JP5368043B2 - 粉末固形化粧料 - Google Patents

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本発明は秀でた特徴を有する粉末固形化粧料に関するものであり、特にしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性、及び外観の意匠性に優れた粉末固形化粧料に関する。
従来、アイシャドウなどの粉末固形化粧料は、まぶたなどの塗布部位を煌びやかに演出するため、塗布後のツヤがより高いものが消費者に好まれる傾向にあった。また、これらは指でとって塗布されることが多いため、感触のよりしっとりしたものや塗布時の伸びがより良いものが好まれる傾向にもあった。しかしながら、塗布後のツヤや塗布時の伸びを高めるために粒径の大きな板状粉体を多量に配合しようとすると、化粧料の耐衝撃性が悪くなり、消費者が使用している最中に割れてしまうなどの粉末固形化粧料特有の欠点があった。
このような耐衝撃性の課題は、立体的な打型模様を施した場合はより顕著になり、意匠性を高めるためにより高低差のある立体模様を施した場合には耐衝撃性が著しく悪化する傾向にあった。そこで耐衝撃性を強化し、またさらにしっとりした感触も付与するために極性の高い油剤を多く配合しようとすると塗布時の伸びが悪化して使用性が悪くなるという欠点もあった。
これまでにこれらの課題を解決するために様々な工夫がなされてきた(例えば特許文献1,2)。しかし、いずれの発明においてもしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性、外観の意匠性の全てにおいて高い効果を併せ持ったものは未だになく、またその一つ一つの効果についても決して充分ではなく、消費者の満足を満たせるものではなかった。
特開平7−215822号公報 特開2000−186012号公報
本発明が目的とするところは、しっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感において従来にない高い効果を有し、さらに耐衝撃性、及び外観の意匠性に優れた粉末固形化粧料を提供することである。
本発明者は上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の成分を特定の条件で配合した場合にのみ、従来にはないしっとりした感触を有し、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感において劇的な効果を発揮し、さらに耐衝撃性、及び外観の意匠性に優れた粉末固形化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、下記成分(A)〜(E);
(A)平均粒径9〜25μmの窒化ホウ素
(B)ワセリン
(C)エステル油
(D)金属石鹸
(E)平均粒径65〜180μmのガラスフレーク
を含有し、成分(A)と成分(D)との質量比率が、(A):(D)=3:1〜15:1
であることを特徴とする粉末固形化粧料である。
本発明により、従来にはないしっとりした感触を有し、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感において劇的な効果を発揮し、さらに耐衝撃性、及び外観の意匠性に優れた粉末固形化粧料が得られる。
以下に、本発明の最良な実施形態について詳述する。
本発明に用いる成分(A)の窒化ホウ素としては、化粧品に一般的に用いられるものであれば特に制限されずに使用できる。窒化ホウ素の形態としては、六方晶、ウルツ鉱型構造、立方晶、菱面体晶、乱層構造などのものがあるが、六方晶のものが使用性の面から最も好ましい。本発明においては、長径の平均粒径が9〜25μmのものが用いられ、特に10〜20μmであるとより好ましい。本発明の従来にはないしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性の効果は上記粒径の範囲内のものを用いた場合にのみ、発揮される。このような市販品としては、SHP−5、SHP−6(水島合金鉄社製)などが挙げられる。
窒化ホウ素はアスペクト比を自由に制御することが困難であるため、長径の平均粒径が上記範囲内に制御されていることが本発明においては非常に重要な意味を持つ。なお本明細書において、粒径の測定は、レーザー回折/散乱式粒度分布計:LA−920(堀場製作所社製)を用い、「平均粒径」は、得られる累積粒度分布曲線におけるD50(累積粒度分布が50%である粒径)の点を意味する。
成分(A)の窒化ホウ素は、1種または2種以上を適時選択して用いることができ、またその配合量は、化粧料総量を基準として1〜40質量%(以下、単に「%」で示す。)であると好ましく、より好ましくは3〜30%であり、さらに好ましくは5〜25%である。これらの範囲内で用いた場合、本発明の効果は特に発揮される。
本発明に用いる成分(B)のワセリンとしては、化粧品に一般的に用いられるものであれば特に制限されずに使用できる。通常、ワセリンは閉塞性を持つため、滑らかな感触を付与する目的で用いられるが、本発明においてはしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性の全ての効果に寄与する。この市販品としては、クロラータムV(クローダジャパン社製)などがある。
本発明においては、これらを1種または2種以上を適時選択して用いることができ、その配合量は化粧料総量を基準として、0.1〜15%であると好ましく、より好ましくは1〜10%である。これらの範囲内で用いた場合、本発明の効果である、従来にないしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性が特に発揮される。
