JP5698366B2 - 制御方法、装置、及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特に、制御方法、装置、及びシステムに関する。
リモートネットワークドライバインタフェース仕様(RNDIS)は、ネットワーク装置仕様である。これは、RNDIS装置が、システムから来たオブジェクト識別子デスクリプタ(OID)を処理することを要求する。従って、システム内に提供されるドライバプログラムが、互換モードにおいて、様々なRNDIS装置によって使用されることが可能であり、特定のRNDIS装置のために、専用のドライバプログラムが開発される必要はなく、システムは、特定の機能を実施するために、様々なOIDを、RNDIS装置に送信することが可能である。
RNDISの使用は、ユーザに多大な便宜をもたらすだけでなく、更に、RNDIS装置の開発を簡単にする。しかし、RNDISドライバプログラムは、ネットワークデータを伝送することのみが可能であり、ユーザの制御コマンドを伝送することはできない。従って、ユーザの基本的要求(ダイヤルアップ、及び、ダイヤルアップの切断など)は、RNDIS装置に伝送されることができず、その他の操作を介してのみ、実施されることが可能である。例えば、ネットワークは、装置を除去することによってのみ、切断されることが可能であり、これは、ユーザにとって不便である。
この問題を解決するために、従来技術では、RNDISドライバが、RNDIS装置のインタフェースとして使用され、かつ、追加の制御インタフェースが、RNDIS装置内に追加され、ここで、ユーザ装置は、RNDIS装置を制御するために、制御コマンドを、制御インタフェースを介して送信する。
制御インタフェースの追加は、全ての種類のインタフェースを有するRNDIS装置にではなく、ユニバーサルシリアルバスインタフェースを有するRNDIS装置にのみ適用可能である。従って、この解決法は、一般的な適用性を有さない。加えて、新たな制御インタフェースが追加されるため、ユーザは、新たな制御インタフェースのための追加のドライバプログラムを追加する必要があり、これは、使用の複雑さを増加させる。
本発明の実施形態は、一般的な適用可能性を有するだけでなく、更に、追加のドライバプログラムをインストールすることなしに、RNDIS装置への制御コマンドの伝送を実施することが可能であり、これにより、使用プロセスを単純にする、制御方法、装置、及びシステムを提供する。
制御方法は、
制御コマンドを、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化し、ここで、制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用され、
カプセル化されたネットワークデータパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信することを含む。
制御方法は、
制御コマンドを、コンパクトディスク(CD)、又はヒューマンインタフェース装置(HID)に送信されるデータパケット内にカプセル化し、ここで、制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用され、
カプセル化されたパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に、RNDIS装置上に設定されたCDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して送信することを含む。
制御方法は、
ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信し、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されており、
ネットワークデータパケットをカプセル開放して、制御コマンドを取得し、
制御コマンドの指示に従って、動作を実行することを含む。
制御方法は、
RNDIS装置上に設定されたCDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して、ユーザ装置によって送信されたデータパケットを受信し、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されており、
データパケットをカプセル開放して、制御コマンドを取得し、
制御コマンドの指示に従って、動作を実行することを含む。
ユーザ装置は、
制御コマンドを、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化するように構成された、第1のカプセル化ユニットと(ここで、制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用され)、
第1のカプセル化ユニットによってカプセル化されたネットワークデータパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信するように構成された、第1の送信ユニットとを含む。
ユーザ装置は、
制御コマンドを、CD、又はHIDインタフェースのフォーマットにおけるデータパケット内にカプセル化するように構成された、第2のカプセル化ユニットと(ここで、制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用され)、
RNDIS装置上に設定されたCDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して、第2のカプセル化ユニットによってカプセル化されたデータパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信するように構成された、第2の送信ユニットとを含む。
RNDIS装置は、
ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信するように構成された、第1の受信ユニットと(ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されており)、
第1の受信ユニットによって受信されたネットワークデータパケットを、カプセル開放して、制御コマンドを取得するように構成された、第1のカプセル開放ユニットと、
第1のカプセル開放ユニットによって取得された制御コマンドの指示に従って、動作を実行するように構成された、第1の処理ユニットとを含む。
RNDIS装置は、
CDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して、ユーザ装置によって送信されたデータパケットを受信するように構成された、第2の受信ユニットと(ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されており)、
第2の受信ユニットによって受信されたデータパケットを、カプセル開放して、制御コマンドを取得するように構成された、第2のカプセル開放ユニットと、
第2のカプセル開放ユニットによって取得された制御コマンドの指示に従って、動作を実行するように構成された、第2の処理ユニットとを含む。
通信システムは、本発明の実施形態によって提供される、任意のユーザ装置と、任意のRNDIS装置とを含む。
本発明の実施形態によれば、制御コマンドが、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化され、カプセル化されたネットワークデータパケットが、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信される。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、ネットワークデータパケットを、RNDIS装置に、直接送信することが可能である。従って、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースを追加することも、追加のドライバプログラムをインストールすることもなしに、制御コマンドが、RNDIS装置に伝送されることが可能である。従来技術における、追加の制御インタフェースを追加すること、及び、ドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、かつ、RNDIS装置に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
