JP5411809B2 - 画像特徴量比較装置、画像特徴量比較方法および画像特徴量比較プログラム - Google Patents

画像特徴量比較装置、画像特徴量比較方法および画像特徴量比較プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像の物体検出および物体追跡に関し、特に検出・追跡に使用する画像特徴量生成方法および画像特徴量比較方法に関する。
従来、画像の物体検出や物体追跡を行うには、特徴点から画像特徴量を計算して特徴量を比較する方法があった。例えば非特許文献1では、特徴点の向きを推定し、特徴点の回りのブロックから画像特徴量を計算する。
具体的には、図1(a)に示す、特徴点を中心とした半径6sの領域の点の縦・横のHaar wavelet応答dx、dyを計算し、ガウス重みを付けて図1(b)に示すdx、dy平面にプロットする。
dx(u,v;I,x0,y0,s,t)=(Hx(x,y,s)*I(x,y))・G(u−x0,v−y0,t) (1)
dy(u,v;I,x0,y0,s,t)=(Hy(x,y,s)*I(x,y))・G(u−x0,v−y0,t) (2)
ここで、式(1)、(2)におけるu,vは2次元画像平面、Iは画素値、(x0,y0),sは指定された特徴点、およびスケール(フィルタのウィンドウサイズ)、tはガウス分布の分散、*は畳み込み積分である。
Figure 0005411809
である。
次に前記dx、dy平面にプロットされたHaar wavelet応答から、図2に示すように、θ±π/6の扇領域の距離dx2+dy2の総和が最大となるθを選んで特徴点の向きとする(扇領域に含まれる点の原点からの距離が最大となる方向を求める)。
Figure 0005411809
次に、特徴点の周りの領域、すなわち図3(a)に示す特徴点の向き(図中の実線の矢印)に沿った20s×20sの正方形の領域を、図3(b)に示すように特徴点の向きがy軸となる様に回転し、該正方形の領域を4×4の小領域に分ける。
次に前記小領域各々について下記の式(8)の値を計算し、これらを連結して特徴量とする。すなわち、図4(a)…(a)に示すように個々の小領域の統計量をヒストグラム化し、これらを連結(図4(b))して特徴量とする。
Figure 0005411809
である。
画像特徴量の比較にはベクトルのユークリッド距離を用いる。
上記のように特徴点の回りの画素から向きを求めて、向きに合わせて特徴量を計算することにより、例えば図5の(a)と(c)のように物体が回転した場合についても特徴量を計算する領域を(b)と(d)のように揃えることができ、図5の(b)と(d)間の特徴量のユークリッド距離を小さくすることができる。
Herbert Bay, Andreas Ess, Tinne Tuytelaars, Luc Van Gool,"SURF: Speeded Up Robust Features",Computer Vision and Image Understanding(CVIU),Vol.110,No.3,pp.346−359,2008
上述した従来の画像の特徴量生成方法は、対象物体以外の領域、すなわち、背景を含めて特徴量を生成するため、背景の影響を受けやすいという問題があった。
まず、特徴点の向きを推定する際に、背景を含めて計算を行うため、例えば図6の(a)と(c)に示すように同じ物体の特徴点であっても、背景BG1と背景BG2の違いによって特徴点の向き(図示実線の矢印)が変わる。
また、特徴点の回りのブロックから画像特徴量を計算する際にも、背景を含めるため、特徴量の中に背景の情報が含まれる。このため、同じ物体の特徴点でも背景が異なる場合、図6(a)の物体の特徴点の向きがY軸となるように回転させた図6(b)と、図6(c)の物体の特徴点の向きがY軸となるように回転させた図6(d)に示すように、特徴量を比較したときの差が大きくなってしまう(特徴量のユークリッド距離が大となる)。
特徴点の向きが正しく推定された場合でも、特徴量に背景情報が入るため、距離が大きくなることは避けられない。
本発明は、上記問題を解決するものであり、その目的は、背景の影響を抑えた画像特徴量の生成および比較が行える装置、方法、プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の請求項1に記載の画像特徴量比較装置は、画像、指定された画像の特徴点およびスケールを入力として画像の特徴量を生成する画像特徴量生成装置であり、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算手段と、前記エッジ計算手段により計算されたエッジ方向に画像を回転し、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算手段と、前記画像統計量計算手段により計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とする第1の出力手段と、を備えた画像特徴量生成装置により生成された画像特徴量を入力とし、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量を比較する画像特徴量比較装置であって、前記入力された比較元画像および比較先画像の各々の特徴量をエッジ方向で分割する特徴量分割手段と、比較元画像を分割した特徴量と比較先画像を分割した特徴量の間の距離計算を行う組を作成する組合せ作成手段と、前記組合せ作成手段により作成された組の分割した特徴量の距離計算を行う距離計算手段と、前記距離計算手段により計算された距離値が最小となる組の計算結果を距離とする第2の出力手段と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、エッジに沿って物体側と背景側に分けられた画像特徴量を個別に比較するため同じ物体の特徴点同士は距離が小さくなる。
