以下、図面を用いて、本発明の実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を不図示の遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図3参照)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置された不図示のカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を不図示の払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源管理部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および、払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208(液晶表示装置208)を配設し、装飾図柄表示装置208の下部に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222と、を配設し、装飾図柄表示装置208の右側に演出可動体224を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成するが、本発明はこれに限られるものではなく、EL等を用いた表示装置を用いてもよい。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234と、を配設している。
一般入賞口226は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。
なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の玉検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根232aを備え、羽根232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置212、214が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。
可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
上述の打球方向変換部材236や遊技釘238などの遊技球が接触可能な部品が、遊技領域に配置されると共に発射された遊技球が接触可能な遊技部品である。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。演出装置206は、第1副制御部400や第2副制御部500により駆動制御される。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。
ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や、遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能である。転動領域であるステージ244上で、受入孔244bに進入した遊技球は放出部である放出孔244aから放出され、放出した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる場合を設けている。
演出可動体224は、本実施例では人間の右腕の上腕と前腕を模した上腕部224aと前腕部224bとからなり、肩の位置に上腕部224aを回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部224bを回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体224は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。
遮蔽装置246は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。
なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<発光による演出>
ここで、本発明に係る発光による演出の一例について説明する。
図4は発光による演出を行う発光演出装置の一例を示す斜視図であり、図5(a)は図4に示す発光演出装置の平面図であり、図5(b)は図5(a)のA−A断面図である。
この発光演出装置1000は、発光する複数の発光部1001aおよび1001bを有する発光装置1001と、発光装置1001からの発光を外部に透過する透過部1003aおよび1003bや遮蔽する遮蔽部1003eを有する透過装置1003と、発光装置1001と透過装置1003との相対的な位置を移動するように発光装置1001を移動させる移動装置1002と、を有して構成される。
