JP5394366B2 - 電力供給システムの制御方法、及び電力供給システム - Google Patents

電力供給システムの制御方法、及び電力供給システム Download PDF

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Description

この発明は、電力供給システムの制御方法、及び電力供給システムに関し、とくに電力系統における電力の需給制御を適切かつ確実に行えるようにするための技術に関する。
昨今、複数の分散型電源や電力貯蔵システムを組み合わせ、分散型電源の発電量を需要に合わせて制御するように構成した小規模電力系統(以下、マイクログリッドと称する)が注目されている。
例えば、特許文献1には、電力系統の区分開閉器で分離された区間内で、区分開閉器に配置した開閉器エージェントをイニシエータ(Initiator)とし、区間内の発電機や負荷および下流側開閉器に配置したエージェントをレスポンダ(Responder)とし、これらエージェント間で契約ネットプロトコルを用いて電力需給の契約をすることで、区間内の分散型電源と負荷および下流区間の需給制御を行う分散型電源の制御システムが記載されている。
特許文献2には、区分開閉器で分離された区間内(または単位マイクログリッド内)で、区間エージェント(またはマイクログリッドエージェント)が潮流量を把握し、潮流増減量を発電機エージェントまたは下流区間エージェントに対して調整依頼し、その発電機エージェントまたは下流区間エージェントがそれぞれ自律的に他の発電機エージェントまたは下流区間エージェントと調整を行う連鎖を繰り返すことで、区間内の分散型電源、および下流区間の需給制御を行う電力系統の制御システムが記載されている。
特開2008−301641号公報 特開2009−159808号公報
ところで、各エージェントが他のエージェントと通信を行って自律的に負荷の消費電力の制御を行う構成をとる場合、各エージェント間を結ぶ通信の状態によっては、各エージェントが他のエージェントから必ずしも消費電力の制御に必要な情報を取得できないことがある。しかしそのような場合でも、各エージェントがその時点で取得可能な情報に基づいて、電力供給システム全体として適切に需給バランスを制御できるようにすることが求められる。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたもので、電力の需給制御を適切かつ確実に行うことが可能な電力供給システムの制御方法、及び電力供給システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一つは、1つ以上の発電機、及び1つ以上の負荷を含んで構成される電力供給システムの制御方法であって、前記発電機の夫々に、無線通信機能を備えた情報処理装置である発電機エージェントを付設し、前記負荷の夫々に、無線通信機能を備えた情報処理装置である負荷エージェントを付設し、前記負荷エージェントは、自身が付設されている前記負荷に対して消費電力制御を行い、前記発電機エージェントは、自身が付設されている発電機の発電電力量を取得し、取得した前記発電電力量を、自身と通信可能な前記負荷エージェントに送信し、前記負荷エージェントは、自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、取得した前記消費電力量を、自身と通信可能な他の前記負荷エージェントに送信し、前記負荷エージェントは、一つ以上の前記発電機の発電電力量と一つ以上の前記負荷の消費電力量との組み合わせによって定まる前記電力供給システムの運転状態と前記消費電力制御との組み合わせに対応づけて、当該消費電力制御を行った場合における前記電力供給システムの需給制御の効果を示す値である評価値を記憶し、自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、自身と通信可能な他の前記負荷エージェントから送られてくる前記消費電力量を受信し、記憶している前記評価値のうち、受信した前記発電電力量、受信した前記消費電力量、及び取得した前記消費電力量の組み合わせによって定まる前記運転状態に対応する評価値を選出し、選出した前記評価値のうち、需給制御の効果が最大の前記評価値を特定し、特定した前記評価値に対応する前記消費電力制御を自身が付設されている前記負荷に対して行い、前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、前記受信した発電電力量と前記取得した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、算出した前記地域要求量が所定の閾値以下であるか否かを判断し、算出した前記地域要求量が所定の閾値以下である場合に、前記需給制御の効果が増大する方向に、前記特定した評価値を更新することとする。
本発明によれば、負荷エージェントの夫々が、自身が付設されている負荷の消費電力量と、発電機エージェントから受信した発電電力量と、自らが記憶している評価値とに基づいて、需給制御の効果が最大の評価値を特定し、特定した評価値に対応する消費電力制御を自身が付設されている負荷に対して行う。このため、負荷エージェントの夫々が自律的に、自身が付設されている負荷に対して消費電力制御を行うことができる。これによれば、電力供給システムの需給制御を確実に行うことができる。
