JP5675722B2 - 認識辞書処理装置及び認識辞書処理プログラム - Google Patents

認識辞書処理装置及び認識辞書処理プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、認識辞書処理装置及び認識辞書処理プログラムに関する。
対象となる物品(オブジェクト)を撮像部で撮像した画像データから当該物品の特徴量を抽出し、認識辞書ファイルに登録された特徴量データと照合して類似度を算出し、この類似度に応じて当該物品の種別等を認識する技術がある。このような画像中に含まれる物品を認識する技術は、一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれる。この一般物体認識の技術については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像をオブジェクト毎に領域分割することによって、一般物体認識を行う技術が、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=repl&type=pdf >
近年、例えば小売店の会計システム(POSシステム)において、顧客が買い上げる商品、特に、野菜、果物等のようにバーコードが付されていない商品の認識装置に、一般物体認識の技術を適用することが提案されている。この場合、認識辞書ファイルには、認識対象商品の外観形状、色合い、模様、凹凸具合等の表面情報をパラメータで表わす特徴量データが保存される。商品認識装置は、撮像手段によって撮像された商品の画像データから当該商品の外観上の特徴量を抽出し、この特徴量を認識辞書ファイルに登録されている各商品の特徴量データと照合する。そして商品認識装置は、特徴量が類似している商品を認識商品候補として出力する。
特開平10−260960号公報
一般物体認識の技術を店舗の商品認識装置に適用する場合、店舗では、野菜や果物などの認識対象商品を入荷した際に、その商品に対する特徴量データが認識辞書ファイルに登録されているか否かを確認する必要がある。そして登録されていない場合には、その商品に対する特徴量データを認識辞書ファイルに登録する必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、認識対象商品に対する特徴量データが認識辞書ファイルに登録されているか否かを確認でき、登録されていない場合には、前記特徴量データを認識辞書ファイルに登録できるようにすることにある。
一実施形態において、認識辞書作成装置は、特徴量抽出手段と、商品候補認識手段と、第1の候補商品出力手段と、第2の候補商品出力手段と、更新手段とを含む。特徴量抽出手段は、撮像された画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する。商品候補認識手段は、特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される処理対象の認識辞書ファイルの特徴量データと照合して、画像に含まれる商品の候補を認識する。第1の候補商品出力手段は、商品候補認識手段により画像に含まれる商品の候補として認識された候補商品を出力する。第2の候補商品出力手段は、第1の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に画像に含まれる商品が存在しない場合には、ネットワークを経由して接続される複数の外部サーバのうちいずれか1つの外部サーバ外観特徴量のデータを送信し、1つの外部サーバが外観特徴量のデータを当該1つの外部サーバが有する認識辞書ファイルの特徴量データと照合て画像に含まれる商品の候補を認識した結果得られた候補商品を出力する。更新手段は、第2の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に画像に含まれる商品が存在する場合には、1つの外部サーバ及び他の外部サーバがそれぞれ有する認識辞書ファイルに保存される商品の特徴量データを処理対象の認識辞書ファイルに追加する。
一実施形態であるチェーンストアシステムの要部構成図。 店舗サーバの機能構成を示すブロック図。 辞書データの構造を示す模式図。 辞書管理データの構造を示す模式図。 店舗サーバのハードウェア構成を示すブロック図。 認識辞書処理プログラムに従って店舗サーバのCPUが実行する情報処理の前半部を示す流れ図。 認識辞書処理プログラムに従って店舗サーバのCPUが実行する情報処理の後半部を示す流れ図。 図6の自辞書内認識処理の手順を具体的に示す流れ図。 候補商品リスト画面の一例を示す図。 更新不要メッセージ画面の一例を示す図。 候補商品リスト画面の一例を示す図。 検索確認画面の一例を示す図。
以下、認識辞書処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、この実施形態は、複数の店舗を本部で統括するチェーンストアの各店舗に設置される店舗サーバに認識辞書処理装置としての機能を持たせた場合である。
図1は、チェーンストアシステムの要部構成図である。チェーンストアシステムは、各店舗にそれぞれ構築されるPOSシステム1と、本部に構築される本部システム2と、インターネットを主体とするクラウドシステム3とを含む。各POSシステム1と本部システム2とは、クラウドシステム3を介して双方向通信自在に接続される。
POSシステム1は、複数台のPOS端末11と、1台の店舗サーバ12とを含む。各POS端末11と店舗サーバ12とは、有線または無線のLAN(Local Area Network)13で接続される。各POS端末11は、客が購入する商品の販売データを売上処理する。店舗サーバ12は、各POS端末11で売上処理された各商品の販売データを、LAN13を介して収集し、集計して、店舗全体の売上、在庫等を管理する。
