JP5582945B2 - 撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は撮像システムに関し、特に固体撮像素子から信号を読み出す技術に関する。
デジタルカメラやデジタルビデオカメラには、一般的に、CMOSイメージセンサや、CCDイメージセンサ等の固体撮像素子が搭載されている。本発明が解決しようとする課題についての理解を容易とするために、先ず、固体撮像素子における撮像信号の読み出しについて、以下に説明する。
図8は、デジタルカメラ等に用いられている一般的なインターライン型CCDイメージセンサの概略構成を示す図である。CCDイメージセンサは、フォトダイオード801と、転送ゲート802、垂直転送CCD803、水平転送CCD804、出力アンプ805を有する。フォトダイオード801は、入射光を受けて電荷を発生させる。転送ゲート802は、フォトダイオード801で発生した電荷を垂直転送CCD803へ転送する。垂直転送CCD803は、フォトダイオード801から転送された電荷を、水平転送CCD804へ移送する。水平転送CCD804は、垂直転送CCD803から移送されてきた電荷を出力アンプ805へ移送する。出力アンプ805は、水平転送CCD804によって移送された電荷を電圧信号に変換して出力する。
図8のCCDイメージセンサによる撮像信号の一般的な読み出し方法は、概略、以下の通りである。すなわち、先ず、転送ゲート802を閉じた状態でフォトダイオード801を感光させる。これにより、フォトダイオード801では照射された光に応じた電荷が発生する。続いて、転送ゲート802を開いて、フォトダイオード801から各垂直転送CCD803へ電荷を一斉に転送する。
転送ゲート802を閉じて各垂直転送CCD803への電荷の転送を完了した後、各垂直転送CCD803の電荷を1回分転送し、各列の端部に保持されている電荷を、1行分ずつ水平転送CCD804へと移送する。その後、水平転送CCD804に、順次、不図示の転送パルスを与え、1行分の画素信号を出力アンプ805に1画素分ずつ移送する。出力アンプ805において1画素分ずつ電荷は電圧信号に変換され、撮像信号として出力される。
以降、同様に、各垂直転送CCD803の電荷を1回分転送して、各列の電荷を1行分ずつ水平転送CCD804へ移送し、順次、不図示の転送パルスを水平転送CCD804に与え、出力アンプ805を介して1行分の画素信号を出力するという手順を繰り返す。こうして、全エリアの垂直CCD803の全画素の電荷を順次走査して、撮像信号を読み出す。
図9は、デジタルカメラ等に用いられる一般的なCMOSイメージセンサの概略の等価回路図である。CMOSイメージセンサは、フォトダイオード901、転送ゲート902、増幅MOS903、選択ゲート904、垂直出力線905、水平走査スイッチ906を有する。また、CMOSイメージセンサは、水平出力線907、出力アンプ908、垂直走査回路909、水平走査回路910及び画素リセットゲート911を有する。
フォトダイオード901は、光信号を受けて電荷を発生させる。転送ゲート902は、垂直走査回路909からの転送パルスに従って、フォトダイオード901で発生した電荷をFD部へ転送させる。増幅MOS903は、FD部へ転送された電荷を電圧信号に変換し、増幅させる。選択ゲート904は、垂直走査回路909からの行選択パルスに従って画素を選択し、選択された画素の電圧信号を画素部から垂直出力線905へ出力させる。垂直出力線905は、画素から出力された電圧信号を水平出力線907へ伝達させる。
水平走査スイッチ906は、水平走査回路910からの列選択パルスに従って、垂直出力線905から水平出力線907への電圧信号の伝達を制御する。水平出力線907は、垂直出力線905から水平走査スイッチ906を介して伝達される電圧信号を、出力アンプ908へ出力させる。出力アンプ908は、水平出力線907を介して出力された電圧信号を、増幅させて出力する。
垂直走査回路909は、転送パルスや行選択パルス、画素リセットゲート911の制御を行う画素リセットパルス等の画素部の各ゲートを制御するための制御パルスを順次出力する。水平走査回路910は、水平走査スイッチ906の開閉を制御する水平走査パルスを、順次出力する。画素リセットゲート911は、フォトダイオード901やFD部の電荷の蓄積及びリセットを制御する。
図9のCMOSイメージセンサによる撮像信号の一般的な読み出し方法は、概略、以下の通りである。CMOSイメージセンサは、1系列の垂直出力線905を同一列に配置された複数の画素で共有しているため、同一のタイミングで読み出すことが可能なのは、同一の垂直出力線905を共有している画素群のうち1画素のみである。したがって、CMOSイメージセンサにおける画素部から垂直出力線905への撮像信号の読み出しは、1画素行毎に順に行われる。水平出力線907についても同様に、1系列の水平出力線907が複数の画素列で共有されている。そのため、同一のタイミングで読み出すことが可能なのは、同一の水平出力線907を共有している画素列のうちの1列にあたる1画素分の信号のみである。したがって、CMOSイメージセンサにおいて、垂直出力線905から水平出力線907への撮像信号の読み出しは、1画素列毎に順に行われる。
