JP5401831B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、低コストで製造することが可能な表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
従来より、ディスプレイ等の表示素子を作成する際には、ガラス基板などの基板上に半導体プロセスを用いて表示素子を駆動するための半導体回路を形成し、この半導体回路上に絶縁膜を形成し、更にこの上に、表示素子を形成していた。即ち、ガラス基板等の基板上に順次膜を積層することにより表示素子を駆動するための半導体回路及び表示素子を形成していた。
このため、特許文献1に開示されているように、半導体回路を形成した後に、厚い層間絶縁膜を形成する必要があり、更に、形成された層間絶縁膜には、半導体回路と表示素子とを電気的に接続するためのスルーホールを形成する必要があった。
このように、層間絶縁膜をSiOやSi等の無機材料により形成する場合には、スパッタリングやCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成する方法が用いられているが、これらの真空プロセスは工程数が多く、特に半導体材料として有機半導体材料を用いる場合では、層間絶縁膜を形成する際のプロセスがプラズマプロセスであることから、有機半導体材料にダメージを与えてしまい十分な特性を得ることができなくなってしまう。また、スルーホールを形成する場合には、RIE(Reactive Ion Etching)等によりエッチングにより行われるため有機半導体にダメージを与え、所定の特性を得ることができなくなるという問題があった。特許文献2では、このような問題点を解消するため層間絶縁膜として、有機材料と微粒子の混合物を用いてスクリーン印刷法等により形成する方法が挙げられている。
特開2004−104134号公報 特開2007−103484号公報
しかしながら、特許文献2に記載されているように、湿式により層間絶縁膜を形成する方法においても、通常、半導体素子からなる駆動部を形成した後に、層間絶縁膜が形成される。具体的には、絶縁材料を有機溶剤に溶かしたものにより湿式塗布する場合、半導体素子を形成する材料が有機溶剤に侵されやすい材料であると、半導体材料に悪影響を与え、形成される半導体素子の特性が十分に得ることができないといった問題点があった。また、層間絶縁膜を形成するためには、通常、加熱が必要であることから、半導体素子を構成している材料が熱に弱い材料である場合には、半導体素子が熱による影響を受け、十分な特性を得ることができないといった問題点があった。
更に、層間絶縁膜やスルーホールの形成は、一般に半導体素子からなる駆動部を形成した後に行われる。このため、一連のプロセスを行うため製造工程が長期化し、生産効率を低下させてしまう。また、通常は半導体素子からなる駆動部を形成した後に、表示部を形成するが、表示部を作成するプロセスにおいて加熱やUV照射等のプロセスが必要となる場合、熱やUVによるダメージを受けやすい半導体材料を用いると、形成される半導体素子の特性を十分に得ることができないといった問題点を有していた。
また、層間絶縁膜を形成した後、その上に電極パターンを形成するものであることから、下地の影響を受けた層間絶縁膜の表面は凹凸状になり、この上に電極を形成した場合には、断線等の発生や、高抵抗な領域が形成されてしまい、半導体素子として不良の原因となるおそれがあった。このため、CMP(化学機械研磨)等により平坦化する技術もあるが、CMPにより下地の半導体層がダメージを受ける可能性は否めず、また、CMPを行うことにより工程数が増加し製造時間を増加させてしまうといった問題点があった。
一方、特許文献2に記載されている方法では、有機材料と微粒子の混合するために用いられる有機溶剤等が、半導体材料に悪影響を与え、半導体素子としての特性を変化させてしまうという問題点があった。
本発明は、このような問題に対しなされたものであり、生産性を向上させ、かつ、半導体材料及び半導体素子に悪影響を与えることのない低コストで高品質な表示装置及び表示装置の製造方法を提供するものである。
本発明は、半導体回路が形成されている第1の基板と、一方の面には画像表示を行うための電極と、前記電極とはコンタクトホールにより接合されており他方の面に露出している複数の電極とが形成されている第2の基板と、前記第2の基板の画像表示を行うための電極とともに画像表示を行うための電極の形成されている第3の基板と、前記第2の基板と前記第3の基板の間に設けられた画像表示を行うための画像表示層と、前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極とが電気的に接続されており、前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極との電気的な接続は、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた異方性導電膜を介して接続されるものであって、前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極は、第2の基板表面よりも突出して形成されており、前記半導体回路における半導体素子は、前記第1の基板上にゲート電極を形成し、前記ゲート電極を覆うようにゲート絶縁膜を形成し、更にゲート絶縁膜上に、ソース電極及びドレイン電極を形成し、ソース電極及びドレイン電極と接した半導体層を形成したものであって、前記ゲート電極を形成する際に同時に形成されるゲート電極に接続されていない第1の電極と、前記ゲート絶縁膜を形成する際に同時に形成される絶縁膜と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極を形成する際に同時に形成される第2の電極により、コンデンサーが形成されており、前記第1の基板における第2の電極と前記第2の基板に形成されている電極とを電気的に接続することにより、前記コンデンサーは、前記半導体素子に電気的に接続された画素容量となるものであって、前記第2の基板の前記他方の面に露出している複数の電極のうちの1つは、前記半導体素子の電極と接続されており、前記第2の基板の前記他方の面に露出している複数の電極のうちの他の1つは、前記第2の極に接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、半導体回路が形成されている第1の基板と、一方の面には画像表示を行うための電極と、前記電極とはコンタクトホールにより接合されており他方の面に露出している電極と、前記露出している電極と同一面上の異なる領域に前記第1の基板に形成されている電極と接続させるための電極が形成されている第2の基板と、前記第2の基板における一方の面に設けられた一方の電極と、前記一方の電極上に画像表示を行うための画像表示層と他方の電極とが順次積層形成されることで、一方の電極と他方の電極の間の層間を形成するように設けられた画像表示層と、前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面の電極及び前記他方の面に露出している電極とが電気的に接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記第2の基板の画像表示を行うための電極とともに画像表示を行うための電極の形成されている第3の基板と、前記第2の基板と前記第3の基板の間に設けられた画像表示を行うための画像表示層とを有することを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極との電気的な接続は、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた異方性導電膜を介して接続されることを特徴とする。
また、本発明は、前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面の電極及び前記他方の面に露出している電極との電気的な接続は、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた異方性導電膜を介して接続されることを特徴とする。
