JP5533151B2 - 筐体及びこれを備えた空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の板金部材が連結された構造を有する筐体及びこれを備えた空気調和装置に関するものである。
例えば空気調和装置の室外機などの筐体は、天板、側板などの複数の板金部材が連結された構造を有している。このような筐体において、例えば天板と側板は、天板の端部に設けられたねじ穴と側板の端部に設けられたねじ穴に雄ねじを螺合させることにより連結されている。ところで、近年、製品の軽量化、コストダウンなどを目的に板金部材が薄肉化される傾向にある。板金部材が薄肉化されると、前記雄ねじの挿入方向におけるねじ穴の寸法(奥行き)が小さくなるので、ねじの締め付けトルクが減少する。
例えば、特許文献1には、板厚の大きな金具にバーリング加工(フランジ加工)を施し、この金具を側板の内面に溶接などにより固定して締め付けトルクを確保する方法が開示されている。しかし、この方法では、別部材の金具を溶接などの方法により側板に取り付ける必要があるので、部品点数が多くなり、溶接による組立工数が増加する。
そこで、特許文献1には、締結する板金部材の双方にバーリング加工によりねじ穴を形成した筐体の構造がさらに開示されている。すなわち、この筐体では、側板にバーリング加工を施してねじ穴を形成するとともに、天板にも同様にバーリング加工を施してねじ穴を形成している。
特開2008−256296号公報
しかしながら、特許文献1の前記筐体では、双方の板金部材にねじ穴を形成する必要があるので作業工程が煩雑になり、しかも、双方の板金部材のねじ穴が位置ずれすることがある。
そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、板金部材を薄肉化した場合であっても、ねじ穴の位置ずれが生じにくく、製造工程が煩雑になるのが抑制され、しかもねじの締め付けトルクを確保することができる筐体及びこれを備えた空気調和装置を提供することにある。
本発明は、複数の板金部材が連結された筐体に関するものである。この筐体は、第1板金部材(19)と、前記第1板金部材(19)に隣接して配置された第2板金部材(31)と、前記第1板金部材(19)と前記第2板金部材(31)を連結する雄ねじ(23)と、を備えている。前記第1板金部材(19)は、端部(19b)に貫通孔(19c)が設けられている。前記第2板金部材(31)は、第1平板部(311)及び第2平板部(312)と、第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)とを含む。前記第1平板部(311)及び前記第2平板部(312)は、板金の一部が折り返されて形成され、互いに対向配置されている。前記第1円筒部(313)は、前記第1平板部(311)から円筒状に突出し、内面に螺合部(315)を有している。前記第2円筒部(314)は、前記第2平板部(312)から円筒状に突出し、内面に螺合部(316)を有し、前記第1円筒部(313)と略直列に並んでいる。前記雄ねじ(23)は、前記貫通孔(19c)に挿入されるとともに前記第1円筒部(313)の前記螺合部(315)及び前記第2円筒部(314)の前記螺合部(316)に螺合されている。
この構成では、板金の一部を折り返すことにより互いに対向配置された第1平板部(311)及び第2平板部(312)に、略直列に並ぶ第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)がそれぞれ設けられている。これらの第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)の内面がともに螺合部(315,316)として機能し、これらの螺合部(315,316)に雄ねじ(23)が螺合される。したがって、雄ねじ(23)の挿入方向(D)におけるねじ穴の寸法を大きくすることができるので、十分な雄ねじ(23)の締め付けトルクを確保することができる。
また、この構成では、特許文献1の筐体のように2つの板金部材の双方にねじ穴を形成するのではなく、一方の板金部材(第2板金部材(31))において、板金の一部を折り返すことにより互いに対向配置された第1平板部(311)及び第2平板部(312)にねじ穴をそれぞれ形成するので、ねじ穴の位置ずれが生じにくく、製造工程も簡略化できる。
本発明では、前記第1板金部材(19)の前記端部(19b)、前記第1平板部(311)及び前記第2平板部(312)がこの順に前記雄ねじ(23)の挿入方向(D)に沿って配置されており、前記第1円筒部(313)は、前記第1平板部(311)から前記挿入方向(D)の反対方向に突出しており、前記第2円筒部(314)は、前記第2平板部(312)から前記挿入方向(D)に突出している。
