JP5373313B2 - 二軸配向積層ポリエステルフィルム - Google Patents
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Description
下記式(I)
フィルムの製膜方向に沿って粘弾性測定をしたときの高温側tanδのピーク温度が135℃以上である二軸配向積層ポリエステルフィルムが提供される。
したがって、本発明の二軸配向積層フィルムを用いれば、しわなどの不具合を抑制しつつ、優れた温湿度変化に対する寸法安定性を有する高密度磁気記録媒体なども提供できる。
本発明の特徴の一つは、フィルム層(B)を構成する芳香族ポリエステル(B)として、芳香族ジカルボン酸成分の5モル%以上80モル%未満が、上記式(I)で示される6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分を共重合成分として用いていることである。6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分の割合が下限未満では湿度膨張係数の低減効果が発現されがたい。なお、上限は、成形性などの観点から、80モル%未満である。また、驚くべきことに、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分による湿度膨張係数の低減効果は、少量で非常に効率的に発現され、50モル%未満でほぼ飽和状態に近づくことから50モル%未満であることが好ましい。そのような観点から好ましい6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分の共重合量の上限は、45モル%以下、さらに40モル%以下、よりさらに35モル%以下、特に30モル%以下であり、他方下限は、5モル%以上、さらに7モル%以上、よりさらに10モル%以上、特に15モル%以上である。
もちろん、本発明における芳香族ポリエステル(B)も、本発明の効果を阻害しない範囲で、それ自体公知の他の共重合成分を共重合しても良い。
本発明における芳香族ポリエステル(A)は、前述の芳香族ポリエステル(B)からなるフィルム層(B)の高温での加工時に生じる伸びを抑制するためのフィルム層(A)を構成するものであり、フィルム層(B)と積層して二軸配向積層フィルムとしたときに、製膜方向における粘弾性測定でのtanδが135℃以上となるものであることが必要である。
したがって、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分の共重合量は、全酸成分のモル量を基準として、5%以下であることが必要である。
本発明の二軸配向積層ポリエステルフィルムは、前述のとおり、フィルム層(A)とフィルム層(B)とを積層したものである。
本発明において、二軸配向積層ポリエステルフィルムの粘弾性測定における製膜方向の高温側tanδのピーク温度は135℃以上であることが必要である。上記ピーク温度が下限未満では、高温での加工時の伸びの抑制効果が乏しくなる。好ましい上記ピーク温度は140〜200℃の範囲、さらに145〜180℃の範囲である。このような高温のtanδのピーク温度は、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分を多量の共重合しているフィルム層(B)の高温での加工時の伸びを抑制するために必要であり、フィルム層(A)によって発現させたものである。なお、tanδのピーク温度は通常高温側にフィルム層(A)に起因するピークが、低温側にフィルム層(B)に起因するピークが現れ、このような高温側のピーク温度が存在することによって、高温での加工時の伸びを抑制することができる。また、フィルム層(A)によってこのような高温側のtanδのピーク温度を高く発現させるには、前述のようなポリエステル(A)の選択と製膜方向の分子配向を高める、すなわちより高い延伸倍率などで延伸を行うことなどによって調整できる。
本発明の二軸配向積層ポリエステルフィルムは、磁気テープなどのベースフィルムとして用いたとき、ベースフィルムが伸びないようにフィルム面方向における少なくとも一方向は、ヤング率が6.0GPa以上という高いヤング率を有することが好ましい。しかも、このようにヤング率を高くすることで、より湿度膨張係数を小さくすることができる。ヤング率の上限は制限されないが、通常11GPaである。好ましいヤング率は、フィルムの長手方向が4〜11GPa、さらに5〜10GPa、特に5.5〜9GPaの範囲であり、フィルムの幅方向が5〜11GPa、さらに6〜11GPa、さらに7〜10GPa、特に8〜10GPaの範囲である。
つぎに、本発明における6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分を共重合している芳香族ポリエステルの製造方法について、詳述する。なお、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分を共重合していない芳香族ポリエステルは、それ自体公知の方法の製造されたものを好適に用いることができる。
本発明の二軸配向積層ポリエステルフィルムは、製膜方向と幅方向に延伸してそれぞれの方向の分子配向を高めたものであり、例えば以下のような方法で製造することが、製膜性を維持しつつ、ヤング率を向上させやすいことから好ましい。