本発明の実施形態による技術的解決法を、より明確に説明するために、実施形態を説明するための添付の図面について、以下に簡単に紹介する。明らかに、添付の図面は、本発明のいくつかの実施形態を説明するものにすぎず、当業者は、そのような添付の図面から、いかなる創造的な活動も行うことなく、その他の図面を導き出すことが可能である。
本発明の実施形態1による制御方法のフローチャートである。 本発明の実施形態2による制御方法のフローチャートである。 本発明の実施形態3による制御方法のフローチャートである。 パーソナルコンピュータ(PC)と、RNDIS装置との間の通信の概略シナリオ図である。 ATコマンドをカプセル化するためにユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケットを使用する、データパケットフォーマットである。 本発明の実施形態4による制御方法のフローチャートである。 本発明の実施形態5による制御方法のフローチャートである。 PCと、RNDIS装置との間の通信の概略シナリオ図である。 本発明の実施形態4による制御方法のフローチャートである。 本発明の実施形態によるユーザ装置の概略構成図である。 本発明の実施形態によるユーザ装置の、別の概略構成図である。 本発明の実施形態によるユーザ装置の、更に別の概略構成図である。 本発明の実施形態によるRNDIS装置の概略構成図である。 本発明の実施形態によるRNDIS装置の、別の概略構成図である。 本発明の実施形態による通信システムの概略構成図である。
本発明の実施形態による技術的解決法について、添付の図面を参照して、以下に更に詳細に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の全ての実施形態ではなく、いくつかの実施形態にすぎない。当業者によって、本発明の実施形態に基づいて、いかなる創造的な活動も行うことなく導き出される全てのその他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入る。
本発明の実施形態は、制御方法、装置、及びシステムを提供し、これらについて、それぞれ、以下に詳細に説明する。
実施形態1
この実施形態は、ユーザ装置の観点から説明される。ユーザ装置は、具体的には、PC又はラップトップなどの、端末であってもよい。
制御方法は、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドを、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化し、カプセル化されたネットワークデータパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信することを含む。
図1を参照すると、特定のプロセスは、以下の通りであってもよい。
101:制御コマンドが、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化される。
例えば、制御コマンドは、RNDIS装置に送信される、コネクションベースの伝送制御プロトコル(TCP)データパケット内にカプセル化されてもよく、又は、
制御コマンドは、RNDIS装置に送信される、コネクションレスのUDPデータパケット内にカプセル化されてもよい。
制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用される。コマンドは、例えば、ATコマンド、診断(DIAG)コマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドであってもよい。
102:カプセル化されたネットワークデータパケットは、RNDIS装置を制御するために(例えば、ダイヤルアップの要求を初期化するため、個人識別番号(PIN)をロック解除するため、又は、RNDIS装置上のダイヤルアップを切断するために)、RNDIS装置に送信される。
必要に応じて、ステップ101の前に、すなわち、制御コマンドを、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化することの前に、プロセスは、RNDIS装置と通信するためのネットワーク通信ポートを作成することを更に含んでもよく、ここで、ネットワーク通信ポートは、任意のポートであってもよく、しかし、ポート番号は、他の既知のアプリケーションのポート番号と同じであってはならない。特定の作成方法については、従来技術を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
ステップ101は、具体的には、制御コマンドを、ネットワーク通信ポートを介して送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化することであってもよい。
前述の説明から、この実施形態によれば、制御コマンドが、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化され、カプセル化されたネットワークデータパケットが、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信される、ということがわかる。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、ネットワークデータパケットを、RNDIS装置に、直接送信することが可能である。従って、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースを追加すること、及び、追加のドライバプログラムをインストールすることなしに、制御コマンドが、RNDIS装置に伝送されることが可能である。従来技術における解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、かつ、RNDIS装置に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
実施形態2
この実施形態は、RNDIS装置の観点から説明される。RNDIS装置は、具体的には、RNDISポート上で使用される、無線データカードであってもよい。
制御方法は、ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信し(ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、ネットワークデータパケット内にカプセル化されており)、受信されたネットワークデータパケットをカプセル開放して、制御コマンドを取得し、制御コマンドの指示に従って、動作を実行することを含む。
図2を参照すると、特定のプロセスは、以下の通りであってもよい。
201:ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットが受信され、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、ネットワークデータパケット内にカプセル化されている。コマンドは、ATコマンド、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドであってもよい。
例えば、ユーザ装置によって送信された、コネクションベースのTCPデータパケットが受信されてもよく、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、TCPデータパケット内にカプセル化されており、又は、
