JP5511143B2 - 実装機 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品を基板に実装する実装機に関する。
一般に、IC、トランジスタ、コンデンサ等の電子部品を基板に実装する実装機には、電子部品をピックアップして基板の上方へ運ぶヘッドユニットが備えられ、ヘッドユニットには、電子部品を吸着可能な吸着ノズルが設けられている。電子部品の実装不良を防ぐためには、電子部品が正しい姿勢で吸着ノズルに吸着されることが重要であるため、実装機には、吸着ノズルに吸着された電子部品の姿勢を撮像可能なカメラが備えられている。
特開2005−236311公報 特開2007−235020公報
ところで従来より、カメラがヘッドユニットに設けられた実装機(例えば特許文献1)と、カメラが基台に設けられた実装機(例えば特許文献2)とが知られている。
カメラがヘッドユニットに設けられた実装機においては、ヘッドユニットが電子部品をピックアップしてから基板の上方へ移動する際に、電子部品の吸着姿勢を撮像することが可能である。ヘッドユニットの移動時間は基板の実装作業に不可欠な時間であるため、このような時間を有効利用することで、電子部品の実装作業を効率良く行うことができる。ところがこのカメラは、ヘッドユニットに設けるものであるから、できるだけ小型化したいという要請がある。このため、例えばカメラの視野を広くしたり撮像精度を高めたりする等、カメラの高性能化が容易ではなく、大型の電子部品や高精度の撮像を要する電子部品等については吸着姿勢の認識(部品認識)を確実に行うことが難しいという問題がある。
一方、カメラが基台に設けられた実装機においては、上記の実装機ほどカメラの小型化の要請が強くないため、カメラを高性能化しやすく、大型の電子部品や高精度の撮像を要する電子部品等の吸着姿勢を確実に認識することができる。しかしながら、この実装機においては、電子部品をピックアップしたヘッドユニットが、基台に設置されたカメラの位置まで移動しなければならず、ヘッドユニットが直接基板の上方へ移動できる上記のものに比べて、電子部品の実装作業にかかる効率が悪いという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電子部品の部品認識を確実に行い、かつ電子部品の実装作業を効率良く行うことが可能な実装機を提供することを目的とする。
明細書によって開示される実装機は、電子部品を基板に実装する実装機であって、前記電子部品を吸着可能な吸着ノズルを備えて前記電子部品を前記基板上へ移送するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットに備えられ、同ヘッドユニットが前記電子部品を移送する際に、前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品の吸着姿勢を撮像するヘッド側カメラと、基台に設置されて前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品の吸着姿勢を撮像する基台側カメラと、前記基台に備えられ、前記電子部品の下面を側方から照らす照明装置と、前記電子部品に関する部品データに基づいて、この電子部品の吸着姿勢の撮像を行うカメラを前記ヘッド側カメラと前記基台側カメラとから選択するカメラ選択手段と、を備え、前記ヘッドユニットには前記吸着ノズルが複数設けられるとともに、前記基台側カメラは前記ヘッド側カメラよりも広い視野を備えたものとされかつ前記電子部品の下面の側方画像を撮像可能とされ、前記カメラ選択手段は、前記複数の吸着ノズルに吸着される電子部品群の中に、前記ヘッド側カメラによる撮像が不可能な大型部品が存在する場合には、前記電子部品群の撮像を行うカメラとして前記基台側カメラを選択し、当該基台側カメラによって前記電子部品群の下面画像が撮像され、前記電子部品群の中に、前記大型部品が存在せず、リード部品が存在せず、バンプが下面に設けられた電子部品が存在する場合には、前記電子部品群の撮像を行うカメラとして前記基台側カメラを選択し、当該基台側カメラによって前記電子部品群の下面画像が撮像されるとともに、前記照明装置を上昇・点灯させ、当該基台側カメラによって前記電子部品の下面の側方画像が撮像され、前記電子部品群の中に、前記大型部品が存在せず、前記リード部品が存在せず、前記バンプが下面に設けられた電子部品が存在しない場合には、前記電子部品群の撮像を行うカメラとして前記ヘッド側カメラを選択し、当該ヘッド側カメラによって前記電子部品群の下面画像が撮像されることに特徴を有する。
このような構成によれば、電子部品の部品データに基づいて選択されたカメラにより、電子部品の吸着姿勢の撮像がなされる。したがって、電子部品の部品認識を確実に行うことができ、かつ電子部品の実装作業を効率良く行うことができる。
また、ヘッドユニットに吸着される電子部品群の全てがヘッド側カメラで認識可能な大きさである場合には、その電子部品群の吸着姿勢はヘッド側カメラにより撮像され、電子部品群の中にヘッド側カメラによる撮像が不可能な大きさの電子部品が含まれている場合には、その電子部品群の吸着姿勢は基台側カメラにより撮像される。したがって、大型の電子部品の部品認識を確実に行うことができ、かつ電子部品の実装作業を効率良く行うことができる。
さらに、電子部品群の中にBGA等の電子部品が含まれている場合には、下面の側方画像を撮像してバンプの有無や欠け等を確実に認識することができ、かつ電子部品の実装作業を効率良く行うことができる。
