JP5602017B2 - 膜外周が被覆された中空糸膜モジュール - Google Patents
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Description
また、連続曝気によって生じる激しい気液混相流の作用によって固定部界面付近で中空糸膜が破断してしまうことがあり、ろ過水に原水が混入してろ過水の水質を低下させてしまう問題があった。従来、固定部界面付近での中空糸膜の破断を抑制するために、固定部界面の上に柔軟な樹脂層を設けることが行われていた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような方法によってもモジュールの取り扱い時や長期間の運転において中空糸膜が破断してしまうことがあり、更なる改良が必要であった。
(1)複数本の中空糸膜から成る1つ又は複数の中空糸膜束が両端部において注型用樹脂で固定された固定層を有し、片方又は両方の端部において中空糸膜の中空部が開口した中空糸膜モジュールであって、中空部が開口した側の少なくとも一方の固定層において該中空糸膜束が複数の小束に分割されており、該固定層のろ過部界面付近において各小束の外周が弾性体で被覆されている中空糸膜モジュール。
(2)複数本の中空糸膜が両端部において注型用樹脂で固定された固定層を有し、片方又は両方の端部において中空糸膜の中空部が開口した中空糸膜モジュールであって、中空部が開口した側の少なくとも一方の固定層のろ過部界面付近において各中空糸膜の外周が弾性体で被覆されている中空糸膜モジュール。
(3)前記弾性体の一部が固定層に埋め込まれ、かつ弾性体の残りの部分は固定層のろ過部界面から突出している(1)又は(2)記載の中空糸膜モジュール。
(4)前記弾性体のろ過部界面から突出している長さが5mm以上、100mm以下である(1)〜(3)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(5)前記弾性体のろ過部界面から突出している部分において、該弾性体が内包する中空糸膜束の外周と該弾性体の内表面とが密着している(4)に記載の中空糸膜モジュール。
(6)ろ過部界面から突出している部分において最も近接する弾性体同士の距離が2mm以上、80mm以下である(1)〜(5)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(7)前記弾性体を有する側の固定層のろ過部界面が中空糸膜束の糸長方向に対して傾斜している(1)〜(6)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(8)前記弾性体外における固定層のろ過部界面の位置が、該弾性体内において中空糸膜外表面を被覆している注型用樹脂の先端位置よりもモジュール中央側である(3)〜(7)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(9)前記弾性体がチューブ状である(1)〜(8)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(10)前記中空糸膜或いは中空糸膜束が前記弾性体に直接被覆されてなる(1)〜(9)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(11)前記弾性体が熱収縮性材料からなる(1)〜(10)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(12)前記熱収縮性材料の熱収縮後の硬度が40A〜90Aである(11)に記載の中空糸膜モジュール。
(13)中空糸膜束外周を覆う外筒を有さない(1)〜(12)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
(14)(1)〜(13)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュールを用いた浸漬型中空糸膜カートリッジモジュール。
(15)(1)〜(13)のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュールを用いた加圧型中空糸膜カートリッジモジュール。
なお、本明細書において、「中空糸膜モジュール」とは、中空糸膜と中空糸膜端部を固定した固定部とを含み、ろ過装置に装着して使用されるろ過用エレメントを意味している。また、「浸漬型中空糸膜カートリッジモジュール」とは、原水を満たした槽に浸漬した状態で吸引してろ過を行うろ過装置に装着して用いる中空糸膜モジュールを意味している。さらに、「加圧型中空糸膜カートリッジモジュール」とは、加圧用容器内に挿入した状態でろ過装置に装着し、加圧してろ過を行う中空糸膜モジュールを意味している。加圧用容器としては、一つの容器に一つのモジュールを挿入するタイプ(ラック式)と一つの容器に複数本を挿入するタイプ(タンク式)とがある。