コネクションレスのUDPデータパケットが、ユーザ装置から受信され、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、UDPデータパケット内にカプセル化されている。
具体的には、ネットワークデータパケットは、ユーザ装置と、RNDIS装置との間に作成された、ネットワーク通信ポートを介して受信されてもよい。ネットワーク通信ポートは、任意のポートであってもよく、しかし、ポート番号は、他の既知のアプリケーションのポート番号と同じであってはならない。
202:受信されたネットワークデータパケットは、カプセル開放されて、制御コマンドが取得され、これについては、以下に詳細に説明する。
RNDIS装置は、受信されたネットワークデータパケットが、制御コマンドを運ぶかどうかを判定する。制御コマンドが運ばれている場合、ネットワークデータパケットは、カプセル開放され、制御コマンドが運ばれていない場合、RNDIS装置は、受信されたネットワークデータパケットが、通常のネットワークデータであると判断し、データを、ネットワーク側に送信する。
203:ステップ202で取得された制御コマンドの指示に従って、動作(例えば、ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断)が実行される。
必要に応じて、RNDIS装置は、更に、応答メッセージを返してもよく、そして、ブロードキャストデータパケットを送信することによって、装置ステータスの変化を、システムに報告してもよい。
例えば、RNDIS装置は、応答メッセージを、図3cに示すフォーマット内にカプセル化し、メッセージを、ユーザ装置に送信する。
前述の説明から、この実施形態によれば、ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットが受信され(ここで、制御コマンドが、ネットワークデータパケット内にカプセル化されており)、ネットワークデータパケットがカプセル開放されて、制御コマンドが取得され、制御コマンドの指示に従って、動作が実行される、ということがわかる。これにより、ユーザ装置は、RNDIS装置に対する制御を実現する。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、ネットワークデータパケットを、RNDIS装置に、直接送信することが可能である。従って、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースを追加すること、及び、追加のドライバプログラムをインストールすることなしに、制御コマンドが、RNDIS装置に伝送されることが可能である。従来技術における解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、かつ、RNDIS装置に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
実施形態3
実施形態1、及び実施形態2で説明された方法に従って、以下のセクションでは、詳細な説明のために、例を使用する。
この実施形態では、ユーザ装置がPCであり、ネットワークデータパケットがコネクションレスのUDPデータパケットであり、制御コマンドがATコマンドである例が採用される。
図3aを参照すると、特定のプロセスは、以下の通りであってもよい。
301:ネットワーク通信ポートが、PCと、RNDIS装置との間に作成され、ここで、ネットワーク通信ポートは、RNDIS装置と通信するために使用され、任意のポートであってもよい。しかし、ポート番号は、他の既知のアプリケーションのポート番号と同じであってはならない。説明の便宜のために、本発明の実施形態では、ネットワーク通信ポートは、RNDIS制御プログラムのポートと呼ばれる。
例えば、図3bを参照すると、図3bは、PCと、RNDIS装置との間の通信の概略シナリオ図である。図3bから、ファイル転送プロトコル(FTP)アプリケーションのポート番号は、21であり、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)アプリケーションのポート番号は、80である、ということがわかる。PC内での、使用されているポート番号は、21、及び80のみであると仮定すると、RNDIS制御プログラムのポートXは、ポート21、及び80を除く、任意のポートであってもよい。
RNDIS装置は、ネットワーク装置であるため、PC内のアプリケーションは、ネットワークデータを、RNDIS装置に、ネットワーク通信ポートを介して直接送信することが可能である。
302:ステップ301で作成されたネットワーク通信ポート上で、PCは、ユーザ定義の制御コマンドを、RNDIS装置に発行する必要があり、例えば、ATコマンドが、コネクションレスのUDPデータパケット内にカプセル化される。
例えば、図3cを参照すると、図3cは、ATコマンドをカプセル化するためにUDPデータパケットを使用する、データパケットフォーマットである。ATフラグフィールドは、ユーザ定義の制御コマンドの、識別フィールドである。このフィールドのサイズは、8バイトに設定されてもよい。ATコマンドデータフィールドは、ユーザ定義の制御コマンドの、データフィールドである。このフィールドのサイズは、可変であり、これは、データのサイズに従って設定されてもよい。このフィールドの最大サイズは、1464バイトであってもよい。
UDPデータパケット(この中に、ATコマンドがカプセル化されている)では、インターネットヘッダフィールド、インターネットプロトコル(IP)ヘッダフィールド、及びUDPヘッダフィールドのフォーマットは、従来のUDPデータパケットフォーマットと同じである。インターネットヘッダフィールドのサイズは、14バイトであり、IPヘッダフィールドのサイズは、20バイトであり、UDPヘッダフィールドのサイズは、8バイトである。しかし、UDPデータパケットが、RNDIS装置によって受信されることが可能であることを確実にするために、インターネットヘッダのターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスは、RNDIS装置内の、MACアドレス又はブロードキャストアドレスを使用する必要がある。同様に、UDPデータパケットが、RNDIS装置によって受信されることが可能であることを確実にするために、IPヘッダ内のターゲットIPアドレスも、RNDIS装置の、IPアドレス又はブロードキャストアドレスのアドレスを使用する必要がある。
303:PCは、UDPデータパケット(この中に、ATコマンドがカプセル化されている)を、RNDIS装置に送信する。
304:RNDIS装置は、PCによって送信されたUDPデータパケットを受信し、UDPデータパケットがATコマンドを運ぶかどうかを判定する(例えば、UDPデータパケット内のAT識別子が一致するかどうかを判定する)。UDPデータパケットがATコマンドを運ぶ場合、受信されたUDPデータパケットは、カプセル開放されて、ATコマンドが取得される。特定のパケットカプセル開放方法については、従来技術を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。UDPデータパケットがATコマンドを運ばない場合(例えば、データパケット内のAT識別子が一致しない場合)、UDPデータパケットは、通常のUDPデータパケットであると判断され、RNDISは、UDPデータパケットを、ネットワーク側に直接送信する。
305:RNDIS装置は、ステップ304で取得されたATコマンドの指示に従って、動作(例えば、ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断)を実行する。
必要に応じて、RNDIS装置は、UDPデータパケットに応答することによって、対応するATコマンドに応答してもよく、そして、ブロードキャストデータパケットを送信することによって、RNDIS装置の装置ステータスの変化を、PCに報告してもよい。