また、本発明の請求項2に記載の画像特徴量比較装置は、画像、指定された画像の特徴点およびスケールを入力として画像の特徴量を生成する画像特徴量生成装置であり、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算手段と、前記エッジ計算手段により計算されたエッジ方向に画像を回転し、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算手段と、前記画像統計量計算手段により計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とする第1の出力手段と、を備えた画像特徴量生成装置により生成された画像特徴量を入力とし、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量を比較する画像特徴量比較装置であって、前記入力された比較元画像および比較先画像の各々の特徴量をエッジ方向で分割する特徴量分割手段と、比較元画像を分割した特徴量と比較先画像を分割した特徴量の間の距離計算を行う組を作成する組合せ作成手段と、前記組合せ作成手段により作成された組の分割した特徴量の距離計算を行う距離計算手段と、前記距離計算手段により計算された距離値が最小となる組の計算結果を距離とする第2の出力手段と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、ブロックごとに距離を比較し、距離の小さい順に指定した件数だけ値を合計するため、類似したブロックを回りに持つ特徴点同士の距離が小さくなる。また、比較元画像または比較先画像の片方を半回転させたものとも比較することで、背景の輝度や色によってエッジが逆向きなった場合でも特徴点同士の距離を小さくできる。
(1)請求項1、3、5に記載の発明によれば、エッジに沿って物体側と背景側に分けられた画像特徴量を個別に比較するため同じ物体の特徴点同士は距離が小さくなる。このため背景の影響を抑えた画像特徴量の比較を行うことができる。
(2)請求項2、4、5に記載の発明によれば、ブロックごとに距離を比較し、距離の小さい順に指定した件数だけ値を合計するため、類似したブロックを回りに持つ特徴点同士の距離が小さくなる。また、比較元画像または比較先画像の片方を半回転させたものとも比較することで、背景の輝度や色によってエッジが逆向きなった場合でも特徴点同士の距離を小さくできる。このため背景の影響を抑えた画像特徴量の比較を行うことができる。
Haar wavelet応答のプロットを示す説明図。 画像特徴量計算において特徴点の向きを求めるようすを示す説明図。 画像特徴量計算において、特徴点周りの領域を回転させるようすを示す説明図。 従来の画像特徴量計算のようすを示す説明図。 従来の画像特徴量比較のようすを示す説明図。 従来の画像特徴量比較における問題点を示す説明図。 本発明の実施例1における構成を示すブロック図。 本発明の実施例1における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態例におけるブロックの番号づけを示す説明図。 本発明の実施例1における画像特徴量生成のようすを示す説明図。 本発明の実施例2における構成を示すブロック図。 本発明の実施例2における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施例2における画像特徴量比較のようすを示す説明図。 本発明の実施例3における構成を示すブロック図。 本発明の実施例3における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施例3における画像特徴量比較のようすを示す説明図(その1)。 本発明の実施例3における画像特徴量比較のようすを示す説明図(その2)。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
図7は本発明の実施例1における画像特徴量生成装置の構成を示すブロック図である。図7において101は、ファイル、ネットワーク等から画像、特徴点(x0,y0)およびスケールsを入力する入力手段としての入力部である。
102は、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算手段としてのエッジ計算部である。
103は、前記計算されたエッジ方向に画像を回転して特徴量を計算する向きを揃え、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する、領域設定手段としての領域設定部である。
104は、前記設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算手段としての画像統計量計算部である。
105は、前記計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とし、それを出力する出力手段としての出力部である。