ここでは、逐次二軸延伸で、縦延伸(フィルムの製膜方向)、横延伸(フィルムの製膜方向に直交する方向)および熱処理をこの順で行う製造方法を一例として挙げて説明する。まず、最初の縦延伸は芳香族ポリエステルAもしくは芳香族ポリエステルBのどちらか高い方のガラス転移温度(Tg:℃)ないし(Tg+40)℃の温度で、3〜10倍に延伸し、次いで横方向に先の縦延伸よりも高温で(Tg+10)〜(Tg+50)℃の温度で3〜10倍に延伸し、さらに熱処理としてポリマーの融点以下の温度でかつ(Tg+50)〜(Tg+150)℃の温度で1〜20秒、さらに1〜15秒熱固定処理するのが好ましい。特に、熱固定処理の温度は180〜220℃、さらに好ましくは190〜210℃の範囲で行うことが好ましい。なお、前述のとおり、高温側tanδのピーク温度が低いときは、製膜方向の延伸倍率を高くしたり、横方向の延伸倍率を低くして、製膜方向に分子鎖を配向させやすい条件をとればよい。
得られたポリエステルの固有粘度はP−クロロフェノール/1,1,2,2−テトラクロロエタン(40/60重量比)の混合溶媒を用いてポリマーを溶解して35℃で測定して求めた。
ガラス転移点、融点はDSC(TAインスツルメンツ株式会社製、商品名:Thermal lyst2100)により昇温速度20℃/minで測定した。積層フィルムの測定は各層を削り取って測定した。
グリコール成分については、試料10mgをp−クロロフェノール:1,1,2,2−テトラクロロエタン=3:1(容積比)混合溶液0.5mlに80℃で溶解した。イソプロピルアミンを加えて、十分に混合した後に600Mの1H−NMR(日立電子製 JEOL A600)にて80℃で測定し、それぞれのグリコール成分量を測定した。
また、芳香族ジカルボン酸成分については、試料50mgをp−クロロフェノール:1,1,2,2−テトラクロロエタン=3:1混合溶液0.5mlに140℃で溶解し、400M 13C−NMR(日立電子 JEOL A600)にて140℃で測定し、それぞれの酸成分量を測定した。
得られたフィルムを試料巾10mm、長さ15cmで切り取り、チャック間100mm、引張速度10mm/分、チャート速度500mm/分の条件で万能引張試験装置(東洋ボールドウィン製、商品名:テンシロン)にて引っ張る。得られた荷重―伸び曲線の立ち上がり部の接線よりヤング率を計算した。
得られたフィルムを、フィルムの製膜方向または幅方向が測定方向となるように長さ15mm、幅5mmに切り出し、真空理工製TMA3000にセットし、窒素雰囲気下(0%RH)、60℃で30分前処理し、その後室温まで降温させる。その後25℃から70℃まで2℃/minで昇温して、各温度でのサンプル長を測定し、次式より温度膨張係数(αt)を算出する。なお、測定方向が切り出した試料の長手方向であり、5回測定し、その平均値を用いた。
αt={(L60−L40)}/(L40×△T)}+0.5
ここで、上記式中のL40は40℃のときのサンプル長(mm)、L60は60℃のときのサンプル長(mm)、△Tは20(=60−40)℃、0.5は石英ガラスの温度膨張係数(ppm/℃)である。
得られたフィルムを、フィルムの製膜方向または幅方向が測定方向となるように長さ15mm、幅5mmに切り出し、真空理工製TMA3000にセットし、30℃の窒素雰囲気下で、湿度30%RHと湿度70%RHにおけるそれぞれのサンプルの長さを測定し、次式にて湿度膨張係数を算出する。なお、測定方向が切り出した試料の長手方向であり、5回測定し、その平均値をαhとした。
αh=(L70−L30)/(L30×△H)
ここで、上記式中のL30は30%RHのときのサンプル長(mm)、L70は70%RHのときのサンプル長(mm)、△H:40(=70−30)%RHである。
Zygo社製 非接触三次元表面構造解析顕微鏡(NewView5022)を用いて測定倍率25倍、測定面積283μm×213μm(=0.0603mm2)の条件にて測定し、該粗さ計に内蔵された表面解析ソフトにより中心面平均粗さRaを以下の式より求めた。
積層フィルムを層間の空気を排除しながら10枚重ね、JIS規格のC2151に準拠し、(株)ミツトヨ製ダイヤルゲージMDC−25Sを用いて、10枚重ね法にて厚みを測定し、1枚当りのフィルム厚みを計算する。この測定を10回繰り返して、その平均値を1枚あたりの積層フィルム全体の厚みとした。
一方、フィルム層(A)およびフィルム層(B)の厚みは、フィルムの小片をエポキシ樹脂にて固定成形し、ミクロトームにて約60nmの厚みの超薄切片(フィルムの製膜方向および厚み方向に平行に切断する)を作成する。この超薄切片の試料を透過型電子顕微鏡(日立製作所製H−800型)にて観察し、フィルム層(A)とフィルム層(B)のポリマーが異なり、境界が観察できる場合はその境界をからフィルム層(A)とBの厚みを求め、境界が観察できないような同種のポリマーの場合は、不活性粒子の存在量が変化する厚みの位置を、それぞれの表面側からそれぞれ100箇所求め、それらの平均値からA層とB層の厚みを求めた。