また、負荷エージェントの夫々は、自ら記憶している評価値に基づいて自律的に消費電力制御を行うので、電力供給システムに存在する発電機の全てから発電電力量を受信できない場合でも、確実に、電力供給システムの需給制御を行うことができる。
尚、前記消費電力制御は、例えば、自身が付設されている負荷の電力消費を停止させる制御と、自身が付設されている負荷の電力消費を開始させる制御などである。
本発明によれば、負荷エージェントは、特定した評価値に対応する消費電力制御を行った後、自身と通信可能な発電機エージェントから送られてくる発電電力量を受信するとともに自身が付設されている負荷の消費電力量を取得して地域要求量を算出し、算出した地域要求量が所定の閾値以下である場合、例えば電力供給システムにおける需給差が減少した場合には、記憶している評価値を需給制御の効果が増大する方向に更新させる。このように、本発明によれば、負荷エージェントが記憶している評価値が自動的に更新されるので、電力供給システムの需給制御をより確実に行うことができる。
本発明の他の一つは、上記電力供給システムの制御方法であって、前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、自身と通信可能な前記負荷エージェントから送られてくる前記消費電力量を受信し、前記受信した発電電力量と、前記取得した前記消費電力量と、前記受信した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、算出した前記地域要求量が所定の閾値以下であるか否かを判断し、算出した前記地域要求量が所定の閾値以下である場合に、前記需給制御の効果が増大する方向に、前記特定した評価値を更新することとする。
本発明によれば、負荷エージェントは、特定した評価値に対応する消費電力制御を行った後、自身と通信可能な発電エージェントから送られてくる発電電力量、及び自身と通信可能な負荷エージェントから送られてくる消費電力量を受信するとともに自身が付設されている負荷の消費電力量を取得して地域要求量を算出し、算出した地域要求量が所定の閾値以下である場合、例えば電力供給システムにおける需給差が減少した場合には、記憶している評価値を需給制御の効果が増大する方向に更新させる。このように、負荷エージェントが記憶している評価値が自動的により適切な値に修正されるので、負荷エージェントによる消費電力制御が繰り返し行われることにより、記憶している評価値がより有効な値に自動的に改善され、より確実に電力供給システムの需給制御を行うことができる。
本発明の他の一つは、上記電力供給システムの制御方法であって、前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、前記受信した発電電力量と前記取得した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、算出した前記地域要求量が所定の閾値を超えているか否かを判断し、算出した前記地域要求量が所定の閾値を超えている場合に、前記需給制御の効果が減少する方向に、前記特定した評価値を更新することとする。
本発明によれば、負荷エージェントは、特定した評価値に対応する消費電力制御を行った後、自身と通信可能な発電機エージェントから送られてくる発電電力量を受信するとともに自身が付設されている負荷の消費電力量を取得して地域要求量を算出し、算出した地域要求量が所定の閾値を超える場合、例えば電力供給システムにおける需給差が増加した場合に、記憶している評価値を需給制御の効果が減少する方向に更新させる。このように、負荷エージェントが記憶している評価値は自動的により適切な値に修正されるので、負荷エージェントによる消費電力制御が繰り返し行われることにより、記憶している評価値がより有効な値に自動的に改善され、より確実に電力供給システムの需給制御を行うことができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、電力系統における電力の需給制御を適切かつ確実に行うことができる。
電力供給システム1の概略的な構成図である。 発電機エージェント100のハードウエア構成を示す図である。 負荷エージェント200のハードウエア構成を示す図である。 発電機エージェント100が備える主な機能を示す図である。 負荷エージェント200が備える主な機能を示す図である。 評価値管理テーブル150の一例を示す図である。 運転状態管理テーブル140の一例を示す図である。 運転状態管理テーブル160の一例を示す図である。 発電機エージェントテーブル更新処理S800を説明するフローチャートである。 負荷エージェントテーブル更新処理S900を説明するフローチャートである。 消費電力制御処理S1000を説明するフローチャートである。 評価値更新処理S1100を説明するフローチャートである。 負荷エージェント200の処理を説明する図である。 評価値更新処理S1300を説明するフローチャートである。
図1に一実施形態として説明する、電力供給システム1の概略的な構成を示している。電力供給システム1は、一つ以上の発電機10と一つ以上の負荷20を含む。電力供給システム1は、例えば、マイクログリッドなどの小規模な電力系統、もしくは商用電力系統等の大規模な電力系統を構成している。
発電機10は、例えば、コージェネレーション発電機(ディーゼル発電機、ガスタービン発電機、ガスエンジン発電機等)や、自然エネルギーや未利用エネルギーを利用した発電機(風力発電機、太陽光発電機、小型水力発電機、廃棄物発電機、バイオマス発電機等)である。