各POS端末11は、一般物体認識の技術を利用して、客が購入する商品を認識する。このため、各POS端末11には、撮像部14Aを備えたスキャナ14が接続され、店舗サーバ12には、認識辞書ファイル15が設けられる。認識辞書ファイル15には、認識対象である商品毎に、その商品の外観形状、色合い、模様、凹凸具合等の表面情報を表わす特徴量データが保存される。
各POS端末11は、先ず、スキャナ14の撮像部14Aで撮像された画像から、この画像に含まれる商品の領域を切り出し、この商品領域の画像から、当該商品の外観上の特徴量を抽出する。次に、各POS端末11は、当該商品の外観特徴量のデータを、認識辞書ファイル15に登録されている商品毎の特徴量データとそれぞれ照合して、商品別に特徴量の類似度を算出する。そして各POS端末11は、特徴量の類似度が高い商品を認識商品の候補として選択可能に表示する。この認識商品の候補の中からいずれかの商品が選択されると、各POS端末11は、この商品の販売データを売上処理する。なお、類似度は、例えば、一致する度合いを示す一致度(一致率)や、どの程度相関するかを示す相関値等であってもよい。すなわち類似度は、撮像部14Aにより撮像された画像の特徴量と認識辞書ファイル15に記憶されている特徴量とを基に得られる値であればよい。
店舗サーバ12は、Webブラウザを実装しており、クラウドシステム3上のWebサービスを利用可能である。クラウドシステム3には、本部システム2の中枢を担う中央サーバ4も接続される。中央サーバ4も認識辞書ファイル5を備える。中央サーバ4の認識辞書ファイル5には、各店舗で販売される各種商品の特徴量データが保存される。これに対し、各店舗サーバ12の認識辞書ファイル15には、その店で販売される各商品の特徴量データが保存される。ここに、中央サーバ4の認識辞書ファイル5はマスタファイルと位置付けられ、各店舗サーバ12の認識辞書ファイル15はローカルファイルと位置付けられる。
以下では、中央サーバ4の認識辞書ファイル5を中央辞書ファイル5と称し、各店舗サーバ12の認識辞書ファイル15を店舗辞書ファイル15と称する。また、各店舗を主たる自店舗と従たる他店舗として区別する際には、自店舗の店舗サーバ12を自店舗サーバ12A、店舗辞書ファイル15を自店舗辞書ファイル15Aと称し、他店舗の店舗サーバを他店舗サーバ12B、店舗辞書ファイル15を他店舗辞書ファイル15Bと称する。
クラウドシステム3は、ネットワークサーバ31と辞書管理サーバ32とを含む。ネットワークサーバ31と辞書管理サーバ32とは、互いに通信可能に連結される。ネットワークサーバ31は、前記中央サーバ4と各店舗サーバ12との間、あるいは自店舗サーバ12Aと他店舗サーバ12Bとの間のデータ通信を制御する。
辞書管理サーバ32は、後述する辞書管理データ33Rを蓄積するための辞書管理ファイル33を備える。辞書管理サーバ32は、辞書管理ファイル33に蓄積された辞書管理データ33Rを用いて、店舗サーバ12で実現される認識辞書処理機能を支援する。
店舗サーバ12は、認識辞書処理機能を実現するために、撮像手段としてデジタルビデオカメラ16を接続し、操作・出力手段としてタッチパネル17を接続する。さらに店舗サーバ12は、ソフトウェアとハードウェアとの協働により、図2に示すように、特徴量抽出手段61、商品候補認識手段62、候補商品出力手段63、入力受付手段64及び処理手段65を備える。
特徴量抽出手段61は、デジタルビデオカメラ16で撮像された画像からその画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する。商品候補認識手段62は、特徴量抽出手段61により抽出された外観特徴量のデータを、自店舗辞書ファイル15Aの特徴量データと照合して、画像に含まれる商品の候補を認識する。候補商品出力手段63は、商品候補認識手段62により画像に含まれる商品の候補として認識された候補商品をタッチパネル17に表示出力する。入力受付手段64は、タッチパネル17に表示出力された候補商品の中に画像に含まれる商品が存在するか否かの選択入力をタッチパネル17から受け付ける。処理手段65は、入力受付手段64により画像に含まれる商品が存在しない旨の選択入力を受け付けると、自店舗辞書ファイル15Aの更新に係る第1の処理を実行し、存在する旨の選択入力を受け付けると、自店舗辞書ファイル15Aの更新に係らない第2の処理を実行する。
ここで、第1の処理は、クラウドシステム3を経由して接続される外部サーバ、すなわち中央サーバ4または他店舗サーバ12Bに対して特徴量抽出手段61により抽出された外観特徴量のデータを送信し、当該外観特徴量のデータを他の認識辞書ファイル、すなわち中央辞書ファイル5または他店舗辞書ファイル15Bの特徴量データと照合させて画像に含まれる商品の候補を認識させ、認識された候補商品を取得する処理を含む。
また、第1の処理は、前記外部サーバから取得した候補商品の中から、画像に含まれる商品としていずれかの候補商品が選択されると、この選択された候補商品の特徴量データを前記他の認識辞書ファイルから収集する処理を含む。
一方、第2の処理は、自店舗辞書ファイル15Aの更新が不要である旨を報知する処理を含む。
図3は、認識辞書ファイル、すなわち中央辞書ファイル5または店舗辞書ファイル15に保存される辞書データ5R(15R)の構造を示す模式図である。中央辞書ファイル5に保存される辞書データ5Rと店舗辞書ファイル15に保存される辞書データ15Rとは、同一構造である。