また、本発明は、前記第2の基板における他方の面であって、他方の面に露出している電極は、第2の基板表面よりも突出して形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記半導体回路における半導体素子は、前記第1の基板上にゲート電極を形成し、前記ゲート電極を覆うようにゲート絶縁膜を形成し、更にゲート絶縁膜上に、ソース電極及びドレイン電極を形成し、ソース電極及びドレイン電極と接した半導体層を形成したものであって、前記ゲート電極を形成する際に同時に形成されるゲート電極に接続されていない第1の電極と、前記ゲート絶縁膜を形成する際に同時に形成される絶縁膜と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極を形成する際に同時に形成される第2の電極により、コンデンサーが形成されており、前記第1の基板における第2の電極と前記第2の基板に形成されている電極とを電気的に接続することにより、前記コンデンサーは、前記半導体素子に電気的に接続された画素容量となるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記半導体素子は、一つの画素あたりに第1の半導体素子と第2の半導体素子と2つ形成されており、前記第2の基板の前記他方の面に露出している複数の電極のうちのいずれかにより、ドライバ線、信号線、前記第2の電極に接続される電極、前記第2の基板の画像表示を行うための電極とコンタクトホールにより接合されている電極が形成されており、前記第1の半導体素子のドレインと前記第2の基板の画像表示を行うための電極とコンタクトホールにより接合されている電極とが接続されており、前記第1の半導体素子のソースと前記ドライバ線とが接続されており、前記第2の半導体素子のソースと前記信号線とが接続されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記画像表示層は、液晶表示素子、電気泳動表示素子、エレクトロクロミック表示素子、エレクトロルミネッセンス表示素子、エレクトロデポジッション表示素子を構成するものであることを特徴とする。
また、本発明は、第1の基板の表面に半導体回路を形成する回路形成工程と、第2の基板にコンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程と、前記第2の基板の両面に電極を形成すると共に、前記コンタクトホールを電極材料により充填し電極を形成する電極形成工程と、前記第2の基板の一方の面と電極の形成された第3の基板との間に画像表示層を形成する表示素子形成工程と、前記第2の基板の他方の面に形成されている電極と前記第1の基板の半導体回路の形成されている面に形成されている電極とを電気的に接続する接続工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明は、第1の基板の表面に半導体回路を形成する回路形成工程と、第2の基板にコンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程と、前記第2の基板の両面に電極を形成すると共に、前記コンタクトホールを電極材料により充填し電極を形成する電極形成工程と、前記第2の基板の一方の面の電極上に画像表示層を形成し、前記画像表示層上に電極の形成されている第3の基板を積層する表示素子形成工程と、前記第2の基板の他方の面に形成されている電極と前記第1の基板の半導体回路の形成されている面に形成されている電極とを電気的に接続する接続工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明は、前記回路形成工程において、同時にコンデンサーからなる画素容量を形成し、前記接続工程において、前記半導体回路と前記画素容量とを接続させるものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記接続工程において、前記第2の基板の他方の面と前記第1の基板の半導体回路の形成されている面との間に設けられた異方性導電膜により電気的に接続することを特徴とする。
また、本発明は、前記画像表示層は、液晶表示素子、電気泳動表示素子、エレクトロクロミック表示素子、エレクトロルミネッセンス表示素子、エレクトロデポジッション表示素子を構成するものであることを特徴とする。
また、本発明は、前記電極形成工程は、前記コンタクトホールの形成されている第2の基板の全面に金属メッキを行う工程と、前記金属メッキがされている表面に、電極パターンとなる領域にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンの形成されていない領域の金属メッキをウエットエッチング又はドライエッチングにより除去する工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明は、前記電極形成工程は、前記第2の基板の表面において電極が形成されない領域にレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンの形成の後、前記第2の基板の全面に金属膜を形成する工程と、前記レジストパターン上に形成された金属をレジストと共に除去する工程と、からなることを特徴とする。
また、本発明は、前記電極形成工程は、前記第2の基板の表面において、金属ペーストを用いた印刷法により電極パターンが形成することを特徴とする。
また、本発明は、前記金属メッキを行う工程において、電極材料となる金属をメッキした後、SnまたはSnを含む合金膜を形成したことを特徴とする。
また、本発明は、前記電極形成工程が終了した後に、前記第1の基板と電気的に接続される前記第2の基板の他方の面の電極の表面を粗くする処理をした後、接続工程を行うことを特徴とする。
本発明によれば、層間絶縁膜を形成することなく多層配線からなる表示装置を形成することができるため、生産性を向上させることができる。また、加熱やUV照射を行う工程は半導体素子を形成する工程とは別工程で行い各々を接合するため、半導体素子等に熱やUV照射による影響を与えることなく表示装置を製造することができる。これにより、低コストで高品質な表示装置及び表示装置の製造方法を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、以下に説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明に係る第1の実施の形態について説明する。本実施の形態は、電気泳動表示装置の作成方法である。
図1に本実施の形態に係る電気泳動表示装置を駆動するための回路図を示す。具体的には、一つの画素となる電気泳動表示素子である画像表示素子11を駆動するために一つのFET(電界効果型トランジスタ)12と一つの画素容量13が、各々の画素ごとに設けられている。FET12において、ゲート(G)は、ゲート線15と接続されており、ソース(S)は、信号線14と接続されており、ドレイン(D)は、画像表示素子11の一方の電極及び画素容量13の一方の電極と接続されている。尚、画像表示素子11の他方の電極及び画素容量13の他方の電極は、ともに接地されている。このような駆動回路において、各々の画素は、信号線14より画素の階調に応じ印加される電圧と、各々のFET12のゲート(G)に信号電圧が印加される走査線となるゲート線15に順次ゲート電圧を印加し走査することにより、各々の画素の表示がなされる。
画素容量13は、一回の走査を行う間において、階調信号を維持する機能を有しており、走査の間隔等により、その容量が定まる。
次に、本実施の形態における駆動装置の製造プロセスについて説明する。本実施の形態に係る駆動装置は、各々電極が形成されている3枚の基板から構成される。尚、画素容量が形成される領域については、説明の都合上省略されている。
最初に、図2(a)に示すように第1の基板21の表面にゲート電極22となる電極を形成する。第1の基板21を構成する材料としては、SiO等の無機絶縁材料、ポリイミド樹脂、スチレン樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル系樹脂、ポリエステルアルキド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、PVDF等)、パリレン樹脂、エポキシアクリレート、光硬化性樹脂(ウレタン−アクリレート等)、プルラン・セルロース等の多糖類及びその誘導体等の有機絶縁材料が用いられる。また、これらの材料をフィルム化された導電性材料の表面に成膜により形成したものであってもよい。本実施の形態における基板材料における体積抵抗率は、1×1013〔Ω・cm〕以上であることが好ましく、より好ましくは、1×1014〔Ω・cm〕以上であることが好ましい。尚、後述する第2の基板、第3の基板についても上述の材料が用いられる。
