JP5372176B2 - Led面発光カバーならびに照明装置および表示装置 - Google Patents
Led面発光カバーならびに照明装置および表示装置 Download PDFInfo
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Description
従来、液晶表示パネルの直下に配置される直下型面光源装置として、導光板の後面に光源挿入部を凹設し、当該光源挿入部に光源を納入し、光源の前方に光反射面を設け、光源から前方へ出射された光を光反射面で反射させることにより光源挿入部の側壁面へ向かわせるようにした面光源装置が知られている(特許文献1)。
また、LEDを光源とする車両用灯具として、光を灯具前方に出射させる主リフレクターと、この主リフレクターに開口部を臨ませてLEDの光を主リフレクター内に投光する投光手段と、主リフレクター内の空間部に配置され投光手段による投光を主リフレクター方向へ反射させる副リフレクターとを備えている車両用灯具が知られている(特許文献2)。
このLED面発光カバーは、樹脂成形体からなり、面光源前方へ光を反射させる主リフレクターと、この主リフレクター方向にLED光源からの光を反射させる反射面を有する副リフレクターとを備えており、主リフレクターがLED光源を配置できる開口部を有し、かつ副リフレクターで反射される反射光を面光源前方に出射させる曲面形状で形成されており、副リフレクターが主リフレクターに形成されている開口部上方に配置され、副リフレクターの反射面が上記開口部面に対して傾斜を有して配置されていることを特徴とする。
また、面光源面に対する副リフレクター投影面積が主リフレクターの開口部の面積以下であることを特徴とする。
また、副リフレクターは、主リフレクターと連結するための支持柱を有し、この支持柱は柱径断面が少なくとも一対の平行線を有する多角形であり、その平行線に対する中線がLED光源から放射状に放出される光の光軸方向に沿うように配置されており、主リフレクターと副リフレクターとを連結する支持柱の主リフレクター側基部の柱径断面が副リフレクター側の柱径断面よりも大きいことを特徴とする。特に、この支持柱の柱径断面が四角形であり、四角形を構成する一対の平行線の最大長さに対して平行線以外の辺の長さが2/3未満であることを特徴とする。
(1)LED光源の上方に放射される光軸上の光源側に頂点を持つ四面体からなる反射面を有し、光源側にある頂点での光軸方向断面がV字型の形状である。
(2)LED光源の上方に放射される光軸上に頂点を持つ四面体からなる反射面を有し、上記頂点での光軸方向1つの断面がV字型の形状であり、この断面と交差する方向の断面が逆V字型の形状である。
(3)副リフレクターは反射面の側面および裏面の少なくとも1つの面が所定の曲率を有する面である。
(4)副リフレクターの反射面に光の反射率を向上させる処理が施してある。光の反射率を向上させる処理としては、金属膜等の反射コーティング、メッキ、塗装等が挙げられる。
また、ハウジング内にLED光源と、LED面発光カバーとを配置し、ハウジング前面に機能性フィルムを設けてなることを特徴とする。特に機能性フィルムが光拡散フィルム、またはこの光拡散フィルムと、輝度上昇フィルムおよび/または光反射軽減フィルムとを積層した積層フィルムであることを特徴とする。
また、副リフレクターと主リフレクターとを連結する支持柱の柱径断面が少なくとも一対の平行線を有する多角形であり、その平行線に対する中線がLED光源から放射状に放出される光の光軸方向に沿うように配置されているので、光線に対して影響を受けにくくすることができ、LED光源からの光を効率的に照明に利用できる。
また、支持柱の主リフレクター側基部の柱径断面は四角形であり、この四角形を構成する一対の平行線の最大長さに対して平行線以外の辺の長さが2/3未満であるので、さらに、支持柱の主リフレクター側基部の柱径断面が副リフレクター側の柱径断面よりも大きいので、成形金型への樹脂注入が容易となり、成形品の強度も十分確保できる。そのため、光学特性を満足することに加えて成形歪の少なく、品質の安定したLED面発光カバーが得られる。
また、副リフレクターの反射面に金属膜等の反射コーティング、メッキ、塗装等の反射率を向上させる処理が施してあるので、主リフレクターの反射面への反射がより効率的になる。
機能性フィルムを併用することにより、より輝度むらのない面光源照明が得られる。