以下、図1により本発明に係る中空糸膜を用いた浸漬型カートリッジモジュールの実施形態の例を説明する。
中空糸膜のうち、両端の固定層に含まれない部分をろ過部12と称し、ヘッド側の固定層のうち、ろ過部側に面した部分をヘッド側固定層のろ過部界面、スカート側の固定層のうち、ろ過部に面した部分をスカート側固定層のろ過部界面と定義する。ヘッド側の固定層は、単一の層であってもよいし、複数の層から成っていてもよい。図1に示す例のような2つの層から成る場合には、ろ過部12側の層をヘッド側第2固定層、端面6側の層をヘッド側第1固定層と記す。また、スカート側の固定層も同様に、単一の層であってもよいし、複数の層から成っていてもよい。図1に示す例のような2つの層から成る場合には、ろ過部12側の層をスカート側第2固定層、端面7側の層をスカート側第1固定層と記す。そして、ヘッド側第1固定層4とヘッド側第2固定層13全体を単に「ヘッド側固定層」と記し、スカート側第1固定層5とスカート側第2固定層14全体を単に「スカート側固定層」と記す。また、ヘッド側第2固定層のろ過部側に面した部分をヘッド側固定層のろ過部界面の位置13’、スカート側第2固定層のろ過部に面した部分をスカート側固定層のろ過部界面の位置14’と記す。
ヘッド側第1固定層に接してそのろ過部側に第2の固定層(ヘッド側第2固定層13)を設けるのが好ましい。該ヘッド側第2固定層の樹脂は、前記のヘッド側第1固定層と同じ樹脂でもよいが、ヘッド側第2固定層界面における応力集中を低減する観点からより柔軟な樹脂であることが好ましい。該樹脂の硬度は、20A以上、90A以下であることが好ましく、40A以上、80A以下であることがより好ましい。
スカート側固定層のろ過部界面の樹脂(図1におけるスカート側第2固定層14の樹脂)は、中空糸膜が振動した際に生じる応力を緩和して中空糸膜の破断を防止する観点から、柔軟な材料であることが望ましい。該樹脂の硬度が20A以上、90A以下であることが好ましく、より好ましくは40A以上、80A以下である。20A以上であれば、機械的強度が十分であり、長期にわたり形状を保つことができる。90A以下であれば、中空糸膜が揺動した際にろ過部界面に生じる応力を効果的に緩和でき、中空糸膜が破断する可能性が低くなる。
なお、ヘッド側或いはスカート側において、比較的高い硬度の樹脂層(第1固定層)と、それに接して低い硬度の樹脂層(第2固定層)をろ過部側に設ける場合、例えば、硬度が高いエポキシ樹脂で第1固定層を形成した後にシリコン樹脂層を前記エポキシ層のろ過部側に形成させる方法や、硬度が高いウレタン樹脂で第1固定層を形成した後に硬度が低いウレタン樹脂層を前記第1固定層のろ過部側に形成させる方法が取り得る。製造における生産性の観点から、後者の方法が特に好適である。
本発明における弾性体15とは、力を加えると変形するが、徐荷すれば元の寸法に戻る性質を示す高分子物質である。該弾性体としては、硬度が20Aから90Aであることが好ましい。(硬度の測定方法はJISK6253、ISO7619に準じる。)20A以上であれば、機械的強度が十分であり、長期にわたり形状を保つことができ、90A以下であれば、中空糸膜を破損する可能性が低い。膜分離活性汚泥法に用いるモジュールの場合には、長時間激しい気液混相流に曝されるので、40A〜90Aであることが特に好ましい。
前記の弾性体は、一部が固定層に埋め込まれ、かつ、残りの部分が固定層のろ過部界面から突出していることが好ましい。このようにすることによって、中空糸膜の固定層界面部分と前記のコーティング部やその先端部分での中空糸膜の破断を効果的に防止できる。
前記の弾性体が突出している部分の長さは、5mm以上、100mm以下であることが好ましい。5mm以上であれば、多量の懸濁物質を含んだ気液混相流の流路を保持でき、長期間の安定運転が可能となる。また100mm以下であれば、ろ過部の中空糸膜面積の減少割合が少なく、ろ過性能への影響が小さい。特に、10mm以上、60mm以下が好適である。この範囲であれば、前記のコーティング部が確実に弾性体内に納まり効果的に中空糸膜の破断を防止できると共に、流路の保持による懸濁物質の蓄積防止効果が発現する。
なお、固定層のろ過部界面が傾斜している場合には、固定層から露出している部分の長さが一つの弾性体の円周上の位置によって異なることがあるが、この場合には最も短い長さを「突出長さ」とする。そして、一つの中空糸膜モジュールにおいて複数の弾性体が在る場合には、各々の弾性体の突出長さが前記の範囲であることが好ましい。図2に示す第2固定層が傾斜している例で説明する。図2における右側に記載の弾性体15においては、第2固定層から露出している部分の長さが図の右側において最も短くなっている。この弾性体の場合、図の右側の露出部分18を該弾性体の「突出長さ」とする。