まず、画素リセットゲート911を開いた状態で転送ゲート902を開き、フォトダイオード901とFD部の電荷を吐き出してリセット状態とした上で、所定の画素行について、信号の蓄積から読み出しまでの制御を開始する。先ず、転送ゲート902を閉じて、フォトダイオード901を感光させる。これにより、フォトダイオード901では照射された光に応じた電荷が発生する。続いて、リセットゲート911を閉じてFD部のリセットを解除し、転送ゲート902を開いてフォトダイオード901からFD部へ一行分の電荷を一斉に転送する。
次いで、転送ゲート902を閉じて各FD部への電荷の転送を完了した後、行選択ゲート904を開いて、FD部に保持された電荷を垂直出力線905へ出力する。このとき、増幅アンプ903を介すことで、FD部へ保持された電荷は電圧信号に変換、増幅されて垂直出力線905へ出力される。この状態で、同一の水平出力線907に接続された水平走査スイッチ906群のうち、最初に信号読み出しを行う1列分の水平走査スイッチ906を1列ずつ順に開閉し、垂直出力線905の電圧信号を1列分だけ水平出力線907へと伝達する。
水平出力線907へ伝達された電圧信号が出力アンプ908を介して出力された後、次に信号読み出しを行う1列分の水平走査スイッチ906を1列ずつ順に開閉し、垂直出力線905の電圧信号を1列分だけ水平出力線907へと伝達する。この動作を、信号読み出しを行う全ての行に対して順々に行っていく。以上の動作を、必要な行数に相当する分だけ、所定の時間間隔を空けて繰り返して、全ての画素の撮像信号を読み出す。
以上に説明した通り、一般的に固体撮像素子からの信号読み出しは、1画面(1フレーム)分の信号を読み出す際、1行分の信号の読み出しが終了した後に次の行の読み出し動作に移るというように、1行毎に順々に行われる。
さて、近年、3Dシネマや3Dディスプレイ等、3D映像及び3D映像関連機器の普及が急速に進んでいる。3D映像の撮影は、従来、フィルムカメラ等でも行われてきたが、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等のデジタル撮像機器の普及に伴い、3D映像を生成するための元となる画像も、これらのデジタル撮像機器を用いて撮影されるようになってきている。
3D映像を視聴する仕組みとしては、対象物を左目で見た像と右目で見た像にそれぞれ対応するように視差を持たせた「右目画像」と「左目画像」とを用意し、「右目画像」を右目で見て、「左目画像」を左目で見るようにするものが一般的である。「左目画像」を左目に、「右目画像」を右目にそれぞれ効果的に分離する手段の1つとして、時分割方式と呼ばれる手法が知られている。
時分割方式では、「左目画像」と「右目画像」とを時差を持たせて交互に表示し、これを視聴者の右目と左目とに分離して視聴させることで、映像を3D映像として認識させる。具体的には、例えば、同期信号に従って開閉するシャッタを左右のレンズ備えた、特殊な眼鏡を使用し、交互に表示される「左目画像」「右目画像」に同期して、左右のシャッタを開閉する方法がある。表示画像の切り替えに同期するように、発生させた同期信号に従って、「左目画像」が表示されるタイミングで左目用レンズのシャッタを開け、「右目画像」が表示されるタイミングで右目用レンズのシャッタを開けるようにする。
これにより、「左目画像」は左目へ、「右目画像」は右目へと効果的に分離され、立体感が損なわれ難い3D映像として視聴することができる。このような時分割方式の表示方法は、3Dの動画や静止画を表示する一般的な手法として、近年広く用いられている。
これに対し、3D映像として再生することができる画像の撮影方法として、異なる視点の画像を同時に撮影するという方法がある。例えば、複数台のカメラ(例えば、左目視点のカメラと右目視点のカメラの2台)を使用して異なる視点の画像を同時に取得する方法がある。また、特殊なレンズを使用して被写体像に視差を持たせることで、被写体像を光学的に複数視点(例えば、左目視点と右目視点)の像に分離し、分離された像を単一又は複数の固体撮像素子に結像させ、撮影する方法もある。
更に、1つのカメラの中に視差を持たせた複数の光学系と、各光学系の対応する固体撮像素子を配置することで、複数視点の被写体像を撮影するデジタルカメラが知られている(非特許文献1参照)。
非特許文献1に記載のデジタルカメラでは、取得した複数視点の被写体像は、前述の「左目画像」「右目画像」の生成に用いられ、3D画像として表示するところまでを1台で行うことが可能である。すなわち、左目視点の像と右目視点の像とを同時に撮影し、生成した「左目画像」と「右目画像」とを、同機に搭載された表示装置に交互に表示することで、3D映像の鑑賞を可能にしている。
富士フイルム株式会社、3Dデジタルカメラ FinePix REAL 3D W1、使用説明書
前述したとおり、従来、固体撮像素子からの撮像信号の読み出しにおいては、行単位の画素の信号を1行分ずつ順々に読み出す、といった読み出し方法が一般的である。すなわち、単一のイメージセンサを用いたデジタルカメラを1台のみ使用して3D画像生成のための被写体像を撮影する場合、「左目画像」及び「右目画像」の各々を生成するための撮像信号が入り混じった状態で、1フレーム分の撮像信号が読み出される。そして、全ての撮像信号の読み出しが完了してから、次の次に表示する「右目フレーム」及び「左目フレーム」の生成を行うこととなる。
しかしながら、3D映像や3D画像を表示するためのディスプレイやプロジェクタ等の多くの表示装置は、「左目画像」と「右目画像」とを交互に切り替えながら表示するものが一般的である。したがって、多くの表示装置で採用されているこのような表示方法を用いる場合、固体撮像素子からの従来の撮像信号の読み出し方法を用いると、次のフレームへの表示切り替えまでのタイムラグが大きくなってしまう。これは、「左目画像」を先に表示したくても、固体撮像素子の全領域(「左目画像」+「右目画像」)の読み出しが完了するまでは「左目画像」用の撮像信号のすべてを得ることができないため、「左目画像」を生成することができないからである。