また、このゲート電極22を構成する材料は、Cr(クロム)、Ta(タンタル)、Ti(チタン)、Cu(銅)、Al(アルミニウム)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Ni(ニッケル)、Au(金)、Pd(パラジウム)、Pt(白金)、Ag(銀)、Sn(錫)等の金属又はこれらの合金、ITOや酸化インジウムや酸化亜鉛からなる透明電極材料、ポリアセチレン系導電性高分子材料、ポリパラフェニレン及びその誘導体、ポリフェニレンビニレン及びその誘導体等のポリフェニレン系導電性高分子材料、ポリピロール及びその誘導体、ポリチオフェン及びその誘導体、ポリフラン及びその誘導体等の複素環系導電性高分子材料、ポリアニリン及びその誘導体等のイオン性導電性高分子材料のうち少なくとも1種が用いられる。またこれら導電性高分子材料は、適当なドーパントをドーピングすることにより導電率を高くして用いても良い。ドーピングに用いられるドーパントとしては、ポリスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸等の蒸気圧の低いものを用いるのが好ましい。また本実施の形態では、金属、合金、導電性高分子材料を併用するものであっても良い。尚、第2の基板、第3の基板に形成される電極についても上述の材料により構成される。
本実施の形態における電極の形成方法は、真空蒸着、スパッタリング、CVDといった真空成膜プロセスにより、電極となる金属材料を全面に形成した後、電極パターンとなる領域にレジストが形成されるように、フォトレジストの塗布、プリベーク、露光装置による露光、現像により形成する。このように、レジストパターンの形成されたものについて、RIE等によりエッチングを行うことにより、電極を形成することができる。また、導電性材料をインク化して、インクジェット法、フレキソ印刷等の凸版を用いる印刷法、スクリーン印刷等の孔版を用いる印刷法、オフセット印刷等の平版を用いる印刷法、グラビア印刷等の凹版を用いる印刷法といった印刷方法によっても形成することが可能である。印刷により電極を形成する場合には、前述のようなフォトレジストの塗布や露光装置による露光プロセスを経ることなく電極を形成することができるため、低コストで早く形成することができる。また、金属メッキ等によっても形成することが可能である。金属メッキの場合、非常に簡単なプロセス装置にて低抵抗の電極薄膜を形成することが可能であり、特に、電極膜厚を厚くしたい場合等に有利である。
このようにして、図2(a)に示すように、第1の基板21上にゲート電極22を形成する。
次に、図2(b)に示すように、第1の基板21上のゲート電極22の形成されている面に、ゲート絶縁膜23を形成する。本実施の形態におけるゲート絶縁膜23を構成する材料は、SiO(二酸化ケイ素)、Ta(五酸化タンタル)、Al(アルミナ)等の無機絶縁材料、ポリイミド樹脂、スチレン樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル系樹脂、ポリエステルアルキド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、PVDF等)、パリレン樹脂、エポキシアクリレート、光硬化性樹脂(ウレタン−アクリレート等)、プルラン・セルロース等の多糖類及びその誘導体等の有機絶縁材料が用いられる。本実施の形態における絶縁膜の体積抵抗率は、1×1013〔Ω・cm〕以上であることが好ましく、より好ましくは、1×1014〔Ω・cm〕以上であることが好ましい。
また、ゲート絶縁膜23の形成方法は、真空蒸着、スパッタリング、CVDといった真空成膜プロセスにより、絶縁膜となる材料を全面に形成する方法の他、陽極酸化法、フレキソ印刷等の凸版を用いる印刷法、スクリーン印刷等の孔版を用いる印刷法、オフセット印刷等の平版を用いる印刷法、グラビア印刷等の凹版を用いる印刷法といった印刷方法、スピンコート法、ディッピング法、スプレーコート法、インクジェット法により形成される。
このようにして、図2(b)に示すように第1の基板21上に形成されたゲート電極22を覆うように、ゲート絶縁膜23を形成する。
この後、図2(c)に示すように、ゲート絶縁膜23上に電極24、25を形成する。この電極24、25は、この後に半導体層が形成されることにより、FETのドレイン(D)及びソース(S)となる電極である。具体的には、ゲート絶縁膜23上にCu等の電極材料を全面にスパッタリング等により形成した後、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を経てドレイン及びソースが形成される電極上にレジストパターンを形成する。この後、RIEにより、レジストの形成されていない領域の電極材料を除去し、最後にレジストを有機溶剤により除去することにより、電極24、25を形成する。尚、この電極24、25は、FETのドレイン及びソースを形成するための電極であるため、ゲート絶縁膜23を介したゲート電極22上にチャネルを形成させるため、この領域では、電極24と電極25とは離れて形成されている。
この後、図2(d)に示すように、ゲート絶縁膜23を介し、ゲート電極22の直上となる領域に、電極24、25の双方に接して、半導体層26を形成する。本実施の形態に係る半導体層26を形成する材料としては、フルオレン、ポリフルオレン誘導体、ポリフルオレノン、フルオレノン誘導体及びポリ−N−ビニルカルバゾール誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタメート誘導体、ポリビニルフェナントレン誘導体、ポリシラン誘導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン、トリアリールアミン誘導体等のアリールアミン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、インデン誘導体、インデノン誘導体、ブタジエン誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド、ポリビニルピレン等のピレン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導体、ビススチルベン誘導体等のスチルベン誘導体、エナミン誘導体、ポリアルキルチオフェン誘導体、ベンゾチエノベンゾチオフェン誘導体等のチオフェン誘導体よりなる群から選ばれる少なくとも1種の有機半導体材料、又は、ペンタセン、テトラセン、ビスアゾ、トリスアゾ系色素、ポリアゾ系色素、トリアリールメタン系色素、チアジン系色素、オキサジン系色素、キサンテン系色素、シアニン系色素、スチリル系色素、ピリリウム系色素、キナクリドン系色素、インジゴ系色素、ペリレン系色素、多環キノン系色素、ビスベンズイミダゾール系色素、インダンスロン系色素、スクアリリウム系色素、アントラキノン系色素、ポルフィリン系色素、銅フタロシアニン、チタニルフタロシアニン等のフタロシアニン系色素等の有機半導体材料、CdS,ZnO、PbTe、PbSnTe、InGaZnO、GaP、GaAlAs、GaN等の化合物半導体、多結晶シリコン、アモルファスシリコン等のシリコン半導体材料を用いることが可能である。
また、半導体層26の形成方法は、真空蒸着、スパッタリング、CVD等の真空成膜プロセスにより、半導体膜を全面に形成した後、半導体層が形成される領域にレジストが残るように、フォトレジストの塗布、プリベーク、露光装置による露光、現像によりを行うことによりレジストパターンを形成した後、RIE等によるエッチングによりレジストパターンの形成されていない領域の半導体膜を除去することにより形成する。また、半導体材料をインク化して、インクジェット法、フレキソ印刷等の凸版を用いる印刷法、スクリーン印刷等の孔版を用いる印刷法、オフセット印刷等の平版を用いる印刷法、グラビア印刷等の凹版を用いる印刷法といった印刷方法によっても形成することが可能である。印刷により半導体層26を形成する場合には、前述のようなフォトレジストの塗布や露光装置による露光プロセスを経ることなく形成することができるため、低いコストで、かつ、短時間に形成することができる。
次に、上述した工程とは、別工程で画像表示素子となる部分を作成する。
具体的には、図3(a)に示すように、第2の基板31にコンタクトホール32を形成する。具体的には、レーザー加工による方法、コンタクトホール32の形成される領域以外の全面にレジストを塗布した後、ウエットエッチングやドライエッチング等により形成する方法、基板材料を溶融した後に鋳型等に流し込み固めることにより形成する方法等がある。
次に、図3(b)に示すように、この第2の基板31について、無電解メッキを行う。これにより第2の基板31の露出している表面、即ち、第2の基板31の両面及びコンタクトホール32において金属が付着する。無電解メッキでは、第2の基板31の表面のみならずコンタクトホール32内にも効率よく回り込むため均一に金属膜33が形成される。尚、上述の無電解メッキにより金属膜33を形成する方法以外にも、真空蒸着、スパッタリング、CVD等の真空成膜により金属膜33を形成することも可能である。特に、CVDはステップカバレッジが良好であることから、コンタクトホール内に電極を形成する場合には好ましい。
次に、図3(c)に示すように、金属膜33の形成された第2の基板31の全面にフォトレジストを塗布した後、プリベークを行い、露光装置により露光を行った後に現像を行う。これにより、金属膜33上において、電極が形成される領域にのみフォトレジスト34からなるパターンが形成される。