前述の説明は、ネットワークデータパケットが、コネクションレスのUDPデータパケットである場合を、例として使用したにすぎないということに留意されたい。その他のネットワークデータパケット(例えば、コネクションベースのTCPデータパケット)も使用されてもよいということを理解されたい。更に、制御コマンドも、ATコマンドに加えて、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドであってもよい。
前述の説明から、この実施形態によれば、ATコマンドが、RNDIS装置に送信されるUDPデータパケット内にカプセル化され、カプセル化されたUDPデータパケットが、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信される、ということがわかる。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、UDPデータパケットを、RNDIS装置に、直接送信することが可能である。従って、この解決法では、新たな制御インタフェースが追加される必要はなく、RNDIS装置の、元のインタフェースが使用される。従来技術における、新たな制御インタフェースを追加することを必要とする解決法と比較して、この解決法は、ユーザの使用を容易にする。更に、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースが追加される必要がないため、追加のドライバプログラムがインストールされる必要はない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、かつ、RNDIS装置に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
実施形態4
ユーザ装置と、RNDIS装置との間に作成された、ネットワーク通信ポートに加えて、CDインタフェース、又はHIDインタフェースも、制御コマンドをカプセル化して送信するために、RNDIS装置に追加されてもよい。すなわち、制御コマンドは、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおいてカプセル化され、そして、RNDIS装置に、CDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して送信される。
実施形態1と同様に、この実施形態も、ユーザ装置の観点から説明される。ユーザ装置は、PC又はラップトップなどの、端末装置であってもよい。
図4を参照すると、制御方法が提供され、この方法の特定のプロセスは、以下の通りであってもよい。
401:制御コマンドが、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケット内にカプセル化される。
制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用される。コマンドは、具体的には、ATコマンド、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドであってもよい。
402:カプセル化されたネットワークデータパケットは、RNDIS装置を制御するために(例えば、ダイヤルアップを要求するため、PINをロック解除するため、又は、RNDIS装置上のダイヤルアップを切断するために)、RNDIS装置に、RNDIS装置上に設定されたCD、又はHIDインタフェースを介して送信される。
前述の説明から、この実施形態によれば、制御コマンドが、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケット内にカプセル化され、カプセル化されたデータパケットが、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に、RNDIS装置上に設定されたCDフォーマット、又はHIDインタフェースを介して送信される、ということがわかる。従来のPCシステムは、CDインタフェース、又はHID装置の、汎用ドライバプログラムを含むため、この解決法では、追加のドライバプログラムがインストールされる必要はない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させる。
実施形態5
実施形態4に対応して、この実施形態は、RNDIS装置の観点から説明される。
図5を参照すると、制御方法が提供され、この方法の特定のプロセスは、以下の通りであってもよい。
501:データパケットが、ユーザ装置から、RNDIS装置上に設定されたCDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して受信され、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されている。
ここでのデータパケットは、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケットであることに留意されたい。
502:受信されたデータパケットは、カプセル開放されて、制御コマンド(ATコマンド、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドなど)が取得される。具体的には、以下の通りである。
RNDIS装置は、受信されたネットワークデータパケットが、制御コマンドを運ぶかどうかを判定する。制御コマンドが運ばれている場合、ネットワークデータパケットは、カプセル開放され、制御コマンドが運ばれていない場合、RNDIS装置は、受信されたデータパケットが、通常のデータであるかどうかを判定し、データパケットを、従来技術に従って処理する。
503:ステップ502で取得された制御コマンドの指示に従って、動作(ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断など)が実行される。
前述の説明から、この実施形態によれば、ユーザ装置によって送信されたデータパケットが、CDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して受信され(ここで、制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されており)、データパケットがカプセル開放されて、制御コマンドが取得される、ということがわかる。その後、制御コマンドの指示に従って、動作が実行される。従って、ユーザ装置は、RNDIS装置に対する制御を実現する。従来のPCシステムは、CDインタフェース、又はHID装置の、汎用ドライバプログラムを含むため、この解決法では、追加のドライバプログラムがインストールされる必要はない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させる。しかし、この解決法は追加のインタフェースを追加することを必要とするため、実施形態1、2、及び3による技術的解決法と比較して、この解決法は、実施がより複雑である。
実施形態6
実施形態4、及び実施形態5で説明された方法に従って、以下のセクションでは、詳細な説明のために、例を使用する。
実施形態3と同様に、この実施形態では、ユーザ装置がPCであり、制御コマンドがATコマンドである例が、やはり採用される。実施形態3とは異なり、この実施形態では、PCと、RNDIS装置との間に、通信ネットワークポートは作成されず、しかし、CDインタフェース、又はHIDインタフェースが、RNDIS装置に追加される。この解決法は、主として、複合装置(compositional device)(例えば、USB装置)へのインタフェースをサポートする装置に適用可能である。以下のセクションでは、簡潔な説明のために、ユーザ装置がPCであり、制御コマンドがATコマンドであることを、例として採用する。
