JP5444205B2 - 油圧式バイブロハンマ及びその運転方法並びに杭の打設方法 - Google Patents
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Description
図7は、油圧式バイブロハンマ本体1と発動機Eとを備えた油圧式バイブロハンマにおける作業中の油圧回路の状態を概略的に示している。当該油圧式バイブロハンマは、制御部10が各構成要素を制御することにより運転される。図中央には油圧式バイブロハンマ本体1の概略構成を示しており、この概略構成中の符号(M1、CH等)は、その周囲に示した油圧回路中の符号と対応している。
ここで、「作業中」とは、油圧式バイブロハンマが、クーリング、杭の把持又は開放、杭の打込又は引抜などのいずれかの作業を実質的にすなわち実際に行っている期間を称する。
また、「非作業中」とは、これらのいずれの作業も実質的にすなわち実際に行っていない期間を称する。例えば、杭の把持工程中であっても、チャックを閉じる1回の動作が、最初から最後まで必ずしも連続的に行われるとは限らない。チャックの向きを調整するために途中で停止したり、予定外の事情で中断したりすることがある。これらの期間は「非作業中」である。また、チャックによる把持完了後から次の杭の打込工程を開始するまでの期間も、「非作業中」に含まれる。杭の打込工程についても、打込工程中における中断期間は「非作業中」であり、打込完了後から次の杭の開放工程を開始するまでの期間も「非作業中」に含まれる。
本発明は、このような問題点に鑑み、燃料消費量を低減可能であり効率的な運転が可能である油圧式バイブロハンマ及びその運転方法を提供することを目的とする。また、このような運転方法を適用した杭の打設方法を提供することを目的とする。
また、好適には、前記チャックによる杭の把持圧力が所定圧力に達しているときに、前記チャック用ポンプから前記チャックに圧送する油量を、前記チャックが杭を把持又は開放するときに圧送する油量よりも少なくするように制御する第2の制御手段を有する。
図2は、クーリング工程における作業中の油圧回路の状態を示す図である。
図3は、杭の把持工程における作業中の油圧回路の状態を示す図である。
図4は、杭の打込又は引抜工程における作業中の油圧回路の状態を示す図である。
図5は、非作業中(工程は特定しない)の油圧回路の状態の一例を示す図である。
施工開始時に先ず発動機Eを起動する(S1)。起動後の発動機Eは、最小安定回転数で回転する。最小安定回転数は、油圧式バイブロハンマにおける発動機の場合、約1000min−1とされているが、燃料消費量の低減を優先させる場合には700〜1000min−1の間でもよい。
なお、クーリング工程の途中に、何らかの事情により中断するときは、第2方向切替弁SV2をタンクTに切替えると同時に、発動機Eを最小安定回転数に低下させ、図5の非作業中の状態とする。クーリング工程の完了時にも、同様に非作業中の状態とする。
なお、杭の把持工程の途中に、何らかの事情により中断するときは、第1方向切替弁SV1をタンクTに切替えると同時に、発動機Eを最小安定回転数に低下させ、図5の非作業中の状態とする。杭の把持工程の完了時にも、同様に非作業中の状態とする。
なお、杭の打込工程の途中に、何らかの事情により中断するときは、主油圧ポンプP1を空回り状態として第2方向切替弁SV2をタンクTに切替え、同時に発動機Eを最小安定回転数に低下させ、図5の非作業中の状態とする。打込工程の完了時にも、同様に非作業中の状態とする。
第1行目の発動機Eの各欄には、最小安定回転数(太字囲みで表示)又は定常回転数(網掛けで表示)のいずれで回転させるかを示している。
第2行目の主油圧ポンプP1の各欄には、空回り又は作業用油の圧送のいずれを行うかを示している。第3行目のチャージポンプP2、第4行目のチャック用ポンプP3及び第5行目の潤滑クーリングポンプP4の各欄には、各ポンプに関係する切替弁の切替先と、タンク戻し又は作業用油の圧送のいずれを行うかを示している。
さらに、各ポンプの各欄のうち、当該ポンプが作業中のときは、その欄を灰色で示している(但し、チャック用ポンプP3については、所定圧力を保持するために少量の油のみを送っている期間は、作業中とみなさない)。
2 起振機
3 軸受け
4 ハンガー
5 弾性体
6 潤滑油貯留部
10 制御部
E 発動機
P1 主油圧ポンプ
P2 チャージポンプ
P3 チャック用ポンプ
P4 潤滑クーリングポンプ
P5 戻しポンプ
M1 主油圧モータ
M2 モータ
FV フラッシングバルブ
SV1 第1方向切替弁
SV2 第2方向切替弁
Claims (9)