負荷20の種類は必ずしも限定されないが、例えば、蓄電負荷(電気自動車のバッテリー、電気自動車等に用いる蓄電池等)や蓄熱負荷(家庭用給湯器や業務用蓄熱式空調等)といった自然エネルギー利用の発電機によって得られる電力を利用するものである。
発電機10の夫々には、発電機エージェント100(PV1,PV2,PV3,PV4,PV5)が付設されている。また負荷20の夫々には、負荷エージェント200(EV1,EV2,EV3,EV4,EV5)が付設されている。
発電機エージェント100及び負荷エージェント200は、いずれも無線通信機能を備えた情報処理装置である。発電機エージェント100の夫々と負荷エージェント200の夫々とが互いに無線通信することにより、通信網5が構成される。
上記無線通信は、例えば、携帯電話網、UWB(Ultra-wide Band)、無線LAN(LAN:Local Area Network)、ZigBee、その他の小電力無線、等の通信基盤を用いて行われる。また上記無線通信は、例えば、AODV(Ad hoc On-demand Distance Vector routing)、DSR(Dynamic Source Routing)、OLSR(Optimized Link State Routing Protocol)、TBRPF(Topology Broadcast based on Reverse Path Forwarding routing protocol)等の通信規格に従って行われる。
図2に発電機エージェント100のハードウエア構成を示している。同図に示すように、発電機エージェント100は、中央処理装置111、主記憶装置112、外部記憶装置113、発電電力量計測装置114、入力装置115、表示装置116、無線通信装置117、及び計時装置118を備えている。
中央処理装置111は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)を用いて構成され、発電機エージェント100の統括的な制御を行う。主記憶装置112は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を用いて構成され、プログラムやデータを記憶する。外部記憶装置113は、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であり、プログラムやデータを記憶する。発電電力量計測装置114は、自身が付設されている発電機10の発電電力量を計測する。
入力装置115は、キーボードやマウス等のユーザインタフェースに対して利用者が行う操作入力を受け付ける。表示装置116は、液晶ディスプレイ等であり、利用者に視覚的な情報を提供する。無線通信装置117は、他の発電機エージェント100や負荷エージェント200との間で無線通信を行う。計時装置118は、RTC(Real Time Clock)等を用いて構成され、現在日時等の日時情報(タイムスタンプ)を出力する。
図3に負荷エージェント200のハードウエア構成を示している。同図に示すように、負荷エージェント200は、中央処理装置211、主記憶装置212、外部記憶装置213、消費電力量計測装置214、入力装置215、表示装置216、無線通信装置217、計時装置218、及び制御回路219を備えている。
中央処理装置211は、例えば、CPUやMPUを用いて構成され、負荷エージェント200の統括的な制御を行う。主記憶装置212は、例えば、RAMやROMを用いて構成され、プログラムやデータを記憶する。外部記憶装置213は、ハードディスクドライブやSSD等であり、プログラムやデータを記憶する。消費電力量計測装置214は、自身が付設されている負荷20の消費電力量を計測する。
入力装置215は、キーボードやマウス等のユーザインタフェースに対して利用者が行う操作入力を受け付ける。表示装置216は、液晶ディスプレイ等であり、利用者に視覚的な情報を提供する。無線通信装置217は、他の負荷エージェント200や発電機エージェント100との間で無線通信を行う。計時装置218は、RTC等を用いて構成され、現在日時等の日時情報を出力する。
制御回路219は、自身が付設されている負荷20の消費電力を制御する。制御回路219によって行われる消費電力制御の態様は必ずしも限定されないが、本実施形態の制御回路219は、自身が付設されている負荷20の電力消費を停止させる制御(以下、「OFF制御」と称する。)、及び自身が付設されている負荷20の電力消費を開始させる制御(以下、「ON制御」と称する。)を行うものとする。
図4に発電機エージェント100が備える主な機能、及び発電機エージェント100が管理する主なデータを示している。同図に示すように、発電機エージェント100は、自発電電力量取得部131、自発電電力量送信部132、他発電電力量受信部133、他発電電力量送信部134、他消費電力量受信部135、及び他消費電力量送信部136を備えている。これらの機能は、発電機エージェント100のハードウエアによって、もしくは、発電機エージェント100の中央処理装置111が、主記憶装置112や外部記憶装置113に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、同図に示すように、発電機エージェント100は、運転状態管理テーブル140を管理している。