本発明は、固体撮像素子からの撮像信号の読み出しから、撮像信号から生成された画像信号が表示されるまでの、タイムラグを低減することを可能にする、撮像システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る撮像システムは、入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、前記複数の画素が光学系によって第1の視差を持たせた第1の像が結像される第1の像取得領域および前記光学系によって第2の視差を持たせた第2の像が結像される第2の像取得領域に分割されてなる少なくとも1つの固体撮像素子を有する撮像手段と、前記第1および第2の像取得領域から信号を読み出すための読み出し手段と、前記撮像手段による撮影モードとして2次元撮影を行う第1の撮影モードと3次元撮影を行う第2の撮影モードのいずれかに切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段により前記第1の撮影モードに切り替えられた場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を同一のフレームとして読み出し、前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えられた場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を異なるフレームとして読み出すように前記読み出し手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る別の撮像システムは、入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、前記複数の画素が光学系によって第1の視差を持たせた第1の像が結像される第1の像取得領域および前記光学系によって第2の視差を持たせた第2の像が結像される第2の像取得領域に分割されてなる少なくとも1つの固体撮像素子を有する撮像手段と、前記撮像手段によって撮影された画像を表示する表示手段と、前記第1および第2の像取得領域から信号を読み出すための読み出し手段と、前記撮像手段による撮影モードとして2次元撮影を行う第1の撮影モードと3次元撮影を行う第2の撮影モードのいずれかに切り替える切り替え手段と、前記表示手段の表示方式が2次元表示である場合に、前記切り替え手段により前記第1の撮影モードに切り替えて前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を同一のフレームとして読み出し、前記表示手段の表示方式が3次元表示である場合に、前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えて前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を異なるフレームとして読み出すように前記読み出し手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る更に別の撮像システムは、入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、前記複数の画素が光学系によって第1の視差を持たせた第1の像が結像される第1の像取得領域および前記光学系によって第2の視差を持たせた第2の像が結像される第2の像取得領域に分割されてなる少なくとも1つの固体撮像素子を有する撮像手段と、前記撮像手段によって撮影された画像を表示する表示手段と、前記第1および第2の像取得領域から信号を読み出すための読み出し手段と、前記撮像手段による撮影モードとして2次元撮影を行う第1の撮影モードと3次元撮影を行う第2の撮影モードのいずれかに切り替える切り替え手段と、前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えて3次元撮影を行う場合であって、前記表示手段の表示方式が時分割方式以外の表示方式である場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を同一のフレームとして読み出し、前記表示手段の表示方式が時分割方式である場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を異なるフレームとして読み出すように前記読み出し手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、固体撮像素子からの撮像信号の読み出しから撮像信号から生成された画像信号が表示されるまでのタイムラグを低減することができる。