また、前記ヘッドユニットには前記吸着ノズルが複数設けられるとともに、前記基台側カメラは前記ヘッド側カメラよりも高解像度であり、前記カメラ選択手段は、前記電子部品の部品種別に基づいて、その電子部品群の撮像を行うカメラを選択するものとしてもよい。ここでいう「部品種別」とは、電子部品を、高解像度の撮像を要するものであるか否かにより区別するものである。
このような構成によれば、電子部品の部品種別に基づいてカメラの選択がなされるから、高精度の撮像を要する電子部品の部品認識を確実に行うことができ、かつ電子部品の実装作業を効率良く行うことができる。
また、前記ヘッドユニットには前記吸着ノズルが複数設けられるとともに、前記基台には前記電子部品の下面を側方から照らす照明手段が備えられ、前記基台側カメラは前記電子部品の下面の側方画像を撮像可能とされており、前記カメラ選択手段は、前記電子部品の部品種別に基づいて、その電子部品群の撮像を行うカメラを選択するものとしてもよい。ここでいう「部品種別」とは、電子部品を、下面の側方画像の撮像を要するものであるか否かにより区別するものである。
このような構成によれば、電子部品の部品種別に基づいてカメラの選択がなされるから、下面の側方画像の撮像を要する電子部品についてはその側方画像を撮像しつつ、電子部品の実装作業を効率良く行うことができる。
また、前記ヘッド側カメラは、前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品の側面画像を撮像可能とされており、前記カメラ選択手段は、前記電子部品群の中に前記側面画像の撮像を要するものが含まれている場合には、当該電子部品の撮像を行うカメラとして前記ヘッド側カメラを選択するものとしてもよい。
本発明によれば、電子部品の部品認識を確実に行い、かつ電子部品の実装作業を効率良く行うことが可能な実装機を提供することができる。
参考例1>
以下、本発明の参考例1を図1〜図6によって説明する。
参考例における実装機10は、電子部品Pを基板Bに実装する装置であって、この実装機10の基台11には、基板Bを搬送するとともに所定の位置(実装作業位置)で停止させることが可能な一対のコンベア12が備えられている。なお、実装作業位置で停止した基板Bを図1に2点鎖線で示した。また、一対のコンベア12の両側(図1の上下両側)には、電子部品Pを供給する部品供給部13が設けられ、各部品供給部13には多数のテープフィーダ14がセットされている。各テープフィーダ14には、IC、トランジスタ、コンデンサ等の電子部品Pが一定間隔で取り付けられたテープがテープリールに巻き取られて取り付けられており、テープリールが間欠的に繰り出されることで電子部品Pの供給が順次なされるようになっている。
実装機10には、部品供給部13から実装作業位置(基板Bの上方)へ電子部品Pを移送するヘッドユニット15が備えられている。ヘッドユニット15は、X軸方向およびY軸方向(X軸方向は基板Bの搬送方向と平行方向、Y軸方向はX軸方向と直角方向)に移動可能とされている(図1参照)。
ヘッドユニット15には、各テープフィーダ14から電子部品Pを吸着して保持可能な吸着ノズル16が複数本(本参考例では6本)備えられている。6本の吸着ノズル16は、コンベア12の延び方向(X軸方向)に等間隔で並列されている。各吸着ノズル16は、負圧発生装置(図示せず)に接続されており、その負圧吸着力により電子部品Pを着脱可能に保持し得るようになっている。
ヘッドユニット15には、吸着ノズル16に吸着された各電子部品Pを撮像可能なヘッド側カメラ17が備えられている。ヘッド側カメラ17は、ヘッドユニット15に対して吸着ノズル16の並び方向(X軸方向)にスライド移動可能に取り付けられており、通常はヘッドユニット15の右側の端部(図1および図2の右端の端部)に配され、電子部品Pの画像を撮像する際に左方へスライド移動する。
ヘッド側カメラ17は、本参考例においては、10mm角よりも小さい電子部品P(以後、小型部品と称する)の画像を撮像可能、すなわち一回の撮像で基準撮像範囲内に納まる電子部品Pの最大サイズは10mm角とされている。なお、10mm角以上の大きさの電子部品Pを大型部品と称する。
ヘッド側カメラ17は、ヘッドユニット15に対して相対的に左右方向へスライド移動しながら、電子部品Pの下面画像および側面画像を撮像可能とされている。ヘッド側カメラ17は、ヘッドユニット15に対してスライド移動可能に取り付けられたカメラホルダ17Aを有し、このカメラホルダ17Aには、電子部品Pの下面画像と側面画像とを撮像する部品カメラ31が搭載されている(図3参照)。部品カメラ31は、CCDラインセンサ31Aと結像用のレンズ31B等とを一体に備えたものである。また、カメラホルダ17Aには、吸着ノズル16に吸着された電子部品Pの下面を照らす第1光源32と、電子部品Pの側面を照らす第2光源33とが備えられている。第1光源32および第2光源33はLEDにより構成されている。また、カメラホルダ17Aには、第1光源32からの光および第2光源33からの光を部品カメラ31側に反射する3つの反射部材(第1反射部材34、第2反射部材35、第3反射部材36)が備えられている。
第1光源32からの光は電子部品Pの下面において反射し、その反射光は、第1反射部材34、第3反射部材36により部品カメラ31側へ導かれる。また、第2光源33からの光は電子部品Pを側方に投影し、第2反射部材35、第3反射部材36により部品カメラ31側へ導かれる。こうしてヘッド側カメラ17は、一台の部品カメラ31により電子部品Pの下面画像と側面画像とを撮像可能とされている。なお、ヘッド側カメラ17は、ヘッド側カメラ制御手段24により、電子部品Pの下面画像のみ、側面画像のみ、また下面画像および側面画像の両画像を、選択的に撮像可能とされている。
