JP5641276B2 - 電流センサ - Google Patents
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Description
また、磁気抵抗効果素子の面内に印加する磁界の方向が可変可能であり、それに伴い磁気抵抗効果素子の応答における不連続な誤差が低減するように調整可能なため、電流センサの出力ばらつき、出力誤差が減少する効果がある。
図1は、この発明の実施の形態1による電流センサの平面図を示すもので、図2は図1の一次導体のみを示す斜視図、図3は図1におけるAA’断面(XZ面)の一部を示す断面図である。図において、電流センサ1は、電流検知デバイス部7、センサ回路部9を有するセンサ基板2と、一次導体3により構成される。
本実施の形態1における一次導体3は、電気伝導性を有する金属板から作製される。一次導体3の形状はZ方向から見てU字型となっており、U字形状を示すU字部4、左右対称な導体部分を接続するU字底部5、および面内方向に伸長する接続導体部6によって構成される。U字部4における一次導体3の表面は円弧状のザグリ部8を有し、センサ基板2はこのザグリ部8上に設置される。
まず、電流検知デバイス部7の構成について説明する。
図5は電流検知デバイス部7の平面図を示すもので、設置基板17上において、設置基板17の中心線11によって2つの領域に分けられ、それぞれの領域に磁気抵抗効果素子14a、14b、磁気抵抗効果素子14c、14dが線対称に等しく配置される。ここで、磁気抵抗効果素子14の感磁方向はX方向とし、長手方向はY方向とする。4つの磁気抵抗効果素子14a〜14dは、設置基板17の中心線11に対して相互に平行方向に配置され、磁気抵抗効果素子14a、14dは、互いに逆方向の磁界の増加に応じて抵抗値が共に増加する磁気抵抗効果特性を有するように、また、磁気抵抗効果素子14b、14cは、互いに逆方向の磁界の増加に応じて抵抗値が共に減少する磁気抵抗効果特性を有するように、図には省略したが、磁気抵抗効果素子上にはバーバーポール電極構造が形成されている。なお、4つの磁気抵抗効果素子14はそれぞれ1本で構成したが、クランク形状に複数の磁気抵抗効果素子を接続し、線路長を長く構成してもよい。また、中心線11上の中心点に対して点対称に構成してもよい。接続電流線15は、4つの磁気抵抗効果素子14間を接続することにより、ブリッジ回路18を構成するものであり、接続エリア16は、外部とブリッジ回路18の入出力用の端子部として用いる。
接続エリア(第1の接続エリア)16aは、ブリッジ回路18の磁気抵抗効果素子14a、14c間の接続電流線15に接続され、もう一方の接続エリア(第2の接続エリア)16bは、ブリッジ回路18の磁気抵抗効果素子14b、14d間の接続電流線15に接続されており、接続エリア16a、16bからブリッジ回路18に電圧が供給されるものである。接続エリア(第3の接続エリア)16cは、ブリッジ回路18の磁気抵抗効果素子14a、14b間の接続電流線15に接続され、もう一方の接続エリア(第4の接続エリア)16dは、ブリッジ回路18の磁気抵抗効果素子14c、14d間の接続電流線15に接続されており、接続エリア16c、16dからブリッジ回路18の出力電圧が検出されるものである。
図1および図2に示すように、一次導体3の形状はZ方向から見てU字型となっており、U字部4の導体上に円弧状のザグリ部8を設けている。このザグリ部8を介してセンサ基板2を設置し、後述の調整時、ザグリ部8に沿ってセンサ基板2を回転移動するため、ザグリ部8はセンサ基板2の移動時のガイドとなる。なお本実施の形態1に示した図では、U字底部5の両脇部分が直角形状に構成されているが、電流検知デバイス部7にU字部4の両側に位置する一次導体から安定して逆方向の磁界が印加される構造であれば丸みを帯びた形状などでもよく、これに限るものではないが、安定して逆方向の磁界を印加するためにはU字部4が少なくとも電流検知デバイス部7の近傍において左右対称であることが望ましい。