本発明の実施形態に係る撮像システムの概ねの全体構成を示すブロック図である。 図1の撮像システムが備える光学系の構成を示す図である。 図2に示される固体撮像素子として用いられるCMOSイメージセンサの等価回路図である。 図1の撮像システムの撮像動作及び表示動作のフローチャートである。 図3のステップS13,17で用いられる、固体撮像素子からの2D読み出し用の駆動パターンを示す図である。 図3のステップS03,07で用いられる、固体撮像素子からの3D読み出し用の駆動パターンを示す図である。 図3に示されるCMOSイメージセンサの変形例に係る等価回路図である。 一般的なインターライン型のCCDイメージセンサの概略構成を示す図である。 一般的なCMOSイメージセンサの概略の等価回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。本発明は、固体撮像素子を用いて取得した撮像信号を基に、時分割方式で表示可能な画像信号を生成することができる撮像装置に適用される。あるいは、撮像装置と、この撮像装置によって取得された画像信号を時分割方式で表示することが可能な表示装置と、を備えた撮像システムに適用される。
<撮像システムの概略構成>
図1は、本発明の実施形態に係る撮像システムの概ねの全体構成を示すブロック図である。図1の撮像システムは、具体的には、動画撮影が可能なデジタルカメラである。撮像システムは、光学系1と、メカニカルシャッタ2と、固体撮像素子3と、A/D変換器4と、タイミング信号発生回路5と、駆動回路6とを有する。
光学系1は、レンズや絞りなどの光学部材で構成される。光学系1の詳細については後述する。メカニカルシャッタ2は、固体撮像素子3の露光時間を制御するために、固体撮像素子3の遮光を行う。固体撮像素子3は、入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、発生した電荷に基づいた電気信号をアナログ信号として出力する。固体撮像素子3の詳細については後述する。A/D変換器4は、固体撮像素子3から出力された電気信号(アナログ信号)をデジタル画像信号に変換する。タイミング信号発生回路5は、固体撮像素子3及びA/D変換器4を動作させる信号を発生する。駆動回路6は、光学系1、メカニカルシャッタ2及び固体撮像素子3を駆動する。
撮像システムはまた、信号処理回路7と、画像メモリ8と、画像記憶媒体9と、記憶回路10と、画像表示装置11と、表示回路12と、システム制御部13と、不揮発性メモリ(ROM)14と、揮発性メモリ15(RAM)とを有する。
信号処理回路7は、撮影した画像信号に必要な各種補正等の信号処理を行う。画像メモリ8は、信号処理された画像データを記憶する。画像記憶媒体9は、撮像システムから取り外し可能であり、画像データを記憶する。記憶回路10は、信号処理された画像データを画像記憶媒体9に記憶させる。画像表示装置11は、信号処理された画像データを表示する。画像表示装置11は、撮像システム自体に搭載されているものでもよいし、外部接続されたディスプレイ等の表示装置や投影装置であってもよい。表示回路12は、画像表示装置11に画像を表示させる。システム制御部13は、撮像システム全体を制御する。
不揮発性メモリ(ROM)14には、システム制御部13で実行される制御方法を記載したプログラム、プログラムを実行する際に使用されるパラメータやテーブル等の制御データ、画像信号の各種補正に用いるデータ等が記憶されている。揮発性メモリ(RAM)15には、不揮発性メモリ14に記憶されたプログラム、制御データ及び補正データを転送して記憶しておく等、システム制御部13が撮像システムを制御する際に使用される。
撮像システムはまた、撮像システムの主電源である電源スイッチ16と、動画の取得を指示するスイッチ(SW1)17と、静止画の取得を指示するスイッチ(SW2)18とを有する。更に、撮像システムは、第1の撮影モードである3次元撮影(以下「3D撮影」と記す)と第2の撮影モードである2次元撮影(以下「2D撮影」と記す)とを切り替える2D/3D切り替えスイッチ(不図示)を備えている。
<撮像システムの撮像動作の一例>
撮影動作に先立ち、撮像システムの電源投入時等のシステム制御部13の動作開始時には、不揮発性メモリ14から必要なプログラム、制御データ及び補正データが揮発性メモリ15に転送され、記憶される。これらのプログラムやデータは、システム制御部13が撮像システムを制御する際に使用される。また、必要に応じて、追加のプログラムやデータが不揮発性メモリ14から揮発性メモリ15に転送され、或いは、システム制御部13が直接に不揮発性メモリ14内のデータを読み出して使用する。
[撮影動作]
先ず、システム制御部13からの制御信号により、光学系1の絞りやレンズが駆動され、適切な明るさに設定された被写体像が固体撮像素子3上に結像する。続いて、メカニカルシャッタ2が、システム制御部13からの制御信号により、必要な露光時間となるように固体撮像素子3の動作に合わせて固体撮像素子3を遮光するように駆動される。なお、固体撮像素子3が電子シャッタ機能を有する場合は、このときにメカニカルシャッタ2と併用して、必要な露光時間を確保してもよい。
固体撮像素子3は、システム制御部13により制御されるタイミング信号発生回路5が発生する動作パルスを元にした駆動パルスで駆動され、被写体像を光電変換により電気信号に変換してアナログ画像信号として出力する。固体撮像素子3から出力されたアナログ画像信号は、システム制御部13により制御されるタイミング信号発生回路5が発生する動作パルスにより、A/D変換器4でデジタル画像信号に変換される。
次に、システム制御部13により制御される信号処理回路7において、デジタル画像信号に対して、各種補正値の導出(判定)と補正、色変換、ホワイトバランス、ガンマ補正等の画像処理、解像度変換処理、画像圧縮処理等が行われる。信号処理回路7内の画像メモリ8は、信号処理中のデジタル画像信号を一時的に記憶したり、信号処理されたデジタル画像信号である画像データを記憶したりするために用いられる。