図3に示すように、認識辞書ファイル5(15)には、少なくとも商品を識別する商品ID及び商品名と複数の特徴量データとで構成される辞書データ5R(15R)が保存される。前記特徴量データは、対応する商品IDで識別される商品の表面情報である外観上の特徴量をパラメータで表わしたもので、1つの商品に対し、その商品を様々な方向から見たときの特徴量データ0〜Nがそれぞれ保存される。なお、1つの商品に対する特徴量データの数(N+1)は、固定ではない。また、特徴量データの数(N+1)は商品によって異なる。
図4は、辞書管理ファイル33に保存される辞書管理データ33Rの構造を示す模式図である。図4に示すように、辞書管理ファイル33には、少なくとも商品を識別する商品ID及び商品名と辞書アドレスとで構成される辞書管理データ33Rが保存される。辞書アドレスは、クラウドシステム3を介して接続される中央サーバ4及び各店舗サーバ12(12A,12B)がそれぞれ管理する認識辞書ファイル、すなわち中央辞書ファイル5と店舗辞書ファイル15(15A,15B)とを個々に識別するために、認識辞書ファイル毎に設定される固有の情報である。
図5は、店舗サーバ12の要部構成を示すブロック図である。店舗サーバ12は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)71を搭載する。そして店舗サーバ12は、このCPU71に、アドレスバス,データバス等のバスライン72を介して、主記憶部を構成するROM(Read Only Memory)73及びRAM(Random Access Memory)74と、補助記憶部75とを接続する。また店舗サーバ12は、同バスライン72を介して、通信インターフェース76、タッチパネルインターフェース77、撮像装置インターフェース78及びLANコントローラ79を、前記CPU71に接続する。
通信インターフェース76は、通信回線を介してクラウドシステム3と接続し、当該店舗サーバ12とネットワークサーバ31との間のデータ通信を司る。タッチパネルインターフェース77は、通信ケーブルを介して前記タッチパネル17と接続する。タッチパネル17は、画面表示が可能なディスプレイ171と、画面上のタッチ位置座標を検知するためにディスプレイ171の画面上に重ねて配置されたタッチパネルセンサ172とからなる。タッチパネルインターフェース77は、表示画像データをディスプレイ171に送信し、また、タッチパネルセンサ172からタッチ位置座標信号を受信する。撮像装置インターフェース78は、通信ケーブルを介して前記デジタルビデオカメラ16と接続し、このカメラ16で撮影される画像データを取り込む。LANコントローラ79は、LAN13を介して接続される各POS端末11と当該店舗サーバ12との間のデータ通信を制御する。
ROM73には、基本プログラム、種々の設定データ等の固定的なデータが予め格納される。RAM74には、少なくとも当該店舗サーバ12が認識辞書処理機能を実現するために必要なメモリエリアが形成される。例えばHDD(Hard Disk Drive)装置またはSSD(Solid State Drive)装置等が用いられる補助記憶部75には、種々のアプリケーションプログラムや集計データ等が格納される。前記認識辞書処理機能をCPU71に実現させるためのアプリケーションプログラム、すなわち認識辞書処理プログラムも、上記補助記憶部75に格納される。
かかる構成の店舗サーバ12は、業務メニューの1つに認識辞書処理業務がある。この業務が実行されると、店舗サーバ12では、一般物体認識の技術を利用して認識する対象の商品に対する辞書データ15Rが自店舗辞書ファイル15Aに登録されているか否かが確認され、登録されていない場合には辞書データ15Rが自店舗辞書ファイル15Aに追加される。
このような業務は、例えば認識対象の商品が店舗に入荷された際に、検品担当の店員によって実行される。すなわち検品担当の店員は、認識対象の商品が店舗に入荷されると、自店舗サーバ12Aの業務メニューの中から認識辞書処理業務を選択する。
認識辞書処理業務が選択されると、自店舗サーバ12Aでは認識辞書処理プログラムが起動する。この起動により、自店舗サーバ12AのCPU71は、図6〜図7の流れ図に示す手順の情報処理を開始する。先ず、CPU71は、撮像装置インターフェース78から撮像オン信号を出力する(ST1)。この撮像オン信号により、デジタルビデオカメラ16は撮像領域の撮像を開始する。デジタルビデオカメラ16で撮像された撮像領域のフレーム画像は、RAM74に順次保存される。そこで、検品担当の店員は、認識対象の商品をデジタルビデオカメラ16の撮像領域にかざす。
CPU71は、RAM74に保存されたフレーム画像のデータを取り込む(ST2)。そしてCPU71は、このフレーム画像から商品が検出されるか否かを確認する(ST3)。具体的には、CPU71は、フレーム画像を二値化した画像から輪郭線等を抽出する。そしてCPU71は、フレーム画像に映し出されている物体の輪郭抽出を試みる。物体の輪郭が抽出されると、実際に物体認識したところを示すマスク画像(輪郭を境界として内側あるいは外側を塗りつぶした二色で構成される画像)を作ったり、物体の輪郭を基に物体部分を矩形座標で処理することで、CPU71は、その輪郭内の画像を商品とみなす。
フレーム画像から商品が検出されない場合(ST3にてNO)、CPU71は、RAM74から次のフレーム画像を取り込む(ST2)。そしてCPU71は、このフレーム画像から商品が検出されるか否かを確認する(ST3)。
フレーム画像から商品が検出された場合には(ST3にてYES)、CPU71は、その輪郭内の画像から商品の形状、表面の色合い、模様、凹凸状況等の外観上の特徴量(外観特徴量)を抽出する(ST4:特徴量抽出手段61)。抽出された外観特徴量のデータは、RAM74のワークエリアに一時的に格納される。
