JP5531426B2 - 防眩フィルム - Google Patents
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Description
・エンボス加工法により防眩フィルム表面に凹凸構造を形成する技術
・バインダマトリックス形成材料中に粒子を混入させた塗液を塗布し、バインダマトリックス中に粒子を分散させることにより、防眩フィルム表面に凹凸構造を形成する技術
このようにして形成される凹凸構造を表面に備える防眩フィルムにおいては、表面の凹凸構造によって防眩フィルム入射する外光が散乱することにより外光の像が不鮮明となり、ディスプレイ表面に外光が移りこむことによる視認性の低下を防ぐことが可能となる。
・バインダマトリックス樹脂と球形粒子と不定形粒子を併用する技術(特許文献2)
・バインダマトリックス樹脂と複数の粒径の異なる粒子を用いる技術(特許文献3)
・表面凹凸を有し、凹部の断面積を規定した技術(特許文献4)
・内部の散乱と表面の散乱を併用し、防眩層の内部ヘイズ(曇度)を1〜15%とし、表面ヘイズ(曇度)を7〜30%とする技術(特許文献5)
・バインダー樹脂と粒径0.5〜5μmの粒子を用い、樹脂と粒子の屈折率差を0.02〜0.2とする技術(特許文献6)
・バインダー樹脂と粒径1〜5μmの粒子を用い、樹脂と粒子の屈折率差を0.05〜0.15とする技術、さらに、用いる溶媒、表面粗さなどを所定の範囲とした技術(特許文献7)
・バインダー樹脂と複数の粒子を用い、樹脂と粒子の屈折率差を0.03〜0.2とする技術(特許文献8)
・また視野角を変化させたときのコントラストの低下、色相変化等を低減することを目的とし、表面ヘイズ(曇度)を3以上、法線方向のヘイズ値と±60°方向のヘイズ値の差が4以下とする技術(特許文献9)
ディスプレイの前面に用いられる防眩フィルムの性能は様々である。言い換えると、ディスプレイの解像度や使用目的などにより最適な防眩フィルムは異なる。したがって、目的に応じた形で多様な防眩フィルムが求められる。
ダマトリックス及び粒子を備える防眩層を有する防眩フィルムであって、前記防眩層側の
防眩フィルム表面での60°光沢度が110%以上130%以下の範囲内であり、且つ、
前記防眩フィルムのヘイズ値が10.3%以上12%以下の範囲内であり、且つ、前記防
眩層の平均膜厚が3μm以上8.3μm以下の範囲内であり、前記粒子がアクリル−スチレン共重合体粒子であり、前記防眩層の平均膜厚が、前記防眩層に含まれる粒子の平均粒子径に1.3を掛けた値以上前記粒子の平均粒子径に3.5を掛けた値以下の範囲内であり、前記バインダマトリックスの屈折率と前記粒子の屈折率の屈折率差が0.04以下であり、前記バインダマトリックスを形成するためのバインダマトリックス形成材料が水酸基を有するアクリル系材料を含むことを特徴とする防眩フィルムとした。
合体からなる粒子であることを特徴とする請求項1に記載の防眩フィルムとした。
と、前記防眩フィルムの透明基材の防眩層形成面と反対側の面に偏光層と、透明基材を備
えることを特徴とする偏光板とした。
液晶セル、偏光板、バックライトユニットをこの順に備え、防眩層が観察者側の表面にあ
ることを特徴とする透過型液晶ディスプレイとした。
防眩層形成用塗液を透明基材上に塗布するための塗工方法としては、ロールコーター、リバースロールコーター、グラビアコーター、ナイフコーター、バーコーター、ダイコーターを用いた塗工方法を使用できる。中でも、ロール・ツー・ロール方式で高速で塗工することが可能なダイコーターを用いることが好ましい。また塗液の固形分濃度は、塗工方法により異なる。固形分濃度は30重量%以上70重量%以下の範囲内が好ましい。
透明基材としてトリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム製TD−80U)を用いた。バインダマトリックス形成材料として、分子内に水酸基を有するアクリル材料であるペンタエリスリトールトリアクリレート(PE3A(アクリル材料1))25重量部、分子内に水酸基を有さないアクリル材料であるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA(アクリル材料2))69.5重量部、重合開始剤としてイルガキュア184(チバ・ジャパン株式会社)5.0重量部、アクリル系添加剤としてBYK350(ビックケミージャパン株式会社)0.5重量部を用意した。さらに、粒子として、平均粒子径3.5μm、屈折率1.57のアクリル−スチレン共重合体粒子を3.0重量部用意した。溶媒としては、ジオキソラン30重量部とトルエン70重量部の混合溶媒を用意した。そして、バインダマトリックス形成材料、アクリル−スチレン共重合体粒子、溶媒を混合し防眩層形成用塗液を得た。
(実施例1)の粒子の屈折率nA、粒子添加量、防眩層の平均膜厚Hを変化させ、その
他は(実施例1)と同様にしてトリアセチルセルロースフィルム上に防眩層を備える防眩
フィルムを作製した。
(実施例1)の粒子の屈折率nA、粒子添加量、防眩層の平均膜厚Hを変化させ、その
他は(実施例1)と同様にしてトリアセチルセルロースフィルム上に防眩層を備える防眩
フィルムを作製した。
(実施例1)の防眩層の平均膜厚Hを変化させ、その他は(実施例1)と同様にしてトリアセチルセルロースフィルム上に防眩層を備える防眩フィルムを作製した。
