JP5391993B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents
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Description
この定義に従えば、RAID0構成のRAIDグループの冗長度は“0”である。また、RAID5構成のRAIDグループの冗長度は“1”である。RAID6構成のRAIDグループの冗長度は“2”である。
(1)2台の故障ディスク装置のデータを、1台ずつ、順番にホットスペアに復旧する。この場合、1台の故障ディスク装置のデータ復旧には1台のホットスペアを使用する。
(2)2台の故障ディスク装置のデータ復旧を並行して行い、2台の故障ディスク装置のデータを纏めて、それぞれ、別個のホットスペアに復旧する。この場合、(1)の方法と同様に1台の故障ディスク装置のデータ復旧には1台のホットスペアを使用するが、2台のホットスペアを同時並行的に使用することで、2台の故障ディスク装置のデータ復旧を同時並行的に行う。
図13は、RAID6を構成する5台のディスク装置1001d−1〜1001d−5の内、2台のディスク装置1001d−3、1001d−4に故障が発生した場合に、ディスク装置1001d−3、1001d−4のデータを、それぞれ、ホットスペア1002s−1,1002s−2に復旧する例を示している。従来は、2台のディスク装置1001d−3、1001d−4がほぼ同時に故障した場合、まず、ディスク装置1001d−3のデータをホットスペア1002s−1に復元し、続いて、ディスク装置1001d−4のデータをホットスペア1002s−2に復元するか(上記(1)の手法)、または、ディスク装置1001d−3のデータをホットスペア1002s−1に復元する処理と、ディスク装置1001d−4のデータをホットスペア1002s−1に復元する処理を並行して行なうか(上記(2)の手法)のいずれかの方法により、RAID6構成の復旧をおこなっていた。
本発明のディスクアレイ装置は、データ復旧方式選択手段、データ復元手段、及び復元データ集約手段を備える。
[システム構成]
図1は、本発明の実施形態のディスクアレイ装置(ディスクアレイサブシステム)を備えたコンピュータシステムの全体構成図である。
リカバリ処理部217−iは、RAIDグループの故障ディスク装置のデータを後述する各種方式で復元する機能コンポーネント(ソフトウェア・モジュール)である。
キャッシュメモリ213−iは、CM210−iが担当するRLU230−iに対するRead/Writeデータを格納するメモリである。キャッシュメモリ213−iは、CM210−iがホスト装置10から受け取るI/O命令によって指示されるRLU230−iに対する書込みデータを一時的に保持する。また、DI219−iがRLU230−iから読み出したデータを一時的に格納する。
図2は、I/O管理テーブル215(215−0〜2)の一例を示す図である。
図2に示すI/O管理テーブル215は、(n+1)個のエントリを有している。I/O管理テーブル215の各エントリ215Eは、「RAIDグループ番号」と「I/O処理中数」の2つのフィールドを有している。RAIDグループ番号は、上述した各RLU230−0〜3が有するRAIDグループのRAIDグループ番号である。I/O処理中数は、同一エントリ215Eに格納されているRAIDグループ番号を有するRAIDグループが現在処理中のI/O処理の個数である。I/O管理テーブル215は、このような構成により、ディスクアレイサブシステム20が備える全てのRAIDグループについて、現在処理中のI/Oの個数を管理している。図2に示すI/O管理テーブル215の「RAIDグループ番号」フィールドには、エントリ順に“0”〜“n”のRAIDグループ番号が格納されている。図2に示すI/O管理テーブル215最初のエントリ215Eには、“0”のRAIDグループ番号と“10”のI/O処理中数が格納されている。これは、“0”のRAIDグループ番号を有するRAIDグループの現在のI/O処理の個数が10であることを示している。また、次のエントリ215Eには、“1”のRAIDグループ番号と“25”のI/O処理中数が格納されている。また、最終エントリ215Eには、“n”のRAIDグループ番号と“0”のI/O処理中数が格納されている。
図3は、構成情報216(216−0〜2)の一例を示す図である。