このうち自発電電力量取得部131は、発電電力量計測装置114によって計測される、自身が付設されている発電機10の発電電力量(以下、自発電電力量と称する。)を取得する。自発電電力量送信部132は、自発電電力量取得部131が取得した自発電電力量を、負荷エージェント200や他の発電機エージェント100に送信する。
他発電電力量受信部133は、負荷エージェント200や他の発電機エージェント100から送られてくる(転送されてくる場合を含む)発電電力量(以下、他発電電力量と称する。)を受信する。他発電電力量送信部134は、他発電電力量受信部133が受信した他発電電力量を、負荷エージェント200や他の発電機エージェント100に送信(転送)する。
他消費電力量受信部135は、負荷エージェント200や他の発電機エージェント100から送られてくる(転送されてくる場合を含む)消費電力量(以下、他消費電力量と称する。)を受信する。他消費電力量送信部136は、他消費電力量受信部135が受信した他消費電力量を、負荷エージェント200や他の発電機エージェント100に送信(転送)する。
図5に負荷エージェント200が備える主な機能、及び負荷エージェント200が管理する主なデータを示している。同図に示すように、負荷エージェント200は、自消費電力量取得部231、自消費電力量送信部232、他発電電力量受信部233、他発電電力量送信部234、他消費電力量受信部235、他消費電力量送信部236、評価値管理部237、負荷制御部238、地域要求量算出部239、及び評価値更新部240を備えている。これらの機能は、負荷エージェント200のハードウエアによって、もしくは、負荷エージェント200の中央処理装置211が、主記憶装置212や外部記憶装置213に格納されているプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、同図に示すように、負荷エージェント200は、評価値管理テーブル150及び運転状態管理テーブル160を管理している。
このうち自消費電力量取得部231は、消費電力量計測装置214によって計測される、自身が付設されている負荷20の消費電力量(以下、自消費電力量と称する。)を取得する。自消費電力量送信部232は、自消費電力量取得部231が取得した自消費電力量を、発電機エージェント100や他の負荷エージェント200に送信する。
他発電電力量受信部233は、発電機エージェント100や他の負荷エージェント200から送られてくる(転送されてくる場合を含む)発電電力量(他発電電力量)を受信する。他発電電力量送信部234は、他発電電力量受信部233が受信した他発電電力量を、発電機エージェント100や他の負荷エージェント200に送信(転送)する。
他消費電力量受信部235は、発電機エージェント100や他の負荷エージェント200から送られてくる(転送されてくる場合を含む)消費電力量(他消費電力量)を受信する。他消費電力量送信部236は、他消費電力量受信部235が受信した他発電電力量を、発電機エージェント100や他の負荷エージェント200に送信(転送)する。
評価値管理部237は、負荷エージェント200の夫々が、夫々が付設されている負荷20に対して消費電力制御を行った場合における、電力供給システム1の需給制御の効果(例えば、行った消費電力制御に対する電力供給システム1における地域要求量AR(Area Requirement)の減少分から把握される効果)を表わす値である評価値を評価値管理テーブル150に管理している。
本実施形態では、上記評価値を、自発電電力量、自消費電力量、他発電電力量、及び他消費電力量の組み合わせによって定まる電力供給システム1の運転状態S(t)(t=0,1,2,・・・,n)と、負荷エージェント200が行うことが可能な消費電力制御A(s)(s=0,1,2,・・・,m)との組み合わせを変数とする、関数Q(S(t),A(s))として表わす。また本実施形態では、上記消費電力制御A(s)として、「OFF制御」に対応する消費電力制御であるA(0)と、「ON制御」に対応する消費電力制御であるA(1)とがあるものとする。
図6に評価値管理テーブル150の一例を示している。評価値管理テーブル150の各レコードは、運転状態S(t)(t=0〜n)(符号611)、OFF評価値Q(S(t),A(0))(符号612)、及びON評価値Q(S(t),A(1))(符号613)の各項目を有する。
運転状態S(t)(t=0〜n)611には、発電機10(PV)の発電電力量と負荷20(EV)との消費電力量の組み合わせ(以下、運転状態と称する。)が設定される。
OFF評価値Q(S(t),A(0))612には、その運転状態でOFF制御を行った場合における評価値が設定される。
ON評価値Q(S(t),A(1))613には、その運転状態でON制御を行った場合における評価値が設定される。
図5に示す負荷制御部238は、評価値Q(S(t),A(s))に基づき、自身が付設されている負荷20に対して消費電力制御を行う。
地域要求量算出部239は、電力供給システム1の電力の需給差を示す値である地域要求量ARを算出する。
評価値更新部240は、地域要求量算出部239が算出した地域要求量ARに基づき評価値Q(S(t),A(s))を更新する。
図7Aに発電機エージェント100が管理する運転状態管理テーブル140の一例を示している。運転状態管理テーブル140には、発電機エージェント100が現在把握している電力供給システム1における運転状態が管理される。
同図に示すように、運転状態管理テーブル140の各レコードは、エージェントID711、電力量712、及び最終更新時刻713の各項目を有している。
