JP5565944B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
前記遊技状態制御手段は、前記時短遊技状態決定手段によって前記時短遊技状態が決定されると、前記特別遊技制御手段によって前記特別遊技の制御が終了してから前記特別図柄表示制御手段によって所定の回数の特別図柄の停止表示が行われるまで、前記時短遊技状態の制御を行い、前記特別図柄時間決定手段は、前記高確率遊技状態規制手段によって前記高確率遊技状態の決定が規制されていないと、前記補助開放時間よりも短い前記変動時間を決定し、前記高確率遊技状態規制手段によって前記高確率遊技状態の決定が規制されていると、前記補助開放時間よりも長い前記変動時間を決定することを特徴とする。
また、高確率遊技状態の決定が規制されていないときには、補助可変入賞装置の開放時間(補助開放時間)よりも短い特別図柄の変動時間を決定するので、複数の特別図柄の変動表示に対して、1回の補助可変入賞装置の開放しか行われないことがある。一方、高確率遊技状態の決定が規制されているときには、補助可変入賞装置の開放時間(補助開放時間)よりも長い特別図柄の変動時間を決定するので、1回の特別図柄の変動時間に対して、複数回の補助可変入賞装置の開放が行われることがある。すなわち、いわゆるリミッタ機能が作動しているときの方が、リミッタ機能が作動していないときよりも、1回の特別図柄の変動時間に対する補助可変入賞装置の開放回数を多くなる。
そして、時短遊技状態の終了条件を、特別図柄の停止表示の回数(所定の時短回数)とすると、同じ終了条件であっても、高確率遊技状態の決定が規制されているときの時短遊技状態の方が、高確率遊技状態の決定が規制されていないときの時短遊技状態よりも、補助可変入賞装置の開放回数が多くなり、遊技者にとって有利となる。
以下、本発明の実施形態1について、図面を参照しながら具体的に説明する。
次に、図1〜図3を参照して、遊技機1の構成について具体的に説明する。図1は本発明の遊技機1の正面図であり、図2は本発明のガラス枠を開放させた状態の遊技機1の斜視図であり、図3は1つの遊技機1の裏面側の斜視図である。
本実施形態では、大入賞口16、大入賞口開閉扉16b及び大入賞口開閉ソレノイド16cが特別可変入賞装置を構成する。
このため、操作ハンドル3を大きく回動させ、強い力で打ち出された遊技球でないと、第1普通図柄ゲート13または始動口15に、遊技球が通過または入賞しないように構成されている。このため、後述する時短遊技状態に移行したとしても、遊技領域6の左側の領域に遊技球を流下させてしまうと、始動口15に遊技球が入賞することが困難になるように構成されている。
本実施形態では、第1ゲート検出スイッチ13aおよび第2ゲート検出スイッチ14aが普通領域検出手段を構成する。
本実施形態では、始動口15、可動片15b及び始動口開閉ソレノイド15cが補助可変入賞装置を構成する。
本実施形態では、始動口検出スイッチ15aが始動領域検出手段を構成する。
より具体的には、始動口15に遊技球が入球したときには、3個の演出図柄36をそれぞれスクロール表示するとともに、所定時間経過後に当該スクロールを停止させて、演出図柄36を停止表示するものである。また、この演出図柄36の変動表示中に、さまざまな画像やキャラクタ等を表示することによって、大当たりに当選するかもしれないという高い期待感を遊技者に与えるようにもしている。
本実施形態では、特別図柄表示装置21が特別図柄表示手段を構成する。
すなわち、特別図柄の変動表示中や後述する特別遊技中のときに、始動口15に遊技球が入球しても、次回の大当たりの抽選の権利は無効になるように構成され、いわゆる大当たりの抽選における保留記憶は存在しないように構成されている。
このことは、後述する「普通図柄の抽選」についても同様である。すなわち、いわゆる普通図柄の抽選における保留記憶も存在しないように構成されている。
本実施形態では、普通図柄表示装置22が普通図柄表示手段を構成する。
次に、図4の遊技機1全体のブロック図を用いて、遊技の進行を制御する制御手段について説明する。
例えば、大当たり抽選に参照される大当り判定テーブル(図5参照)、普通図柄の抽選に参照される当り判定テーブル(図5参照)、特別図柄の停止図柄を決定する図柄決定テーブル(図6参照)、遊技状態を決定するための大当たり終了時設定データテーブル(図7参照)、大入賞口開閉扉の開閉条件を決定する特別電動役物作動態様決定テーブル(図8参照)、大入賞口の開放態様テーブル(図9参照)、始動口の開放態様テーブル(図10参照)特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブル(図11参照)、普通図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブル(図12参照)等がメインROM110bに記憶されている。
なお、上述したテーブルは、本実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
例えば、メインRAM110cには、普図判定記憶領域、特図判定記憶領域、特図乱数取得許可フラグ、普図乱数取得許可フラグ、特図特電処理データ記憶領域、普図普電処理データ記憶領域、ラウンド遊技回数(R)記憶領域、開放回数(K)記憶領域、大入賞口入球数(C)記憶領域、遊技状態記憶領域(時短遊技フラグ記憶領域、高確率遊技フラグ記憶領域)、リミッタ回数記憶領域、高確率決定規制フラグ記憶領域、高確率遊技回数(X)記憶領域、時短回数(J)記憶領域、遊技状態バッファ、停止図柄データ記憶領域、普通図柄データ記憶領域、演出用伝送データ格納領域、各種のタイマカウンタが設けられている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
例えば、主制御基板から受信した変動パターン指定コマンドに基づいて演出パターンを決定するための演出パターン決定テーブル、停止表示する演出図柄36の組み合わせを決定するための演出図柄決定テーブル等がサブROM120bに記憶されている。なお、上述したテーブルは、本実施形態におけるテーブルのうち、特徴的なテーブルを一例として列挙しているに過ぎず、遊技の進行にあたっては、この他にも不図示のテーブルやプログラムが多数設けられている。