前記の弾性体は、ろ過部界面から突出している部分において、該弾性体が内包する中空糸膜又は中空糸膜束の外周と該弾性体の内表面とが密着していることが好ましい。密着していない場合には、気液混相流の暴露されたときに中空糸膜が激しく振動するので、弾性体内表面や弾性体の先端部内縁と中空糸膜とが擦れて中空糸膜が損傷することがある。これに対して密着した状態であれば、中空糸膜が弾性体内で動ことが無いので中空糸膜が損傷することが無い。
前記の傾斜は、注型用樹脂で固定層を形成させる際に次の方法で設けることができる。(1)遠心注型法であれは、遠心力と重力とのバランスで傾斜角が決まる。一方、遠心力はモジュールの固定層の位置(回転半径)と回転速度(RPM)とで決まる。従って、モジュールの固定層の位置に応じて回転速度を適宜設定することにより、傾斜角を設定できる。(2)静置注型法であれば、中空糸膜を鉛直方向から傾斜をつけた状態で固定することによって設けることができる。
前記の弾性体外における固定層のろ過部界面の位置は、該弾性体内において中空糸膜外表面を被覆している注型用樹脂の先端位置よりもモジュール中央側であることが好ましい。図3を用いて説明する。中空糸膜21の束の外周を弾性体15で被覆し、第1注型用樹脂で第1固定層4を形成する際に、中空糸膜同士の間隙に第1注型用樹脂が這い上がりコーティング層が形成される。「弾性体外における固定層のろ過部界面の位置が、該弾性体内において中空糸膜外表面を被覆している注型用樹脂の先端位置よりもモジュール中央側である」とは、前記コーティング層の最もモジュール中央側にある先端31の位置が、弾性体15の外側に形成される第2固定層13のろ過部界面位置のうちヘッド側第1固定層に近い側(図3では右側)のろ過部界面位置13’よりも第1固定層側に位置することを意味している。このような状態にすることによって、中空糸膜の長さ方向に対して直角の方向から弾性体に力がかかった場合でも、弾性体内部にある中空糸膜外表面を被覆している注型用樹脂の部分(コーティング層の部分)には力が加わらないので、該部分で中空糸膜が破断することが起こらない。
この場合、ヘッド側第1固定層とヘッド側第2固定層で用いる注型用樹脂は同じ材料でもよいが、ヘッド側第2固定層界面における弾性体への応力集中を低減する観点から第2固定層の注型用樹脂は、硬度がより低い(即ち、より柔軟な)材料を用いることがより好ましい。第2固定層の注型用樹脂の硬度は、20A以上、90A以下であることが好ましく、40A以上、80A以下であることがより好ましい。
該弾性体の材質は、原水の特性やろ過運転時に使用する薬液に対する耐久性を考慮して選択される。例えば、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ニトリルブタジエンゴム等のポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリエチレン等のオレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、シリコン系樹脂等が挙げられる。これらの中でも、EPDM等のポリオレフィン系エラストマーやオレフィン系樹脂、シリコン系樹脂が柔軟性と耐薬品性との観点から特に好ましい。
また、前記の弾性体は、均質なものでもよいし、内部に独立気泡を有する発泡体や気泡シート、内部に連続気孔を有する多孔体であってもよい。
なお、弾性体とは別体の熱収縮性材料を用い、中空糸膜或いは中空糸膜束を弾性体で囲んだ後にその外周を熱収縮性材料で囲み、熱収縮性材料を加熱して収縮させることにより、中空糸膜或いは中空糸膜束を弾性体で被覆する方法も取り得る。しかしながら、熱収縮性材料が加熱によって収縮する際の収縮力が弱いので、該収縮力によって弾性体を変形させて中空糸膜或いは中空糸膜束外周に密着させることが困難である。そのために弾性体の種類が極めて限定され、例えば、ウレタン製スポンジ等の、空隙率が70%以上の多孔体が使用される。このような変形し易い弾性体を用いた場合には、熱収縮性材料の収縮後においても該弾性体内で中空糸膜が動く場合がある。このような中空糸膜モジュールを膜分離活性汚泥法のような曝気による激しい膜の振動が起こる状態で使用すると、弾性体内で中空糸膜が擦れて損傷してしまうことがあるので、使用する弾性体の変形し易さに応じて弾性体の厚みや熱収縮性材料の種類や寸法を選択するのが重要になる。また、弾性体と熱収縮性材料とを各々所定の位置に固定する必要があり、作業が繁雑になる。これに対して、弾性体自身が熱収縮性材料から成る場合には前記の2つの不都合な点が解消される。