このうちエージェントID711には、発電機エージェント100及び負荷エージェント200の夫々に割り当てられている識別子が設定される。電力量712には、エージェントID711により特定される発電機エージェント100の発電電力量(自発電電力量又は他発電電力量)、及びエージェントID711により特定される負荷エージェント200の消費電力量(自消費電力量又は他消費電力量)のいずれかが設定される。最終更新時刻713には、電力量712の最終更新時刻が設定される。
図7Bに負荷エージェント200が管理する運転状態管理テーブル160の一例を示している。運転状態管理テーブル160には、負荷エージェント200が現在把握している電力供給システム1における運転状態が管理される。
同図に示すように、運転状態管理テーブル160の各レコードは、エージェントID751、電力量752、及び最終更新時刻753の各項目を有している。
このうちエージェントID751には、発電機エージェント100及び負荷エージェント200の夫々に割り当てられている識別子が設定される。電力量752には、エージェントID751により特定される発電機エージェント100の発電電力量(自発電電力量又は他発電電力量)、及びエージェントID751により特定される負荷エージェント200の消費電力量(自消費電力量又は他消費電力量)のいずれかが設定される。最終更新時刻753には、電力量752の最終更新時刻が設定される。
尚、エージェントごとに他のエージェントとの間の通信状態が異なるため、各エージェント(発電機エージェント100又は負荷エージェント200)が保持している運転状態管理テーブル(運転状態管理テーブル140又は運転状態管理テーブル160)の内容は必ずしも一致しない。
=処理説明=
次に以上の構成からなる本実施形態の電力供給システム1において行われる処理について説明する。
<発電機エージェントテーブル更新処理>
図8は、発電機エージェント100が行う、運転状態管理テーブル140を更新するための処理(以下、発電機エージェントテーブル更新処理S800と称する。)を説明するフローチャートである。発電機エージェントテーブル更新処理S800は、発電機エージェント100が、負荷エージェント200又は他の発電機エージェント100から、他発電電力量や他消費電力量を受信したことを契機として行われる。
発電機エージェント100は、他発電電力量や他消費電力量を受信すると(S801)、運転状態管理テーブル140を、受信した他発電電力量又は他消費電力量の内容で更新する(S802)。
次に発電機エージェント100は、S801で受信した他発電電力量や他消費電力量を、通信可能な状態にある他局に送信(転送)する(S803)。
次に発電機エージェント100は、自発電電力量を取得し(S804)、取得した自発電電力量を、通信可能な状態にある他局に送信する(S805)。
次に発電機エージェント100は、S804で取得した自発電電力量で運転状態管理テーブル140を更新する(S806)。
<負荷エージェントテーブル更新処理>
図9は、負荷エージェント200が行う処理のうち、運転状態管理テーブル160を更新するための処理(以下、負荷エージェントテーブル更新処理S900と称する。)を説明するフローチャートである。負荷エージェントテーブル更新処理S900は、負荷エージェント200が発電機エージェント100又は他の負荷エージェント200から、他発電電力量や他消費電力量を受信したことを契機として行われる。
負荷エージェント200は、他発電電力量や他消費電力量を受信すると(S901)、運転状態管理テーブル160を、受信した他発電電力量又は他消費電力量の内容で更新する(S902)。
次に負荷エージェント200は、S901で受信した他発電電力量や他消費電力量を、通信可能な状態にある他局に送信する(S903)。
次に負荷エージェント200は、自消費電力量を取得し(S904)、取得した自消費電力量を、通信可能な状態にある他局に送信(転送)する(S905)。
次に負荷エージェント200は、S904で取得した自消費電力量で、運転状態管理テーブル160を更新する(S906)。
<消費電力制御処理>
図10は、負荷エージェント200が、自身が付設されている負荷20の消費電力を制御する際に行う処理(以下、消費電力制御処理S1000と称する。)を説明するフローチャートである。尚、消費電力制御処理S1000は、随時(予め設定されたタイミング、定期的等)に行われる。
負荷エージェント200は、運転状態管理テーブル160から定まる、電力供給システム1の現在(=t0)の運転状態S(t0)におけるOFF制御A(0)の評価値Q(S(t0),A(0))と、電力供給システム1の現在(=t0)の運転状態S(t0)におけるON制御A(1)の評価値Q(S(t0),A(1))を、評価値管理テーブル150から取得する(S1001)。
尚、運転状態S(t0)が、なるべく電力供給システム1の現在の状態を正確に示すようにするために、運転状態管理テーブル160に登録されているレコードのうち、最終更新日時753が所定日時よりも古いものについては、運転状態S(t0)の特定要素から除外するようにしてもよい。
負荷エージェント200は、S1001で選出した評価値Q(S(t0),A(0))及び評価値Q(S(t0),A(1))のうち、電力供給システム1における需給制御の効果が最大の評価値(本実施形態では値が大きい方の評価値)Q(S(t0),A(i))(i=0 or 1)を特定する(S1002)。