サブRAM120cには、コマンド受信バッファ、遊技状態記憶領域、演出モード記憶領域、演出パターン記憶領域、演出図柄記憶領域等が設けられている。なお、上述した記憶領域も一例に過ぎず、この他にも多数の記憶領域が設けられている。
すなわち、演出図柄画像やキャラクタ画像は背景画像よりも手前に見えるように表示される。このとき、同一位置に背景画像と図柄画像が重なる場合、Zバッファ法など周知の陰面消去法により各画像データのZバッファのZ値を参照することで、図柄画像を優先してVRAMに記憶させる。
ここで、発射用ソレノイド4aの回転速度は、発射制御基板160に設けられた水晶発振器の出力周期に基づく周波数から、約99.9(回/分)に設定されている。これにより、1分間における発射遊技数は、発射ソレノイドが1回転する毎に1個発射されるため、約99.9(個/分)となる。すなわち、1個の遊技球は約0.6秒毎に発射されることになる。
図5(a)は、特別図柄表示装置21における「大当たりの抽選」に用いられる大当り判定テーブルを示す図である。
例えば、図5(a)に示す大当り判定テーブルによれば、低確率遊技状態であるときには、「0」〜「253」の254個の特別図柄判定用乱数値が大当たりと判定される。一方、高確率遊技状態であるときには、「0」〜「254」の255個の特別図柄判定用乱数値が大当たりと判定される。なお、上記以外の乱数値であった場合には、「ハズレ」と判定される。
従って、特別図柄判定用乱数値の乱数範囲が0〜255であるから、低確率遊技状態のときに大当たりと判定される確率は254/256となり、高確率遊技状態のときに大当たりと判定される確率は255/256となり、高確率遊技状態のときには低確率遊技状態と比べ大当たりの確率が向上する。
図5(b)は、普通図柄表示装置22における「普通図柄の抽選」に用いられる当り判定テーブルを示す図である。
具体的には、当たり判定テーブルは、遊技状態と普通図柄判定用乱数値とに基づいて、「当たり」か「ハズレ」かを判定するものである。
例えば、図5(b)に示す当り判定テーブルによれば、非時短遊技状態であるときには、「0」という1個の普通図柄判定用乱数値が当たりと判定される。一方、時短遊技状態であるときには、「0」〜「254」の255個の普通図柄判定用乱数値が当たりと判定される。なお、上記以外の乱数値であった場合には、「ハズレ」と判定される。
従って、普通図柄判定用乱数値の乱数範囲が0〜255であるから、非時短遊技状態のときに当たりと判定される確率は1/256となり、時短遊技状態のときに当たりと判定される確率は255/256となり、時短遊技状態のときには非時短遊技状態と比べ当たりの確率が向上する。
図6は、大当たりのときに特別図柄の停止図柄を決定するための図柄決定テーブルを示す図である。
そして、特別図柄の変動開始時には、決定した特別図柄の種類(停止図柄データ)に基づいて、特別図柄の情報としての演出図柄指定コマンドが生成される。ここで、演出図柄指定コマンドは、1コマンドが2バイトのデータで構成されており、制御コマンドの分類を識別するため1バイトのMODEデータと、実行される制御コマンドの内容を示す1バイトのDATAデータとから構成される。このことは、後述する変動パターン指定コマンド等についても同様である。
なお、ハズレのときには、いずれの乱数値も参照せずに、停止図柄データとして「00」(特別図柄0)を決定し、演出図柄指定コマンドとして「E0H00H」が生成されることになる。
図7は、大当たり終了後の遊技状態を決定するための大当たり終了時設定データテーブルである。図7に示す大当たり終了時設定データテーブルによって、特別図柄の種類(停止図柄データ)と遊技状態バッファに記憶された当選時の遊技状態とに基づき、高確率遊技フラグの設定、高確率遊技回数(X)の設定、時短遊技フラグの設定、時短回数(J)の設定が行われる。
また、「リミッタ機能」とは、高確率遊技状態が所定の規定回数(例えば10回)まで連続して決定されたときに、高確率遊技状態の決定を規制して低確率遊技状態を決定させる機能である。詳しくは後述するが、高確率遊技状態が所定の規定回数まで連続して決定されると、高確率決定規制フラグがオンとなる。
そして、大当たり当選時には、現在の遊技状態に基づいて「遊技状態バッファ」に所定のデータを記憶させる。
なお、高確率遊技状態でなければ、リミッタ機能が作動しない(高確率決定規制フラグはオンにならない)ので、リミッタ機能が作動している場合には低確率遊技状態であることは存在しない。
具体的には、同じ特別図柄の種別であっても、遊技状態バッファにリミッタ機能が作動していない遊技状態の情報(01H〜03H)が記憶されていれば、時短遊技フラグのセットは行わず、時短回数(J)も0回にセットする。一方、遊技状態バッファにリミッタ機能が作動している遊技状態の情報(04H、05H)が記憶されていれば、時短遊技フラグをセットして、時短回数(J)も100回にセットする。
これにより、遊技状態によって、時短回数(J)を変化させ、大当たり当選時の遊技状態が何であるかの楽しみを遊技者に付与することができる。
図8は、大入賞口開閉扉16bの開閉条件を決定するための大入賞口16の開放態様テーブルを決定するためのテーブルである。図8のテーブルによって、特別図柄の種類(停止図柄データ)と遊技状態バッファとに基づいて、複数の開放態様テーブルの中から1つの開放態様テーブル(短当たり1TBLまたは短当たり2TBL)を決定する。
このため、遊技状態(リミッタ機能の作動の有無)によって、大入賞口16の開放態様が異なるようになっている。
図9は、図8で決定された大入賞口16の開放態様テーブル(短当たり1TBLまたは短当たり2TBL)の構成を示す図である。
具体的には、各開放態様テーブルには、大当りの開始から最初のラウンド遊技を実行するまでの開始インターバル時間と、各ラウンド遊技における大入賞口16の開放回数(K)、各ラウンド遊技における大入賞口16の開放時間、1つのラウンド遊技から次のラウンド遊技を実行するまでの大入賞口16の閉鎖インターバル時間と、最後のラウンド遊技の終了から大当り遊技の終了までの終了インターバル時間とが記憶されている。
