JP5581240B2 - Co2回収型固体酸化物形燃料電池システム及びその運転制御方法 - Google Patents
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固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)は850〜1000℃程度という高温で運転されるが、最近ではそれより低温である500〜850℃程度(例えば800℃)というような温度で運転されるものも開発されつつある。SOFCは平板形、円筒形、一体積層形、横縞形その他、各種形状で構成され、平板形、円筒形、一体積層形、横縞形はそれぞれ平板方式、円筒方式、一体積層方式、横縞方式とも呼ばれる。
特許文献1には、SOFCを用い、電力発生と同時に二酸化炭素を分離回収する発電システムについて記載されている。
SOFCにおいてはCOも燃料となるが〔すなわち、SOFCにおいて、COはアノード中の金属(例えばNi)の存在下、水蒸気によるシフト反応(CO+H2O→H2+CO2)によりH2を生成する〕、SOFCからの排ガス中のCO2と水蒸気を回収した後に残ったCOは、SOFCに供給する燃料ガスに比べて低圧になっているため、再循環させたい当該COを燃料ガスに供給することは困難である。
SOFCからのアノードオフガスを酸素燃焼させる(すなわちアノードオフガスを酸素で燃焼させる)ためには別途酸素製造装置が必要となり、その酸素製造のためのエネルギーが必要となる。そして、酸素製造のためのエネルギーが化石燃料起源のものである場合、正味のCO2回収量が減少してしまう。
本発明(1)は参考発明である。
本発明(2)は参考発明である。
本発明(1)では高温作動型の酸素透過膜を配置するのに対して、本発明(2)では酸素供給用のSOFCを配置する点で異なる。
前記アノードオフガスの酸素燃焼後の排気ガス流路にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーのうち1つまたは2つ以上を配置し、当該センサー計測部の下流に、計測された酸素濃度、水素濃度あるいはCO濃度から計算された未燃ガスの濃度に応じて電池の出力電流を制御することによって供給酸素量の制御が可能な第2のSOFCを構成することにより、制御供給量の酸素と未燃ガスを反応させ、回収CO2濃度を高めるようにしてなることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムである。
本発明(3)は、本発明(1)の構成を有することを前提とするCO2回収型SOFCシステムである。
前記SOFCスタックの発電時の電流量から計算される未燃ガスの濃度に応じて、前記酸素供給用SOFCの出力電流量を制御することにより、SOFCスタックから排出される未燃ガスを完全に燃焼させる供給酸素量とすることにより、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。
(a)前記排気マニホールドに続く排気ガス流路に配置したCOセンサー、水素センサー、酸素センサーで計測されるCO、水素、酸素の各濃度から計算される未燃ガスの濃度、または、SOFCスタックでの発電時の電流値から計算される未燃ガスの濃度に応じて、前記酸素供給用SOFCの電流量を制御することにより、SOFCスタックからのアノードオフガスである未燃ガスを燃焼させる酸素供給量を制御し、さらに、
(b)前記センサー配置領域の下流に第3のSOFCを配置して、前記COセンサー、水素センサー、酸素センサーで計測される未燃ガスの濃度に応じて、供給酸素量を制御することにより、未燃ガスを完全燃焼させ、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。
前記高温作動型の酸素透過膜として混合導電性セラミックス膜を使用し、その使用に際して、(a)排気マニホールド下流のCOセンサー、水素センサー、酸素センサーにより計測されたCO濃度、水素濃度あるいは酸素濃度を基に算出された排気マニホールドから排出される排出ガス中の未燃ガスの濃度に応じて、前記第2のSOFCへの供給酸素量を制御することにより、(b)当該第2のSOFCにおいて未燃ガスを完全に反応させ、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。
(1)酸素供給に酸素透過膜を利用することにより、酸素は排気マニホールド内外の酸素ポテンシャル差によって、高温空気中の酸素が排気マニホールド内に供給されるため、別途酸素製造装置などを用いることなく、極めて単純に酸素をアノードオフガス(未反応燃料ガス)中に供給することができる。
(2)SOFCを酸素透過膜として利用することにより、電流を制御することによって、排気マニホールド内に供給する酸素量を制御し、オフガス反応を最適制御することができる。
(3)SOFCを酸素透過膜として利用することにより、上流の発電量または下流のセンサーによって、燃料排ガス中の未燃ガスを完全燃焼させるのに必要な酸素量を計算して供給できるため、回収CO2の濃度を高濃度にできる。
(4)上記(2)の酸素透過膜として利用するSOFCによって、高温空気から供給される酸素と燃料電池スタックから排出される燃料排ガス中に含まれる未燃のH2またはCOとが排気マニホールド内で反応し、排気マニホールド内にある燃料改質器に直接、改質熱(燃料の改質に必要な熱)を与えることにより、オフガス燃焼熱を無駄なく利用することができる。
(5)最終的な燃料排ガスは、純酸素燃焼のため、水蒸気、CO2が主となっており、水蒸気を低温トラップで液化することにより、高濃度なCO2を極めて容易に分離・回収することができる。
水素は各種用途に用いられる基礎原料であり、燃料電池の燃料としても利用される。水素の工業的製造方法として天然ガスや都市ガス等の炭化水素ガスの改質法がある。そのうち水蒸気改質法はメタン、エタン、プロパン、ブタン等の炭化水素(天然ガスや石油ガスなどの2種以上の炭化水素ガスの混合ガスを含む)やアルコール類を水蒸気で改質して水素リッチな改質ガスを生成する方法である。
