JP5501491B2 - 診断支援装置及び制御方法 - Google Patents
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Description
・CR(Computed Radiography)装置、
・CT(Computed Tomography)装置、
・MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、
・超音波装置(US;Ultrasound System)等により生成される。診断時には、生成された医用画像データがモニタに表示され、このモニタ表示された医用画像をユーザである医師が読影して、病変部の状態や経時変化を観察している。
ユーザが作成した情報から取得された第1の医学的な情報と医用情報に対するコンピュータ処理により得られた第2の医学的な情報との差異を検出する検出手段と、
第1の医学的な情報に含まれる病変名と第2の医学的な情報に含まれる病変名との組み合わせに応じた表示形態で前記差異を表示部に表示させる制御手段と、を備える。
{ハードウェア構成}
まず第1実施形態の、医用検査データに基づく医師の診断を支援する医用診断支援装置の構成を説明する。図1は、第1実施形態に係る機器の構成例を示すブロック図である。図1の医用診断支援装置1は、中央処理装置(CPU)100、主メモリ101、磁気ディスク102、表示メモリ103、モニタ104、マウス105、キーボード106を有する。
次に図2により、本実施形態による医用診断支援装置1の機能構成を説明する。図2は本実施形態における医用診断支援装置1の機能ブロック図である。図2に示すとおり、医用診断支援装置1は、読影レポート入力部10、読影レポート解析部11、医用検査データ入力部12、診断支援情報生成部13、差分検出部14、医学的重要度算出部15、差分提示部16を備えて構成される。以上の各部は、医用診断支援装置1のCPU100が主メモリ101に格納されたコンピュータプログラムを実行し、医用診断支援装置1が有するハードウェアと協働することにより実現される。以下、各機能部について説明する。
読影レポート入力部10は、医用検査データに基づいてユーザであるところの医師が読影した結果である読影レポート情報を医用診断支援装置1に入力する。
例えば、読影レポート入力部10は、読影を行った医師により作成された読影レポート情報を記録したデータベースから、ネットワークを介してデータを受信可能な構成とすることができる。また医用診断支援装置1に接続された記憶装置、例えばFDD、CD−RWドライブ、MOドライブ、ZIPドライブ等の各種記憶媒体からデータを読み取り可能な構成にしてもよい。
また、読影レポート入力部10は、キーボードやマウスなどにより、読影を行った医師がコンピュータに読影結果としての読影レポート情報を直接入力可能な構成にしても良い。
また、読影レポート入力部10は、定型フォーマットと、そのフォーマット内の各項目に記入する内容の選択肢を予め用意し、読影を行った医師がその選択肢から選択することで、読影レポートが生成される構成にしてもよい。
読影レポート入力部10は、ペーパースキャナ等の紙面読み取り装置と、光学文字認識装置を接続した構成としても良い。この構成によれば、読影を行った医師による手書きの文章をスキャナで読み取り、OCR処理を施すことによりコンピュータが編集できる形式の読影レポート情報が生成される。
読影レポート解析部11は、読影レポート入力部10により入力された医師による読影結果としての読影レポート情報を解析し、医学的な意味を解析する。
医用検査データ入力部12は、医用検査データを医用診断支援装置1に入力する。
医用検査データ入力部12は、撮影された医用画像データを保存するデータベースからLANを介してデータを受信可能な構成を有する。また、医用検査データ入力部12は、医用診断支援装置1に接続された記憶装置、例えばFDD、CD−RWドライブ、MOドライブ、ZIPドライブ等の各種記憶媒体から医用画像データを読み取り可能な構成であっても良い。
また、医用検査データ入力部12は、例えばX線CT装置、MR装置、US装置、X線装置、核医学装置など、被検体の画像を撮影可能な医用画像撮影装置と接続可能な構成とし、これらの機器から医用画像データを直接入力できる構成であっても良い。
また、医用検査データ入力部12は、医用画像データの入力に限定されず、過去や現在の読影レポート、及び診断支援処理に必要な情報等を含む医用検査データの入力が可能な構成であっても良い。その場合、これらのデータをユーザによる直接入力が可能な構成であっても良いし、情報が記録されたFDD、CD−RWドライブ、MOドライブ、ZIPドライブ等の各種記憶媒体から読み取り可能な構成であっても良い。またこれらのデータを記録するデータベースとLANを介して接続し、受信可能な構成であってもよい。