従って、大当り遊技が開始されてから大当り遊技が終了するまでの大当たりの合計時間は11.104秒に設定されていることになる。
従って、大当り遊技が開始されてから大当り遊技が終了するまでの大当たりの合計時間は3.060秒に設定されていることになる。
すなわち、図8ではリミッタ機能が作動していないと短当たり1TBLが決定され、リミッタ機能が作動していると短当たり2TBLが決定されることから、リミッタ機能が作動すると、大当り遊技の消化時間が短くなることになる。
従って、本実施形態における大当たり遊技では、大入賞口16への遊技球の入賞によって遊技球を獲得することが、ほとんど期待できないことになる。
しかしながら、本実施形態における0.052秒という大入賞口16の開放時間では、大入賞口16の開放時間が経過する前に10個の遊技球が入球するということは事実上あり得ないことになる。このため、1つのラウンド遊技は、必ず大入賞口16の開放時間の経過とともに終了することになる。
図10は、始動口15に設けられた可動片15bに対する始動口の開放態様テーブルの詳細を示す図である。
具体的には、「普通図柄の抽選」の1回の当たりに対する始動口15に入賞可能な遊技球の最大個数を示す「規定個数」、普通図柄の停止表示から始動口15を開放させるまでの「開放待機時間」、1回の当たりにおける始動口15の「開放回数(K)」、始動口15の「開放時間」がそれぞれ対応付けられて記憶されている。
なお、図10に示す始動口の開放態様テーブルでは、時短遊技状態の方が非時短遊技状態よりも有利な開放態様となっているが、時短遊技状態の方が非時短遊技状態より不利な開放態様にならなければよく、非時短遊技状態と時短遊技状態とで同一の開放態様であってもよい。
図11は、後述するように特別図柄の変動パターンを決定する変動パターン決定テーブルを示す図である。
これにより、時短遊技状態においてリミッタ機能が作動していないときには、複数の特別図柄の変動表示に対して、1回の始動口15の開放しか行われないことがある。一方、リミッタ機能が作動しているときには、1回の特別図柄の変動時間に対して、複数回の始動口15の開放が行われることがある。そして、時短遊技状態の終了条件が時短回数であることから、同じ時短遊技状態であっても、リミッタ機能が作動しているときの方が、リミッタ機能が作動していないときよりも、始動口15の開放回数を多くすることができる。
図12は、後述するように普通図柄の変動パターンを決定する普通図柄の変動パターン決定テーブルを示す図である。
次に、遊技が進行する際の遊技状態について説明する。本実施形態においては、「低確率遊技状態」「高確率遊技状態」「時短遊技状態」「非時短遊技状態」のいずれかの遊技状態にて遊技が進行する。ただし、遊技の進行中において、遊技状態が「低確率遊技状態」または「高確率遊技状態」である場合には、必ず「時短遊技状態」または「非時短遊技状態」となっている。つまり、(1)「低確率遊技状態」であって「時短遊技状態」である場合と、(2)「低確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」である場合と、(3)「高確率遊技状態」であって「時短遊技状態」である場合と、(4)「高確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」である場合とが存在することとなる。
なお、遊技を開始したときの遊技状態、すなわち遊技機1の初期の遊技状態は、「低確率遊技状態」であって「非時短遊技状態」に設定されており、この遊技状態を本実施形態においては「通常遊技状態」と称することとする。
本実施形態では、時短遊技状態が特定遊技状態を構成し、非時短遊技状態が非特定遊技状態を構成する。
また、遊技状態がある遊技状態から他の遊技状態に変更するのは、上記大当たりの抽選の結果、大当たりに当選し、大当たり遊技を終了した後である。本実施形態においては、そして、大当たり終了後に大当たり図柄の種類に応じて、以後の遊技状態が変更する(図7参照)。
図13を用いて、主制御基板110のメイン処理を説明する。
図14を用いて、主制御基板110のタイマ割込処理を説明する。
具体的には、それぞれの乱数値及び乱数カウンタを+1加算して更新する。なお、加算した乱数カウンタが乱数範囲の最大値を超えた場合(乱数カウンタが1周した場合)には、乱数カウンタを0に戻し、その時の初期乱数値からそれぞれの乱数値を新たに更新する。
この入力制御処理は、メインCPU110aは、一般入賞口検出スイッチ12a、大入賞口検出スイッチ16a、始動口検出スイッチ15a、第1ゲート検出スイッチ13a、第2ゲート検出スイッチ14aの各種スイッチからの各種検出信号を入力したか否か判定し、各種のデータをセットする入力処理を行う。詳しくは、図15を用いて後述する。
この払出制御処理は、メインCPU110aは、一般入賞口12、始動口15、大入賞口16に遊技球が入賞したか否かの判定を行い、入賞があった場合には、それぞれの入賞口に対応する払出個数指定コマンドを生成して、生成した払出個数指定コマンドを払出制御基板103に送信する。
また、特別図柄表示装置21および普通図柄表示装置22の各LEDを点灯させるために、上記S600で作成した特別図柄表示装置データと普通図柄表示装置データとを出力する表示装置出力処理を行う。さらに、メインRAM110cの演出用伝送データ格納領域にセットされているコマンドを演出制御基板120に送信するコマンド送信処理も行う。
図15を用いて、主制御基板110の入力制御処理を説明する。
ただし、特別図柄判定用乱数値および大当たり図柄用乱数値を取得するのは、後述する特図乱数取得許可フラグ=00であるときのみである。すなわち、前回の「大当たりの抽選」に関する処理(特別図柄の変動表示および大当り遊技)が終了しているときのみである。
ただし、普通図柄判定用乱数値および普図変動用乱数値を取得するのは、後述する普図乱数取得許可フラグ=00であるときのみである。すなわち、前回の「普通図柄の抽選」に関する処理(普通図柄の変動表示および始動口15の開閉制御)が終了しているときのみである。