次に、図3(d)に示すように、RIE等によるエッチングにより、フォトレジスト34の形成されていない領域の金属膜33を除去する。
次に、図3(e)に示すように、フォトレジスト34を有機溶剤等により除去することにより、第2の基板31上に電極35が形成される。この際、電極35は、一方の面は画像表示素子の電極35aとなるものと、他方の面と接続するためのコンタクトホール32に形成された電極35bからなるものである。尚、電極35bの表面は、第2の基板31の表面よりも突出して形成されており、凸状の形状となっている。
次に、図4(a)に示すように、第2の基板31の電極35aが形成される面に画像表示層36を形成し、更に、その上に、対抗電極となる電極42の形成された第3の基板41とを貼り合わせることにより画像表示素子が形成される(貼り合わせ領域は、不図示)。尚、本実施の形態における画像表示層36は、電気泳動表示素子を構成する材料の他、液晶表示素子を構成する材料等が挙げられる。また、第2の基板31の電極35aが形成されている面と、第3の基板41の対抗電極となる電極42の形成されている面とを向かい合わせた状態で貼り合わせた後、画像表示層36を形成する方法により形成する場合もある。
次に、図4(b)に示す駆動回路となる半導体素子が形成された第1の基板21に形成されている電極24と、第2の基板31のコンタクトホールに形成された電極35bとを電気的に接続させる。このため、第1の基板21の電極24の形成されている面に異方性導電膜28を形成する。異方性導電膜28は、市販されている異方性導電シートを第1の基板21の電極24の形成されている面の表面に敷く方法や、この表面に異方性導電ペーストを塗布する方法により形成する。
この後、図4(c)に示すように、第1の基板21と第2の基板31とを圧着させることにより、第1の基板21の電極24と第2の基板31のコンタクトホールに形成された電極35bとの間の異方性導電膜28が圧着されて、電気的な導通性が生じる領域29が形成され、第1の基板21の電極24と第2の基板31のコンタクトホールに形成された電極35bとが電気的に接続される。これにより、3枚の基板から構成される画像表示装置ができあがる。
尚、第3の基板41の形成されている面が表示装置の視認側である場合には、第3の基板41及び第3の基板41に形成される電極42は透明基板及び透明電極により形成する必要がある。また、第1の基板21の形成されている面が表示装置の視認側である場合には、第1の基板21及び第1の基板21に形成される駆動素子等は、透明であることが必要となる。また、第1の基板21には駆動回路等が形成されており、第3の基板41には、画像表示素子を構成する画像表示層36が形成されているため、駆動回路や画像表示層36が水分や大気の影響により劣化する材料を用いている場合においては、パッシベーション性能向上のため、Si等の水分や酸素の透過性の低い薄膜を第1の基板21及び第3の基板41の内側又は外側に形成しておくことが望ましい。本実施の形態では、図示はしていないが、このようなSi等からなる膜を第1の基板21及び第3の基板41の表面に形成しており、各々の基板間は接着剤により接着されており、水分や酸素の侵入を防いだ構造となっている。
また、本実施の形態では、異方性導電膜28を用いた場合について説明したが、この他の接続方法として、図5に示すようなハンダを用いる方法がある。
具体的には、図5(a)に示すように、第2の基板31のコンタクトホールに形成された電極35bの先端部分にハンダ層37を形成する。このハンダ層37は、ハンダを成膜してもハンダペーストを塗布することにより形成してもよい。
次に、図5(b)に示すように、第2の基板31の電極35aが形成される面に画像表示層36を形成し、更に、その上に、対抗電極となる電極42の形成された第3の基板41とを貼り合わせることにより画像表示素子を形成する。
次に、図5(c)に示す駆動回路となる半導体素子が形成された第1の基板21に形成されている電極24と、第2の基板31のコンタクトホールに形成された電極35bとを電気的に接続させる。この際、ハンダ層37の形成されている面において局所的加熱を行い、ハンダ層37のハンダを溶かすことにより、第1の基板21の電極24と第2の基板31のコンタクトホールに形成された電極35bとを電気的に接続する。これにより、図5(d)に示すように、3枚の基板から構成される画像表示装置ができあがる。
尚、上述のハンダ層37を設けることなく、直接第1の基板21における電極24と、第2の基板31の電極35bとを密着させて、電気的接合をとることも可能である。この場合における表示装置の構成を図6に示す。
また、異方性導電膜28を用い第1の基板21の電極と第2の基板31の電極35bとの電気的接続をとる場合には、接合領域となるコンタクトホールに形成される電極35bの表面は平坦であることが好ましい。一方、異方性導電膜28を用いることなく第1の基板21の電極と第2の基板31のコンタクトホールにより形成された電極35bとの電気的接続をとる場合には、接合領域となるコンタクトホールに形成される電極35bの表面は粗面化処理されていることが好ましい。具体的には、エッチング液にこの部分を短時間浸すことにより粗面化を行う。
本実施の形態における画像表示装置は、層間絶縁膜を形成する必要がないため、低温プロセスで形成することが可能であり、半導体素子に悪影響を与えることなく、短時間に製造することが可能である。更に、各々の基板の表面に電極が形成されているため、層間絶縁膜上に電極パターンを形成することがなく、断線や配線の高抵抗化に起因する不良を排除することが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
本発明に係る第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、電気泳動表示装置の作成方法である。
図7に本実施の形態に係る電気泳動表示装置を駆動するための回路図を示す。本実施の形態に係る駆動回路は、電流を流すことにより表示素子の駆動をおこなう電流駆動型表示素子の駆動回路である。
具体的には、一つの画素となる電気泳動表示素子である表示素子111を駆動するために2つのFET(電界効果型トランジスタ)112、113と1つの画素容量114が、各々の画素ごとに設けられている。FET112において、ゲート(G)は、ゲート線115と接続されており、ソース(S)は、信号線117と接続されており、ドレイン(D)は、FET113のゲート(G)及び画素容量114の一方の電極と接続されている。尚、画素容量114の他方の電極は、容量線116と接続されている。また、FET113においては、ソース(S)はドライバ線118と接続されており、ドレイン(D)は、表示素子111の一方の電極と接続されている。尚、表示素子111の他方の電極は接地されている。
次に、本実施の形態における駆動装置の製造プロセスについて説明する。本実施の形態に係る駆動装置は、各々電極が形成されている3枚の基板から構成される。尚、画素容量が形成される領域については、説明の都合上省略されている。
最初に、図8(a)に示すように第1の基板121の表面にゲート電極122a、122b、ゲート線115及び容量線116(ゲート線115及び容量線116については、図8において不図示)となる電極を形成する。第1の基板121を構成する材料としては、SiO等の無機絶縁材料、ポリイミド樹脂、スチレン樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル系樹脂、ポリエステルアルキド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、PVDF等)、パリレン樹脂、エポキシアクリレート、光硬化性樹脂(ウレタン−アクリレート等)、プルラン・セルロース等の多糖類及びその誘導体等の有機絶縁材料が用いられる。また、これらの材料をフィルム化された導電性材料の表面に成膜により形成したものであってもよい。本実施の形態における基板材料における体積抵抗率は、1×1013〔Ω・cm〕以上であることが好ましく、より好ましくは、1×1014〔Ω・cm〕以上であることが好ましい。尚、後述する第2の基板、第3の基板についても上述の材料が用いられる。