本発明の表示装置は、1つのLED光源が面光源に変換されるので、少ないLED光源で表示装置を製造できる。
面発光カバー1は、長方形の発光面に対して長手方向に2個の副リフレクター3を一列に配置した例であり、面光源前方へ光を反射させる主リフレクター2と、この主リフレクター2方向にLED光源4からの光を反射させる反射面を有する副リフレクター3とから構成されている。また、面発光カバーの周囲に長方形の発光面を形成するためのハウジング5を設けることができる。ハウジング5は発光面の形状に応じて、発光面が円形、角形、任意形状など種々の形状を採用できる。また、LED光源4は基板6上に設けられており、この基板6の形状はLEDの数および配置により任意の形状を採用できる。
また、主リフレクター2および副リフレクター3を保護し、さらに均一な面輝度を得るために、ハウジング5前面に、光透過性あるいは半光透過性の機能性フィルム8を設けることができる。
図2において、LED光源4は基板6に実装されている。なお、LED光源4としては表面実装型LED光源の他に砲弾型LED光源を用いることができる。本発明においては、光を広い範囲に拡散させる構造であるので、表面実装型LED光源を好ましく使用できる。
LED光源は、例えば、赤色、緑色および青色等の単色系LED、白色系LED、あるいは赤色系LED、緑色系LEDおよび青色系LEDを備えたRGB型のLEDを使用できる。
図2に示すように、基板6に実装されているLED光源4上に、LED面発光カバー1を載置するのみで、LED光源4を面光源に変換できる。
なお、LED面発光カバー1は、一体成形された主リフレクター2および副リフレクター3のみでも使用できる。
また、主リフレクター2、副リフレクター3およびハウジング5を一体成形して、LED面発光カバー1とすることができる。さらに、光透過性あるいは半光透過性の機能性フィルム8をハウジング5の上面に設けてLED面発光カバー1とすることができる。
金型7は固定側型板7aおよび可動側型板7bを衝合することでキャビティ7cが形成され、図示を省略したゲートより樹脂7dがキャビティ7c内に注入される。
本発明において、面光源面に対する副リフレクター投影面積は主リフレクターの開口部2aの面積以下とする。例えば、図3における金型割り構造において、副リフレクター投影面積を反映する距離7eが主リフレクターの開口部2aの面積を反映する距離7f以下とする。
上記の金型割り構造を採用することにより、固定側型板7aおよび可動側型板7bを衝合したとき、衝合面(PL)7gにおいて、金型同士のスライド構造がなくなり、金型の製造が容易になる。そのため、金型の生産コストを削減でき、また樹脂成形時の生産安定性が向上する。
図4は、副リフレクター3を面光源面方向、すなわちLED面発光カバー1を図1上方からみた平面図であり、説明のためLED光源4は実線で表している。図4(a)は支持柱3aの配置が副リフレクター3の辺方向であり、図4(b)は支持柱3aの配置が副リフレクター3の頂点方向であり、いずれも支持柱3aの配置の状態とLED光源4から放射状に放出される光の光軸方向を模式的に示している。
支持柱3aは柱径断面が長方形であり、該長方形の両短辺の中点を結ぶ線3bがLED光源4から放射状に放出される光の光軸4a方向に沿うように配置されている。
なお、柱径断面が長方形とは図4(b)に示す形状を含むものとする。特に支持柱3aの配置を副リフレクター3の頂点方向に配置する場合、金型形状を簡素化することができ、樹脂成形加工コストを削減できる。
なお、図4において柱径断面を長方形としたが、少なくとも一対の平行線を有する多角形で平行線の中線が光軸に沿うものであればよい。例えば、断面形状が五角形、台形、平行四辺形を例示できる。
そこで、光学特性、成形性の両方を満足させるために、支持柱3aは、その柱径断面を長方形にし、その長方形の両短辺の中点を結ぶ線3bが光の光軸方向4aに沿う方向となるように配置する。
光軸方向4aに沿う方向が線3bとなるように配置すること、および柱径断面を長方形にすることで、支持柱3aの肉厚を増やすことによる成形性向上の効果と、光の損失を最小限に抑える効果とがある。また、支持柱3aの柱径断面を長方形にし肉厚を増やすことで、副リフレクター3支持の補強にも繋げることができる。
副リフレクター3は、支持柱3aにより主リフレクター2と一体成形されている。また、副リフレクター3が基板6上に実装されているLED光源4上に配置できるように、開口部2aを主リフレクター2側に設ける。LED面発光カバーは開口部2a内にLED光源4が位置するように基板6上に載置するのみで、LED光源4が主リフレクター2を光放射面とする面光源となる。