弾性体が熱収縮性材料から成る場合には、熱収縮後の硬度が20Aから90Aであることが好ましい。(硬度の測定方法はJISK6253、ISO7619に準じる。)20A以上であれば、機械的強度が十分であり、長期にわたり形状を保つことができ、90A以下であれば、中空糸膜を破損する可能性が低い。膜分離活性汚泥法に用いるモジュールの場合には、長時間激しい気液混相流に曝されるので、40A〜90Aであることが特に好ましい。熱収縮性材料としては、チューブ状やフィルム或いはシート状(以後、「フィルム或いはシート状」を単に「フィルム」と記す)等の公知の材料が使用できるが、原水の特性やろ過運転時に使用する薬液に対する耐久性を考慮して選択される。例えば、EPDM系熱収縮性チューブ、オレフィン系熱収縮性チューブ、シリコーン系熱収縮性チューブ、PVC系熱収縮性チューブ、ポリウレタン系熱収縮性チューブ等の熱収縮性チューブ材料や、オレフィン系熱収縮性フィルム、ポリウレタン系熱収縮性フィルム、ポリエステル系熱収縮性フィルム等の熱収縮性フィルムが挙げられる。これらの中でも、EPDM系熱収縮性チューブ、オレフィン系熱収縮性チューブ、シリコーン系熱収縮性チューブ、オレフィン系熱収縮性フィルムが、柔軟性と耐薬品性の観点から好ましい。また、1モジュール当たり百本以下の中空糸膜束を有するモジュールの製造においては、中空糸膜束の挿入性が優れるので前記の熱収縮性チューブが好適である。特に、EPDM系熱収縮性チューブは固定部を形成するエポキシ樹脂やウレタン樹脂等の注型用樹脂との接着性が良好であるので好ましい。
前記の熱収縮性材料は、50℃〜150℃の範囲の温度に加熱することによって収縮するものが好ましい。特に、50℃〜120℃の範囲の温度に加熱することによって収縮するものが好適である。この範囲の温度であれば、中空糸膜の特性に影響することがない。
前記の熱収縮性チューブの内径(収縮させる前の内径)は、被覆する中空糸膜又は中空糸膜束の外径と熱収縮性チューブの最大熱収縮率を勘案して決めるのが良い。即ち、熱収縮性チューブの内径は被覆する中空糸膜又は中空糸膜束の外径よりも大きい方が挿入作業が容易であるので好ましい。一方、熱収縮性チューブを収縮させた後には被覆した中空糸膜或いは中空糸膜束の外周に密着するように、(中空糸膜或いは中空糸膜束の外径)≧(収縮させる前の内径)×(1−(最大収縮率)/100)となるように設定するのが好ましい。具体的には、収縮させる前の内径が中空糸膜又は中空糸膜束の外径に対して1.05倍以上、3倍以下であることが好ましく、1.1倍以上、2倍以下であることがさらに好ましい。
以下に、熱収縮性材料を用いて中空糸膜又は中空糸膜束を被覆する方法の例を示す。
熱収縮性を有する弾性チューブ(以下、単に弾性チューブと記す)で中空糸膜束を被覆する場合には、以下のようにして行うことができる。
(1)端部を加熱融着して中空部を閉塞させた中空糸膜を所定本数収束して中空糸膜束を作製する。(2)該中空糸膜束を弾性チューブ内に挿入し、該チューブを所定の位置になるようにしてトレイに置く。(3)該トレイをオーブンに入れ、所定の温度に加熱して収縮させる。以上の操作によって、中空糸膜束の所定の位置に弾性体が密着した状態になる。(4)前記のようにして被覆した中空糸膜束を、多孔板等を用いてモジュールヘッド部材内における所定位置に配置する。(5)前記ヘッド部材内に注型用樹脂(第1注型用樹脂)を注入して中空糸膜同士、中空糸膜、前記チューブ及び前記ヘッド内壁とを固定する。(6)前記の注型用樹脂が流動性を失った後、前記注型用樹脂の界面上に再度注型用樹脂(第2注型用樹脂)を前記チューブとヘッド内壁間に注入して固化させる。(7)中空糸膜の端部側を前記ヘッド部材ごと切断して、中空糸膜の中空部を開口させる。これによって、中空糸膜が開口した側のろ過部界面を熱収縮性チューブから成る弾性体で被覆した中空糸膜束が作製できる。なお、場合によって、前記(6)の工程は省略することができる。
次に、熱収縮性を有する弾性フィルムを用いて(以下、単に弾性フィルムと記す)中空糸膜1本ごとに被覆する場合には、以下のようにして行うことができる。