前記図7の各部101〜105の機能は例えばコンピュータによって達成され、また、各部が扱うデータを保存する記憶手段は図示省略している。
図7の画像特徴量生成装置の各部の処理は、図8のフローチャートに沿って以下のように実行される。
step1:入力部101が、ファイル、ネットワーク等から画像、特徴点(x0,y0)およびスケールsを入力する。
step2:エッジ計算部102が、入力された画像のエッジを計算する。
step3:領域設定部103が、前記計算されたエッジ方向に画像を回転し、特徴量の計算を行うブロックを設定する。
step4:画像統計量計算部104が、前記設定されたブロックから画像の統計量を計算する。
step5:ブロックの数だけstep4を繰り返し実行する。
step6:出力部105が、前記計算された画像統計量を連結して画像特徴量とし、該特徴量を出力する。
次に実施例1の具体例を詳細に説明する。
まず入力部101は、ファイル、ネットワーク等から画像、指定された画像の特徴点(x0,y0)およびスケールsを入力する。
次にエッジ計算部102は、縦・横のエッジWy、Wxおよび方向θを以下の式(10)〜(14)によって計算する。
Figure 0005411809
*は畳み込み積分である。また、標準偏差σは、σ=3.0等の値を用いる。
次に領域設定部103は、図9に示すように、画像をエッジ方向がx軸になるように回転し、ブロックBijを例えば下記の式(15)〜(19)のように設定する。
Figure 0005411809
前記ブロックBijの番号づけは、図9(a)のiの番号0〜3の各ブロックに、図9(b)のjの番号0〜3の各ブロックを付けて設定する。
次に画像統計量計算部104は、ブロック毎に、特徴量を計算する向きを揃えた時の縦・横エッジの総和および絶対値の総和を下記式(20)〜(23)により計算する。
Figure 0005411809
尚、式(20)は横エッジの総和を、式(21)は縦エッジの総和を、式(22)、(23)は各絶対値の総和である。
次に出力部105は、ブロックBij,i=0,…,3,j=0,…,3の画像統計量(式(20)〜(23)の計算結果)を行毎に並べて連結し、画像特徴量として出力する。すなわち、
Figure 0005411809
を出力する。
上記のように実施例1によれば、エッジ情報を用いて特徴量を計算する領域を設定し、図10に示すようにエッジ方向(図示破線の矢印)を利用しているので、図10(a)と(b)のように背景が変わっても特徴量を計算する向きを揃えることができる。これによって、背景が変化しても特徴量を計算するブロックの位置が変化しにくく、背景の影響を抑えた画像特徴量を生成することができる。
図11は本発明の実施例2における画像特徴量比較装置の構成を示すブロック図である。
図11において、111は実施例1で述べた画像特徴量生成装置(図7の各部101〜105を備えた装置)により生成された画像特徴量を入力する特徴量入力部である。この特徴量入力部111には、例えば比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量が入力される。
112は、前記入力された比較元画像および比較先画像の各々の特徴量をエッジ方向で分割する特徴量分割手段としての特徴量分割部である。
113は、前記比較元画像を分割した特徴量と比較先画像を分割した特徴量の間の距離計算を行う組を作成する組合せ作成手段としての組合せ作成部である。
114は、前記作成された組の分割した特徴量の距離計算を行う距離計算手段としての分割特徴量距離計算部である。
115は、前記計算部114により計算された距離値が最小となる組の計算結果を距離として出力する出力手段としての出力部である。
前記図11の各部111〜115の機能は例えばコンピュータによって達成され、また、各部が扱うデータを保存する記憶手段は図示省略している。
図11の画像特徴量比較装置の各部の処理は、図12のフローチャートに沿って以下のように実行される。
step11:特徴量入力部111が、比較元画像の特徴量および比較先画像の特徴量を入力する。
step12:特徴量分割部112が、比較元画像および比較先画像の各々の特徴量をエッジ方向で分割する。
step13:組合せ作成部113が、比較元画像を分割した特徴量と比較先画像を分割した特徴量の間の距離計算を行う組を作成する。
step14:分割特徴量距離計算部114が、前記分割された特徴量の距離計算を行なう。
step15:前記作成された組合せについてstep14を繰り返し実行する。
step16:出力部115が、前記計算された距離値が最小となる組の計算結果を出力する。
次に、実施例2の具体例を図13とともに詳細に説明する。図13の(a)は入力される画像と特徴点の例を示している。
まず特徴量入力部111は、実施例1で説明した図7の画像特徴量生成装置により得られた、2つの特徴量F1(比較元画像の特徴量)、F2(比較先画像の特徴量)を入力する(図13の(b))。ここで、
Figure 0005411809
である。
次に特徴量分割部112が、エッジ方向で特徴量F1、F2を各々2分割する(図13(c))と、
Figure 0005411809
になる。
前記式(26)は物体の特徴量(物体側の8ブロック×4次元=32次元)、式(27)は背景の特徴量(背景側の8ブロック×4次元=32次元)であり、図13(b),(c)におけるforは物体の特徴量を、backは背景の特徴量を各々示している。