支持柱3aの主リフレクター側基部3cの柱径断面が副リフレクター3側の柱径断面3dよりも大きくする。支持柱3aのLED光源4と対向する面に傾斜を持たせることで実現できる。
また、図5(b)に示すように、支持柱の主リフレクター側基部は肉の厚い側になるので、成形時の充填過程において、主リフレクター2から支持柱3aに樹脂が矢符Rで示すように支持柱3aから副リフレクター3へ流入しやすく、充填不足の不良など一体成形時のトラブルを回避できる。
支持柱3a断面の短辺長さは光の損失を最小限に抑え、かつ成形可能である肉厚(0.4mm)に設定し、主リフレクター2側基部の柱径断面の長辺長さを短辺の1倍、1.5倍、2倍にしたときの支持柱2箇所(MおよびN)にかかる樹脂圧力を比較した。
図6(b)に示すように、断面が長方形の場合、長辺および短辺が等しいとき、支持柱中央部(N)にかかる圧力はおよそ10MPaである。次に、図6(c)に示すように、長辺を短辺の1.5倍にしたときの圧力は同じく支持柱中央部(N)で35MPaである。次に、図6(d)に示すように、長辺を短辺の2倍にしたときの圧力は35MPaとなり長辺を短辺の1.5倍にしたときと同等であることがわかる。また、長辺と短辺が等しいときと比べて3.5倍の圧力がかかっていることがわかる。樹脂圧力が大きくかかることで、副リフレクター3まで樹脂が到達し、ヒケ、ショート、ショットなどの成形不良を防ぐことができる。また、図6(c)および図6(d)に示すように、長辺を短辺の1.5倍にすることで2倍にしたときの差はほとんどなくなる。副リフレクターの支持強度を考慮すると[長辺/短辺]=[1.5/1]以上、すなわち一対の平行線の最大長さに対して平行線以外の辺の長さが2/3未満であることがよい。副リフレクターの支持強度を考慮すると、[長辺/短辺]=[1.5/1]〜[2/1]であることが好ましい。
また、副リフレクター3の反射面3fはLED光源4の表面に接することのない高さ0.1mm以上、かつハウジング5の開口部高さ以下が好ましい。
好ましい樹脂材料としては、ポリカーボネート樹脂に酸化チタン粉末などの白色充填剤を配合し、難燃化剤、オルガノポリシロキサン類、フッ素系樹脂類等を配合し、光透過性を減らして光反射性を向上させた樹脂材料が挙げられる。
反射面としては、LED光源の上方に放射される光軸上の光源側に頂点を持つ多面体または逆円錐面とすることができる。これらの中で、反射面としては、反射光を制御しやすい多面体が好ましく、特に四面体が好ましい。
図7は、LED光源4の上方に放射される光軸上の光源側に頂点を持つ四面体からなる反射面3fを有し、光源側にある頂点での光軸方向断面がV字型の形状の反射面を有する、すなわちLED光源4の光軸上に頂点Aをもつ四角錐形状の反射面3fを有する副リフレクター3の構造である。図7において、副リフレクター3に一体に成形されている支持柱3aは省略してある。図8(a)および(b)は、LED光源4より出射した光の光線図を示す。
図7において、開口部2a中心にLED光源4が配置されており、またLED光源4を固定する基板6が覗いている。基板6は光の反射率が低く、光を吸収してしまうので開口部2aに入った光は損失となってしまう。
開口部2a中心に配置しているLED光源4の光軸上に頂点Aをもつ四角錐形状の反射面3fを有する副リフレクター3を形成し、LED光源4の指向性に合わせた最適な角度αを設定する。この角度αを調整することで、図8(a)に示すように、副リフレクター3の反射面で反射した光を開口部4以外の反射率の高い主リフレクター2に反射させることができる。
好ましい角度αは1度以上、180度未満、好ましくは120度〜140度であり、角度γは1度以上、180度未満、好ましくは120度〜140度である。
これによって、図8(b)に示すように、指向性の高いLED光源4の光を四方に広げ、かつ主リフレクター2の形状として、上記四方に広げられた光を発光面に向かわせるような形状に設定することで光の利用効率を上げ、LEDの使用個数を削減した面発光を得ることができる。
図9において、開口部2a中心にLED光源4が配置されており、またLED光源4を固定する基板6が覗いている。基板6は光の反射率が低く、光を吸収してしまうので開口部2aに入った光は損失となってしまう。