負荷エージェント200は、自身が付設されている負荷20に対し、S1002で特定したQ(S(t0),A(i))に対応する消費電力制御(OFF制御A(0)又はON制御A(1))を行う(S1003)。
以上のように、本実施形態の電力供給システム1においては、負荷エージェント200の夫々が、自身が付設されている負荷20の消費電力量と、発電機エージェント100から受信した発電電力量と、自ら記憶している評価値とに基づいて、需給制御の効果が最大となる評価値を特定し、特定した評価値に対応する消費電力制御を自身が付設されている負荷20に対して行う。
このため、負荷エージェント200の夫々が自律的に自身が付設されている負荷20に対して消費電力制御を行うことができる。また、負荷エージェント200の夫々は、自らが記憶している評価値に基づいて自律的に消費電力制御を行うので、電力供給システム1に存在する発電機10の全てから発電電力量を受信できない場合でも、確実に電力供給システム1の需給制御を行うことができる。
<評価値更新処理>
負荷エージェント200は、上記消費電力制御を行った後、他のエージェント(発電機エージェント100又は負荷エージェント200)から受信した発電電力量又は消費電力量に基づき評価値管理テーブル150を更新する。
図11は、負荷エージェント200によって行われる、評価値管理テーブル150の更新に関する処理(以下、評価値更新処理S1100と称する。)を説明するフローチャートである。尚、評価値更新処理S1100は、例えば、自身の運転状態管理テーブル160が更新された後(図9のS902又はS906における更新処理がされた後)、随時行われる。
まず負荷エージェント200は、運転状態管理テーブル160の各レコードの電力量712(発電電力量及び消費電力量)を合計して地域要求量ARを算出する(S1101)。
尚、地域要求量ARがなるべく電力供給システム1の現在の状態を正確に示すようにするために、運転状態管理テーブル160に登録されているレコードのうち、最終更新日時753が所定日時よりも古いものについては、地域要求量ARの算出根拠から除外するようにしてもよい。
次に負荷エージェント200は、算出した地域要求量ARが所定の閾値以下であるか否かを判断する(S1102)。算出した地域要求量ARが所定の閾値以下である場合は(S1102:YES)S1103に進み、地域要求量ARが所定の閾値を超える場合は(S1102:NO)、処理が終了する。
S1103では、負荷エージェント200は、次式1により、図10のS1002で特定した評価値Q(S(t0),A(i))を計算する(S1103)。
評価値Q(S(t0),A(i))=(1−α)Q(S(t0),A(i))
+α・[r(0)+γ・max_a(Q(S(t1),A(i))]
・・・(式1)
尚、上式において、r(0)は正の定数(以下、報酬値と称する。)である。またmax_a(Q(S(t1),A(i))は、運転状態管理テーブル160により定まる現在(=t1)の運転状態S(t1)におけるOFF制御A(0)の評価値Q(S(t1),A(0))と、現在の運転状態S(t1)におけるON制御A(1)の評価値Q(S(t1),A(1))のうち、大きい方の値である。またγは、max_a(Q(S(t1),A(i))を評価値Q(S(t0),A(i))に反映させるための重みであり、αは、r(0)+γ・max_a(Q(S(t1),A(i))を評価値Q(S(t0),A(i))に反映させるための重みである。
以上のように、本実施形態の電力供給システム1にあっては、負荷エージェント200が、特定した評価値に対応する消費電力制御を行った後の運転状態に基づき地域要求量ARを算出し、地域要求量ARが改善されている場合は記憶している評価値を需給制御の効果が増大する方向に更新させる。このように、本実施形態の電力供給システム1にあっては、実際の制御結果に基づき評価値が自動的に更新されるので、電力供給システム1の需給制御を適切かつ確実に行うことができる。
<具体例>
図12は、図10に示した消費電力制御処理S1000、図9に示した負荷エージェントテーブル更新処理S900、及び、図11に示した評価値更新処理S1100を、具体的な数値を示して説明した図である。
同図において、符号121で示す枠内は消費電力制御処理S1000が行われる前の状態である。同図に示すように、負荷エージェント200(EV1)は、自身が付設されている負荷20の自消費電力量(0kW)を取得しており、また発電機エージェント100(PV1)が付設されている発電機10の他発電電力量(5kW)、及び発電機エージェント100(PV2)が付設されている発電機10の他発電電力量(3kW)を受信している。
符号121の状態において、負荷エージェント200(EV1)は、まず評価値管理テーブル150から、現在の運転状態S(0)におけるOFF制御A(0)の評価値Q(S(0),A(0))=0.4、及び運転状態S(0)におけるON制御A(1)の評価値Q(S(0),A(1))=0.6を選出する(符号1201)(図10のS1001に対応)。
次に負荷エージェント200(EV1)は、自身が付設されている負荷20に対し、値が大きい方の評価値Q(S(0),A(i))を特定し(図10のS1002)、特定した評価値Q(S(0),A(1))に対応する制御であるON制御A(1)を行う(符号1202)(図10のS1003)。