次に組合せ作成部113が、比較元画像F1を分割した特徴量と比較先画像F2を分割した特徴量の間の距離計算を行なう組合せを図13(d)のように作成する。
図13(d)において、組合せ1は比較元画像F1の物体の特徴量(for)と比較先画像F2の物体の特徴量(for)間の距離計算、組合せ2は比較元画像F1の物体の特徴量(for)と比較先画像F2の背景の特徴量(back)間の距離計算、組合せ3は比較元画像F1の背景の特徴量(back)と比較先画像F2の物体の特徴量(for)間の距離計算、組合せ4は比較元画像F1の背景の特徴量(back)と比較先画像F2の背景の特徴量(back)間の距離計算を各々示している。
次に分割特徴量距離計算部114が、前記図13(d)のように作成された組合せ1〜組合せ4の、分割した特徴量間の距離計算を行い、出力部115が図13(e)に示すように、前記計算された距離値の最小のものを距離distとして出力する。
前記分割特徴量距離計算部114で計算され、出力部115から出力される距離distは次の式(28)となる。
Figure 0005411809
ここで、||・||はベクトルの長さ(l2−norm)である。
上記式(28)の1段目は前記組合せ1、2段目は前記組合せ2、3段目は前記組合せ3、4段目は前記組合せ4の各距離計算を表している。
上記のように実施例2によれば、エッジ方向で特徴量を分割して、距離が最小となる組合せを選ぶことにより、エッジを挟んで物体と背景が分けられる場合は、図13(a)に示すように背景が異なっても特徴量の距離を小さくすることができる。
これによって、背景の影響を抑えた画像特徴量の比較を行うことができる。
図14は本発明の実施例3における画像特徴量比較装置の構成を示すブロック図である。
図14において、121は実施例1で述べた画像特徴量生成装置(図7の各部101〜105を備えた装置)により生成された画像特徴量を入力する特徴量入力部である。この特徴量入力部121には、例えば比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量が入力される。
122は、前記入力された比較元画像又は比較先画像の特徴量を半回転させる特徴量回転手段としての特徴量回転部である。
123は、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離を画像のブロック毎に計算するブロック間距離計算手段としてのブロック間距離計算部である。
124は前記ブロック間距離計算部123により計算され、前記入力された比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離の小さい順に指定した件数の距離値を合計して第1の選択合計値を計算し、前記特徴量回転部122により回転させた画像の特徴量と回転させない画像の特徴量の間の距離の小さい順に指定した件数の距離を合計して第2の選択合計値を計算する、選択合計手段としての選択合計部である。
125は、前記選択合計部124により計算された第1および第2の選択合計値のうち小さい方の選択合計値を距離とし、出力する出力手段としての出力部である。
前記図14の各部121〜125の機能は例えばコンピュータによって達成され、また、各部が扱うデータを保存する記憶手段は図示省略している。
図14の画像特徴量比較装置の各部の処理は、図15のフローチャートに沿って以下のように実行される。
step21:特徴量入力部121が、比較元画像の特徴量および比較先画像の特徴量を入力する。
step22:ブロック間距離計算部123が、前記入力された比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離を画像のブロック毎に計算する。
step23:全てのブロックについてstep22を繰り返し実行する。
step24:選択合計部124が、前記計算され、前記入力された比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離の小さい順に、指定した件数の距離値を選んで合計して第1の選択合計値を計算する。
step25:特徴量回転部122が、前記入力された比較元(又は比較先)の画像の特徴量を半回転させる。
step26:ブロック間距離計算部123が、前記特徴量回転部122により回転させた比較元画像の特徴量と前記入力された比較先画像の特徴量の間の距離を画像のブロック毎に計算する。
step27:全てのブロックについてstep26を繰り返し実行する。
step28:選択合計部124が、前記計算され、前記特徴量回転部122により回転させた比較元画像の特徴量と前記入力された比較先画像の特徴量の間の距離の小さい順に、指定した件数の距離値を選んで合計して第2の選択合計値を計算する。
step29:出力部125が、選択合計部124により計算された第1および第2の選択合計値のうち小さい方の選択合計値を距離として出力する。
次に実施例3の具体例を図16、図17とともに詳細に説明する。
入力される比較元画像、比較先画像と特徴点の一例を図16(a),(b)に示し、他の例を図17(a),(b)に示す。図16(a),(b)ではエッジの方向(図示破線の矢印)が同一であるが、図17(a),(b)では背景の影響によりエッジの方向(図示破線の矢印)が逆転している例を各々示している。
すなわち、比較元画像の特徴量F1の一例は図16(c)、他の例は図17(c)であり、比較先画像の特徴量F2の一例は図16(d)、他の例は図17(d)である。