この構成では、第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)は、互いに対向配置された第1平板部(311)及び第2平板部(312)から、互いに反対方向にそれぞれ突出している。すなわち、第1平板部(311)及び第2平板部(312)とこれらからそれぞれ突出する第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)とを含む部分は、前記挿入方向(D)に平行な断面が略十字形状となるバランスのよい配置構造を有している。この構成では、略直列に並ぶ第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)は、雄ねじ(23)が螺合されてこの雄ねじ(23)を実際に支持する役割を果たしている。一方で、第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)の前記挿入方向(D)の中央付近において互いに対向配置された第1平板部(311)及び第2平板部(312)は、第1平板部(311)及び第2平板部(312)と第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)とを含む部分の剛性を向上させる役割を果たしている。したがって、この構成では、剛性に優れた構造を有し、しかも雄ねじ(23)を安定して保持することができる。
本発明の一実施形態によれば、前記第1板金部材(19)の前記端部(19b)、前記第1平板部(311)及び前記第2平板部(312)がこの順に前記雄ねじ(23)の挿入方向(D)に沿って配置されており、前記第1円筒部(313)の前記挿入方向(D)の少なくとも上流側の端部における前記螺合部(315)の内径は、前記第2円筒部(314)の前記螺合部(316)の内径よりも大きい。
この構成では、第1円筒部(313)の前記上流側端部における螺合部(315)の内径が第2円筒部(314)の螺合部(316)の内径よりも大きいので、雄ねじ(23)を螺合部(315,316)に螺合する際に、螺合部(315)が形成された第1円筒部(313)のねじ挿入口に雄ねじ(23)の先端部を挿入しやすい。これにより、筐体の組立作業効率を向上させることができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記第2平板部(312)は、前記第1平板部(311)と前記第2平板部(312)をつなぐ折り返し部分の弾性力により、前記第1平板部(311)に対して前記第1平板部(311)から離隔する方向に付勢されている。
この構成では、前記弾性力によって前記第2平板部(312)が前記離隔方向に付勢されているので、螺合部(315)及び螺合部(316)に螺合された雄ねじ(23)には、螺合部(316)を介して前記離隔方向の力が加わることになる。すなわち、雄ねじ(23)のねじ山と螺合部(316)における雌ねじのねじ山との接触面において、雄ねじ(23)に対して螺合部(316)から加わる圧力が高められるので、雄ねじ(23)の緩みを抑制することができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記第1平板部(311)と前記第2平板部(312)との間には隙間が設けられている。
この構成では、第1平板部(311)と第2平板部(312)との間に隙間が設けられているので、前記挿入方向(D)において、第1円筒部(313)と第2円筒部(314)との距離を大きくすることができる。これにより、前記挿入方向(D)において、雄ねじ(23)と第1円筒部(313)の螺合部(315)との接触部分と、雄ねじ(23)と第2円筒部(314)の螺合部(316)との接触部分との距離を大きくすることができる。すなわち、雄ねじ(23)を支える2つの支点間の距離を大きくすることができるので、第1円筒部(313)及び第2円筒部(314)により雄ねじ(23)をより安定して支持することができる。
本発明の空気調和装置は、前記筐体(13)を備えている。前記第2板金部材(31)は、前記第1平板部(311)又は前記第2平板部(312)につながり、前記筐体(13)の外側の方向に延設された延設部(31b)と、この延設部(31b)につながり、外面が前記第1板金部材(19)の外面と略同一平面上に配置された板金本体部(31a)と、をさらに含んでいる。
以上説明したように、本発明によれば、筐体において板金部材を薄肉化した場合であっても、ねじ穴の位置ずれが生じにくく、製造工程が煩雑になるのが抑制され、ねじの締め付けトルクを確保することができる。
(A)及び(B)は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置をそれぞれ示す斜視図であり、(C)は、(B)の破線の丸印で囲んだ領域を拡大した斜視図である。 (A)は、本発明の第1実施形態に係る筐体における天板と左側板の連結部分を拡大した断面図であり、雄ねじを螺合する前の状態を示している。(B)は、(A)(C)は、(A)の筐体の変形例を示す断面図である。 (A)〜(C)は板金加工して左側板を形成する手順を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る筐体における天板と左側板の連結部分を拡大した断面図である。 図4の前記連結部分をさらに拡大した断面図である。 