上記ON制御A(1)を行った後、次に負荷エージェント200(EV1)は、自消費電力量(−2kW)、発電機エージェント100(PV1)の他発電電力量(5kW)、及び負荷エージェント200(PV2)の他発電電力量(3kW)を取得する。また、負荷エージェント200(EV1)は、発電機エージェント100(PV1)、発電機エージェント100(PV2)以外の他のエージェントの他発電電力量や他消費電力量(例えば、PV3=5kW、EV2=−3kW,・・・)も取得する(符号1203)(図9のS902又はS906)。
続いて負荷エージェント200(EV1)は、取得した自消費電力量、他発電電力量、及び他消費電力量に基づき、電力供給システム1の地域要求量ARを「5」と算出する(図11のS1101)。図12に示す例では、地域要求量AR=PV1(+5)+EV2(+3)+EV1(−2)+PV3(5)+EV2(−3)+・・・=+5であり、予め設定されている閾値(ここでは10)以下であるので(図11のS1102でYESの場合)、評価値の更新(図11のS1103)を行う(符号1204)。
ここでは評価値Q(S(0),A(1))は0.7と計算され、負荷エージェント200(EV1)は、評価値管理テーブル150の当該評価値Q(S(0),A(1))の値(図6のON評価値613)に0.7を登録する(符号1206)。
ところで、以上に説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
例えば、負荷エージェント200は、図11に示した評価値更新処理S1100に代えて、図13に示す評価値更新処理S1300を行っても良い。同図に示すように、評価値更新処理S1300におけるS1301、S1302、及びS1304の処理は、評価値更新処理S1100のS1101、S1102、及びS1104の夫々と同様であるが、S1302では、負荷エージェント200は、S1301で算出した地域要求量ARが閾値を超えている場合に(S1302:NO)、次の式2に従って評価値Q(S(t0),A(i))を求め(S1303)、評価値管理テーブル150の内容を、求めた上記評価値Q(S(t0),A(i))の内容に更新する(S1305)。
評価値Q(S(t0),A(i))=(1−α)Q(S(t0),A(i))
+α・[s(0)+γ・max_a(Q(S(t1),A(i))]
・・・(式2)
式2において、s(0)は、負の定数(制裁値)である。max_a(Q(S(t1),A(i))、γ、及びαは式1と同様である。
このように、負荷エージェント200は、消費電力制御を行った後、地域要求量ARが所定の閾値を超えている場合にはその消費電力制御の評価値(Q(S(t0),A(i)))を下げるので、電力供給システム1の需給制御をより確実に行うことができる。
1 電力供給システム
10 発電機
20 負荷
100 発電機エージェント
140 運転状態管理テーブル
150 評価値管理テーブル
160 運転状態管理テーブル
200 負荷エージェント
S800 発電機エージェントテーブル更新処理
S900 負荷エージェントテーブル更新処理
S1000 消費電力制御処理
S1100 評価値更新処理

Claims (5)

  1. 1つ以上の発電機、及び1つ以上の負荷を含んで構成される電力供給システムの制御方法であって、
    前記発電機の夫々に、無線通信機能を備えた情報処理装置である発電機エージェントを付設し、
    前記負荷の夫々に、無線通信機能を備えた情報処理装置である負荷エージェントを付設し、
    前記負荷エージェントは、自身が付設されている前記負荷に対して消費電力制御を行い、
    前記発電機エージェントは、自身が付設されている発電機の発電電力量を取得し、取得した前記発電電力量を、自身と通信可能な前記負荷エージェントに送信し、
    前記負荷エージェントは、自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、取得した前記消費電力量を、自身と通信可能な他の前記負荷エージェントに送信し、
    前記負荷エージェントは、
    一つ以上の前記発電機の発電電力量と一つ以上の前記負荷の消費電力量との組み合わせによって定まる前記電力供給システムの運転状態と前記消費電力制御との組み合わせに対応づけて、当該消費電力制御を行った場合における前記電力供給システムの需給制御の効果を示す値である評価値を記憶し、
    自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、
    自身と通信可能な他の前記負荷エージェントから送られてくる前記消費電力量を受信し、
    記憶している前記評価値のうち、受信した前記発電電力量、受信した前記消費電力量、及び取得した前記消費電力量の組み合わせによって定まる前記運転状態に対応する評価値を選出し、
    選出した前記評価値のうち、需給制御の効果が最大の前記評価値を特定し、特定した前記評価値に対応する前記消費電力制御を自身が付設されている前記負荷に対して行い
    前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、
    自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、
    自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、