本発明に用いる(C)エステル油としては、25℃で液状のエステル油で化粧品に一般的に用いられるものであれば特に制限されずに使用できる。具体的には、オリーブ油、ヒマシ油、ホホバ油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、ステアリン酸イソセチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、アジピン酸2−エチルヘキシル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリ(カプリン/カプリル酸)グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、ジ2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸プロピレングリコールなどが挙
げられる。特にリンゴ酸ジイソステアリルを選択して用いた場合に本発明の効果である、しっとりした感触、塗布後のツヤ、耐衝撃性が最大限に発揮されるため好ましい。
本発明においては、これらの中から1種または2種以上を適時選択して用いることができ、その配合量は化粧料総量を基準として、1〜20%であると好ましく、より好ましくは2〜15%である。これらの範囲内で用いた場合、上記本発明の効果は最大化される。
本発明に用いる成分(D)の金属石鹸は、一般式が(RCOO)M(式中のRは炭素数10〜18の脂肪族炭化水素基を示す。Mは、Na,K,Rb,Cs,Fr以外の金属であり、アルミニウム、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、リチウムなどが使用できる)で表される化合物であり、化粧品に一般的に用いられているものであれば特に限定されず、何れのものも使用できる。例えば、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウムなどが挙げられる。中でも、ミリスチン酸亜鉛および/またはミリスチン酸マグネシウムを選択して用いた場合に本発明の効果である、しっとりした感触、塗布後のツヤ、耐衝撃性が最大限に発揮されるため好ましい。このような市販品としては、パウダーベースM(ミリスチン酸亜鉛、日油社製)などがある。またこれらは化粧料に直接配合されていても良いし、体質顔料などの表面処理剤として間接的に配合されていても良い。
本発明においては、これらの中から1種または2種以上を適時選択して用いることができる。またその配合量は化粧料総量を基準として0.01〜5%であると好ましく、より好ましくは0.1〜4%である。これらの範囲内で用いた場合、上記本発明の効果は最大化される。
本発明に用いる成分(E)のガラスフレークは、化粧品に一般的に用いられるものであれば特に制限されずに使用でき、詳細には特許第3702742号公報などに記載されている。これらのガラスフレークには1種以上の貴金属、金属酸化物、および/またはシリカが被覆されていてもよく、例えば酸化チタン被覆ガラスフレーク、銀被覆ガラスフレーク、金被覆ガラスフレーク、酸化鉄被覆ガラスフレークなどが挙げられ、さらにこれらは公知の方法により、一般油剤、シリコーン油、フッ素油などで疎水化処理などの表面処理をされていても良い。また、その長径の平均粒径は65〜180μmであり、特にその形状は制限されずに使用できる。本発明の従来にはないしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性、意匠性の効果は上記粒径の範囲内のものを用いた場合にのみ、発揮される。このような市販品としては、日本板硝子社製のメタシャインMC1080(酸化チタン被覆ガラスフレーク)などがある。
本発明においては、これらの中から1種または2種以上を適時選択して用いることができ、またその配合量は化粧料総量を基準として0.1〜40%であると好ましく、より好ましくは1〜30%である。これらの範囲内で用いた場合、上記本発明の効果は最大化される。
また本発明における成分(A)と成分(D)との質量比率は、(A):(D)=3:1〜15:1であり、より好ましくは(A):(D)=5:1〜12:1である。本発明においては、これらの範囲内で配合された場合にのみ、従来にないしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性の劇的な効果が発揮される。
また本発明における粉末固形化粧料は、圧縮成形などの公知の方法を用いることにより、表面に高低差のある立体模様が施されていることが、よりしっとりした感触と外観の高い意匠性を発揮できる点で好ましい。またこの立体模様は、その最深部と最頂部の高低差が0.5mm以上であるとより高い意匠性を出せる点に加えて、本発明の耐衝撃性の効果のメリットが最大限に寄与するという点で好ましく、さらに1.0mm以上であるとより好ましい。
本明細書における「立体模様」とは、高低差のある少なくとも1つの凸凹部を有する模様のことを指す。特に本発明においては、この立体模様が少なくとも2以上の繰り返し単位を有して化粧料表面に施されていると、より高い意匠性を発揮できる点だけでなく、より高い耐衝撃性が必要となるため好適である。なお、本明細書における「繰り返し単位」とは、化粧料表面に同一形状の上記立体模様が少なくとも2以上繰り返されてなる場合の立体模様1単位を指す。
また本発明における粉末固形化粧料は、この少なくとも2以上の繰り返し単位を有する立体模様の表面に、長径の平均粒径が20〜60μmのガラスフレークが付着されていると、よりしっとりとした感触や塗布時の伸び、塗布後のツヤ、高い意匠性を得ることができるため好ましい。さらにその際、付着したガラスフレークが当該粉末固形化粧料と異なる均一な薄膜層を形成しているとより好ましい。