この第1の基板121上形成されるゲート電極122a、122b等を構成する材料としては、Cr(クロム)、Ta(タンタル)、Ti(チタン)、Cu(銅)、Al(アルミニウム)、Mo(モリブデン)、W(タングステン)、Ni(ニッケル)、Au(金)、Pd(パラジウム)、Pt(白金)、Ag(銀)、Sn(錫)等の金属又はこれらの合金、ITOや酸化インジウムや酸化亜鉛からなる透明電極材料、ポリアセチレン系導電性高分子材料、ポリパラフェニレン及びその誘導体、ポリフェニレンビニレン及びその誘導体等のポリフェニレン系導電性高分子材料、ポリピロール及びその誘導体、ポリチオフェン及びその誘導体、ポリフラン及びその誘導体等の複素環系導電性高分子材料、ポリアニリン及びその誘導体等のイオン性導電性高分子材料のうち少なくとも1種が用いられる。またこれら導電性高分子材料は、適当なドーパントをドーピングすることにより導電率を高くして用いても良い。ドーピングに用いられるドーパントとしては、ポリスルホン酸、ポリスチレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン酸等の蒸気圧の低いものを用いるのが好ましい。また本実施の形態では、金属、合金、導電性高分子材料を併用するものであっても良い。尚、第2の基板、第3の基板に形成される電極についても上述の材料により構成される。
本実施の形態における電極の形成方法は、真空蒸着、スパッタリング、CVDといった真空成膜プロセスにより、電極となる金属材料を全面に形成した後、電極パターンとなる領域にレジストが形成されるように、フォトレジストの塗布、プリベーク、露光装置による露光、現像により形成する。このように、レジストパターンの形成されたものについて、RIE等によりエッチングを行うことにより、電極を形成することができる。また、導電性材料をインク化して、インクジェット法、フレキソ印刷等の凸版を用いる印刷法、スクリーン印刷等の孔版を用いる印刷法、オフセット印刷等の平版を用いる印刷法、グラビア印刷等の凹版を用いる印刷法といった印刷方法によっても形成することが可能である。印刷により電極を形成する場合には、前述のようなフォトレジストの塗布や露光装置による露光プロセスを経ることなく電極を形成することができるため、低コストで早く形成することができる。また、金属メッキ等によっても形成することが可能である。金属メッキの場合、非常に簡単なプロセス装置にて低抵抗の電極薄膜を形成することが可能であり、特に、電極膜厚を厚くしたい場合等に有利である。
このようにして、図8(a)に示すように、第1の基板121上にゲート電極122a、122b及び、ゲート線115及び容量線116を形成する。
次に、図8(b)に示すように、第1の基板121上のゲート電極122a、122bの形成されている面に、ゲート絶縁膜123a、123bを形成する。本実施の形態におけるゲート絶縁膜123を構成する材料は、SiO(二酸化ケイ素)、Ta(五酸化タンタル)、Al(アルミナ)等の無機絶縁材料、ポリイミド樹脂、スチレン樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン、塩化ビニル系樹脂、ポリエステルアルキド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ジアリルフタレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、フッ素系樹脂(PFA、PTFE、PVDF等)、パリレン樹脂、エポキシアクリレート、光硬化性樹脂(ウレタン−アクリレート等)、プルラン・セルロース等の多糖類及びその誘導体等の有機絶縁材料が用いられる。本実施の形態における絶縁膜の体積抵抗率は、1×1013〔Ω・cm〕以上であることが好ましく、より好ましくは、1×1014〔Ω・cm〕以上であることが好ましい。
また、ゲート絶縁膜123a、123bの形成方法は、真空蒸着、スパッタリング、CVDといった真空成膜プロセスにより、絶縁膜となる材料を全面に形成した後、所定のパターンとなる領域にレジストが形成されるように、フォトレジストの塗布、プリベーク、露光装置による露光、現像により形成する。このように、レジストパターンの形成されたものについて、RIE等によりエッチングを行うことにより、ゲート絶縁膜123を形成することができる。陽極酸化法、フレキソ印刷等の凸版を用いる印刷法、スクリーン印刷等の孔版を用いる印刷法、オフセット印刷等の平版を用いる印刷法、グラビア印刷等の凹版を用いる印刷法といった印刷方法、スピンコート法、ディッピング法、スプレーコート法、インクジェット法により形成することも可能である。
このようにして、図8(b)に示すように第1の基板121上に形成されたゲート電極122a、122bの表面を覆うようにゲート絶縁膜123a、123bを形成する。
この後、図8(c)に示すように、第1の基板121において、ゲート絶縁膜123a、123bの形成されている面に電極124a、124b、125a、125b、125c、125dを形成する。尚、電極125a、125b、125c、125dは、この後に半導体層が形成されることにより、各々FETのドレイン(D)及びソース(S)となる電極である。
具体的な形成方法は、ゲート絶縁膜123a、123bの形成されている基板121上の全面にCu等からなる金属膜をスパッタリング等により形成した後、フォトレジストを塗布し、露光装置による露光、現像を経てドレイン及びソースが形成される電極上にレジストパターンを形成する。この後、RIE等により、レジストの形成されていない領域における金属膜を除去し、最後にレジストを有機溶剤により除去することにより、電極124a、124b、125a、125b、125c、125dを形成する。
この後、図8(d)に示すように、ゲート電極122a、122bの直上となる領域において、電極125a、125bの双方に接して、半導体層126aを形成すると共に、電極125c、125dの双方に接して、半導体層126bを形成する。
尚、電極125a、125bは、FETのドレイン及びソースを形成するための電極であり、この上に接して形成された半導体層126aにより、電極125aを介してチャネルが形成される。同様に、電極125c、125dは、FETのドレイン及びソースを形成するための電極であり、この上に接して形成された半導体層126bにより、電極125bを介してチャネルが形成される。
本実施の形態に係る半導体層126a、126bを形成する材料としては、フルオレン、ポリフルオレン誘導体、ポリフルオレノン、フルオレノン誘導体及びポリ−N−ビニルカルバゾール誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグルタメート誘導体、ポリビニルフェナントレン誘導体、ポリシラン誘導体、オキサゾール誘導体、オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体、モノアリールアミン、トリアリールアミン誘導体等のアリールアミン誘導体、ベンジジン誘導体、ジアリールメタン誘導体、トリアリールメタン誘導体、スチリルアントラセン誘導体、ピラゾリン誘導体、ジビニルベンゼン誘導体、ヒドラゾン誘導体、インデン誘導体、インデノン誘導体、ブタジエン誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド、ポリビニルピレン等のピレン誘導体、α−フェニルスチルベン誘導体、ビススチルベン誘導体等のスチルベン誘導体、エナミン誘導体、ポリアルキルチオフェン誘導体、ベンゾチエノベンゾチオフェン誘導体等のチオフェン誘導体よりなる群から選ばれる少なくとも1種の有機半導体材料、又は、ペンタセン、テトラセン、ビスアゾ、トリスアゾ系色素、ポリアゾ系色素、トリアリールメタン系色素、チアジン系色素、オキサジン系色素、キサンテン系色素、シアニン系色素、スチリル系色素、ピリリウム系色素、キナクリドン系色素、インジゴ系色素、ペリレン系色素、多環キノン系色素、ビスベンズイミダゾール系色素、インダンスロン系色素、スクアリリウム系色素、アントラキノン系色素、ポルフィリン系色素、銅フタロシアニン、チタニルフタロシアニン等のフタロシアニン系色素等の有機半導体材料、CdS,ZnO、PbTe、PbSnTe、InGaZnO、GaP、GaAlAs、GaN等の化合物半導体、多結晶シリコン、アモルファスシリコン等のシリコン半導体材料を用いることが可能である。
また、半導体層126a、126bの形成方法は、真空蒸着、スパッタリング、CVD等の真空成膜プロセスにより、半導体膜を全面に形成した後、半導体層が形成される領域にレジストが残るように、フォトレジストの塗布、プリベーク、露光装置による露光、現像によりを行うことによりレジストパターンを形成した後、RIE等によるエッチングによりレジストパターンの形成されていない領域の半導体膜を除去することにより形成する。また、半導体材料をインク化して、インクジェット法、フレキソ印刷等の凸版を用いる印刷法、スクリーン印刷等の孔版を用いる印刷法、オフセット印刷等の平版を用いる印刷法、グラビア印刷等の凹版を用いる印刷法といった印刷方法によっても形成することが可能である。印刷により半導体層126a、126bを形成する場合には、前述のようなフォトレジストの塗布や露光装置による露光プロセスを経ることなく形成することができるため、低いコストで、かつ、短時間に形成することができる。
次に、上述した工程とは、別工程で画像表示素子となる部分を作成する。