信号処理回路7で信号処理された画像データや画像メモリ8に記憶されている画像データは、記憶回路10により画像記憶媒体9に適したデータ(例えば、階層構造を持つファイルシステムデータ)に変換されて画像記憶媒体9に記憶される。また、A/D変換器4でデジタル画像信号に変換された画像データは、信号処理回路7で解像度変換処理を施された後、表示回路12において画像表示装置11に適した信号に変換され、画像表示装置11に表示される。記憶回路10は、システム制御部13からの要求に応じて、画像記憶媒体9の種類や空き容量等の情報をシステム制御部13に出力する。
なお、システム制御部13からの制御信号により、信号処理回路7においては、信号処理をせずに、デジタル画像信号をそのまま画像データとして画像メモリ8や記憶回路10に出力するようにしてもよい。また、信号処理回路7は、システム制御部13からの要求に応じて、信号処理の過程で生じたデジタル画像信号や画像データの情報、それらの情報から抽出された情報をシステム制御部13に出力するようにしてもよい。デジタル画像信号や画像データの情報としては、例えば、画像の空間周波数、指定領域の平均値、圧縮画像のデータ量等の情報が挙げられる。
[再生動作]
画像記憶媒体9に画像データが記憶されている場合、記憶回路10は、システム制御部13からの制御信号にしたがって、画像記憶媒体9から画像データを読み出す。そして、信号処理回路7は、システム制御部13からの制御信号により、画像データが圧縮画像であった場合には画像伸長処理を行い、画像メモリ8に記憶する。画像メモリ8に記憶された画像データは、信号処理回路7で解像度変換処理を実施された後、表示回路12において画像表示装置11に適した信号に変換されて、画像表示装置11に表示される。
<撮像システムの光学系>
図2は、撮像システムが備える光学系1の構成を示す図である。光学系1は、レンズや絞りを有し、被写体像を固体撮像素子3の撮像面に結像させる単眼レンズユニット201と、単眼レンズユニット201にアダプタとして装着された視差分割装置202とを有する。
視差分割装置202は、同一の被写体像をミラー等によって視差を持たせた複数の像(ここでは左右2つの像)に分割する。なお、視差分割装置202を着脱可能としておけば、3Dと2Dの双方の撮影を同一の撮像システムで行うことができる。その際、視差分割装置202は、3D撮影時に装着され、2D撮影時には装着されない構成とする。
固体撮像素子3は、ここでは、単板のCMOSイメージセンサを用いることとする。また、固体撮像素子3の撮像面の一方の片側半分に光学系1によって第1の視差を持たせた第1の像が結像し、固体撮像素子3の撮像面の他方の片側半分に、光学系1によって第2の視差を持たせた第2像が結像するものとする。以下、第1の像が結像される領域を「第1の像取得領域」と呼び、第2の像が結像される領域を「第2の像取得領域」と呼ぶこととする。このように、光学系1では、同一の被写体像を異なる光軸を通して第1の像取得領域と第2の像取得領域のそれぞれに結像させる。
<固体撮像素子の構成>
図3は、撮像システムが備える固体撮像素子3(つまり、図2に示される固体撮像素子3)として用いられるCMOSイメージセンサの等価回路図である。図3に示したCMOSイメージセンサの構成要素のうち、図9に示したCMOSイメージセンサの構成要素と同じ構成要素については、図9で用いた符号と同じ符号が付されており、各構成要素の機能は同等である。本実施形態における固体撮像素子3としてのCMOSイメージセンサが、従来の固体撮像素子である図9に示したCMOSイメージセンサと異なる点は以下の通りである。
図3の固体撮像素子3では、第1の像取得領域と第2の像取得領域とで、信号の転送に関わる制御パルスの伝送路が分かれている。すなわち、第1の像取得領域の駆動パルスは、第1の垂直走査回路(VSR1)311及び第1の水平走査回路(HSR1)301から与えられる。また、第2の像取得領域の駆動パルスは、第2の垂直走査回路(VSR2)312及び第2の水平走査回路(HSR2)302から与えられる。
<固体撮像素子からの信号の読み出し方法>
このような構成を備える固体撮像素子3からの信号の読み出し動作について、以下に、撮像システムの撮像動作等を交えて説明する。図4は、撮像システムの撮像動作及び表示動作のフローチャートである。先ず、動画の取得を指示するスイッチ(SW1)17がオンされているか否かが判定される(ステップS01)。スイッチ(SW1)17がオフの場合(S01で“NO”)、スイッチ(SW1)17がオンになるのを検知するまでステップS01が繰り返される。スイッチSW1がオンの場合(S01で“YES”)、処理はステップS02へ進められる。
ステップS02では、2D/3D切り替えスイッチ(図1では不図示)の状態が検知され、これから行う動画撮影が2D撮影か3D撮影かが判定される。2D撮影の場合、処理はステップS03へ進められ、3D撮影の場合、処理はステップS13へ進められる。ステップS03では、固体撮像素子3に信号を蓄積した後、2D撮影に対応する第1の読み出しモードとして後に示す図6を参照して説明する2D読み出し用の駆動パターンを用いて信号の読み出しが行われ、その後、処理はステップS04へ進められる。ステップS04では、ステップS03で読み出した信号が2D映像として画像表示装置11に表示される。