開口部2a中心に配置しているLED光源4の光軸上に頂点Bをもつ四面体で副リフレクター3を形成し、LED光源4の指向性に合わせた最適な角度βおよびγを設定する。これらの角度βおよびγを調整することで、図10(a)および(b)に示すように、副リフレクター3で反射した光を開口外の反射率の高い主リフレクター2に反射させることができる。
角度βは180度をこえ、340度未満、好ましくは200度〜240度であり、角度γは1度以上、180度未満、好ましくは120度〜140度である。これらの角度にすることにより、開口部2a方向への光線逆進を抑えることができる。
これによって、図9(c)に示すように、指向性の高いLED光源4の光を四方に広げ、かつ主リフレクター2の形状を発光面に向かわせるような形状に設定することで光の利用効率を上げ、LED光源4の使用個数を削減した面発光を得ることができる。
図7に示す副リフレクター3では、光線図(図8(b))からもわかるように、四角錐形状により開口部2aに向かう光をなくし、四方に光を広げ主リフレクター2に向かわせている。このため、この図7に示す副リフレクター3の場合、縦横比率の等しい面発光を得るのに有効である。
また、LED光源4の配列されている方向からみた短手側面3fは逆V型の形状であり、これは図7に示す副リフレクター3の側面3fとは逆の形状である。
図9に示す副リフレクター3では、光線図(図10(c))からもわかるように、開口部2aに向かう光をなくすことは図7に示す副リフレクター3と同様であるが、大きな特徴は、LED光源4の配列方向(長手方向)への光の反射量が増えることである。これによって、LED光源4の配列方向(長手方向)へ反射した光を主リフレクター2の形状を最適に設定することで長尺の面発光を必要とする場合に有効となる。
また、副リフレクター3の四面体の各反射面は平面ではなく、所定の曲率を持たせることができる。曲率を持たせることで、主リフレクター2に向かう光の範囲を広げたり、狭めたり微調整が可能になり、面発光の均一性が向上する。
図11は反射面3fの裏面3hに所定の曲率を設けた例を示す図である。
主リフレクター2および副リフレクター3での光の反射によって、それぞれの反射面より散乱光が発生する。散乱光には、副リフレクター3の裏面3hと平行な光も存在する。そこで、副リフレクター3の裏面3hに曲率を付加することで、それらの光を発光面側に反射させることができる。これにより、光の利用効率が向上する。
副リフレクター3に反射率を向上させる処理を施すことにより、副リフレクター3で反射する光の正反射性が向上する。正反射性が向上することで副リフレクター3での散乱反射成分が減る。副リフレクター3で散乱反射すると、基板6側へ向かう光もいくらかは発生してしまうので、散乱反射成分が減少させることで、光の損失を防ぐことができる。また、光の制御が容易になり面発光の均一性を向上させる効果がある。
主リフレクターの反射面構造としては、例えば、下記式で構成される拡張多項式面(自由曲面)を用いて成形できる。
また、上記照明装置を収納するハウジングを設けることができる。ハウジングを設ける場合、図2に示すように、ハウジング5前面に光透過性あるいは半光透過性の機能性フィルム8を設けることができる。機能性フィルム8は、本発明のLED面発光カバーを用いた照明装置の前面となる意匠面の光学的諸特性を向上させる。
光拡散フィルムは、本発明のLED面発光カバーを用いた照明装置の面発光の均一性をより向上させる。
光拡散フィルムの例としては、株式会社キモト製、商品名ライトアップ、日清紡社製拡散フィルム、恵和株式会社製、商品名オルパス、株式会社ツジデン製拡散フィルム等が挙げられる。
また、光拡散フィルムにおいて、光を拡散する樹脂コーティング、印刷などを用いて、基材となるフィルムにグラデショーン印刷し、フィルムの透過率を制御することで更なる輝度ムラを改善できる。グラデショーン印刷を施した光拡散フィルムの一例を図15に示す。図15はグラデショーン印刷を施した光拡散フィルム8aの斜視図である。
光拡散フィルム8aは、光拡散フィルムを使用しない場合における照明装置の意匠面での輝度が高い部分8cから、輝度が低い部分8dへ徐々に輝度を調整するように、拡散フィルムと同系色のインクにてグラデーション印刷が施されている。照明装置の意匠面での輝度が低い部分8dは副リフレクター3の上方に位置する箇所であり、グラデーション印刷はこの部分8dでの透過率を向上させるように印刷される。この光拡散フィルムを用いることで、照明装置の意匠面における輝度分布がより均一となる。なお、グラデショーン印刷に用いるインク色については、拡散フィルムと同系色の透過形および非透過形で構成してもよい。