第2実施形態の筐体の変形例を示す拡大断面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第3実施形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図であり、(A)は、雄ねじを天板と側板の螺合部に螺合する前の状態を示し、(B)は、雄ねじを天板と側板の螺合部に螺合した後の状態を示している。 本発明の第4実施形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図である。 (A)は、第5形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図であり、(B)は、(A)の筐体の変形例を示す断面図である。 (A)は、第6形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図であり、(B)は、第7形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る筐体及びこれを備えた空気調和装置について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施形態に係る空気調和装置は、後述の室外機11と図略の室内機とを備えている。
図1(A)及び図1(B)に示すように、室外機11は、筐体13と、この筐体13内に収容された図略の熱交換器、圧縮機、送風機などの各種部品とを備えている。筐体13は、複数の板金部材が連結された構造であり、直方体形状を有している。複数の板金部材は、前板15、背板17、天板19、右側板21,左側板31及び図略の底板を含む。
筐体13の前板15には図略の吹出口が設けられている。この吹出口には吹出グリル27が取り付けられている。筐体13の背板15及び側板31には、複数の吸込口27が設けられている。前記送風機が駆動することによって、吸込口27を通じて筐体13内に外気が吸い込まれる。吸い込まれた外気は、前記熱交換器を通過する際に冷媒との間で熱交換され、前板15の吹出口を通じて外部へ吹き出される。
図1(B)に示すように、隣り合う板金部材同士は、これらの一方又は両方に設けられたねじ穴に螺合された雄ねじ23により連結されている。例えば、図1(B)において破線の丸で囲まれた部分を拡大した図1(C)に示すように、天板19の端部19bと、この天板19に隣接して配置された後述の左側板31の対向部31cとが、雄ねじ23により連結されている。
以下、筐体13における板金部材同士の連結構造について、天板19と左側板31との連結部分を例に挙げて具体的に説明する。なお、他の板金部材同士の連結部分については、天板19と左側板31との連結部分と同様の構造を有しているので、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1(A)〜(C)及び図2(A)に示すように、第1板金部材としての天板19は、略水平方向に配置されて筐体13の上部を塞ぐ略長方形の板金本体部19aと、この板金本体部19aの周縁から下方にフランジ状に延びる端部19bとを有している。端部19bには、貫通孔19cが設けられている。この端部19bは、貫通孔19cを設けることが可能な程度に、板金本体部19aに略垂直な方向に幅を有する領域である。天板19は、板金加工により形成されている。
第2板金部材としての左側板31は、略鉛直方向に配置されて筐体13の左側部を塞ぐ略長方形の板金本体部31aと、天板19の端部19bの内側(挿入方向D側)において端部19bに対向して配置された対向部31cと、略水平方向に延び、対向部31cと板金本体部31aとをつなぐ延設部31bとを有している。
対向部31cは、第1平板部311、第2平板部312、第1円筒部313及び第2円筒部314を含む。第1平板部311及び第2平板部312は、板金の一部が折り返されて形成された部位であり、互いに対向配置されている。
対向部31cの第1平板部311の下端は延設部31bの内側の端部につながり、板金本体部31aの上端は延設部31bの外側の端部につながっている。このような延設部31bが設けられていることにより、左側板31の板金本体部31aの外面は、天板19の端部19bの外面と略同一平面上に配置されている。
第1円筒部313は、第1平板部311から挿入方向Dの反対方向に円筒状に突出している。この第1円筒部313は、内部に挿入方向Dに延びる貫通孔を有している。この貫通孔の内面は、雄ねじ23が螺合される螺合部315である。
第2円筒部314は、第2平板部312から挿入方向Dに円筒状に突出している。第2円筒部314は、内部に挿入方向Dに延びる貫通孔を有している。この貫通孔の内面は、雄ねじ23が螺合される螺合部316である。第1円筒部314の貫通孔と第2円筒部の貫通孔は、挿入方向Dに沿って略直列に並んでいる。
この第1実施形態では、第1円筒部313の第1平板部311からの突出長さは、第2円筒部314の第2平板部312からの突出長さとほぼ同じである。また、螺合部314の内径は、螺合部316の内径とほぼ同じである。
図2(A)に示すように、雄ねじ23は、頭部23aと、この頭部23aから延びて外面にねじ山が形成された軸部23bとを有している。雄ねじ23としては、種々のタイプのねじを用いることができる。特に、雄ねじ23としてタッピンねじを用いる場合には、このタッピンねじ単体でねじ立て(タッピング)ができるので、螺合部315,316に雌ねじを形成する工程を省略できる。雄ねじ23としてタッピンねじ以外のねじを用いる場合には、螺合部315,316に予め雌ねじを形成しておけばよい。