図1に示すように、U字部4を有する一次導体3の一点鎖線で示した対称軸、および電流検知デバイス部7の中心線11が略一致するように、センサ基板2はザグリ部8を介しての一次導体3の上方にまずは設置する。本実施の形態においては、電流検知デバイス7をセンサ基板2の上面側に設置した例を示しており、設置位置は上面に限るものではないが、後述するセンサ基板2の内層に設けた電界シールド層12を有効利用するためには、上面に設置するのが望ましい。電流検知デバイス部7は、機械的な設置だけでなく、後述のセンサ回路部9と電気的に接続されるようにワイヤボンディングやバンプ等を用いて電気的にも接続される。電流検知デバイス部7を含むセンサ基板2の設置位置(特にZ方向)は、磁気抵抗効果素子14に付与したい磁界、つまりは被測定電流の大きさに応じて決定するが、Z方向における1次導体3の中央となる位置(図3 破線O)では感磁方向の付与磁界が0となるため、中央からずらして設置するのがよい。その決定された位置に応じてセンサ基板2を設置する。また、一次導体3の断面積は、印加する被測定電流値に応じて決定される。このような一次導体3は、例えば電気伝導性の良好な銅などの金属板材からの打ち抜き加工により作製されるが、作製方法はこれに限るものではなく、例えば板厚を拡大する場合などは、鋳造等により作製してもよい。
図1にのみ示したが、センサ基板2上には、電流検知デバイス部7とともにセンサ回路部9を配置する。センサ回路部9は、電流検知デバイス部7の接続エリア16a、16bにブリッジ回路18の電圧を供給すると共に、ブリッジ回路18の出力電圧を適度な増幅を施して出力するが、電流センサ1と外部の入出力端を電気的に接続するには、端子10を利用する。
センサ基板2と1次導体3は、後述する調整後に、特に図示しないが接着剤や取付部材等を用いて固定する。取付部材は特に材料を限定しないが、非磁性で経時劣化の少ないものが望ましく、絶縁性や耐圧の効果を上げるために全体、あるいは一部を樹脂モールドしてもよい。
図3の断面図に示したように、センサ基板2の内層には導電性を有する電界シールド層12を設置する。電界シールド層12は、電流センサとしての性能を低下させるノイズとして、外部から磁気抵抗効果素子14やセンサ回路部9へ印加される電界ノイズを、除去あるいは低減するためのもので、少なくとも磁気抵抗効果素子14やセンサ回路部9と一次導体3の間に設置する必要があり、可能であれば磁気抵抗効果素子14やセンサ回路部9を覆うように設置するのが望ましい。電界シールド層12の材料は、導電性を有すればよく、例えば銅、アルミニウム等が考えられ、センサ基板2に設けた電気的なグランドと接続される。設置の形態としては、例えば多層基板の内層の少なくとも1層にグランド層を設けたものでもよい。
磁気抵抗効果素子の長軸方向、つまりは形状磁気異方性の方向に対する誘導磁気異方性の傾きθが0の場合、磁気抵抗効果素子の長軸方向に対して直角方向である90°方向から磁界を印加すれば、不連続な誤差を低減できる。また、形状磁気異方性の方向に対する誘導磁気異方性の傾きθが0ではない場合、直角方向から数度程度以内にある、一つの方向から磁界を印加すれば、不連続な誤差を低減できる。形状磁気異方性の方向に対する誘導磁気異方性の傾きθが既知であれば、自ずと決まる、不連続な誤差を低減できる印加磁界方向となるように、センサ基板2をザグリ部8に沿って回転させ、固定すればよい。しかしながら、例えば蒸着等による磁気抵抗効果素子の製造上、形状磁気異方性の方向に対する誘導磁気異方性の傾きθを0、あるいは一定値に完全に固定することは困難であり、できあがった磁気抵抗効果素子によって形状磁気異方性の方向に対する誘導磁気異方性の傾きθはばらつく場合が多い。