発光装置1001は上部に所定数(例えば2つ)の発光部1001aおよび1001bを有し、この所定数(例えば2つ)の発光部1001aおよび1001bは、移動装置1002による所定の移動方向に並んでおり、移動装置1002によって移動させられることによって所定の軌道で移動する。発光部1001aや1001bは例えばLEDで構成されるが、本発明はこれに限られるものではなく、いかなる発光手段であってもかまわない。
透過装置1003は、発光装置1001を覆い、発光部1001aおよび1001bによる発光が外部に漏れないように構成されており、ただし、透過部1003aおよび1003bからのみ発光部1001aおよび1001bによる発光が外部に透過する。透過部1003aおよび1003bは、開口のみでもよいしレンズ等の透明部材を有するものであってもよい。
移動装置1002は、発光装置1001と透過装置1003とを相対的に移動する。ここでは、発光装置1001を直線移動可能に構成している。
移動装置1002によって発光装置1001が移動すると、発光部1001aおよび1001bと透過部1003aおよび1003bとの相対位置が変化し、発光部1001aや1001bが、透過部1003aや1003bに近づくと、発光部1001aや1001bによる発光を透過部1003aや1003bが外部に透過し始め、発光部1001aや1001bが、透過部1003aや1003bの直下に達したときに最大の光量が外部に透過する。
例えば、図5(a)や(b)に示すように、透過部1003aの直下に発光部1001bがある状態から所定の方向(例えば左方向)に発光装置1001が移動し、透過部1003bの直下に発光部1001aが達すると、外部からは、光が透過部1003aから透過部1003bまでの距離を移動したように見えるが、実際の発光装置1001の移動量は、透過部1003aから透過部1003bまでの距離よりも、発光部1001aから発光部1001bまでの距離だけ短いものである。すなわち、この構成によれば、実際の移動距離よりも長い移動距離の光の移動を遊技者に見せることができ、興趣を向上させることができる場合がある。
図4および図5の例では、光を直線軌道で移動する例を説明したが、以下では、光を円軌道で移動する場合の例を説明する。
図6は、光を円軌道で移動する第1の例を説明する図であり、表中左側には発光部と透過部との位置関係を示す平面図を示し、表中右側には表中左側に対応し発光部による光の外部からの見え方を示す平面図を示す。
この例では、所定の形状(周上に発光部が配置できればよく、例えば円形や楕円形など、いかなる形状であってもよい)の発光装置701’の上面に円周上に所定の間隔(例えば等間隔)で所定数(例えば8つ)の発光部701a’、701b’・・・を設け、発光装置701’の上方に、発光装置701’とほぼ同じ所定の形状(周上に発光部が配置できればよく、例えば円形や楕円形など、いかなる形状であってもよい)の透過装置703’を設けている。
発光装置701’と透過装置703’とは円形の中心を軸に相対的に回転移動するものであり、図6では、発光装置701’に対し透過装置703’が所定の方向(例えば右)に回転する場合を示している。
透過装置703’が回転したときに発光部701a’、701b’・・・が通る円軌道上にかかるように、透過装置703’の所定数(例えば1つ)の透過部703a’を設けている。
表中1段目に示す、透過装置703’が所定の位置(例えば初期位置)にある場合には、透過部703a’の直下に発光部701a’があり、透過部703a’からは発光部701a’の発光が最大光量で外部に透過する。
透過装置703’が所定方向(例えば右)に回転するに伴い、透過部703a’から透過する発光部701a’による発光は、徐々に、また連続的に減少し、一方、発光部701a’に隣接する発光部701b’による発光の、透過部703a’から透過する量は、徐々に、また連続的に増加する(表中2段目、3段目参照)。
表中4段目に示す、透過装置703’が所定の位置(例えば初期位置)から所定方向(例えば右)に所定の角度(例えば45度)回転した場合には、透過部703a’の直下に発光部701b’があり、透過部703a’からは発光部701b’の発光が最大光量で外部に透過する。
以下、透過装置703’の回転に伴い、透過光量の連続的な減少と増加が繰り返される。
図7は、光を円軌道で移動する第2の例を説明する図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。
この例では、第1の例と同様に発光装置701’’と透過装置703’’はほぼ同じ所定の形状(周上に発光部が配置できればよく、例えば円形や楕円形など、いかなる形状であってもよい)であり、透過装置703’’が発光装置701’’に対して回転する。