電子部品Pの側面画像を撮像することにより、例えば吸着ノズル16の吸着力が不十分で電子部品Pが吸着ノズル16の先端に対して傾いた姿勢になった場合には、その電子部品Pの傾きを認識することができる。また、電子部品Pの下面画像と側面画像との両方の画像を撮像することにより、例えば電子部品Pが小型部品であり、そのリードピッチが非常に狭い場合等において、その認識精度の向上を図ることができる。
基台11には、ラインセンサを備えて吸着ノズル16に吸着された電子部品Pの下面画像を撮像可能な基台側カメラ18が備えられている。基台側カメラ18は、コンベア12の両側に一対設けられ、それぞれ基台11の長手方向(コンベア12の延び方向)における略中央位置、言い換えると、実装作業位置の両側位置に設置されている。電子部品Pの下面画像は、基台側カメラ18の上方を、電子部品Pを吸着したヘッドユニット15が通過する際に撮像される。基台側カメラ18は、ヘッド側カメラ17よりも広い視野を備え、大型部品を一度に撮像でき、かつヘッド側カメラ17よりも高解像度である。
基台11のうち基台側カメラ18の設置位置には、電子部品Pの下面を側方から照らす基台側照明装置19(本発明の照明手段に該当する)が備えられている。基台側照明装置19は、図4に示すように、基台11に対して上下方向に昇降可能に取り付けられた昇降部19Aを備えており、この昇降部19Aは吸着ノズル16に吸着された電子部品Pに接触しない範囲で最も高い位置まで上昇可能な設定とされている。また、昇降部19Aは上下方向に開放された角筒状をなし、その内側に基台側カメラ18が配置されている。
昇降部19Aの内周面には、電子部品Pの下面に斜め下方から光を照射する光源部19Bが備えられている。光源部19Bは、複数個のLEDが縦横(昇降部19Aの軸方向および周方向)に並列されたものであり、昇降部19Aの上端位置に配されている。そして、昇降部19Aが上昇すると、光源部19Bは電子部品Pの下面に非常に接近する高さ位置に配される。昇降部19Aが上昇したときに光源部19Bが点灯されると、その光は電子部品Pの下面を若干下寄りの側方から照らす。このとき、電子部品Pが、リードの代わりにバンプ(ボール状のハンダ)が下面に設けられたBGA等である場合には、光源部19Bの光はバンプの周縁部に反射し、基台側カメラ18は、リング状の反射画像(本発明における下面の側方画像に該当する)を撮像する。ここで、基台側照明装置19の照明によらずに撮像される電子部品Pの下面画像は、BGA等の電子部品Pにおいては、バンプの有無にかかわらずバンプの配置部分が平面的な画像(円形状の反射画像)として撮像され、バンプの有無や欠け等の認識が困難である。しかし、この基台側照明装置19の照明によれば、バンプが存在すればその周縁部が照らされたリング状の画像が得られ、バンプが存在しなければリング状の画像を得られないので、これをもってバンプの有無を確実に認識することができる。また、バンプの欠けは、得られた画像のリング形状により認識することができる。
実装機10には、基板Bに実装される全電子部品Pに関する様々なデータ(電子部品Pに関する部品データ)が記憶された部品データ記憶装置21が備えられている。具体的には、各電子部品Pについて、部品タイプ(チップ部品、リード部品等)、部品種別(QFP、BGA等)、部品サイズ(外形寸法がAmm角等)、また電子部品Pがリード部品である場合にはそのリードピッチ等、電子部品P自体にかかるデータが各電子部品P毎に関連付けられて記憶され、その他、各電子部品Pがヘッドユニット15により移送される順番を示す移送順(第1群、第2群等)、吸着される吸着ノズル16の識別番号(右端から1,2等)、基板B上の載置位置等、電子部品Pの実装作業にかかるデータが、各電子部品P毎に関連付けられて記憶されている。この電子部品Pの部品データは、予め各基板Bの種別に関連付けられて記憶されている。
実装機10には、ヘッドユニット15の移動および動作を制御する部品搬送制御手段22と、部品データに基づいてヘッド側カメラ17と基台側カメラ18とからその電子部品Pの撮像を行うカメラを選択するカメラ選択手段23と、ヘッド側カメラ17の移動および動作を制御するヘッド側カメラ制御手段24および基台側カメラ18の動作を制御する基台側カメラ制御手段25と、基台側照明装置19の昇降および点灯を制御する基台側照明制御手段26と、ヘッド側カメラ17または基台側カメラ18により撮像された電子部品Pの画像に基づき電子部品Pの吸着姿勢が正しい姿勢であるか否かを判定する部品姿勢判定手段27として機能する制御部28が備えられている。
カメラ選択手段23は、各電子部品Pの部品サイズによりカメラの選択を行う。具体的には、カメラ選択手段23は、ヘッドユニット15により移送される順番が同じである電子部品P群の全てが小型部品であれば、その電子部品P群の撮像を行うカメラとしてヘッド側カメラ17を選択し、その電子部品P群の中に大型部品が含まれている場合には、その電子部品P群の撮像を行うカメラとして基台側カメラ18を選択する。
次に、本参考例の実装機10によりなされる電子部品Pの基板Bへの実装作業について、図6を参照しつつ説明する。
作業者が、実装ラインにおいて生産する基板Bの種別を選択すると、図6に示す実装作業ルーチンが開始され、制御部28は、まず部品データ記憶装置21に記憶された部品データからその基板Bの種別に関連付けられた電子部品Pの部品データを抽出する(S10)。
次に、制御部28は、S10において抽出された電子部品Pの部品データの中から、移送順が同じである電子部品P群(ヘッドユニット15に同時にピックアップされる電子部品Pの一群)の部品データを抽出する(S11)。