図3に示す構成情報216は、ディスクアレイサブシステム20が備える個々のRAIDグループの構成情報であり、「RAIDグループ番号」、「状態」、「構成ディスク装置の種別(構成Diskの種別)」、「構成ディスク装置数(構成Disk数)」、「構成ディスク装置番号1(構成Disk番号1)」、・・・、「構成ディスク装置番号n(構成Disk番号n)」の各情報を含んでいる。RAIDグループ番号は、上述したI/O管理テーブル215の「RAIDグループ番号」フィールドに格納されるRAIDグループ番号と同じものである。状態は、RAIDグループの現在の状態(“正常”、“故障”、・・・、“1台のディスク装置リカバリ中(1Diskリカバリ中)”など)を示す情報である。構成ディスク装置の種別は、RAIDグループを構成するディスク装置が「HDD」または「SSD」のいずれであるかを示す情報である。構成ディスク装置数は、対応するRAIDグループ番号を有するRAIDグループが備えるディスク装置の台数である。構成ディスク装置番号1〜nは、対応するRAIDグループが備える各ディスク装置のディスク装置番号である。このディスク装置番号i(i=1〜n)は、構成ディスク装置数に設定されている台数の値と同じ個数だけ、「構成ディスク装置数」のフィールドに続いて格納されている。
本実施形態は、RAID6のRAIDグループの複数のディスク装置の内、2台のディスク装置が故障し、RAID6のRAIDグループが冗長性の無い縮退状態になると、以下に述べる処理手順を実行して、RAID6のRAIDグループの修復を行う。
(1)RAID6のRAIDグループにおいて2台のディスク装置の故障が発生したタイミングで、まず、先に故障したディスク装置(第1のディスク装置)におけるデータ復元が必要な領域を二分割し、第1のディスク装置のリカバリ未完了領域の一方の分割領域(第1の分割領域)の復元データと他方の分割領域(第2の分割領域)の復元データを、2台のホットスペア(または交換ディスク装置)に分割して書き込む。
(2)次に、2台のホットスペア(または交換ディスク装置)に分割して格納されている第1のディスク装置のリカバリ未完了領域の復元データを、一方のホットスペア(または交換ディスク装置)に集約する。この場合、第1のディスク装置のリカバリ未完了領域の復元データを集約するホットスペア(または交換ディスク装置)を、第1のリカバリ完了領域の復元データを格納していたホットスペア(または交換ディスク装置)とすることで、RAID6のRAIDグループを冗長性のある状態に復帰させることができる。
(3)続いて、後に故障したディスク装置(第2のディスク装置)のデータを復元し、その復元データを、ホットスペア(または交換ディスク装置)に書き込む。
図4は、本実施形態のディスクアレイサブシステム20によるRAID6のRAIDグループの復旧処理の概要を示す摸式図である。
以下では、本実施形態のディスクアレイサブシステム20におけるRAID6のRAIDグループの3種類の修復手法を説明する。
<単純2分割データリカバリ方式>
単純2分割データリカバリ方式は、先に故障した1台の故障ディスク装置のデータ(以下、1台の故障データと記載)を復元する際、その1台の故障データを上半分と下半分に2分割し、上半分の故障データと下半分の故障データを2多重で復元する。復元した上半分の故障データと下半分の故障データは、2多重で、それぞれ、一方のホットスペア(または故障ディスク装置)と他方のホットスペア(または交換ディスク装置)に書き込む。
2台のホットスペア(または交換ディスク装置)への書き込みが完了した時点で、RAID6のRAIDグループは冗長性のある状態に復帰する。
図4(a)と図5を参照しながら、単純2分割データリカバリ方式によるデータ復旧処理手順を詳細に説明する。尚、以後の説明では、ディスク装置がHDDである場合を例にして説明するが、単純2分割データリカバリ方式はHDD以外のディスク装置にも適用可能である。
同一領域2分割データリカバリ方式は、先に故障したディスク装置のデータを復元する処理を、RAID6のRAIDグループの正常なディスク装置からの1多重のシーケンシャルな読み出しで実施し、1回の読出しデータから生成した復元したデータを2分割して、各2分割復元データを2台のホットスペア(または交換ディスク装置)に分散して書き込む。例えば、復元データの上半分をホットスペア(または交換ディスク装置)に、下半分をホットスペア(または交換ディスク装置)に書き込む。そして、2台のホットスペア(または交換ディスク装置)への2分割復元データの書込みが完了すると、その時点で、RAID6のRAIDグループは冗長性のある状態に復帰した事になり、その後、2台のホットスペア(または交換ディスク装置)から2分割復元データを読出し、一方のホットスペア(または交換ディスク装置)に、それら読み出した2分割復元データを書き込むことで、先に故障したディスク装置のデータを一方のホットスペア(または交換ディスク装置)に復元する。続いて、後に故障したディスク装置のデータを、通常の方式で、ホットスペア(または交換ディスク装置)に復元させる。
図4(a)と図5を参照しながら、同一領域2分割データリカバリ方式によるデータ復旧処理手順を詳細に説明する。尚、以後の説明では、ディスク装置がHDDである場合を例にして説明するが、単純2分割データリカバリ方式はHDD以外のディスク装置にも適用可能である。