本発明(1)は、SOFCスタックと、当該SOFCスタックからのアノードオフガスを収集する排気マニホールドを有するCO2回収型SOFCシステムである。そして、前記排気マニホールドを構成する面に高温作動型の酸素透過膜を配置してなり、当該酸素透過膜を介して前記スタックからのカソードオフガスである空気中の酸素のみが排気マニホールド内へ通過し、アノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有することを特徴とする。
本発明(2)は、SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスまたはカソードオフガスを収集する排気マニホールドを有するCO2回収型SOFCシステムである。そして、前記排気マニホールドを構成する面に酸素供給用のSOFCを配置してなり、前記酸素供給用SOFCを介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有することを特徴とする。
ここでSOFCには、通常の発電用SOFCとしての働きと酸素ポンピング用SOFCとしての働きがあり、それぞれ作動原理は、以下のとおりである。まず、通常の発電用SOFCは、図4(a)のとおり「カソード41−固体酸化物電解質42−アノード43」の3層構造からなる。酸素(O)はカソード41側で酸素イオン(O2-)となり、固体酸化物電解質42中を通ってアノード43へ至る。ここで燃料である水素との反応:H2+O2- → H2O+2e- により電子を生じ、両電極間に負荷をかけることで電力が得られる。
本発明(3)は、本発明(1)のCO2回収型SOFCシステムである「SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスを収集する排気マニホールドを有するCO2回収型SOFCシステムであって、前記排気マニホールドを構成する面に高温作動型の酸素透過膜を配置してなり、当該酸素透過膜を介して前記スタックからのカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有するCO2回収型SOFCシステム」において、
前記アノードオフガスの酸素燃焼後の排気ガス流路にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーのうち1つまたは2つ以上を配置し、当該センサー計測部の下流に、計測された酸素濃度、水素濃度あるいはCO濃度から計算された未燃ガスの濃度に応じて電池の出力電流を制御することによって供給酸素量の制御が可能な第2のSOFCを構成することにより、制御供給量の酸素と未燃ガスを反応させ、回収CO2濃度を高めるようにしてなることを特徴とする。
アノードオフガスの酸素燃焼後、すなわちアノードオフガスの酸素による燃焼後の排気ガス流路にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーのうち1つまたは2つ以上を配置することで“センサー計測部”つまりセンサーによる計測部を構成する。
本発明(4)は、本発明(1)〜(3)のCO2回収型SOFCシステムにおいて、排気マニホールドを、熱伝導性の高い仕切り板で上下に区切った多層構造とする。そして、SOFCスタックを固定する仕切板と熱伝導性の高い仕切り板との間はアノードオフガスの酸素燃焼部とし、前記熱伝導性の高い仕切り板と前記スタックを固定する仕切板に対して相対する側の仕切板との間は炭化水素系燃料の水蒸気改質器からなる燃料改質部と水蒸気改質のための水気化器からなる水気化部とし、アノードオフガスの酸素燃焼部、燃料改質部及び水気化部を排気マニホールド内に一体化することで、アノードオフガスの酸素燃焼部での発熱を燃料改質や水気化に利用するようにしてなることを特徴とする。
本発明(5)は、SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスまたはカソードオフガスを収集する排気マニホールドを有し、前記排気マニホールドを構成する面に酸素供給用のSOFCを配置してなり、前記酸素供給用SOFCを介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと反応させて発電を行うモジュール構造を有するCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。そして、
前記SOFCスタックの発電時の電流量から計算される未燃ガスの濃度に応じて、前記酸素供給用SOFCの出力電流量を制御することにより、SOFCスタックから排出される未燃ガスを完全に燃焼させる供給酸素量とすることにより、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とする。
本発明(6)は、本発明(5)のCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法において、SOFCスタックの発電時の電流量が少なくなれば、下流の酸素供給用SOFCの電流量を上げて酸素供給量を増やし、SOFCスタックの発電時の電流量が多くなれば、下流の酸素供給用SOFCの電流量を下げて酸素供給量を減らすように制御することを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。
すなわち、第1のSOFCスタック(A1)での発電時の電流量が少なくなれば、下流の酸素供給用SOFC(B3)の電流値を上げて酸素供給量を増やし、一方、第1のSOFCスタック(A1)での発電時の電流量が多くなれば、下流の酸素供給用SOFC(B3)の電流量を下げるよう運転制御するものである。
本発明(7)は、SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスまたはカソードオフガスを収集する排気マニホールドを有し、当該排気マニホールドを構成する面に酸素供給用のSOFCを配置してなり、当該酸素供給用SOFCを介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを前記排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有するCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。そして、