具体的には、図9(a)に示すように、第2の基板131にコンタクトホール132を形成する。具体的には、レーザー加工による方法、コンタクトホール132の形成される領域以外の全面にレジストを塗布した後、ウエットエッチングやドライエッチング等により形成する方法、基板材料を溶融した後に鋳型等に流し込み固めることにより形成する方法等がある。
次に、図9(b)に示すように、この第2の基板131について、無電解メッキを行う。これにより第2の基板131の露出している表面、即ち、第2の基板131の両面及びコンタクトホール132において電極となる金属が付着する。無電解メッキでは、第2の基板131の表面のみならずコンタクトホール132内にも効率よく回り込むため均一に金属膜133が形成される。尚、上述の無電解メッキにより金属膜133を形成する方法以外にも、真空蒸着、スパッタリング、CVD等の真空成膜により金属膜133を形成することも可能である。特に、CVDはステップカバレッジが良好であることから、コンタクトホール内に電極を形成する場合には好ましい。
次に、図9(c)に示すように、金属膜133の形成された第2の基板131の全面にフォトレジストを塗布した後、プリベークを行い、露光装置により露光を行った後に現像を行う。これにより、金属膜133上において、電極が形成される領域にのみフォトレジスト134からなるパターンが形成される。
次に、図9(d)に示すように、RIE等によるエッチングにより、フォトレジスト134の形成されていない領域の金属膜133を除去する。
次に、図9(e)に示すように、フォトレジスト134を有機溶剤等により除去することにより、第2の基板131上に電極135が形成される。この電極135は、一方の面は表示素子の電極135aとなるものと、他方の面に形成されたコンタクトホール132に形成された電極135b、ドライバ線118となる電極135c及び信号線117となる電極135からなるものである。尚、電極135b、135c、135dの表面は、第2の基板131の表面よりも突出して形成されており、凸状の形状となっている。
次に、図10(a)に示すように、第2の基板131の電極135aが形成される面に画像表示層136を形成し、更に、その上に、対抗電極となる電極142の形成された第3の基板141とを貼り合わせることにより表示素子が形成される。尚、本実施の形態における画像表示層136は、電気泳動表示素子を構成する材料の他、液晶表示素子、エレクトロルミネッセンス(EL)表示素子、エレクトロクロミック表示素子、エレクトロデポジッション表示素子等を構成する材料等が挙げられる。
次に、図10(b)に示す駆動回路となる半導体素子が形成された第1の基板121に形成されている電極125b、125a、125dと、第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135b、ドライバ線118となる電極135c、信号線117となる電極135dとを電気的に接続させる。このため、第1の基板121の電極125a、125b、125dの形成されている面に異方性導電膜128を形成する。異方性導電膜128は、市販されている異方性導電シートを第1の基板121の電極125a、125b、125dの形成されている面の表面に敷く方法や、この表面に異方性導電ペーストを塗布する方法により形成する。
この後、図10(c)に示すように、第1の基板121と第2の基板131とを圧着させることにより、第1の基板121の電極125bと第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135bとの間の異方性導電膜128が圧着されて、電気的な導通性が生じた領域129bが形成され、第1の基板121の電極125bと第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135bとが電気的に接続される。同様に、第1の基板121の電極125aと第2の基板131の電極135cとの間の異方性導電膜128が圧着されて、電気的な導通性が生じた領域129aが形成され、第1の基板121の電極125aと第2の基板131のドライバ線118となる電極135cとが電気的に接続される。同じく、第1の基板121の電極125dと第2の基板131の電極135dとの間の異方性導電膜128が圧着されて、電気的な導通性が生じた領域129cが形成され、第1の基板121の電極125dと第2の基板131の信号線117となる電極135dとが電気的に接続される。これにより、3枚の基板から構成される表示装置ができあがる。
尚、第3の基板141の形成されている面が表示装置の視認側である場合には、第3の基板141及び第3の基板141に形成される電極142は透明基板及び透明電極により形成する必要がある。また、第1の基板121の形成されている面が表示装置の視認側である場合には、第1の基板121及び第1の基板121に形成される駆動素子等は、透明であることが必要となる。また、第1の基板121には駆動回路等が形成されており、第3の基板141には、表示素子を構成する画像表示層136が形成されているため、駆動回路や画像表示層136が水分や大気の影響により劣化する材料を用いている場合においては、パッシベーション性能向上のため、Si等の水分や酸素の透過性の低い薄膜を第1の基板121及び第3の基板141の内側又は外側に形成しておくことが望ましい。本実施の形態では、図示はしていないが、このようなSi等からなる膜を第1の基板121及び第3の基板141の表面に形成しており、各々の基板間は接着剤により接着されており、水分や酸素の侵入を防いだ構造となっている。
次に、図11において、本実施の形態における画像表示装置の第1の基板121と第2の基板131との間における一画素100あたりの電極配線の構成を示す。具体的には、第1の基板121上に形成された電極125aと第2の基板131に形成されている電極135cとは領域129aにおいて、第1の基板121に形成された電極125dと第2の基板131に形成された電極135dとは領域129cにおいて、第1の基板121に形成された電極125bと第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135bとは領域129bにおいて、各々異方性導電膜128が圧着されることにより導電性が生じ接合される。
次に、第1の基板121と第2の基板131との接合構成について説明する。
図12は、第1の基板121と第2の基板131との接合構成を示す図である。図12(a)はその上面図であり、図12(b)は、線A1−A2で切断した場合の断面図である。第1の基板121と第2の基板131の接続は、この図に示されるように、第1の基板121に対し第2の基板131を図面上、上下方向及び左右方向にずらして接続することにより接続される。このような構成で接続することにより、第1の基板121及び第2の基板131の双方の基板において、ゲート線115、容量線116、信号線117、ドライバ線118における引き出し電極119を確保することができる。
また、第1の基板121と第2の基板131の接続する際の別の構成を図13に示す。図13(a)はその上面図であり、図13(b)は、線B1−B2で切断した場合の断面図である。この図に示すように第1の基板121に対し一回り小さい第2の基板131を用い、第1の基板121と接続することによっても、第1の基板121及び第2の基板131の双方の基板において、ゲート線115、容量線116、信号線117、ドライバ線118における引き出し電極119を確保することができる。この場合、第2の基板131に形成されている信号線117,ドライバ線118は、第1の基板121に形成されている引き出し電極119と接続される構成となる。このような構成とすることにより、引き出し電極119を同一方向であって、同一面に形成することができるため、製造に適した構成となる。尚、この引き出し電極119は、ワイヤーボンド等の接合方法により外部と電気的接続をとるために形成されるものであり、接続の際のワークエリアを十分確保する必要があるからである。
また、本実施の形態では、異方性導電膜128を用いた場合について説明したが、この他の接続方法として、図14に示すようなハンダを用いる方法がある。
具体的には、図14(a)に示すように、第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135bの先端部分にハンダ層137を形成する。同様に、第2の基板131に形成されたドライバ線118となる電極135c、信号線117となる電極135dの先端部分にもハンダ層137を形成する。このハンダ層137は、ハンダを成膜してもハンダペーストを塗布することにより形成してもよい。
次に、図14(b)に示すように、第2の基板131の電極135aが形成される面に画像表示層136を形成し、更に、その上に、対抗電極となる電極142の形成された第3の基板141とを貼り合わせることにより画像表示素子を形成する。尚、構成としては、第3の基板141を有しない構成も考えられる。この場合、第2の基板131の複数のコンタクトホールに電極が形成されているため第1の基板121と第2の基板131とは安定的に固定されるため、第3の基板141を有することなく電極のみの構成であっても製造工程において問題なく製造することができ、製造工程としては、第1の実施の形態よりも有利となる。