本発明におけるガラスフレークの粉末固形化粧料の表面への付着方法としては特に制限されないが、粉末固形化粧料に立体模様を施した後に有機溶媒などを用いてスプレー噴霧するなどの公知の方法によって行うのが最も均一にかつ容易にガラスフレークを付着させることができるため、好ましい。このような付着方法は、例えば特開2007−186437号公報などに開示されている。この付着させるガラスフレークの長径の平均粒径は20〜60μmである。この範囲内の粒径であることにより、しっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤなどの本発明の効果は最大化される。なお上記ガラスフレークに加えて、上記範囲内に該当しない粒径のガラスフレークや一般的なパール顔料などの光輝性顔料が混合して付着されていてもよい。
本発明の粉末固形化粧料の製造方法としては特に限定されず、化粧品に一般的に使用されている公知の方法で製造することができる。例えば、粉末と油剤を混合した化粧料基剤を容器等への充填し、圧縮打型する乾式成形法や上記化粧料基剤を溶剤と混合してスラリー状物としたものを容器などへ充填し、圧縮打型を行った後、自然乾燥、加温乾燥、温風乾燥、真空吸引などによって前記溶剤を除去する湿式成形法などがあるが、本発明においてはいずれの方法も使用できる。
以上のような方法で得られる粉末固形化粧料は、例えば、アイシャドウ、アイライナー、チーク、アイブロウ、フェースカラー、ファンデーションなどとして用いることができ、中でもその製品特性上、アイシャドウが最も適している。
また本発明においては、成分(A)の窒化ホウ素や成分(D)の金属石鹸、成分(E)のガラスフレーク以外の顔料についても本発明を損なわない程度で用いることができる。これらは、化粧品に通常使用されるものであれば何れでもよい。その形態についても、板状、紡錘状、針状等の形状、粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されない。例えば、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、複合粉体類等が挙げられ、1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。具体的には、コンジョウ、群青、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化チタン、酸化亜鉛、チタン・酸化チタン焼結物、酸化セリウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、水酸化クロム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイカ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、カオリン、硫酸バリウム、ベントナイト
、スメクタイト、珪ソウ土、ヒドロキシアパタイト等の無機粉体類、オキシ塩化ビスマス、雲母チタン、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、紺青被覆雲母チタン、カルミン被覆雲母チタン、有機顔料被覆雲母チタン、酸化鉄・酸化チタン被覆合成金雲母、魚燐箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・ポリウレタン積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体類、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合体樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、N−アシルリジン等の有機粉体類、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、有機タール系顔料、有機色素のレーキ顔料等の色素粉体類、アルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等が挙げられる。またこれらの色素及び顔料は、表面をシリコーン類、ラウロイルリジン、ステアロイルグルタミン酸塩、パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミン塩、ポリエチレン、その他の油剤等で被覆処理されていても良い。尚、本発明の粉末固形化粧料は、これら顔料などの粉末成分を60〜90%の範囲で含有するものである。
本発明の粉末固形化粧料は、前記の各成分に加えて必要に応じて、かつ本発明の効果を損なわない範囲において、化粧品に一般的に用いられる各種の成分、例えば、成分(B)のワセリン以外の固形または半固形状の油性成分、成分(C)のエステル油以外の液状油分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、水溶性高分子、香料、殺菌剤、防腐剤、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、紫外線吸収剤、溶剤、抗炎症剤、抗アンドロゲン剤、育毛剤、抗酸化剤、清涼剤、生薬抽出物やビタミン類、キューティクル保護成分などを適時配合することができる。
本発明で用いることのできる上記、成分(B)のワセリン以外の固形または半固形状の油性成分、成分(C)のエステル油以外の液状油分としては、化粧品に一般的に用いられているものであれば、特に限定されず何れのものも使用できる。