次にブロック間距離計算部123が、比較元画像の特徴量F1と比較先画像の特徴量F2の間(図16の(c),(d)間、図17の(c),(d)間)の距離を画像のブロック毎に比較して計算する。
Figure 0005411809
となる。
ここで、||・||はベクトルの長さ(l2−norm)である。
次に選択合計部124が、16(=4×4)個の距離di,jを距離の小さい順に8個選んで合計し、第1の選択合計値distとする。
Figure 0005411809
ここで、rank(・,・)は指定した要素の降順の順位(ただし、値が同じ場合は出現順で同順位を解消する)である。
次に特徴量回転部122が、図17のように比較元画像の特徴量F1を半回転させて図17(e)とする(尚図16の例では図示省略している)。
次にブロック間距離計算部123が、前記比較元画像の特徴量F1を半回転させた特徴量(図17の(e))と、比較先画像の特徴量F2(図17の(d))の間の距離を画像のブロック毎に比較して計算する。
この場合のブロックごとの距離d´i,jは、
Figure 0005411809
となる。
ここで、amodbはaをbで割った余りである。
次に選択合計部124が、16(=4×4)個の距離d´i,jを距離の小さい順に8個選んで合計し、第2の選択合計値dist´とする。
Figure 0005411809
次に出力部125が、前記選択合計部124で計算された第1の選択合計値dist(式(30))と第2の選択合計値dist´(式(32))のうち小さい方を距離として出力する。
上記のように実施例3によれば、ブロック毎に距離を比較計算しているので、物体で占められたブロックが多い場合は、背景が異なっても特徴量の距離を小さくすることができる(図16)。
また、背景の輝度や色によっては図17のようにエッジの向きが逆になる場合もあるが、図17(c)から(e)のように特徴量を回転させることで対応できる。
すなわち、図17(c)と(d)間は全てのブロックで距離が大となるが、図17(e)と(d)間は半分のブロックで距離が小となる。これによって背景の影響を抑えた画像特徴量の比較を行うことができる。
尚、上記各実施例1〜3において、各部の処理途中における特徴量、距離等の各種データは、図示省略のメモリなどの記憶手段に格納して利用するものである。
また、本実施形態の画像特徴量生成装置、画像特徴量比較装置における各手段の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、本実施形態の画像特徴量生成方法、画像特徴量比較方法における手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えばFD(Floppy(登録商標) Disk)や、MO(Magneto−Optical disk)、ROM(Read Only Memory)、メモリカード、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)−ROM、CD−R、CD−RW、HDD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
101…入力部
102…エッジ計算部
103…領域設定部
104…画像統計量計算部
105,115,125…出力部
111,121…特徴量入力部
112…特徴量分割部
113…組合せ作成部
114…分割特徴量距離計算部
122…特徴量回転部
123…ブロック間距離計算部
124…選択合計部

Claims (5)

  1. 画像、指定された画像の特徴点およびスケールを入力として画像の特徴量を生成する画像特徴量生成装置であり、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算手段と、前記エッジ計算手段により計算されたエッジ方向に画像を回転し、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算手段と、前記画像統計量計算手段により計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とする第1の出力手段と、を備えた画像特徴量生成装置により生成された画像特徴量を入力とし、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量を比較する画像特徴量比較装置であって、
    前記入力された比較元画像および比較先画像の各々の特徴量をエッジ方向で分割する特徴量分割手段と、
    比較元画像を分割した特徴量と比較先画像を分割した特徴量の間の距離計算を行う組を作成する組合せ作成手段と、
    前記組合せ作成手段により作成された組の分割した特徴量の距離計算を行う距離計算手段と、
    前記距離計算手段により計算された距離値が最小となる組の計算結果を距離とする第2の出力手段と、を備えたことを特徴とする画像特徴量比較装置。
  2. 画像、指定された画像の特徴点およびスケールを入力として画像の特徴量を生成する画像特徴量生成装置であり、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算手段と、前記エッジ計算手段により計算されたエッジ方向に画像を回転し、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する領域設定手段と、前記領域設定手段により設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算手段と、前記画像統計量計算手段により計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とする第1の出力手段と、を備えた画像特徴量生成装置により生成された画像特徴量を入力とし、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量を比較する画像特徴量比較装置であって、