次に、図14(c)に示す駆動回路となる半導体素子が形成された第1の基板121に形成されている電極125b、125a、125dと、第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135b、ドライバ線118となる電極135c、信号線117となる電極135dとを電気的に接続させる。この際、ハンダ層137の形成されている面について局所的に加熱を行い、ハンダ層137のハンダを溶かすことにより、第1の基板121の電極125bと第2の基板131のコンタクトホールに形成された電極135bとを電気的に接続させる。同様に、第1の基板121に形成されている電極125aと第2の基板131のドライバ線118となる電極135cとを電気的に接続させ、第1の基板に形成されている電極125dと第2の基板131に形成されている信号線117となる電極135dとを電気的に接続させる。
これにより、図14(d)に示すように、3枚の基板から構成される表示装置ができあがる。
尚、上述のハンダ層137を設けることなく、直接第1の基板121における電極125a、125b、125dと、第2の基板131の電極135c、135b、135dとを密着させて、電気的接合をとることも可能である。この場合における表示装置の構成を図15に示す。
また、異方性導電膜128を用い第1の基板121の電極と第2の基板131の電極との電気的接続をとる場合には、第2の基板121に形成される電極135b、135c、135dの表面は平坦であることが好ましい。一方、異方性導電膜128を用いることなく第1の基板121の電極と第2の基板131の電極との電気的接続をとる場合には、第2の基板121に形成される電極135b、135c、135dの表面は粗面化処理されていることが好ましい。具体的には、エッチング液にこの部分を短時間浸すことにより粗面化を行う。
本実施の形態における表示装置は、層間絶縁膜を形成する必要がないため、低温プロセスで形成することが可能であり、半導体素子に悪影響を与えることなく、短時間に製造することが可能である。更に、各々の基板の表面に電極が形成されているため、層間絶縁膜上に電極パターンを形成することがなく、断線や配線の高抵抗化に起因する不良を排除することが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は、第1の基板21、121に適応可能となるTFTやトランジスタである。
図16(a)は、第1の実施の形態において説明したものと同型のものであり、第1の基板211上にゲート電極212を形成し、その上にゲート絶縁膜213を形成し、その上にドレイン電極214、ソース電極215を形成した後、半導体層216を形成した構成のものである。
図16(b)は、第2の実施の形態において説明したものと同型のものであり、第1の基板221上にゲート電極222を形成し、その上にゲート絶縁膜223を形成し、ドレイン電極224、ソース電極225を形成したものの上に、半導体層226を形成した構成のものである。
図16(c)は、第1の基板231上に半導体層232を形成した後、不純物濃度の高い領域233を形成し、その後、絶縁膜234を形成し、ゲート、ソース、ドレインとなる電極235を形成した構成のものである。
図16(d)は、第1の基板241上に、ドレイン電極242、ソース電極243を形成し、その上に半導体層244を形成し、その上に絶縁膜245を形成し、更にその上にゲート電極246を形成した構成のものである。
図16(e)は、第1の基板251にトレンチ252を形成した後、金属膜を成膜することにより、ドレイン電極253、ソース電極254を形成する。このトレンチ252内部に半導体層255を形成した後、絶縁膜256を形成し、ゲート電極257を形成した構成のものである。
これらいずれのTFT又はトランジスタについても、第1の実施の形態、第2の実施の形態に適応可能であり、これ以外の構成のTFT、トランジスタに関しても本発明に係る実施の形態に適応させることが可能である。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態について、第2の基板31、131における電極の別の形成方法であり、具体的に、第2の実施の形態に係る第2の基板131となるものに電極を形成する場合について説明する。
最初に、図17(a)に示すように、第2の基板331にコンタクトホール332を形成する。形成方法は、第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様である。
次に、図17(b)に示すように、第2の基板331の両面における電極の形成されない領域において、レジストパターン333を形成する。具体的には、第2の基板331の両面にレジストを塗布した後、プリベーク、露光装置による露光、現像を行うことにより、レジストパターン333を形成する。尚、このレジストパターンは、後に形成される電極の厚さよりも厚く形成することが望ましい。また、レジストの塗布条件や露光条件を両面で異なる条件とすることにより、両面で異なる膜厚のレジストパターンを形成することが可能である。
次に、図17(c)に示すように、レジストパターン333の形成された第2の基板331の両面に金属膜334を形成する。この金属膜334の形成方法は、真空蒸着、スパッタリング等の真空プロセスにより行う。また、成膜条件を両面で異なる条件とすることにより、両面で異なる膜厚の金属膜を形成することが可能である。
次に、図17(d)に示すように、リフトオフを行うことにより、レジストパターン333上に形成された金属膜334を除去することにより、電極335を形成する。具体的には、図17(c)に示す金属膜334が成膜された後の第2の基板331を有機溶剤等に浸しレジストパターン333を溶解させることにより、レジストパターン333上の金属膜334を同時に除去する。
この電極335の形成された第2の基板331は、第2の実施の形態における第2の基板131に電極135を形成したものと同等のものである。
本実施の形態によれば、RIE等のエッチングを行うことなく電極を形成することができるため、電極を厚く形成する場合に有利である。
〔第5の実施の形態〕
次に、第5の実施の形態について説明する。第5の実施の形態は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態について、第2の基板31、131における電極の別の形成方法であり、第2の実施の形態に係る第2の基板131となるものに電極を形成する場合について説明する。
最初に、図18(a)に示すように、第2の基板431にコンタクトホール432を形成する。形成方法は、第1の実施の形態、第2の実施の形態と同様である。
次に、図18(b)に示すように、第2の基板431の一方の面に、スクリーン印刷法等の印刷法により金属ペーストを塗布し焼結させ、金属層435aを形成する。
次に、図18(c)に示すように、第2の基板431の他方の面に、同様に、スクリーン印刷法等の印刷法により金属ペーストを塗布し焼結させることにより金属層435b、435c、435dを形成し、形成された金属層435a、435b、435c、435dからなる両面の電極435を第2の基板431に形成する。尚、印刷する際の条件を両面で異なる条件とすることにより、異なる膜厚の金属層を形成することが可能である。
尚、図18(a)に示す第2の基板431の両面について、同時に電極435を形成する方法として、ナノメタルインクをインクジェット法により塗布する方法がある。
この電極435の形成された第2の基板431は、第2の実施の形態における第2の基板131に電極135を形成したものと同等のものである。
本実施の形態によれば、真空プロセスを行うことなく電極を形成することができるため、低コストで短時間に電極を厚く形成することができる。
〔第6の実施の形態〕
次に、第6の実施の形態について説明する。第6の実施の形態は、第1の実施の形態について、第2の基板31における電極の別の形成方法であり、第1の実施の形態における第2の基板31となるものに電極を形成する場合について説明する。
最初に、図19(a)に示すように、第2の基板531にコンタクトホール532を形成する。形成方法は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図19(b)に示すように、第2の基板531の画像表示層が形成される面に、金属膜535aを形成する。この金属膜535aの形成方法は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図19(c)に示すように、金属メッキを行うことによりコンタクトホール532の金属膜535aが露出している領域より金属が堆積し、コンタクトホール532を埋めるように金属層535bが形成され、金属層535aと金属層535bからなる電極535が形成される。