また、雄ねじ23の形状としては、軸部23bの太さがほぼ同じストレートねじの他、軸部23bの根元側が太くなっているテーパーねじなどを用いることもできる。また、軸部23bは、図2(A)に示すような形状の他、先端部が尖った形状であってもよい。
左側板31は、例えば図3(A)〜(C)に示すような板金加工により形成することができる。まず、図3(A)に示す板金にバーリング加工により第1円筒部313及び第2円筒部314を形成するとともに、曲げ加工して板金本体部31a及び延設部31bを形成する。ついで、第1円筒部313と第2円筒部314の間のほぼ中間の位置Cにおいて板金を曲げ加工する。これにより、図3(C)に示すように第1円筒部313と第2円筒部314とが略直列に配置されて対向部31cが形成される。なお、上述したように、雄ねじ23としてタッピンねじ以外のねじを用いる場合には、第1円筒部313及び第2円筒部314の内面の螺合部315,316に雌ねじを形成する。
図2(A)に示すように、天板19の端部19b、第1平板部311及び第2平板部312はこの順に雄ねじ23の挿入方向Dに沿って配置されている。そして、図2(B)に示すように、雄ねじ23が天板19の貫通孔19cに挿入されるとともに第1円筒部313の螺合部315及び第2円筒部314の螺合部316に螺合される。雄ねじ23としてタッピンねじを用いる場合には、ドライバーなどを用いて雄ねじ23を回転させながら挿入方向Dに沿って螺合部315,316に押し込むことにより、螺合部315,316には雄ねじ23のねじ山形状に沿ったねじ山が形成される。これにより、天板19と左側板31が連結される。
図2(C)は、図2(A)の筐体13の変形例を示す断面図である。図2(C)に示す変形例のように、対向部31cの第2平板部312の下端が延設部31bの内側の端部につながった構造であってもよい。
以上説明したように、第1実施形態では、板金の一部を折り返すことにより互いに対向配置された第1平板部311及び第2平板部312に、略直列に並ぶ第1円筒部313及び第2円筒部314を設けている。これらの第1円筒部313及び第2円筒部314は、螺合部をそれぞれ有している。したがって、雄ねじ23が螺合される螺合部の寸法(奥行き)を大きくすることができるので、雄ねじ23の締め付けトルクを確保することができる。しかも、従来のように天板と側板の双方にねじ穴を形成するのではなく、一方の板金部材(左側板31)にねじ穴を形成するので、ねじ穴の位置ずれが生じにくく、製造工程も簡略化できる。
また、第1実施形態では、第1円筒部313及び第2円筒部314は、互いに対向配置された第1平板部311及び第2平板部312から、互いに反対方向にそれぞれ突出している。すなわち、第1平板部311及び第2平板部312とこれらからそれぞれ突出する第1円筒部313及び第2円筒部314とを含む部分は、挿入方向Dに平行な断面が略十字形状となるバランスのよい配置構造を有している。この第1実施形態では、略直列に並ぶ第1円筒部313及び第2円筒部314が雄ねじ23を支持する役割を果たしている一方で、第1円筒部313及び第2円筒部314の挿入方向Dの中央付近において挿入方向Dに略垂直な方向に延びる第1平板部311及び第2平板部312が対向部31cの剛性を向上させる役割を果たしている。したがって、この第1実施形態の筐体13は、剛性に優れた構造を有し、しかも雄ねじ23を安定して保持することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る筐体13における天板19と左側板31の連結部分を拡大した断面図である。図5は、図4の前記連結部分をさらに拡大した断面図である。図6は、図4及び図5の筐体13の変形例を示す拡大断面図である。
これらの第2実施形態に係る筐体13は、第1円筒部313の挿入方向Dの少なくとも上流側の端部における螺合部315の内径が、第2円筒部314の螺合部316の内径よりも大きい点が第1実施形態と異なっている。なお、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
まず、図4及び図5に示す筐体13について説明する。図4に示すように、この筐体13では、第1円筒部313の螺合部315の内径d1は、第2円筒部315の螺合部316の内径d2よりも大きい。天板19の端部19bにおける貫通孔19cの内径d5は、螺合部315の内径d1よりも大きい。
雄ねじ23としてタッピンねじを用いる場合には、ドライバーなどを用いて雄ねじ23を回転させながら挿入方向Dに沿って螺合部315,316に押し込むことにより、螺合部315,316には雄ねじ23のねじ山形状に沿ったねじ山が形成される。
また、雄ねじ23としてタッピンねじ以外のねじを用いる場合には、図5に示すように、螺合部315,316に予め雌ねじを形成しておく。螺合部315における雌ねじの内径d1は、第2円筒部315における螺合部316の雌ねじの径d2よりも大きい。螺合部315における雌ねじの谷の径d3は、螺合部316における雌ねじの谷の径d4とほぼ同じである。