診断支援情報生成部13は、医用検査データ入力部12により入力された医用検査データに基づいて被検査者に関する医学的な診断支援情報を生成する。診断支援情報生成部13に関する具体的な処理の内容は後に詳述する。
差分検出部14は、読影レポート解析部11による解析で抽出された医師による読影結果の医学的な意味と、診断支援情報生成部13によって生成された診断支援情報との差分を検出する。
医学的重要度算出部15は、差分検出部14で検出された医師による読影結果と診断支援情報との差分に関して、その医学的な重要度を算出する。
差分提示部16は、読影レポート入力部10によって入力された医師による読影結果の上に、差分検出部14で検出した差分情報を、医学的重要度算出部15で算出した医学的重要度に応じて表示形態を変えてモニタ104上へ提示する。
次に、図3のフローチャートを参照して、本実施形態の医用診断支援装置1により実行される具体的な処理の手順を説明する。
読影レポート入力部10は、読影を行った医師により書かれた読影レポート(読影レポート情報)を入力する。
次に、読影レポート解析部11は、ステップS1で入力された読影レポート情報を解析し、その読影レポート情報に含まれる医学的な意味を抽出する。ステップS2の処理の具体例を、図4を用いて説明する。図4において、医師が書いた読影レポート情報200はステップS1で入力された読影レポート情報の例である。ここでは医師が自由文として記入した読影レポート情報を例として示している。読影レポート解析部11は、まず、医師が書いた読影レポート情報200に対して形態素解析を行うことにより、単語を単位とした分解を行い、単語分解結果情報201を得る。次に、読影レポート解析部11は、単語分解結果情報201の各単語に対して、構造化用辞書111との照合を行うことで、各単語が「部位」、「症状」、「病名」などのクラスのどれに相当するのかを特定する。次に、読影レポート解析部11は、クラスが特定された各単語に関して、その単語が意味する内容を医用シソーラス辞書との照合を行うことで特定し、項目化された医学的意味情報を含む解析結果情報202を生成する。このように、ステップS2では、ユーザである医師等が作成した読影レポート情報を解析して、読影レポート情報から抽出された医学的な情報を項目と対応付けた解析結果情報が生成される。
医用検査データ入力部12は、医用画像データを含む医用検査データを入力する。
診断支援情報生成部13は、ステップS3で入力された医用検査データに基づいて、被検査者に対して疑われる医学的診断の情報を生成する。すなわち、医用検査データのコンピュータ処理により、診断支援情報が生成される。
このとき、診断支援情報生成部13は、ステップS3で入力された医用検査データに医用画像データが含まれる場合は、まずその医用画像データ内の画像特徴によって病変の候補を検出する画像処理を行う。次に、検出された病変の候補に対して、その真偽や病変種別を判別する判別処理を行い、その結果に基づいて医用検査データに対する診断支援情報を生成する。なお、医用画像データを含む医用検査データから診断支援情報を生成する処理は周知であるので、詳細な説明は省略する。
また、診断支援情報生成部13の処理対象は、医用画像データに限定されず、例えば被検査者に関する過去の読影レポートやカルテ、及び診断支援処理に利用できる他の情報等を含む医用検査データなども処理の対象とすることができる。この場合、被検査者の画像情報以外の医用検査データに基づいた医学的診断支援情報を生成することができる。なお、医用画像データを含む医用検査データから診断支援情報を生成する処理は周知であるので、詳細な説明は省略する。
差分検出部14は、ステップS2で医師による読影結果である読影レポート情報から抽出、生成されたの解析結果情報202と、ステップS4で生成された診断支援情報との差分を検出する。
次に、医学的重要度算出部15は、ステップS5によって検出された差分の有無を判別する。差分がある場合にはステップS7へ進み、差分が無い場合は本処理を終了する。
医学的重要度算出部15は、ステップS5で検出された医師による読影結果の解析結果情報と診断支援情報との差分を示す差分検出情報に関して、その医学的な重要度を算出し、決定する。すなわち、ステップS5で検出された項目毎の差分に対して、重要度が決定される。
・部位情報に基づいて、解析結果情報500と診断支援情報502が第1の対応する所見、解析結果情報501と診断支援情報503が第2の対応する所見と判断し、
・第1の対応する所見の差分検出結果情報504と第2の対応する所見の差分検出結果情報505とを得たとする。
次に、差分提示部16は、ステップS1で入力された医師による読影結果の上に、ステップS5で検出した差分情報を、ステップS7で算出した医学的重要度に応じて表現を変えて提示する。このとき、差分提示部16は、例えばステップS7で算出した医学的重要度があらかじめ設定した閾値よりも大きい場合にのみステップS1で入力された医師による読影結果の上に、ステップS5で検出した差分情報を表示する処理を行うように構成され得る。この処理について図7乃至図9を用いて具体的に説明する。