(a)前記排気マニホールドに続く排気ガス流路に配置したCOセンサー、水素センサー、酸素センサーで計測されるCO、水素、酸素の各濃度から計算される未燃ガスの濃度、または、SOFCスタックでの発電時の電流値から計算される未燃ガスの濃度に応じて、前記酸素供給用SOFCの電流量を制御することにより、SOFCスタックからのアノードオフガスである未燃ガスを燃焼させる酸素供給量を制御し、さらに、
(b)前記センサー配置領域の下流に第3のSOFCを配置して、前記COセンサー、水素センサー、酸素センサーで計測される未燃ガスの濃度に応じて、供給酸素量を制御することにより、未燃ガスを完全燃焼させ、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とする。
本発明(8)は、SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスを収集する排気マニホールドを有し、前記排気マニホールドを構成する面に高温作動型の酸素透過膜を配置してなり、当該酸素透過膜を介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、前記スタックからのアノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有し、アノードオフガスの酸素燃焼後の排気ガス流路にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーを配置し、それらセンサーの配置部位の下流に、それらセンサーで計測された未燃ガスの濃度に応じて電池の出力電流を制御することによって供給酸素量の制御が可能な第2のSOFCを配置してなるCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。そして、
前記高温作動型の酸素透過膜として混合導電性セラミックス膜を使用し、その使用に際して、(a)排気マニホールド下流のCOセンサー、水素センサー、酸素センサーにより計測されたCO濃度、水素濃度あるいは酸素濃度を基に算出された排気マニホールドから排出される排出ガス中の未燃ガスの濃度に応じて、前記第2のSOFCへの供給酸素量を制御することにより、(b)当該第2のSOFCにおいて未燃ガスを完全に反応させ、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とする。
すなわち、本発明(8)は、図1、図7に記載のとおり、排気マニホールドの下流にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーを配置することにより、排気マニホールドから排出される排出ガス中の未燃ガス(すなわちCO、水素)の濃度を計測し、センサー領域よりも下流に第2のSOFC(A2)を配置して、COセンサー、水素センサー、酸素センサーによって計測された未燃ガスの濃度に応じて供給酸素量を制御することにより未燃ガスを完全反応させる、CO2回収型SOFCシステムの運転制御方法である。
13 COセンサー
14 水素センサー
15 酸素センサー
16 制御指令BOX
21 冷水による熱交換器−冷却器
30 底板、仕切り板
30〜36 仕切り板(排気マニホールドを形成)
31〜36 仕切り板(炭化水素燃料の水蒸気改質部が配置される空間を形成)
37〜39 水蒸気改質部(水気化器を含む)
41 カソード
42 固体酸化物電解質
43 アノード
50 A1での発電電流量信号線
52 電気絶縁性基体(多孔質の支持基体)
53 燃料流路
54 燃料導入導口
55 利用済み燃料放出口
56 SOFCのセル
57 空気導入管
58 空気の供給、分配機構
59 複数の孔
60 制御指令BOX16から酸素供給用SOFC(B3)への電流量制御用の信号線
A1 第1のSOFC(発電用SOFC)
A2 第2のSOFC
A3 第3のSOFC
B1 高温作動型の酸素透過膜
B2〜B3 酸素供給用SOFC
※ A2での発電用のO2(酸素)
Claims (10)
- SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスを収集する排気マニホールドを有するCO2回収型SOFCシステムであって、前記排気マニホールドを構成する面に高温作動型の酸素透過膜を配置してなり、当該酸素透過膜を介して前記スタックからのカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有するCO2回収型SOFCシステムにおいて、
前記アノードオフガスの酸素燃焼後の排気ガス流路にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーのうち1つまたは2つ以上を配置し、当該センサー計測部の下流に、計測された酸素濃度、水素濃度あるいはCO濃度から計算された未燃ガスの濃度に応じて電池の出力電流を制御することによって供給酸素量の制御が可能な第2のSOFCを構成することにより、制御供給量の酸素と未燃ガスを反応させ、回収CO2濃度を高めるようにしてなることを特徴とするCO2回収型SOFCシステム。 - 請求項1に記載のCO2回収型SOFCシステムにおいて、前記排気マニホールドを、熱伝導性の高い仕切り板で上下に区切った多層構造とし、前記SOFCスタックを固定する仕切板と熱伝導性の高い仕切り板との間はアノードオフガスの酸素燃焼部とし、前記熱伝導性の高い仕切り板と前記スタックを固定する仕切板に対して相対する側の仕切板との間は炭化水素系燃料の水蒸気改質器からなる燃料改質部と水蒸気改質のための水気化器からなる水気化部とし、アノードオフガスの酸素燃焼部、燃料改質部及び水気化部を排気マニホールド内に一体化することで、アノードオフガスの酸素燃焼部の発熱を燃料改質や水気化に利用するようにしてなることを特徴とするCO2回収型SOFCシステム。
- SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスまたはカソードオフガスを収集する排気マニホールドを有し、前記排気マニホールドを構成する面に酸素供給用のSOFCを配置してなり、前記酸素供給用SOFCを介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと反応させて発電を行うモジュール構造を有するCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法であって、
前記SOFCスタックの発電時の電流量から計算される未燃ガスの濃度に応じて、前記酸素供給用SOFCの出力電流量を制御することにより、SOFCスタックから排出される未燃ガスを完全に燃焼させる供給酸素量とすることにより、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。 - 請求項3に記載のCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法において、前記SOFCスタックの発電時の電流量が少なくなれば、下流の酸素供給用SOFCの電流量を上げて酸素供給量を増やし、前記SOFCスタックの発電時の電流量が多くなれば、下流の酸素供給用SOFCの電流量を下げて酸素供給量を減らすように制御することを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。
- SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスまたはカソードオフガスを収集する排気マニホールドを有し、当該排気マニホールドを構成する面に酸素供給用のSOFCを配置してなり、当該酸素供給用SOFCを介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを前記排気マニホールド内へ通過させ、アノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有するCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法であって、
(a)前記排気マニホールドに続く排気ガス流路に配置したCOセンサー、水素センサー、酸素センサーで計測されるCO、水素、酸素の各濃度から計算される未燃ガスの濃度、または、SOFCスタックでの発電時の電流値から計算される未燃ガスの濃度に応じて、前記酸素供給用SOFCの電流量を制御することにより、SOFCスタックからのアノードオフガスである未燃ガスを燃焼させる酸素供給量を制御し、さらに、
(b)前記センサー配置領域の下流に第3のSOFCを配置して、前記COセンサー、水素センサー、酸素センサーで計測される未燃ガスの濃度に応じて、供給酸素量を制御することにより、未燃ガスを完全燃焼させ、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。 - 請求項5に記載のCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法において、前記センサーによって計測されたアノードオフガス中の水素濃度、CO濃度が高くなれば、第3のSOFCの電流値を上げ、水素濃度、CO濃度が低くなれば、第3のSOFCの電流値を下げることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。
- 請求項5に記載のCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法において、アノードオフガス中の酸素濃度が高ければ、第3のSOFCに流す電流の向きを変えることにより、アノードオフガス中の酸素を取り除くことを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。
- SOFCスタックと、当該スタックからのアノードオフガスを収集する排気マニホールドを有し、前記排気マニホールドを構成する面に高温作動型の酸素透過膜を配置してなり、当該酸素透過膜を介してカソードオフガスである空気中の酸素のみを排気マニホールド内へ通過させ、前記スタックからのアノードオフガスと酸素燃焼を行うモジュール構造を有し、アノードオフガスの酸素燃焼後の排気ガス流路にCOセンサー、水素センサー、酸素センサーを配置し、それらセンサーの配置部位の下流に、それらセンサーで計測された未燃ガスの濃度に応じて電池の出力電流を制御することによって供給酸素量の制御が可能な第2のSOFCを配置してなるCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法であって、
前記高温作動型の酸素透過膜として混合導電性セラミックス膜を使用し、その使用に際して、(a)排気マニホールド下流のCOセンサー、水素センサー、酸素センサーにより計測されたCO濃度、水素濃度あるいは酸素濃度を基に算出された排気マニホールドから排出される排出ガス中の未燃ガスの濃度に応じて、前記第2のSOFCへの供給酸素量を制御することにより、(b)当該第2のSOFCにおいて未燃ガスを完全に反応させ、最終的な回収CO2濃度を高めることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。 - 請求項8に記載のCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法において、前記センサーによって計測されたアノードオフガス中の水素濃度、CO濃度が高くなれば、第2のSOFCの電流値を上げ、水素濃度、CO濃度が低くなれば、第2のSOFCの電流値を下げることを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。
- 請求項8に記載のCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法において、アノードオフガス中の酸素濃度が高ければ、第2のSOFCに流す電流の向きを変えることにより、アノードオフガス中の酸素を取り除くことを特徴とするCO2回収型SOFCシステムの運転制御方法。
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