最初に、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケット(これと共に、制御コマンドがカプセル化されている)を受信するように構成された、CDインタフェース、又はHIDインタフェースが、RNDIS装置に追加される必要がある。但し、元のRNDISポートは、一般的なデータパケットを受信するために、依然として使用される。図6aを参照すると、図6aは、PCと、RNDIS装置との間の通信の概略シナリオ図である。PCシステムは、CDインタフェース、又はHID装置のための、汎用ドライバプログラムを、すでに提供している。従って、この技術的解決法は、追加のドライバプログラムを必要としない。
図6bを参照すると、特定のプロセスは、以下の通りであってもよい。
601:PCは、RNDIS装置に送信されるユーザ定義の制御コマンド(ATコマンドなど)を、CD、又はHIDインタフェースに送信されるデータパケット内にカプセル化する。
602:PCは、データパケット(この中に、ATコマンドがカプセル化されている)を、RNDIS装置に送信する。
603:RNDIS装置は、PCから送信されたデータパケットを、CD、又はHIDインタフェースを介して受信し、データパケットがATコマンドを運ぶかどうかを判定する(例えば、データパケット内のAT識別子が一致するかどうかを判定する)。データパケットがATコマンドを運ぶ場合、受信されたデータパケットは、カプセル開放されて、ATコマンドが取得される。パケットカプセル開放方法については、従来技術を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。データパケットがATコマンドを運ばない場合(例えば、データパケット内のATコマンドが一致しない場合)、データパケットは、通常のCD、又はHIDデータであると判断され、従来技術に従って処理される。
604:RNDIS装置は、ステップ603で取得されたATコマンドの指示に従って、動作(例えば、ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断)を実行する。
必要に応じて、RNDIS装置は、データパケットに応答することによって、対応するATコマンドに応答してもよく、そして、ブロードキャストデータパケットを送信することによって、装置ステータスの変化を、PCに報告してもよい。
前述のセクションは、ATコマンドを、説明のための例として使用したにすぎないということに留意されたい。また、その他のコマンド(DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンド)も使用されてもよいということを理解されたい。
前述の説明から、この実施形態によれば、追加のCD、又はHIDインタフェースが、RNDIS装置上に追加され、ATコマンドが、RNDIS装置に送信されるデータパケット内にカプセル化され、カプセル化されたデータパケットが、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に、CDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して送信される、ということがわかる。従来のPCシステムは、CDインタフェース、又はHID装置の、汎用ドライバプログラムを含むため、この解決法では、追加のドライバプログラムがインストールされる必要はない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させる。しかし、この解決法は追加のインタフェースを必要とするため、実施形態3と比較して、実施がより複雑である。
実施形態7
実施形態1〜3で提供される方法のより良い実施のために、本発明のこの実施形態は、ユーザ装置を更に提供する。図7aに示すように、このユーザ装置は、第1のカプセル化ユニット701と、第1の送信ユニット702とを含む。
第1のカプセル化ユニット701は、制御コマンドを、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化するように構成され、ここで、制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用される。
ネットワークデータパケットは、コネクションベースのTCPデータパケット、又は、コネクションレスのUDPデータパケットであってもよい。コマンドは、ATコマンドであってもよい。
第1の送信ユニット702は、第1のカプセル化ユニット701によってカプセル化されたネットワークデータパケットを、RNDIS装置を制御するために(例えば、ダイヤルアップの要求を初期化するため、PINをロック解除するため、又は、RNDIS装置上のダイヤルアップを切断するために)、RNDIS装置に送信するように構成される。
必要に応じて、図7bを参照すると、ユーザ装置は、第1の作成ユニット703も含んでもよい。
第1の作成ユニット703は、RNDIS装置と通信するためのネットワーク通信ポートを作成するように構成される。ネットワーク通信ポートは、任意のポートであってもよい。しかし、ポート番号は、他の既知のアプリケーションのポート番号と同じであってはならない。作成方法については、従来技術を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
同時に、第1のカプセル化ユニット701は、制御コマンドを、第1の作成ユニット703によって作成されたネットワーク通信ポート上の、ネットワークデータパケット内にカプセル化するように特に構成される。
必要に応じて、ユーザ装置は、RNDIS装置によって返された、制御コマンドに関する応答を受信し、そして、RNDIS装置によって報告された、RNDIS装置の装置ステータスの変化を更に受信するように構成された、第1の受信ユニットを更に含んでもよい。
ユニットの詳細な実施については、前述の実施形態を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
前述の説明から、この実施形態では、ユーザ装置の第1のカプセル化ユニット701が、制御コマンドを、RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化してもよい、ということがわかる。次に、第1の送信ユニット702が、カプセル化されたネットワークデータパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に送信する。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、ネットワークデータパケットを、RNDIS装置に、直接送信することが可能である。従って、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースを追加すること、及び、追加のドライバプログラムをインストールすることなしに、制御コマンドが、RNDIS装置に伝送されることが可能である。従来技術における、新たな制御インタフェースを追加すること、及び、ドライバプログラムを追加してインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、かつ、RNDIS装置に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
実施形態8
実施形態4〜6で提供される方法のより良い実施のために、本発明のこの実施形態は、ユーザ装置を更に提供する。図8に示すように、このユーザ装置は、第2のカプセル化ユニット801と、第2の送信ユニット802とを含む。
第2のカプセル化ユニット801は、制御コマンドを、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケット内にカプセル化するように構成され、ここで、制御コマンドは、RNDIS装置を制御するために使用される。コマンドは、ATコマンド、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドであってもよい。
第2の送信ユニット802は、第2のカプセル化ユニット801によってカプセル化されたデータパケットを、RNDIS装置を制御するために(例えば、ダイヤルアップの要求を初期化するため、PINをロック解除するため、又は、RNDIS装置上のダイヤルアップを切断するために)、RNDIS装置に、RNDIS装置上に配置されたCDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して送信するように構成される。