(1)端部を加熱融着して中空部を閉塞させた中空糸膜を作製する。(2)トレイの上に所定の幅と長さを有する弾性フィルム50を置く。(3)所定本数の中空糸膜21を所定の間隔で平行に引きそろえ、中空糸膜21の所定部分が前記フィルム50の上に位置するように置く。このときの状態を図8(a)に示す。(4)別の弾性フィルム50’を、前記中空糸膜21の上の前記弾性フィルム50に対応する位置に被せて置く。(5)各中空糸膜の中間部分に、前記2つの弾性フィルム両方の外側表面にヒーターを当てて2つの弾性フィルム50及び50’を加熱融着し、融着部51を形成する。これによって、中空糸膜1本ごとに周囲が弾性フィルム50及び50’によって囲われた状態になる。このときの状態を図8(b)に示す。(6)トレイごとオーブンに入れ、所定温度に加熱して収縮させる。以上の操作によって、中空糸膜1本ごとに弾性フィルムが中空糸膜外周に密着した状態になる。このときの状態を図8(c)に示す。(7)以後、前記弾性チューブの場合と同様にして、中空糸膜が開口した側のろ過部界面を熱収縮性チューブから成る弾性体で被覆した中空糸膜束が作製できる。
以上のように、熱収縮性材料を用いて本発明の中空糸膜モジュールを作製する場合、注型工程の前に加熱処理を行って収縮させる工程を行うのが好ましい。このようにすることによって、固定層のろ過部界面及びろ過側付近において中空糸膜又は中空糸膜束の外周に弾性体が密着した状態を作り出すことができ、効果的に中空糸膜の損傷を防止できる。また、注型工程に先立って収縮させる工程を行うことにより、注型工程における中空糸膜或いは中空糸膜束を所定の位置に配置して所定の間隔を設けることがより簡易に行える。
また、中空糸膜又は中空糸膜束が前記弾性体によって直接被覆されてなることが好ましい。「直接被覆」とは、中空糸膜又は中空糸膜束と弾性体との間に他の被覆物がなく直に弾性体によって被覆されていることをいう。特に、前記熱収縮性材料によって直接被覆されている場合、熱収縮性材料の先端部での中空糸膜又は中空糸膜束の損傷を防止でき、熱収縮後に中空糸膜又は中空糸膜束を過度に締め付けない観点から好ましい。
本発明の中空糸膜モジュールの実施形態としては、図1に示すような中空糸膜束の外周を覆う外筒を有さないタイプの他に、図4(a)に示すような中空糸膜束の外周をかご状円筒110で覆ったタイプや、図4(b)及び図4(c)に示すような中空糸膜束の外周を、壁面に貫通口121を有する円筒120で覆ったタイプも可能である。中空糸膜束の外周を覆う外筒を有さないタイプのモジュールは、懸濁物質の蓄積を防止するための曝気を行う際に中空糸膜の広がりを大きくとることが可能であって、懸濁物質の蓄積防止を効果的に行えるので膜分離活性汚泥法での使用に好適である。一方、かご状円筒や貫通口を有する円筒で覆ったタイプのモジュールは、加圧容器に収納して使用する加圧ろ過に好適である。かご状円筒や貫通口を有する円筒で中空糸膜が覆われているので、加圧容器に収納する際に中空糸膜が損傷してしまうことを効果的に防止できる。
本発明の中空糸膜モジュールを利用形態としては、図5に示すような膜分離活性汚泥法がある。即ち、中空糸膜モジュール100の中空部が開口した側を集水管300に接続し、大気解放された水槽200の中に中空糸膜モジュール100を浸漬して吸引ろ過するタイプである。このタイプにおいては、中空糸膜モジュールの下部に曝気するための空気導入管膜400が配置される。
また、他の利用形態として、加圧容器に中空糸膜モジュールを収納して、該容器内を加圧してろ過を行うタイプ(以下、加圧型と記す)がある。この加圧型は、原水中の懸濁物質が比較的少ない原水をろ過するのに適している。1つの加圧容器に1つの中空糸膜モジュールを収納して使用するタイプ(ラック式)と1つの容器に複数の中空糸膜モジュールを収納して使用するタイプ(タンク式)とがある。前者の例を図6に、後者の例を図7に示す。
図6において、中空糸膜モジュール100は、モジュールケース700内に収納され、接続部材を介して集水管300と原水供給管500とに接続される。モジュールケース700の上部側面には、懸濁物質をモジュール外に排出するためのノズルが設けられているる。このタイプにおいては、モジュール下部の接続配管に空気導入管を接続して(図示せず)各モジュールに空気を導入し、モジュール内の懸濁物質を排出することができる。また、図7においては、複数の中空糸膜モジュール100が加圧タンク800内に収納され、中空部が開口した側が接続部材を介して集水管300に接続される。また、各中空糸膜モジュールの下部には、曝気するための空気導入管400が配置される。そして、加圧タンク800には、原水供給口510と濃縮水排出口610とが設けられている。該加圧タンク内を加圧することによって原水が中空糸膜でろ過され、該ろ過水は集水管300を介して回収される。
本実施例及び比較例、参考例における硬度は、デュロメーター(西東京精密(株)製:型式名『Durometer WR−202NA』)を用いて測定した。
(実施例1)
弾性体として熱収縮性チューブを用い、中空糸膜束の小束に弾性体を被覆した浸漬型中空糸膜カートリッジモジュールの例を示す。
使用した熱収縮性チューブは、EPDM製(西日本電線(株)製:商品名『ニシチューブ』:型式名『NPM−65−20−1』)であり、収縮前において内径が20mm、肉厚が1mmであり、100℃に加熱したときの円周方向の最大収縮率が約50%のものである。