そのため、磁気抵抗効果素子の応答における不連続な誤差を低減する調整が必要となる。まずは図1に示すように、U字部4を有する一次導体3の一点鎖線で示した対称軸、および電流検知デバイス部7の中心線11が略一致するように、センサ基板2を設置する。その状態で各磁気抵抗効果素子の磁気抵抗応答曲線を取得するわけだが、ここでは電流センサを構成しているため、図7の矢印で示すように、一次導体3b側から被測定電流を印加し、電流値を可変し、外部端子10を介して電流センサの出力として、各磁気抵抗効果素子の磁気抵抗応答の結果を得る。次に図8の矢印で示すように、一次導体3a側から被測定電流を印加し、電流値を可変し、外部端子10を介して電流センサの出力として、各磁気抵抗効果素子の磁気抵抗応答の結果を得る。このように被測定電流の方向を逆転して得られた電流センサ出力の絶対値に、差異が生じていたならば、不連続な誤差が確認できたといえる。そのときは、センサ基板2をザグリ部8に沿って、センサ基板2の中心点を基点として回転させ、上述の測定を繰り返し、被測定電流の方向を逆転して得られた電流センサ出力の絶対値に差異が生じないセンサ基板2の設置位置が得られたところで測定を止め、センサ基板2を固定する。このような調整を実施することで、磁気抵抗効果素子の応答における不連続な誤差を確実に低減することが可能となる。
なお不連続な誤差が顕著に確認できる被測定電流値が既知であれば、被測定電流値を可変せず、ある一定の値に固定して調整してもよく、その結果、調整工程が簡素化される効果が得られる。
また、センサ基板2の回転角は数度程度であるため、一次導体3に設けたザグリ部8を逸脱することはなく、センサ基板2が数度程度移動できる部分にだけザグリ部8を限定して設けてもよい。
一次導体3に被測定電流を印加すると、例えば第1の一次導体部3aには電流の方向に対して図3の破線に示すように左回転の磁界が、また第2の一次導体部3bには電流の方向に対して図3の破線に示すように右回転の磁界が、印加される被測定電流の大きさに応じて発生する。図には簡単のために各一次導体あたり2本の磁束線によって発生磁界を示した。その結果、電流検知デバイス部7を図3に示す位置に設置した場合、電流検知デバイス部7の左側に位置する磁気抵抗効果素子14a、14bには、図4に示す磁界ベクトル13aが印加され、右側に位置する磁気抵抗効果素子14c、14dには、磁界ベクトル13bが印加される。よって磁気抵抗効果素子14a、14bの感磁方向(X軸方向)には分解ベクトル13axが、磁気抵抗効果素子14c、14dの感磁方向(X軸方向)には分解ベクトル13bxが加わることになる。つまり、電流検知デバイス部7のXY面における、図5に示した磁気抵抗効果素子14a、14bには、中心線11より紙面左側の向きに磁界が加わり、磁気抵抗効果素子14c、14dには、中心線11より紙面右側の向きに磁界が加わる。
よって、一次導体3に流れる電流の増加に応じて磁気抵抗効果素子14a、14dの抵抗値が増加すると共に、磁気抵抗効果素子14b、14cの抵抗値が減少し、一次導体3に流れる電流の減少に応じて磁気抵抗効果素子14a、14dの抵抗値が減少すると共に、磁気抵抗効果素子14b、14cの抵抗値が増加する。このように、一次導体3に印加される被測定電流の大きさに応じてブリッジ回路18の平衡が崩れ、これが電流検知デバイス部7のブリッジ回路18の出力となる。
一次導体3に印加される被測定電流の大きさに応じてブリッジ回路18の平衡が崩れる。このとき、センサ回路部9に設置された増幅回路部(例えばオペアンプ21)では、電流検知デバイス部7の接続エリア16c、16dから検出される出力電圧に基づいて、磁気抵抗効果素子14a〜14d近傍に発生する磁界を打ち消すような電流(制御電流)を補償導電線20に供給する。具体的には接続エリア16c、16dの出力電圧が0になるように、制御電流の大きさを調整する。補償導電線20は、その制御電流の大きさに応じて4つの磁気抵抗効果素子14a〜14d近傍に発生する磁界、すなわち一次導体3に印加される被測定電流の大きさに応じた磁界を相殺するような磁界を発生する。