図16を用いて、主制御基板110の特図特電制御処理を説明する。
図17を用いて、主制御基板110の特別図柄記憶判定処理を説明する。
メインCPU110aは、特図判定記憶領域に特別図柄判定用乱数値および大当たり図柄用乱数値が記憶されていると判定した場合にはステップS310−3に処理を移し、特図判定記憶領域に特別図柄判定用乱数値および大当たり図柄用乱数値が記憶されていない場合にはステップS319−1に処理を移す。
変動パターン決定処理は、図11に示す変動パターン決定テーブルを参照して、時短遊技状態の有無、リミッタ機能の作動の有無および大当たりの抽選結果に基づいて、変動パターンを決定する。
図18を用いて、主制御基板110の大当り判定処理を説明する。
その判定結果として、大当りと判定された場合にはステップS311−2に処理を移し、大当りと判定されなかった場合にはステップS311−5に処理を移す。
なお、決定された特別図柄は、後述するように図20の特別図柄停止処理において「大当たり」か「ハズレ」かを判定するのに用いられるとともに、図21の大当たり遊技処理や、図22の大当たり遊技終了処理において大当たり終了後の遊技状態を決定するためにも用いられる。
具体的には、高確率決定規制フラグがオフである場合において、非時短遊技状態かつ低確率遊技状態であれば遊技状態バッファに「00H」をセットし、非時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば遊技状態バッファに「01H」をセットし、時短遊技状態かつ低確率遊技状態であれば遊技状態バッファに「02H」をセットし、時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば遊技状態バッファに「03H」をセットする。また、高確率決定規制フラグがオンである場合において、非時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば遊技状態バッファに「04H」をセットし、時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば遊技状態バッファに「05H」をセットする。
このように遊技状態記憶領域(時短遊技フラグ記憶領域、高確率遊技フラグ記憶領域)とは別に、遊技状態バッファに大当たり当選時の遊技状態をセットすることとしたのは、大当たり遊技中には遊技状態記憶領域(時短遊技フラグ記憶領域、高確率遊技フラグ記憶領域)にある高確率遊技フラグや時短遊技フラグがリセットされてしまうため、大当たり終了後に大当たりの当選時の遊技状態に基づいて、新たに大当たり終了時の遊技状態を決定する場合には、遊技状態記憶領域を参照することができないからである。このように、遊技状態記憶領域とは別に、大当たり当選時の遊技状態を示す遊技情報を記憶するための遊技状態バッファを設けることにより、大当たり終了後に遊技状態バッファにある遊技情報を参照することで、大当たり当選時の遊技状態に基づいて新たに大当たり終了後の遊技状態(時短遊技状態や時短回数など)を設定できる。
本実施形態では、大当たり判定処理を行うメインCPU110aが特別遊技判定手段を構成する。
図19を用いて、特別図柄変動処理を説明する。
本実施形態では、特別図柄記憶判定処理および特別図柄変動処理を行うメインCPU110aが特別図柄表示制御手段を構成する。
図20を用いて、特別図柄停止処理を説明する。
一方、時短遊技フラグ記憶領域にフラグがセットされていない場合には、そのままステップS330−3に処理を移す。
一方、高確率遊技フラグ記憶領域にフラグがセットされていない場合には、そのままステップS330−4に処理を移す。
図21を用いて、大当たり遊技処理を説明する。
大当たり開始設定処理は、ラウンド遊技回数(R)記憶領域に「1」を加算して記憶する。なお、本ステップS340−3においては、ラウンド遊技回数(R)記憶領域には何も記憶されていない。つまり、まだラウンド遊技が1回も行われていないので、ラウンド遊技回数(R)記憶領域には「1」が記憶されることとなる。
大入賞口開放処理は、まず開放回数(K)記憶領域に記憶されている開放回数(K)に「1」を加算して更新する。また、大入賞口開閉扉16bを開放するために、大入賞口開閉ソレノイド16cを通電させる通電データをセットするとともに、上記ステップS330−12において決定された開放態様決定テーブル(図9参照)を参照して、現在のラウンド遊技回数(R)及び開放回数(K)に基づいて、大入賞口16の開放時間を特別遊技タイマカウンタにセットする。
この「開放終了条件」は、大入賞口入球カウンタ(C)の値が規定個数(10個)に達したこと、または開放時間が経過したこと(特別遊技タイマカウンタ=0となったこと)が該当する。
そして、「開放終了条件」が成立したと判定した場合にはステップS340−10に処理を移し、「開放終了条件」が成立しないと判定した場合には当該大当たり遊技処理を終了する。
大入賞口閉鎖処理は、大入賞口開閉扉16bを閉鎖するために、大入賞口開閉ソレノイド16cを通電させる通電データを停止(クリア)するとともに、上記ステップS330−12において決定された開放態様決定テーブル(図9参照)を参照して、現在のラウンド遊技回数(R)及び開放回数(K)に基づいて、大入賞口16の閉鎖インターバル時間を特別遊技タイマカウンタにセットする。これにより、大入賞口が閉鎖することになる。
そして、1つのラウンド遊技が終了したと判定した場合にはステップS340−12に処理を移し、1つのラウンド遊技が終了していないと判定した場合には当該大当たり遊技処理を終了する。
図22を用いて、大当たり遊技終了処理を説明する。
なお、上述した通り、高確率決定規制フラグがオンであるとき(遊技状態バッファ=04H、05Hのとき)には、高確率遊技フラグ記憶領域に高確率フラグがセットされないようになっており、高確率決定規制フラグにより高確率遊技状態への移行が規制されている。