電子部品P群の部品データが抽出されると、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を部品供給部13へ移動させ、当該電子部品P群を順番に吸着ノズル16に吸着する(S12)。このとき、各電子部品Pは、部品データに記憶された吸着ノズル16の識別番号に基づき、それぞれ所定の吸着ノズル16に吸着される。
また、制御部28のカメラ選択手段23は、S11において抽出された電子部品P群の部品データの部品サイズに基づいて、この電子部品P群の中に大型部品が存在するか否かを判定する(S13)。
そして、制御部28のカメラ選択手段23は、電子部品P群の中に大型部品が存在した場合には(S13でYes)、その電子部品P群についての撮像を基台側カメラ18により行うことを選択し(S14)、大型部品が存在しない場合には(S13でNo)、その電子部品P群についての撮像をヘッド側カメラ17により行うことを選択する(S15)。
基台側カメラ18が選択された場合には(S14)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基台側カメラ18の上方に移動させ(S16)、基台側カメラ制御手段25は、ヘッドユニット15が基台側カメラ18の上方を通過する際、各電子部品Pの下面画像を基台側カメラ18により撮像する(S17)。その後、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基板Bの上方に移動させ(S18)、ヘッドユニット15が基板Bの上方に至ると、吸着ノズル16を下降させて電子部品Pの実装を行う(S19)。なお、部品姿勢判定手段27は、ヘッドユニット15が基台側カメラ18の上方から基板Bの上方へ移動する際、撮像された電子部品Pの下面画像に基づいて各電子部品Pの吸着姿勢について判定を行う。そして、電子部品Pの吸着姿勢が不良であった場合には、それに応じた処理(吸着姿勢の補正や電子部品Pの廃棄等)が行われる。
一方、ヘッド側カメラ17が選択された場合には(S15)、部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基板Bの上方に移動させ、またヘッド側カメラ制御手段24は、ヘッド側カメラ17を左方へスライド移動させて電子部品Pの下面画像を順番に撮像する(S20)。そして、ヘッドユニット15が基板Bの上方に至ると、吸着ノズル16を下降させて電子部品Pの実装を行う(S19)。なお、部品姿勢判定手段27による各電子部品Pの吸着姿勢の判定は、ヘッドユニット15が基板Bの上方へ移動する間に、撮像された電子部品Pの下面画像に基づいて行われる。
次いで、制御部28は、S10において抽出された電子部品Pの全てについて実装作業が完了したか否かを判定する(S21)。全ての電子部品Pについて実装作業が完了していない場合には(S21でNo)、制御部28は、次にヘッドユニット15にピックアップされる電子部品P群の部品データを抽出し(S11)、作業を継続する。そして、全ての電子部品Pについて実装作業が完了すると(S21でYes)、実装作業ルーチンが終了する。
上記のように構成された参考例1によれば、以下の効果を奏する。
ヘッドユニット15に吸着される電子部品P群の全てが小型部品である場合には、その電子部品P群の吸着姿勢はヘッド側カメラ17により撮像される。ヘッド側カメラ17は、ヘッドユニット15が基板Bの上方へ移動する際に電子部品Pの下面画像の撮像を行うことができるものであり、ヘッドユニット15の移動時間を有効に利用する分だけ電子部品Pの実装作業の効率を向上することができる。そして、電子部品P群の中にヘッド側カメラ17による撮像が不可能な大型部品が含まれている場合には、その電子部品P群の下面画像は基台側カメラ18により撮像される。したがって、この実装機10によれば、ヘッド側カメラ17で撮像可能な小型部品のみならず、ヘッド側カメラ17で撮像できない大型部品の部品認識をも行うことができる。すなわち、本参考例の実装機10によれば、小型部品のみならず大型部品の部品認識を確実に行うことができ、かつ電子部品Pの実装作業を効率良く行うことができる。
<参考例
次に、本発明の参考例に係る実装機10について説明する。
本参考例の実装機10は、カメラの選択が、電子部品Pの部品種別に基づいて行われる点で、参考例1とは相違する。なお、参考例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本参考例においては、カメラ選択手段23は、電子部品Pの部品データのうちの部品タイプに基づいてカメラの選択を行う。具体的には、ヘッドユニット15により移送される電子部品P群の全てがチップ部品であれば、電子部品P群の撮像を行うカメラとしてヘッド側カメラ17を選択し、電子部品P群の中にリード部品が含まれている場合には、その電子部品P群の撮像を行うカメラとして基台側カメラ18を選択する。これにより、チップ部品よりも高い撮像精度を要するリード部品の撮像を、ヘッド側カメラ17よりも高解像度である基台側カメラ18により行うことができる。
参考例の実装機10によりなされる電子部品Pの基板Bへの実装作業は、カメラの選択にかかる作業を除き、ほぼ参考例1と同様である。
本参考例の実装作業ルーチンは、参考例1と同様、作業者が実装ラインにおいて生産する基板Bの種別を選択すると開始され、制御部28は、基板Bの種別に関連付けられた電子部品Pの部品データを抽出し(S10)、その中からヘッドユニット15によってピックアップされる電子部品P群の部品データを抽出する(S11)。そして、制御部28の部品搬送制御手段22は、当該電子部品P群を順番に吸着ノズル16に吸着する(S12)。