発光装置701’’は、円周上に2つの発光部701a’’および701b’’を有する。透過装置703’’は、円周上に所定数(例えば2つ)の透過部703a’’および703b’’を有する。
この例では、一方の発光部701a’’の位置と一方の透過部703a’’の位置とが一致しているとき、他方の発光部701b’’の位置と他方の透過部703b’’の位置とは一致しないように、発光部701a’’および701b’’や透過部703a’’および703b’’を配置している。
この構成によれば、透過部703a’’および703b’’から外部に透過する光により遊技者の興趣を向上する演出を行うことができる場合がある。
図8は、光を円軌道で移動する第3の例を説明する図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のC−C断面図である。
この例では、第1の例と同様に発光装置701と透過装置703はほぼ同じ所定の形状(周上に発光部が配置できればよく、例えば円形や楕円形など、いかなる形状であってもよい)であり、透過装置703が発光装置701に対して軸702aを中心に回転する。
発光装置701は、円周上に所定の間隔(例えばほぼ等間隔、120°間隔)で所定数(例えば3つ)の発光部701a、701bおよび701cを有する。透過装置703は、円周上に所定の間隔(例えばほぼ等間隔、90°間隔)で所定数(例えば4つ)の透過部703a、703b、703cおよび703dを有する。
透過装置703の回転に伴って、透過部703a、703b、703cおよび703dが移動する領域を、ここでは、軌道703eと呼ぶ。軌道703eは、透過部703a、703b、703cおよび703dの大きさに応じた幅Wを有する。発光部701a、701bおよび701cの発光範囲は、この軌道703eの幅Wと等しいものであってもよい。また、発光部701a、701bおよび701cの発光範囲を軌道と定義したときには、この軌道上に透過部703a、703b、703cおよび703dを配置するものであってもよい。
図9は、図8の例の動きを説明する図であり、表中左側には発光部と透過部との位置関係を示す平面図を示し、表中右側には表中左側に対応し発光部による光の外部からの見え方を示す平面図を示す。
図9では、発光装置701に対し透過装置703が右に回転する場合を示している。
表中1段目に示す、透過装置703が所定の位置(例えば初期位置)にある場合には、透過部703aに対応する位置(例えば透過部703aの直下)に発光部701aがあり、透過部703aからは発光部701aの発光が最大光量で外部に透過する。一方、透過部703bおよび703dから透過される光量は透過部703aより少なく、この2つの光量は等しいまたは異なる。さらに透過部703cから透過される光量は703bおよび703dのどちらよりも少ない、または透過しない。
透過装置703が所定方向(例えば右)に回転するに伴い、透過部703aから透過する発光部701aによる発光は、徐々に、また連続的に減少し、一方、発光部701aに隣接する発光部701bによる発光の、透過部703bから透過する量は、徐々に、また連続的に増加し、ほぼ同量にまでなる(表中2段目参照)。
透過装置703がさらに回転すると、透過部703aに対応する位置(例えば透過部703aの直下)に発光部701bがあり、透過部703bからは発光部701bの発光が最大光量で外部に透過する。一方、透過部703bおよび703dから透過される光量は透過部703aより少なく、この2つの光量は等しいまたは異なる。さらに透過部703cから透過される光量は703bおよび703dのどちらよりも少ない、または透過しない(表中3段目参照)。
以下、透過装置703の回転に伴い、透過光量の連続的な減少と増加が繰り返される。
図10は、図8および図9の例についてさらに説明する図であり、(a)は透過装置703のみを示す平面図であり、(b)は発光装置701のみを示す平面図である。
この例では、図10(a)に示すように、透過部703a、703b、703cおよび703dは、円周上に所定の角度(例えば90°)間隔で配置し、図10(b)に示すように、発光部701a、701bおよび701cは、円周上に所定の角度(例えば120°)間隔で配置する。これは、透過装置703を回転させたいずれの状態においても、発光部と透過部との完全な重なり状態(透過部の直下に発光部が来る状態)が、いずれか1つでしか発生しない配置である。
これに対して、図11に示す例では、効果的な演出が得られない場合がある。図11は、効果的でない場合がある例について示す図であり、(a)は透過装置703のみを示す平面図であり、(b)は透過装置1701のみを示す平面図である。