高確率遊技フラグ記憶領域に高確率フラグをセットされていると判定した場合には、ステップS360−7に処理を移し、高確率遊技フラグ記憶領域に高確率フラグをセットされていないと判定した場合には、ステップS360−10に処理を移す。
リミッタ回数記憶領域にあるリミッタ回数が規定回数(10回)であると判定した場合には、ステップS360−9に処理を移し、リミッタ回数記憶領域にあるリミッタ回数が規定回数(10回)でないと判定した場合には、ステップS360−12に処理を移す。
図23を用いて、普図普電制御処理を説明する。
図24を用いて、普通図柄変動処理を説明する。
メインCPU110aは、普図判定記憶領域に普通図柄判定用乱数値および普図変動用乱数値が記憶されていると判定した場合にはステップS410−3に処理を移し、普図判定記憶領域に普通図柄判定用乱数値および普図変動用乱数値が記憶されていない場合には、今回の普通図柄変動処理を終了する。
具体的には、図5(b)に示す当たり判定テーブルを参照し、取得した普通図柄判定用乱数値に基づいて、当たりか否かの判定を行う。例えば、上記テーブルによれば、非時短遊技状態であれば「0」〜「255」の普通図柄判定用乱数値のうち「0」の1個の普通図柄判定用乱数値が当たりと判定され、時短遊技状態であれば「0」〜「255」の当たり乱数のうち「0」〜「254」の255個の普通図柄判定用乱数値が当たりと判定され、その他の乱数値はハズレと判定される。
この普通図柄決定処理は、当たり判定処理において当たりと判定された場合には「当たりの普通図柄」を決定し、ハズレと判定された場合には「ハズレの普通図柄」を決定し、決定した普通図柄のデータを普通図柄データ記憶領域にセットする。
この普通図柄の変動時間決定処理は、図12に示す普通図柄の変動パターン決定テーブルを参照し、時短遊技フラグ記憶領域に記憶されているデータと上記ステップS410−4の当たり判定処理の判定の結果と取得した普図変動用乱数値とに基づいて、普通図柄の変動時間を決定する。
具体的には、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグがセットされている場合(時短遊技状態の場合)には0.6秒を決定し、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグがセットされていない場合(非時短遊技状態の場合)には、10秒〜30秒の変動時間を決定する。その後、決定した変動時間に対応するカウンタを普通図柄時間カウンタにセットする。なお、普通図柄時間カウンタは、上記ステップS110において、4ms毎に減算処理される。
また、前回のルーチンの処理において停止表示データがセットされておらず、今回のルーチンの処理において初めて停止表示データをセットするとき(停止表示データのオンエッジのとき)には、普通図柄の停止表示をさせるための普通図柄の停止時間(0.5秒)を普通図柄時間カウンタにセットする。
メインCPU110aは、普通図柄の停止時間が経過したと判定した場合にはステップS410−11に処理を移し、普通図柄の停止時間が経過していないと判定した場合には普通図柄変動処理を終了する。
この開放待機間設定処理は、図10に示す始動口の開放態様テーブルを参照し、普電待機時間カウンタに図10に示す開放待機時間(0.5秒)に対応するカウンタをセットする。
これにより、第1普通図柄ゲート13または第2普通図柄ゲート14に遊技球が通過したときに普通図柄判定用乱数値および普図変動用乱数値を取得することが許可される。
図25を用いて、普通電動役物制御処理を説明する。
メインCPU110aは、開放待機時間が経過したと判定した場合にはステップS420−2に処理を移し、開放待機時間が経過していないと判定した場合には普通図柄変動処理を終了する。
この開放時間設定処理は、図10に示す始動口の開放態様テーブルを参照し、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグがセットされている場合(時短遊技状態の場合)には、普電開放時間カウンタに6秒に対応するカウンタをセットし、時短遊技フラグ記憶領域に時短遊技フラグがセットされていない場合(非時短遊技状態の場合)には、普電開放時間カウンタに1秒に対応するカウンタをセットする。
メインCPU110aは、設定された普電開放時間を経過したと判定した場合にはステップS420−6に処理を移し、設定された普電開放時間を経過していないと判定した場合には普通図柄変動処理を終了する。
これにより、第1普通図柄ゲート13または第2普通図柄ゲート14に遊技球が通過したときに普通図柄判定用乱数値および普図変動用乱数値を取得することが許可される。
上述の主制御基板110におけるフローチャートでは一部説明を省略した主制御基板110から演出制御基板120に送信されるコマンドの詳細について、図26を用いて説明する。
この遊技状態指定コマンドは、特別図柄の変動開始時、特別図柄の変動終了時、大当り遊技の開始時および大当りの終了時に、遊技状態に対応する遊技状態指定コマンドが演出制御基板120に送信される。
図27を用いて、演出制御基板120のメイン処理を説明する。
図28を用いて、演出制御基板120のタイマ割込処理を説明する。
図示はしないが、演出制御基板120に設けられたリセット用クロックパルス発生回路によって、所定の周期(2ミリ秒)毎にクロックパルスが発生され、タイマ割込処理プログラムを読み込み、演出制御基板のタイマ割込処理が実行される。
図29および図30を用いて、演出制御基板120のコマンド解析処理を説明する。なお、図30のコマンド解析処理2は、図29のコマンド解析処理1に引き続いて行われるものである。
サブCPU120aは、受信バッファにコマンドがなければコマンド解析処理を終了し、受信バッファにコマンドがあればステップS1610に処理を移す。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドがデモ指定コマンドであれば、ステップS1611に処理を移し、デモ指定コマンドでなければステップS1620に処理を移す。