したがって、一次導体3に印加される被測定電流の大きさに応じたブリッジ回路18の平衡の崩れを、センサ回路部9から供給される制御電流により修復することができる。ゆえに、センサ回路部9から供給した制御電流の大きさが、一次導体3に印加される被測定電流の大きさに相関のある値として検出することができる。
なお、一次導体3以外において発生した外部磁界(外乱磁界)は、磁気抵抗効果素子14a、14bと磁気抵抗効果素子14c、14d(ブリッジ回路18の左右の各ハーフブリッジ回路19)に同相の影響となるため相殺され、測定精度に影響を与えない。
また、本実施の形態においては、U字部4における一次導体3の断面形状はX方向に長軸を有する長方形としたが、U字部4における一次導体3の断面形状を面外方向(Z方向)に長軸を有する長方形としてもよい。その場合、図10に示すように、x軸方向(感磁方向)へ分解した磁界ベクトル13xとz方向へ分解した磁界ベクトル13zの大きさは、13x<13zの関係が成立し、それぞれの磁気抵抗効果素子14の感磁方向には低められた磁界が印加されることになる。一次導体3の断面形状は面外方向(Z方向)に長軸を有する長方形にすると、被測定電流が大電流であっても磁気抵抗効果素子14に印加される磁界が抑制され、出力の飽和などを気にすることなく、かつ電流センサとしての外形寸法を大型化することなく、大電流の計測が容易に行える。
図11は、この発明の実施の形態2による電流センサの平面図を示すもので、図12は図11の一次導体のみを示す斜視図である。図において、一次導体3は、電気伝導性を有する金属にて作製され、実施の形態1と同様にU字部4、U字底部5、接続導体部6より構成され、新たにU字底部5に貫通孔22を設けたものである。
実施の形態2は、実施の形態1に示した一次導体3に貫通孔22を設置した構成であり、実施の形態1では、一次導体3に比べてセンサ基板2が小さい例にてセンサ基板2を回転移動して調整する手法を示したが、実施の形態2では、一次導体3に比べてセンサ基板2が大きい例にて一次導体3を回転移動して調整する手法を示すものである。なお、その他の構成や動作で重複する部分は省略する。
本実施の形態においては、一次導体3にザグリ部を設けずに、一次導体3の対象軸上のU字底部5内に貫通孔22を設け、この貫通孔22を基点として一次導体3を回転移動する構造とした。磁気抵抗効果素子の応答における不連続な誤差を低減する調整方法としては、磁気抵抗効果素子の長軸方向に対して被測定磁界の方向を可変すればよいため、センサ基板に対して一次導体を回転移動させても、一次導体に対してセンサ基板を回転移動させた実施の形態1と同等の効果が得られる。
なお不連続な誤差が顕著に確認できる被測定電流値が既知であれば、被測定電流値を可変せず、ある一定の値に固定して調整してもよく、その結果、調整工程が簡素化される効果が得られる。
また、一次導体3の回転角は数度程度であるため、センサ基板2から一次導体3が逸脱することはなく、電流センサとしての寸法が拡大することはない。
図13は、この発明の実施の形態2による電流センサの平面図を示すもので、図14は図13の一次導体のみを示す斜視図である。図において、一次導体3は、電気伝導性を有する金属にて作製され、実施の形態1と同様にU字部4、U字底部5、接続導体部6より構成され、ザグリ部8の形状を円弧状から長方形に変更したものである。また、新たにセンサ基板2上にバイアス磁界発生部23を設けたものである。
実施の形態3は、実施の形態1に示したセンサ基板2にバイアス磁界発生部23を設置した構成であり、実施の形態1では一次導体3に比べてセンサ基板2が小さい例にてセンサ基板2を回転移動して調整する手法を示したが、実施の形態3では実施の形態1と同じく一次導体3に比べてセンサ基板2が小さい例にて、一次導体3を直線的に移動して調整する手法を示すものである。なお、その他の構成や動作で重複する部分は省略する。