この例では、図11(a)に示すように、透過部703a、703b、703cおよび703dは、円周上に所定の角度(例えば90°)間隔で配置しているが、図10(b)に示すように、発光部1701aおよび1701bは、円周上に所定の角度(例えば180°)間隔で配置している。この配置では、透過装置703を回転させた場合、透過部703aと発光部1701aとが重なり、且つ透過部703cと発光部1701bとが重なる状態が生じ、効果的な演出が得られない場合がある。
図12は、図8にも示した光を円軌道で移動する第3の例を説明する図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のD−D断面図である。
この例のように、透過装置703の円周上に複数の透過部が所定の間隔(例えば等間隔)で配置してもよいし、図13のように大きさの異なる複数の透過部を配置してもよい。
図13は、光を円軌道で移動する第4の例を説明する図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のE−E断面図である。
この例では、第1の例と同様に発光装置701と透過装置1703はほぼ同じ所定の形状(周上に発光部が配置できればよく、例えば円形や楕円形など、いかなる形状であってもよい)であり、透過装置1703が発光装置701に対して回転する。
発光装置701は第3の例の発光装置701と同様に、所定の間隔(例えばほぼ等間隔、120°間隔)で所定数(例えば3つ)の発光部701a、701bおよび701cを有する。透過装置1703は、所定の間隔(例えばほぼ等間隔、90°間隔)で大径の所定数(例えば4つ)の透過部703a、703b、703cおよび703dを有し、さらに、所定の間隔(例えばほぼ等間隔、90°間隔)で小径の所定数(例えば4つ)の透過部703f、703g、703hおよび703iを有する。透過部703a、703b、703cおよび703dと、透過部703f、703g、703hおよび703iとは、交互に所定の間隔(例えば等間隔)で配置するものであってもよい。また、透過部703a、703b、703c、703d、703f、703g、703hおよび703iは、発光部701a、701bおよび701cの発光範囲で規定される軌道上に配置する。
このように配置することにより、大径の透過部と小径の透過部とで光が追いかけあうように見え、遊技者の興趣を向上する演出を提供できる場合がある。
図14は、光を円軌道で移動する第5の例を説明する図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のF−F断面図である。
また図15は、図14と同様に第5の例を説明する図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)のG−G断面図である。
この例では、第1の例と同様に発光装置701と透過装置2703はほぼ同じ所定の形状(周上に発光部が配置できればよく、例えば円形や楕円形など、いかなる形状であってもよい)であり、透過装置2703が発光装置701に対して回転する。
発光装置701は第4の例の発光装置701と同様に、円周上に所定の間隔(例えばほぼ等間隔、120°間隔)で所定数(例えば3つ)の発光部701a、701bおよび701cを有する。透過装置2703は、円周上に所定の間隔(例えばほぼ等間隔、90°間隔)で所定数(例えば4つ)の透過部703a、703b、703cおよび703dを有し、さらに、円周上に所定の間隔(例えばほぼ等間隔、90°間隔)で、透過部703a、703b、703cおよび703d同士を区切るように所定の発光方向(例えば上方)に延びる壁部703j、703k、703mおよび703nを有する。透過部703a、703b、703cおよび703dと、壁部703j、703k、703mおよび703nとは、交互に所定の間隔(例えば等間隔)で配置するものであってもよい。
このように配置することにより、透過部を透過した光が、壁部によって、よりはっきりとする場合があり、遊技者の興趣を向上する演出を提供できる場合がある。
なお、この第5の例においては、壁部703j、703k、703mおよび703nの内部に空間703pを設け、発光部701a、701bおよび701cの発光面と垂直に位置する開口部703を有する構成とすることもできる(図16参照)。すなわち、この場合、壁部703j、703k、703mおよび703nは下方および側方(径方向外側)に開口する中空とし、発光部701a、701bおよび701cの発光を、側方(径方向外側)に透過するものであってもよい。この場合の動きについて、図17を参照して説明する。
図17は、第5の例において壁部が下方および側方(径方向外側)に開口する中空である場合の動きを説明する図であり、表中左側には発光部と透過部との位置関係を示す平面図を示し、表中右側には表中左側に対応し発光部による光の外部からの見え方を示す平面図を示す。