ストライプ2分割データリカバリ方式は、先に故障したディスク装置のデータを復元する処理を、同一領域2分割データリカバリ方式と同様に、RAID6のRAIDグループの正常なディスク装置からの1多重のシーケンシャルな読み出しで実施し、1回の読出しデータから生成した復元したデータを2分割して、各2分割復元データを2台のホットスペア(または交換ディスク装置)に分散して書き込む。但し、2分割復元データのホットスペア(または交換ディスク装置)への書込み位置が同一領域2分割データリカバリ方式とは異なる。ストライプ2分割データリカバリ方式は、2分割復元データを、2分割復元データのサイズだけ空けながら、ホットスペア(または交換ディスク装置)に飛び飛びに書き込む。このとき、一方のホットスペア(または交換ディスク装置)と他方のホットスペア(または交換ディスク装置)とで、2分割復元データの配置位置が、2分割復元データのサイズ分だけずれるようにする。すなわち、一方のホットスペア(または交換ディスク装置)における空隙領域の位置が他方のホットスペア(または交換ディスク装置)の分割復元データの格納領域の位置となるような分割復元データの書込みを行う。このような分割復元データの書込みを行うことで、2台のホットスペア(または交換ディスク装置)に分散した復元データを一方のホットスペア(または交換ディスク装置)に集約する際、復元データが集約される側のホットスペア(または交換ディスク装置)に格納されている分割復元データを再配置する処理が不要になる。つまり、復元データが集約される側のホットスペア(または交換ディスク装置)に格納されている分割復元データは移動する必要がない。2台のホットスペア(または交換ディスク装置)への書き込みが完了した時点で、RAID6のRAIDグループは冗長性のある状態に復帰する。
図4(a)と図7を参照しながら、ストライプ2分割データリカバリ方式によるデータ復旧処理手順を詳細に説明する。尚、以後の説明では、ディスク装置がSSDである場合を例にして説明するが、ストライプ2分割データリカバリ方式はSSD以外のディスク装置にも適用可能である。
上記3種類のデータ復旧方式によるデータ復旧機能を実装しているディスクアレイサブシステム(ディスクアレイ装置)においてRAID6のRAIDグループの2台のディスク装置が故障した場合におけるデータ復旧方式の自動選択方法について考察する。
図8は、本実施形態のディスクアレイサブシステム20において、RAID6のRAIDグループにおいて2台のディスク装置に故障が発生した場合におけるデータ復旧処理の全体的な手順を示すフローチャートである。図8に示す処理は、主に、CM210(CM210−0〜2)の制御によって行われる。
ステップS7の処理が終了した時点で、RAID6のRAIDグループは正常な状態に復帰する。
図9は、図8のステップS2のデータ復旧方式の自動選択処理の詳細を示すフローチャートである。図9において、ステップS21〜S26が、ステップS2の処理に該当する。図9のフローチャートに示す処理は、例えば、CPU212(212−0〜2)のよって実行されるプログラムによって実現される。この場合、このプログラムは、図8のフローチャートのステップS1において、サブルーチンとして呼び出される。
CM210は、まず、構成情報216−iを参照して、全てをSSD233で構成されたRAID6のRAIDグループの縮退であるか判断する(ステップS21)。そして、縮退したRAID6のRAIDグループが全てSSD233でいないと判断すれば(ステップS21、No)、データ復旧の処理方式として「ストライプ2分割データリカバリ方式」を選択し(ステップS22)、ステップS26に移行する。
図10は、単純2分割データリカバリ方式の処理手順を示すフローチャートである。
図10のフローチャートに示す処理は、図8のフローチャートのステップS2において、データリカバリ方式として単純2分割データリカバリ方式が選択された場合の処理SA(ステップS3〜S7の処理)に該当する。
CM210は、縮退した1台目のディスク装置のデータの上半分をホットスペアHS1へ、下半分をホットスペアHS2へ、同時並行的に復元する(ステップS4A−1)。CM210は、ステップ4A−1の処理を、縮退した1台目のディスク装置の全てのデータについて実施することで、ホットスペアHS1、HS2へ縮退した1台目のディスク装置のデータを復元する処理を完了する(ステップ4A−2)。
図11は、同一領域2分割データリカバリ方式の処理手順を示すフローチャートである。図11のフローチャートに示す処理は、図8のフローチャートのステップS2において、データリカバリ方式として同一領域2分割データリカバリ方式が選択された場合の処理SA(ステップS3〜S7の処理)に該当する。
CM210は、縮退した1台目のディスク装置のデータをホットスペアHS1、HS2に復元する処理を開始する(ステップS3B)。
図12は、ストライプ2分割データリカバリ方式の処理手順を示すフローチャートである。図12のフローチャートに示す処理は、図8のフローチャートのステップS2でストライプ2分割データリカバリ方式が自動選択された場合における図8のフローチャートのステップS3〜S7の処理に該当する。
CM210は、縮退した1台目のディスク装置のデータをホットスペアHS1、HS2に復元する処理を開始する(ステップS3C)。