- 発動機により駆動される複数のポンプを備えた油圧式バイブロハンマであって、運転中に、前記複数のポンプのうち少なくとも1つが作業中である期間は、前記発動機を定常回転数で回転させ、かつ、前記複数のポンプの全てが非作業中である期間は、前記発動機を最小安定回転数で回転させるように制御する制御手段を有することを特徴とする油圧式バイブロハンマ。
- チャックを備えた起振機と、
前記起振機を駆動する主油圧モータと、
杭の打込又は引抜のために前記起振機を駆動するべく前記主油圧モータに油を圧送する作業を行う主油圧ポンプと、
前記チャックが杭を把持又は開放するために前記チャックに油を圧送する作業を行うチャック用ポンプと、
前記起振機及び前記主油圧モータを潤滑又はクーリングするために前記起振機及び前記主油圧モータに油を圧送する作業を行う潤滑クーリングポンプと、
前記主油圧ポンプ、前記チャック用ポンプ及び前記潤滑クーリングポンプを回転駆動可能である発動機と、を備えた油圧式バイブロハンマであって、
運転中に、前記主油圧ポンプ、前記チャック用ポンプ及び前記潤滑クーリングポンプのうち少なくとも1つが作業中である期間は、前記発動機を定常回転数にて回転させ、かつ、前記主油圧ポンプ、前記チャック用ポンプ及び前記潤滑クーリングポンプの全てが非作業中である期間は、前記発動機を最小安定回転数にて回転させるように制御する制御手段を有することを特徴とする
油圧式バイブロハンマ。 - 前記チャックによる杭の把持圧力が所定圧力に達しているときに、前記チャック用ポンプから前記チャックに圧送する油量を、前記チャックが杭を把持又は開放するときに圧送する油量よりも少なくするように制御する第2の制御手段を有することを特徴とする請求項2に記載の油圧式バイブロハンマ。
- 起振機と、
前記起振機を駆動する主油圧モータと、
杭の打込又は引抜のために前記起振機を駆動するべく前記主油圧モータに油を圧送する作業を行う主油圧ポンプと、
前記主油圧ポンプを回転駆動可能である発動機と、を備えた油圧式バイブロハンマであって、
前記杭の打込又は引抜の工程中に、前記主油圧ポンプが作業中である期間は、前記発動機を定常回転数にて回転させ、かつ、前記主油圧ポンプが非作業中である期間は、前記発動機を最小安定回転数にて回転させるように制御する制御手段を有することを特徴とする
油圧式バイブロハンマ。 - チャックを備えた起振機と、
前記チャックが杭を把持又は開放するために前記チャックに油を圧送する作業を行うチャック用ポンプと、
前記チャック用ポンプを回転駆動可能である発動機と、を備えた油圧式バイブロハンマであって、
前記チャックによる杭の把持又は開放の工程中に、前記チャック用ポンプが作業中である期間は、前記発動機を定常回転数にて回転させ、かつ、前記チャック用ポンプが非作業中である期間は、前記発動機を最小安定回転数にて回転させるように制御する制御手段を有することを特徴とする
油圧式バイブロハンマ。 - 起振機と、
前記起振機を駆動する主油圧モータと、
前記起振機及び前記主油圧モータの潤滑又はクーリングを行うべく前記起振機及び前記 主油圧モータに油を圧送する作業を行う潤滑クーリングポンプと、
前記潤滑クーリングポンプを回転駆動可能である発動機と、を備えた油圧式バイブロハンマであって、
前記クーリングの工程中に、前記潤滑クーリングポンプが作業中である期間は、前記発動機を定常回転数にて回転させ、かつ、前記潤滑クーリングポンプが非作業中である期間は、前記発動機を最小安定回転数にて回転させるように制御する制御手段を有することを特徴とする
油圧式バイブロハンマ。 - 発動機により駆動される複数のポンプを備えた油圧式バイブロハンマの運転方法であって、前記油圧式バイブロハンマの運転中に、前記複数のポンプのうち少なくとも1つが作業中である期間は、前記発動機を定常回転数で回転させ、かつ、前記複数のポンプの全てが非作業中である期間は、前記発動機を最小安定回転数で回転させることを特徴とする
油圧式バイブロハンマの運転方法。 - 請求項7に記載の油圧式バイブロハンマの運転方法を単体の油圧式バイブロハンマに適用することにより杭を打設することを特徴とする杭の打設方法。
- 請求項7に記載の油圧式バイブロハンマの運転方法を、互いに連動させた複数の油圧式バイブロハンマの各々に適用することにより杭を打設することを特徴とする杭の打設方法。
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| JP2010291515A JP5444205B2 (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | 油圧式バイブロハンマ及びその運転方法並びに杭の打設方法 |
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