中空糸膜の両端をウレタン樹脂で遠心注型法により固定し、膜面積25m2の円筒型の中空糸膜モジュールを作製した。中空糸膜は、ポリフッ化ビニリデン製の細孔径0.1μmの精密ろ過膜で、外径1.2mm、内径0.7mm、有効長2000mmであった。
(実施例2)
(比較例1)
熱収縮性チューブを被覆しなかった以外は実施例1と全く同じ構造の中空糸膜モジュールを準備した。中空糸膜小束間の最短距離は3mmであった。
(比較例2)
熱収縮性チューブを被覆しなかった以外は実施例2と全く同じ構造の中空糸膜モジュールを準備した。中空糸膜小束間は、最短で3mmであった。
(実施例3)
実施例1と同じ中空糸膜110本を、EPDM製熱収縮性チューブ(西日本電線(株)製:商品名『ニシチューブ』:型式名『NPM−65−20−1』、長さ50mm)に挿入し、オーブン中で10分間100℃に加熱して収縮させた。
室内に24時間放置した後、前記のチューブ外周の長さを測定した。この長さをL1とする。
次いで、中空糸膜束外周の中空糸膜1本の先端をバネ秤に結び付け、チューブの長さ方向に対して垂直方向にバネ秤を引っ張って400gの荷重をかけた。10秒後に荷重を解放した。このとき、荷重をかけた際には、該チューブの先端は中空糸膜と密着した状態で変形し、荷重を解放したときには、直ちに元に戻って中空糸膜と密着した状態を保持した。また、チューブ先端に当たった中空糸膜の部位には何ら損傷は観察されなかった。
次いで、チューブの長さ方向に中空糸膜を引っ張ったところ、チューブ内から中空糸膜を引き抜くことができた。
そして、全ての中空糸膜をチューブ内から抜き出した後に、該チューブの外周の長さを測定した。この長さをL2として、L2/L1を計算したところ、1.0であった。以上のことから、熱収縮後において中空糸膜はチューブによる締め付け力を殆ど受けていないことが分かった。
その後、前記のチューブを長さ方向に切断して開き、複数枚重ねて厚みが10mm以上である状態で硬度を測定したところ、70Aであった。
(実施例4)
ポリオレフィン製熱収縮性チューブ(住友電工ファインポリマー(株)製:商品名『スミチューブ』SUMI−FZ−25)を用いて実施例3と同様な操作を行った。前記の熱収縮性チューブは、収縮前において内径が26mm、肉厚が0.4mmであり、100℃に加熱したときの円周方向の最大収縮率が約47%のものである。
その結果、400gの荷重を掛けた際には、該チューブの先端は中空糸膜と密着した状態で変形し、荷重を解放したときには、直ちに元に戻って中空糸膜と密着した状態を保持した。また、チューブ先端に当たった中空糸膜の部位には損傷は観察されなかった。
また、チューブの長さ方向に中空糸膜を引っ張ったところ、チューブ内から中空糸膜を引き抜くことができた。そして、全ての中空糸膜をチューブ内から抜き出してL2/L1を求めたところ、1.0であった。以上のことから、熱収縮後において中空糸膜はチューブによる締め付け力を殆ど受けていないことが分かった。
そして、硬度は85Aであった。
(実施例5)
軟質塩化ビニル製熱収縮性チューブ(三菱樹脂(株)製:商品名『ヒシチューブ』I−15−0.5)を用いて実施例3と同様な操作を行った。前記の熱収縮性チューブは、収縮前において内径が22mm、肉厚が0.5mmであり、100℃に加熱したときの円周方向の最大収縮率が約37%のものである。
その結果、400gの荷重を掛けた際には、該チューブの先端は中空糸膜と密着した状態で変形した。一方、荷重を解放したときには、チューブの変形が直ぐには元に戻らず、元に戻るのに約1時間を要した。また、チューブ先端に当たった中空糸膜の部位は、潰れて凹んでいた。
また、チューブの長さ方向に中空糸膜を引っ張ったところ、チューブ内から中空糸膜を引き抜くことができた。そして、全ての中空糸膜をチューブ内から抜き出してL2/L1を求めたところ、1.0であった。以上のことから、熱収縮後において中空糸膜はチューブによる締め付け力を殆ど受けていないことが分かった。
そして、硬度は92Aであった。
(実施例6)
中空糸膜束の被覆部分に外部から衝撃が加わった場合を想定した落下試験を行った。
実施例1と同様にして作製した中空糸膜モジュールを横にして床面に置き、該モジュールのチューブ部分に1kgの鉄製パイプを高さ1mの位置から落下させた。落下させる操作を3回繰り返した。その後、中空糸膜モジュールを水中に浸漬した状態で中空部から空気圧100kPaを印加してリークの有無を観察したところ、中空糸膜からのエアーリークは全く無く膜の切断が起こっていないことが確認できた。