CM210は、次に、ホットスペアHS2に格納されているデータを、縮退した1台目のディスク装置のデータ配置と同じになるように、ホットスペアHS1にコピーし(ステップS5C−1)、縮退した1台目のディスク装置の復元データをホットスペアHS1へ集約する(ステップS5C−2)。この段階で、縮退した1台目のディスク装置のデータがホットスペアHS1に復旧される。
上述した本実施形態のディスクアレイサブシステム20によれば、以下のような効果が得られる。
(1)RAID6のRAIDグループにおいて2台のディスク装置が故障した場合、1台目の故障ディスク装置の復元データを2台の予備ディスク装置に同時並行的に書き込むようにするため、1台目の故障ディスク装置のデータ復旧に要する時間を短縮できる。
このため、さらなるディスク装置の故障発生によるデータ喪失の可能性がある時間を減少でき、RAID6のRAIDグループの信頼性を向上できる。また、2台のディスク装置が故障した縮退状態から1台のディスク装置が故障した縮退状態(冗長性の有る縮退状態)への復旧を早くできるため、RAID6のRAIDグループの性能低下時間を減少できる。
(2−1)復元データを予備ディスク装置に書き込む際、縮退したディスク装置と同数の予備ディスク装置しか使用しないので、ディスク装置の資源は最低限で済む。
(2−2)1台目の故障ディスク装置のデータを2台の予備ディスク装置に復旧した後、それら2台の予備ディスク装置に分散している1台目の故障ディスク装置の復元データを自動的に一方の1台の予備ディスク装置に集約する。このため、1台目の故障ディスク装置のデータ復旧を完了した時点で、RAID6のRAIDグループを、その故障ディスク装置が故障する前と同じ性能特性に戻すことができる。
(付記1)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループにおいて失われた冗長度と同数の記憶装置が故障したとき、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータ復旧方式を、前記RAIDグループを構成する記憶装置の種類と前記RAIDグループに対するI/O状況に基づいて複数の方式の中から選択するデータ復旧方式選択手段と、
該データ復旧方式選択手段により選択されたデータ復旧方式により、前記第1の故障記憶装置の復元データを2台の復元先記憶装置に分割して書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分割して書き込まれた前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置。
(付記2)
付記1記載のディスクアレイ装置であって、
前記複数のデータ復旧方式は、前記第1の故障記憶装置の復元データの上半分と下半分の復元データを、前記2台の復元先記憶装置に分けて書き込む第1のデータ復旧方式と、前記RAIDグループに属している正常稼動の記憶装置に対する1回のReadアクセスにより前記第1の故障記憶装置の復元データを生成する毎に該生成された復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを、前記2台の復元先記憶装置に分けて書き込む第2のデータ復旧方式を含むことを特徴とする。
(付記3)
付記2記載のディスクアレイ装置であって、
請求項2記載のディスクアレイ装置であって、
前記第1のデータ復旧方式は、前記2台の復元先記憶装置において、前記第1の故障記憶装置の上半分の復元データの格納領域と下半分の復元データの格納領域が互いに重ならない位置となるように、前記第1の故障記憶装置の復元データの書き込みを行う方式であり、前記第2のデータ復旧方式には、前記2つの分割復元データを前記2台の復元先記憶装置の連続領域にシーケンシャルに書き込む方式が含まれ、
前記データ復旧方式選択手段は、前記RAIDグループを構成する記憶装置がHDDである場合において、該RAIDグループに対するI/Oが無いときには前記第1のデータ復旧方式を選択し、該RAIDグループに対してI/Oが有るときには前記第2のデータ復旧方式を選択することを特徴とする。
(付記4)
付記3記載のディスクアレイ装置であって、
前記第2のデータ復旧方式には、前記2台の復元先記憶装置においてそれぞれの空き領域が交差するように、前記2つの分割復元データを前記2台の復元先記憶装置の飛び飛びの領域に分けて書き込む第3のデータ復旧方式が含まれ、
前記データ復旧方式選択手段は、前記RAIDグループを構成する記憶装置がSSDである場合には前記第3のデータ復旧方式を選択することを特徴とする。
(付記5)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを復元し、前記第1の故障記憶装置の復元データの上半分と下半分を、2台の復元先記憶装置に分けて書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分離して格納された前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置。