光拡散フィルム8aの上部に輝度上昇フィルムを積層することで、光拡散フィルム8aで低下した輝度を向上できる。
輝度上昇フィルムは、光透過性に優れたフィルムの表面に精密なプリズムパターンを形成したフィルムであり、上記意匠面の輝度を向上できる。
輝度上昇フィルムの例としては、3M社製、商品名BEFシリーズ、同BEFRPシリーズ、同DBEFシリーズが挙げられる。
光反射軽減フィルムの例としては、イノアック社製、商品名ビセラが挙げられる。
なお、本発明において、光拡散フィルム8aに積層できるフィルムとしては、輝度上昇フィルム、光反射軽減フィルム、または輝度上昇フィルムと光反射軽減フィルムとの積層フィルムを使用できる。
ハウジング5の前面に機能性フィルム8が接着層9を介して固定されている(図16(a))。接着層9としては、両面接着テープ、接着剤等が挙げられる。
また、ハウジング5の前面に機能性フィルム8を固定する場合に、接着層9を介することなく、超音波溶着等を用いて固定できる(図16(b))。
機能性フィルム8は、光拡散フィルム8aと、この光拡散フィルム8aの表面に輝度上昇フィルム8bとを積層することができる(図16(c))。なお、これら積層フィルム表面に光反射軽減フィルムをさらに積層することができる。
表示装置10は、表示面11に7つの表示セグメント1a〜1gが8の字型に配置され、それぞれの表示セグメントを点灯することにより、数字等が表示できる。例えば、表示セグメント1a、1b、1c、1d、1e、1fを点灯することで、数字の0を表現できる。表示セグメントの1つを上記LED照明装置とすることで、輝度を確保しつつ、かつ、面一に光る表示装置とできる。
本発明の表示装置は、例えばエレベーターの表示器のように発光部の上部にさらに、意匠性、強度を確保するために表示板を設けるような製品において輝度を確保しつつ、かつ、面一に光る表示装置として利用できる。
面発光する開口部の大きさが4×26mm、高さが7mmのハウジング内に主リフレクターおよび副リフレクターが配置されているLED面発光カバーを高反射性樹脂材料で一体成形した。
LED光源は160度の指向性を有する表面実装型LED光源を9mm間隔で2個用いた。また、副リフレクターは図9に示す反射形状を用いた。
副リフレクターの反射面からLED光源までの距離は0.2〜0.7mmに設定した。また、LED光源が略均等間隔に配置されたY方向(開口部の長手方向)断面においての副リフレクターの傾斜角度βは120〜140度、直交するX断面における角度γは200〜240度の副リフレクターとした。
主リフレクターの反射面は、X方向およびY方向共に端部に行くにつれて角度のつく曲率を自由曲面で形成した。また、底部開口部2aの広さはLED光源の縦横の寸法から0.1〜0.4mm広くなるように設定した。
図12および図13に示すように、発光面全体に均一な輝度が得られる面発光を示す照明装置が得られた。
主リフレクターおよび副リフレクターが配置されていない、面発光する開口部の大きさが4×26mm、高さが7mmのハウジングを単に実施例1で用いたLED光源上に配置する以外は、実施例1と同様にして照明装置を得た。得られたLED照明装置の発光面輝度分布を測定した結果を図12および図14に示す。
図12および図14に示すように、発光面全体に均一な輝度は得られなかった。
実施例1で得られたLED照明装置のハウジング前面に拡散フィルム(キモト社製、型番D207、光の透過率59%)を両面テープを用いて貼り付けた。
得られた照明装置は、発光面全体に均一な輝度が得られる面発光を示した。
実施例2で用いた拡散フィルムに対して、光拡散フィルムを使用しない場合における輝度の高い部分は、輝度の低い部分の透過率に合うように透過率を下げるための半透過のインクをグラデーション印刷した。このグラデーション印刷した拡散フィルムを実施例1で得られたLED照明装置のハウジング前面に超音波溶着法により貼り付けた。
得られた照明装置は、発光面全体に均一な輝度が得られる面発光を示した。
また、光拡散フィルムを使用しない場合における輝度の高い部分は、輝度の低い部分に合うように透過率を下げるために、非透過のインクを点灯時にムラのないようにグラデーション的にドット抜きで印刷した拡散フィルムを用いた場合も、同様に発光面全体に均一な輝度が得られる面発光を示した。