図17では、発光装置701に対し透過装置2703が右に回転する場合を示している。
表中1段目に示す、透過装置2703が所定の位置(例えば初期位置)にある場合には、透過部703aの直下に発光部701aがあり、透過部703aからは発光部701aの発光が最大光量で外部に透過する。これとともに壁部703mの径方向外側には発光部701bの発光が外部に透過し、壁部703nの径方向外側には発光部701cの発光が外部に透過する。
透過装置2703が所定の方向(例えば右)に回転するに伴い、透過部703aから透過する発光部701aによる発光は、徐々に、また連続的に減少し、一方、発光部701aに隣接する発光部701bによる発光の、透過部703bから透過する量は、徐々に、また連続的に増加し、ほぼ同量にまでなる。また、壁部703mの径方向外側に向いた発光部701bの発光は徐々に減少し、壁部703nの径方向外側に向いた発光部701cの発光は徐々に増加し最大光量に達する(表中2段目参照)。
透過装置2703がさらに回転すると、透過部703bの直下に発光部701bがあり、透過部703bからは発光部701bの発光が最大光量で外部に透過する。これとともに壁部703nの径方向外側には発光部701cの発光が外部に透過し、壁部703jの径方向外側には発光部701aの発光が外部に透過する。
以下、透過装置2703の回転に伴い、透過光量の連続的な減少と増加が繰り返される。
この構成によれば、透過部703a、703b、703cおよび703dを透過した光と、壁部703j、703k、703mおよび703nの径方向外側に透過した光とで、光が追いかけあうように見え、遊技者の興趣を向上する演出を提供できる場合がある。
次に、以上説明した発光演出装置の例を、遊技台の具体的構成に適用する例を説明する。なお、図17と同様の構成には同じ参照番号を付し、詳しい説明を省略する。
図18は、図17に示した例を、図1に示したチャンスボタン136およびチャンスボタンランプ138に適用した例を示す斜視図である。
図19は、図18に示すチャンスボタン136およびチャンスボタンランプ138から成る発光演出装置を分解して示す斜視図である。
発光演出装置700は、チャンスボタン136として遊技者が押圧する部分であるボタンカバー704と、ケース710のカバーであるカバー705と、回転部材2703と、回転部材2703の回転軸である軸702aと、基板701のカバーである基板カバー706と、チャンスボタンランプ138としての発光装置(例えばLED)を実装した基板701と、ボタンカバー704を取り付けるベースであるボタンベース707と、ボタンカバー704を押圧が解除されたときに元の位置に復帰させる弾性部材であるバネ708と、各部材を収納するボタンケース709と、各部材を収納するケース710と、ボタンカバー704の押圧を検知するセンサ711と、軸702aを回転させるギア702bおよびモータ702cと、ギア702bおよびモータ702cを収納するギアボックスカバー712およびギアボックス713と、を有して構成される。
ボタンケース709は、ボタンカバー704、回転部材2703、軸702a、基板カバー706、基板701、ボタンベース707およびバネ708を収納する。
ケース710は、ボタンカバー704、回転部材2703、軸702a、基板カバー706、基板701、ボタンベース707、バネ708およびボタンケース709を収納する。
回転部材2703および軸702aは、回転体である透過装置を構成する。また、発光部(例えばLED)を配置した基板701が発光装置に相当する。
図20は、図18および図19に示した発光演出装置700を、ボタンカバー704を取り外して示す斜視図であって、(a)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)にある場合を示す図であり、(b)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)から所定の方向(例えば右)に所定の角度(例えば45°)回転させた位置にある場合を示す図である。
図21は、図18および図19に示した発光演出装置700を、ボタンカバー704を取り外して示す平面図であって、(a)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)にある場合を示す図であり、(b)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)から所定の方向(例えば右)に所定の角度(例えば45°)回転させた位置にある場合を示す図である。