(付記6)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを、該RAIDグループの正常稼動の複数の記憶装置に対する多重Readアクセスにより所定サイズ単位で順次復元し、復元する毎に前記第1の故障記憶装置の所定サイズの復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを、2台の復元先記憶装置の連続領域に分けて書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分散して格納された前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置。
(付記7)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを、該RAIDグループに属する正常稼動の複数の記憶装置に対する多重Readアクセスにより所定サイズ単位で順次復元し、復元する毎に該所定サイズの復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを2台の復元先記憶装置に分けて書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分散して格納されている前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備え、
前記データ復元手段は前記第1の故障記憶装置の分割復元データを前記所定サイズの間隔を空けながら前記2台の復元先記憶装置に飛び飛びに書き込み、前記2台の復元先記憶装置の前記第1の故障記憶装置の分割復元データの書込み領域は交差していることを特徴とするディスクアレイ装置。
(付記8)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置において2台の記憶装置が故障した場合のデータ復旧方法であって、
前記RAIDグループにおいて失われた冗長度と同数の記憶装置が故障したとき、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータ復旧方式を、前記RAIDグループを構成するディスク装置の種類と前記RAIDグループに対するI/O状況に基づいて複数の方式の中から選択するデータ復旧方式選択ステップと、
該データ復旧方式選択ステップにより選択されたデータ復旧方式により、前記第1の故障記憶装置の復元データを2台の復元先記憶装置に分割して書き込むデータ復元ステップと、
該データ復元ステップにおいて前記2台の復元先記憶装置に分割して書き込まれた前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約ステップと、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置のデータ復旧方法。
(付記9)
付記5記載のディスクアレイ装置のデータ復旧方法であって、
前記複数のデータ復旧方式は、前記第1の故障記憶装置の復元データを上半分と下半分に分割し、上半分の復元データと下半分の復元データを、前記2台の復元先記憶装置に分けて書き込む第1のデータ復旧方式と、前記RAIDグループに属している正常稼動の記憶装置から1回のReadアクセスにより読み出したデータから生成した前記第1の故障記憶装置の復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを、前記2台の復元先記憶装置に分けて書き込む第2のデータ復旧方式を含むことを特徴とする。
(付記10)
付記9記載のディスクアレイ装置のデータ復旧方法であって、
前記第1のデータ復旧方式は、前記2台の復元先記憶装置において、前記第1の故障記憶装置の上半分の復元データの格納領域と下半分の復元データの格納領域が互いに重ならない位置となるように、前記第1の故障記憶装置の復元データの書き込みを行う方式であり、前記第2のデータ復旧方式には、前記2つの分割復元データを、前記2台の復元先記憶装置の連続領域にシーケンシャルに書き込む方式が含まれ、
前記データ復旧方式選択ステップにおいて、前記RAIDグループを構成する記憶装置がHDDである場合、該RAIDグループに対するI/Oが無いときには前記第1のデータ復旧方式を選択し、該RAIDグループに対してI/Oが有るときには前記第2のデータ復旧方式を選択することを特徴とする。
(付記11)
付記10記載のディスクアレイ装置のデータ復旧方法であって、
前記第2のデータ復旧方式には、前記2つの分割復元データを、前記2台の復元先記憶装置の空き領域が交差した位置関係となるように、前記2台の復元先記憶装置の飛び飛びの領域に書き込む第3のデータ復旧方式が含まれ、
前記データ復旧方式選択ステップにおいて、前記RAIDグループを構成する記憶装置がSSDである場合には前記第3のデータ復旧方式を選択することを特徴とする。