前述の説明から、この実施形態で提供されるユーザ装置の、第2のカプセル化ユニット801が、制御コマンドを、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケット内にカプセル化し、第2の送信ユニット802が、データパケットを、RNDIS装置を制御するために、RNDIS装置に、RNDIS装置上に設定されたCD、又はHIDインタフェースを介して送信する、ということがわかる。従来のPCシステムは、CDインタフェース、又はHID装置の、汎用ドライバプログラムを含むため、この解決法では、追加のドライバプログラムがインストールされる必要はない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させる。
実施形態9
実施形態7に対応して、本発明のこの実施形態は、RNDIS装置を更に提供する。図9に示すように、このRNDIS装置は、第1の受信ユニット901と、第1のカプセル開放ユニット902と、第1の処理ユニット903とを含む。
第1の受信ユニット901は、ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信するように構成され、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンド(例えば、ATコマンド、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンド)が、ネットワークデータパケット内にカプセル化されている。ネットワークデータパケットは、コネクションベースのTCPデータパケット、又は、コネクションレスのUDPデータパケットであってもよい。
第1のカプセル開放ユニット902は、第1の受信ユニット901によって受信されたネットワークデータパケットを、カプセル開放して、制御コマンドを取得するように構成される。詳細については、前述の実施形態を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
第1の処理ユニット903は、第2のカプセル開放ユニット902によって取得された制御コマンドの指示に従って、動作(例えば、ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断)を実行するように構成される。
受信ユニット901は、ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを、ユーザ装置と、RNDIS装置との間に作成された、ネットワーク通信ポートを介して受信するように特に構成される。ネットワーク通信ポートは、任意のポートであってもよく、しかし、ポート番号は、他の既知のアプリケーションのポート番号と同じであってはならない。
必要に応じて、RNDIS装置は、応答を、ユーザ装置に返すように構成された、第1の応答ユニットも含んでもよい。応答ユニットは、更に、ブロードキャストデータパケットを送信することによって、装置ステータスの変化を、ユーザ装置に報告してもよい。
前述のユニットの詳細な実施については、前述の実施形態を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
RNDIS装置は、具体的には、RNDISポートを使用する、無線データカードであってもよい。
前述の説明から、この実施形態で提供されるRNDIS装置の、第1の受信ユニット901が、ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信することが可能であり、ここで、制御コマンドが、ネットワークデータパケット内にカプセル化されており、第1のカプセル開放ユニット902が、データパケットをカプセル開放して、制御コマンドを取得し、次に、第1の処理ユニット903が、制御コマンドの指示に従って、動作を実行する、ということがわかる。これにより、ユーザ装置は、RNDIS装置を制御する。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置は、ネットワークデータパケットを、RNDIS装置に、直接送信することが可能である。従って、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースを追加することも、追加のドライバプログラムをインストールすることもなしに、制御コマンドが、RNDIS装置に伝送されることが可能である。従来技術における、新たな制御インタフェースを追加すること、及び、ドライバプログラムを追加してインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、かつ、RNDIS装置に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
実施形態10
実施形態8に対応して、この実施形態は、RNDIS装置を更に提供する。図10に示すように、このRNDIS装置は、第2の受信ユニット1001と、第2のカプセル開放ユニット1002と、第2の処理ユニット1003とを含む。
第2の受信ユニット1001は、データパケットを、ユーザ装置から、CDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して受信するように構成され、ここで、RNDIS装置を制御するために使用される制御コマンドが、データパケット内にカプセル化されている。
ここでのデータパケットは、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるものであることに留意されたい。
第2のカプセル開放ユニット1002は、第2の受信ユニット1001によって受信されたデータパケットを、カプセル開放して、制御コマンド(ATコマンド、DIAGコマンド、又は、その他の、ユーザ定義のコマンドなど)を取得するように構成される。詳細については、前述の実施形態を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
第2の処理ユニット1003は、第2のカプセル開放ユニット1002によって取得された制御コマンドの指示に従って、動作(例えば、ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断)を実行するように構成される。
RNDIS装置は、具体的には、RNDISポートを使用する、無線データカードであってもよい。
前述の説明から、この実施形態によって提供されるRNDIS装置の、第2の受信ユニット1001が、データパケット(この中に、制御コマンドがカプセル化されている)を、ユーザ装置から、CDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して受信し、第2のカプセル開放ユニット1002が、データパケットをカプセル開放して、制御コマンドを取得し、次に、第2の処理ユニット1003が、制御コマンドの指示に従って、動作を実行する、ということがわかる。これにより、ユーザ装置は、RNDIS装置を制御する。従来のPCシステムは、CDインタフェース、又はHID装置の、汎用ドライバプログラムを含むため、この解決法では、追加のドライバプログラムがインストールされる必要はない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させる。
実施形態11
対応して、この実施形態は、通信システムを提供する。図11に示すように、この通信システムは、本発明の実施形態によって提供される、任意のユーザ装置700と、任意のRNDIS装置900とを含む。