カメラ選択手段23は、参考例1におけるS13の判断の替わりに、S11において抽出された電子部品P群の部品データのうちの部品タイプに基づいて、この電子部品P群の中にリード部品が存在するか否かを判定する。
そして、電子部品P群の中にリード部品が存在した場合には(S13でYes)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群についての撮像を基台側カメラ18により行うことを選択し(S14)、リード部品が存在しない場合には(S13でNo)、その電子部品P群についての撮像をヘッド側カメラ17により行うことを選択する(S15)。
カメラ選択手段23によりカメラの選択がなされると、参考例1と同様、その選択されたカメラにより電子部品Pの下面画像が撮像されるとともに、電子部品Pが基板B上に実装され、全ての電子部品Pの実装作業が完了すると実装作業ルーチンが終了する。
上記のように構成された参考例によれば、以下の効果を奏する。
ヘッドユニット15に吸着される電子部品P群の全てがチップ部品である場合には、その電子部品P群の吸着姿勢はヘッド側カメラ17により撮像される。そして、電子部品P群の中にリード部品が含まれている場合には、その電子部品P群の吸着姿勢は基台側カメラ18により撮像される。したがって、本参考例の実装機10によれば、リード部品のように、要求される撮像精度が高い電子部品Pであっても確実に部品認識を行うことができ、かつ電子部品Pの実装作業を効率良く行うことができる。
<参考例
次に、本発明の参考例に係る実装機10について説明する。
本参考例の実装機10は、カメラの選択が、電子部品Pの部品種別に基づいて行われる点で、参考例1とは相違する。なお、参考例1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本参考例においては、カメラ選択手段23は、電子部品Pの部品データのうちの部品種別に基づいてカメラの選択を行う。具体的には、ヘッドユニット15により移送される電子部品P群の全てがGFP等、リードが備えられた電子部品Pであれば、その電子部品P群の撮像を行うカメラとしてヘッド側カメラ17を選択する。一方、電子部品P群の中にBGA等のバンプが備えられた電子部品Pが含まれている場合には、その電子部品P群の撮像を行うカメラとして基台側カメラ18を選択する。これにより、BGA等の電子部品Pの撮像を、下面の側方画像を撮像可能な基台側カメラ18により行うことができる。
参考例の実装機10によりなされる電子部品Pの基板Bへの実装作業は、カメラの選択にかかる作業を除き、ほぼ参考例1と同様である。
本参考例の実装作業ルーチンは、参考例1と同様、作業者が実装ラインにおいて生産する基板Bの種別を選択すると開始され、制御部28は、基板Bの種別に関連付けられた電子部品Pの部品データを抽出し(S10)、その中からヘッドユニット15によってピックアップされる電子部品P群の部品データを抽出する(S11)。そして、制御部28の部品搬送制御手段22は、当該電子部品P群を順番に吸着ノズル16に吸着する(S12)。
カメラ選択手段23は、参考例1におけるS13の判断の替わりに、S11において抽出された電子部品P群の部品データのうちの部品種別に基づいて、この電子部品P群の中にBGA等の電子部品Pが含まれているか否かを判定する。
そして、電子部品P群の中にBGA等の電子部品Pが存在した場合には(S13でYes)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群についての撮像を基台側カメラ18により行うことを選択し(S14)、BGA等の電子部品Pが存在しない場合には(S13でNo)、その電子部品P群についての撮像をヘッド側カメラ17により行うことを選択する(S15)。
カメラ選択手段23によりカメラの選択がなされると、参考例1と同様、その選択されたカメラにより電子部品Pの下面画像が撮像される。このとき、電子部品P群のうちBGA等の電子部品Pについては、S17において基台側カメラ18により下面画像を撮像する際、制御部28の基台側照明制御手段26が基台側照明装置19を上昇させるとともに点灯させ、基台側カメラ制御手段25は、基台側カメラ18により下面の側方画像の撮像を行う。そして、全ての電子部品Pの実装作業が完了すると実装作業ルーチンが終了する。
上記のように構成された参考例によれば、以下の効果を奏する。
ヘッドユニット15に吸着される電子部品P群の全てがBGA等の電子部品Pでない場合には、その電子部品P群の吸着姿勢はヘッド側カメラ17により撮像される。そして、電子部品P群の中にBGA等の電子部品Pが含まれている場合にはその電子部品P群の吸着姿勢は基台側カメラ18により撮像され、このとき下面の側方画像の撮像がなされる。したがって、本参考例の実装機10によれば、電子部品Pの中にBGA等の電子部品Pが含まれている場合には、下面の側方画像を撮像してそのバンプの有無や欠け等を確実に認識することができ、かつ電子部品Pの実装作業を効率良く行うことができる。
<実施形態>
次に、本発明の実施形態に係る実装機10を図7および図8によって説明する。
本実施形態の実装機10は、カメラの選択が、様々な条件を考慮してなされる点で、上記参考例と相違する。なお、上記参考例と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態においては、カメラ選択手段23は、電子部品Pの部品サイズ、電子部品Pの部品タイプ、電子部品Pの部品種別、および電子部品Pがヘッド側カメラ17による電子部品Pの側面画像を要するか否かのすべての条件を考慮してカメラの選択を行う。そして、カメラ選択手段23は、選択したカメラの種別等(基台側カメラまたはヘッド側カメラ等)の情報を、各電子部品Pに関連付けて部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に記憶する。なお、本実施形態においては、小型部品の中でも所定のサイズ以下の極小部品を、ヘッド側カメラ17による側面画像を要する電子部品Pとする。