図22は、図18および図19に示した発光演出装置700を示す斜視図であって、(a)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)にある場合を示す図であり、(b)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)から所定の方向(例えば右)に所定の角度(例えば45°)回転させた位置にある場合を示す図である。
図23は、図18および図19に示した発光演出装置700を示す平面図であって、(a)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)にある場合を示す図であり、(b)は透過装置である回転部材2703が図17に示した所定の位置(例えば初期位置)から所定の方向(例えば右)に所定の角度(例えば45°)回転させた位置にある場合を示す図である。
図24は、図18および図19に示した発光演出装置700を示す側面図であって、(a)はボタンカバー704を押圧しない状態を示す図であり、(b)はボタンカバー704を押圧した状態を示す図である。
図25は、図18および図19に示した発光演出装置700を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)はボタンカバー704を押圧しない状態の、(a)のA−A断面図であり、(c)はボタンカバー704を押圧した状態の、(a)のA−A断面図である。
この構成においては、基板701および基板カバー706は、ボタンカバー704とボタンベース707に覆われるように取り付けられており、ボタンカバー704がボタンベース707に取り付けられている状態でボタンカバー704とボタンベース707をボタンケース709にはめ込むことにより、遊技者がボタンカバー704を押圧したとしてもボタンケース709に当接するものであり、ボタンカバー704によって回転部材2703や軸702a等の障害となることはない。
また、この構成によれば、チャンスボタン136およびチャンスボタンランプ138において、図17を参照して説明した動作、効果を得ることができる場合がある。
なお、図18に示した例では、本発明による発光演出装置を、図1に示したチャンスボタン136およびチャンスボタンランプ138に適用した例を示したが、本発明はこれに限られるものではない。他の適用例を、図26および図27を参照して説明する。
図26は、発光演出装置の遊技台100への他の適用例を説明する図であって、(a)は遊技台100の正面図であり、(b)は遊技台100の右側面図である。
上述した発光演出装置は、図26(a)および(b)に示すように、球発射ハンドル134に発光演出装置715として適用することもできるし、下皿128の上部奥側の遊技球の排出口近傍に発光演出装置716として適用することもできるし、遊技台100の枠部に対して発光部が遊技者側に向くように発光演出装置717として適用することもできるし、遊技台100の枠部に対して発光部が遊技者とほぼ垂直側に向くように(側方部が遊技者側に向くように)発光演出装置718として適用することもできる。
図27は、発光演出装置の遊技台100への他の適用例を説明する図であって、遊技盤200の盤面に設ける例を示す正面図である。
また、上述した発光演出装置は、図27に示すように、遊技盤200の盤面に発光演出装置719として適用することもできる。
<スロットマシンへの適用>
本発明に係る遊技台は、「複数種類の図柄が施され、回転駆動される複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(入賞役内部抽選)と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段(リール停止制御処理)と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段(入賞判定処理)と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段(メダル払出処理)と、に加え、抽選手段の抽選結果に基づいて演出を実行する演出手段を備え、この演出手段が、所定の遊技領域に球を発射する発射装置と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した球を検知する検知手段と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置と、可変表示装置を遮蔽する位置に移動可能なシャッタと、所定動作態様で動作する可動体と、を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技を演出するような演出装置、であるスロットマシン」にも好適である。
<付記>
なお、以上説明した本発明は、
1. 遊技を演出する演出装置(例えば、チャンスボタン136、チャンスボタンランプ138、演出装置206、演出可動体224、遮蔽装置246、発光演出装置700、715〜719、1000)を備えた遊技台であって、