次いで、各小束を切り出してチューブ内を詳細に観察した。チューブ内の中空糸膜に損傷は観察されなかった。また、中空糸膜を被覆している注型用樹脂のコーティング層の先端は、30個全てのチューブ内において第2固定層のろ過部界面よりも第1固定層側に位置していた。
(参考例1)
実施例2と同様にして作製した中空糸膜モジュールを用いて、実施例6と同様にして落下試験を行った。
落下操作を行った後、中空糸膜モジュールを水中に浸漬した状態で中空部から空気圧100kPaを印加したところ、チューブ内から気泡が流出するのが観察された。
気泡が流出したチューブの小束を切り出して、チューブ内を詳細に観察した。その結果、中空糸膜を被覆している注型用樹脂のコーティング部分で中空糸膜が破断していた。そして、該コーティング部の先端の位置が、第1固定層のろ過部界面よりもモジュール中央側に位置していた。
以上の実施例6と参考例1との比較により、弾性体外における固定層のろ過部界面の位置が、該弾性体内において中空糸膜外表面を被覆している注型用樹脂の先端位置よりもモジュール中央側である場合には、モジュール外部から衝撃力が加わったときでも中空糸膜を損傷することが無いことが明らかである。
(実施例7)
弾性体として熱収縮性フィルムを用い、中空糸膜1本ごとに弾性体を被覆した浸漬型中空糸膜カートリッジモジュールの例を示す。
使用した熱収縮性フィルムは、特開昭62−58813の実施例9に記載の一軸延伸して得たポリエチレン製多孔膜であり、空隙率が60%、膜厚が90μm、120℃に加熱したときの延伸方向の最大収縮率が70%のものである。
中空糸膜は、ポリフッ化ビニリデン製であり、外径1.7mm、内径0.9mm、細孔径0.1μmの精密ろ過膜である。
先ず、端部を加熱融着して中空部を閉塞させた。トレイの上に幅50mm、長さ800mmの熱収縮性フィルムを置き、前記の中空糸膜100本を7mmのピッチで平行に引きそろえて、中空糸膜の端部から20〜70mmが前記フィルムの上に位置するように置いた。次いで、別の熱収縮性フィルムを、前記中空糸膜の上の前記の熱収縮性フィルムに対応する位置に被せて置いた。その後、各中空糸膜の中間部分に、前記2つの熱収縮性フィルム両方の外側からヒーターを当てて加圧し、2つの熱収縮性フィルムを加熱融着した。融着した部分の幅は2mmである。トレイごとオーブンに入れ、120℃に加熱して収縮させた。以上の操作は、中空糸膜の両方の端部に行った。これによって、中空糸膜1本ごとに弾性体が中空糸膜外周に密着した状態で被覆され、隣り合う弾性体間の距離が2mmに保持されたシート状の中空糸膜束が製作できた。
また、熱収縮フィルムの収縮率が前記の操作を行ったときと同じになるように、熱収縮性フィルムの長さ方向の両端を把持した状態で加熱して収縮させた。収縮後の硬度を測定したところ、40Aであった。なお、硬度の測定は、厚みが10mmになるように該フィルムを複数枚重ねて行った。
前記のシート状の中空糸膜束5枚を、厚みが2mmのスペーサーを挟んで平行に並べ、両端部に第1注型用樹脂(硬化後の硬度が50Dであり、混合初期粘度が600mPa・sのウレタン樹脂)を用い静置注型法によって第1固定層を形成させた。さらに、第2注型用樹脂(硬化後の硬度が65Aであり、混合初期粘度が2200mPa・sのウレタン樹脂)を用い静置注型法によって、前記第1固定層の上に厚み10mmの第2固定層を形成させた。該固定層は、幅30mm、長さ400mmであり、第1固定層と第2固定層の合計厚みが40mmである。次に、両方の固定部の端を切断して中空糸膜の中空部を開口させた。その後に、ろ過水を流通させるためのノズルを有するキャップを両方の固定層部分に被せて接着した。以上の操作によって、両端部の中空部が開口した浸漬型中空糸膜カートリッジモジュールを得た。このモジュールは、有効長が1.5m、膜面積が4m2である。そして、各中空糸膜を被覆している部分の突出長さは、30mmである。
前記のようにして作製した浸漬型中空糸膜カートリッジモジュール6個を5cmのピッチで平行に並べた状態で固定し、各モジュールのキャップのノズルをろ過装置の集水管に接続して、実施例1と同様な活性汚泥槽に浸漬した。また、各モジュールの隙間であって、かつ、モジュールの下端より下の位置に散気管を設けた。なお、本実施例において「ピッチ」とは、中空糸膜或いはモジュールの中心間の距離を意味している。
実施例1と同様な条件で吸引ろ過を3ヶ月間行った。この期間の膜間差圧は、−10〜−15kPaで、極めて安定に運転できた。また、3ヶ月後の中空糸膜には汚泥の付着が観察されず、汚泥付着を含む中空糸膜モジュール6個の合計重量が、ろ過開始時に比べて200gだけ増加していた。そして、弾性体間に汚泥堆積が無かった。
また、隣り合う弾性体間の距離は2mmに保持されており、ろ過運転前後で変化が無く、ろ過部界面の突出長さも全ての弾性体において変化していなかった。