実施例2で用いた拡散フィルムの上面に輝度上昇フィルム(3M社製、BEFll90/24)を積層して、この積層フィルムを用いて実施例2と同様の照明装置を得た。得られた照明装置は、発光面全体に均一な輝度が得られる面発光を示した。
2 主リフレクター
3 副リフレクター
4 LED光源
5 ハウジング
6 基板
7 金型
8 機能性フィルム
9 接着層
10 表示装置
11 表示面
Claims (15)
- LED光源を覆うことにより、該LED光源を面光源へと変換するためのLED面発光カバーであって、
前記LED面発光カバーは、金型を用いた一体成形品である樹脂成形体からなり、前記面光源前方へ光を反射させる主リフレクターと、この主リフレクター方向に前記LED光源からの光を反射させる反射面を有する副リフレクターとを備え、
前記主リフレクターは、前記LED光源を配置できる開口部を有し、前記副リフレクターで反射される反射光を前記面光源前方に出射させる曲面形状で形成され、
前記副リフレクターは、前記開口部上方に配置され、前記反射面が前記開口部面に対して傾斜を有して配置され、前記主リフレクターと連結するための支持柱を有し、この支持柱は柱径断面が少なくとも一対の平行線を有する多角形であり、その平行線に対する中線が前記LED光源から放射状に放出される光の光軸方向に沿うように配置されており、前記支持柱の主リフレクター側基部の柱径断面が前記副リフレクター側の柱径断面よりも大きいことを特徴とするLED面発光カバー。 - 前記面光源面に対する該副リフレクター投影面積が前記開口部の面積以下であることを特徴とする請求項1記載のLED面発光カバー。
- 前記支持柱の主リフレクター側基部の柱径断面は、四角形であり、この四角形を構成する一対の平行線の最大長さに対して平行線以外の辺の長さが2/3未満であることを特徴とする請求項1記載のLED面発光カバー。
- 前記副リフレクターは、前記LED光源の上方に放射される光軸上の光源側に頂点を持つ多面体または逆円錐面からなる反射面を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のLED面発光カバー。
- 前記多面体が四面体であり、前記頂点での前記光軸方向断面がV字型の形状であることを特徴とする請求項4記載のLED面発光カバー。
- 前記多面体が四面体であり、前記頂点での前記光軸方向1つの断面がV字型の形状であり、この断面と交差する方向の断面が逆V字型の形状であることを特徴とする請求項4記載のLED面発光カバー。
- 前記副リフレクターは、前記反射面の側面および裏面の少なくとも1つの面が所定の曲率を有する面であることを特徴とする請求項4記載のLED面発光カバー。
- 前記裏面が所定の曲率を有する面であることを特徴とする請求項7記載のLED面発光カバー。
- 前記副リフレクターの前記反射面に光の反射率を向上させる処理を施したことを特徴とする請求項4ないし請求項8のいずれか1項記載のLED面発光カバー。
- LED光源と、この光源がLED面発光カバーの開口部に位置するように、LED面発光カバーとを配置してなるLED照明装置であって、前記LED面発光カバーが請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載のLED面発光カバーであることを特徴とするLED照明装置。
- ハウジング内に、LED光源と、この光源がLED面発光カバーの開口部に位置するように、LED面発光カバーとを配置し、前記ハウジング前面に機能性フィルムを設けてなるLED照明装置であって、前記LED面発光カバーが請求項1ないし請求項9のいずれか1項記載のLED面発光カバーであることを特徴とするLED照明装置。
- 前記機能性フィルムが光拡散フィルムであることを特徴とする請求項11記載のLED照明装置。
- 前記光拡散フィルムは、光の透過率を制御できるフィルム面を有する光拡散フィルムであることを特徴とする請求項12記載のLED照明装置。
- 前記機能性フィルムは、光拡散フィルムと、輝度上昇フィルムおよび光反射軽減フィルムから選ばれる少なくとも1つのフィルムとを積層した積層フィルムであることを特徴とする請求項11記載のLED照明装置。
- LED照明装置を1つの表示セグメントとする表示装置であって、
前記表示セグメントが請求項10ないし請求項14のいずれか1項記載のLED照明装置であることを特徴とする表示装置。
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