特徴量を抽出し終えると、CPU71は、自辞書内認識処理を実行する(ST5)。自辞書内認識処理の手順は、図8の流れ図によって具体的に示される。先ず、CPU71は、自店舗辞書ファイル15Aを検索する(ST41)。そしてCPU71は、自店舗辞書ファイル15Aから1商品のデータレコード(商品ID、商品名、複数の特徴量データ)を読み込む(ST42)。
データレコードを読み込めたならば、CPU71は、ステップST4の処理で抽出された外観特徴量のデータが、当該レコードの特徴量データに対してどの程度類似しているかを示す類似度を算出する(ST43)。類似度は、値が大きいほど類似率が高いと言える。本実施形態では、類似度の上限を“100”として、商品毎に特徴量データの類似度が算出される。
CPU71は、類似度が所定の基準閾値より高いか否かを確認する(ST44)。基準閾値は、登録商品候補として残すべき商品の類似度の下限である。前述したように類似度の上限値を“100”とした場合、基準閾値は、例えばその1/5の“20”と設定する。類似度が基準閾値より高いレベルにある場合(ST44にてYES)、CPU71は、当該データレコードの商品ID及び商品名と、ステップST43の処理で算出された類似度とを、登録商品候補としてRAM74の所定エリアに格納する(ST45:商品候補認識手段62)。これに対し、類似度が基準閾値を超えない場合には(ST44にてNO)、CPU71は、ステップST45の処理を実行しない。
しかる後、CPU71は、自店舗辞書ファイル15Aに未処理のデータレコードが存在するか否かを確認する(ST46)。存在する場合(ST46にてYES)、CPU71は、ステップST42の処理に戻る。すなわちCPU71は、自店舗辞書ファイル15Aから未処理のデータレコードをさらに読み込んで、前記ステップST43〜ST46の処理を実行する。
こうして、自店舗辞書ファイル15Aに保存されている全ての商品のデータレコードについて、前記ステップST43〜ST46の処理が実行され、類似度が基準閾値より高いレベルにある登録商品候補を認識したならば(ST46にてNO)、自辞書内認識処理が終了する。自辞書内認識処理が終了すると、CPU71は、登録商品候補の有無を確認する(ST6)。
RAM74の所定エリアに登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名,類似度)が1つでも格納されていた場合、すなわち、所定の閾値を超える商品候補が1つ以上存在する場合には、登録商品候補がある。この場合(ST6にてYES)、CPU71は、候補となった商品の商品名を例えば類似度の高い順に並べた候補商品リストの画面をタッチパネル17に表示させる(ST7:候補商品出力手段)。
図9は、候補商品リスト画面の一表示例である。図示するように、画面は、商品画像の領域80と、複数の商品名ボタン81a〜81fの領域とに区分される。また、「次へ」ボタン82、「前へ」ボタン83及び「終了」ボタン84の各タッチボタンが、画面上に配置される。領域80には、ステップST2の処理で取り込んだフレーム画像から検出された商品の画像が表示される。各商品名ボタン81a〜81fには、領域81内に表示された商品の外観特徴量から登録商品候補となった各商品の名称がそれぞれ表記される。つまり、各商品名ボタン81a〜81fに表記される商品名が、候補商品リストとなる。「次へ」ボタン82及び「前へ」ボタン83は、各商品名ボタン81a〜81fに表記される商品名の更新を指示する際にタッチされる。「終了」ボタン84は、候補商品リストの中に選択すべき商品名がないときにタッチされる。
CPU71は、候補商品リストの中のいずれかの商品が選択されるのを待機する(ST8:入力受付手段)。各商品名ボタン81a〜81fの中のいずれか1つのボタンがタッチされると、CPU71は、候補商品リストの中から商品が選択されたとみなす(ST8にてYES)。この場合、CPU71は、タッチパネル17に、自店舗辞書ファイル15Aの更新が不要である旨を報知するメッセージを表示させる(ST9:処理手段)。
なお、ステップST6の処理にて、RAM74の所定エリアに登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名,類似度)が1つしか格納されていなかった場合、すなわち、所定の閾値を超える商品候補が1つしか存在していない場合には、ステップST7及びステップST8の処理を省略して、ステップST9の処理に移行し、タッチパネル17に、自店舗辞書ファイル15Aの更新が不要である旨を報知するメッセージを表示させてもよい。
図10は、上記メッセージの一表示例である。この例では、商品画像の領域80の画面に向かって右側近傍に、更新が不要である旨を報知するメッセージ「左の商品は既に辞書に登録されています」が表示される。また、「次へ」ボタン82と「終了」ボタン84が、画面上に配置される。なお、メッセージの内容や表示位置は、図10の例に限定されるものではない。要は、ユーザに自店舗辞書ファイル15Aの更新が不要である旨が伝わればよい。
CPU71は、「次へ」ボタン82または「終了」ボタン84のいずれか一方が入力されるのを待機する(ST10)。「次へ」ボタン82がタッチされた場合(ST10にて「次へ」)、CPU71は、ステップST2の処理に戻る。すなわちCPU71は、RAM74から次のフレーム画像を取り込み、前記ステップST3以降の処理を再度実行する。
これに対し、「終了」ボタン84がタッチされた場合には(ST10にて「終了」)、CPU71は、撮像装置インターフェース78から撮像オフ信号を出力する(ST11)。この撮像オフ信号により、デジタルビデオカメラ16は撮像領域の撮像を終了する。