    前記入力された比較元画像又は比較先画像の特徴量を半回転させる特徴量回転手段と、
    比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離を画像のブロック毎に計算するブロック間距離計算手段と、
    前記ブロック間距離計算手段により計算され、前記入力された比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離の小さい順に指定した件数の距離値を合計して第1の選択合計値を計算し、前記特徴量回転手段により回転させた画像の特徴量と回転させない画像の特徴量の間の距離の小さい順に指定した件数の距離を合計して第2の選択合計値を計算する選択合計手段と、
    前記選択合計手段により計算された第1および第2の選択合計値のうち小さい方の選択合計値を距離とする第2の出力手段と、を備えたことを特徴とする画像特徴量比較装置。
  3. 画像、指定された画像の特徴点およびスケールを入力として画像の特徴量を生成する画像特徴量生成方法であり、エッジ計算手段が、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算ステップと、領域設定手段が、前記エッジ計算手段により計算されたエッジ方向に画像を回転し、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する領域設定ステップと、画像統計量計算手段が、前記領域設定手段により設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算ステップと、第1の出力手段が、前記画像統計量計算手段により計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とするステップと、を備えた画像特徴量生成方法により生成された画像特徴量を入力とし、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量を比較する画像特徴量比較方法であって、
    特徴量分割手段が、前記入力された比較元画像および比較先画像の各々の特徴量をエッジ方向で分割する特徴量分割ステップと、
    組合せ作成手段が、比較元画像を分割した特徴量と比較先画像を分割した特徴量の間の距離計算を行う組を作成する組合せ作成ステップと、
    距離計算手段が、前記組合せ作成手段により作成された組の分割した特徴量の距離計算を行う距離計算ステップと、
    第2の出力手段が、前記距離計算手段により計算された距離値が最小となる組の計算結果を距離とするステップと、を備えたことを特徴とする画像特徴量比較方法
  4. 画像、指定された画像の特徴点およびスケールを入力として画像の特徴量を生成する画像特徴量生成方法であり、エッジ計算手段が、前記入力された画像のエッジを計算するエッジ計算ステップと、領域設定手段が、前記エッジ計算手段により計算されたエッジ方向に画像を回転し、前記特徴点を中心に画像領域の統計量を計算するブロックを設定する領域設定ステップと、画像統計量計算手段が、前記領域設定手段により設定された個々のブロックから画像の統計量を計算する画像統計量計算ステップと、第1の出力手段が、前記画像統計量計算手段により計算されたブロックの統計量を連結して画像特徴量とするステップと、を備えた画像特徴量生成方法により生成された画像特徴量を入力とし、比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量を比較する画像特徴量比較方法であって、
    ブロック間距離計算手段が、前記入力された比較元画像の特徴量と比較先画像の特徴量の間の距離を画像のブロック毎に計算する第1のブロック間距離計算ステップと、
    選択合計手段が、前記第1のブロック間距離計算ステップにより計算された距離の小さい順に指定した件数の距離値を合計して第1の選択合計値を計算する第1の選択合計ステップと、
    特徴量回転手段が、前記入力された比較元画像又は比較先画像の特徴量を半回転させる特徴量回転ステップと、
    ブロック間距離計算手段が、前記特徴量回転手段により回転させた画像の特徴量と回転させない画像の特徴量の間の距離を画像のブロック毎に計算する第2のブロック間距離計算ステップと、
    選択合計手段が、前記第2のブロック間距離計算ステップにより計算された距離の小さい順に指定した件数の距離値を合計して第2の選択合計値を計算する第2の選択合計ステップと、
    第2の出力手段が、前記選択合計手段により計算された第1および第2の選択合計値のうち小さい方の選択合計値を距離とするステップと、を備えたことを特徴とする画像特徴量比較方法。
  5. コンピュータを請求項1又は2に記載の各手段として機能させる画像特徴量比較プログラム。
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