実施の形態1または2のように、センサ基板2にバイアス磁界発生部23を設置しない場合、電流検知デバイス部7に印加される磁界は、1次導体3に流れる被測定電流に起因したもののみとなる。そのため、磁界の方向を変更するための手段は、電流検知デバイス部7を有したセンサ基板2、もしくは一次導体3の回転移動に限られていた。
しかしながら、センサ基板2にバイアス磁界発生部23を設置した場合、電流検知デバイス部7に印加される磁界は、1次導体3に流れる被測定電流に起因したものとバイアス磁界発生部23に起因したものの合成となる。そのため、磁界の方向を変更するための手段は、電流検知デバイス部7を有したセンサ基板2、もしくは一次導体3の回転移動に限られず、長方形で設けたザグリ部8に沿ったセンサ基板2の直線的な移動でも可能となり、センサ基板2を回転移動させた実施の形態1と同等の効果が得られる。
なお不連続な誤差が顕著に確認できる被測定電流値が既知であれば、被測定電流値を可変せず、ある一定の値に固定して調整してもよく、その結果、調整工程が簡素化される効果が得られる。
また、センサ基板2の移動距離は一次導体との兼ね合いもあるが、概ね数mm程度以内であるため、一次導体3に設けたザグリ部8を逸脱することはなく、センサ基板2が数mm程度移動できる部分にだけザグリ部8を限定して設けてもよい。
図15は、この発明の実施の形態4による電流センサの平面図を示すもので、図16は図15の中心線11における断面図である。図16は、簡単のために一部の構成のみを示した。図において、これまでの実施の形態に対して、一次導体3を設置するセンサ基板2の裏面側に新たに一次導体保持部24を設けたものである。
実施の形態4は、実施の形態2に示した一次導体3の貫通孔22を削除し、新たにバイアス磁界発生部23と一次導体保持部24を設置した構成であり、実施の形態3では、一次導体3に比べてセンサ基板2が小さい例にてセンサ基板2を直線的に移動して調整する手法を示したが、実施の形態4では、一次導体3に比べてセンサ基板2が大きい例にて一次導体3を直線的に移動して調整する手法を示すものである。なお、その他の構成や動作で重複する部分は省略する。
本実施の形態においては、一次導体3にザグリ部を設けずに、一次導体3を設置するセンサ基板2の裏面側に一次導体保持部24を設け、この一次導体保持部24をガイドとして一次導体3を直線的に移動する構造とした。磁気抵抗効果素子の応答における不連続な誤差を低減する調整方法としては、磁気抵抗効果素子の長軸方向に対して被測定磁界の方向を可変すればよいため、センサ基板に対して一次導体を直線的に移動させても、一次導体に対してセンサ基板を直線的に移動させた実施の形態3と同等の効果が得られる。
なお不連続な誤差が顕著に確認できる被測定電流値が既知であれば、被測定電流値を可変せず、ある一定の値に固定して調整してもよく、その結果、調整工程が簡素化される効果が得られる。
また、センサ基板2の移動距離は一次導体との兼ね合いもあるが、概ね数mm程度以内であるため、センサ基板2から一次導体3が逸脱することはなく、電流センサとしての寸法が拡大することはない。
Claims (8)
- 設置基板上に配置され、互いに逆方向の磁界の増加に応じて抵抗値が共に増加する磁気抵抗効果特性を有する第1および第4の磁気抵抗効果素子と、
前記設置基板上に配置され、互いに逆方向の上記磁界の増加に応じて抵抗値が共に減少する磁気抵抗効果特性を有する第2および第3の磁気抵抗効果素子と、
前記設置基板上に配置され、前記第1から第4の磁気抵抗効果素子を接続することにより、前記第1および第2の磁気抵抗効果素子による第1のハーフブリッジ回路、および前記第3および第4の磁気抵抗効果素子による第2のハーフブリッジ回路からなるブリッジ回路を構成する接続電流線とを備え、前記設置基板の中心線に対して分けられた一方の領域に前記第1のハーフブリッジ回路が配置されると共に、他方の領域に前記第2のハーフブリッジ回路が配置された電流検知デバイスと、少なくとも1つのU字型形状を有する一次導体とを備え、