具体的には、デモ演出パターンを決定し、決定したデモ演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定したデモ演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定したデモ演出パターンに基づくデータをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが演出図柄指定コマンドであれば、ステップS1621に処理を移し、演出図柄指定コマンドでなければステップS1630に処理を移す。
具体的には、演出図柄指定コマンドを解析して、大当たりの有無、大当たりの種別に応じて演出図柄36の組み合わせを構成する演出図柄データを決定し、決定された演出図柄データを演出図柄記憶領域にセットするとともに、演出図柄データを画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、演出図柄データ示す情報をサブRAM120cの送信バッファにセットする。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが変動パターン指定コマンドであれば、ステップS1631に処理を移し、変動パターン指定コマンドでなければステップS1640に処理を移す。
この変動演出パターン決定処理は、上記ステップ1100において更新されている演出用乱数値から1つの乱数値を取得し、取得した演出用乱数値と受信した変動パターン指定コマンドとに基づいて、複数の変動演出パターンの中から1つの変動演出パターンを決定する。その後、決定した変動演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した変動演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した変動演出パターンに基づくデータをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
その後、かかる演出パターンに基づいて、演出表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置33、演出用照明装置34が制御されることになる。なお、ここで決定した変動演出パターンに基づいて、演出図柄36の変動態様が決定されることとなる。
サブCPU120aは、大当りの変動パターンに対応する変動パターン指定コマンドであると判定したときには、ステップS1633に処理を移し、大当りの変動パターンに対応する変動パターン指定コマンドであると判定しなかったときには、コマンド解析処理を終了する。
サブCPU120aは、上乗せ報知フラグがオンになっていると判定したときには、ステップS1634に処理を移し、上乗せ報知フラグがオンになっていると判定しなかったときには、コマンド解析処理を終了する。
ここで、「上乗せ報知フラグ」とは、後述するように、リミッタ機能の作動が終了したときに、始動口15が未だ残存して開放状態となっているときにオンとなるフラグであり、次のステップS1634の上乗せ報知処理を行うための条件の1つである。
この上乗せ報知処理は、演出表示装置31、音声出力装置32、演出用駆動装置33および演出用照明装置34の少なくともいずれか1つの演出報知手段に、新たに大当り遊技が開始されたことを報知する「上乗せ報知」を実行させるために、「特定の報知データ」をサブRAM120cの送信バッファにセットする。
これにより、「特定の報知データ」を受信した画像制御基板150またはランプ制御基板140によって、演出表示装置31、音声出力装置32および演出用照明装置34の少なくともいずれか1つの演出報知手段において「上乗せ報知」が行われることになる。例えば、演出表示装置31において「大当り継続!」の文字を表示させたり、音声出力装置32において「キュイーン」というような特定の音を出力させたり、演出用照明装置34において特定のLEDを特定の発光態様で発光させたりする。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが図柄確定コマンドであれば、ステップS1641に処理を移し、図柄確定コマンドでなければステップS1660に処理を移す。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが普電開放指定コマンドであれば、ステップS1651に処理を移し、普電開放指定コマンドでなければステップS1652に処理を移す。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが普電閉鎖指定コマンドであれば、ステップS1653に処理を移し、普電閉鎖指定コマンドでなければステップS1660に処理を移す。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが遊技状態指定コマンドであればステップS1661に処理を移し、遊技状態指定コマンドでなければステップS1670に処理を移す。
具体的には、受信した遊技状態指定コマンドを解析し、リミッタ機能が作動していないときに、非時短遊技状態かつ低確率遊技状態であれば「00H」、非時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば「01H」、時短遊技状態かつ低確率遊技状態であれば「02H」、時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば「03H」をそれぞれサブRAM120cの遊技状態記憶領域にセットする。また、リミッタ機能が作動しているときに、非時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば「04H」、時短遊技状態かつ高確率遊技状態であれば「05H」をそれぞれサブRAM120cの遊技状態記憶領域にセットする。
なお、サブRAM120cの遊技状態記憶領域に記憶された遊技状態の情報とメインRAM110cの遊技状態記憶領域に記憶された遊技状態の情報とは、基本的に同じ内容を示すものの、サブRAM120cの遊技状態記憶領域に記憶された遊技状態の情報は、大当り遊技中にも保持されるものの、メインRAM110cの遊技状態記憶領域に記憶された遊技状態の情報は、大当り遊技中にはクリアされる点で相違している。
