JP5588199B2 - 鋏 - Google Patents
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Description
請求項1の発明にかかる鋏は、開閉中心部5で開閉可能に支持した一対の刀身1,2にその開閉中心部5より先端側で刃体3,4を設け、その開閉中心部5より基端側で刃体3,4の基端部に把持部8,9を取着したものである。この把持部8,9は、開閉中心部5に近い上端部10e側で刃体3,4の基端部が取着されてその上端部10e側から開閉中心部5に対し遠い下端部10f側へ延びる基部10と、指掛孔11aを囲う内側部分11bと外側部分11cと上側部分11dと下側部分11eとを外周に有する指掛環11と、基部10と指掛環11の内側部分11bとの間でその基部10及び指掛環11の内側部分11bに沿って設けた介在部24でその基部5に指掛環11を連結する連結部12とを有している。この基部5と連結部12の介在部24と指掛環11の内側部分11bと指掛孔11aと指掛環11の外側部分11cとを順次並べている。この指掛環11は樹脂で成形された基部5より硬度の小さい柔軟な樹脂またはその基部5と同じ硬度の樹脂で成形されている。この連結部12は基部5及び指掛環11より硬度の小さい柔軟な樹脂である弾性体で成形されている。
請求項1の発明は下記の特徴(イ)〜(チ)を有している。
(イ) 基部10に対し指当部11は、変形または変位など、状態を変えることができるように変態可能な連結部12を介して連結されているため、使用者の使い勝手を考慮した任意の設計により指掛環11の感触や操作性を維持した場合にも、基部10に対する指掛環11の動きを連結部12により維持したまま、指掛環11に触れた指の感触や操作性に変化を持たせてより一層使い勝手を良くすることができる。また、把持部8,9に触れて色々な向きに力を付与しても、基部10及び指掛環11より変態し易い連結部12により把持部8,9がその力を和らげることができる。
請求項1〜3のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項4の発明において、指掛環11の厚み方向両面間範囲に連結部12の厚み方向両面を配置して、その指掛環11と連結部12との間で段差部28を形成している。請求項4の発明では、連結部12が指掛環11の厚み方向両面から厚み方向へ突出しないため、指掛環11に触れた指が連結部12に当たりにくくなって指掛環11に対する操作性を良くすることができる。
請求項1〜4のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項5の発明において、連結部12は薄肉部31を有している。請求項5の発明では、薄肉部31により連結部12を変態させ易い。
請求項1〜5のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする第6の発明において、連結部12は指掛部27a,29を有している。第6の発明では、連結部12の指掛部27a,29に指を当てがってより一層使い勝手を良くすることができる。
図1(a)に示すように、手動利器である洋鋏は一対の刀身1,2を備え、それぞれの刀身1,2においては、機能部としての刃体3,4が開閉中心部5(回動中心5a)で回動可能に支持され、その開閉中心部5より基端側で刃体3,4に取着された把持部8,9を有する柄6,7が設けられている。それぞれの把持部8,9は、刃体3,4の基端部3a,4aが挿着された基部10と、指当部としての指掛環11と、その基部10に対し指掛環11を連結する連結部12とを有している。
(1) 洋鋏の把持部8,9において、刃体3,4を取着した基部10に対し指掛環11は弾性変形し易い連結部12を介して連結されている。従って、手指の大きさや使い方の異なる使用者に応じて、使用者の使い勝手を考慮した任意の設計により指掛環11の感触や操作性を維持した場合にも、基部10に対する指掛環11の動きを連結部12により維持したまま、指掛環11に触れた指の感触や操作性に変化を持たせて、より一層使い勝手を良くすることができる。本実施形態では、指掛環11の指掛孔11aに指を入れてその内側部分11bや外側部分11cや上側部分11dや下側部分11eを指で押圧すると、それらと並んで連結された連結部12の内側部分24や外側部分25や上側部分26や下側部分27が指掛環11とともに弾性変形し、指掛環11を使用者の好みに合わせた任意の設計にした場合でも、基部10に対する指掛環11の動きを維持してより一層使い勝手を良くすることができる。なお、それらの外側部分11c,25を指掛孔11a側へ押圧すると、それらの外側部分11c,25は、比較的小さな力で指掛孔11a側へ大きく突出するように湾曲し、その押圧解除により弾性復帰する。
・ 基部10に対し指掛環11を回動可能な連結部で変位させるようにしてもよい。
・ 基部10と指掛環11の内側部分11bとの間にコイルばねや板ばねなどの弾性体を連結部として介在させることができる。
・ 連結部12を基部10と指掛環11の上側部分11d及び下側部分11eとの間にのみ介在させ、基部10と指掛環11の内側部分11bとの間には空隙を設けてもよい。
・ ドライバー33などにより蓋部32を舌片状にめくり上げて、ロックピン21を係止孔14,19から離脱させてもよい。
Claims (5)
- 開閉中心部で開閉可能に支持した一対の刀身にその開閉中心部より先端側で刃体を設け、その開閉中心部より基端側で刃体の基端部に把持部を取着した鋏において、
この把持部は、開閉中心部に近い上端部側で刃体の基端部が取着されてその上端部側から開閉中心部に対し遠い下端部側へ延びる基部と、指掛孔を囲う内側部分と外側部分と上側部分と下側部分とを外周に有する指掛環と、基部と指掛環の内側部分との間でその基部及び指掛環の内側部分に沿って設けた介在部でその基部に指掛環を連結する連結部とを有し、
この基部と連結部の介在部と指掛環の内側部分と指掛孔と指掛環の外側部分とを順次並べ、
この指掛環は樹脂で成形された基部より硬度の小さい柔軟な樹脂またはその基部と同じ硬度の樹脂で成形されているとともに、この連結部は基部及び指掛環より硬度の小さい柔軟な樹脂である弾性体で成形されている
ことを特徴とする鋏。 - 前記連結部は、指掛環の外周全体を囲い、基部と指掛環の内側部分との間でその基部及び指掛環の内側部分に沿って設けた前記介在部としての内側部分と、指掛環の外側部分に沿って設けた外側部分と、指掛環の上側部分に沿って設けた上側部分と、指掛環の下側部分に沿って設けた下側部分とを有し、
この基部と連結部の内側部分と指掛環の内側部分と指掛孔と指掛環の外側部分と連結部の外側部分とを順次並べた
ことを特徴とする請求項1に記載の鋏。 - 前記把持部の基部は刃体に対しロック手段により取着され、
このロック手段は、把持部の基部及び刃体に形成した係止孔と、その係止孔に挿着したロックピンとを有し、
前記把持部の連結部は、ロックピンの両端部のうち少なくとも一端部側を被覆して刃体に対する基部の離脱を抑制する抑制部を有している
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鋏。 - 前記指掛環の厚み方向両面間範囲に連結部の厚み方向両面を配置して、その指掛環と連結部との間で段差部を形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つの請求項に記載の鋏。
- 前記連結部は薄肉部を有していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一つの請求項に記載の鋏。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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