第1実施形態では、医学的重要度算出部15の具体的な処理として、検出された差分情報の内容によって医学的重要度を定義する処理を例として説明した。しかし、本発明の医学的重要度算出部15が行う処理はこれに限定されない。ここでは本発明における医学的重要度算出部15の他の実施形態のいくつかについて説明する。
医学的重要度算出部15は、差分検出部14により検出された差分結果情報に対し、その差分の情報が属するクラスによって定義するようにしてもよい。例えば、差分結果情報に出現する単語の属するクラスを「部位」、「部位補足」、「症状」、「症状補足」、「病名」、「検査・処置」のいずれかに分類する。そして、「部位」、「症状」、「病名」に関する差分に対して医学的重要度を大きく、「部位補足」、「症状補足」、「検査・処置」に関する差分に対して医学的重要度を小さくする。これにより、差分検出部14が検出した差分情報に対して、その差分情報が属する単語のクラスに応じて医学的重要度を算出することができる。
また、医学的重要度算出部15は、差分検出部14で検出された差分の大きさに応じて医学的重要度を算出するようにしてもよい。例えば、「症状補足」のクラスに属する差分として、肺結節の大きさの差分が検出された場合に、その大きさを示す数値情報の差に応じて医学的重要度を算出することができる。このとき、例えば「1mm」と「2mm」との数値の差分を、絶対値の差として「差分:1mm」とすることもできる。また、数値同士の大きさの比として「差分:2倍」を算出し、それに対応した医学的重要度を算出することができる。
また、医学的重要度算出部15は、差分検出部14で検出された差分の内容の組み合わせに応じて医学的重要度を算出するようにしてもよい。例えば、医師が記入した読影レポート上では被検査者の生命の存続に対する影響が軽微な病名が記入されていたにも関わらず、診断支援情報として重篤な病変名が書かれていた場合には医学的重要度を高くすることができる。また、読影医が記入した読影とコンピュータが生成した診断支援情報に差分があるものの、双方とも軽微な病変名が書かれていた場合には医学的重要度を低くすることができる。
また、医学的重要度算出部15は、差分検出部14による検出結果から、診断支援情報に対応する読影結果が読影レポート上に存在するか否かに応じて医学的重要度を算出するようにしてもよい。例えば、診断支援情報に対応する読影結果が存在しない場合に、その診断支援情報に所定の重要度を付与する。或いは、クラス(項目)に応じて読影結果が存在しない場合の重要度を予め設定しておき、診断支援情報に対応する読影結果が存在しない場合に、その単語が属するクラス(項目)に応じて上記設定された重要度を付与するようにしてもよい。この場合、例えば読影レポートとの対応が取れない診断支援情報に対して、医学的重要度を高く算出し、医師による見落としを防止することができる。
また、医学的重要度算出部15を、上記した医学的重要度の算出に関する種々の算出方法を組み合わせた方法で算出するように構成してもよい。例えば、差分検出の結果、差分のある箇所の単語が属するクラスによって算出した医学的重要度と、差分箇所に記述された内容同士の差異の大きさによって算出した別の医学的重要度との両方を考慮した医学的重要度を算出することができる。
第1実施形態では、差分提示部16の具体的な処理として、医学的重要度に応じて差分情報の提示の有無を切り替える処理を例として説明した。しかし、本発明の差分提示部16の処理はこれに限定されない。ここでは差分提示部16の他の実施形態について説明する。
差分提示部16は、読影レポート入力部10により入力された読影レポート上に、差分検出部14で検出された差分情報を、医学的重要度算出部15により算出された医学的重要度に応じて表示態様を切り替えて提示するようにしてもよい。例えば医学的重要度によって、文字の大きさ、字体の種類、文字の色、文字の点滅状態、ポップアップ表示の利用等、文字の表示態様を切り替えて提示することができる。また、変更する表示態様は文字自体の表示態様に限られるものではなく、文字の背景色、ポップアップを促すアノテーション表示などの他の表示態様を用いることもできる。これによりユーザは文字やその他の表示態様の違いにより差分情報の重要度を認識することができる。
また、差分提示部16は、差分検出部14および医学的重要度算出部15の処理結果に基づいて、差分提示を行わない場合にも、「差分無し」またはこれと同様の意味を持つ文字、記号などを提示するように構成してもよい。これにより、ユーザは差分の提示が行われなかった場合にも、差分検出処理の結果として差分が無かったのか、システム自体が正常に動作していなかったのか区別ができる。
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
Claims (18)