    前記受信した発電電力量と前記取得した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値以下であるか否かを判断し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値以下である場合に、前記需給制御の効果が増大する方向に、前記特定した評価値を更新する
    ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。
  2. 請求項に記載の電力供給システムの制御方法であって、
    前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、
    自身と通信可能な前記負荷エージェントから送られてくる前記消費電力量を受信し、
    前記受信した発電電力量と、前記取得した前記消費電力量と、前記受信した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値以下であるか否かを判断し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値以下である場合に、前記需給制御の効果が増大する方向に、前記特定した評価値を更新する
    ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。
  3. 請求項1に記載の電力供給システムの制御方法であって、
    前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、
    自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、
    自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、
    前記受信した発電電力量と前記取得した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値を超えているか否かを判断し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値を超えている場合に、前記需給制御の効果が減少する方向に、前記特定した評価値を更新する
    ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。
  4. 請求項1に記載の電力供給システムの制御方法であって、
    前記消費電力制御は、自身が付設されている前記負荷の電力消費を停止させる制御、及び自身が付設されている前記負荷の電力消費を開始させる制御を含む
    ことを特徴とする電力供給システムの制御方法。
  5. 1つ以上の発電機、及び1つ以上の負荷を含んで構成される電力供給システムであって、
    前記発電機の夫々に、無線通信機能を備えた情報処理装置である発電機エージェントが付設され、
    前記負荷の夫々に、無線通信機能を備えた情報処理装置である負荷エージェントが付設され、
    前記負荷エージェントは、自身が付設されている前記負荷に対して消費電力制御を行い、
    前記発電機エージェントは、自身が付設されている発電機の発電電力量を取得し、取得した前記発電電力量を、自身と通信可能な前記負荷エージェントに送信し、
    前記負荷エージェントは、自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、取得した前記消費電力量を、自身と通信可能な他の前記負荷エージェントに送信し、
    前記負荷エージェントは、
    一つ以上の前記発電機の発電電力量と一つ以上の前記負荷の消費電力量との組み合わせによって定まる前記電力供給システムの運転状態と前記消費電力制御との組み合わせに対応づけて、当該消費電力制御を行った場合における前記電力供給システムの需給制御の効果を示す値である評価値を記憶し、
    自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、
    自身と通信可能な他の前記負荷エージェントから送られてくる前記消費電力量を受信し、
    自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、
    記憶している前記評価値のうち、受信した前記発電電力量、受信した前記消費電力量、及び取得した前記消費電力量の組み合わせによって定まる前記運転状態に対応する評価値を選出し、
    選出した前記評価値のうち、需給制御の効果が最大の前記評価値を特定し、特定した前記評価値に対応する前記消費電力制御を自身が付設されている前記負荷に対して行い
    前記負荷エージェントは、前記消費電力制御を行った後、
    自身と通信可能な前記発電機エージェントから送られてくる前記発電電力量を受信し、
    自身が付設されている負荷の消費電力量を取得し、
    前記受信した発電電力量と前記取得した前記消費電力量とに基づき、前記電力供給システムの電力量の需給差を示す値である地域要求量を算出し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値以下であるか否かを判断し、
    算出した前記地域要求量が所定の閾値以下である場合に、前記需給制御の効果が増大する方向に、前記特定した評価値を更新する
    ことを特徴とする電力供給システム。
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