(付記12)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置のデータ復旧方法であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、2台の故障記憶装置の内、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを復元し、前記第1の故障記憶装置の上半分の復元データと下半分の復元データを、前記2台の復元先記憶装置の連続領域に分散して書き込むデータ復元ステップと、
該データ復元ステップにおいて前記2台の復元先記憶装置に分散して格納された前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約ステップと、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置のデータ復旧方法。
(付記13)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置のデータ復旧方法であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、2台の故障記憶装置の内、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを、該RAIDグループ正常稼動の複数の記憶装置に対する多重Readアクセスにより得られるデータを基に所定サイズ単位で順次復元し、前記第1の故障記憶装置のデータを所定サイズで復元する毎に該所定サイズの復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを、2台の復元先記憶装置の連続領域に分散して書き込むデータ復元ステップと、
該データ復元ステップによって前記2台の復元先記憶装置に分散して格納された前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約ステップと、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置のデータ復旧方法。
(付記14)
2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置のデータ復旧方法であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、2台の故障記憶装置の内、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを、該RAIDグループに属している正常に稼動している複数の記憶装置に対する多重Readアクセスにより得られるデータを基に所定サイズ単位で順次復元し、前記第1の故障記憶装置のデータを所定サイズで復元する毎に、該所定サイズの復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを、2台の復元先記憶装置に、前記所定サイズの間隔を空けながら飛び飛びの領域に分散して書き込んでいくデータ復元ステップと、
該データ復元ステップにおいて前記2台の復元先記憶装置に分散して格納された前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約ステップと、
を備え、
前記2台の復元先記憶装置の飛び飛びの領域は、互いに前記所定サイズの分だけずれた位置に配置されることを特徴とするディスクアレイ装置のデータ復旧方法。
210(210−0〜210−2) CM(Controller Module)
211(211−0〜211−2) CA(Cannel Adaptor)
212(212−0〜212−2) CPU(Central Processing Unit)
213(213−0〜213−2) キャッシュメモリ
214(214−0〜214−2) Firm管理メモリ
215(215−0〜215−2) I/O管理テーブル
216(216−0〜216−2) 構成情報
217(217−0〜217−2) リカバリ処理部
218(218−0〜218−2) データ集約部
219(219−0〜219−2) DI(Device Interface)
230(230−0〜230−2)
RLU(Raid Logical Unit)
231 HDD(Hard Disk Drive)
233 SSD(Solid State Drive)
Claims (6)
- 2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備えるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループにおいて失われた冗長度と同数の記憶装置が故障したとき、前記RAIDグループを構成する記憶装置がシーケンシャルアクセスの性能を活用できる記憶装置である場合には、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置の復元データを2分割することで得られる2つの分割復元データを2台の復元先記憶装置の連続領域にシーケンシャルに書き込む第1のデータ復旧方式を選択し、前記RAIDグループを構成する記憶装置がシーケンシャルアクセスの性能を活用できない記憶装置である場合には、前記2つの分割復元データを前記2台の復元先記憶装置の飛び飛びの領域に書き込む第2のデータ復旧方式を選択するデータ復旧方式選択手段と、