前記電流検知デバイスの前記設置基板の中心線と前記一次導体のU字型形状の対称軸が略一致するように少なくとも一つの前記電流検知デバイスがU字型形状部の近傍に配置されるとともに、前記設置基板の中心線上に位置する前記設置基板の中心点を略中点として、前記一次導体に対して前記設置基板が回転可能であることを特徴とする電流センサ。 - 少なくとも一つの前記一次導体は、U字型形状の対称軸上のU字型底部近傍に設けた貫通孔を基点として、前記電流検知デバイスに対して前記一次導体が回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
- 少なくとも一つの前記電流検知デバイスは、センサ回路部とともにセンサ基板に設置され、前記センサ基板は前記一次導体のU字型形状部の近傍の少なくとも一箇所に、前記センサ基板に設置された前記電流検知デバイスの中心線と前記一次導体のU字型形状の対称軸が略一致するように配置されるとともに、前記電流検知デバイスの中心線上に位置する前記電流検知デバイスの中心点を略中点として、前記一次導体に対して前記電流検知デバイスもしくは前記センサ基板が回転可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の電流センサ。
- 少なくとも一つの前記一次導体は、U字型形状を成す前記一次導体の上面、もしくは下面、もしくはその両面に円弧状のザグリ部を備え、前記ザグリ部を介して前記センサ基板を連結したことを特徴とする請求項3に記載の電流センサ。
- 設置基板上に配置され、互いに逆方向の磁界の増加に応じて抵抗値が共に増加する磁気抵抗効果特性を有する第1および第4の磁気抵抗効果素子と、
前記設置基板上に配置され、互いに逆方向の上記磁界の増加に応じて抵抗値が共に減少する磁気抵抗効果特性を有する第2および第3の磁気抵抗効果素子と、
前記設置基板上に配置され、前記第1から第4の磁気抵抗効果素子を接続することにより、前記第1および第2の磁気抵抗効果素子による第1のハーフブリッジ回路、および前記第3および第4の磁気抵抗効果素子による第2のハーフブリッジ回路からなるブリッジ回路を構成する接続電流線とを備え、前記設置基板の中心線に対して分けられた一方の領域に前記第1のハーフブリッジ回路が配置されると共に、他方の領域に前記第2のハーフブリッジ回路が配置された電流検知デバイスと、少なくとも1つのU字型形状を有する一次導体と、少なくとも2つのバイアス磁界発生部を備え、
前記電流検知デバイスは複数の前記バイアス磁界発生部によって挟まれた領域内に、かつ前記電流検知デバイスの前記設置基板の中心線と前記一次導体のU字型形状の対称軸が略一致するように少なくとも一つの前記電流検知デバイスがU字型形状部の近傍に配置されるとともに、前記一次導体に対して前記電流検知デバイスが、U字型形状部の対称軸に対して直角方向に移動可能であることを特徴とする電流センサ。 - 少なくとも一つの前記一次導体は、U字型形状部の対称軸に対して直角方向に移動可能であることを特徴とする請求項5に記載の電流センサ。
- 少なくとも一つの前記電流検知デバイスは、センサ回路部および少なくとも2つの前記バイアス磁界発生部とともにセンサ基板に設置され、前記センサ基板は前記一次導体の前記U字型形状近傍の少なくとも一箇所に、前記センサ基板に設置された前記電流検知デバイスの中心線と前記U字型形状の対称軸が略一致するように配置されるとともに、前記一次導体に対して前記電流検知デバイスもしくは前記センサ基板が、U字型形状の対称軸の直角方向に移動可能であることを特徴とする請求項5または6に記載の電流センサ。
- 少なくとも一つの前記一次導体は、U字型形状を成す前記一次導体の上面、もしくは下面、もしくはその両面に長方形状のザグリ部を備え、前記ザグリ部を介して前記センサ基板を連結したことを特徴とする請求項7に記載の電流センサ。
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