磨部7の上方へ移動し、先端部531が研磨部材71に押圧され、超音波振動子52により研磨のための振動が付与される(ステップS27)。
先端部531の研磨が終了した場合、または研磨が不要であると判断された(ステップS26)場合には、電子部品8の装着を継続するか否かが確認される。
そして、電子部品8の装着を継続する場合には、部品装着部31は供給コレット421と電子部品8の受渡をするための位置へ再び移動し、回路基板9に電子部品8を装着するための上記の装着動作が繰り返される(ステップS23〜S25)。
なお、そのような装着動作を繰り返す間においても、ヒータ361は保持ツール53を適切な処理温度に保つために保持ツール53の加熱を継続する。
そして、必要な全ての電子部品8が回路基板9に装着されると、装着動作は終了する(ステップS28)。
なお、以上において詳細に説明した本実施の形態の様々な変形例が、考えられる。
そこで、図11〜13を主として参照しながら、そのような変形例について具体的に説明する。
なお、図11は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の部品保持部1050の概略的な分解斜視図である。
また、図12は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の部品保持部2050の概略的な分解斜視図である。
また、図13は、本発明にかかる実施の形態における電子部品装着装置の部品保持部3050の概略的な分解斜視図である。
部品保持部1050、2050、および3050は、それぞれ、ホーン1051、2051、および3051と、保持ツール1053、2053、および3053と、を有している。
ホーン1051、2051、および3051は、ホーン51と同様な構成を有しているが、面Aの面積がより大きく、面Aの面積がより小さくなっている。
保持ツール1053、2053、および3053は、保持ツール53と同様な構成を有しているが、上面に突出部が設けられた直方体の形状を有している。この保持ツール1053、2053、および3053は、ホーン1051、2051、および3051のYZ平面に平行な上端の面Aに密着する、YZ平面に平行な面Bをその突出部にさらに有している。
なお、面Aと面Bとは、面Aと面Bと同様に、超音波振動子52によって付与された超音波振動を伝達するための面として機能する。
そして、保持ツール1053はボルト541および542によりホーン1051に固定されており、保持ツール2053はボルト541、542および543によりホーン2051に固定されており、保持ツール3053はボルト541、542、543および544によりホーン3051に固定されている。
ボルト541、542、543および544は、部品保持部1050、2050、および3050の何れにおいても、それぞれホーン1051、2051、および3051のホーン軸線Jに関して回転対称に配置されている。
このようなボルト541、542、543および544の配置に関する対称的な構成は固定を偏りのないものにするので、振動モードの悪化が加圧時においてもほとんどなく、質の高い超音波接合を行うことができる。
部品保持部1050、2050、および3050の構成によれば、保持ツール1053、2053、および3053をより再現性よくよりしっかりとホーン1051、2051、および3051に固定することができるとともに、超音波振動における振幅の減衰および位相の変動などをより軽減させることができる。
もちろん、このような構成は、電子部品8の種類などに応じて適切に選択すればよい。
本発明にかかる電子部品装着装置、より安定した超音波接合を行うことができ、電子部品を回路基板などに装着する電子部品装着装置として有用である。
50 部品保持部
51 ホーン
53 保持ツール
511 ピン
512、513 雌ネジ部
533 溝
534、535 貫通孔
541、542 ボルト
、A、B、B
J ホーン軸線
K ボルト軸線

Claims (4)

  1. 電子部品を保持する部品保持部と、
    前記部品保持部を介して前記保持された電子部品に圧力を印加する押圧手段と、
    前記部品保持部を介して前記保持された電子部品に超音波振動を付与する超音波振動子と、を備え、
    前記部品保持部は、一端に前記超音波振動子が固定されるホーンと、締結手段により前記ホーンの他端に固定され、前記電子部品を保持する保持ツールと、を有し、
    前記ホーンは、平面である第1のホーン面と、平面である第2のホーン面と、を前記他端に有し、
    前記保持ツールは、前記第1のホーン面に密着する平面である第1のツール面と、前記第2のホーン面に密着する平面である第2のツール面と、を有し、
    前記第1のホーン面と前記第1のツール面とは、おもに前記印加された圧力を伝達する面であり、
    前記第2のホーン面と前記第2のツール面とは、おもに前記付与された超音波振動を伝達する面であり、
    前記締結手段は、複数個の締結部材を有し、
    前記複数個の締結部材は、前記ホーンの断面の中心を通って、前記付与された超音波振動が伝達される方向に延びるホーン軸線に関して対称に配置され、前記第2のホーン面と前記第2のツール面との連結部に対して、前記付与された超音波振動が伝達される方向に、面圧を加え
    前記ホーンは、前記保持ツールに熱を印加する加熱部を有し、
    前記締結手段の締結保持力は、前記熱が印加されたときには増加することを特徴とする、電子部品装着装置。
  2. 前記第1のホーン面と前記第2のホーン面とは、直交していることを特徴とする、請求項1記載の電子部品装着装置。
  3. 前記保持ツールは、直方体の形状を有することを特徴とする、請求項2記載の電子部品装着装置。
  4. 前記締結手段は、ボルトと雌ネジ部とであり、
    前記雌ネジ部は、前記第2のホーン面に設けられており、
    前記ボルトは、前記保持ツールに設けられた貫通孔を貫通して前記雌ネジ部に螺合することを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の電子部品装着装置。
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