幅500mmにスリットされた長さ500mのフィルムサンプルを用意し、20MPaの張力条件で、一方の表面に、下記組成の非磁性塗料、磁性塗料をダイコータで同時に、乾燥後の非磁性層および磁性層の厚みが、それぞれ1.2μmおよび0.1μmとなるように膜厚を変えて塗布し、磁気配向させて120℃×30秒の条件で乾燥させる。さらに、小型テストカレンダ−装置(スチ−ルロール/ナイロンロール、5段)で、温度:70℃、線圧:200kg/cmでカレンダ−処理した後、70℃、48時間キュアリングする。そして、得られた磁性層付フィルムについて、目視判定により、以下の基準で塗布斑を評価した。なお、目視判定は、フィルムの裏側に蛍光灯を設置し、磁性層の抜けによる光の漏れをカウントすることで行ない、この磁性層付フィルムを必要に応じてバックコート層などを設けた上で、幅12.65mmにスリットし、カセットに組み込みことで磁気記録テープにできる。
○:塗布抜けが2個/250m2 未満
△:塗布抜けが2個/250m2 以上10個/250m2 未満
×:塗布抜けが10個/250m2 以上
・二酸化チタン微粒子:100重量部
・エスレックA(積水化学製塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体:10重量部
・ニッポラン2304(日本ポリウレタン製ポリウレタンエラストマ):10重量部
・コロネートL(日本ポリウレタン製ポリイソシアネート) : 5重量部
・レシチン: 1重量部
・メチルエチルケトン:75重量部
・メチルイソブチルケトン:75重量部
・トルエン:75重量部
・カーボンブラック: 2重量部
・ラウリン酸:1.5重量部
・鉄(長さ:0.3μm、針状比:10/1、1800エルステッド)
:100重量部
・エスレックA(積水化学製塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体:10重量部
・ニッポラン2304(日本ポリウレタン製ポリウレタンエラストマ):10重量部
・コロネートL(日本ポリウレタン製ポリイソシアネート) : 5重量部
・レシチン: 1重量部
・メチルエチルケトン:75重量部
・メチルイソブチルケトン:75重量部
・トルエン:75重量部
・カーボンブラック: 2重量部
・ラウリン酸:1.5重量部
フィルムサンプルをフィルムの製膜方向(MD)に長さ35mm、幅方向(TD)に幅3mmとなるように切り、オリエンテック(株)製のバイブロン装置(DDV−01FP)を用い、荷重3g、周波数1Hzで室温から200℃まで5℃/分で昇温して、MD方向に測定する。得られたチャートよりtanδのピーク温度及びピーク強度を求める。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルとエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行い、グリコール成分の1.5モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層(A)用のポリエチレン−2,6−ナフタレート(A−1)を得た。なお、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(A−1)には、重縮合反応前に得られる樹脂組成物の重量を基準として、平均粒径0.15μmのシリカ粒子を0.1重量%含有させた。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、含有する不活性粒子を表1に示すように変更し、B層とA層の厚み比率が1:1となるように変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、含有する不活性粒子を表1に示すように変更し、B層とA層の厚み比率が4:1となるように変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、含有する不活性粒子を表1に示すように変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、縦の延伸倍率を5.5倍、横の延伸倍率を5.3倍に変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、縦の延伸倍率を5.0倍、横の延伸倍率を7.5倍に変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、フィルムB層の芳香族ポリエステルを、酸成分の65モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の35モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分であるものに変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、フィルムB層の芳香族ポリエステルを、酸成分の72モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の18モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分であるものに変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸そしてエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行い、酸成分の73モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の27モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分、グリコール成分の98モル%がエチレングリコール成分、グリコール成分の2モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層(A)用の芳香族ポリエステル(A−9)を得た。