- ユーザが作成した情報から取得された第1の医学的な情報と医用情報に対するコンピュータ処理により得られた第2の医学的な情報との差異を検出する検出手段と、
第1の医学的な情報に含まれる病変名と第2の医学的な情報に含まれる病変名との組み合わせに応じた表示形態で前記差異を表示部に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする診断支援装置。 - 第1の医学的な情報に含まれる病変名と第2の医学的な情報に含まれる病変名との組み合わせに応じて重要度を決定する決定手段を更に備え、
前記制御手段は、前記決定手段により決定された重要度に応じた表示形態で前記差異を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の診断支援装置。 - 前記制御手段は、前記重要度が所定の閾値以上の場合に前記差異を前記表示部に表示させ、前記重要度が所定の閾値未満の場合に前記差異を前記表示部に表示させないことを特徴とする請求項2に記載の診断支援装置。
- 前記制御手段は、前記差異を前記決定手段で決定された重要度に応じた文字の表示態様で前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の診断支援装置。
- 前記文字の表示態様は、文字の大きさ、字体、文字の色、文字の背景色、ポップアップ表示の形態の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項4に記載の診断支援装置。
- 前記病変名の組み合わせと重要度とを対応付けたテーブルを更に備え、
前記決定手段は、前記テーブルを用いて前記重要度を決定することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の診断支援装置。 - 前記決定手段は、前記第1の医学的な情報に含まれる病変名が前記第2の医学的な情報に含まれる病変名よりも生命に与える影響が小さい場合には重要度を高くすることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の診断支援装置。
- 前記医用情報は画像であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の診断支援装置。
- ユーザが作成した情報から取得された第1の医学的な情報と医用情報に対するコンピュータ処理により得られた第2の医学的な情報との差異を検出する検出工程と、
第1の医学的な情報に含まれる病変名と第2の医学的な情報に含まれる病変名との組み合わせに応じた表示形態で前記差異を表示部に表示させる制御工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか1項に記載された診断支援装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項10記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
- ユーザが作成した情報から取得された第1の医学的な情報と医用情報に対するコンピュータ処理により得られた第2の医学的な情報との差異を検出する検出手段と、
第1の医学的な情報に含まれる病変名および第2の医学的な情報に含まれる病変名に応じた表示形態で前記差異を表示部に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする診断支援装置。 - ユーザが作成した情報から取得された第1の医学的な情報と医用情報に対するコンピュータ処理により得られた第2の医学的な情報との差異を検出する検出工程と、
第1の医学的な情報に含まれる病変名および第2の医学的な情報に含まれる病変名に応じた表示形態で前記差異を表示部に表示させる制御工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項12に記載された診断支援装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項14記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
- ユーザが作成した情報から取得された第1の医学的な情報と医用情報に対するコンピュータ処理により得られた第2の医学的な情報とにおける病変の大きさの差異を検出する検出手段と、
前記差異の大きさに応じた表示形態で前記差異を表示部に表示させる制御手段と、
を備えることを特徴とする診断支援装置。 - コンピュータを、請求項16に記載された診断支援装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項17記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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