前記演出装置は、
第一の発光部(例えば、発光部1001a、701a’、701a’’)および第二の発光部(例えば、発光部1001b、701b’、701b’’)を含む複数の発光部(例えば、発光部701a、701b、701c、1701a、1701b)と、
前記複数の発光部が発した光を透過する透過部(例えば、透過部1003a、1003b、703a’、703a’’、703b’’、703a、703b、703c、703d、703f、703g、703h、703i)と、
前記透過部に隣接して設けられ前記複数の発光部が発した光を遮蔽する遮蔽部(例えば、遮蔽部1003e)と、
前記第一の発光部が発する光のうち前記透過部によって第一の量を透過し、前記第二の発光部が発する光は前記遮蔽部によって遮蔽される第一の位置と、
前記第一の発光部が発する光のうち前記透過部によって前記第一の量より少ない第二の量を透過する第二の位置と、
前記第二の発光部が発する光を前記透過部によって前記第二の量よりも多い第三の量を透過し、前記第一の発光部が発する光は前記遮蔽部によって遮蔽される第三の位置と、
を含む所定の軌道に沿って、前記複数の発光部および前記透過部のうちの少なくとも一方を移動させる移動制御手段(例えば、移動装置1002、ギア702b、モータ702c)と、
を備え、
前記第一の位置から前記第二の位置を経て前記第三の位置へ移動する際、前記透過部により透過される光の量が連続的に変化する
ことを特徴とする遊技台、としたので、
光の量が連続して変化することで、演出効果が高められ、遊技の興趣を高めることができる。
また、遊技演出装置自体の演出を邪魔することなく発光装飾を行うことが可能な場合がある。
また、発光部が発した光が強く見える透過部が1ヶ所であることで、光による演出効果を高めることができるので、遊技者は装飾図柄表示部だけでなく、演出装置の動作(例えば透過部から透過された光の移動)にも注目し、遊技の飽きを抑制することができる場合がある(図4、図5、図7参照)。
また、透過部の強く発した光が徐々に弱くなっていくことで、光が自然に移動しているように見え、演出効果が高まる場合がある。演出効果が高まることで、遊技者の興趣を高めることができる場合がある(図6参照)。
装飾図柄表示部としては、具体的には、液晶などを用いることができる場合がある。
また、本発明は、
2. 1.に記載の遊技台であって、
前記移動制御手段は、前記透過部および前記遮蔽部を備えた回転体(例えば、透過装置703’、 703’’、703、1703、2703、回転部材2703、)を回転させる回転制御手段(例えば、ギア702b、モータ702c)であり、
前記複数の発光部は固定されており、
前記軌道は、所定の円軌道(例えば、軌道703e)であり、
前記透過部は、前記回転体の回転によって前記所定の円軌道を移動する
ことを特徴とする遊技台、としたので、
透過部が所定の円軌道上を回転することで、透過部から透過された光が残像を残しながら回転しているように見えるので、演出効果を高めるとともに、遊技者の興趣を高めることができる場合がある。
回転体としては、透過部と遮蔽部とを隣接して設け、複数の発光部を覆うように設置したものを示す。
また、本発明は、
3. 1.または2.に記載の遊技台であって、
前記透過部および前記遮蔽部を備えた回転体には、前記透過部のうち第一の透過部(例えば、透過部703a’’、703a)と該第一の透過部と隣り合う第二の透過部(例えば、透過部703b’’、703b)とを含む複数の透過部(例えば、透過部703c、703d、703f、703g、703h、703i)が設けられ、
前記透過部の個数を前記発光部の個数よりも多くすることにより、前記第一の発光部と前記第一の透過部とが重なった後、前記第一の発光部は前記第二の透過部と重なり、
前記複数の発光部および前記複数の透過部は、前記所定の円軌道上に配置されており、
前記複数の発光部のうち隣り合う発光部は、前記所定の円軌道の中心から第一の角度で均等に配置され、
前記複数の透過部のうち隣り合う透過部は、前記所定の円軌道の中心から第二の角度で均等に配置され、
前記第一の角度と前記第二の角度を異ならせることで、前記回転体が回転する速度および該回転体における光が透過される位置の移動速度を異ならせた
ことを特徴とする遊技台、としたので、
透過部の個数を複数にすることにより、回転体の移動速度よりも透過部から透過された光の移動速度が速く見えるので、演出にスピード感が加わり、演出効果を高めることができる場合がある。また、遊技者は装飾図柄表示部だけでなく、透過部から透過された光の移動にも注目するので、遊技の飽きを抑制することができる場合がある(図9参照)。