ユーザ装置700は、制御コマンドを、RNDIS装置900に送信されるネットワークデータパケット内に、あるいは、CDフォーマット、又はHIDインタフェースフォーマットにおけるデータパケット内に、カプセル化し、カプセル化されたネットワークデータパケットを、RNDIS装置900に送信し、あるいは、カプセル化されたデータパケットを、RNDIS装置に、RNDIS装置上に設定されたCDインタフェース、又はHIDインタフェースを介して送信し、これにより、RNDIS装置900を制御するように構成される。制御コマンドは、RNDIS装置900を制御するために使用され、そして、ATコマンドであってもよい。ネットワークデータパケットは、具体的には、TCPデータパケット、又はUDPデータパケットであってもよい。
RNDIS装置900は、ユーザ装置700によって送信されたネットワークデータパケット、又はデータパケットを受信し(ここで、RNDIS装置900を制御するために使用される制御コマンドが、ネットワークデータパケット、又はデータパケット内にカプセル化されており)、ネットワークデータパケット、又はデータパケットをカプセル開放して、制御コマンドを取得し、次に、制御コマンドの指示に従って、動作(例えば、ダイヤルアップ、PINのロック解除、又は、ダイヤルアップの切断)を実行するように構成される。
特定の実施では、必要に応じて、ユーザ装置700は、RNDIS装置900と通信するためのネットワーク通信ポートを作成し、制御コマンドを、ネットワーク通信ポート上の、ネットワークデータパケット内にカプセル化するように、更に構成される。ネットワーク通信ポートは、任意のポートであってもよく、しかし、ポート番号は、他の既知のアプリケーションのポート番号と同じであってはならない。
同時に、RNDIS装置900は、ネットワークデータパケットを、ユーザ装置と、RNDIS装置との間に作成された、ネットワーク通信ポートを介して受信するように特に構成される。
必要に応じて、RNDIS装置900は、応答メッセージを返すように、かつ、ブロードキャストデータパケットを送信することによって、装置ステータスの変化を、システムに報告するように、更に構成される。
同時に、ユーザ装置700は、RNDIS装置900によって返された応答メッセージを受信するように、かつ、装置ステータスの変化を報告するように、更に構成される。
前述のユニットの詳細な実施については、前述の実施形態を参照されたい(これについては、ここでは詳細に説明しない)。
前述の説明から、この実施形態による通信システムにおける、ユーザ装置700が、制御コマンドを、RNDIS装置900に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化し、カプセル化されたUDPデータパケットを、RNDIS装置900を制御するために、RNDIS装置900に送信する、ということがわかる。従来のネットワークアーキテクチャでは、ユーザ装置700は、ネットワークデータを、RNDIS装置900に、直接送信することが可能である。従って、この解決法を使用すれば、新たな制御インタフェースが追加される必要はなく、RNDIS装置900の、元のインタフェースが使用される。従来技術における、追加の制御インタフェースを追加することを必要とする解決法と比較して、この解決法は、ユーザの使用を容易にする。更に、追加のドライバプログラムがインストールされる必要もない。従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、この解決法は、適用の複雑さを減少させ、更に、この解決法は、RNDIS装置900に対する特別な要求を有さず、これは、一般的に適用可能であり、かつ、実施が容易である。
本発明のこの実施形態でも、制御チャネルを作成するために、追加のCD、又はHIDインタフェースが追加されてもよい、ということに留意されたい。しかし、ユーザ装置700の従来のシステムは、CD、又はHIDインタフェースのための汎用ドライバプログラムを、すでに含む。従って、この解決法は、追加のドライバプログラムを必要とせず、これによっても、従来技術における、追加のドライバプログラムをインストールすることを必要とする解決法と比較して、適用の複雑さが減少する。
前述の実施形態の、全て、又は一部のステップは、ハードウェアに指示するプログラムによって実施されてもよい、ということを当業者は理解できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。記憶媒体は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、又はコンパクトディスクであってもよい。
上記では、本発明の実施形態による、制御方法、装置、及びシステムの、詳細な紹介を提供した。本発明の原理、及び実施について、特定の実施形態を介して、本出願において詳細に説明したが、この説明は、本発明の方法、及び核となる概念の理解を容易にするために使用されるものにすぎない。同時に、当業者は、本発明の特定の実施、及び範囲に関して、本発明の概念に従って、本発明に対して修正、及び変形を行うことが可能である。結論として、本明細書は、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (15)

  1. リモートネットワークドライバインタフェース仕様(RNDIS)装置を制御するために使用される制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化し、前記制御コマンドは、前記RNDIS装置が、ダイヤルアップの要求を初期化するように、又は、ダイヤルアップを切断するように前記RNDIS装置を制御するために使用され、
    カプセル化されたネットワークデータパケットを、前記RNDIS装置を制御するために、前記RNDIS装置に送信すること
    を含む、
    制御方法。
  2. 前記RNDIS装置は、RNDISポート上で使用される無線データカードである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信される前記ネットワークデータパケット内にカプセル化することは、
    前記制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信される、コネクションベースの伝送制御プロトコル(TCP)データパケット内にカプセル化すること、又は、
    前記制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信される、コネクションレスのユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケット内にカプセル化すること
    を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信される前記ネットワークデータパケット内にカプセル化することの前に、
    前記RNDIS装置と通信するためのネットワーク通信ポートを作成すること
    を更に含み、前記制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信される前記ネットワークデータパケット内にカプセル化することは、前記制御コマンドを、前記ネットワーク通信ポート上の、ネットワークデータパケット内にカプセル化することである、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記制御コマンドはATコマンドであって、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケットを用いて前記ATコマンドをカプセル化するためのネットワークデータパケットのフォーマットは、インターネットヘッダフィールド、インターネットプロトコル(IP)ヘッダフィールド、UDPヘッダフィールド、ATフラグフィールド、及びATコマンドデータフィールドを含み、前記ATフラグフィールドは、ユーザ定義の制御コマンドの識別フィールドであり、前記ATコマンドデータフィールドは、前記ユーザ定義の制御コマンドのデータフィールドであり、前記インターネットヘッダフィールド内のターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスは、前記RNDIS装置の、MACアドレス又はブロードキャストアドレスであり、前記IPヘッダフィールド内のターゲットIPアドレスは、前記RNDIS装置の、IPアドレス又はブロードキャストアドレスである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信し、リモートネットワークドライバインタフェース仕様(RNDIS)装置を制御するために使用される制御コマンドが、前記ネットワークデータパケット内にカプセル化されており、前記制御コマンドは、前記RNDIS装置が、ダイヤルアップの要求を初期化するように、又は、ダイヤルアップを切断するように前記RNDIS装置を制御するために使用され、