実施形態の実装機10によりなされる電子部品Pの基板Bへの実装作業は以下のとおりである。
作業者が、実装ラインにおいて生産する基板Bの種別を選択すると、図7に示す実装作業ルーチンが開始される。すると、制御部28は、部品データ記憶装置21に記憶された部品データからその基板Bの種別に関連付けられた電子部品Pの部品データを抽出する(S100)。
そして、制御部28のカメラ選択手段23は、S100において抽出された全ての電子部品Pについて、様々な条件を考慮して各電子部品Pの撮像に適するカメラを選択し、その選択したカメラを電子部品Pと関連付けて部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に記憶する(S101)。このS101における処理(選択カメラ記憶処理と称する)は、以下のようにして行われる(図8参照)。
選択カメラ記憶処理ルーチンにおいて、まず制御部28は、S100において抽出された部品データの中から、移送順が同じである電子部品P群の部品データを抽出する(S200)。
電子部品P群の部品データが抽出されると、制御部28のカメラ選択手段23は、S200において抽出された電子部品P群の部品データのうちの部品サイズに基づいて、この電子部品P群の中に大型部品が存在するか否かを判定する(S201)。そして、電子部品P群の中に大型部品が存在した場合には(S201でYes)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群についての撮像を基台側カメラ18により行うことを選択するとともに部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に「基台側カメラ」と記憶する(S202)。すなわち、電子部品P群の中に大型部品が混在している場合には、他の条件を考慮することなく基台側カメラ18が選択される。
一方、電子部品P群の中に大型部品が存在しない場合には(S201でNo)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群の部品データのうちの部品タイプに基づいて、この電子部品P群の中にリード部品が存在するか否かを判定する(S203)。そして、電子部品P群の中にリード部品が存在した場合には(S203でYes)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群の部品データのうちの部品サイズに基づいて、この電子部品P群の中に極小部品が存在するか否かを判定し(S204)、極小部品が存在しない場合には(S204でNo)、その電子部品P群についての撮像を基台側カメラ18により行うことを選択するとともに、部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に「基台側カメラ」と記憶する(S202)。また、その電子部品P群の中に極小部品が存在する場合には(S204でYes)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群についての撮像を基台側カメラ18により行い、かつ極小部品についてはヘッド側カメラ17による側面画像の撮像を行うことを選択する。そして、部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に、その電子部品P群のうち極小部品でない部品については「基台側カメラ」と記憶し、極小部品については「基台側カメラ・ヘッド側カメラの側面画像」と記憶する(S205)。すなわち、電子部品P群の全てが小型部品であるけれども、その中にリード部品が存在している場合には基台側カメラ18が選択され、またその中に極小部品が含まれている場合には、当該極小部品についてのみヘッド側カメラ17による側面画像の撮像を行うことが記憶される。
そして、電子部品P群の中にリード部品が存在しない場合には(S203でNo)、カメラ選択手段23は、電子部品P群の部品データのうち部品種別に基づいて、この電子部品P群の中にBGA等の電子部品Pが存在するか否かを判定する(S206)。電子部品P群の中にBGA等が存在した場合には(S206でYes)、カメラ選択手段23は、その電子部品P群の中に極小部品が存在するか否かを判定し(S207)、前述と同様、極小部品が存在しない場合には(S207でNo)、その電子部品P群にかかる部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に「基台側カメラ・下面の側方画像」と記憶し(S208)、極小部品が存在する場合には(S207でYes)、極小部品ではない部品について「基台側カメラ・下面の側方画像」と記憶し、極小部品について「基台側カメラ・下面の側方画像・ヘッド側カメラの側面画像」と記憶する(S209)。