サブCPU120aは、リミッタ作動フラグがオフに設定されたと判定したときには、ステップS1664に処理を移し、リミッタ作動フラグがオフに設定されたと判定しなかったときには、コマンド解析処理を終了する。
サブCPU120aは、始動口開放フラグがオンになっていると判定したときには、ステップS1665に処理を移し、始動口開放フラグがオンになっていると判定しなかったときには、コマンド解析処理を終了する。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドがオープニングコマンドであればステップS1671に処理を移し、オープニングコマンドでなければステップS1680に処理を移す。
具体的には、オープニングコマンドに基づいて当たり開始演出パターンを決定し、決定した当たり開始演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した当たり開始演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した当たり開始演出パターンに基づくデータをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドが大入賞口開放指定コマンドであればステップS1681に処理を移し、大入賞口開放指定コマンドでなければステップS1690に処理を移す。
具体的には、大入賞口開放指定コマンドに基づいて大当たり演出パターンを決定し、決定した大当たり演出パターンを演出パターン記憶領域にセットするとともに、決定した大当たり演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した大当たり演出パターンに基づくデータをサブRAM120cの送信バッファにセットする。
サブCPU120aは、受信バッファに格納されているコマンドがエンディングコマンドであればステップS1691に処理を移し、エンディングコマンドでなければコマンド解析処理を終了する。
具体的には、受信したエンディングコマンドとサブRAM120cの遊技状態記憶領域に記憶された遊技状態の情報とに基づいて、当たり終了演出パターンを決定する。
特に、同じ大当りを示すエンディングコマンドであっても、大当り当選時の遊技状態によって時短遊技状態への移行が異なる場合には、異なる当たり終了演出パターンを決定するように構成されている。すなわち、大当り当選時の遊技状態としてリミッタ機能が作動していない遊技状態(00H〜03H)のときには、大当り終了後に時短遊技状態に移行するので当たり終了演出パターン1を決定する。一方、大当り当選時の遊技状態としてリミッタ機能が作動している遊技状態(04H、05H)であれば、大当り終了後に時短遊技状態に移行しないので当たり終了演出パターン2を決定する。これにより、時短遊技状態への移行の有無にあわせた当たり終了演出を実行することができる。
そして、決定した当たり終了演出パターンの情報を画像制御基板150とランプ制御基板140に送信するため、決定した当たり終了演出パターンに基づくデータをサブRAM120cの送信バッファにセットする。本処理を終了すると、コマンド解析処理が終了する。
次に、図31のタイムチャートを用いて、普通図柄表示装置22、始動口開閉ソレノイド15c、時短遊技フラグ(時短遊技状態)、高確率遊技フラグ(高確率遊技状態)、高確率決定規制フラグ(リミッタ機能)、特別図柄表示装置21、大当り遊技(大当り遊技処理の実行)、大入賞口開閉ソレノイド16cおよび上乗せ報知の関係について説明する。
なお、特別図柄の停止表示および普通図柄の停止表示には、それぞれ停止表示時間が設けてあるが、極めて短い時間であり、説明の簡素化のため、本タイムチャートでは省略することにする。
その結果として、始動口開閉ソレノイド15cが作動して、始動口15がT1まで開放される。このとき時短遊技状態であるから、始動口15の開放時間(T1)として6秒が決定される(図10参照)。
このときリミッタ機能が作動していない時短遊技状態であるから、特別図柄の変動表示は、始動口15の開放時間(T1)よりも短いT4(1秒)までしか行われない(図11参照)。
このため、1回の特別図柄の変動表示の間に、始動口15を複数回開放させることができない。本タイムチャートでは、1回の特別図柄の変動表示の間に、始動口15を1回開放させることを示している。
なお、ここでの大当たりの抽選では、「大当たり」と判定されたものとする。
その結果として、大入賞口開閉ソレノイド16cが作動して、大入賞口16が開放される大当たり遊技がT2まで実行される。
このときリミッタ機能が作動していない時短遊技状態であるから、大当たり遊技の時間(T2)は11.104秒となる(図9参照)。
なお、この大当たり遊技中には、時短遊技フラグおよび高確率遊技フラグはオフになり、大当たり遊技中には非時短遊技状態かつ低確率遊技状態となる。
この高確率遊技状態が決定されたときには、リミッタ回数が10回となり、高確率決定規制フラグをオンにしている。これにより、リミッタ機能が作動し、次回の高確率遊技状態への移行が規制される。
その結果として、図31の(ア)と同様に、始動口15が最大6秒まで開放される(図10参照)。
このときは、リミッタ機能が作動している時短遊技状態であるから、特別図柄の変動表示は、始動口15の開放時間(T1)よりも長いT5(15秒)まで行われる(図11参照)。
このため、1回の特別図柄の変動表示の間に、始動口15を複数回開放させることができる。本タイムチャートでは、1回の特別図柄の変動表示の間に、始動口15を3回開放させることを示している。
なお、ここでの大当たりの抽選でも、「大当たり」と判定されたものとする。
その結果として、大入賞口開閉ソレノイド16cが作動して、大入賞口16が開放される大当たり遊技がT3まで実行される。
このときリミッタ機能が作動している時短遊技状態であるから、大当たり遊技の時間(T3)は、始動口15の開放時間(6秒)よりも短い3.06秒に設定される(図9参照)。