一方、ステップS13では、固体撮像素子3に信号を蓄積した後、3D撮影に対応する第2の読み出しモードとして後に示す図5を参照して説明する3D読み出し用の駆動パターンを用いて信号の読み出しが行われ、その後、処理はステップS14へ進められる。ステップS14では、ステップS13で読み出した信号が3D映像として画像表示装置11に表示される。
ステップS04の処理後とステップS14の処理後には共に、処理はステップS05に進められる。ステップS05では、静止画の取得を指示するスイッチ(SW2)18がオンされているか否かが判定される。スイッチ(SW2)18がオンされていない場合(S05で“NO”)、静止画の撮影を行わないと判断され、処理はステップS01に戻される。スイッチ(SW2)18がオンされている場合(S05で“YES”)、静止画の撮影を開始するために、処理はステップS06へ進められる。
ステップS06では、2D/3D切り替えスイッチの状態が検知され、これから行う静止画撮影が2D撮影か3D撮影かが判定される。2D撮影の場合、処理はステップS07へ進められ、3D撮影の場合、処理はステップS17へ進められる。
ステップS07では、固体撮像素子3に信号を蓄積した後、後に示す図6を参照して説明する2D読み出し用の駆動パターンを用いて信号の読み出しが行われ、その後、処理はステップS08へ進められる。ステップS08では、ステップS07で読み出した信号が2D映像として画像表示装置11に表示される。
一方、ステップS17では、固体撮像素子3に信号を蓄積した後、後述の、後に示す図5を参照して説明する3D読み出し用の駆動パターンを用いて信号の読み出しが行われ、その後、処理はステップS18へ進められる。ステップS18では、ステップS17で読み出した信号が3D映像として画像表示装置11に表示される。
ステップS08の処理後とステップS18の処理後には共に、処理はステップS09に進められる。ステップS09では、静止画の取得を指示するスイッチ(SW2)18がオンされているか否かが判定される。スイッチ(SW2)18がオンされていない場合(S09で“NO”)、静止画の取得が完了したと判断され、処理はステップS10に進められる。スイッチ(SW2)18がオンされている場合(S09で“YES”)、静止画の取得を再度行うために、処理はステップS06へ戻される。
ステップS10では、動画の取得を指示するスイッチ(SW1)17がオンされているか否かが判定される。スイッチ(SW1)17がオンされている場合(S10で“YES”)、動画を取得するために処理はステップS02へ戻される。一方、スイッチ(SW1)17がオンされていない場合(S10で“NO”)、一連の撮像動作は終了となる。
なお、上記形態では、ステップS02,S06での判定を2D/3D切り替えスイッチの状態から行うようにしたが、このような形態に限定されるものではない。例えば、撮像装置が撮像装置とは別体の表示装置に接続されてなる撮像システムの場合、撮像装置がその表示装置の表示方式が2次元表示(2D表示)であるか3次元表示(3D表示)であるかを自動で取得し、判定するようにしてもよい。この場合、例えば、有線又は無線の適切な通信手段(不図示)によって表示装置の表示形式を取得し、判定に用いればよい。
また、視差分割装置202の着脱状態を識別し、視差分割装置202が装着されている場合には3D撮影が行われ、視差分割装置202が装着されていない場合には2D撮影が行われるというように、撮影方式を自動判定する構成としてもよい。更に、2D撮影か3D撮影かのみを判定したが、ステップS02,S06で3D撮影と判定された後に、画像表示装置11における3D画像の表示形式が時分割方式か時分割方式以外の方式かを判定して、信号読み出しの駆動パターンを決定するようにしてもよい。
更にまた、事前に使用者が選択し、設定しておいた表示形式に従って、駆動パターンを決定してもよい。例えば、画像表示装置が時分割方式であった場合、後述の図5に示す駆動パターンを選択するようにする。一方、画像表示装置が時分割方式以外の方式(例えば、レンチキュラー方式やパララックスバリア方式に代表される視差分割方式等)であった場合、2D像と同様に後述の図6に示す駆動パターンを選択するようにする。
ステップS04,S08,S14,S18において、所定の画像を外部接続された画像表示装置11に表示する場合は、その画像表示装置11の表示形式を通信により自動判定して、画像表示装置11に合わせた駆動パターンで読み出しを行うようにすればよい。なお、自動判定に代えて、使用者が設定を行うようにしてもよい。
<信号読み出しの駆動パターン>
図5は、図4に示されるフローチャートの撮像動作におけるステップS13,17の処理で用いられる信号読み出しの駆動パターンを示す図である。この駆動パターンでは、第1の像取得領域の1フレーム分の信号と第2の像取得領域の1フレーム分の信号とを交互のタイミングで読み出す。すなわち、第1の垂直走査回路311、第2の垂直走査回路312、第1の水平走査回路301及び第2の水平走査回路302を駆動させる。