該データ復旧方式選択手段により選択されたデータ復旧方式により、前記第1の故障記憶装置の復元データを2台の復元先記憶装置に分割して書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分割して書き込まれた前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置。 - 請求項1記載のディスクアレイ装置であって、
前記第1のデータ復旧方式は、前記第1の故障記憶装置の復元データの上半分と下半分の復元データを、前記2台の復元先記憶装置に分けて書き込む第3のデータ復旧方式、又は、前記RAIDグループに属している正常稼動の記憶装置に対する1回のReadアクセスにより前記第1の故障記憶装置の復元データを生成する毎に該生成された復元データを2分割し、該2分割により得られた前記2つの分割復元データを、前記2台の復元先記憶装置に分けて書き込む第4のデータ復旧方式のいずれかであることを特徴とする。 - 請求項2記載のディスクアレイ装置であって、
前記第3のデータ復旧方式は、前記2台の復元先記憶装置において、前記第1の故障記憶装置の上半分の復元データの格納領域と下半分の復元データの格納領域が互いに重ならない位置となるように、前記第1の故障記憶装置の復元データの書き込みを行う方式であり、前記シーケンシャルアクセスの性能を活用できる記憶装置はHDDであり、
前記データ復旧方式選択手段は、前記RAIDグループを構成する記憶装置がHDDである場合において、該RAIDグループに対するI/Oが有るときには前記第3のデータ復旧方式を選択し、該RAIDグループに対してI/Oが無いときには前記第4のデータ復旧方式を選択することを特徴とする。 - 請求項3記載のディスクアレイ装置であって、
前記第2のデータ復旧方式は、前記2台の復元先記憶装置においてそれぞれの空き領域が交差するように、前記2つの分割復元データを前記2台の復元先記憶装置の飛び飛びの領域に分けて書き込むデータ復旧方式であり、前記シーケンシャルアクセスの性能を活用できない記憶装置はSSDであり、
前記データ復旧方式選択手段は、前記RAIDグループを構成する記憶装置がSSDである場合には前記第2のデータ復旧方式を選択することを特徴とする。 - 2以上の冗長度のRAID構成のRAIDグループを備え、該RAIDグループを構成する記憶装置がシーケンシャルアクセスの性能を活用できる記憶装置であるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長度と同数の記憶装置に故障が発生した場合、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを、該RAIDグループの正常稼動の複数の記憶装置に対する多重Readアクセスにより所定サイズ単位で順次復元し、復元する毎に前記第1の故障記憶装置の所定サイズの復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを、2台の復元先記憶装置の連続領域に分けて書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分散して格納された前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備えることを特徴とするディスクアレイ装置。 - 2以上の冗長性を有するRAIDグループを備え、該RAIDグループを構成する記憶装置がシーケンシャルアクセスの性能を活用できない記憶装置であるディスクアレイ装置であって、
前記RAIDグループに含まれる失われた冗長性と同数の記憶装置に故障が発生した場合、先にデータ復旧を行う第1の故障記憶装置のデータを、該RAIDグループに属する正常稼動の複数の記憶装置に対する多重Readアクセスにより所定サイズ単位で順次復元し、復元する毎に該所定サイズの復元データを2分割し、該2分割により得られた2つの分割復元データを2台の復元先記憶装置に分けて書き込むデータ復元手段と、
該データ復元手段により前記2台の復元先記憶装置に分散して格納されている前記第1の故障記憶装置の復元データを、前記2台の復元先記憶装置のいずれか一方に集約する復元データ集約手段と、
を備え、
前記データ復元手段は前記第1の故障記憶装置の分割復元データを前記所定サイズの間隔を空けながら前記2台の復元先記憶装置に飛び飛びに書き込み、前記2台の復元先記憶装置の前記第1の故障記憶装置の分割復元データの書込み領域は交差していることを特徴とするディスクアレイ装置。
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