そして、電子部品P群の中にBGA等の電子部品Pが存在しない場合においても(S206でNo)、カメラ選択手段23は、電子部品P群の中に極小部品が存在するか否かを判定し(S210)、極小部品が存在しない場合には(S210でNo)、その電子部品P群についてヘッド側カメラ17により下面画像の撮像を行うことを選択するとともに部品データ記憶装置21の選択カメラ記憶領域に「ヘッド側カメラ」と記憶する(S211)。一方、極小部品が存在する場合には(S210でYes)、その電子部品P群についての撮像をヘッド側カメラ17により行い、かつ極小部品についてはヘッド側カメラ17による側面画像の撮像を行うことを選択する。そして、その電子部品P群のうち極小部品ではない電子部品Pについては「ヘッド側カメラ」と記憶し、極小部品については「ヘッド側カメラ・ヘッド側カメラによる側面画像」と記憶する(S212)。すなわち電子部品P群の全てが小型部品であり、その中にリード部品が存在せず、かつBGA等の電子部品Pが存在しない場合には、その電子部品P群の全てについてヘッド側カメラ17により下面画像を撮像することが記憶され、その中に極小部品が含まれている場合には、当該極小部品についてのみヘッド側カメラ17により側面画像の撮像を行うことが記憶される。
次いで、制御部28は、S100において抽出された電子部品Pの全てについて選択カメラの記憶処理が完了したか否かを判定し(S213)、全ての電子部品Pについて記憶処理が完了していない場合には(S213でNo)、次にヘッドユニット15にピックアップされる電子部品P群の部品データを抽出し(S200)、処理を継続する。そして、全ての電子部品Pについて選択カメラの記憶処理が完了したら(S213でYes)、選択カメラ記憶処理ルーチンが終了する。
選択カメラ記憶処理ルーチンが終了すると(S101)、制御部28は、図7に示すように、S100において抽出された部品データの中から、ヘッドユニット15によってピックアップされる電子部品P群の部品データを抽出し(S102)、部品搬送制御手段22は当該電子部品P群を順番に吸着ノズル16に吸着する(S103)。
そして、カメラ選択手段23は、S102において抽出された電子部品P群にかかる選択カメラ記憶領域に「基台側カメラ」との記憶がなされているか否かを判定する(S104)。この記憶がなされている場合には(S104でYes)、「下面の側方画像」の記憶がなされているか否かを判定し(S105)、なされていない場合には(S105でNo)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基台側カメラ18の上方に移動させ、基台側カメラ制御手段25は、基台側カメラ18により下面画像を撮像する(S106)。また、電子部品P群の選択カメラ記憶領域に「下面の側方画像」の記憶がなされている場合には(S105でNo)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基台側カメラ18の上方に移動させ、基台側カメラ制御手段25は、基台側カメラ18により下面画像を撮像するとともに、基台側照明制御手段26は、「下面の側方画像」の記憶がなされている電子部品Pの通過のタイミングにあわせて基台側照明装置を上昇・点灯させ、基台側カメラ制御手段25は、その電子部品Pの下面の側方画像を撮像する(S107)。
次いで、カメラ選択手段23は、その電子部品P群にかかる選択カメラ記憶領域に「ヘッド側カメラによる側面画像」の記憶が存在するか否かを判定し(S108)、その記憶が存在する場合には(S108でYes)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基板Bの上方に移動させ、またヘッド側カメラ制御手段24は、当該記憶がなされている電子部品Pの側面画像をヘッド側カメラ17により撮像する(S109)。一方、「ヘッド側カメラによる側面画像」の記憶が存在しない場合には(S108でNo)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基板Bの上方に移動させ(S110)、ヘッドユニット15が基板Bの上方に至ったら、吸着ノズル16を下降させて電子部品Pの実装を行う(S111)。
また、選択カメラ記憶領域に「基台側カメラ」と記憶されていない場合には(S104でNo)、さらにその電子部品P群にかかる選択カメラ記憶領域に「ヘッド側カメラの側面画像」の記憶が存在するか否かを判定する(S112)。そして、その記憶が存在する場合には(S112でYes)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基板Bの上方に移動させ、またヘッド側カメラ制御手段24は、ヘッド側カメラ17により電子部品Pの下面画像を撮像し、「ヘッド側カメラの側面画像」の記憶がなされている電子部品Pの側面画像を撮像する(S113)。一方、「ヘッド側カメラの側面画像」の記憶がない場合には(S112でNo)、制御部28の部品搬送制御手段22は、ヘッドユニット15を基板Bの上方に移動させ、またヘッド側カメラ制御手段24は、ヘッド側カメラ17により電子部品P群の下面画像のみを撮像する(S114)。そして、ヘッドユニット15が基板Bの上方に至ると、制御部28の部品搬送制御手段22は、吸着ノズル16を下降させて電子部品Pの実装を行う(S111)。
次いで、制御部28は、S100において抽出された電子部品Pの全てについて実装作業が完了したか否かを判定し(S115)、全ての電子部品Pについて実装作業が完了していない場合には(S115でNo)、次にヘッドユニット15にピックアップされる電子部品P群の部品データを抽出し(S100)、作業を継続する。そして、全ての電子部品Pについて実装作業が完了したら(S115でYes)、実装作業ルーチンが終了する。
上記のように構成された実施形態によれば、以下の効果を奏する。
電子部品Pの部品サイズ、電子部品Pの要求する撮像精度、電子部品Pの下面の側方画像を要するか否か、および電子部品Pがヘッド側カメラ17により撮像される側面画像を要するか否かのすべてを考慮した上で選択されたカメラにより、電子部品Pの吸着姿勢の撮像を行うことができる。したがって、電子部品Pの部品認識を確実に行うことができ、かつ電子部品Pの実装作業を効率良く行うことができる。