具体的には、第1の垂直走査回路311と第2の垂直走査回路312の信号の読み出しに関わる駆動パルスを駆動させるタイミングを異ならせ、交互に駆動させるようにする。また、第1の水平走査回路301を第1の垂直走査回路311を駆動させるタイミングに付随して駆動させ、第2の水平走査回路302を第2の垂直走査回路312を駆動させるタイミングに付随して駆動させる。第1の垂直走査回路311及び第1の水平走査回路301を、第1の像取得領域のうち、読み出したい画素数分の信号読み出しが完了するまで駆動して、第1の像取得領域の1フレーム分にあたる信号の読み出しを完了する。その後、第2の垂直走査回路312及び第2の水平走査回路302を、第2の像取得領域のうち、読み出したい画素数分の信号読み出しが完了するまで駆動して、第2の像取得領域の1フレーム分にあたる信号の読み出しを完了する。これを交互に繰り返すことで、第1の像取得領域の1フレーム分にあたる信号と第2の像取得領域の1フレーム分にあたる信号とを交互に読み出す。
図6は、図4に示されるフローチャートの撮像動作におけるステップS03,07の処理で用いられる信号読み出しの駆動パターンを示す図である。この駆動パターンでは、第1の像取得領域と第2の像取得領域との双方の領域から、同一行にあたる画素の信号を一続きで読み出す。すなわち、第1の垂直走査回路311、第2の垂直走査回路312、第1の水平走査回路301及び第2の水平走査回路302を駆動させる。
具体的には、第1の像取得領域と第2の像取得領域の双方の同一画素行同士が一続きで読み出されるように、第1の垂直走査回路311と第2の垂直走査回路312とが同時に駆動される。また、第1の水平走査回路301を第1の垂直走査回路311を駆動させるタイミングに付随して駆動させ、第2の水平走査回路302を第2の垂直走査回路312を駆動させるタイミングに付随して駆動させる。
但し、水平走査回路の駆動に関しては、第1の水平走査回路301による1行分の走査が完了した後に続けて第2の水平走査回路302による1行分の走査を行うように、各像取得領域の1行分にあたる画素信号の読み出し毎に交互に駆動するようにする。これは、第1の水平走査回路301と第2の水平走査回路302とを同タイミングで駆動すると、第1の像取得領域と第2の像取得領域との信号が水平出力線907に同時に出力されてしまうためである。
次に、図3に示したフローチャートにおけるステップS02,06の処理において、2D撮影か3D撮影かの判定結果にしたがって信号読み出しの駆動パターンを異ならせるようにした理由について説明する。
2D画像は固体撮像素子3の全領域から得た撮像信号を使用して生成される。このとき、図1の駆動パターンで信号読み出しを行ってしまうと、第1の像取得領域から得た画像の信号と第2の像取得領域から得た画像の信号が左右2つの画像に分断されて読み出される。そのため、読み出し後に2つの画像のつなぎ目を合成する必要が生じる。これにより、画像合成に関わる画像処理回路(例えば、信号処理回路7)が複雑化したり、回路規模が大きくなったりしてしまうという不都合が生じる。
このような不都合が生じることを防ぐために、ステップS02,06の処理では、2D撮影か3D撮影かの判定結果に基づいて、2D撮影の場合には2つの撮像領域の信号が分断されないように、読み出しの駆動パターンを図6のパターンに変更するようにする。但し、視差分割方式の3D画像に関しては、第1の像取得領域から取得した画像と第2の像取得領域から取得した画像とを同時に表示しても構わないため、図6の駆動パターンで読み出すようにしても構わない。
上述の通りに、図5及び図6に示される信号読み出しの駆動パターンを用いることにより、固体撮像素子3からの撮像信号の読み出しから撮像信号から生成された画像信号を表示するまでの間のタイムラグを低減することができる。また、2D画像と3D画像をそれぞれの画像処理に適した順序で信号を読み出すことができ、画像処理回路が複雑化したり、回路規模が大きくなったりしてしまうのを防ぐことができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態では、水平走査回路の構成については、図3に示されるように、第1の水平走査回路301と第2の水平走査回路302とに系を分けたが、従来のCMOSイメージセンサのように、1つの水平走査回路で駆動させるようにしてもよい。その場合、3D読み出しを行う際には、以下のように駆動させればよい。先ず、水平走査回路の駆動を、第1の像取得領域の先頭にあたる列から第1の像取得領域の末尾にあたる列まで行う。これを読み出したい行数分繰り返すことで、第1の像取得領域の1フレーム分の読み出しを行う。次に、水平走査回路の駆動を、第1の像取得領域に相当する部分を飛ばして、第2の像取得領域の先頭にあたる列から第2の像取得領域の末尾にあたる列まで行う。これを読み出したい行数分繰り返すことで、第2の像取得領域の1フレーム分の読み出しを行う。
或いは、第1の像取得領域と第2の像取得領域の水平走査スイッチ906のゲートの開閉を、独立して制御することが可能な回路構成としてもよい。図7は、図3に示される固体撮像素子3としてのCMOSイメージセンサの変形例に係る等価回路図である。
図7の構成では、第1の像取得領域と第2の像取得領域に対して、共通の水平走査回路910が設けられている。水平走査回路910から第1の像取得領域と第2の像取得領域の各水平走査スイッチ906のゲートまでの間に、第1の像取得領域と第2の像取得領域とで別々に制御可能な第1の領域選択スイッチ701と第2の領域選択スイッチ702を設けている。
このCMOSイメージセンサを用いて図5に示される信号読み出しを行う場合、第1の像取得領域の信号読み出し時には、第1の領域選択スイッチ701をオンし、第2の領域選択スイッチ702をオフしておく。また、第2の像取得領域の信号読み出し時には、第2の領域選択スイッチ702をオンし、第1の領域選択スイッチ701をオフしておく。