    前記ネットワークデータパケットをカプセル開放して、前記制御コマンドを取得し、
    前記制御コマンドの指示に従って、動作を実行すること
    を含む、制御方法。
  7. 前記ユーザ装置からの前記ネットワークデータパケットを受信することは、
    前記ユーザ装置によって送信された、コネクションベースの伝送制御プロトコル(TCP)データパケットを受信することであって、前記RNDIS装置を制御するために使用される前記制御コマンドが、前記TCPデータパケット内にカプセル化されていること、又は、
    前記ユーザ装置からの、コネクションレスのユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケットを受信することであって、前記RNDIS装置を制御するために使用される前記コマンドが、前記UDPデータパケット内にカプセル化されていること
    を含む、請求項に記載の方法。
  8. 前記ユーザ装置によって送信された前記ネットワークデータパケットを受信することは、
    前記ユーザ装置によって送信された前記ネットワークデータパケットを、前記ユーザ装置と、前記RNDIS装置との間に作成されたネットワーク通信ポートを介して受信すること
    を含む、請求項又はに記載の方法。
  9. 前記制御コマンドはATコマンドであって、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケットを用いて前記ATコマンドをカプセル化するためのネットワークデータパケットのフォーマットは、インターネットヘッダフィールド、インターネットプロトコル(IP)ヘッダフィールド、UDPヘッダフィールド、ATフラグフィールド、及びATコマンドデータフィールドを含み、前記ATフラグフィールドは、ユーザ定義の制御コマンドの識別フィールドであり、前記ATコマンドデータフィールドは、前記ユーザ定義の制御コマンドのデータフィールドであり、前記インターネットヘッダフィールド内のターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスは、前記RNDIS装置の、MACアドレス又はブロードキャストアドレスであり、前記IPヘッダフィールド内のターゲットIPアドレスは、前記RNDIS装置の、IPアドレス又はブロードキャストアドレスである、請求項6〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. リモートネットワークドライバインタフェース仕様(RNDIS)装置を制御するために使用される制御コマンドを、前記RNDIS装置に送信されるネットワークデータパケット内にカプセル化するように構成された、第1のカプセル化ユニットであって、前記制御コマンドは、前記RNDIS装置が、ダイヤルアップの要求を初期化するように、又は、ダイヤルアップを切断するように前記RNDIS装置を制御するために使用される、第1のカプセル化ユニットと、
    前記第1のカプセル化ユニットによってカプセル化された前記ネットワークデータパケットを、前記RNDIS装置を制御するために、前記RNDIS装置に送信するように構成された、第1の送信ユニットと
    を備える、ユーザ装置。
  11. 第1の作成ユニットを更に備え、
    前記第1の作成ユニットは、前記RNDIS装置と通信するためのネットワーク通信ポートを作成するように構成され、
    前記第1のカプセル化ユニットは、前記制御コマンドを、前記第1の作成ユニットによって作成された前記ネットワーク通信ポート上の、前記ネットワークデータパケット内にカプセル化するように特に構成される、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  12. 前記制御コマンドはATコマンドであって、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケットを用いて前記ATコマンドをカプセル化するためのネットワークデータパケットのフォーマットは、インターネットヘッダフィールド、インターネットプロトコル(IP)ヘッダフィールド、UDPヘッダフィールド、ATフラグフィールド、及びATコマンドデータフィールドを含み、前記ATフラグフィールドは、ユーザ定義の制御コマンドの識別フィールドであり、前記ATコマンドデータフィールドは、前記ユーザ定義の制御コマンドのデータフィールドであり、前記インターネットヘッダフィールド内のターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスは、前記RNDIS装置の、MACアドレス又はブロードキャストアドレスであり、前記IPヘッダフィールド内のターゲットIPアドレスは、前記RNDIS装置の、IPアドレス又はブロードキャストアドレスである、請求項10又は11に記載のユーザ装置。
  13. ユーザ装置によって送信されたネットワークデータパケットを受信するように構成された、第1の受信ユニットであって、リモートネットワークドライバインタフェース仕様(RNDIS)装置を制御するために使用される制御コマンドが、前記ネットワークデータパケット内にカプセル化されており、前記制御コマンドは、前記RNDIS装置が、ダイヤルアップの要求を初期化するように、又は、ダイヤルアップを切断するように前記RNDIS装置を制御するために使用される、第1の受信ユニットと、
    前記第1の受信ユニットによって受信された前記ネットワークデータパケットを、カプセル開放して、前記制御コマンドを取得するように構成された、第1のカプセル開放ユニットと、
    前記第1のカプセル開放ユニットによって取得された前記制御コマンドの指示に従って、動作を実行するように構成された、第1の処理ユニットと
    を備える、RNDIS装置。
  14. 前記第1の受信ユニットは、前記ユーザ装置によって送信された前記ネットワークデータパケットを、前記ユーザ装置と、前記RNDIS装置との間に作成された、ネットワーク通信ポートを介して受信するように特に構成される、
    請求項1に記載のRNDIS装置。
  15. 前記制御コマンドはATコマンドであって、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)データパケットを用いて前記ATコマンドをカプセル化するためのネットワークデータパケットのフォーマットは、インターネットヘッダフィールド、インターネットプロトコル(IP)ヘッダフィールド、UDPヘッダフィールド、ATフラグフィールド、及びATコマンドデータフィールドを含み、前記ATフラグフィールドは、ユーザ定義の制御コマンドの識別フィールドであり、前記ATコマンドデータフィールドは、前記ユーザ定義の制御コマンドのデータフィールドであり、前記インターネットヘッダフィールド内のターゲット媒体アクセス制御(MAC)アドレスは、前記RNDIS装置の、MACアドレス又はブロードキャストアドレスであり、前記IPヘッダフィールド内のターゲットIPアドレスは、前記RNDIS装置の、IPアドレス又はブロードキャストアドレスである、請求項13又は14に記載のRNDIS装置。
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