(実施例1)の粒子の屈折率nA、粒子添加量、防眩層の平均膜厚Hを変化させ、その他は(実施例1)と同様にしてトリアセチルセルロースフィルム上に防眩層を備える防眩フィルムを作製した。
(実施例1)の粒子の屈折率nA、粒子添加量、防眩層の平均膜厚Hを変化させ、その他は(実施例1)と同様にしてトリアセチルセルロースフィルム上に防眩層を備える防眩フィルムを作製した。
(実施例1)、(参考例1)、(参考例2)、(比較例1)〜(比較例3)で作製された防眩フィルムについて光沢計(VG2000、日本電色)を用い、JIS K7105(1981)に準じて防眩層表面の60 °光沢度を測定した。このとき、防眩フィルムの防眩層を有する面の逆側に黒色の布を押し当てて、裏面のトリアセチルセルロースフィルムでの反射が発生しないようにして測定をおこなった。
ヘイズメータ(NDH2000、日本電色)を用JIS K7105(1981)に準
じて(実施例1)、(参考例1)、(参考例2)、(比較例1)〜(比較例3)で作製された防眩フィルムのヘイズを測定した。
<写りこみの評価>
(実施例1)、(参考例1)、(参考例2)、(比較例1)〜(比較例3)で作製された防眩フィルムを黒色のプラスティック板に粘着剤を介して貼り付けた。黒色のプラスチック板に貼り付けられた防眩フィルムを蛍光灯の真下に防眩フィルムが水平になるように配置し、写りこんだ蛍光灯の像が隠れないように真上から防眩フィルムを覗き込み、防眩フィルムの写りこみを評価した。防眩層表面に写りこませた蛍光灯の像がぼやけて見えた場合を丸印(○)、はっきりと見えた場合をバツ印(×)とした。
(実施例1)、(参考例1)、(参考例2)、(比較例1)〜(比較例3)で作製された防眩フィルムを粘着剤を介して黒色のプラスティック板に貼り付けた状態で、蛍光灯を映りこませ、防眩層表面全体への光の拡散具合を評価した。光の拡散具合が小さく、防眩層全体が白っちゃけていないものを丸印(○)、蛍光灯が写りこんだ部分だけでなく防眩層全体が白っちゃけているものをバツ印(×)で示した。
(実施例1)、(参考例1)、(参考例2)、(比較例1)〜(比較例3)で作製された防眩フィルムについて輝度計(TOPCOM−BM7)を用い、照度200luxの明室及び暗室にて、液晶ディスプレイ表面に設けた防眩フィルムのディスプレイが白表示のときの輝度(白輝度)およびディスプレイが黒表示のときの輝度(黒輝度)を測定し、白輝度/黒輝度をコントラストとした。このとき防眩フィルムのコントラストが防眩層を有さない状態、つまりリアセチルセルロースフィルムを液晶ディスプレイに設けた際に求められるコントラストに比べ明室においてのコントラストの低下率が45%未満であり、且つ、暗室においての低下率が3%未満であるものをコントラスト良好とし丸印(○)で示した。また、明室においての低下率が45%以上、または、暗室においての低下率が3%以上であるものをバツ印(×)で示した。
11 透明基材
12 防眩層
120 バインダマトリックス
121 粒子
13 機能層
2 偏光板
21 透明基材
22 透明基材
23 偏光層
3 液晶セル
41 透明基材
42 透明基材
43 偏光層
5 バックライトユニット
83 光源
84 観察者
90 ダイヘッド
91 配管
92 塗液タンク
93 送液ポンプ
95 回転ロール
Claims (5)
- 透明基材の一方の面にバインダマトリックス及び粒子を備える防眩層を有する防眩フィ
ルムであって、
前記防眩層側の防眩フィルム表面での60°光沢度が110%以上130%以下の範囲
内であり、且つ、
前記防眩フィルムのヘイズ値が10.3%以上12%以下の範囲内であり、且つ、
前記防眩層の平均膜厚が3μm以上8.3μm以下の範囲内であり、
前記粒子がアクリル−スチレン共重合体粒子であり、
前記防眩層の平均膜厚が、前記防眩層に含まれる粒子の平均粒子径に1.3を掛けた値
以上前記粒子の平均粒子径に3.5を掛けた値以下の範囲内であり、
前記バインダマトリックスの屈折率と前記粒子の屈折率の屈折率差が0.04以下であり、
前記バインダマトリックスを形成するためのバインダマトリックス形成材料が水酸基を
有するアクリル系材料を含む
ことを特徴とする防眩フィルム。 - 前記粒子がスチレンとメタクリル酸メチルの共重合体からなる粒子であることを特徴とする請求項1に記載の防眩フィルム。
- 観察者側から順に、請求項1または2に記載の防眩フィルム、偏光板、液晶セル、偏光板、バックライトユニットをこの順に備え、防眩層が観察者側の表面にあることを特徴とする透過型液晶ディスプレイ。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載の防眩フィルムと、前記防眩フィルムの透明基材の防
眩層形成面と反対側の面に偏光層と、透明基材を備えることを特徴とする偏光板。 - 観察者側から順に、請求項4に記載の偏光板と、液晶セル、偏光板、バックライトユニ
ットをこの順に備え、防眩層が観察者側の表面にあることを特徴とする透過型液晶ディス
プレイ。
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| JP2009062839A JP5531426B2 (ja) | 2009-03-16 | 2009-03-16 | 防眩フィルム |
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