また、図6に示される信号読み出しを行う場合、第1の領域選択スイッチ701と第2の領域選択スイッチ702の両方をオンし、全領域の水平走査を有効にすればよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
1 光学系
3 固体撮像素子
6 駆動回路
11 画像表示装置
12 表示回路
13 システム制御部
301 第1の水平走査回路(HSR1)
302 第2の水平走査回路(HSR2)
311 第1の垂直走査回路(VSR1)
312 第2の垂直走査回路(VSR2)
701 第1の領域選択スイッチ
702 第2の領域選択スイッチ

Claims (4)

  1. 入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、前記複数の画素が光学系によって第1の視差を持たせた第1の像が結像される第1の像取得領域および前記光学系によって第2の視差を持たせた第2の像が結像される第2の像取得領域に分割されてなる少なくとも1つの固体撮像素子を有する撮像手段と、
    前記第1および第2の像取得領域から信号を読み出すための読み出し手段と、
    前記撮像手段による撮影モードとして2次元撮影を行う第1の撮影モードと3次元撮影を行う第2の撮影モードのいずれかに切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段により前記第1の撮影モードに切り替えられた場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を同一のフレームとして読み出し、前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えられた場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を異なるフレームとして読み出すように前記読み出し手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像システム。
  2. 前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えられて3次元撮影を行う場合、前記撮像手段は、同一の被写体像を異なる光軸を通して前記第1および第2の像取得領域のそれぞれに結像させることを特徴とする請求項記載の撮像システム。
  3. 入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、前記複数の画素が光学系によって第1の視差を持たせた第1の像が結像される第1の像取得領域および前記光学系によって第2の視差を持たせた第2の像が結像される第2の像取得領域に分割されてなる少なくとも1つの固体撮像素子を有する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮影された画像を表示する表示手段と、
    前記第1および第2の像取得領域から信号を読み出すための読み出し手段と、
    前記撮像手段による撮影モードとして2次元撮影を行う第1の撮影モードと3次元撮影を行う第2の撮影モードのいずれかに切り替える切り替え手段と、
    前記表示手段の表示方式が2次元表示である場合に、前記切り替え手段により前記第1の撮影モードに切り替えて前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を同一のフレームとして読み出し、前記表示手段の表示方式が3次元表示である場合に、前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えて前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を異なるフレームとして読み出すように前記読み出し手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像システム。
  4. 入射光を受光して電荷を発生させる複数の画素が2次元的に配置され、前記複数の画素が光学系によって第1の視差を持たせた第1の像が結像される第1の像取得領域および前記光学系によって第2の視差を持たせた第2の像が結像される第2の像取得領域に分割されてなる少なくとも1つの固体撮像素子を有する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮影された画像を表示する表示手段と、
    前記第1および第2の像取得領域から信号を読み出すための読み出し手段と、
    前記撮像手段による撮影モードとして2次元撮影を行う第1の撮影モードと3次元撮影を行う第2の撮影モードのいずれかに切り替える切り替え手段と、
    前記切り替え手段により前記第2の撮影モードに切り替えて3次元撮影を行う場合であって、前記表示手段の表示方式が時分割方式以外の表示方式である場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を同一のフレームとして読み出し、前記表示手段の表示方式が時分割方式である場合に、前記第1および第2の像取得領域のそれぞれからの信号を異なるフレームとして読み出すように前記読み出し手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする撮像システム。
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