なお、芳香族ポリエステルには、重縮合反応前に得られる樹脂組成物の重量を基準として、平均粒径0.15μmのシリカ粒子を0.10重量%含有させた。実施例1において、フィルムA層の芳香族ポリエステルを(A−9)のポリエステルに変更し、縦の延伸倍率を5.8倍、横の延伸倍率を7.7倍、横の延伸温度を140℃に変更する以外は実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、フィルムB層の単層フィルムと変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルとエチレングリコールとを、チタンテトラブトキシドの存在下でエステル化反応およびエステル交換反応を行い、さらに引き続いて重縮合反応を行って、固有粘度0.62dl/gで、グリコール成分の1.5モル%がジエチレングリコール成分であるフィルム層(A)用のポリエチレン−2,6−ナフタレート(B−11)を得た。なお、ポリエチレン−2,6−ナフタレート(B−11)には、重縮合反応前に得られる樹脂組成物の重量を基準として、平均粒径0.30μmのシリカ粒子を0.15重量%、平均粒径0.15μmのシリカ粒子を0.10重量%含有させた。実施例1において、フィルムB層の芳香族ポリエステルを(B−11)のポリエステルに変更し、縦の延伸倍率を5.0倍、横の延伸倍率を6.4倍、横の延伸温度を150℃に変更する以外は実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、B層とA層の厚み比率が1:2となるように変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、フィルムA層の芳香族ポリエステルを、酸成分の94モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の6モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分であるものに変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、含有する不活性粒子を表1に示すように変更し、積層構成を表2に示すようにA層/B層/A層の3層構成で厚みの比率が1/4/1に変更する以外は実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
実施例1において、フィルムA層の芳香族ポリエステルを、酸成分の98モル%が2,6−ナフタレンジカルボン酸成分、酸成分の2モル%が6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分であるものに変更する以外は、実施例1と同様な操作を繰り返して、二軸配向積層ポリエステルフィルムを得た。
得られた二軸配向ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
Claims (8)
- フィルム層(B)の厚みが、積層フィルム全体の厚みに対して、50〜95%の範囲にある請求項1記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
- 二軸配向積層フィルムが、フィルム層(B)の片面にフィルム層(A)を積層した2層積層フィルムである請求項1記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
- 二軸配向積層フィルムが、フィルム層(B)の両面にフィルム層(A)を積層した3層積層フィルムである請求項1記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
- 芳香族ポリエステル(A)および(B)は、グリコール成分の90モル%以上がエチレングリコール成分である請求項1記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
- 芳香族ポリエステル(B)は、主たる芳香族ジカルボン酸成分が、6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分と2,6−ナフタレンジカルボン酸成分である請求項1記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
- 6,6’−(アルキレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分が、6,6’−(エチレンジオキシ)ジ−2−ナフトエ酸成分である請求項1または6のいずれかに記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
- 二軸配向積層ポリエステルフィルムが、磁気記録媒体のベースフィルムに用いられる請求項1記載の二軸配向積層ポリエステルフィルム。
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