そして、両端の固定層近傍での糸切れは無かった。弾性体で被覆されている部分を解体して内部を観察したところ、融着した部分において中空糸膜外表面に第1注型用樹脂が這い上がって形成されたコーティング層があり、その先端が第1固定層と第2固定層の間に位置していた。
2 ヘッド
3 スカート
4 ヘッド側第1固定層
5 スカート側第1固定層
6 ヘッド側第1固定層の端面
7 スカート側第1固定層の端面
8 貫通穴
9 スカート端部
10 小束
11 支持材
12 ろ過部
13 ヘッド側第2固定層
13’ ヘッド側第2固定層のろ過部界面の位置
14 スカート側第2固定層
14’ スカート側第2固定層のろ過部界面の位置
15 弾性体
16 多孔板
17 ろ過部の界面の傾斜角度
18 ろ過部界面からの突出長さ
19 弾性体同士の距離
21 中空糸膜
31 注型用樹脂のコーティング層の先端
50 熱収縮性フィルム
50’ 熱収縮性フィルム
51 熱収縮性フィルムの融着部
100 中空糸膜モジュール
110 かご状円筒
120 円筒
121 貫通口
200 解放型水槽
300 集水管
400 空気導入管
500 原水供給管
510 原水供給口
610 濃縮水排出口
700 モジュールケース
800 加圧型タンク
Claims (12)
- 複数本の中空糸膜から成る1つ又は複数の中空糸膜束が両端部において注型用樹脂で固定された固定層を有し、片方又は両方の端部において中空糸膜の中空部が開口した中空糸膜モジュールであって、中空部が開口した側の少なくとも一方の固定層において該中空糸膜束が複数の小束に分割されており、該固定層のろ過部界面付近において各小束の外周が弾性体で被覆されており、該弾性体のろ過部界面から突出している長さが5mm以上、100mm以下であり、前記弾性体が熱収縮後の硬度が70A〜90Aである熱収縮性材料からなる上記中空糸膜モジュール。
- 複数本の中空糸膜が両端部において注型用樹脂で固定された固定層を有し、片方又は両方の端部において中空糸膜の中空部が開口した中空糸膜モジュールであって、中空部が開口した側の少なくとも一方の固定層のろ過部界面付近において各中空糸膜の外周が弾性体で被覆されており、該弾性体のろ過部界面から突出している長さが5mm以上、100mm以下であり、前記弾性体が熱収縮後の硬度が70A〜90Aである熱収縮性材料からなる上記中空糸膜モジュール。
- 前記弾性体の一部が固定層に埋め込まれ、かつ弾性体の残りの部分は固定層のろ過部界面から突出している請求項1又は2に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記弾性体のろ過部界面から突出している部分において、該弾性体が内包する中空糸膜又は中空糸膜束の外周と該弾性体の内表面とが密着している請求項1〜3のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- ろ過部界面から突出している部分において最も近接する弾性体同士の距離が2mm以上、80mm以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記弾性体を有する側の固定層のろ過部界面が中空糸膜束の糸長方向に対して傾斜している請求項1〜5のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記弾性体外における固定層のろ過部界面の位置が、該弾性体内において中空糸膜外表面を被覆している注型用樹脂の先端位置よりもモジュール中央側である請求項3〜6のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記弾性体がチューブ状である請求項1〜7のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記中空糸膜或いは中空糸膜束が前記弾性体に直接被覆されてなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 中空糸膜束外周を覆う外筒を有さない請求項1〜9のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュール。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュールを用いた浸漬型中空糸膜カートリッジモジュール。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の中空糸膜モジュールを用いた加圧型中空糸膜カートリッジモジュール。
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