<他の実施形態>
明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
(1)上記実施形態では、ヘッド側カメラ17は、側面画像と下面画像とを撮像可能とされているが、いずれか一方の画像のみ撮像可能であってもよい。
(2)上記実施形態では、ヘッド側カメラ17には、側面画像と下面画像との両画像を撮像可能な一台の部品カメラが備えられているが、ヘッド側カメラには、各画像を撮像する2台の部品カメラが備えられていてもよい。
(3)上記実施形態では、ヘッド側カメラ17はヘッドユニット15に対してスライド移動可能とされているが、これに限らず、ヘッド側カメラがヘッドユニットに対して固定され、吸着ノズルが相対移動するものであってもよい。
(4)上記実施形態では、カメラ選択手段23は、部品タイプに基づいてカメラの選択を行い、リード部品を、高解像度である基台側カメラ18により撮像しているが、これに限らず、例えば電子部品Pのリードピッチに基づいてカメラの選択を行い、リードピッチが所定のピッチよりも狭い電子部品Pを基台側カメラ18により撮像してもよく、また電子部品Pの部品種別に基づいてカメラの選択を行い、QFPを基台側カメラ18により撮像する等してもよい。さらに、部品データの一つとして各電子部品Pの供給方法(テープフィーダ14、トレイ等)を部品データ記憶装置21に記憶させておき、供給方法がトレイである電子部品Pを基台側カメラで撮像するようにしてもよく、様々なカメラの選択基準を採用することができる。
(5)実施形態では、小型部品の中でも所定のサイズ以下の極小部品を、ヘッド側カメラ17による側面画像を要する電子部品Pとしたが、これに限らず、例えば所定の重量以上の電子部品を、側面画像を要する電子部品としてもよい。
本実施形態にかかる実装機の概略の構成を表す平面図 同側面図 ヘッド側カメラの概略図 基台側照明装置の概略図 実装機の電気的構成を示すブロック図 参考例1における実装機による実装作業の流れを示すフローチャート 実施形態にかかる実装機による実装作業の流れを示すフローチャート 選択カメラ記憶処理の流れを示すフローチャート
B…基板
P…電子部品
10…実装機
11…基台
15…ヘッドユニット
16…吸着ノズル
17…ヘッド側カメラ
18…基台側カメラ
19…基台側照明装置(照明手段)
23…カメラ選択手段

Claims (3)

  1. 電子部品を基板に実装する実装機であって、
    前記電子部品を吸着可能な吸着ノズルを備えて前記電子部品を前記基板上へ移送するヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットに備えられ、同ヘッドユニットが前記電子部品を移送する際に、前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品の吸着姿勢を撮像するヘッド側カメラと、
    基台に設置されて前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品の吸着姿勢を撮像する基台側カメラと、
    前記基台に備えられ、前記電子部品の下面を側方から照らす照明装置と、
    前記電子部品に関する部品データに基づいて、この電子部品の吸着姿勢の撮像を行うカメラを前記ヘッド側カメラと前記基台側カメラとから選択するカメラ選択手段と、を備え、
    前記ヘッドユニットには前記吸着ノズルが複数設けられるとともに、前記基台側カメラは前記ヘッド側カメラよりも広い視野を備えたものとされかつ前記電子部品の下面の側方画像を撮像可能とされ、
    前記カメラ選択手段は、
    前記複数の吸着ノズルに吸着される電子部品群の中に、前記ヘッド側カメラによる撮像が不可能な大型部品が存在する場合には、前記電子部品群の撮像を行うカメラとして前記基台側カメラを選択し、当該基台側カメラによって前記電子部品群の下面画像が撮像され
    前記電子部品群の中に、前記大型部品が存在せず、リード部品が存在せず、バンプが下面に設けられた電子部品が存在する場合には、前記電子部品群の撮像を行うカメラとして前記基台側カメラを選択し、当該基台側カメラによって前記電子部品群の下面画像が撮像されるとともに、前記照明装置を上昇・点灯させ、当該基台側カメラによって前記電子部品の下面の側方画像が撮像され、
    前記電子部品群の中に、前記大型部品が存在せず、前記リード部品が存在せず、前記バンプが下面に設けられた電子部品が存在しない場合には、前記電子部品群の撮像を行うカメラとして前記ヘッド側カメラを選択し、当該ヘッド側カメラによって前記電子部品群の下面画像が撮像されることを特徴とする実装機。
  2. 前記ヘッドユニットには前記吸着ノズルが複数設けられるとともに、前記基台側カメラは前記ヘッド側カメラよりも高解像度であり、
    前記カメラ選択手段は、前記電子部品の部品種別に基づいて、その電子部品群の撮像を行うカメラを選択することを特徴とする請求項1に記載の実装機。
  3. 前記ヘッド側カメラは、前記吸着ノズルに吸着された前記電子部品の側面画像を撮像可能とされており、
    前記カメラ選択手段は、前記電子部品群の中に前記側面画像の撮像を要するものが含まれている場合には、当該電子部品の撮像を行うカメラとして前記ヘッド側カメラを選択することを特徴とする請求項1または請求項に記載の実装機。
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