しかしながら、図31の(キ)において上述した通り、大当たり遊技の時間(T3)は、始動口15の開放時間(T1)よりも短いことから、その大当たり遊技の終了後には、未だ始動口15が開放状態となっていることがある。図31の斜線部は、大当たり遊技の終了後に始動口15が未だ開放状態となっていることを示している。
これにより、リミッタ機能により高確率遊技状態への移行が規制されているときに大当たり遊技が行われても、大当たり遊技の終了後に未だ開放状態となっている始動口15に遊技球を入賞させて、再び大当たり遊技に移行させることに期待を持たせることができる。
これにより、再度大当たりが継続するということを認識でき、遊技者により大きな喜びを与え、遊技の興趣を向上させることができる。
なお、本実施形態では、残存して開放している始動口15に遊技球が入賞し、大当たりであるとすぐさま「上乗せ報知」を作動させるように構成したが、所定のタイミングを待って「上乗せ報知」を作動させてもよい。例えば、大入賞口16の開放とともに「上乗せ報知」を作動させてもよいし、再度の大当たり遊技の終了後に「上乗せ報知」を作動させてもよい。
2 遊技盤
13 第1普通図柄ゲート
13a 第1ゲート検出スイッチ
14 第2普通図柄ゲート
14a 第2ゲート検出スイッチ
15 始動口
15a 始動口検出スイッチ
15b 可動片
15c 始動口開閉ソレノイド
16 大入賞口
16a 大入賞口検出スイッチ
16b 大入賞口開閉扉
16c 大入賞口開閉ソレノイド
21 特別図柄表示装置
22 普通図柄表示装置
31 演出表示装置
32 音声出力装置
33 演出用駆動装置
34 演出用照明装置
110 主制御基板
110a メインCPU
110b メインROM
110c メインRAM
120 演出制御基板
120a サブCPU
120b サブROM
120c サブRAM
Claims (1)
- 遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が進入可能な開放状態と進入不可能な閉鎖状態とに変化可能な補助可変入賞装置と、
前記遊技領域に設けられ、遊技球が進入可能な開放状態と進入不可能な閉鎖状態とに変化可能な特別可変入賞装置と、
前記補助可変入賞装置に進入した遊技球を検出する始動領域検出手段と、
前記始動領域検出手段によって遊技球が検出されたことにより、前記特別可変入賞装置を前記閉鎖態様と前記開放態様とに変化させるラウンド遊技を複数回実行する特別遊技の制御を行うか否かの判定を行う特別遊技判定手段と、
前記特別遊技判定手段の判定結果を報知するための特別図柄の変動表示および停止表示を行う特別図柄表示手段と、
前記始動領域検出手段によって遊技球が検出されたことにより、前記特別図柄表示手段に前記特別図柄を変動表示させる変動時間を決定する特別図柄時間決定手段と、
前記特別図柄時間決定手段によって変動時間が決定されると、該変動時間が経過するまで前記特別図柄表示手段に前記特別図柄を変動表示させ、該変動時間の経過後には前記特別図柄表示手段に前記特別図柄を停止表示させる制御を行う特別図柄表示制御手段と、
前記特別遊技判定手段によって前記特別遊技の制御を行うと判定され、前記特別図柄表示制御手段によって特定の特別図柄が停止表示されると、前記特別可変入賞装置を特別開放時間、前記開放態様とさせる前記特別遊技の制御を行う特別遊技制御手段と、
前記遊技領域に設けられた普通領域を進入した遊技球を検出する普通領域検出手段と、
前記普通領域検出手段によって遊技球が検出されたことにより、前記補助可変入賞装置を所定の作動態様で前記閉鎖状態と前記開放状態とに変化させる補助遊技の制御を行うか否かの判定を行う補助遊技判定手段と、
前記補助遊技判定手段によって補助遊技の制御を行うと判定されたことを条件に、前記補助可変入賞装置を前記特別開放時間よりも長い補助開放時間、前記開放態様にさせる前記補助遊技の制御を行う補助遊技制御手段と、
前記補助可変入賞装置が開放状態になりにくい非時短遊技状態、または前記補助可変入賞装置が開放状態になりやすい時短遊技状態に移行させることを決定する時短遊技状態決定手段と、
前記特別遊技判定手段に第1の特別確率に基づいて前記特別遊技の制御を行うと決定させる低確率遊技状態、または前記特別遊技判定手段に前記第1の特別確率よりも高い第2の特別確率に基づいて前記特別遊技の制御を行うと決定させる高確率遊技状態に移行させることを決定する確率遊技状態決定手段と、
前記時短遊技状態決定手段によって決定された前記非時短遊技状態または前記時短遊技状態と、前記確率遊技状態決定手段によって決定された前記低確率遊技状態または前記高確率遊技状態との遊技状態を制御する遊技状態制御手段と、
前記確率遊技状態決定手段によって前記高確率遊技状態に移行させることが決定された回数を計数する高確率決定回数計数手段と、
前記高確率決定回数計数手段によって計数された回数を確率決定回数として記憶する確率決定回数記憶手段と、
前記確率遊技状態決定手段によって前記低確率遊技状態に移行させることが決定された場合には、前記確率決定回数記憶手段に記憶された確率決定回数を初期化して更新する確率決定回数初期化手段と、
前記確率決定回数記憶手段に記憶された前記確率決定回数が特定の規定回数であると、次回の特別遊技の制御が終了したときに前記確率遊技状態決定手段に前記低確率遊技状態を強制的に決定させて、前記高確率遊技状態の決定を規制する高確率遊技状態規制手段とを備え、
前記遊技状態制御手段は、前記時短遊技状態決定手段によって前記時短遊技状態が決定されると、前記特別遊技制御手段によって前記特別遊技の制御が終了してから前記特別図柄表示制御手段によって所定の回数の特別図柄の停止表示が行われるまで、前記時短遊技状態の制御を行い、
前記特別図柄時間決定手段は、前記高確率遊技状態規制手段によって前記高確率遊技状態の決定が規制されていないと、前記補助開放時間よりも短い前記変動時間を決定し、前記高確率遊技状態規制手段によって前記高確率遊技状態の決定が規制されていると、前記補助開放時間よりも長い前記変動時間を決定することを特徴とする遊技機。
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