この電極535の形成された第2の基板531は、第1の実施の形態における第2の基板31に電極35を形成したものと同等のものである。
本実施の形態によれば、RIE等のエッチングを行うことなく電極を形成することができるため、低コストで短時間に電極を形成することができる。
〔第7の実施の形態〕
次に、第7の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第2の実施の形態において、半導体素子を製造する際同時に、画素容量となるコンデンサーを作製するものであり、第1の基板と第2の基板とを接合することにより、トランジスタと画素容量とが接合された構成となるものである。
具体的に、図20、図21に基づき説明する。図20は、本実施の形態における画像表示装置の第1の基板621と第2の基板631との間における一画素600あたりの電極配線の構成を示す。尚、図21(a)は、図20における破線C1−C2において切断した断面図、図21(b)は、図20における破線D1−D2において切断した断面図である。
本実施の形態では、第1の基板621上には、ゲート線615及び容量線616が形成されており、第2の基板631には、表示素子の電極635aが形成されている。
第1の基板621上に形成された電極625aと第2の基板631に形成されている電極635cとは領域629aにおいて、第1の基板621に形成された電極625dと第2の基板631に形成された電極635dとは領域629cにおいて、第1の基板621に形成された電極625bと第2の基板631のコンタクトホールに形成された電極635bとは領域629bにおいて、各々異方性導電膜628が圧着されることにより導電性が生じ接合される。また、第1の基板621に形成された電極624cと電極625cとは、電極635eにより、領域629e及び領域629dを介し接合され、画素容量643となるコンデンサーに接続される。これにより、第1のトランジスタ641のゲート電極622aは、領域629fにおいて、第2のトランジスタ642及び画素容量643と接続されている。
尚、画素容量643となるコンデンサーは、第1のトランジスタ641のゲート電極622a及び第2のトランジスタ642のゲート電極622bが形成される際に、同時にコンデンサーの電極となる電極622cが形成され、第1のトランジスタ641のゲート絶縁膜623a、第2のトランジスタ642のゲート絶縁膜623bが形成される際に、同時に絶縁膜623cが形成され、電極624a、624b及び第1のトランジスタ641及び第2のトランジスタ642のソース電極またはドレイン電極となる電極625a、625b、625c、625dが形成される際、同時にコンデンサーの電極となる電極624cが形成されることにより形成される。このため、画素容量643を形成するための特別な工程は必要とせず、第1のトランジスタ641及び第2のトランジスタ642を形成する工程において、画素容量643となるコンデンサーを形成するものである。
このようにして、二つの第1のトランジスタ641と、第2のトランジスタ642及び画素容量643からなる一画素あたりの駆動回路が形成される。
尚、第1の実施の形態と同様な構成に基づき、本実施の形態において、一つの画素あたり一つのトランジスタと一つの画素容量からなる駆動回路を形成することも可能である。また、本実施の形態においては、一つの画素あたり三つ以上のトランジスタと一つの画素容量からなる駆動回路を形成することも可能である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
第1の実施の形態に係る表示装置の回路図 第1の実施の形態に係る表示装置の製造工程図(1) 第1の実施の形態に係る表示装置の製造工程図(2) 第1の実施の形態に係る表示装置の製造工程図(3) 第1の実施の形態に係る表示装置の別の製造工程図 第1の実施の形態に係る別の表示装置の断面図 第2の実施の形態に係る表示装置の回路図 第2の実施の形態に係る表示装置の製造工程図(1) 第2の実施の形態に係る表示装置の製造工程図(2) 第2の実施の形態に係る表示装置の製造工程図(3) 第2の実施の形態に係る表示装置の一画素の配線構造を示す上面図 第2の実施の形態に係る表示装置の製造工程の上面図 第2の実施の形態に係る表示装置の別の製造工程の上面図 第2の実施の形態に係る表示装置の別の製造工程図 第2の実施の形態に係る別の表示装置の断面図 第3の実施の形態に係る半導体素子の構成図 第4の実施の形態に係る表示装置の製造工程図 第5の実施の形態に係る表示装置の製造工程図 第6の実施の形態に係る表示装置の製造工程図 第7の実施の形態に係る表示装置の一画素の配線構造を示す上面図 第7の実施の形態に係る表示装置の一画素の配線構造を示す断面図
符号の説明
21 第1の基板
22 ゲート電極
23 ゲート絶縁膜
24 電極
25 電極
26 半導体層
28 異方性導電膜
29 異方性導電膜の導通領域
31 第2の基板
35 電極
35a 電極(画像表示のための電極)
35b 電極(コンタクトホールに形成される電極)
36 画像表示層
41 第3の基板
42 電極(画像表示のための電極)

Claims (3)

  1. 半導体回路が形成されている第1の基板と、
    一方の面には画像表示を行うための電極と、前記電極とはコンタクトホールにより接合されており他方の面に露出している複数の電極とが形成されている第2の基板と、
    前記第2の基板の画像表示を行うための電極とともに画像表示を行うための電極の形成されている第3の基板と、
    前記第2の基板と前記第3の基板の間に設けられた画像表示を行うための画像表示層と、
    前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極とが電気的に接続されており、
    前記第1の基板の半導体回路が形成されている面における電極と、前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極との電気的な接続は、前記第1の基板と前記第2の基板との間に設けられた異方性導電膜を介して接続されるものであって、
    前記第2の基板における前記他方の面に露出している電極は、第2の基板表面よりも突出して形成されており、
    前記半導体回路における半導体素子は、前記第1の基板上にゲート電極を形成し、前記ゲート電極を覆うようにゲート絶縁膜を形成し、更にゲート絶縁膜上に、ソース電極及びドレイン電極を形成し、ソース電極及びドレイン電極と接した半導体層を形成したものであって、
    前記ゲート電極を形成する際に同時に形成されるゲート電極に接続されていない第1の電極と、前記ゲート絶縁膜を形成する際に同時に形成される絶縁膜と、前記ソース電極及び前記ドレイン電極を形成する際に同時に形成される第2の電極により、コンデンサーが形成されており、
    前記第1の基板における第2の電極と前記第2の基板に形成されている電極とを電気的に接続することにより、前記コンデンサーは、前記半導体素子に電気的に接続された画素容量となるものであって、
    前記第2の基板の前記他方の面に露出している複数の電極のうちの1つは、前記半導体素子の電極と接続されており、前記第2の基板の前記他方の面に露出している複数の電極のうちの他の1つは、前記第2の極に接続されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記半導体素子は、一つの画素あたりに第1の半導体素子と第2の半導体素子と2つ形成されており、
    前記第2の基板の前記他方の面に露出している複数の電極のうちのいずれかにより、ドライバ線、信号線、前記第2の電極に接続される電極、前記第2の基板の画像表示を行うための電極とコンタクトホールにより接合されている電極が形成されており
    前記第1の半導体素子のドレインと前記第2の基板の画像表示を行うための電極とコンタクトホールにより接合されている電極とが接続されており、
    前記第1の半導体素子のソースと前記ドライバ線とが接続されており、
    前記第2の半導体素子のソースと前記信号線とが接続されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記画像表示層は、液晶表示素子、電気泳動表示素子、エレクトロクロミック表示素子、エレクトロルミネッセンス表示素子、エレクトロデポジッション表示素子を構成するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
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