したがって、認識対象の商品をデジタルビデオカメラ16にかざした店員は、タッチパネル17に更新が不要である旨を報知するメッセージが表示されたならば、認識対象商品の辞書データ15Rが自店舗辞書ファイル15Aに既に登録されていると確認できる。これに対し、タッチパネル17に候補商品リスト画面が表示された場合には、認識対象商品の辞書データ15Rが自店舗辞書ファイル15Aに登録されていないと確認することができる。
前記ステップST6の処理にて、RAM74の所定エリアに登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名,類似度)が1つも格納されていない場合、すなわち、所定の閾値を超える商品候補が1つも存在しない場合には、登録商品候補はない。この場合(ST6にてNO)、CPU71は、ステップST21(図7を参照)の処理に進む。また、前記ステップST8の処理にて、「終了」ボタン84がタッチされた場合にも(ST8にてNO)、CPU71は、ステップST21の処理に進む。
ステップST21では、CPU71は、通信インターフェース76を介してクラウドシステム3に、中央辞書検索コマンドを送信する。このコマンドには、ステップST4の処理にて得られた外観特徴量のデータが含まれる。中央辞書検索コマンドは、ネットワークサーバ31を介して中央サーバ4に送信される。中央サーバ4のCPUは、上記中央辞書検索コマンドを受けて、中央辞書内認識処理を実行する。
中央辞書内認識処理の手順は、検索対象の辞書ファイルが自店舗辞書ファイル15Aから中央辞書ファイル5に変わった点以外は、図8に示したST41〜ST46の手順と同一である。すなわち、中央サーバ4のCPUは、中央辞書ファイル5に登録されている各辞書データの特徴量データと、中央辞書検索コマンドに含まれる外観特徴量のデータとを照合して、商品毎に類似度を求め、この類似度が基準閾値を超える商品を登録商品候補として認識する。
中央辞書内認識処理が終了すると、中央サーバ4のCPUは、登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名、類似度)を、クラウドシステム3のネットワークサーバ31を介して、中央辞書検索コマンド送信元の店舗サーバ12Aに送信する。なお、登録商品候補となる商品データが存在しない場合には、候補商品無しを示すデータを、同店舗サーバ12Aに送信する。
中央辞書検索コマンドを送信した店舗サーバ12のCPU71は、登録商品候補となる商品データを受信するのを待機する(ST22)。登録商品候補となる商品データを受信した場合(ST22にてYES)、CPU71は、中央サーバ4にて候補となった商品の商品名を例えば類似度の高い順に並べた候補商品リストの画面をタッチパネル17に表示させる(ST23)。
図11は、ステップST23の時点における候補商品リスト画面の一表示例である。図示するように、画面は、ステップST7の処理にて表示される画面と同様に、商品画像の領域81と、複数の商品名ボタン81a〜81fの領域とに区分される。また、「次へ」ボタン82、「前へ」ボタン83及び「終了」ボタン84の各タッチボタンが、画面上に配置される。
因みに、図9と図11の画面例は、店員が自店舗サーバ12Aのデジタルビデオカメラ16に商品「洋ナシ」をかざした場合である。ただし、商品「洋ナシ」の辞書データ15Rは、自店舗辞書ファイル15Aには保存されておらず、中央辞書ファイル5に保存されている。この場合、図9に示すように、商品名ボタン81a〜81fに商品「洋ナシ」の商品名が表記されないので、店員は、「終了」ボタン84にタッチする。そうすると、図11に示すように、商品名ボタン81aに商品「洋ナシ」の商品名が表記されるので、店員は、この商品名ボタン81aにタッチする。
CPU71は、候補商品リストの中のいずれかの商品が選択されるのを待機する(ST24)。各商品名ボタン81a〜81fの中のいずれか1つのボタンがタッチされると、CPU71は、候補商品リストの中から商品が選択されたとみなす(ST24にてYES)。この場合、CPU71は、通信インターフェース76を介してクラウドシステム3に、辞書データ収集コマンドを送信する。このコマンドには、ステップST24の処理にて選択された商品の商品IDが含まれる。
辞書データ収集コマンドは、ネットワークサーバ31を介して辞書管理サーバ32に送信される。辞書管理サーバ32は、辞書管理ファイル33を検索して、受信コマンド中の商品IDを含む辞書管理データ33Rを検出する。該当する辞書管理データ33Rが検出されると、辞書管理サーバ32は、そのデータ中の辞書アドレスで識別される外部サーバ(中央サーバ4または他店舗サーバ12B)に、受信コマンド中の商品IDを含む辞書データ5R(15R)の収集コマンドを送信する。
このコマンドを受信した外部サーバは、対応する認識辞書ファイル(中央辞書ファイル5または他店舗辞書ファイル15B)から受信コマンド中の商品IDを含む辞書データ5R(15R)を読出し、辞書管理サーバ32に送信する。辞書管理サーバ32は、外部サーバから収集した辞書データ5R(15R)を、ネットワークサーバ31を介して、辞書データ収集コマンド送信元の自店舗サーバ12Aに送信する。
辞書データ収集コマンドを送信したCPU71は、辞書データ5R(15R)の受信を待機する(ST26)。通信インターフェース76を介して辞書データ5R(15R)が受信されると、CPU71は、受信した辞書データ5R(15R)を自店舗辞書ファイル15Aに追加登録する(ST27:処理手段65)。