次に、図6に示す第2実施形態の変形例について説明する。図6に示すように、この変形例では、雄ねじ23は、軸部23bの根元側の外径が先端側の外径よりも大きいテーパーねじである。このようなテーパーねじを用いる場合も上記と同様に、タッピンねじを用いてもよく、タッピンねじ以外のねじを用いてもよい。タッピンねじを用いる場合には、雄ねじ23を螺合すると、螺合部315,316には図6に示すような雌ねじが形成される。タッピンねじ以外のねじを用いる場合には、螺合部315,316に予め図6に示すような雌ねじを形成しておけばよい。
雄ねじ23が螺合される螺合部315,316は、図4に示すように螺合部315の内径を螺合部316の内径よりも大きい。螺合部315及び螺合部316は、挿入方向Dに沿って一定の内径を有した形状であってもよく、軸部23bの形状に適合するように、挿入方向D側にむかうにつれて、内径が小さくなるテーパー形状であってもよい。天板19の端部19bにおける貫通孔19cの内径d5は、螺合部315の内径よりも大きい。
以上の第2実施形態では、雄ねじ23を螺合部315,316に螺合する際に、第1円筒部313の入口に雄ねじ23の軸部23bの先端を挿入しやすい。これにより、筐体の組立作業効率を向上させることができる。また、雄ねじ23がテーパー形状である場合には、雄ねじ23の根元側の部位まで螺合部315,316との螺合が進むと、その根元部分がストッパーの役割を果たして締めすぎを抑制することができる。
(第3実施形態)
図7(A)及び図7(B)は、本発明の第3実施形態に係る筐体13における天板19と左側板31の連結部分を拡大した断面図である。図7(A)は、雄ねじ23を天板19と側板31の螺合部315,316に螺合する前の状態を示し、図7(B)は、雄ねじ23を天板19と左側板31の螺合部315,316に螺合した後の状態を示している。なお、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第3実施形態では、雄ねじ23を螺合部315,316に螺合する前には、図7(A)に示すように、対向部31cにおいて、第1平板部311と第2平板部312の間に隙間t1が設けられている。
そして、雄ねじ23を螺合部315,316に螺合する際には、例えば作業者が図7(A)に矢印で示すように第2平板部312を第1平板部311側に押すことにより、対向部31cの折り返し部317付近を弾性変形させる。具体的には、例えば折り返し部317を弾性変形させて第2平板部312を第1平板部311に面接触させる。このように折り返し部317が弾性変形した状態で、図7(B)に示すように雄ねじ23が螺合部315,316に螺合される。
天板19と左側板31が連結された状態では、第2平板部312は、第1平板部311と第2平板部312をつなぐ折り返し部317の弾性力により、第1平板部311に対して第1平板部311から離隔する方向Fに付勢されている。これにより、雄ねじ23のねじ山と螺合部316における雌ねじのねじ山との接触面において、雄ねじ23に対して螺合部316から加わる圧力が高められるので、前記接触面における摩擦力が増加し、雄ねじ23の緩みを抑制することができる。
(第4実施形態)
図8は、本発明の第4実施形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図である。なお、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第4実施形態では、天板19と左側板31が雄ねじ23により連結された状態において、第1平板部311と第2平板部312との間には隙間t2が設けられている。
したがって、第1円筒部313と第2円筒部314との挿入方向Dに沿った距離を大きくすることができる。これにより、雄ねじ23と第1円筒部313の螺合部315との接触部分と、雄ねじ23と第2円筒部314の螺合部316との接触部分とを挿入方向Dに沿った方向に離すことができる。すなわち、雄ねじ23を支える2つの支点間の距離を大きくすることができるので、雄ねじ23が第1円筒部313及び第2円筒部314により安定して支持される。
(第5形態)
図9(A)は、第5形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図であり、図9(B)は、(A)の筐体の変形例を示す断面図である。なお、ここでは第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この第5形態では、第1円筒部313は、第1平板部311から挿入方向Dに突出しており、第2円筒部314は、第2平板部312から挿入方向Dに突出している。第1平板部311は、天板19の端部19bに面接触している。したがって、天板19と左側板31との接触面積を増大させることができるので、天板19と左側板31との連結状態がより安定する。
図9(A)の形態では、延設部31bが第1平板部311の下端につながっているが、図9(B)の変形例のように延設部31bが第2平板部312の下端につながった構造であってもよい。
(第6,第7形態)