また、透過部を第一の角度で、発光部を第二の角度でそれぞれ均等に配置し、第一の角度と第二の角度とを異ならせたことで、透過部と発光部の配置数を少なくするとともに、透過部から透過された光が自然に移動しているように見える場合がある(図10〜12参照)。
また、本発明は、
4. 3.に記載の遊技台であって、
前記透過部が前記所定の円軌道で回転する際、前記所定の円軌道は径方向に所定の幅(例えば、幅W)を持ち、
前記所定の幅は、前記発光部から発する光が前記透過部によって透過可能な範囲である
ことを特徴とする遊技台、としたので、
軌道に幅があることで、透過部を軌道および幅の範囲で自由に配置することができるので、光による演出効果を高めることができる場合がある(図8参照)。
また、本発明は、
5. 4.に記載の遊技台であって、
前記第一の透過部および前記第二の透過部は、前記所定の幅方向に所定の距離をもって配置される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第一の透過部を透過する光と第二の透過部を透過する光とで光が追いかけあうように見えるため、遊技者の興趣を高めることができる場合がある(図13参照)。
また、本発明は、
6. 3.ないし5.のうちのいずれか1項に記載の遊技台であって、
前記透過部は、前記複数の発光部側に設けた入射面と該入射面の裏面に設けた発光面からなり、
前記遮蔽部に、前記隣り合う透過部の両方の前記発光面よりも発光方向に突出した壁部(例えば、壁部703j、703k、703m、703n)を設け、
前記壁部は、前記透過部を透過した光を区画する
ことを特徴とする遊技台、としたので、
隣り合う透過部を壁部により区画することで、透過部を透過した光が拡散するのを防ぐことができ、透過部から透過された光をはっきりさせることができる場合がある(図14、図15参照)。
また、本発明は、
7. 6.に記載の遊技台であって、
前記壁部の内部には空間(例えば、空間703p)があり、
前記空間に、
発光方向に突出した前記第二の透過部(例えば、壁部703j、703k、703m、703n)と、
前記第二の透過部の発光面と垂直に位置する開口部(例えば、開口部703q)と、
を設け、
前記第二の透過部を透過した光が前記空間により前記開口部方向へ誘導される
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第一の透過部から透過された光の移動と開口部方向へ誘導された光の移動により、演出装置周辺や遊技者に光を照らすことができる場合がある。それにより遊技者は装飾図柄表示部だけでなく、透過部から透過された光の移動にも注目するので、遊技の飽きを抑制することができる場合がある。
また、本発明は、
8. 7.に記載の遊技台であって、
前記第一の透過部と前記空間内にある前記第二の透過部とを交互に配置することで、前記第一の透過部および前記第二の透過部から透過した光の拡散を防ぐ
ことを特徴とする遊技台、としたので、
第一の透過部と第二の透過部とを交互に配置することで、第一の透過部から透過された光と開口部方向へ誘導された光とを交互に視認可能であるため、演出効果が高まり、遊技者の興趣を高めることができる場合がある。また、第一の透過部から透過された光と開口部方向へ誘導された光の拡散を壁部により防止するので、光をはっきりさせることができる場合がある(図16〜図25参照)。
なお、発光部としては、具体的には、LED等とすることができる。
また、透過部としては、具体的には、孔やレンズ、ガラス板等とすることができる。
また、軌道としては、具体的には、直線軌道、波線軌道、円軌道、楕円軌道等であってもよく、ランダムな軌道であってもよい。
なお、本件では円周とは、円周方向、外径方向、透過部の中心を結ぶ線、壁部の開口部を結ぶ線などを示している。
なお、回転体には透過部のみ設けられており、発光部は設けられていない。
なお、回転体に壁部は設けられていなくてもよい。
なお、本件では隣り合う2つの発光部の中心を結ぶ円の中心と隣り合う2つの発光部によってできる角度の間隔で発光部を配置している。
なお、本件では隣り合う2つの透過部の中心を結ぶ円の中心と隣り合う2つの発光部によってできる角度の間隔で透過部を配置している。
なお、本件では発光部および透過部をほぼ等間隔で配置しており、発光部および透過部の幅分の誤差は許容する。
なお2つの透過部の中心を通る円が他の透過部を横切る場合は、ほぼ同一円状に他の透過部が配置されていると本件では考えてよい。
なお2つの発光部の中心を通る円が他の発光部を横切る場合は、ほぼ同一円状に他の発光部が配置されていると本件では考えてよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施例に限定されるものではなく、個々の実施例の各要素のいかなる組合せも本発明に含み、また、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。