したがって、認識対象商品の辞書データが自店舗辞書ファイル15Aに登録されていないが、中央辞書ファイル5に登録されていた場合には、この中央辞書ファイル5の辞書データ5Rが自店舗辞書ファイル15Aに追加登録される。また、このとき、他店舗の辞書ファイル15Bに当該認識対象商品の辞書データ15Rが登録されていた場合にも、この他店舗辞書ファイル15Bの辞書データ15Rが自店舗辞書ファイル15Aに追加登録される。この際、既に追加登録されている辞書データ5Rまたは15Rの特徴量データと重複する特徴量データは削除される。
しかる後、CPU71は、「次へ」ボタン82か「終了」ボタン84のいずれか一方が入力されるのを待機する(ST28)。「次へ」ボタン82がタッチされた場合(ST28にて「次へ」)、CPU71は、ステップST2の処理に戻る。すなわちCPU71は、RAM74から次のフレーム画像を取り込み、前記ステップST3以降の処理を再度実行する。
これに対し、「終了」ボタン84がタッチされた場合には(ST28にて「終了」)、CPU71は、撮像装置インターフェース78から撮像オフ信号を出力する(ST32)。この撮像オフ信号により、デジタルビデオカメラ16は撮像領域の撮像を終了する。
前記ステップST22の処理にて候補商品無しを示すデータを受信した場合(ST22にてNO)、あるいは前記ステップST24の処理にて「終了」ボタン84がタッチされた場合(ST24にてNO)、CPU71は、他店舗の認識辞書ファイルを検索するか否かを確認する検索確認画面をタッチパネル17に表示させる。
図12は、検索確認画面の一表示例である。図示するように、画面は、商品画像の領域80と、複数の店名ボタン91a〜91cの領域とに区分される。また、「次へ」ボタン82、「前へ」ボタン83及び「終了」ボタン84の各タッチボタンが、画面上に配置される。領域80には、ステップST2の処理で取り込んだフレーム画像から検出された商品の画像が表示される。各店名ボタン91a〜91fには、予め補助記憶部75に設定されている同一地域内の他店舗の店名が表記される。
たとえば、地域限定の商品の場合、中央辞書ファイル5に辞書データ5Rが登録されていないが、他店舗辞書ファイル15Bには辞書データ15Rが登録されている可能性がある。その場合、店員は、所望の店名が表記された店名ボタン91a〜91cにタッチする。
検索確認画面を表示させたCPU71は、いずれかの店名ボタン91a〜91cがタッチされるか「終了」ボタン84がタッチされるのを待機する(ST30)。いずれかの店名ボタン91a〜91cがタッチされた場合、CPU71は、タッチされた店名ボタン91a〜91cに表記されている店名の他店舗が選択されたとみなす。そしてCPU71は、通信インターフェース76を介してクラウドシステム3に、他店舗辞書検索コマンドを送信する。このコマンドには、ステップST4の処理にて得られた外観特徴量のデータと、検索確認画面から選択された他店舗の識別データとが含まれる。他店舗辞書検索コマンドは、ネットワークサーバ31を介して該当する他店舗サーバ12Bに送信される。他店舗サーバ12BのCPU71は、上記他店舗辞書検索コマンドを受けて、他店舗辞書内認識処理を実行する。
辞書内認識処理の手順は、検索対象の辞書ファイルが自店舗辞書ファイル15Aから他店舗辞書ファイル15Bに変わった点以外は、図8に示したST41〜ST46の手順と同一である。すなわち、他店舗サーバ12BのCPU71は、他店舗辞書ファイル15Bに登録されている各辞書データの特徴量データと、他店舗辞書検索コマンドに含まれる外観特徴量のデータとを照合して、商品毎に類似度を求め、この類似度が基準閾値を超える商品を登録商品候補として認識する。
他店舗辞書内認識処理が終了すると、他店舗サーバ12BのCPU71は、登録商品候補となる商品データ(商品コード,商品名、類似度)を、クラウドシステム3のネットワークサーバ31を介して、他店舗辞書検索コマンド送信元の店舗サーバ12Aに送信する。なお、登録商品候補となる商品データが存在しない場合には、候補商品無しを示すデータを、同店舗サーバ12Aに送信する(要求受け手段)。
他店舗辞書検索コマンドを送信した店舗サーバ12のCPU71は、登録商品候補となる商品データを受信するのを待機する(ST22)。以後、CPU71は、前記ステップST22以降の処理を実行する。
したがって、認識対象商品の辞書データが中央辞書ファイル4にも登録されていないが、他店舗辞書ファイル15Bに登録されていた場合には、この他店舗辞書ファイル15Bの辞書データ15Rが自店舗辞書ファイル15Aに追加登録される。
このように本実施形態によれば、検品担当の店員が認識対象の商品をデジタルビデオカメラ16の撮像領域にかざすだけで、当該商品の辞書データが自店舗辞書ファイル15Aに登録されているか否かを容易に確認することができる。そして、自店舗辞書ファイル15Aに登録されておらず、外部サーバ、例えば中央サーバ4または他店舗サーバ12Bが管理する中央辞書ファイル5または他店舗辞書ファイル15Bに登録されている場合には、この中央辞書ファイル5または他店舗辞書ファイル15Bに登録されている辞書データが自店舗辞書ファイル15Aに自動的に登録される。したがって、自店舗辞書ファイル15Aに辞書データを追加登録する手間を削減することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、ネットワークサーバ31と辞書管理サーバ32とをクラウドシステム3に配置したが、ネットワークサーバ31及び辞書管理サーバ32としての機能を店舗サーバ12に持たせることで、各店舗サーバ12と中央サーバ4との間でクラウドシステム3を用いることなくネットワークを構築してもよい。
また、前記実施形態では、自店舗サーバ12Aに対する外部サーバとして、中央サーバ4と他店舗サーバ12Bとを示したが、中央サーバ4または他店舗サーバ12Bのいずれか一方を外部サーバとしてもよい。