図10(A)は、第6形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図である。図10(B)は、第7形態に係る筐体における天板と側板の連結部分を拡大した断面図である。
6形態では、第1円筒部313は、第1平板部311から挿入方向Dに突出している。第2円筒部314は、第2平板部312から挿入方向Dの反対方向に突出している。第1平板部311は、天板19の端部19bに面接触している。したがって、天板19と左側板31との接触面積を増大させることができるので、天板19と左側板31との連結状態がより安定する。
また、第7形態では、第1円筒部313は、第1平板部311から挿入方向Dの反対側の方向に突出している。第2円筒部314は、第2平板部312から挿入方向Dの反対側の方向に突出している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記各実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。
例えば、前記実施形態では、第1板金部材(天板)の端部に貫通孔を設けた場合を例に挙げて説明したが、第1板金部材の貫通孔も螺合部として用いることもできる。これにより、第2板金部材における第1円筒部の螺合部及び第2円筒部の螺合部だけでなく、第1板金部材の貫通孔においても雄ねじが螺合されるので、ねじの締め付けトルクをさらに大きくすることができる。
また、前記実施形態では、第1円筒部と第2円筒部の突出長さがほぼ同じである場合を例に挙げて説明したが、これらの一方を他方よりも長くしてもよい。
また、前記実施形態では、筐体を空気調和装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明の筐体は空気調和装置以外の用途に用いることもできる。
11 室外機
13 筐体
15 前板
17 背板
19 天板
19a 板金本体部
19b 天板の端部
19c 貫通孔
21 右側板
23 雄ねじ
31 左側板
31a 板金本体部
31b 延設部
31c 対向部
311 第1平板部
312 第2平板部
313 第1円筒部
314 第2円筒部
315,316 螺合部

Claims (5)

  1. 複数の板金部材が連結された筐体であって、
    端部(19b)に貫通孔(19c)が設けられた第1板金部材(19)と、
    板金の一部が折り返されて互いに対向配置された第1平板部(311)及び第2平板部(312)と、前記第1平板部(311)から円筒状に突出し、内面に螺合部(315)を有する第1円筒部(313)、及び前記第2平板部(312)から円筒状に突出し、内面に螺合部(316)を有し、前記第1円筒部(313)と略直列に並ぶ第2円筒部(314)とを含み、前記第1板金部材(19)に隣接して配置された第2板金部材(31)と、
    前記貫通孔(19c)に挿入されるとともに前記第1円筒部(313)の前記螺合部(315)及び前記第2円筒部(314)の前記螺合部(316)に螺合されて前記第1板金部材(19)と前記第2板金部材(31)を連結する雄ねじ(23)と、を備え
    前記第1板金部材(19)の前記端部(19b)、前記第1平板部(311)及び前記第2平板部(312)がこの順に前記雄ねじ(23)の挿入方向(D)に沿って配置されており、
    前記第1円筒部(313)は、前記第1平板部(311)から前記挿入方向(D)の反対方向に突出しており、前記第2円筒部(314)は、前記第2平板部(312)から前記挿入方向(D)に突出している筐体。
  2. 前記第1板金部材(19)の前記端部(19b)、前記第1平板部(311)及び前記第2平板部(312)がこの順に前記雄ねじ(23)の挿入方向(D)に沿って配置されており、
    前記第1円筒部(313)の前記挿入方向(D)の少なくとも上流側の端部における前記螺合部(315)の内径は、前記第2円筒部(314)の前記螺合部(316)の内径よりも大きい、請求項1に記載の筐体。
  3. 前記第2平板部(312)は、前記第1平板部(311)と前記第2平板部(312)をつなぐ折り返し部分の弾性力により、前記第1平板部(311)に対して前記第1平板部(311)から離隔する方向に付勢されている、請求項1又は2に記載の筐体。
  4. 前記第1平板部(311)と前記第2平板部(312)との間には隙間が設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の筐体。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の筐体(13)を備えた空気調和装置であって、
    前記第2板金部材(31)は、
    前記第1平板部(311)又は前記第2平板部(312)につながり、前記筐体(13)の外側の方向に延接された延設部(31b)と、
    この延設部(31b)につながり、外面が前記第1板金部材(19)の外面と略同一平面上に配置された板金本体部(31a)と、をさらに含んでいる、空気調和装置。
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