例えば、パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー、α−オレフィンオリゴマー、モンタンワックス、フィッシャートロプシュワックス、モクロウ、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ゲイロウ、コメヌカロウなどのワックス類や、アクリルシリコーン・グラフト共重合体、トリメチルシロキシケイ酸などの有機シリコーン樹脂、エイコセン・ビニルピロリドン共重合体、キャンデリラロウ樹脂、ロジン系樹脂などの油溶性樹脂、ステアリン酸、パルミチン酸、2−エチルヘキサン酸、ウンデシレン酸、パルミトオレイン酸、イソステアリン酸、リシノレイン酸、リノール酸、オレイン酸等の脂肪酸、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ツバキ油、アボガド油、トウモロコシ油、ヒマシ油、ゴマ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、ホホバ油、パーム油、ヤシ油、硬化ヤシ油、硬化油、硬化ヒマシ油、卵黄油、ナタネ油、コムギ胚芽油、落花生油、コメヌカ油等の油脂、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、イソステアリルアルコール、ラノリンアルコール、オクチルドデカノール、カプリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコール、軽質流動イソパラフィン、流動パラフィン、スクワラン、ポリブテン、イソドデカン等の炭化水素、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン系油、フッ素変性ポリシロキサン等、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素油、液状ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体等が挙げられる。
以下、実施例によって本発明を更に詳細に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。尚、表中の数値は含有量(%)を表わす。実施例に先立ち、各実施例で採用した評価方法を説明する。
(1)耐衝撃性の評価試験方法
試験品を正立方向で高さ50cmからベニヤ板上に落下させ、何回目の落下で割れたかによって評価した。評価基準は以下の通りである。
(評価基準)
◎:11回以上 ○:7〜10回 △:5〜6回 ×:4回以下
(2)官能評価試験方法
女性パネラー20名に試験品を肌に塗布してもらい、使用性(しっとり感、伸び)と仕上がり(ツヤ、透明感)について、下記の評価基準に従って評価してもらった。また、試験品の外観に対する意匠性については目視により同様な評価基準で評価してもらった。
(評価基準)
良いと答えた人数が17人以上 ;◎
良いと答えた人数が12〜16人;○
良いと答えた人数が8〜11人 ;△
良いと答えた人数が7人以下 ;×
(評価項目)
a.使用性(しっとり感)
b.使用性(伸び)
c.仕上がり(ツヤ)
d.仕上がり(透明感)
e.外観の意匠性
粉末固形化粧料(アイシャドウ)の調製方法
A:成分(9)〜(20)をヘンシェルミキサーで均一混合する。
B:成分(1)〜(8)を混合し、90℃に加熱溶解する。
C:AにBを加え、均一に混合した後に粉砕を行い、中皿に図1〜9の様にプレス充填した。
D:その後、成分(21)〜(22)50質量部をイソプロピルアルコール50質量部と均一に混合し、Cの表面にスプレーを用いて噴霧し、付着させたのち、目的の粉末固形化粧料(アイシャドウ)を得た。
上記各組成物の成分組成、及び評価試験結果を表1に示す。
Figure 0005368043
表1に示すように、本発明の実施例1〜5のものは、しっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性、及び外観の意匠性の全ての点において、比較例1〜6のものより明らかに優れている。
以下の成分組成及び調製方法に従い湿式粉末固形化粧料(アイシャドウ)を調製し、上記の評価試験を行ったところ、何れもしっとりした感触、塗布時の伸び、塗布後のツヤと透明感、耐衝撃性、及び外観の意匠性の全ての点において優れた結果を示した。
Figure 0005368043
湿式粉末固形化粧料(アイシャドウ)の調製方法
A:成分(1)〜(26)全てを50℃で均一混合した後、室温まで冷却し、粉末化粧料基剤とする。
B:粉末化粧料基剤100質量部に対してエタノール60質量部加え、均一混合してスラリー状物とする。
C:これを中皿に充填し、成型ヘッドを用いて圧縮成型し、同時に成型ヘッドの裏面からエタノールを吸引する。
D:吸引後、成型物を37℃で半日乾燥する。
E:その後、成分(27)50質量部をイソプロピルアルコール50質量部と均一に混合し、Dの表面にスプレーを用いて噴霧し、付着させたのち、目的の粉末固形化粧料(アイ
シャドウ)を得た。
実施例で示したアイシャドウの正面図 実施例で示したアイシャドウの平面図 実施例で示したアイシャドウのA−A線断面図 実施例で示したアイシャドウのB−B線断面図 実施例で示したアイシャドウの使用状態を示す参考斜視図 実施例で示したアイシャドウの凹部部分を示す参考正面図 実施例で示したアイシャドウの右側面図 実施例で示したアイシャドウの背面図 実施例で示したアイシャドウのC−C線断面図
符号の説明
1 中皿
2 充填物
3 凹部
4 凸部

Claims (4)

  1. 下記成分(A)〜(E);
    (A)平均粒径9〜25μmの窒化ホウ素
    (B)ワセリン
    (C)エステル油
    (D)金属石鹸 0.1〜5質量%
    (E)平均粒径65〜180μmのガラスフレーク
    を含有し、成分(A)と成分(D)との質量比率が、(A):(D)=3:1〜15:1であることを特徴とする粉末固形化粧料。
  2. 成分(C)がリンゴ酸ジイソステアリル又はトリ2−エチルヘキサン酸グリセリルであって、成分(B)の含有量が3〜10質量%であり、かつ成分(C)の含有量が3〜6質量%である請求項1記載の粉末固形化粧料。
  3. 表面に立体模様が施され、その最深部と最頂部の高低差が0.5mm以上あることを特徴とする請求項1又は2記載の粉末固形化粧料。
  4. 表面に少なくとも2以上の繰り返し単位を有する立体模様が施され、平均粒径20〜60μmのガラスフレークが付着されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の粉末固形化粧料。
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