また、前記実施形態では、店舗サーバ12の撮像手段としてデジタルビデオカメラ16を例示し、操作・出力手段としてタッチパネル17を例示したが、撮像手段及び操作・出力手段はこれに限定されるものではない。例えば、カメラ搭載型の多機能携帯端末または高機能携帯電話を、撮像手段及び操作・出力手段として兼用することもできる。
また、前記実施形態は、装置内部のプログラム記憶部である補助記憶部75に発明の機能を実現させる認識辞書処理プログラムが予め記録されているものとした。しかしこれに限らず、同様のプログラムがネットワークから装置にダウンロードされてもよい。あるいは、記録媒体に記録された同様のプログラムが、装置にインストールされてもよい。記録媒体は、CD−ROM,メモリカード等のようにプログラムを記憶でき、かつ装置が読み取り可能であれば、その形態は問わない。また、プログラムのインストールやダウンロードにより得る機能は、装置内部のOS(オペレーティング・システム)等と協働してその機能を実現させるものであってもよい。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]撮像された画像からその画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、前記特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、認識対象である商品毎にその商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される処理対象の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して、前記画像に含まれる商品の候補を認識する商品候補認識手段と、前記商品候補認識手段により前記画像に含まれる商品の候補として認識された候補商品を出力する候補商品出力手段と、前記候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在しない場合には前記処理対象の認識辞書ファイルの更新に係る第1の処理を実行し、存在する場合には前記処理対象の認識辞書ファイルの更新に係らない第2の処理を実行する処理手段と、を具備し、前記第1の処理は、ネットワークを経由して接続される外部サーバに対し、前記特徴量抽出手段により抽出された前記外観特徴量のデータを送信し、前記外観特徴量のデータを他の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合させて前記画像に含まれる商品の候補を認識させ、認識された候補商品を取得することを特徴とする認識辞書処理装置。
[2]前記候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在するか否かの選択入力を受け付ける入力受付手段、をさらに具備し、前記処理手段は、前記入力受付手段により前記画像に含まれる商品が存在しない旨の選択入力を受け付けると前記第1の処理を実行し、存在する旨の選択入力を受け付けると前記第2の処理を実行することを特徴とする付記1記載の認識辞書処理装置。
[3]前記第1の処理は、さらに、取得した前記候補商品の中から、前記画像に含まれる商品としていずれかの候補商品が選択されると、この選択された候補商品の特徴量データを前記他の認識辞書ファイルから収集する処理を含むことを特徴とする付記1記載の認識辞書処理装置。
[4]前記第2の処理は、前記処理対象の認識辞書ファイルの更新が不要である旨を報知する処理を含むことを特徴とする付記1〜3のうちいずれか1に記載の認識辞書処理装置。
[5]前記外部サーバを介して候補商品の要求を受けると、この要求とともに受信した前記外観特徴量のデータを前記処理対象の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して候補商品を認識し、当該候補商品のデータを要求元へ出力する要求受け手段、をさらに具備したことを特徴とする付記1〜4のうちいずれか1に記載の認識辞書処理装置。
[6]コンピュータを、撮像された画像からその画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する特徴量抽出手段、前記特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、認識対象である商品毎にその商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される処理対象の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して、前記画像に含まれる商品の候補を認識する商品候補認識手段、前記商品候補認識手段により前記画像に含まれる商品の候補として認識された候補商品のリストを出力する候補商品出力手段、前記候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が含まれる場合には前記処理対象の認識辞書ファイルの更新に係る第1の処理を実行し、含まれない場合には前記処理対象の認識辞書ファイルの更新に係らない第2の処理を実行する処理手段、として機能させ、前記第1の処理は、ネットワークを経由して接続される外部サーバに対し、前記特徴量抽出手段により抽出された前記外観特徴量のデータを送信し、前記外観特徴量のデータを他の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合させて前記画像に含まれる商品の候補を認識させ、認識された候補商品を取得する認識辞書処理プログラム。
1…POSシステム、2…本部システム、3…クラウドシステム、4…中央サーバ、5…中央辞書ファイル、12…店舗サーバ、15…店舗辞書ファイル、16…デジタルビデオカメラ、17…タッチパネル、31…ネットワークサーバ、32…辞書管理サーバ、33…辞書管理ファイル、61…特徴量抽出手段、62…商品候補認識手段、63…候補商品出力手段、64…入力受付手段、65…処理手段。

Claims (5)

  1. 撮像された画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される処理対象の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して、前記画像に含まれる商品の候補を認識する商品候補認識手段と、
    前記商品候補認識手段により前記画像に含まれる商品の候補として認識された候補商品を出力する第1の候補商品出力手段と、
    前記第1の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在しない場合には、ネットワークを経由して接続される複数の外部サーバのうちいずれか1つの外部サーバに前記外観特徴量のデータを送信し、前記1つの外部サーバが前記外観特徴量のデータを当該1つの外部サーバが有する認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合て前記画像に含まれる商品の候補を認識した結果得られた候補商品を出力する第2の候補商品出力手段と、
    前記第2の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在する場合には、前記1つの外部サーバ及び他の前記外部サーバがそれぞれ有する前記認識辞書ファイルに保存される前記商品の特徴量データを前記処理対象の認識辞書ファイルに追加する更新手段と、
    を具備したことを特徴とする認識辞書処理装置。
  2. 記候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在するか否かの選択入力を受け付ける入力受付手段、をさらに具備し、
    前記第2の候補商品出力手段は、前記第1の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在しない旨の選択入力を前記入力受付手段により受け付けると前記1つの外部サーバに前記外観特徴量のデータを送信して得られた候補商品を出力する処理を実行し、
    前記更新手段は、前記第2の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在する旨の選択入力を前記入力受付手段により受け付けると、前記1つの外部サーバ及び他の前記外部サーバがそれぞれ有する前記認識辞書ファイルに保存される前記商品の特徴量データを前記処理対象の認識辞書ファイルに追加する処理を実行することを特徴とする請求項1記載の認識辞書処理装置。
  3. 各商品を識別する商品IDに関連付けて、その商品の特徴量データが保存された認識辞書ファイルを識別する辞書アドレスを記憶する辞書管理ファイル、
    をさらに具備し、
    前記更新手段は、前記第2の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在する場合に、前記辞書管理ファイルを参照して前記商品の特徴量データが保存された他の外部サーバの認識辞書ファイルを検出し、前記1つの外部サーバと前記検出された他の外部サーバとがそれぞれ有する前記認識辞書ファイルに保存される前記商品の特徴量データを前記処理対象の認識辞書ファイルに追加することを特徴とする請求項1または2に記載の認識辞書処理装置。
  4. 前記第1の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在する場合には、前記処理対象の認識辞書ファイルの更新が不要である旨を報知する報知手段、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1に記載の認識辞書処理装置。
  5. コンピュータを、
    撮像された画像に含まれる商品の外観特徴量を抽出する特徴量抽出手段、
    前記特徴量抽出手段により抽出された外観特徴量のデータを、商品の表面情報を表わす特徴量データが保存される処理対象の認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合して、前記画像に含まれる商品の候補を認識する商品候補認識手段、
    前記商品候補認識手段により前記画像に含まれる商品の候補として認識された候補商品を出力する第1の候補商品出力手段、
    前記第1の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在しない場合には、ネットワークを経由して接続される複数の外部サーバのうちいずれか1つの外部サーバに前記外観特徴量のデータを送信し、前記1つの外部サーバが前記外観特徴量のデータを当該1つの外部サーバが有する認識辞書ファイルの前記特徴量データと照合て前記画像に含まれる商品の候補を認識した結果得られた候補商品を出力する第2の候補商品出力手段、及び
    前記第2の候補商品出力手段により出力された候補商品の中に前記画像に含まれる商品が存在する場合には、前記1つの外部サーバ及び他の前記外部サーバがそれぞれ有する前記認識辞書ファイルに保存される前記商品の特徴量データを前記処理対象の認識辞書ファイルに追加する更新手段、
    として機能させるための認識辞書処理プログラム。
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